JP2011145837A - 通信装置、通信プログラム、および通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】データの送信先の装置の処理に影響を与えることなく、短時間でデータを送信する通信装置を提供する。
【解決手段】指示部81と、通信管理部82と、送受信部83とを含む。指示部81が、送信先装置への管理用のデータの送信を要求する。送受信部83が、送信先装置と通信を行う。通信管理部82が、送信先装置との通信の通信速度を決定し、指示部81の要求に応じて、決定した通信速度で送信先装置と通信を行うことを送受信部83に指示する。通信管理部82が、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定する。
【選択図】図6
【解決手段】指示部81と、通信管理部82と、送受信部83とを含む。指示部81が、送信先装置への管理用のデータの送信を要求する。送受信部83が、送信先装置と通信を行う。通信管理部82が、送信先装置との通信の通信速度を決定し、指示部81の要求に応じて、決定した通信速度で送信先装置と通信を行うことを送受信部83に指示する。通信管理部82が、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定する。
【選択図】図6
Description
本発明は、他の装置にデータを送信する通信装置、通信システム、通信プログラム、および通信方法に関する。
一の端末から受信したデータを他の端末に送信する通信システムは、一般的に、各端末とデータを送受信する処理である呼処理を行う呼処理サーバと、当該呼処理サーバを管理するファイルサーバとを含む。ファイルサーバは、呼処理サーバの管理機能に加えて、呼処理サーバにファイル更新ソフトウェアを送信したり、障害情報のデータの送信要求を送信したりする機能を有している。
呼処理サーバは、ファイルサーバが送信したファイル更新ソフトウェアや障害情報のデータの送信要求を受信したり、送信要求に応じた障害情報のデータを送信したりするときにも呼処理を実行しているので、それら送受信の処理が呼処理に遅延等の影響を与えないことが望ましい。
そこで、一般的な通信システムでは、それら送受信の処理が、呼処理サーバの呼処理の最大負荷時に呼処理に影響を与えないように、予めデータの送受信速度が低く設定され、呼処理サーバの負荷が過大にならないように調整されている。
特許文献1には、受信機器にデータを配信する送信機器が、受信機器の負荷状況に応じてデータ送信速度を変更するシステムが記載されている。
一般的な通信システムのように、呼処理に影響を与えないようにするために予めデータの送受信速度が低く設定された場合には、呼処理サーバの呼処理による負荷が小さいときであっても低い送受信速度で通信が行われ、ソフトウェアやデータの送受信に時間がかかるという問題がある。
特許文献1に記載されているシステムでは、送信機器が受信機器にデータを送信する処理を実行するので、送信機器の負荷状況はデータの送受信速度に影響を与えるのであるが、送信機器の負荷状況が考慮されずにデータ送信速度が決定される。従って、送信機器の負荷が過大になり、当該送信機器のデータ送信処理が遅れ、受信機器において予期しないデータ待ちタイムアウトが発生すること等によって通信時間がより長くなるおそれがある。
そこで、本発明は、できるだけ短時間でデータを送信する通信装置、通信システム、通信プログラム、および通信方法を提供することを目的とする。
本発明による通信装置は、送信先装置への管理用のデータの送信を要求する指示部と、送信先装置と通信を行う送受信部と、送信先装置との通信の通信速度を決定し、指示部の要求に応じて、決定した通信速度で送信先装置と通信を行うことを送受信部に指示する通信管理部とを備え、通信管理部は、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定することを特徴とする。
本発明による通信システムは、所定の処理を実行する処理装置と、処理装置を管理する管理装置とを備え、管理装置は、処理装置への管理用のデータの送信を要求する指示部と、処理装置と通信を行う送受信部と、処理装置との通信の通信速度を決定し、指示部の要求に応じて、決定した通信速度で処理装置と通信を行うことを送受信部に指示する通信管理部とを備え、通信管理部は、処理装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定することを特徴とする。
本発明による通信プログラムは、コンピュータに、送受信手段に、送信先装置への管理用のデータの送信を要求する指示処理と、送信先装置との通信の通信速度を決定し、指示処理における要求に応じて、決定した通信速度で送信先装置と通信を行うことを送受信手段に指示する通信管理処理とを実行させ、通信管理処理で、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自コンピュータが搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定させることを特徴とする。
本発明による通信方法は、送信先装置への管理用のデータの送信を要求し、要求された場合に、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定し、決定した通信速度で送信先装置と通信を行うことを特徴とする。
本発明によれば、できるだけ短時間でデータを送信することができる。
実施形態1.
本発明による通信装置の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明による通信装置である第1の実施形態のファイルサーバ20の構成例を示すブロック図である。
本発明による通信装置の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明による通信装置である第1の実施形態のファイルサーバ20の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明による通信装置の第1の実施形態のファイルサーバ20は、LAN(Local Area Network)40を介して呼処理サーバ30に接続されている。なお、呼処理サーバ30は、通信ネットワーク(図示せず)を介して他の端末に接続され、当該他の端末とデータを送受信する呼処理を行うサーバである。
ファイルサーバ20は、呼処理サーバ30を管理する機能を有する。また、LAN40を介して呼処理サーバ30にファイル更新ソフトウェアを送信したり、障害情報のデータの送信要求を送信して、呼処理サーバ30から障害情報のデータを受信したりする機能を有している。
図1に示すように、ファイルサーバ20は、アプリケーションソフトウェア21、通信管理ソフトウェア22、および送受信ソフトウェア23を搭載している。ファイルサーバ20のCPU(Central Processing Unit)は、搭載したソフトウェアの制御にもとづいて処理を実行する。なお、以下、CPUがソフトウェアの制御にもとづいて処理を実行することを、単に、ソフトウェアが処理を実行するという。
アプリケーションソフトウェア21は、呼処理サーバ30にファイル更新ソフトウェアを送信したり、障害情報のデータの送信要求を送信したり、当該送信要求に応じたデータを受信したりする処理である送受信処理の実行を通信管理ソフトウェア22に要求する。具体的には、例えば、アプリケーションソフトウェア21は、自ファイルサーバ20を示す送信元情報、および送信先の呼処理サーバ30を示す送信先情報を含む送信処理開始要求情報を通信管理ソフトウェア22に渡す。送信元情報は、例えば、ファイルサーバ20のURL(Uniform Resource Locator)である。また、送信先情報は、例えば、呼処理サーバ30のURLである。
通信管理ソフトウェア22は、アプリケーションソフトウェア21の要求に応じて、送受信ソフトウェア23に送受信処理を指示する。
また、通信管理ソフトウェア22は、所定のタイミングで、呼処理サーバ30が搭載しているCPUおよび自ファイルサーバ20が搭載しているCPUの使用率を確認する。そして、確認したCPUの使用率にもとづいて、呼処理サーバ30との通信速度であるデータの送受信速度を決定し、決定した送受信速度で呼処理サーバ30と通信を行うことを送受信ソフトウェア23に指示する。なお、一般に、呼処理サーバ30には、CPU使用率を測定する機能が内蔵されている。
送受信ソフトウェア23は、通信管理ソフトウェア22の指示に応じて、LAN40を介して呼処理サーバ30にファイル更新ソフトウェアや障害情報のデータの送信要求を送信する。例えば、送受信ソフトウェア23の制御に従って動作するCPUが、ファイルサーバ20の送受信手段(図示せず)に、ファイル更新ソフトウェアや障害情報のデータの送信要求を呼処理サーバ30に送信する指示を入力する。また、送受信ソフトウェア23は、データの送信要求に応じて送信されたデータを受信する。
なお、ファイルサーバ20は、タイムアウトしたときに通信管理ソフトウェア22にタイムアウトしたことを通知する監視タイマを含む。
図1に示すように、呼処理サーバ30は、通信管理ソフトウェア32、および送受信ソフトウェア33を搭載している。呼処理サーバ30のCPUは、搭載したソフトウェアの制御にもとづいて処理を実行する。
通信管理ソフトウェア32は、ファイルサーバ20の要求に応じて、送受信ソフトウェア33に障害情報のデータの送信を指示する。
また、通信管理ソフトウェア32は、ファイルサーバ20の要求に応じて、自呼処理サーバ30が搭載しているCPUの使用率を確認する。そして、通信管理ソフトウェア32は、送受信ソフトウェア33に、確認したCPUの使用率を示す情報の送信を指示する。
送受信ソフトウェア33は、通信管理ソフトウェア32の指示に応じて、LAN40を介してファイルサーバ20に、障害情報のデータや、自呼処理サーバ30が搭載しているCPUの使用率を示す情報を送信する。
次に、本実施形態のファイルサーバ20の動作について、図面を参照して説明する。まず、ファイルサーバ20に搭載された通信管理ソフトウェア22の処理について説明する。図2は、通信管理ソフトウェア22の処理を示すフローチャートである。
通信管理ソフトウェア22は、アプリケーションソフトウェア21が送信処理開始要求情報を渡して送受信処理を要求した場合、または監視タイマがタイムアウトしたことを通知した場合に(ステップS101のY)、自ファイルサーバ20が搭載しているCPUの使用率を確認する(ステップS102)。
なお、ファイルサーバ20に搭載された通信管理ソフトウェア22は、アプリケーションソフトウェア21が送信処理開始要求情報を渡した場合に、当該送信元開始要求情報に含まれる送信元情報、および送信先情報を記憶手段(図示せず)に記憶させる。
また、通信管理ソフトウェア22は、監視タイマがタイムアウトしたことを通知した場合に、記憶手段に記憶されている送信元情報、および送信先情報を読み出す。
通信管理ソフトウェア22は、呼処理サーバ30が搭載しているCPUの使用率を確認する(ステップS103)。具体的には、通信管理ソフトウェア22は、例えば、送受信ソフトウェア23に、呼処理サーバ30のCPUの使用率の確認を要求することを示す情報を当該呼処理サーバ30に送信することを指示する。送受信ソフトウェア23は、当該指示に応じて、LAN40を介して呼処理サーバ30に、CPUの使用率の確認を要求することを示す情報を送信する。
そして、呼処理サーバ30の送受信ソフトウェア33は、ファイルサーバ20が送信した情報を受信する。通信管理ソフトウェア32は、送受信ソフトウェア33が受信した情報にもとづいて自呼処理サーバ30のCPUの使用率を確認し、確認した自呼処理サーバ30のCPUの使用率を示す情報の送信を送受信ソフトウェア33に指示する。送受信ソフトウェア33は、当該指示に応じて、LAN40を介して自呼処理サーバ30のCPUの使用率を示す情報をファイルサーバ20に送信する。
また、ファイルサーバ20の送受信ソフトウェア23は、呼処理サーバ30が送信した情報を受信する。ファイルサーバ20の通信管理ソフトウェア22は、送受信ソフトウェア23が受信した情報にもとづいて、呼処理サーバ30のCPUの使用率を確認する。
通信管理ソフトウェア22は、ステップS102の処理で確認した自ファイルサーバ20が搭載しているCPUの使用率と、ステップS103の処理で確認した呼処理サーバ30が搭載しているCPUの使用率とのうち、高い方の使用率にもとづいて、呼処理サーバ30とのデータの送受信速度を決定する(ステップS104)。
通信管理ソフトウェア22は、ステップS104の処理で、例えば、記憶手段に記憶された図3に例示するテーブルを参照して、ステップS102の処理で確認した自ファイルサーバ20が搭載しているCPUの使用率と、ステップS103の処理で確認した呼処理サーバ30が搭載しているCPUの使用率とのうち、高い方の使用率に対応づけられた送受信速度に決定する。
図3は、CPUの使用率と送受信速度とが対応づけられたテーブルを示す説明図である。図3には、使用率α(%)と送受信速度a(bit/sec)とが対応づけられ、使用率(α+β)(%)と送受信速度b(bit/sec)とが対応づけられ、使用率(α+2β)(%)と送受信速度c(bit/sec)とが対応づけられ、使用率(α+nβ)(%)と送受信速度z(bit/sec)とが対応づけられていることが例示されている。なお、使用率のαおよびβは正の値であり、送受信速度は最小値aから、小さい順に、b,c,・・・,zとなる値であるとする。つまり、zが最大値である。
なお、図3に例示したテーブルには、ファイルサーバ20および呼処理サーバ30の処理能力に応じて、0〜100(%)のCPU使用率と各送受信速度とが対応づけられているとする。
通信管理ソフトウェア22は、ステップS104の処理で決定した送受信速度で呼処理サーバ30と通信を行うことを送受信ソフトウェア23に指示する(ステップS105)。そして、通信管理ソフトウェア22は、監視タイマに所定の値を設定し(ステップS106)、ステップS101の処理に移る。なお、通信管理ソフトウェア22が、監視タイマに設定する所定の値は、例えば、監視タイマがタイムアウトするまでの時間を1分とすることに相当する値である。
通信管理ソフトウェア22は、送受信ソフトウェア23が送受信完了を通知した場合に(ステップS101のN,S201のY)、監視タイマに処理を停止させ(ステップS202)、アプリケーションソフトウェア21に送受信処理が完了したことを通知する(ステップS203)。
次に、ファイルサーバ20に搭載された送受信ソフトウェア23の処理について説明する。図4は、ファイルサーバ20に搭載された送受信ソフトウェア23の処理を示すフローチャートである。
送受信ソフトウェア23は、通信管理ソフトウェア22がステップS103またはステップS105の処理で呼処理サーバ30と通信を行うことを指示した場合に(ステップS301のY)、送受信処理を行っているか否か判断する(ステップS302)。送受信ソフトウェア23は、送受信処理を行っている場合に(ステップS302のY)、送受信速度が変更されたか否かを判断する(ステップS303)。
具体的には、送受信ソフトウェア23は、行っている送受信処理の送受信速度と、通信管理ソフトウェア22が指示した送受信速度とが合致するか否か確認し、合致しない場合に送受信速度が変更されたと判断する。
送受信ソフトウェア23は、送受信速度が変更されたと判断した場合に(ステップS303のY)、通信管理ソフトウェア22がステップS105の処理で指示した送受信速度に変更して送受信処理を行う(ステップS304)。そして、送受信ソフトウェア23は、例えば、変更後の送受信速度を示す情報をLAN40を介して呼処理サーバ30に送信する。呼処理サーバ30の送受信ソフトウェア33は、ファイルサーバ20の送受信ソフトウェア23が送信した情報にもとづいて、データの送受信速度を設定する。
また、送受信ソフトウェア23は、送受信速度が変更されていないと判断した場合に(ステップS303のN)、送受信速度を変更せずに送受信処理を継続する。
また、送受信ソフトウェア23は、送受信処理を終了した場合に、通信管理ソフトウェア22に送受信完了を通知する(ステップS305)。
本実施形態によれば、通信管理ソフトウェア22が、ファイルサーバ20が搭載しているCPUの使用率、および呼処理サーバ30が搭載しているCPUの使用率が低い場合には送受信速度を速くすることによって、短時間で送受信処理を完了することができる。
また、ファイルサーバ20が搭載しているCPUの使用率、または呼処理サーバ30が搭載しているCPUの使用率が高い場合には送受信速度を遅くすることによって、呼処理サーバ30の負荷を軽減し、呼処理サーバ30の呼処理への影響を低減することができる。
実施形態2.
本発明による通信装置の第1の実施形態のファイルサーバ20は、LAN40を介して1台の呼処理サーバ30に接続されていた。本発明による通信装置の第2の実施形態のファイルサーバ70は、LAN40を介して呼処理サーバ30,50,60に接続されている。つまり、本発明による通信装置の第2の実施形態のファイルサーバ70は、LAN40を介して複数の呼処理サーバに接続されている。
本発明による通信装置の第1の実施形態のファイルサーバ20は、LAN40を介して1台の呼処理サーバ30に接続されていた。本発明による通信装置の第2の実施形態のファイルサーバ70は、LAN40を介して呼処理サーバ30,50,60に接続されている。つまり、本発明による通信装置の第2の実施形態のファイルサーバ70は、LAN40を介して複数の呼処理サーバに接続されている。
図5は、本発明による通信装置の第2の実施形態のファイルサーバ70の構成例を示すブロック図である。図5に示すように、本発明による通信装置の第2の実施形態のファイルサーバ70は、LAN40を介して呼処理サーバ30,50,60に接続されている。
図5に示すように、ファイルサーバ70は、アプリケーションソフトウェア21、通信管理ソフトウェア22、および送受信ソフトウェア23−1〜23−mを搭載している。
本実施形態のファイルサーバ70は、LAN40に接続された呼処理サーバに送信するファイル更新ソフトウェアや障害情報のデータの送信要求(以下、データ等という)の数に応じた複数の送受信ソフトウェアを搭載している。つまり、mはLAN40に接続された呼処理サーバの数以上の数である。
なお、ファイルサーバ70に搭載された通信管理ソフトウェア22は、アプリケーションソフトウェア21が送信処理開始要求情報を渡した場合に、当該送信元開始要求情報に含まれる送信元情報、送信先情報、および送信先情報によって示される呼処理サーバにソフトウェア等を送信する処理を実行する送受信ソフトウェア23−1〜23−mを示す送受信ソフトIDを記憶手段(図示せず)に記憶させる。
また、通信管理ソフトウェア22は、監視タイマに、各送受信ソフトウェア23−1〜23−mの送受信処理に応じたタイミングで値を設定し、値を設定した監視タイマに送受信ソフトIDに対応づけられたタイマIDを割り当てる。
具体的には、例えば、各送受信ソフトIDに対応づけられたタイマIDと当該タイマIDに対応づけられたパラメータとを用意する。そして、通信管理ソフトウェア22は、各送受信ソフトウェア23−1〜23−mの送受信処理に応じたタイミングで、各送受信ソフトウェア23−1〜23−mを示す送受信ソフトIDに応じたタイマIDに対応づけられたパラメータに所定の値を設定する。そして、監視タイマは、所定のタイミングでパラメータの値を減算し、減算結果の値が0になったパラメータに対応づけられたタイマIDに応じた送受信ソフトIDによって示される送受信ソフトウェア23−1〜23−mについて、タイムアウトしたことを通信管理ソフトウェア22に通知する。
次に、本実施形態のファイルサーバ70の動作について、図面を参照して説明する。ここでは、ファイルサーバ70に搭載された通信管理ソフトウェア22の処理について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
通信管理ソフトウェア22は、アプリケーションソフトウェア21が送信処理開始要求情報を渡して送受信処理を要求した場合、または監視タイマがタイムアウトしたことを通知した場合に(ステップS101のY)、自ファイルサーバ70が搭載しているCPUの使用率を確認する(ステップS102)。
通信管理ソフトウェア22は、アプリケーションソフトウェア21が送信処理開始要求情報を渡した場合に、送信処理開始要求情報に含まれる送信先情報によって示される呼処理サーバが搭載しているCPUの使用率を確認する(ステップS103)。また、通信管理ソフトウェア22は、監視タイマがタイムアウトしたことを通知した場合に、タイムアウトした監視タイマのタイマIDに対応づけられた送受信ソフトIDによって示される送受信ソフトウェアの送受信相手の呼処理サーバが搭載しているCPUの使用率を確認する(ステップS103)。通信管理ソフトウェア22が、呼処理サーバが搭載しているCPUの使用率を確認するための処理は、例えば、第1の実施形態における通信管理ソフトウェア22のステップS103の処理と同様の処理である。
通信管理ソフトウェア22は、ステップS102の処理で確認した自ファイルサーバ70が搭載しているCPUの使用率と、ステップS103の処理で確認した呼処理サーバが搭載しているCPUの使用率とのうち、高い方の使用率にもとづいて、当該呼処理サーバとの送受信速度を決定する(ステップS104)。つまり、それぞれの呼処理サーバとの送受信速度がそれぞれ決定される。なお、通信管理ソフトウェア22が呼処理サーバとの送受信速度を決定する処理は、例えば、図3を例示して説明した第1の実施形態におけるステップS104の処理と同様の処理である。そして、図3に例示したテーブルは、各呼処理サーバの処理能力に応じて、それぞれ用意されていてもよい。
通信管理ソフトウェア22は、ステップS104の処理で決定した送受信速度で当該呼処理サーバと通信を行うことを送受信ソフトウェア23に指示する(ステップS105)。そして、通信管理ソフトウェア22は、当該呼処理サーバに対応する送受信ソフトウェアを示す送受信ソフトIDに対応づけられたタイマIDに応じたパラメータに所定の値を設定し(ステップS106)、当該タイマIDを記憶手段に記憶させて、ステップS101の処理に移る。
通信管理ソフトウェア22は、送受信ソフトウェアが送受信完了を通知した場合に(ステップS101のN,S201のY)、監視タイマに、当該送受信ソフトウェアを示す送受信ソフトIDに対応づけられたタイマIDについての処理を停止させ(ステップS202)、アプリケーションソフトウェア21に送受信処理が完了したことを通知する(ステップS203)。また、通信管理ソフトウェア22は、記憶手段に記憶されているタイマIDを消去する。
ファイルサーバ70に搭載された送受信ソフトウェア23−1〜23−mの処理は、図4に示す第1の実施形態における送受信ソフトウェア23の処理と同様である。
本実施形態によれば、複数の呼処理サーバ30,50,60を管理するファイルサーバ70における通信管理ソフトウェア22が、ファイルサーバ70が搭載しているCPUの使用率、および通信相手の呼処理サーバが搭載しているCPUの使用率が低い場合には送受信速度を速くすることによって、短時間で送受信処理を完了することができる。
また、ファイルサーバ70が搭載しているCPUの使用率、および通信相手の呼処理サーバが搭載しているCPUの使用率が低い場合には送受信速度を遅くすることによって、呼処理サーバの負荷を軽減し、呼処理サーバの呼処理への影響を低減することができる。
つまり、通信相手の呼処理サーバに応じて設定した送受信速度で通信を行うので、各呼処理サーバの呼処理に影響を与えることなく、短時間で送受信処理を完了することができる。
次に、本発明の概要について説明する。図6は、本発明の概要を示すブロック図である。本発明による通信装置は、指示部81(図1に示すファイルサーバ20に搭載されたCPUにおいて、アプリケーションソフトウェア21にもとづいて処理を実行する部分に相当)と、通信管理部82(図1に示すファイルサーバ20に搭載されたCPUにおいて、通信管理ソフトウェア22にもとづいて処理を実行する部分に相当)と、送受信部83(図1に示すファイルサーバ20に搭載されたCPUにおいて、送受信ソフトウェア23にもとづいて処理を実行する部分、およびファイルサーバ20の送受信手段に相当)とを含む。
指示部81は、送信先装置への管理用のデータの送信を要求する。送受信部83は、送信先装置と通信を行う。通信管理部82は、送信先装置との通信の通信速度を決定し、指示部81の要求に応じて、決定した通信速度で送信先装置と通信を行うことを送受信部83に指示する。
そして、通信管理部82は、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定する。
そのような構成によれば、自装置および送信先装置の負荷に応じて通信速度を変更することができる。
また、上記の各実施形態には、以下の(1)〜(4)に示すような通信装置も開示されている。
(1)通信管理部82が、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とのうち、高い方の使用率にもとづいて通信速度を決定する通信装置。
(2)通信管理部82が、CPUの使用率に通信速度が対応づけられたテーブルであって、CPUの使用率の値が大きい場合には、当該使用率の値が小さい場合に比べて低い通信速度が対応づけられたテーブルにもとづいて、通信速度を決定する通信装置。
(3)通信管理部82が、送受信部81が送信先装置と通信を行っている場合に、所定の時間間隔で通信速度を決定し、送受信部81が、通信管理部82が決定した通信速度で送信先装置と通信を行う通信装置。
(4)複数の送受信部を備え、通信管理部82は、複数の送受信部のそれぞれが送信先装置と行う通信の通信速度をそれぞれ決定する通信装置。
本発明を、他の装置にデータを送信する通信装置、通信システム、通信プログラム、および通信方法に適用することができる。
20、70 ファイルサーバ
21 アプリケーションソフトウェア
22、32 通信管理ソフトウェア
23、33 送受信ソフトウェア
30、50、60 呼処理サーバ
40 LAN
21 アプリケーションソフトウェア
22、32 通信管理ソフトウェア
23、33 送受信ソフトウェア
30、50、60 呼処理サーバ
40 LAN
Claims (10)
- 送信先装置への管理用のデータの送信を要求する指示部と、
前記送信先装置と通信を行う送受信部と、
前記送信先装置との通信の通信速度を決定し、前記指示部の要求に応じて、決定した通信速度で前記送信先装置と通信を行うことを前記送受信部に指示する通信管理部とを備え、
前記通信管理部は、前記送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定する
ことを特徴とする通信装置。 - 通信管理部は、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とのうち、高い方の使用率にもとづいて通信速度を決定する
請求項1記載の通信装置。 - 通信管理部は、CPUの使用率に通信速度が対応づけられたテーブルであって、CPUの使用率の値が大きい場合には、当該使用率の値が小さい場合に比べて低い通信速度が対応づけられたテーブルにもとづいて、通信速度を決定する
請求項1または請求項2記載の通信装置。 - 通信管理部は、送受信部が送信先装置と通信を行っている場合に、所定の時間間隔で通信速度を決定し、
前記送受信部は、前記通信管理部が決定した通信速度で前記送信先装置と通信を行う
請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の通信装置。 - 複数の送受信部を備え、
通信管理部は、複数の前記送受信部のそれぞれが送信先装置と行う通信の通信速度をそれぞれ決定する
請求項1から請求項4のうちいずれか1項記載の通信装置。 - 所定の処理を実行する処理装置と、
前記処理装置を管理する管理装置とを備え、
前記管理装置は、前記処理装置への管理用のデータの送信を要求する指示部と、
前記処理装置と通信を行う送受信部と、
前記処理装置との通信の通信速度を決定し、前記指示部の要求に応じて、決定した通信速度で前記処理装置と通信を行うことを前記送受信部に指示する通信管理部とを備え、
前記通信管理部は、前記処理装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定する
ことを特徴とする通信システム。 - コンピュータに、
送受信手段に、送信先装置への管理用のデータの送信を要求する指示処理と、
前記送信先装置との通信の通信速度を決定し、前記指示処理における要求に応じて、決定した通信速度で前記送信先装置と通信を行うことを前記送受信手段に指示する通信管理処理とを実行させ、
前記通信管理処理で、前記送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自コンピュータが搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定させる
ことを特徴とする通信プログラム。 - コンピュータに、
通信管理処理で、送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自コンピュータが搭載しているCPUの使用率とのうち、高い方の使用率にもとづいて通信速度を決定させる
請求項7記載の通信プログラム。 - 送信先装置への管理用のデータの送信を要求し、
前記要求がなされた場合に、前記送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とにもとづいて、通信速度を決定し、
決定した通信速度で前記送信先装置と通信を行う
ことを特徴とする通信方法。 - 送信先装置に搭載されているCPUの使用率と、自装置が搭載しているCPUの使用率とのうち、高い方の使用率にもとづいて通信速度を決定する
請求項9記載の通信方法。
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2010
- 2010-01-13 JP JP2010005259A patent/JP2011145837A/ja active Pending
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