JP2011147923A - ウォータディスペンサ - Google Patents

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修 廣田
Yoshinari Kato
吉成 加藤
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Abstract

【課題】 所定の水素ガス溶存量を保持できるウォータディスペンサを提供する。
【解決手段】 ガロンから供給される飲料水を溜める貯留タンクと、貯留タンクから補充される飲料水を用いて水素ガスを生成する水素ガス発生器と、貯留タンクから補充される飲料水に水素ガス生成器から供給される水素ガスを溶解させて水素ガスが溶存する水素水を生成する水素ガス溶解槽と、前記水素ガスと前記飲料水とを混合して前記水素ガス溶解槽へ送ると共に前記水素ガス溶解槽で生成した前記水素水を前記貯留タンクへ戻すポンプ機構とを備え、水素ガスが溶存する所定の酸化還元電位を有する飲料水を常時貯留タンクより供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水素ガスが所定量溶存している飲料水を提供するウォータディスペンサに関するものである。
天然水やミネラル水等の飲料水が入った容器を装着して当該飲料水の冷水や温水をコックから提供するウォータディスペンサが汎用されており、水素ガスが溶存する飲料水を提供するウォータディスペンサの需要が高まりつつある。
例えば、給水ボトル付近に環状永久磁石を設けて給水ボトルから供給される飲料水に磁界を作用させ、この磁界の作用によって飲料水の水分子の水素結合を弱めて口当たりのよいまろやかな飲料水を提供するようにしたウォータサーバが提案され(特許文献1参照)、貯水タンクに金属マグネシウム粒や亜硫酸カルシウム粒を投入することにより貯水タンク内の水にミネラル分と水素ガスが溶けた硬質水素水を提供する硬質水素水サーバが提案され(特許文献2参照)、ウォータサーバ内のウォータタンクにマグネシウム粒を収納して飲料水とマグネシウムとを反応させて水素ガスを発生させ、当該水素ガスが溶存する飲料水を提供するウォータサーバが提案され(特許文献3参照)、また、電気分解により生成した水素ガスを飲料水の入ったボトルに吹き込んで活性水素水を得る活性水素水製造装置が提案されている(特許文献4参照)。
特開2007−210667号公報 実用新案登録第3150470号公報 実用新案登録第3128612号公報 特開2002−282871号公報
しかし、溶存する水素ガスは時間の経過と共に大気中に蒸散するという特性を有しているため、前記従来の各種ウォータサーバ(ウォータディスペンサ)や水素ガスが溶存する飲料水を充填したガロン等の容器を装着するウォータディスペンサや真水等の飲料水を使用して内部でこの飲料水に水素ガスを溶解させて水素ガスが溶存する飲料水を生成するウォータディスペンサ等では、飲料水の提供当初における水素ガス溶存量を保持することができず、ウォータサーバからコップへ注いだ飲料水には殆ど水素ガスが溶存していないという問題点があった。
そこで、本発明は、所定の水素ガス溶存量を保持できるウォータディスペンサを提供することを技術的課題とするものである。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
即ち、本発明に係るウォータディスペンサは、ガロンから供給される飲料水を溜める貯留タンクと、貯留タンクから補充される飲料水を用いて水素ガスを生成する水素ガス発生器と、貯留タンクから補充される飲料水に水素ガス生成器から供給される水素ガスを溶解させて水素ガスが溶存する水素水を生成する水素ガス溶解槽と、前記水素ガスと前記飲料水とを混合して前記水素ガス溶解槽へ送ると共に前記水素ガス溶解槽で生成した前記水素水を前記貯留タンクへ戻すポンプ機構とを備え、水素ガスが溶存する所定の酸化還元電位を有する飲料水を常時貯留タンクより供給するものである。
また、本発明に係るウォータディスペンサは、ガロンから供給される飲料水を貯留タンクに溜め、貯留タンク内の飲料水を水素ガス発生器に補充して水素ガスを生成させ、当該水素ガスを貯留タンクから水素ガス溶解槽に供給される前記飲料水に溶解させて水素ガスが溶存する水素水を生成させ、当該水素水を前記貯留タンクへ戻して水素ガスが溶存する所定の酸化還元電位を有する飲料水を常時貯留タンクより供給するウォータディスペンサであって、前記貯留タンクの飲料水を前記水素ガス発生器と前記水素ガス溶解槽とに供給する飲料水供給管路と、前記水素ガス発生器で生成した水素ガスを前記水素ガス溶解槽に供給する水素ガス供給管路と、前記水素ガス溶解槽内の水素水を前記貯留タンク内の飲料水に充填する水素水戻り管路と、前記飲料水供給管路と前記水素ガス供給管路とに連結されて前記貯留タンクの飲料水を前記水素ガス発生器と前記水素ガス溶解槽とに供給すると共に、前記水素ガス供給管路から送られてくる水素ガスと前記飲料水供給管路から送られてくる飲料水とを混合して前記水素ガス溶解槽に供給して前記水素ガス溶解槽内の水素水を前記水素水戻り管路を介して前記貯留タンクへ戻すポンプ機構とを備えているものである。
さらに、本発明は、前記いずれかのウォータディスペンサにおいて、ポンプ機構の駆動が、水素ガス溶存量の減少した貯留タンク内の飲料水を当初の水素ガス溶存量に戻すことができる量の水素水量を水素ガス溶解槽から貯留タンクへ戻し、当該水素水量を生成できる量の第一飲料水量を貯留タンクから水素ガス溶解槽へ供給し、当該水素水量を生成できる量の水素ガス量を水素ガス発生器から水素ガス溶解槽へ供給し、当該水素ガス量を生成できる量の第二飲料水量を貯留タンクから水素ガス発生器へ補充して前記水素水量と前記第一飲料水量と前記水素ガス量と前記第二飲料水量とを同時に満足させて貯留タンク内の水素ガス溶存量減少分を相殺するように制御されているものである。
本発明によれば、ウォータディスペンサ内の水素ガスが残存する飲料水を用いて減った量の水素ガスを補充できる水素ガス量を生成し、当該水素ガスを前記飲料水に溶解させて貯留タンクに戻す循環構造としたので、水素ガスが溶存する飲料水を充填したガロンから貯留タンクへ供給される飲料水の供給当初の水素ガス溶存量を効率的に保持することができるから、水素ガスが溶存する所定の酸化還元電位を有する飲料水を常時提供することができる。
また、本発明によれば、ガロンから供給された貯留タンク内の飲料水に水素ガスを溶解させて水素ガスが溶存する飲料水を提供し、貯留タンクの水素ガス溶存量減少分は、水素ガスが残存する飲料水を用いて減った量の水素ガスを補充できる水素ガス量を生成し、当該水素ガスを前記飲料水に溶解させて貯留タンクに戻す循環構造としたので、当初の所定量の水素ガス溶存量を効率的に保持することができるから、水素ガスが溶存する所定の酸化還元電位を有する飲料水を常時提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るウォータディスペンサの配管図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1において、1は、水素ガスが溶存する飲料水2を充填したガロン3の供給口4を下にして該供給口4を装着する容器装着部5と、容器装着部5に供給口4を嵌めた倒立状態のガロン3から容器装着部5を通って供給される飲料水2を溜める、第一貯留タンク6と第二貯留タンク7からなる貯留タンク8と、貯留タンク8の第二貯留タンク7から補充される飲料水2を用いて水素ガス9を生成する水素ガス発生器10と、第二貯留タンク7から補充される飲料水2に水素ガス生成器10から供給される水素ガス9を加圧環境下で溶解させて水素ガス9が溶存する水素水11を生成する水素ガス溶解槽12と、飲料水2を第二貯留タンク7から水素ガス発生器10と水素ガス溶解槽12との方向に向かって吸引すると共に、水素ガス9と飲料水2とを混合して水素ガス溶解槽12へ送り、水素ガス溶解槽12で生成した水素水11を貯留タンク8へ戻すポンプ機構13とを備えたウォータディスペンサである。
前記貯留タンク8は、常温の飲料水2を提供する前記第一貯留タンク6と冷えた飲料水2を提供する前記第二貯留タンク7とから構成されており、第一貯留タンク6の上部にはガロン3の供給口4を下にして装着する前記容器装着部5が設けられ、第一貯留タンク6内にはガロン3を倒立状態にして容器装着部5に供給口4を嵌めることにより供給口4内において上下方向に摺動自在に内接する供給量調節弁14を上部に立設して第一貯留タンク6内に溜まった飲料水2に浮かぶように内包された供給量調整内蓋15が設けられ、第一貯留タンク6の飲料水2が減って水位が下がれば、供給口4内の調整弁14が下がって調整弁14と供給口4との間に隙間が形成されて該隙間を通って倒立状態のガロン3から飲料水2が第一貯留タンク6へ供給され、第一貯留タンク6内の飲料水2の水位が上がることにより、調整弁14が上昇して前記隙間が塞がるようになっている。また、第一貯留タンク6には常温の飲料水2をコップ等に注ぐための第一蛇口16が取り付けられており、第一貯留タンク6の下部には該第一貯留タンク6の下方に配置された第二貯留タンク7へ第一貯留タンク6内の飲料水2を供給する連通管17が接続され、第二貯留タンク7の外周には第二貯留タンク7内の飲料水2を冷やすための冷却手段(図示せず。)が設けられて第二貯留タンク7には冷却飲料水をコップ等に注ぐための第二蛇口18が取り付けられている。
そして、前記第二貯留タンク7には、貯留タンク8の飲料水2を前記水素ガス発生器10と前記水素ガス溶解槽12とに供給する飲料水供給管路aが接続され、水素ガス発生器10と水素ガス溶解槽12とに向かって走る当該飲料水供給管路aは、分岐手段である分配チーズ19によって前記水素ガス発生器10に向かって走る水素ガス発生器側の飲料水供給管路a1と前記水素ガス溶解槽12に向かって走る水素ガス溶解槽側の飲料水供給管路a2とに分岐している。また、前記水素ガス発生器10には、水素ガス発生器10で生成した水素ガス9を前記水素ガス溶解槽12に供給する水素ガス供給管路bが接続され、前記水素ガス溶解槽12には、水素ガス溶解槽12内の水素水11を貯留タンク8内の飲料水2に充填する水素水戻り管路cが接続されており、水素ガス溶解槽側の飲料水供給管路a2と水素ガス供給管路bとは途中ポンプ機構13に連結されて合流し、ポンプ機構13において前記水素ガス供給管路bから送られてくる水素ガス9と水素ガス溶解槽側の前記飲料水供給管路a2から送られてくる飲料水2とが混合されて合流管路dを経由して前記水素ガス溶解槽12に供給され、前記水素ガス溶解槽12内の水素水11は前記水素水戻り管路cを通って貯留タンク8に戻るように配管されている。
前記水素ガス発生器10は、飲料水2を使用して電気分解により水素と酸素とを生成して酸素は大気中に排出する構造となっており、前記分配チーズ19によって分流された水素ガス発生用に使用される飲料水2は、水素ガス発生器10へ補充される飲料水2の流量を調節するバルブ20を介してカチオンフィルタ21を通過した後に水素ガス発生器10に注がれ、水素ガス発生器10で生成された水素ガス9はエアードレッシングフィルタ22によって空気抜きされた後に、前記ポンプ機構13の吸引によってポンプ機構13を介して前記水素ガス溶解槽12へ送られるように配管されている。
前記ポンプ機構13は、吸引ポンプ23と該吸引ポンプ23の吸引口に螺着した吸引チーズ24とから構成されており、前記第二貯留タンク7から送られてくる水素ガス溶解用の飲料水2と前記水素ガス発生器10から送られてくる水素ガス9とを吸引チーズ24を介して吸引ポンプ23内で混合して前記水素ガス溶解槽12へ送り込むように配管されている。従って、水素ガス溶解槽12で生成された水素水11は吸引ポンプ23の駆動によって水素ガス溶解槽12から押し出されて前記第二貯留タンク7へ送られる。
前記水素ガス発生器10と吸引ポンプ23との駆動は制御装置25によって制御されており、当該制御装置25は、水素ガス発生器10と吸引ポンプ23との電源回路を当該制御装置25に内蔵する記憶手段(メモリ)に予め記憶された駆動時間に従って開閉させることにより、間欠的に制御している。
前記制御装置25の制御により、吸引ポンプ23を作動させ、貯留タンク8内の飲料水2の溶存水素ガス量を所定量に戻すことができる量の水素ガスが溶存している水素水11を生成するために必要な飲料水量を第二貯留タンク7から水素ガス溶解槽12へ向かって吸引すると共に、当該飲料水2と水素ガス発生器10から送られてくる水素ガスとを吸引ポンプ23内で混合させて水素ガス溶解槽12へ送り込み、当該水素ガス溶解槽12で生成された水素水11を貯留タンク8に戻す。また、制御装置25の制御により、水素ガス発生器10を作動させ、前記水素水量を生成するためにバルブ20により調整された飲料水2の適量補充によって水素ガスを生成している。
これによって、水素ガス溶存量の減少した貯留タンク8内の飲料水2を当初の水素ガス溶存量に戻すことができる量の水素水量を水素ガス溶解槽12から第二貯留タンク7へ戻し、当該水素水量を生成できる量の第一飲料水量を第二貯留タンク7から水素ガス溶解槽12へ供給し、当該水素水量を生成できる量の水素ガス量を水素ガス発生器10から水素ガス溶解槽12へ供給し、当該水素ガス量を生成できる量の第二飲料水量を第二貯留タンク7から水素ガス発生器10へ補充し、前記水素水量と前記第一飲料水量と前記水素ガス量と前記第二飲料水量とを同時に満足させて貯留タンク8内の水素ガス溶存量減少分を相殺するように水素ガス発生器10と前記吸引ポンプ23とを制御している。
次に、動作について説明する。
ウォータディスペンサ1の容器装着部5にガロン3の供給口4を装着すれば、当該供給口4からガロン3内の飲料水2が空の第一貯留タンク6に供給されて連通管17を通って第二貯留タンク7に溜まる。第二貯留タンク7が飲料水2で満タンになれば、第一貯留タンク6内の飲料水2の水位が上昇し、当該供給口4に供給量調節弁14が摺動自在に装着されて供給口4内を上昇し、供給口4が供給量調節弁14で塞がることにより飲料水2の供給が停止する。そして、第一貯留タンク6の第一蛇口16から常温の飲料水2をコップへ注ぎ、また、第二貯留タンク7の第二蛇口18から冷却飲料水2をコップへ注げば、貯留タンク8内の飲料水2が減るので、第一貯留タンク6の水位が下がり、下がった分量の飲料水2がガロン3から供給される。ガロン3が空になれば、新しいガロン3をウォータディスペンサ1に装着しない限り、貯留タンク8には飲料水2が補充されないので、第一貯留タンク6が空になれば、続いて、第二貯留タンク7内の水位が下降することになる。
制御装置25に記憶された駆動時間になれば、水素ガス発生器10と吸引ポンプ23とに電源が投入され、吸引ポンプ23が駆動して第二貯留タンク7内の飲料水2が水素ガス溶解槽12へ向かって吸引され、途中、分配チーズ19を介して分流した飲料水2がバルブ20によって流量が調整されて水素ガス発生器10へ送られる。水素ガス発生器10では水素ガス9が生成され吸引ポンプ23の吸引によって吸引ポンプ23へ送られる。吸引ポンプ23では、第二貯留タンク7から送られてくる飲料水2と水素ガス発生器10から送られてくる水素ガス9とを混合して水素ガス溶解槽12へ送り込む。そして、水素ガス溶解槽12で生成された水素水11を貯留タンク8に戻す。
制御装置25に記憶された駆動の停止時間になれば、水素ガス発生器10と吸引ポンプ23とへの電源が閉鎖され、水素水11の貯留タンク8への送り込みが終了する。当該駆動開始と停止との制御が間欠的に実行される。
ガロン3から飲料水2が供給されることにより貯留タンク8は常時同量の飲料水2で満たされるが、ガロン3の交換なしに水素水11を貯留タンク8に充填する場合には、ガロン3から飲料水2が供給される限り、所定の溶存量を保持するように制御することによって当初の水素ガス溶存量が保持される。ガロン3が空になって飲料水2が供給されない場合には、貯留タンク8内の飲料水2は前記蛇口15,17から注がれるたびに減少し、その間、同一量の水素水11が充填されるので、前記所定の溶存量以上の水素ガスが存在することとなり、常時所定量以上の水素ガスが溶存する飲料水を提供することとなるから、この場合においても、貯留タンク8内の水素ガス溶存量減少分を相殺するように制御されていることには変わりはない。
水素ガスが溶存している飲料水2をウォータディスペンサ1に供給する場合には、ガロン3における当初水素ガス溶存量は既知であるから、当該当初水素ガス溶存量をウォータディスペンサ1における当初の水素ガス溶存量とし、水素ガスの所定溶存量とすればよく、水素ガスが溶存しない真水の飲料水をウォータディスペンサ1に供給する場合には、ウォータディスペンサ1が常時提供する所定の溶存量が当初の水素ガス溶存量となる。
具体的には、ウォータディスペンサ1における水素ガスの蒸散推移を測定して得た経験値を採用して、ガロン3、貯留タンク8、水素ガス発生器10及び水素ガス溶解槽12に満たされる飲料水の量、各管路a,b,c,dを通る飲料水の流量、吸引ポンプ23の吸引圧並びに水素ガス発生器10の水素純度・流量に基づいて算出した水素ガス発生器10と吸引ポンプ23との間欠駆動時間を制御装置25に記憶させておく。例えば、水素ガス濃度0.14ppm、酸化還元電位−267mV(−200mV以下)の飲料水の場合には、当該数値を保持できるように15分間連続駆動を45分間隔で実施する制御をすればよい。また、真水(例えば、水素ガス濃度0ppm、酸化還元電位+286mV)の場合には、最初に70分間連続駆動させて水素ガス濃度0.11ppm、酸化還元電位−236mV(−200mV以下)を当初の水素ガス溶存量とした後に水素ガスが溶存する飲料水を提供すればよい。
本発明によれば、ウォータディスペンサには常時所定量溶存している飲料水を提供できる状態にあるから、水素ガスが豊富に溶け込んでいる飲料水をいつでも飲料することができ、健康飲料の補給手段として利用できる。
1 ウォータディスペンサ
2 飲料水
3 ガロン
4 供給口
5 容器装着部
6 第一貯留タンク
7 第二貯留タンク
8 貯留タンク
9 水素ガス
10 水素ガス発生器
11 水素水
12 水素ガス溶解槽
13 ポンプ機構
14 供給量調節弁
15 供給量調整浮き蓋
16 第一蛇口
17 連通管
18 第二蛇口
19 分配チーズ
20 バルブ
21 カチオンフィルタ
22 エアードレッシングフィルタ
23 吸引ポンプ
24 吸引チーズ
25 制御装置

Claims (3)

  1. ガロンから供給される飲料水を溜める貯留タンクと、貯留タンクから補充される飲料水を用いて水素ガスを生成する水素ガス発生器と、貯留タンクから補充される飲料水に水素ガス生成器から供給される水素ガスを溶解させて水素ガスが溶存する水素水を生成する水素ガス溶解槽と、前記水素ガスと前記飲料水とを混合して前記水素ガス溶解槽へ送ると共に前記水素ガス溶解槽で生成した前記水素水を前記貯留タンクへ戻すポンプ機構とを備え、水素ガスが溶存する所定の酸化還元電位を有する飲料水を常時貯留タンクより供給することを特徴とするウォータディスペンサ。
  2. ガロンから供給される飲料水を貯留タンクに溜め、貯留タンク内の飲料水を水素ガス発生器に補充して水素ガスを生成させ、当該水素ガスを貯留タンクから水素ガス溶解槽に供給される前記飲料水に溶解させて水素ガスが溶存する水素水を生成させ、当該水素水を前記貯留タンクへ戻して水素ガスが溶存する所定の酸化還元電位を有する飲料水を常時貯留タンクより供給するウォータディスペンサであって、前記貯留タンクの飲料水を前記水素ガス発生器と前記水素ガス溶解槽とに供給する飲料水供給管路と、前記水素ガス発生器で生成した水素ガスを前記水素ガス溶解槽に供給する水素ガス供給管路と、前記水素ガス溶解槽内の水素水を前記貯留タンク内の飲料水に充填する水素水戻り管路と、前記飲料水供給管路と前記水素ガス供給管路とに連結されて前記貯留タンクの飲料水を前記水素ガス発生器と前記水素ガス溶解槽とに供給すると共に、前記水素ガス供給管路から送られてくる水素ガスと前記飲料水供給管路から送られてくる飲料水とを混合して前記水素ガス溶解槽に供給して前記水素ガス溶解槽内の水素水を前記水素水戻り管路を介して前記貯留タンクへ戻すポンプ機構とを備えていることを特徴とするウォータディスペンサ。
  3. ポンプ機構の駆動が、水素ガス溶存量の減少した貯留タンク内の飲料水を当初の水素ガス溶存量に戻すことができる量の水素水量を水素ガス溶解槽から貯留タンクへ戻し、当該水素水量を生成できる量の第一飲料水量を貯留タンクから水素ガス溶解槽へ供給し、当該水素水量を生成できる量の水素ガス量を水素ガス発生器から水素ガス溶解槽へ供給し、当該水素ガス量を生成できる量の第二飲料水量を貯留タンクから水素ガス発生器へ補充して前記水素水量と前記第一飲料水量と前記水素ガス量と前記第二飲料水量とを同時に満足させて貯留タンク内の水素ガス溶存量減少分を相殺するように制御されている請求項1又は2記載のウォータディスペンサ。
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