JP2011144895A - アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクチュエータは、駆動プーリ1と、従動プーリ2と、両プーリ1,2の間に掛け渡された無端ベルト3と、ガイドレール4と、無端ベルト3に接続されガイドレール4に沿って直線移動する主軸受5と、カウンタガイドレール6と、無端ベルト3に接続されカウンタガイドレールに沿って直線移動するカウンタ軸受7と、を備える。主軸受5は、軸方向に並んだ3個の軸受部材5A,5B,5Cが連結部材8により連結されてなる。これら軸受部材5A,5B,5Cのうち軸受部材5Bは、無端ベルト3に接続されるベルト接続用軸受部材であり、軸受部材5A,5Cは、搭載物を搭載する搭載物用軸受部材である。連結部材8は、軸方向には変形せず軸方向以外の方向には変形可能である。
【選択図】図1
Description
特許文献1,2に開示のアクチュエータは、駆動装置により回転駆動される駆動プーリと、回転自在に支持された従動プーリと、駆動プーリと従動プーリとの間に掛け渡された無端ベルトと、ワーク等の搭載物を搭載して直線移動する主軸受と、主軸受の直線移動を案内するガイドレールと、主軸受のカウンタウェイトとして機能するカウンタ軸受と、カウンタ軸受の直線移動を案内するカウンタガイドレールと、を備えている。主軸受及びカウンタ軸受は無端ベルトに接続されているが、カウンタ軸受は、主軸受が取り付けられた側とは前記両プーリを挟んで反対側に接続されている。
このようなアクチュエータにおいては、主軸受とカウンタ軸受とを逆方向に移動させることにより、加速時,減速時などに生じる主軸受の反力が抑制されるので、それにより振動の抑制が図られている。
通常の用途であれば、運動精度が若干低下しても大きな悪影響が生じない場合が多いが、高精度用途のアクチュエータの場合は、無端ベルトを介して主軸受に伝わる微振動が搭載物に悪影響を及ぼすおそれがあった。そのため、振動抑制のさらなる向上が求められていた。
そこで、本発明は上記のような従来技術が有する問題点を解決し、主軸受が高速で移動し且つ急激に加速又は減速される場合でも、主軸受に搭載された搭載物に微振動が伝達しにくいアクチュエータを提供することを課題とする。
また、上記のような本発明のアクチュエータにおいては、前記無端ベルトと前記主軸受は、前記主軸受の重心位置において接続されていることが好ましい。
このような構成であれば、ガイドレールの凹部と搭載物とが対向しないようにして、無端ベルトから発生する塵埃が搭載物に付着することを抑制することができる。
なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、主軸受5は3個の軸受部材5A,5B,5Cが連結されてなるものであったが、軸受部材の個数は3個以上であれば特に限定されるものではない。
さらに、本実施形態においては、連結部材8として丸軸状の部材を用いた例を示したが、軸方向には変形せず軸方向以外の方向には変形可能であるという性質を有しているならば、連結部材8は丸軸状の部材に限定されるものではなく、例えば、図6,7に示すような平板状の部材を用いることもできる。平板状の部材としては、例えば板バネが好適である。
さらに、本実施形態においては、主軸受5に搭載する搭載物としてカメラを例示したが、搭載物はカメラに限定されるものではなく、主軸受5には種々の物体や処理装置等を搭載することができる。
2 従動プーリ
3 無端ベルト
4 ガイドレール
5 主軸受
5A,5B,5C 軸受部材
6 カウンタガイドレール
7 カウンタ軸受
8 連結部材
10 モータ
Claims (6)
- 駆動装置により回転駆動される駆動プーリと、回転自在に支持された従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に掛け渡され前記駆動プーリの回転に伴って回転する無端ベルトと、軸方向に延びるガイドレールと、前記無端ベルトに接続され且つ前記無端ベルトの回転に伴って前記ガイドレールに沿って軸方向に直線移動する主軸受と、を備え、前記主軸受に搭載物を搭載して直線移動させるアクチュエータにおいて、
前記主軸受は、軸方向に並んだ3個以上の軸受部材が連結部材により連結されてなり、これら軸受部材のうち一部は前記無端ベルトに接続されるベルト接続用軸受部材であり、他部は前記搭載物を搭載する搭載物用軸受部材であるとともに、前記連結部材は軸方向には変形せず軸方向以外の方向には変形可能であることを特徴とするアクチュエータ。 - 軸方向に延びるカウンタガイドレールと、前記主軸受が接続された側とは前記両プーリを挟んで反対側において前記無端ベルトに接続され且つ前記無端ベルトの回転に伴って前記カウンタガイドレールに沿って軸方向に直線移動するカウンタ軸受と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
- 前記無端ベルトと前記主軸受は、前記主軸受の重心位置において接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ。
- 前記ガイドレールの形状は断面略コ字状であり、前記ガイドレールの凹部内に前記無端ベルトの少なくとも一部が配されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
- 前記連結部材が丸軸状の部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
- 前記連結部材が平板状の部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
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2010
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