JP2011147508A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スロットマシン、パチンコ機等に代表される遊技台に関する。 The present invention relates to a game machine represented by a slot machine, a pachinko machine and the like.
従来、スロットマシンなどの遊技台は、内部にリールユニットや制御装置、メダルの払出装置などを収納した筐体部に、ストップボタンやスタートレバーなどの操作手段、ランプやスピーカなどの演出装置を備えた前面扉をヒンジを介して蝶着すると共に、外部から筐体内部に不正行為を行なえないように前面扉にキー式の施錠装置を設け、例えば店員がキーを施錠装置に差し込んで時計回りに回すと開錠操作、反時計回りに回すと制御装置にエラー解除のリセット信号が送信されるなどして、不正行為の防止と、エラー状態からの復帰を1つの施錠装置にて行なうことができる遊技台が提案されている(例えば特許文献1)。 Conventionally, a gaming machine such as a slot machine is provided with an operation unit such as a stop button and a start lever, and an effect device such as a lamp and a speaker in a housing portion that houses a reel unit, a control device, and a medal payout device. The front door is hinged via a hinge, and a key-type locking device is provided on the front door to prevent unauthorized actions inside the housing. For example, a store clerk inserts the key into the locking device and turns it clockwise. When it is turned, the unlocking operation is performed, and when it is turned counterclockwise, a reset signal for error cancellation is transmitted to the control device, so that it is possible to prevent fraud and return from the error state with one locking device. A game table has been proposed (for example, Patent Document 1).
ところが、上述の発明では、不正行為の発生を防止する機能としては、施錠装置による前面扉の開放禁止という物理的な不正防止機能しか有しておらず、一度不正に前面扉が開放されてしまうと、その後不正を防止することができなかった。 However, in the above-described invention, the function for preventing the occurrence of fraud has only a physical fraud prevention function of prohibiting the opening of the front door by the locking device, and the front door is opened illegally once. And then fraud could not be prevented.
本発明は、以上の問題に鑑み、不正行為を未然に防止できる遊技台を提供することにある。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a gaming machine that can prevent fraud.
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技台は、内部に複数種類の図柄を変動表示する表示手段を収納可能な筐体と、遊技操作を行う操作手段を備えた開閉可能な前面扉と、前記前面扉を施錠する施錠装置と、遊技台にエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラーに関連する制御を実行する制御手段と、を備えた遊技台であって、前記制御手段は、所定のエラー解除方法に応じて前記エラーを解除する制御を行なうと共に、所定条件の成立に基づいて、前記エラー解除方法とは異なる第2のエラー解除方法に切替えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a gaming table according to the present invention includes a housing capable of accommodating display means for variably displaying a plurality of types of symbols therein, and an openable / closable front door provided with operation means for performing a game operation. A gaming machine comprising: a locking device that locks the front door; an error detection unit that detects that an error has occurred in the gaming table; and a control unit that executes control related to the error, The control means performs control for canceling the error in accordance with a predetermined error canceling method, and switches to a second error canceling method different from the error canceling method based on establishment of a predetermined condition. .
以上のように、本発明では、未然に不正を防止することができる。 As described above, the present invention can prevent fraud in advance.
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン100の斜視図である。
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a perspective view of a
図1に示すスロットマシン100は、本体101と、本体101の正面に取付けられ、本体101に対して開閉可能な前面扉102と、を備える。本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。これらのリール110乃至112はステッピングモータ等の駆動装置により回転駆動される。
A
本実施形態において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール110乃至112は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示装置として機能する。なお、このような表示装置としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
In the present embodiment, an appropriate number of symbols are printed on the belt-like member at equal intervals, and the
各々のリール110乃至112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
A backlight (not shown) for illuminating the individual symbols displayed on the
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン114は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを有効な入賞ラインとして有効として設定してもよく、ベット数に関係なく、一律に同一数の入賞ラインを有効な入賞ラインとして設定してもよい。
The winning
告知ランプ123は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ124は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ128は演出用のランプである。
The
ベットボタン130乃至132は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダル(クレジットという)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、ベットボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、ベットボタン131が押下されると2枚投入され、ベットボタン132が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、ベットボタン132はMAXベットボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ129は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ121が点灯する。
The
メダル投入口141は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、ベットボタン130乃至132により電子的に投入することもできるし、メダル投入口141から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器125は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器127は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、および、払出枚数表示器127は、7セグメント(14G)表示器とした。
The
スタートレバー135は、リール110乃至112の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望するメダル枚数を投入するか、ベットボタン130乃至132を操作して、スタートレバー135を操作すると、リール110乃至112が回転を開始することとなる。スタートレバー135に対する操作を遊技の開始操作と言う。
The
ストップボタンユニット136には、ストップボタン137乃至139が設けられている。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール110乃至112に対応づけられている。以下、ストップボタン137乃至139に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。なお、各ストップボタン137乃至139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン137乃至139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
The
メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン134は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口155から排出するためのボタンである。ドアキー孔140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。
The
ストップボタンユニット136の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル162が設けられている。タイトルパネル162の下部には、メダル払出口155、メダルの受け皿161が設けられている。
Below the
音孔143はスロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉102の左右各部に設けられたサイドランプ144は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉102の上部には演出装置160が配設されており、演出装置160の上部には音孔143が設けられている。この演出装置160は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ163a、左シャッタ163bからなるシャッタ(遮蔽装置)163と、このシャッタ163の奥側に配設された液晶表示装置157(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ163a、左シャッタ163bが液晶表示装置157の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置157(図示省略)の表示画面がスロットマシン100正面(遊技者側)に出現する構造となっている。なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成している。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
The
図2(a)は、前面扉を開けた状態のスロットマシン100を示す正面図である。筐体101は、上面板261、左側の側面板260、右側の側面板260、下面板264および背面板242で囲われ、前面に開口する箱体である。筐体101の内部には、背面板242の上部に設けた通風口249と重ならない位置に、内部に主制御基板を収納した主制御基板収納ケース210が配置され、この主制御基板収納ケース210の下方に、3つのリール110乃至112が配置されている。主制御基板収納ケース210及びリール110乃至112の側方、即ち向って左側の側面板260には、内部に副制御基板を収納した副制御基板収納ケース220が配設してある。また、向かって右側の側面板260には、主制御基板に接続されて、スロットマシン100の情報を外部装置に出力する外部集中端子板248が取り付けられている。
FIG. 2A is a front view showing the
そして、下面板264には、メダル払出装置180(バケットに溜まったメダルを払出す装置)が配設され、このメダル払出装置180の上方、即ちリール110乃至112の下方には、電源基板を有する電源装置252が配設され、電源装置252正面には電源スイッチ244を配設している。電源装置252は、スロットマシン100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部、各装置に供給する。さらには、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えばコンデンサ)を備えている。
The
メダル払出装置180の右側には、メダル補助収納庫240が配設してあり、この背後にはオーバーフロー端子が配設されている(図示省略)。電源装置252には、電源コード264を接続する電源コード接続部が設けられ、ここに接続された電源コード264が、筐体101の背面板242に開設した電源コード用穴262を通して外部に延出している。
A medal
前面扉102は、筐体101の左側の側面板260にヒンジ装置276を介して蝶着され、図柄表示窓113の上部には、演出装置160、および、この演出装置160を制御する演出制御基板(図示省略)、上部スピーカ272、を設けている。図柄表示窓113の下部には、投入されたメダルを選別するためのメダルセレクタ170、このメダルセレクタ170が不正なメダル等をメダル受皿161に落下させる際にメダルが通過する通路266等を設けている。さらに、音孔143に対応する位置には低音スピーカ277を設けている。また図柄表示窓の下方には、各種演出装置への配線を中継する中継端子板279が設けられている。また、前面扉102の左端には、縦長形状の施錠装置280が設けられている。
The
図2(b)は中継端子板279の拡大図である。本実施形態では、一定時間内に不正が連続して行なわれた場合などに、エラー解除方法にランダム性を持たせ、指定された解除パターンでないと、遊技可能状態に復帰できないような構成となっており、決定された解除パターン番号がこの中継端子板279の解除パターン表示LED290に表示される。
FIG. 2B is an enlarged view of the
次に、図3及び図4を用いて、施錠装置280の作動態様について説明する。
Next, the operation | movement aspect of the
図3(a)は、施錠装置280の背面斜視図である。施錠装置280は、正面から見た前面扉102の右側面部に渡って固着できるように本体部281が縦長に構成されており、中央部に錠前部282が設けられている。
FIG. 3A is a rear perspective view of the
図3(b)は、錠前部282のA部拡大図である。錠前部280は、キーが挿入されるケース部281と、ケース内に設けられた回転軸と固着し、キーの回転操作によって、時計方向と反時計方向に一定角度回転可能に構成されたカム部282と、制御部にエラー状態の解除を伝達するリセット検知用センサ284と、制御部に前面扉102の開放状態を伝達する扉開放用検知センサ285と、リセット検知用検知片286及び扉開放用検知片287を備えたセンサ検知部283にて構成される。
FIG. 3B is an enlarged view of part A of the
そして未操作状態から、図4(a)に示すように、キー288をスロットマシン100の正面から見て反時計回りに回すと、カム部282も同方向に回転し、センサ検知部283に当接して、センサ検知部283が上方に持ち上げられた状態となり、リセット検知用検知片286がリセット検知用センサ284にて検知され、検知信号が制御部に伝達される。一方、図4(b)に示すように、キー288をスロットマシン100の正面から見て時計回りに回すと、カム282も同方向に回転し、センサ検知部283に当接して、センサ検知部283が下方に押し下げられた状態となり、扉開放用検知片287が扉開放用検知センサ285にて検知され、検知信号が制御部に伝達される。
4A, when the key 288 is turned counterclockwise when viewed from the front of the
次に図5を用いて、スロットマシン100の制御部の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
Next, the circuit configuration of the control unit of the control unit of the
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の進行を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて、主な演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、によって構成されている。
The control unit of the
<主制御部>
まず、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムデータ、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器314が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。さらには、CPU304は、電源が投入されるとROM306の所定エリアに格納された分周用のデータをカウンタタイマ312に送信し、カウンタタイマ312は受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに割り込み要求をCPU304に送信する。CPU304は、この割込み要求を契機に各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、水晶発振器314が出力するクロック信号を8MHz、カウンタタイマ312の分周値を1/256、ROM306の分周用のデータを47に設定した場合、割り込みの基準時間は、256×47÷8MHz=1.504msとなる。
<Main control unit>
First, the
基本回路302は、0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している乱数発生回路316と、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路338を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路338から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
The
また、電圧を監視する電圧監視回路330と、WDT313(ウォッチドッグタイマー)が設けられている。
In addition, a
また、基本回路302には、センサ回路320を設けており、CPU304は、割り込み時間ごとに各種センサ318(ベットボタン130センサ、ベットボタン131センサ、ベットボタン132センサ、メダル投入口141から投入されたメダルのメダル受付センサ、スタートレバー135センサ、ストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、ストップボタン139センサ、精算ボタン134センサ、メダル払出装置180から払い出されるメダルのメダル払出センサ、リール110のインデックスセンサ、リール111のインデックスセンサ、リール112のインデックスセンサ、等)の状態を監視している。なお、上述したリセット検知用センサ284及び扉開放用検知センサ285もこのセンサ回路320で監視される。
Further, the
なお、センサ回路320がスタートレバーセンサのHレベルを検出した場合には、この検出を示す信号を乱数発生回路316に出力する。この信号を受信した乱数発生回路316は、そのタイミングにおける値をラッチし、抽選に使用する乱数値を格納するレジスタに記憶する。
When the
メダル受付センサは、メダル投入口141の内部通路に2個設置されており、メダルの通過有無を検出する。スタートレバー135センサは、スタートレバー135内部に2個設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、および、ストップボタン139は、各々のストップボタン137乃至139に設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
Two medal acceptance sensors are installed in the internal passage of the
ベットボタン130センサ、ベットボタン131センサ、および、ベットボタン132センサは、メダル投入ボタン130乃至132のそれぞれに設置されており、RAM308に電子的に貯留されているメダルを遊技への投入メダルとして投入する場合の投入操作を検出する。精算ボタン134センサは、精算ボタン134に設けられている。精算ボタン134が一回押されると、電子的に貯留されているメダルを精算する。メダル払出センサは、メダル払出装置180が払い出すメダルを検出するためのセンサである。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
The
リール110のインデックスセンサ、リール111のインデックスセンサ、および、リール112のインデックスセンサは、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールフレームに設けた遮光片が通過するたびにLレベルになる。CPU304は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
The index sensor of the
主制御部300は、リール装置110乃至112に設けたステッピングモータを駆動する駆動回路322を設けており、投入されたメダルを選別するメダルセレクタ170に設けたソレノイドを駆動する駆動回路324を設けており、メダル払出装置180に設けたモータを駆動する駆動回路326を設けており、各種ランプ338(入賞ライン表示ランプ120、告知ランプ123、遊技メダル投入可能ランプ124、再遊技ランプ122、遊技メダル投入ランプ129は、遊技開始ランプ121、貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、払出枚数表示器127)を駆動する駆動回路328を設けている。
The
また、基本回路302には、情報出力回路334(外部集中端子板248)を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路334を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路652にスロットマシン100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。また、本実施形態では、エラーの解除方法を示す情報や、誤った解除動作があった場合は、その旨の情報をも出力する。
Further, an information output circuit 334 (external concentration terminal board 248) is connected to the
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースを備えており、第1副制御部400との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
In addition, the
<副制御部>
次に、スロットマシン100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主制御部300が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402は、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第1副制御部400の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータ等が記憶されたROM406が設けている。
<Sub control unit>
Next, the first
CPU404は、所定のタイミングでデータバスを介してROM406の所定エリアに格納された分周用のデータをカウンタタイマ412に送信する。カウンタタイマ412は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに割り込み要求をCPU404に送信する。CPU404は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
The
また、第1副制御部400には、音源IC418を設けており、音源IC418に出力インタフェースを介してスピーカ272、277を設けている。音源IC418は、CPU404からの命令に応じてアンプおよびスピーカ272、277から出力する音声の制御を行う。音源IC418には音声データが記憶されたS−ROM(サウンドROM)が接続されており、このROMから取得した音声データをアンプで増幅させてスピーカ272、277から出力する。
The first
また、第1副制御部400には、駆動回路422が設けられ、駆動回路422に入出力インタフェースを介して各種ランプ420(上部ランプ、下部ランプ、サイドランプ144、タイトルパネル162ランプ、等)を設けている。また主制御部300から送信されてきたエラー解除パターンの送信コマンドに基づく解除パターン表示LED290への解除パターン表示も、駆動回路422にて行なわれる。
The first
また、CPU404は、出力インタフェースを介して第2副制御部500へ信号の送受信を行う。スロットマシン100の第2副制御部500では、演出画像表示装置157や各種演出用駆動装置165の制御を行う。第2副制御部500は、例えば、液晶表示装置157の制御を行う制御部、各種演出用駆動装置165の制御を行う制御部とするなど、複数の制御部で構成するようにしてもよい。第2副制御部は、演出画像表示装置157の表示制御を行ったり、演出用の駆動装置165を制御したりする。
In addition, the
次に、図6を用いて、スロットマシン100の電源投入時に主制御部300のCPU304にて実行される電源投入処理について説明する。なお、同図は、電源投入処理の流れを示す。
Next, a power-on process executed by the
スロットマシン100の電源スイッチがONされると、主制御部300のCPU304にて、以下に説明する電源投入処理が実行される。
When the power switch of the
ステップ101では、各種のイニシャル処理(初期化処理)を行う。
In
ステップ102では、RAM308の少なくとも一部に異常があるか否かを判定する。そして、RAM308に異常がある場合はステップS103に進み、異常が無い場合はステップ104に進む。なお、RAM308の異常を検出する方法は種々考えられるが、例えば、同一の情報を2つの第1の記憶領域及び第2の記録領域に記憶しておき、電源投入後に、第1の記憶領域に記憶された情報と、第2の記憶領域に記憶された情報を比較し、両者が異なる場合に異常と判定する方法が一例として挙げられる。
In
ステップ103では、RAMエラー処理を行う。このRAMエラー処理では、使用スタックエリアを除く全てのRAM308の記憶領域をクリアする準備を行ったり、第1副制御部400にエラー発生コマンドの送信準備等を行ったりする。
In
ステップ104では、設定キースイッチがON状態か否かを判定する。そして、設定キースイッチがON状態の場合はステップS105に進み、OFF状態の場合はステップS106に進む。ここで、設定キースイッチは、本体101の内部に設けられ、スロットマシン100の遊技モード(以下、設定値とも言う)の設定変更を行ったり、変更した設定値の確認をしたりするスイッチである。なお、設定値とは、所定期間の遊技を行ったときに遊技者が賭け数として遊技台に使用した遊技媒体の総数に対して、遊技台が払い出した遊技媒体の総数の割合を調整するための値であり、いわゆる「払出率」と称されるもので、複数段階の設定値、例えば、設定「1」〜設定「6」まで設定可能である。
In
ステップ105では、設定値変更処理を行う。ここで、設定変更処理は、設定値を変更する処理であり、具体的には、本体101の内部に設けられた設定変更スイッチを押下することにより、設定値を設定することができる。なお、本実施の形態においては、設定変更処理の開始時には、設定変更可能状態であることを示す設定変更可能状態コマンドを送信する準備を行い、また、設定変更処理の終了時には、設定変更終了を示す設定変更終了コマンドを送信する準備を行う。
In
ステップ106では、強制RAMクリアがON状態か否かを判定する。具体的には、電源が投入され、且つリセットスイッチのリセットボタンが長押し(例えば、5秒間の押下)されたことに基づき、強制RAMクリアのON状態とする。そして、強制RAMクリアがON状態の場合はステップ107に進み、OFF状態の場合はステップ109に進む。
In
ステップ107では、初期状態遊技開始処理を行う。この初期状態遊技開始処理では、「設定値の記憶領域」や「RAM308のクリア時に使用するスタック領域を除く記憶領域」のクリア、自動精算及び打ち止めの有無などの設定、内部当選の有無の設定、第1副制御部400に対する制御コマンドの送信などを行う。
In
ステップ108では、遊技実行処理を行う。
In
ステップ109では、復帰処理によりスロットマシン100を電源が遮断された前の状態に復帰し、後述する遊技実行処理を再開する。
In
<主制御部メイン処理>
次に図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
<Main control unit main processing>
Next, the main control unit main process executed by the
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)338を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図7に示す主制御部メイン処理を実行する。
As described above, the
電源投入が行われると、まず、ステップ1001で各種の初期設定を行う。この初期設定では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定、割込禁止の設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT313への動作許可及び初期値の設定等を行う。ステップ1003ではメダル投入・スタート操作受付処理を実行する。ここではメダルの投入の有無をチェックし、メダルの投入に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合は、前回の遊技で投入されたメダル枚数と同じ数のメダルを投入する処理を行うので、遊技者によるメダルの投入が不要となる。また、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタートレバー135の操作があればステップ1005へ進む。
When the power is turned on, first, various initial settings are made in
ステップ1005では投入されたメダル枚数を確定し、有効な入賞ラインを確定する。ステップ1007では乱数発生回路316で発生させた乱数を取得する。ステップ1009では、現在の遊技状態に応じてROM306に格納されている入賞役抽選テーブルを読み出し、これとステップ1007で取得した乱数値とを用いて内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役(作動役を含む)に内部当選した場合、その入賞役のフラグがONになる。ステップ1011では内部抽選結果に基づき、リール停止データを選択する。
In
ステップ1013では全リール110乃至112の回転を開始させる。ステップ1015では、ストップボタン137乃至139の受け付けが可能になり、いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリール110乃至112の何れかをステップ1011で選択したリール停止制御データに基づいて停止させる。全リール110乃至112が停止するとステップ1017へ進む。ステップ1017では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、何らかの入賞役に対応する絵柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン上に「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならばベル入賞と判定する。ステップ1019では払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを入賞ライン数に応じて払い出す。ステップ1021では遊技状態制御処理を行う。以上により1ゲームが終了する。以降ステップ1003へ戻って上述した処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
In
<主制御部300タイマ割込処理>
次に図8を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
<
Next, a main control unit timer interrupt process executed by the
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
The
ステップ1101では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
In
ステップ1103では、WDT313のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
In
ステップ1105では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種センサ318のセンサ回路320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ318ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。
In
ステップ1107では、各種遊技処理を行う。具体的には、割込みステータスを取得し(各種センサ318からの信号に基づいて各種割込みステータスを取得する)、このステータスに従った処理を行う(例えば、取得した各ストップボタン137乃至139の割込みステータスに基づいて、停止ボタン受付処理を行う)。また、現在、メダル投入可能状態(前回の遊技状態制御の終了からスタート操作受付まで)に精算ボタン134の操作が行なわれた場合、クレジット精算処理を行なう。
In
ステップ1009では、リールのウェイト処理やリールの自動停止処理など、遊技に使用される各種タイマを更新するタイマ更新処理を行う。
In
ステップ1111では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、まずはステップ1105において信号状態記憶領域に記憶した各種センサ318の信号状態を読み出して、メダル投入異常及びメダル払出異常等に関するエラーの有無を監視し、エラーを検出した場合には(図示省略)エラー処理を実行させる。さらに、現在の遊技状態に応じて、メダルセレクタ170(メダルセレクタ170内に設けたソレノイドが動作するメダルブロッカ)、各種ランプ338、各種の7セグメント(14G)表示器の設定を行う。また本実施形態では、一定時間内に不正が連続して行なわれた場合などに、エラー解除方法にランダム性を持たせ、指定された解除パターンでないと、遊技可能状態に復帰できないようにする処理もこのステップにて行う。詳細は後述する。
In
ステップ1113では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は本実施形態では16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、スタートレバー受付コマンド、演出抽選処理に伴う演出コマンド、リール110乃至112の回転を開始に伴う回転開始コマンド、ストップボタン137乃至139の操作の受け付けに伴う停止ボタン受付コマンド、リール110乃至112の停止処理に伴う停止位置情報コマンド、メダル払出処理に伴う払出枚数コマンド及び払出終了コマンド等)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
In
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。本実施形態ではこれらの遊技情報に加え、デバイス監視処理で設定したエラーフラグ、エラー解除フラグ、誤解除操作フラグに関するコマンドも設定する。
In the first
ステップ1115では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路334を介してスロットマシン100とは別体の情報入力回路652に出力する。本実施形態では、デバイス監視処理で設定したエラーフラグ、エラー解除フラグ、誤解除操作フラグに関するコマンドも外部出力され、その後上記フラグはリセットされる。また、後述するエラー解除パターンを外部出力するように構成してもよい。
In
ステップ1117では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップ1121に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップ1119に進む。
In
ステップ1119では、タイマ割込終了処理を終了する各種処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップ1101で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定等行う。その後、図7に示す主制御部メイン処理に復帰する。
In
一方、ステップ1121では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、図11に示す主制御部メイン処理に復帰する。
On the other hand, in
次に、図9を用いて、デバイス監視処理について説明する。なお、同図はデバイス監視処理を示すフローチャートである。 Next, device monitoring processing will be described with reference to FIG. This figure is a flowchart showing device monitoring processing.
ステップ1201では、滞留エラー監視処理を実行する。この処理は、メダルセレクタ170やメダル払出装置180などで、一定期間内にエラーが連続で起こるなどの異常が検出された場合に、特殊エラーに関連する処理を行なう。詳細は後述する。
In
ステップ1202では、エラー処理を実行する。この処理は、特殊エラーカウンタの値を用いて、エラー解除パターンにランダム性を持たせる処理である。詳細は後述する。
In
ステップ1203では、エラー解除処理を行なう。この処理は、特殊エラーが検知された場合などに、リセット検知用センサ284や扉開放用検知センサ285からの検知信号を監視して、エラー解除方法が、決定されたエラー解除パターン通りか否かを判別し、正常手順であれば、特殊なエラー状態を解除する処理である。詳細は後述する。
In
ステップ1204では、その他のデバイス、例えば各種ランプや7セグメントLEDなどの監視処理を実行する
次に、図10を用いて、滞留エラー監視処理について説明する。なお、同図は滞留エラー監視処理を示すフローチャートである。
In
ステップ1301では、メダルセレクタ170で、不正やメダル詰まりなどが検知されたか否かを判別する。本実施形態では、セレクタに配置したセンサの切替わりが所定時間(例えば、1000ms)ない状態のときに異常と検知する。
In
ステップ1302では、セレクタ用エラータイマが0であるか否かを判別する。セレクタ用エラータイマは、前回のセレクタ異常時にセットされたタイマ値が、上述したタイマ更新処理にてデクリメントされる。
In
ステップ1303では、ステップ1303でのセレクタ用エラータイマ(例えば2000ms)をセットする。
In
ステップ1304では、セレクタエラーフラグをセットする。
In
ステップ1305では、ステップ1302にてセレクタ用エラータイマが0ではない、即ち、前回のエラーから時間が経過していないのに、再度エラーが発生した場合に、不正の可能性が高いと判断して、特殊エラーカウンタを1インクリメントする。なお、設定値変更などのリセット信号が検知された場合には、特殊エラーカウンタは初期化される。
In step 1305, if the error timer for selector is not 0 in
ステップ1306では、特殊セレクタエラーフラグをセットする。
In
ステップ1307では、メダル払出装置180で、不正やメダル詰まりなどが検知されたか否かを判別する。この処理も、上述したステップ1301と同様、センサがメダル検知後、所定時間経過しても検知が継続してる場合にエラーと判別する。
In
ステップ1308では、払い出し用エラータイマが0であるか否かを判別する。
In
ステップ1309では、ステップ1308でのセレクタ用エラータイマ(例えば2000ms)をセットする。
In
ステップ1310では、セレクタエラーフラグをセットする。
In
ステップ1311では、ステップ1308にてセレクタ用エラータイマが0ではない、即ち、前回のエラーから時間が経過していないのに、再度エラーが発生した場合に、不正の可能性が高いと判断して、特殊エラーカウンタを1インクリメントする。
In
ステップ1312では、特殊セレクタエラーフラグをセットする。
In
次に、図11を用いて、エラー処理について説明する。なお、同図はエラー処理を示すフローチャートである。 Next, error processing will be described with reference to FIG. This figure is a flowchart showing error processing.
ステップ1401では、いずれかのエラーフラグが存在するか否かを判別する。
In
ステップ1402では、特殊エラーカウンタ値を、エラーを解除するための操作手順である解除パターン数(本実施形態では3)で除算する。エラー解除パターン0はリセット検知用センサ284の検知、エラー解除パターン1は扉開放用検知センサ285の検知、エラー解除パターン2は扉開放用検知センサ285の検知及びベットボタン130の検知である。
In
ステップ1403では、ステップ1402の計算で算出された余り数値をエラー解除パターンにセットする。
In
ステップ1404では、解除パターン表示LED290に表示する決定されたエラー解除パターンの表示データをセットする。
In
ステップ1405では、スロットマシン100を遊技無効状態(メダルブロッカを返却状態、BET操作無効、スタート操作無効、ストップ操作無効など)にする。
In
次に、図12を用いて、エラー解除処理について説明する。なお、同図はエラー解除処理を示すフローチャートである。 Next, the error cancellation process will be described with reference to FIG. This figure is a flowchart showing the error cancellation processing.
ステップ1501では、現在、遊技無効状態であるか否かを判別する。
In
ステップ1502では、リセット検知用センサ284からの検知信号が存在するか否かを判別する。
In
ステップ1503では、エラー解除パターンが0であるか否かを判別する。エラー解除パターン0は、施錠装置280を反時計回りに操作して、リセット検知センサ284にて検知されることが解除条件である。
In
ステップ1504では、扉開放用検知センサ285からの検知信号が存在するか否かを判別する。
In
ステップ1505では、ベットボタン130が操作された否かを判別する。
In
ステップ1506では、エラー解除パターンが1であるか否かを判別する。このステップは、扉開放用検知センサ285は検知したが、ベットボタン130の操作検出は検知されていない状態、即ち、エラー解除パターン1の解除方法にて操作された場合に選択されるステップである。
In
ステップ1507では、エラー解除パターンが2であるか否かを判別する。このステップは、扉開放用検知センサ285が検知され、かつ、ベットボタン130の操作も検知された場合、即ち、エラー解除パターン2の解除方法にて操作された場合に選択されるステップである。
In step 1507, it is determined whether or not the error release pattern is 2. This step is a step selected when the door
ステップ1508では、誤解除操作フラグをセットする。
In
ステップ1509では、エラー解除フラグをセットする。
In
ステップ1510では、スロットマシン100を遊技有効状態にする。
In
以上のように、本発明に係る遊技台は、内部に複数種類の図柄を変動表示する表示手段を収納可能な筐体と、遊技操作を行う操作手段を備えた開閉可能な前面扉と、前記前面扉を施錠する施錠装置と、遊技台にエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラーに関連する制御を実行する制御手段と、を備えた遊技台であって、前記制御手段は、所定のエラー解除方法に応じて前記エラーを解除する制御を行なうと共に、所定条件の成立に基づいて、前記エラー解除方法とは異なる第2のエラー解除方法に切替えることを特徴とした。 As described above, the gaming table according to the present invention includes a housing capable of accommodating display means for variably displaying a plurality of types of symbols therein, an openable front door provided with operation means for performing a game operation, A gaming machine comprising: a locking device that locks the front door; an error detection unit that detects that an error has occurred in the game table; and a control unit that executes control related to the error, wherein the control unit Performs control for canceling the error in accordance with a predetermined error canceling method, and switches to a second error canceling method different from the error canceling method based on establishment of a predetermined condition.
上記実施形態では、施錠装置280の操作方法によって、施錠とリセット(エラー解除)を行なえるように構成すると共に、通常状態では発生し難い所定条件が発生した場合に、不正が行なわれていると判断し、エラー解除方法を通常の方法とは異ならせるようにした。所定条件としては、エラーの発生が短期間に多発したことの他にも、エラーの発生から、エラー解除までの時間が短い、エラー解除から次のエラー解除までの時間が短い、エラー解除から次のエラー発生までの時間が短いなど様々な条件が考えられる。またディップスイッチや設定画面で第2のエラー解除方法に手動で切替えられるように構成してもよい。
In the above embodiment, it is configured that locking and resetting (error release) can be performed by the operation method of the
これらの構成により、エラー解除の際に筐体を開放した場合などに実行される不正行為(所謂クレ満ゴト、ホッパーゴトなど)を防止することができる。 With these configurations, it is possible to prevent fraudulent acts (so-called clerk goto, hopper goto, etc.) executed when the housing is opened at the time of error cancellation.
また本発明の別の態様では、更に、前記所定条件は、前記エラー解除方法の操作態様が異常と検知された場合であることを特徴とした。 In another aspect of the present invention, the predetermined condition is that the operation mode of the error canceling method is detected as abnormal.
上記実施形態では、指定されたエラーを解除するリセット操作において不正が行なわれたか否かを、変更された第2の解除方法が正しく行なわれたか否かによって判別するように構成した。 In the above-described embodiment, it is configured to determine whether or not fraud has been performed in the reset operation for canceling the designated error, depending on whether or not the changed second canceling method has been performed correctly.
よって、単純なメダル詰まりなどによるエラーと、不正が行なわれている可能性が高いエラーと区別することができるので、一般の遊技者に配慮しつつ、店員の監視負担も軽減することができる。 Therefore, it is possible to distinguish an error due to a simple clogging of medals and an error that is likely to be fraudulent, so that it is possible to reduce the monitoring burden on the store clerk while considering general players.
また本発明の別の態様では、更に、前記施錠装置は、前記エラー解除方法による操作を検知する操作検知手段を備え、誤った前記解除方法が行なわれた場合に、その操作履歴を検出することを特徴とした。 In another aspect of the present invention, the locking device further includes an operation detection unit that detects an operation by the error canceling method, and detects an operation history when the erroneous canceling method is performed. It was characterized.
上記実施形態では、リセット操作を検出するリセット検知用センサ284において、リセット信号のみを検出するだけではなく、不正行為が行なわれていると判断された場合に、その後に行なわれるエラー解除操作の履歴も検知するように構成した。
In the above embodiment, the
よって、1つの検知センサで、リセット操作と不正操作を検出することができ、また警報やホールコンピュータなどへの信号を出力することが可能となる。 Therefore, it is possible to detect a reset operation and an unauthorized operation with one detection sensor, and it is possible to output a signal to an alarm or a hall computer.
また本発明の別の態様では、更に、正規の遊技メダルか否かを判別する判別手段を備え、前記エラーは、前記判別手段内部に前記遊技メダル又は不正部材が滞留していることが検出された場合であることを特徴とした。 According to another aspect of the present invention, there is further provided discrimination means for discriminating whether or not the game medals are legitimate game medals, and it is detected that the game medals or illegal members are staying in the discrimination means. It was characterized by that.
上記実施形態では、エラーが、筐体内のメダルセレクタ170やメダル払出装置180のメダル通路にメダルや不正器具が滞在してることを示す滞在エラーであることとした。
In the above embodiment, the error is a stay error indicating that a medal or an illegal instrument is staying in the medal passage of the
よって、不正器具を筐体内に滞在させながら行なわれる不正行為を効果的に防止できる。 Therefore, it is possible to effectively prevent fraudulent acts that are performed while the unauthorized device stays in the housing.
また本発明の別の態様では、更に、前記判別手段は、外部から投入された前記遊技メダルが正規なメダルか否かを判別するメダルセレクタであることを特徴とした。 In another aspect of the present invention, the determination means is a medal selector that determines whether or not the game medal inserted from the outside is a regular medal.
よって、メダル投入口141などから不正な部材を進入させて、セレクタ170を不正操作すること不正なクレジット加算を行なう行為(所謂クレジット満タンゴト)を効果的に防止できる。
Therefore, it is possible to effectively prevent an illegal credit addition operation (so-called credit full tangoto) by making an unauthorized member enter from the
また本発明の別の態様では、更に、前記第2のエラー解除方法の情報を外部に出力する出力手段を備えたことを特徴とした。 Another aspect of the present invention is characterized by further comprising output means for outputting information on the second error canceling method to the outside.
よって、現在の解除方法が複数設定された解除方法のいずれかであるかを店舗側で確認できるので、店員がエラー解除を行なう際に、出力された情報よりスムーズな復旧操作が可能となる。 Therefore, since the store side can confirm whether the current release method is one of a plurality of release methods set, when the store clerk cancels the error, a smoother recovery operation than the output information becomes possible.
また本発明の別の態様では、更に、前記筐体内部に、前記第2のエラー解除方法を報知する報知手段を備えたことを特徴とした。 Further, according to another aspect of the present invention, it is further characterized in that a notifying means for notifying the second error canceling method is provided inside the casing.
上記実施形態では、中継端子279に、今回のエラー解除パターンが複数設定された解除パターンのいずれかであるかを表示する解除パターン表示LED290を設けた。
In the embodiment, the
よって、店員は解除パターンを確認しながら操作を行なえるので、スムーズな復旧動作が可能となる。 Therefore, since the store clerk can perform the operation while confirming the release pattern, a smooth recovery operation is possible.
なお、エラー解除方法の切り替えは、様々な変更が考えられる。例えば、開錠操作とリセット操作の操作回転方向を逆にしたり、スタートレバー135などの他の操作手段を付加したり、解除操作を、時計回り2回、反時計回り3回など手順を増やしたり、時計回りに操作してから10秒待って反時計回りに操作するなど操作無効時間を設けたりしてもよい。
Note that various changes can be considered for switching the error canceling method. For example, reverse the rotation direction of the unlocking operation and reset operation, add other operation means such as a
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。 As mentioned above, although the Example of this invention was described, it has only illustrated the specific example and does not specifically limit this invention. Further, the actions and effects described in the embodiments of the invention only list the most preferable actions and effects resulting from the present invention, and the actions and effects according to the present invention are described in the embodiments of the present invention. It is not limited to what was done.
本発明は、スロットマシン、パチンコ機等に代表される遊技台に適用することが可能である。 The present invention can be applied to game machines represented by slot machines, pachinko machines and the like.
100・・・スロットマシン
280・・・施錠装置
284・・・リセット検知用センサ
285・・・扉開放用検知センサ
290・・・解除パターン表示LED
300・・・主制御部
400・・・第1副制御部
500・・・第2副制御部
DESCRIPTION OF
300 ...
Claims (7)
遊技操作を行う操作手段を備えた開閉可能な前面扉と、
前記前面扉を施錠する施錠装置と、
遊技台にエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
前記エラーに関連する制御を実行する制御手段と、を備えた遊技台であって、
前記制御手段は、
所定のエラー解除方法に応じて前記エラーを解除する制御を行なうと共に、
所定条件の成立に基づいて、前記エラー解除方法とは異なる第2のエラー解除方法に切替えることを特徴とする遊技台。 A housing capable of storing display means for variably displaying a plurality of types of symbols inside;
An openable and closable front door with operation means for performing game operations;
A locking device for locking the front door;
An error detection means for detecting that an error has occurred in the game machine;
A game machine comprising control means for executing control related to the error,
The control means includes
While performing control to cancel the error according to a predetermined error cancellation method,
A game machine characterized by switching to a second error canceling method different from the error canceling method based on establishment of a predetermined condition.
誤った前記解除方法が行なわれた場合に、その操作履歴を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技台。 The locking device includes operation detection means for detecting an operation by the error release method,
The game table according to claim 1 or 2, wherein when an erroneous release method is performed, an operation history is detected.
前記エラーは、前記判別手段内部に前記遊技メダル又は不正部材が滞留していることが検出された場合であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の遊技台。 It has a discriminating means for discriminating whether or not it is a regular game medal,
The game table according to any one of claims 1 to 3, wherein the error is a case where it is detected that the game medal or the illegal member stays in the determination means.
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