JP2010176348A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010176348A
JP2010176348A JP2009017689A JP2009017689A JP2010176348A JP 2010176348 A JP2010176348 A JP 2010176348A JP 2009017689 A JP2009017689 A JP 2009017689A JP 2009017689 A JP2009017689 A JP 2009017689A JP 2010176348 A JP2010176348 A JP 2010176348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
devices
priority
permission
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009017689A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kimura
利男 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009017689A priority Critical patent/JP2010176348A/ja
Publication of JP2010176348A publication Critical patent/JP2010176348A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

【課題】優先度が比較的低いデバイスによるバスの使用が許可されない状態が継続することを防止することが可能なデータ転送装置を提供すること。
【解決手段】この装置100は、バス130と、バスに接続された複数のデバイス120a,120b,…と、デバイスによるバスの使用を制御するバス制御部110と、を備える。バス制御部は、デバイスにより送信された使用要求信号を受信する。バス制御部は、複数のデバイスから使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する。バス制御部は、選択されたデバイスへ、バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する。
【選択図】図6

Description

本発明は、通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスを備えるデータ転送装置に関する。
通信路を構成するバスと、当該バスに接続された複数のデバイスと、当該デバイスによるバスの使用を制御するバス制御部と、を備えるデータ転送装置が知られている。例えば、デバイスは、回路(LSI(Large Scale Integration)等)、及び、装置(処理装置、記憶装置、及び、入出力装置等)である。
この種のデータ転送装置の一つとして、特許文献1に記載のデータ転送装置において、各デバイスは、使用要求信号をバス制御部へ送信する。使用要求信号は、そのデバイスから他のデバイスへデータを送信するためにバスを使用することを要求する旨を表す信号である。バス制御部は、使用要求信号を受信すると、使用要求信号を送信してきたデバイスへ、バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する。デバイスは、使用許可信号を受信すると、バスを介して他のデバイスへデータを送信する。
更に、バス制御部は、複数のデバイスから使用要求信号を受信した場合、使用要求信号を送信してきた複数のデバイスの中から、予め設定された優先度に基づいてデバイスを選択する。そして、バス制御部は、選択したデバイスへ使用許可信号を送信する。これによれば、データ転送装置は、特定のデバイスによるバスの使用を他のデバイスに優先させて許可することができる。
特開昭62−264349号公報
しかしながら、優先度が比較的高いデバイスが使用要求信号を頻繁に送信する場合がある。このような場合、上記データ転送装置においては、優先度が比較的低いデバイスによるバスの使用が許可されない状態が継続してしまう虞があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「優先度が比較的低いデバイスによるバスの使用が許可されない状態が継続する場合が生じること」を解決することが可能なデータ転送装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるデータ転送装置は、通信路を構成するバスと、当該バスに接続された複数のデバイスと、当該デバイスによる当該バスの使用を制御するバス制御部と、を備える装置である。
更に、上記バス制御部は、
上記複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために上記バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
複数の上記デバイスから上記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるデータ転送制御方法は、通信路を構成するバスと、当該バスに接続された複数のデバイスと、当該デバイスによる当該バスの使用を制御するバス制御部と、を備えるデータ転送装置に適用される方法である。
更に、このデータ転送制御方法は、
上記複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために上記バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信工程と、
上記使用要求信号受信工程にて複数の上記デバイスから上記使用要求信号が受信された場合において、その使用要求信号が受信された時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択工程と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信工程と、
を含む。
また、本発明の他の形態であるバス制御装置は、
通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
複数の上記デバイスから上記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
バス制御装置に、
通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
複数の上記デバイスから上記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態であるデバイスは、通信路を構成するバスに接続されたデバイスである。
更に、このデバイスは、
上記バスに接続された他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を送信する使用要求信号送信手段と、
上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を受信する使用許可信号受信手段と、
上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得するとともに、上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得し、当該取得した使用要求回数から当該取得した使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を送信する使用禁止回数送信手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
通信路を構成するバスに接続されたデバイスに、
上記バスに接続された他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を送信する使用要求信号送信手段と、
上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を受信する使用許可信号受信手段と、
上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得するとともに、上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得し、当該取得した使用要求回数から当該取得した使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を送信する使用禁止回数送信手段と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、予め設定された第1の優先度が比較的低いデバイスによるバスの使用が許可されない状態が継続することを防止することができる。
本発明の実施形態に係るデータ転送装置の概略構成を表す図である。 本発明の実施形態に係るバス制御部及びデバイスの構成を表す図である。 タイマが、第1の期間信号、第2の期間信号、及び、リセット信号を送出するタイミングを概念的に示した説明図である。 各デバイスが保持する、第1の優先度、使用要求回数、及び、使用許可回数を示したテーブルである。 各デバイスが保持する、第1の優先度、使用要求回数、及び、使用許可回数と、それらに基づいて算出される使用禁止回数及び第2の優先度と、を示したテーブルである。 本発明の実施形態の変形例に係るデータ転送装置の概略構成を表す図である。
本発明の一形態であるデータ転送装置は、通信路を構成するバスと、当該バスに接続された複数のデバイスと、当該デバイスによる当該バスの使用を制御するバス制御部と、を備える装置である。
更に、上記バス制御部は、
上記複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために上記バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
複数の上記デバイスから上記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
を備える。
これによれば、データ転送装置は、上記受信時点が第1の期間内にある場合、使用要求信号を送信してきた複数のデバイスの中から、第1の優先度に基づいてデバイスを選択する。例えば、デバイスは、回路(LSI(Large Scale Integration)等)、及び、装置(処理装置、記憶装置、及び、入出力装置等)である。そして、データ転送装置は、選択したデバイスによるバスの使用を許可する。これにより、特定のデバイスによるバスの使用を他のデバイスに優先させて許可することができる。
更に、データ転送装置は、上記受信時点が第2の期間内にある場合、使用要求信号を送信してきた複数のデバイスの中から、第1の優先度と異なる第2の優先度に基づいてデバイスを選択する。そして、データ転送装置は、選択したデバイスによるバスの使用を許可する。これにより、第1の優先度が比較的高いデバイスが使用要求信号を頻繁に送信している場合であっても、第1の優先度が比較的低いデバイスによるバスの使用が許可されない状態が継続することを防止することができる。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、上記第1の期間が終了した後に上記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に上記第1の期間を再び開始させるように構成されることが好適である。
この場合、上記データ転送装置は、
上記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得する使用要求回数取得手段と、
上記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得する使用許可回数取得手段と、
を備えるとともに、
上記使用許可デバイス選択手段は、上記取得された使用要求回数と上記取得された使用許可回数とに基づいて上記第2の優先度を設定するように構成されることが好適である。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、
上記取得された使用要求回数から上記取得された使用許可回数を減じた値が大きくなるほど大きくなる値を上記第2の優先度として設定するように構成されることが好適である。
ところで、使用要求回数から使用許可回数を減じた値は、デバイスによりバスの使用が要求されたにもかかわらず、バスの使用が許可されなかった回数である。即ち、使用要求回数から使用許可回数を減じた値が大きいデバイスほど、バスの使用が許可されない状態が継続している可能性が高い。
従って、上記構成のように第2の優先度を設定することにより、第1の優先度が比較的低いデバイスによるバスの使用が許可されない状態が継続することを、より一層確実に防止することができる。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、
上記取得された使用要求回数から上記取得された使用許可回数を減じた値を、上記第1の優先度に加算した値を上記第2の優先度として設定するように構成されることが好適である。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、上記第1の期間と上記第2の期間とを交互に繰り返すように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるデータ転送制御方法は、通信路を構成するバスと、当該バスに接続された複数のデバイスと、当該デバイスによる当該バスの使用を制御するバス制御部と、を備えるデータ転送装置に適用される方法である。
更に、このデータ転送制御方法は、
上記複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために上記バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信工程と、
上記使用要求信号受信工程にて複数の上記デバイスから上記使用要求信号が受信された場合において、その使用要求信号が受信された時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択工程と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信工程と、
を含む。
この場合、上記使用許可デバイス選択工程は、上記第1の期間が終了した後に上記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に上記第1の期間を再び開始させるように構成されることが好適である。
この場合、上記データ転送制御方法は、
上記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得する使用要求回数取得工程と、
上記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得する使用許可回数取得工程と、
を含むとともに、
上記使用許可デバイス選択工程は、上記取得された使用要求回数と上記取得された使用許可回数とに基づいて上記第2の優先度を設定するように構成されることが好適である。
この場合、上記使用許可デバイス選択工程は、
上記取得された使用要求回数から上記取得された使用許可回数を減じた値が大きくなるほど大きくなる値を上記第2の優先度として設定するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるバス制御装置は、
通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
複数の上記デバイスから上記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
を備える。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、上記第1の期間が終了した後に上記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に上記第1の期間を再び開始させるように構成されることが好適である。
この場合、上記バス制御装置は、
上記複数のデバイスのそれぞれから、当該デバイスが上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数から、当該デバイスが上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を受信する使用禁止回数受信手段を備えるとともに、
上記使用許可デバイス選択手段は、上記受信された使用禁止回数に基づいて上記第2の優先度を設定するように構成されることが好適である。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、
上記受信された使用禁止回数が大きくなるほど大きくなる値を上記第2の優先度として設定するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
バス制御装置に、
通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
複数の上記デバイスから上記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、上記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
上記選択されたデバイスへ、上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
を実現させるためのプログラムである。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、上記第1の期間が終了した後に上記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に上記第1の期間を再び開始させるように構成されることが好適である。
この場合、上記プログラムは、
上記バス制御装置に、更に、
上記複数のデバイスのそれぞれから、当該デバイスが上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数から、当該デバイスが上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を受信する使用禁止回数受信手段を実現させるとともに、
上記使用許可デバイス選択手段は、上記受信された使用禁止回数に基づいて上記第2の優先度を設定するように構成されることが好適である。
この場合、上記使用許可デバイス選択手段は、
上記受信された使用禁止回数が大きくなるほど大きくなる値を上記第2の優先度として設定するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるデバイスは、通信路を構成するバスに接続されたデバイスである。
更に、このデバイスは、
上記バスに接続された他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を送信する使用要求信号送信手段と、
上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を受信する使用許可信号受信手段と、
上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得するとともに、上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得し、当該取得した使用要求回数から当該取得した使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を送信する使用禁止回数送信手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
通信路を構成するバスに接続されたデバイスに、
上記バスに接続された他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を送信する使用要求信号送信手段と、
上記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を受信する使用許可信号受信手段と、
上記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得するとともに、上記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得し、当該取得した使用要求回数から当該取得した使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を送信する使用禁止回数送信手段と、
を実現させるためのプログラムである。
上述した構成を有する、データ転送制御方法、バス制御装置、プログラム、又は、デバイス、の発明であっても、上記データ転送装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、データ転送装置、データ転送制御方法、バス制御装置、プログラム、及び、デバイス、の実施形態について図1〜図6を参照しながら説明する。
<実施形態>
(構成)
図1に示したように、実施形態に係るデータ転送装置1は、バス制御部(バス制御装置)10と、複数のデバイス20a,20b,…と、を含む。バス制御部10及びデバイス20a,20b,…のそれぞれは、通信路を構成する共用バス30に接続されている。また、バス制御部10と各デバイス20a,20b,…は、信号線40a,40b,…を介して接続されている。
バス制御部10は、デバイス20a,20b,…による共用バス30の使用を制御(調停)する回路である。具体的には、バス制御部10は、図2に示したように、バス使用制御部(使用要求信号受信手段、使用許可デバイス選択手段の一部、使用許可信号送信手段、使用禁止回数受信手段)11と、タイマ(使用許可デバイス選択手段の一部)12と、を備える。
バス使用制御部11は、各デバイス20a,20b,…により送信された使用要求信号を信号線40a,40b,…を介して受信する。使用要求信号は、その使用要求信号を送信したデバイス20a,20b,…から他のデバイス20a,20b,…へデータを送信するために共用バス30を使用することを要求する旨を表す信号である。
バス使用制御部11は、使用要求信号を受信すると、共用バス30の使用要求が競合しているか否かを判定する。本例では、バス使用制御部11は、予め設定された競合監視期間内に、複数のデバイス20a,20b,…から使用要求信号を受信した場合、共用バス30の使用要求が競合していると判定する。
バス使用制御部11は、使用要求信号を受信した場合において、共用バス30の使用要求が競合していないと判定したとき、使用要求信号を送信してきたデバイス20a,20b,…へ、信号線40a,40b,…を介して使用許可信号を送信する。使用許可信号は、共用バス30の使用を許可する旨を表す信号である。
一方、バス使用制御部11は、使用要求信号を受信した場合において、共用バス30の使用要求が競合していると判定したとき、後述するように、使用要求信号を送信してきた複数のデバイス20a,20b,…から1つのデバイスを選択する。そして、バス使用制御部11は、選択したデバイス20a,20b,…へ、信号線40a,40b,…を介して使用許可信号を送信する。
タイマ12は、所定の送出周期が経過する毎に、第1の期間信号又は第2の期間信号をバス使用制御部11へ送出する。第1の期間信号は、現時点が第1の期間内にあることを表す。第2の期間信号は、現時点が第1の期間と異なる第2の期間内にあることを表す。
タイマ12は、図3に概念的に示したように、第1の期間信号の送出を開始してから、予め設定された第1の期間の長さを表す第1の時間が経過すると、第1の期間信号の送出を終了し、且つ、第2の期間信号の送出を開始する。更に、タイマ12は、第2の期間信号の送出を開始してから、予め設定された第2の期間の長さを表す第2の時間が経過すると、第2の期間信号の送出を終了し、且つ、第1の期間信号の送出を再び開始する。
即ち、タイマ12は、第1の期間が終了した後に第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に第1の期間を再び開始させる、と言うことができる。
このようにして、タイマ12は、第1の期間信号を送出する第1の期間と、第2の期間信号を送出する第2の期間と、を交互に繰り返す。
更に、タイマ12は、第2の期間信号の送出を終了した時点にて、各デバイス20a,20b,…へ、信号線40a,40b,…を介してリセット信号を送信する。リセット信号は、各デバイス20a,20b,…が保持(記憶)しているカウンタ値(後述する、使用要求回数、及び、使用許可回数)を初期値(本例では、「0」)に設定する旨を指示する信号である。
各デバイス20a,20b,…は、回路(例えば、LSI(Large Scale Integration)等)、又は、装置(例えば、処理装置、記憶装置、又は、入出力装置等)である。
デバイス20aは、図2に示したように、優先度レジスタ21と、使用要求回数カウンタ(使用禁止回数送信手段の一部)22と、使用許可回数カウンタ(使用禁止回数送信手段の一部)23と、減算器(使用禁止回数送信手段の一部)24と、リクエスト制御部(使用要求信号送信手段、使用許可信号受信手段)25と、を備える。なお、各デバイス20b,…も、デバイス20aと同様の構成を有する。
優先度レジスタ21は、デバイス20aに対して予め設定された第1の優先度(を表す情報)を記憶(保持)する。本例では、第1の優先度は、共用バス30の使用を許可する優先順位が高いデバイス20a,20b,…ほど、大きくなる値を有するように設定されている。優先度レジスタ21は、記憶している第1の優先度をバス制御部10のバス使用制御部11へ、信号線40aを介して送信する。
リクエスト制御部25は、他のデバイス20b,…へデータを送信する旨を表す共用バス30の使用要求が発生した場合、バス制御部10のバス使用制御部11へ、信号線40aを介して使用要求信号を送信する。
また、リクエスト制御部25は、送信した使用要求信号に応じた使用許可信号を受信する。デバイス20aは、リクエスト制御部25が使用許可信号を受信すると、共用バス30を介して他のデバイス20b,…へデータを送信する。
使用要求回数カウンタ22は、使用要求回数としてのカウンタ値を保持する。使用要求回数は、デバイス20aが使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を表す値である。使用要求回数カウンタ22は、リクエスト制御部25により使用要求信号が送信される毎に、保持している使用要求回数を、その使用要求回数に「1」を加算した値に更新する。
即ち、使用要求回数カウンタ22は、デバイス20aが使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得する使用要求回数取得手段を構成している。
また、使用要求回数カウンタ22は、タイマ12により送信されたリセット信号を受信する。使用要求回数カウンタ22は、リセット信号を受信すると、保持している使用要求回数を初期値(本例では、「0」)に設定する。
使用許可回数カウンタ23は、使用許可回数としてのカウンタ値を保持する。使用許可回数は、デバイス20aが使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を表す値である。使用許可回数カウンタ23は、リクエスト制御部25により使用許可信号が受信される毎に、保持している使用許可回数を、その使用許可回数に「1」を加算した値に更新する。
即ち、使用許可回数カウンタ23は、デバイス20aが使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得する使用許可回数取得手段を構成している。
また、使用許可回数カウンタ23は、タイマ12により送信されたリセット信号を受信する。使用許可回数カウンタ23は、リセット信号を受信すると、保持している使用許可回数を初期値(本例では、「0」)に設定する。
減算器24は、使用要求回数カウンタ22に保持されている使用要求回数から、使用許可回数カウンタ23に保持されている使用許可回数を減じた値を使用禁止回数として算出する。そして、減算器24は、算出した使用禁止回数を、バス制御部10のバス使用制御部11へ信号線40aを介して送信する。
上述したように、バス使用制御部11は、使用要求信号を受信した場合において、共用バス30の使用要求が競合していると判定したとき、使用要求信号を送信してきた複数のデバイス20a,20b,…から1つのデバイスを選択する。
より具体的に述べると、バス使用制御部11は、タイマ12から第1の期間信号を受け付けている場合(即ち、使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にある場合)、使用要求信号を送信してきた複数のデバイス20a,20b,…のうちの、各デバイス20a,20b,…の優先度レジスタ21から受信した第1の優先度が最大であるデバイスを選択する。
一方、バス使用制御部11は、タイマ12から第2の期間信号を受け付けている場合(即ち、上記受信時点が第2の期間内にある場合)、使用要求信号を送信してきた複数のデバイス20a,20b,…のそれぞれに対して、各デバイス20a,20b,…の優先度レジスタ21から受信した第1の優先度に、各デバイス20a,20b,…の減算器24から受信した使用禁止回数を加算した値を第2の優先度として算出する。そして、バス使用制御部11は、使用要求信号を送信してきた複数のデバイス20a,20b,…のうちの、算出した第2の優先度が最大であるデバイスを選択する。
即ち、バス使用制御部11は、使用要求回数カウンタ22により取得された使用要求回数(使用要求回数カウンタ22が保持している使用要求回数)と、使用許可回数カウンタ23により取得された使用許可回数(使用許可回数カウンタ23が保持している使用許可回数)と、に基づいて第2の優先度を設定している、と言うことができる。
更に、バス使用制御部11は、第2の優先度を、使用要求回数カウンタ22により取得された使用要求回数から、使用許可回数カウンタ23により取得された使用許可回数を減じた値が大きくなるほど大きくなる値に設定している、と言うことができる。
その後、バス使用制御部11は、上述したように、選択したデバイスへ信号線40a,40b,…を介して使用許可信号を送信する。
(作動)
次に、上記のように構成されたデータ転送装置1の作動について説明する。
いま、データ転送装置1が、デバイス20a、デバイス20b及びデバイス20cからなる3つのデバイスを備える場合を想定する。
この場合において、図4の(A)に示したように、デバイス20aの優先度レジスタ21が第1の優先度として「3」を保持し、デバイス20aの使用要求回数カウンタ22が使用要求回数として「7」を保持し、デバイス20aの使用許可回数カウンタ23が使用許可回数として「7」を保持している状態を想定する。
更に、図4の(B)に示したように、デバイス20bの優先度レジスタ21が第1の優先度として「2」を保持し、デバイス20bの使用要求回数カウンタ22が使用要求回数として「6」を保持し、デバイス20bの使用許可回数カウンタ23が使用許可回数として「4」を保持している状態を想定する。
加えて、図4の(C)に示したように、デバイス20cの優先度レジスタ21が第1の優先度として「1」を保持し、デバイス20cの使用要求回数カウンタ22が使用要求回数として「5」を保持し、デバイス20cの使用許可回数カウンタ23が使用許可回数として「1」を保持している状態を想定する。
更に、この状態(図4に示した状態)において、タイマ12が第1の期間信号を送出している時に、3つのデバイス20a,20b,20cのそれぞれが使用要求信号を送信した場合を想定する。
この場合、デバイス20aの使用要求回数カウンタ22は、保持している使用要求回数を「8」に更新し、デバイス20bの使用要求回数カウンタ22は、保持している使用要求回数を「7」に更新し、デバイス20cの使用要求回数カウンタ22は、保持している使用要求回数を「6」に更新する(使用要求回数取得工程の一部)。
一方、バス使用制御部11は、3つのデバイス20a,20b,20cのそれぞれから使用要求信号を受信する(使用要求信号受信工程)。次いで、バス使用制御部11は、デバイス20aの優先度レジスタ21から第1の優先度「3」を受信し、デバイス20bの優先度レジスタ21から第1の優先度「2」を受信し、デバイス20cの優先度レジスタ21から第1の優先度「1」を受信する。
そして、バス使用制御部11は、3つのデバイス20a,20b,20cのうちの、第1の優先度が最大であるデバイス20aを選択する(使用許可デバイス選択工程)。次いで、バス使用制御部11は、選択したデバイス20aへ使用許可信号を送信する(使用許可信号送信工程)。
これにより、デバイス20aは、使用許可信号を受信する。デバイス20aの使用許可回数カウンタ23は、使用許可回数を「8」に更新する(使用許可回数取得工程の一部)。そして、デバイス20aは、他のデバイス20b,20cへ共用バス30を介してデータを送信する。
次に、図4に示した状態において、タイマ12が第2の期間信号を送出している時に、3つのデバイス20a,20b,20cのそれぞれが使用要求信号を送信した場合について説明する。
この場合、デバイス20aの使用要求回数カウンタ22は、保持している使用要求回数を「8」に更新し、デバイス20bの使用要求回数カウンタ22は、保持している使用要求回数を「7」に更新し、デバイス20cの使用要求回数カウンタ22は、保持している使用要求回数を「6」に更新する(使用要求回数取得工程の一部)。
また、図5の(A)に示したように、デバイス20aの減算器24は、使用要求回数「8」から使用許可回数「7」を減じた値「1」を使用禁止回数として算出する。同様に、図5の(B)に示したように、デバイス20bの減算器24は、使用要求回数「7」から使用許可回数「4」を減じた値「3」を使用禁止回数として算出する。同様に、図5の(C)に示したように、デバイス20cの減算器24は、使用要求回数「6」から使用許可回数「1」を減じた値「5」を使用禁止回数として算出する。
一方、バス使用制御部11は、3つのデバイス20a,20b,20cのそれぞれから使用要求信号を受信する(使用要求信号受信工程)。次いで、バス使用制御部11は、デバイス20aの優先度レジスタ21から第1の優先度「3」を受信し、デバイス20bの優先度レジスタ21から第1の優先度「2」を受信し、デバイス20cの優先度レジスタ21から第1の優先度「1」を受信する。
更に、バス使用制御部11は、デバイス20aの減算器24から使用禁止回数「1」を受信し、デバイス20bの減算器24から使用禁止回数「3」を受信し、デバイス20cの減算器24から使用禁止回数「5」を受信する。
そして、バス使用制御部11は、図5の(A)に示したように、デバイス20aに対する第2の優先度として、デバイス20aから受信した第1の優先度「3」に使用禁止回数「1」を加算した値「4」を算出する。同様に、バス使用制御部11は、図5の(B)に示したように、デバイス20bに対する第2の優先度として、デバイス20bから受信した第1の優先度「2」に使用禁止回数「3」を加算した値「5」を算出する。バス使用制御部11は、図5の(C)に示したように、デバイス20cに対する第2の優先度として、デバイス20cから受信した第1の優先度「1」に使用禁止回数「5」を加算した値「6」を算出する。
そして、バス使用制御部11は、3つのデバイス20a,20b,20cのうちの、第2の優先度が最大であるデバイス20cを選択する(使用許可デバイス選択工程)。次いで、バス使用制御部11は、選択したデバイス20cへ使用許可信号を送信する(使用許可信号送信工程)。
これにより、デバイス20cは、使用許可信号を受信する。デバイス20cの使用許可回数カウンタ23は、使用許可回数を「2」に更新する(使用許可回数取得工程の一部)。そして、デバイス20cは、他のデバイス20a,20bへ共用バス30を介してデータを送信する。
以上、説明したように、本発明によるデータ転送装置の実施形態によれば、データ転送装置1は、上記受信時点が第1の期間内にある場合、使用要求信号を送信してきた複数のデバイス20a,20b,…の中から、第1の優先度に基づいてデバイス20a,20b,…を選択する。そして、データ転送装置1は、選択したデバイス20a,20b,…による共用バス30の使用を許可する。これにより、特定のデバイスによる共用バス30の使用を他のデバイスに優先させて許可することができる。
更に、データ転送装置1は、上記受信時点が第2の期間内にある場合、使用要求信号を送信してきた複数のデバイス20a,20b,…の中から、第1の優先度と異なる第2の優先度に基づいてデバイス20a,20b,…を選択する。そして、データ転送装置1は、選択したデバイス20a,20b,…による共用バス30の使用を許可する。これにより、第1の優先度が比較的高いデバイスが使用要求信号を頻繁に送信している場合であっても、第1の優先度が比較的低いデバイスによる共用バス30の使用が許可されない状態が継続することを防止することができる。
ところで、使用要求回数から使用許可回数を減じた値(使用禁止回数)は、デバイス20a,20b,…により共用バス30の使用が要求されたにもかかわらず、共用バス30の使用が許可されなかった回数である。即ち、使用要求回数から使用許可回数を減じた値が大きいデバイス20a,20b,…ほど、共用バス30の使用が許可されない状態が継続している可能性が高い。
従って、上記構成のように、使用禁止回数が大きくなるほど大きくなる値を有するように第2の優先度を設定することにより、第1の優先度が比較的低いデバイスによる共用バス30の使用が許可されない状態が継続することを、より一層確実に防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記実施形態においては、デバイス20a,20b,…が優先度レジスタ21、使用要求回数カウンタ22、使用許可回数カウンタ23及び減算器24を備えていたが、バス制御部10がデバイス20a,20b,…に代わって優先度レジスタ21、使用要求回数カウンタ22、使用許可回数カウンタ23及び減算器24の少なくとも一部を備えていてもよい。
また、上記実施形態においては、バス制御部10は、デバイス20a,20b,…と独立した回路であったが、デバイス20a,20b,…の一部を構成していてもよい。
また、上記実施形態は、使用要求信号、使用許可信号、第1の優先度、及び、使用禁止回数が、信号線40a,40b,…を介して、バス制御部10とデバイス20a,20b,…との間で授受されるように構成されていたが、共用バス30を介して授受されるように構成されていてもよい。
なお、上記実施形態においてデータ転送装置1の各機能は、回路等のハードウェアにより実現されていた。ところで、データ転送装置1は、処理装置と、プログラム(ソフトウェア)を記憶する記憶装置と、を備えるとともに、処理装置がそのプログラムを実行することにより、各機能を実現するように構成されていてもよい。
また、図6に示したように、上記実施形態の変形例に係るデータ転送装置100は、通信路を構成するバス130と、バス130に接続された複数のデバイス120a,120b,…と、デバイス120a,120b,…によるバス130の使用を制御するバス制御部110と、を備える。
バス制御部110は、使用要求信号受信部(使用要求信号受信手段)111と、使用許可デバイス選択部(使用許可デバイス選択手段)112と、使用許可信号送信部(使用許可信号送信手段)113と、を備える。
使用要求信号受信部111は、複数のデバイス120a,120b,…のうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから複数のデバイス120a,120b,…のうちの他のデバイスへデータを送信するためにバス130を使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する。
使用許可デバイス選択部112は、複数のデバイス120a,120b,…から使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、複数のデバイス120a,120b,…のそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択する。
一方、使用許可デバイス選択部112は、複数のデバイス120a,120b,…から使用要求信号を受信した場合において、上記受信時点が上記第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイス120a,120b,…のそれぞれに対して設定され且つ上記第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する。
使用許可信号送信部113は、使用許可デバイス選択部112により選択されたデバイスへ、バス130の使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する。
この変形例によれば、上記実施形態と同様に、第1の優先度が比較的高いデバイス120a,120b,…が使用要求信号を頻繁に送信している場合であっても、第1の優先度が比較的低いデバイス120a,120b,…によるバス130の使用が許可されない状態が継続することを防止することができる。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
本発明は、通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスを備えるデータ転送装置等に適用可能である。
1 データ転送装置
10 バス制御部
11 バス使用制御部
12 タイマ
20a,20b,20c,… デバイス
21 優先度レジスタ
22 使用要求回数カウンタ
23 使用許可回数カウンタ
24 減算器
25 リクエスト制御部
30 共用バス
40a,40b,… 信号線
100 データ転送装置
110 バス制御部
111 使用要求信号受信部
112 使用許可デバイス選択部
113 使用許可信号送信部
120a,120b,… デバイス
130 バス

Claims (20)

  1. 通信路を構成するバスと、当該バスに接続された複数のデバイスと、当該デバイスによる当該バスの使用を制御するバス制御部と、を備えるデータ転送装置であって、
    前記バス制御部は、
    前記複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために前記バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
    複数の前記デバイスから前記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、前記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
    前記選択されたデバイスへ、前記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
    を備えるデータ転送装置。
  2. 請求項1に記載のデータ転送装置であって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、前記第1の期間が終了した後に前記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に前記第1の期間を再び開始させるように構成されたデータ転送装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のデータ転送装置であって、
    前記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが前記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得する使用要求回数取得手段と、
    前記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが前記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得する使用許可回数取得手段と、
    を備えるとともに、
    前記使用許可デバイス選択手段は、前記取得された使用要求回数と前記取得された使用許可回数とに基づいて前記第2の優先度を設定するように構成されたデータ転送装置。
  4. 請求項3に記載のデータ転送装置であって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、
    前記取得された使用要求回数から前記取得された使用許可回数を減じた値が大きくなるほど大きくなる値を前記第2の優先度として設定するように構成されたデータ転送装置。
  5. 請求項4に記載のデータ転送装置であって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、
    前記取得された使用要求回数から前記取得された使用許可回数を減じた値を、前記第1の優先度に加算した値を前記第2の優先度として設定するように構成されたデータ転送装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のデータ転送装置であって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、前記第1の期間と前記第2の期間とを交互に繰り返すように構成されたデータ転送装置。
  7. 通信路を構成するバスと、当該バスに接続された複数のデバイスと、当該デバイスによる当該バスの使用を制御するバス制御部と、を備えるデータ転送装置に適用されるデータ転送制御方法であって、
    前記複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために前記バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信工程と、
    前記使用要求信号受信工程にて複数の前記デバイスから前記使用要求信号が受信された場合において、その使用要求信号が受信された時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、前記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択工程と、
    前記選択されたデバイスへ、前記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信工程と、
    を含むデータ転送制御方法。
  8. 請求項7に記載のデータ転送制御方法であって、
    前記使用許可デバイス選択工程は、前記第1の期間が終了した後に前記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に前記第1の期間を再び開始させるように構成されたデータ転送制御方法。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のデータ転送制御方法であって、
    前記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが前記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得する使用要求回数取得工程と、
    前記複数のデバイスのそれぞれに対して、当該デバイスが前記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得する使用許可回数取得工程と、
    を含むとともに、
    前記使用許可デバイス選択工程は、前記取得された使用要求回数と前記取得された使用許可回数とに基づいて前記第2の優先度を設定するように構成されたデータ転送制御方法。
  10. 請求項9に記載のデータ転送制御方法であって、
    前記使用許可デバイス選択工程は、
    前記取得された使用要求回数から前記取得された使用許可回数を減じた値が大きくなるほど大きくなる値を前記第2の優先度として設定するように構成されたデータ転送制御方法。
  11. 通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
    複数の前記デバイスから前記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、前記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
    前記選択されたデバイスへ、前記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
    を備えるバス制御装置。
  12. 請求項11に記載のバス制御装置であって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、前記第1の期間が終了した後に前記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に前記第1の期間を再び開始させるように構成されたバス制御装置。
  13. 請求項11又は請求項12に記載のバス制御装置であって、
    前記複数のデバイスのそれぞれから、当該デバイスが前記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数から、当該デバイスが前記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を受信する使用禁止回数受信手段を備えるとともに、
    前記使用許可デバイス選択手段は、前記受信された使用禁止回数に基づいて前記第2の優先度を設定するように構成されたバス制御装置。
  14. 請求項13に記載のバス制御装置であって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、
    前記受信された使用禁止回数が大きくなるほど大きくなる値を前記第2の優先度として設定するように構成されたバス制御装置。
  15. バス制御装置に、
    通信路を構成するバスに接続された複数のデバイスのうちの1つのデバイスにより送信された信号であり、且つ、当該デバイスから当該複数のデバイスのうちの他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を受信する使用要求信号受信手段と、
    複数の前記デバイスから前記使用要求信号を受信した場合において、その使用要求信号を受信した時点である受信時点が第1の期間内にあるとき、前記複数のデバイスのそれぞれに対して予め設定された第1の優先度が最大であるデバイスを選択し、一方、当該受信時点が当該第1の期間と異なる第2の期間内にあるとき、当該複数のデバイスのそれぞれに対して設定され且つ当該第1の優先度と異なる第2の優先度が最大であるデバイスを選択する使用許可デバイス選択手段と、
    前記選択されたデバイスへ、前記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を送信する使用許可信号送信手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムであって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、前記第1の期間が終了した後に前記第2の期間を開始させるとともに、当該第2の期間が終了した後に前記第1の期間を再び開始させるように構成されたプログラム。
  17. 請求項15又は請求項16に記載のプログラムであって、
    前記バス制御装置に、更に、
    前記複数のデバイスのそれぞれから、当該デバイスが前記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数から、当該デバイスが前記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を受信する使用禁止回数受信手段を実現させるとともに、
    前記使用許可デバイス選択手段は、前記受信された使用禁止回数に基づいて前記第2の優先度を設定するように構成されたプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムであって、
    前記使用許可デバイス選択手段は、
    前記受信された使用禁止回数が大きくなるほど大きくなる値を前記第2の優先度として設定するように構成されたプログラム。
  19. 通信路を構成するバスに接続されたデバイスであって、
    前記バスに接続された他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を送信する使用要求信号送信手段と、
    前記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を受信する使用許可信号受信手段と、
    前記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得するとともに、前記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得し、当該取得した使用要求回数から当該取得した使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を送信する使用禁止回数送信手段と、
    を備えるデバイス。
  20. 通信路を構成するバスに接続されたデバイスに、
    前記バスに接続された他のデバイスへデータを送信するために当該バスを使用することを要求する旨を表す信号である、使用要求信号を送信する使用要求信号送信手段と、
    前記バスの使用を許可する旨を表す使用許可信号を受信する使用許可信号受信手段と、
    前記使用要求信号を送信した回数である使用要求回数を取得するとともに、前記使用許可信号を受信した回数である使用許可回数を取得し、当該取得した使用要求回数から当該取得した使用許可回数を減じた値である使用禁止回数を送信する使用禁止回数送信手段と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2009017689A 2009-01-29 2009-01-29 データ転送装置 Withdrawn JP2010176348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009017689A JP2010176348A (ja) 2009-01-29 2009-01-29 データ転送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009017689A JP2010176348A (ja) 2009-01-29 2009-01-29 データ転送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010176348A true JP2010176348A (ja) 2010-08-12

Family

ID=42707269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009017689A Withdrawn JP2010176348A (ja) 2009-01-29 2009-01-29 データ転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010176348A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013156908A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Fujitsu Ltd 接続装置、ストレージ装置、接続要求送信制御方法、および接続要求送信制御プログラム
JP2013175192A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Samsung Electronics Co Ltd データ復号化装置及び方法
JP2013544001A (ja) * 2010-10-20 2013-12-09 クアルコム,インコーポレイテッド バスデバイスのヘルス情報に基づく通信バス上のバストランザクションのアービトレーションおよび関連する電力管理

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544001A (ja) * 2010-10-20 2013-12-09 クアルコム,インコーポレイテッド バスデバイスのヘルス情報に基づく通信バス上のバストランザクションのアービトレーションおよび関連する電力管理
US9064050B2 (en) 2010-10-20 2015-06-23 Qualcomm Incorporated Arbitrating bus transactions on a communications bus based on bus device health information and related power management
JP2013156908A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Fujitsu Ltd 接続装置、ストレージ装置、接続要求送信制御方法、および接続要求送信制御プログラム
JP2013175192A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Samsung Electronics Co Ltd データ復号化装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012118570A5 (ja)
JP2011081432A5 (ja) 通信装置及び通信装置の制御方法並びにプログラム
JP2019080337A (ja) ネットワークデバイスにおけるフレキシブルな送信間隔およびバックオフ間隔
US10159041B2 (en) Communication apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer-readable storage medium
JP2010176348A (ja) データ転送装置
JP2016532967A (ja) 周辺装置からのirq線の数を1線に最小化する方法
US20110310859A1 (en) Basic service set scheduling based on media access controller states
KR20120066979A (ko) 근거리 무선 통신 시스템
US8719387B2 (en) Adjusting polling interval of client when another client is inputting request to server
JP2021502715A5 (ja)
JP6402576B2 (ja) 通信装置、情報処理装置、情報処理システム及び通信装置の制御方法
JP2019193077A (ja) 無線通信装置およびその制御方法
JP7044081B2 (ja) 車載用通信システム
JP6112218B2 (ja) 情報構成方法、接続確立要求の報告方法、装置及びシステム
JP5652236B2 (ja) 通信装置
JP2005346175A (ja) コマンド通信装置およびコマンド通信方法
CN115884229B (zh) 传输时延的管理方法、电子设备和存储介质
JP5434493B2 (ja) ネットワーク管理サーバ装置、管理対象装置、ネットワークシステム、管理対象情報要求方法および管理対象情報送信方法
JP2014120938A (ja) メッシュ無線通信ネットワークシステム、無線通信方法、および、無線端末
JP2004260562A (ja) パケット送受信方法、及び装置
JP2014168144A (ja) 通信方法及びスイッチングハブ
KR101390445B1 (ko) 제약된 무선 장치들에 대해 감소된 전력 소비를 갖는 매체 액세스를 위한 방법 및 시스템
WO2023011309A1 (zh) 反馈方法、相关设备及可读存储介质
JP2010087669A (ja) 無線送信装置、プログラム及び方法
JP2007036667A (ja) 双方向シリアル通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100702

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120403