JP2011144727A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプ損失を低減するとともに、混合気の排気通路への吹き抜けを抑制するエンジンの吸気装置を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジン1の吸気装置100は、第1吸気ポート11により気筒2と連通された第1タンク102aと、第2吸気ポート12により気筒2と連通された第2タンク102bと、第1吸気ポート11を開閉する第1吸気弁13と、吸気行程において遅くとも下死点付近で第1吸気弁13を閉弁する第1吸気弁開閉機構と、第2吸気ポート12を開閉する第2吸気弁14と、燃料消費を抑制する運転時に、第2吸気弁14の開弁時期を排気弁7の閉弁後とするとともに、閉弁時期を下死点よりも遅角する第2吸気弁開閉機構と、第2タンク102bの吸気入口に配置され、気筒2から第2吸気ポート12への混合気の吹き返し期間に閉弁する開閉弁107と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、高膨張比サイクルを利用するエンジンの吸気装置に関する。
従来、エンジンの高効率化を図り、燃焼サイクル中の膨張比が圧縮比を上回るようにした、いわゆる高膨張比サイクルのエンジンが実用化されている。特許文献1によると、高膨張比サイクルのエンジンは、吸気弁の閉弁時期を遅らせることにより、燃焼サイクル中の膨張比を圧縮比よりも大きくする。これにより、ポンプ損失(ポンピングロス)を低減して熱効率の向上を図るとともに、ノッキングを回避している。
特開2004−183510号公報
高膨張比サイクルのエンジンでは、吸気バルブの閉弁期間を遅らせることにより、ポンプ損失を低減し、ノッキングを回避できるが、その反面、吸気通路側へと逆流する混合気が増加する。また、このように吸気通路側へ逆流した混合気は、排気行程終了間際に吸気弁を開弁する、いわゆるオーバーラップ期間において、排気通路へと吹き抜けてHCの増加や燃費の悪化を招く。
そこで、本発明はポンプ損失を低減するとともに、混合気の排気通路への吹き抜けを抑制するエンジンの吸気装置を提供することを課題とする。
かかる課題を解決する本発明のエンジンの吸気装置は、新気を気筒へ取り込む第1吸気通路と、前記第1吸気通路内に組み込まれたスロットルバルブの下流側で前記第1吸気通路から分岐し、前記気筒へ開口する第2吸気通路と、前記気筒側に設けられた前記第1吸気通路の開口部で前記第1吸気通路を開閉する第1吸気弁と、前記気筒側に設けられた前記第2吸気通路の開口部で前記第2吸気通路を開閉する第2吸気弁と、吸気行程において遅くとも下死点付近で前記第1吸気弁を閉弁する第1吸気弁開閉機構と、前記第2吸気弁の弁開閉時期を可変とする第2吸気弁開閉機構と、前記第2吸気通路における前記第1吸気通路側の入口に配置され、前記第2吸気通路を開閉する開閉弁と、を備え、燃料消費を抑制する運転時に、前記第2吸気弁開閉機構は、第2吸気弁の開弁時期を排気弁の閉弁後とするとともに、閉弁時期を下死点よりも遅角することにより、気筒内の吸入空気を第2吸気通路へ吹き返すとともに、前記開閉弁は、吹き返し期間に閉弁することを特徴とする。
このような構成とすることにより、ポンプ損失を低減するとともに、混合気の排気通路への吹き抜けを抑制することができる。上記構成によると筒内に一旦流入した混合気は下死点後に第2吸気通路へ吹き返す。このとき、ポンプ損失を低減することができる。また、第1吸気通路と第2吸気通路とは分離されていることから、筒内から第2吸気通路へ吹き返した混合気の第1吸気通路内への流入が防止される。上記構成によると、第2吸気弁と排気弁とはオーバーラップしないため、第2吸気通路内の混合気の排気側への吹き抜けを抑制することができる。
このようなエンジンの吸気装置は、前記第2吸気通路内に燃料噴射弁を備え、前記燃料噴射弁は、筒内の混合気が前記第2吸気通路へ吹き返す期間に燃料を噴射する構成とすることができる。
上記構成によると、筒内からの混合気の吹き返しにより、噴射された燃料の霧化が促進される。燃料の霧化が促進されるため、燃焼状態が改善されて燃費を向上することができる。また、第2吸気弁と排気弁とはオーバーラップしないため、このように第2吸気通路内で生成された混合気の排気通路への吹き抜けが防止できる。
このようなエンジンの吸気装置は、負圧を要求する機器の内部と前記第1吸気通路の内部とを接続した構成とすることができる。
従来のエンジンにおいて、吸気通路は吸気引き込みにより負圧を発生するため、エンジンに搭載される負圧を要求するシステムの負圧発生源として用いられていた。高膨張比サイクルのエンジンにおいて、気筒からの吹き返しがある場合、吹き返しにより吸気通路内の圧が上昇するため、負圧発生源として機能しなくなるおそれがある。このため、別途負圧ポンプなどを備えることを考えなければならなかった。ところが、本発明の上記構成によれば、第1吸気通路内が各機器の負圧発生源となるとともに、第1吸気通路と仕切りによって隔てられた第2吸気通路内が気筒からの吹き返しを引き込むことができる。これにより、吸入空気のポンプ損失を低減するとともに、エンジンに搭載される各機器が要求する負圧が確保できる。このため、改めて負圧ポンプ等を必要とすることもない。なお、負圧を要求するシステムとは、例えば、燃料タンクパージシステム、外部EGR、ブレーキブースタ、ブローバイガス吸引装置などが相当する。
このようなエンジンの吸気装置は、前記第1吸気通路の内部及び、前記第2吸気通路の内部に吸入された空気量のそれぞれを測定可能な吸入空気量測定手段を備えた構成とすることができる。
エンジンの気筒内に供給されるガスには、新気以外に、EGR、ブローバイガス等も含まれる。これらのEGR量やブローバイガス量、さらに吹き返しによる混合気量が不明であるため、これらの変化により気筒内に供給される新気量の変化を正確に把握することは困難である。このため、A/F制御において、誤差や遅れを招いてしまう。上記発明では、気筒内から第2吸気通路内へ吹き返す混合気の空燃比は、気筒内で燃焼する混合気の一部であるため、排気ガスから得られる空燃比の値と一致する点に着目した。上記発明の構成によると、第2吸気通路内に吸入する空気量と排気ガスから得られる空燃比の情報とから、噴射する燃料量を調整して気筒内へ供給する混合気の空燃比を詳細に制御できる。
また、このようなエンジンの吸気装置は、前記第1吸気通路の長さを変更する第1吸気路可変機構と、前記第2吸気通路の長さを変更する第2吸気路可変機構と、を備えた構成とすることができる。
上記構成によると、第1吸気通路の長さ及び第2吸気通路の長さを変更することにより、出力重視の運転や燃費向上を重視する運転に幅広く対応することができる。より詳細には、エンジンの出力を重視する運転の場合、前記第1通路長変更手段は、低速回転時に前記第1吸気通路の長さを長くし、高速回転時に前記第1吸気通路の長さを短くし、前記第2通路長変更手段は、低速回転時に前記第2吸気通路の長さを長くし、高速回転時に前記第2吸気通路の長さを短くし、前記開閉弁は全開とする。一方、燃料消費の抑制を重視する運転の場合、前記第1通路長変更手段は、前記第1吸気通路の長さを長くし、前記第2通路長変更手段は、前記第2吸気通路の長さを短くすることができる。
さらに、このようなエンジンの吸気装置は、エンジンの出力が上昇するにつれて、前記第2吸気弁開閉機構は、前記第2吸気弁の開閉時期を進角するとともに、前記開閉弁は、開弁方向に動作する構成とすることができる。
上記構成によると、負荷が上昇する高出力時には第2吸気弁の開閉時期を第1吸気弁の開閉時期に近づけ、筒内に吸引する新気量を増加し、筒内から吹き返す混合気量を減少させる。これにより、圧縮行程で圧縮される空気量が増加し、高出力を得ることができる。
本発明のエンジンの吸気装置は、気筒からの吹き返しが流入する第2吸気通路を備え、第2吸気通路を開閉する第2開閉弁と排気弁とのオーバーラップ期間を設けないことにより、ポンプ損失を低減するとともに、混合気の排気通路への吹き抜けを抑制することができる。
実施例1の吸気装置の概略構成を示した説明図である。 吸気弁、排気弁の開閉機構を示した説明図である。 燃料消費を抑制する運転時の第1吸気カム、第2吸気カム、排気カムのカム特性図である。 吸気弁、排気弁のカム特性を示した説明図であって、(a)は燃料の消費を抑制する運転時のカム特性を示し、(b)は、(a)の状態に比べ、第2吸気弁の開閉時期が進角したカム特性を示し、(c)は、第1吸気弁と第2吸気弁とが、略同様の開閉時期となるカム特性を示している。 第1インジェクタ、第2インジェクタの噴射時期の一例を示した説明図である。 実施例2の吸気装置の概略構成を示した説明図である。 実施例3の吸気装置一部の構成を示した説明図であって、(a)はエンジンを側面から見た場合の吸気装置の構成を示した説明図であり、(b)は、(a)のA−A断面を示した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例1について図面を参照しつつ説明する。図1はエンジン1に組み込まれた吸気装置100の概略構成を示した説明図である。エンジン1は4バルブ4気筒のDOHCエンジンである。エンジン1は、気筒2に開口する第1吸気ポート11、第2吸気ポート12、排気ポート6が形成されたシリンダヘッド3を備えている。
吸気装置100は吸気管101、サージタンク102を備えている。吸気管101にはスロットル弁103が組み込まれている。スロットル弁103の下流側で吸気管101にサージタンク102が接続されている。このサージタンク102内は仕切り104により区画され、第1タンク102aと、第2タンク102bとが形成されている。このとき、第1タンク102a、第2タンク102bのいずれも吸気管101側が開口しており、吸気管101を通過した新気が流入する。
第1タンク102aには第1管路105が接続されている。この第1管路105は第1吸気ポート11に接続されて、第1タンク102a内と気筒2内とが連通されている。また、第2タンク102bには第2管路106が形成されており、第2管路106は第2吸気ポート12と接続されて、第2タンク102b内と気筒2内とが連通されている。第1管路105、第2管路106は4つの気筒2のそれぞれに対して設けられている。
このような吸気管101、第1タンク102a、第1管路105、第1吸気ポート11は第1吸気通路として機能し、新気を気筒2内へ取り込む。第2タンク102b、第2管路106、第2吸気ポート12は、第1吸気通路内に組み込まれたスロットル弁103の下流側で第1吸気通路から分岐し気筒2内に開口する第2吸気通路として機能する。
第1吸気ポート11には第1吸気弁13が組みつけられている。すなわち、この第1吸気弁13は、第1吸気通路の気筒側の開口部において第1吸気通路を開閉する。また、第2吸気ポート12には第2吸気弁14が組みつけられている。すなわち、第2吸気弁14は第2吸気通路の気筒側の開口部において第2吸気通路を開閉する。第1吸気弁13、第2吸気弁14は各気筒2のそれぞれに設けられている。さらに、第2タンク102bの吸気管101側、すなわち、第1吸気通路側の入口には、開閉弁107が組みつけられている。開閉弁107は電子制御により開度が切り替えられて、第2タンク102bと吸気管101とを開放、遮断する。
次に1つの気筒2に着目し、吸、排気弁の開閉機構10について説明する。図2はエンジン1に組み込まれた吸、排気弁の開閉機構10を示した説明図である。図2(a)は気筒2を側面から見た状態を示し、図2(b)は気筒2を上側から見た状態を示している。図2に示すように、気筒2はシリンダヘッド3、シリンダブロック4内に形成されており、気筒2の内部にはピストン5が往復運動可能に収納されている。
上記の通り、第1吸気ポート11、第2吸気ポート12、排気ポート6が、シリンダヘッド3内に形成されている。第1吸気ポート11の気筒2側の開口部に第1吸気弁13が配置され、第2吸気ポート12の気筒側の開口部に第2吸気弁14が配置されている。また、排気ポート6の気筒側の開口部には、排気通路を開閉する排気弁7がそれぞれ配置されている。
さらに、エンジン1は第1吸気ポート11に燃料噴射用の第1インジェクタ26を備えている。第1インジェクタ26は、筒内2へ向かう気流の順方向へと燃料を噴射する構成となっている。第1インジェクタ26は第1吸気ポート11を通過する新気に燃料を噴射して混合させる。
さらに、開閉機構10は、第1カムシャフト15と、第2カムシャフト16とを備えている。第1カムシャフト15の一端にはドリブンスプロケット17が組み付けられている。また、第2カムシャフト16の一端には可変動弁機構18が組み付けられている。この可変動弁機構18の外周にはギヤの歯が形成されている。ドリブンスプロケット17及び可変動弁機構18の外周は、タイミングチェーン19によりクランクシャフト側のドライブスプロケット(図示しない)と連結されて、ドリブンスプロケット17及び可変動弁機構18へクランクシャフトの回転が伝達される。これにより、第1カムシャフト15、及び第2カムシャフト16が回転する。可変動弁機構18は油圧室が設けられたベーン式の可変バルブタイミング(VVT)コントローラを備えている。このVVTコントローラは油圧の調整によりベーンを回転させて、第2カムシャフト16を進角、遅角することができる。
第1カムシャフト15には第1吸気カム20と2つの排気カム24とが組み付けられている。第1吸気カム20は、ローラーロッカー21を介して第1吸気弁13を押し下げることにより、第1吸気ポート11を開通させる。また、排気カム24は、ロッカーアーム25を介して排気弁7を押し下げることにより排気通路6を開通させる。一方、第2カムシャフト16には、第2吸気カム22が組み付けられている。第2吸気カム22は、ロッカーアーム23を介して第2吸気弁14を押し下げることにより第2吸気ポート12を開通させる。
第1カムシャフト15、ドリブンスプロケット17、ローラーロッカー21は、第1吸気弁13を制御し、開閉状態を設定する。また、第2カムシャフト16、可変動弁機構18、ロッカーアーム22は第2吸気弁14を制御し、開閉状態を設定する。以下、第1吸気弁13、第2吸気弁14の開閉状態の制御について説明する。第1吸気弁13は、第1吸気カム20のカム特性に従って開閉し、第2吸気弁14は第2吸気カム22のカム特性と、可変動弁機構18による進角、遅角の作用により、開閉時期が変化する。
図3は、燃料消費を抑制する運転時の第1吸気カム20、第2吸気カム22、排気カム24のカム特性図である。図3に示したA図は、気筒の1つについて示したカム特性図であり、B図はA図の気筒が吸気行程を経た次に吸気行程を行う気筒について示したカム特性図である。A図とB図とは位相差があるのみで略同様のカム特性を示している。図3のA図、B図では、左側から排気カム24、第1吸気カム20、第2吸気カム22のカム特性を示している。
第1吸気弁13は、上死点(TDC)以前の排気行程の終了間際に弁を開き始める。一方、排気弁7も上死点を経過した後に閉弁するため、排気弁7と第1吸気弁13が同時に開弁状態にあるオーバーラップ期間が存在する。これにより、内部EGRが確保されるとともに、上死点よりも早期に第1吸気弁13を開弁することにより、上死点における第1吸気弁13のリフト量を増大させて空気量を確保し、ポンプ損失を低減する。
そして、この第1吸気弁13は遅くとも下死点付近で閉弁するようにカム特性が選定されている。これにより、ピストン5の上昇により上昇するシリンダ内圧が、吸気慣性の押し込み効果により低下するポート圧を超える以前に第1吸気弁13が閉弁する。このため、気筒2内に吸い込んだ混合気が第1吸気ポート11に逆流しない。
第2吸気弁14は、可変動弁機構18の作用により第1吸気弁13に比べ遅れて開閉する。第2吸気弁14は、排気弁7が閉弁した後に開弁し、下死点(BDC)よりも遅れて閉弁するように制御されている。第2吸気弁14の開閉時期をこのように設定したことにより、下死点後のピストン5の上昇により、一旦、気筒2内へ吸入された混合気が第2吸気ポート12内へ吹き返す期間が設けられる。このように、圧縮行程において圧縮する混合気の量を減少して、圧縮比を膨張比に比べて低減することにより、ポンピングロスを低減し、熱効率を向上する。特に、本実施例では、第2吸気弁14が下死点よりも90°以上遅れて閉じるように制御されている。これにより、十分な吹き戻しが行われるため、従来に比べてさらに燃費の向上が図られている。
また、開閉弁107は、気筒2から第2吸気ポート12への吹き返しが生じる期間において閉弁する。気筒2から第2吸気ポート14内への吹き返しが生じる時期には第1タンク102aの内圧よりも第2タンク102bの内圧が高くなるため、第2タンク102b内の混合気が第1タンク102a内へ流れこまないようにする。これにより、気筒2内から第2吸気ポート12内へ流入した混合気は第2タンク102b内に留まり、吸気管101や第1タンク102a側へ流れ出ることが防止される。上述の通り、第2吸気弁14は排気弁7とのオーバーラップが無いため、第2タンク102b内の混合気の排気通路6への吹き抜けが抑制され、エミッションの悪化が低減される。このように第2タンク102b内に留まった混合気は、図3で示す次の気筒の吸い込み期間において、次の気筒内へ吸引される。このような吸い込み期間では、第2吸気弁14の開弁開始時期や開弁期間によっては、ピストン5の上昇時に第2吸気弁14の吸気開始が間に合わない場合があるが、押し出しの仕事の損失と吸気の圧が高いことによる吸い込み仕事の損失の減少でフリクションが釣り合う。
次に、燃料の消費を抑制する運転状態からエンジンの出力を重視する運転を行う場合について説明する。図4は、吸、排気弁のカム特性を示した説明図であって、図4(a)は燃料の消費を抑制する運転時の吸、排気弁のカム特性を示し、図4(b)は、図4(a)の状態に比べ、第2吸気弁14の開閉時期が進角したカム特性を示し、図4(c)は、第1吸気弁13と第2吸気弁14とが、略同様の開閉時期となるカム特性を示している。なお、図4(a)は、図3の開閉タイミングと同一のものである。
燃料の消費を抑制する運転状態から、エンジン1の出力を上昇する場合、可変動弁機構18は、第2吸気弁14の開閉時期を進角する。すなわち、図4(a)の状態で運転している場合よりもエンジン1の出力を上昇する場合には、図4(b)のように、第2吸気弁14の開閉時期を進角する。このとき、開閉弁107は、第2吸気弁14の開弁時期が進角するのに連動して、開弁方向に動作し、第2吸気通路に吸引する新気量を増加する。さらに、エンジン1を最大出力で運転する場合には、図4(c)に示すように、第2吸気弁14を第1吸気弁13と同様のタイミングで開閉する。また、開閉弁107は、最大出力時に全開となる。このように、第2吸気弁14の開閉時期を進角することにより、気筒2内に吸引できる新気量が増加するので、エンジンの出力が向上する。
また、第1タンク102a、第2タンク102b内に圧力センサを備え、これらの圧力センサから取得される内圧の情報に基づいて、開閉弁107の開度を制御することもできる。また、これらの圧力センサから取得される内圧の情報に基づいて、第1タンク102aと第2タンク102bの圧力差を開閉弁107のアクチュエータに導入し、自動制御することもできる。このような開閉弁は、ダイアフラム、リード弁等を用いて構成することができる。
以上の通り、吸気装置100は、気筒2から第2吸気通路内へ混合気を吹き返す。第2吸気弁14は排気弁7とオーバーラップしないため、第2吸気通路内の混合気が排気側へ吹き抜けることが防止できる。第2吸気通路内に吹き返る混合気は、次に吸気行程を行う気筒2へ吸い込まれるため、ポンプ損失が低減される。なお、本実施例は、エンジン1に機械圧縮比を変更可能な可変圧縮機構を組み込み、圧縮行程を変更する構成とすることもできる。これにより、さらに柔軟にエンジン1の圧縮比を制御することができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例の吸気装置は、実施例1の吸気装置100とほぼ同様の構成をしている。ただし、本実施例の吸気装置は、第2吸気ポート12に燃料噴射用の第2インジェクタを備えている点で、実施例1の吸気装置100と相違する。第2インジェクタは、図2中の第1インジェクタ26と同様に、筒内2へ向かう気流の順方向へと燃料を噴射する構成となっている。なお、その他の構成は実施例1の吸気装置100と同一であるため、その詳細な説明を省略するとともに、本実施例の説明中、同一の参照番号を用いて説明する。
図5は、実施例1で示した図3のA図に加えて、第1インジェクタ26、第2インジェクタの噴射時期の一例を示した説明図である。図5中に示した時期の全てで燃料を噴射する必要はなく、本実施例の吸気装置では、適宜噴射時期を選択することができる。燃料の消費を抑制する運転時には、吸気吹き返しのある第2吸気ポート12で燃料量を調整する。以下、噴射時期による特徴を説明する。
図5中(1)の吸気行程で燃料を噴射する場合、第2吸気弁14と排気弁7とのオーバーラップ期間がないため、吸気行程中に吸気同期噴射をしても燃料の排気側への吹き抜けが発生しない。
図5中(2)の吹き返し期間で燃料を噴射する場合、気筒2内に一旦吸い込んだ空気が第2吸気ポート12へ吹き返す。吹き返し期間に噴射した場合、気筒2内から吹き返す温度の高い空気に対して噴射することとなり、噴射により空気を冷却することができる。また、吹き返す空気の気流に対向して燃料を噴射することができるため、燃料の霧化が促進できる。
図5中(3)の吸気期間でない時点での噴射、いわゆる吸気非同期噴射をする場合、燃料の噴射時点では、第2吸気弁14は閉弁状態であるため、噴射された燃料が第2吸気弁14の背面に溜まる。これにより、燃料は第2吸気弁14の熱を奪って気化し、燃料の霧化が促進される。また、第2吸気弁14を冷却することができる。
なお、本実施例では、第1インジェクタ26を搭載しない構成も選択できる。大排気量、高出力、燃料噴射量の増大が必要な場合に限り第1インジェクタ26を搭載する。この場合、燃料の吹き抜けが生じないように、第1インジェクタ26の燃料噴射の時期は第1吸気弁13と排気弁7とのオーバーラップ期間を避ける。また、本構成とは異なり、シリンダヘッド3内にインジェクタを設け、気筒2内へ直接燃料を噴射するエンジンの場合では、燃料の吹き抜けを防ぐ目的で、吸気弁と排気弁とが同時に開くオーバーラップ期間を避け、第2吸気弁14が開弁している期間に噴射する。この場合においても、吸気弁が閉じてからの圧縮行程における噴射は従来と同様である。
次に、本発明の実施例3について説明する。図6は、本実施例の吸気装置200の概略構成を示した説明図である。本実施例の吸気装置200は、実施例1の吸気装置100とほぼ同様の構成をしている。ただし、本実施例の吸気装置200は、クランクケース201内部、ブレーキブースタ202内部、チャコールキャニスタ203内部、外部EGR装置204内部と第1タンク102a内とを接続した点で実施例1の吸気装置100と相違する。これらクランクケース201、ブレーキブースタ202、チャコールキャニスタ203、外部EGR装置204はいずれも、負圧を要求するシステムであって、第1タンク102aを負圧源とする。
また、本実施例の吸気装置200は、吸気管101のスロットル弁103の上流側に第1エアフロメータ301を備え、第1タンク102aの入口102a1に第2エアフロメータ302を備え、第1タンク102a内の圧力を検出する第1圧力センサ303、第2タンク102b内の圧力を検出する第2圧力センサ304を備えた点においても、実施例1の吸気装置100と相違する。これらの第1エアフロメータ301、第2エアフロメータ302、第1圧力センサ303、第2圧力センサ304のそれぞれは図示しないECU(Electronic Control Unit)と電気的に接続されている。第1エアフロメータ301は、吸気管101を通過する吸入空気量を計測する。第2エアフロメータ302は吸気管101から第1タンク102a内に流入する空気量を計測する。すなわち、第1エアフロメータ301の計測した吸入空気量から第2エアフロメータ302の計測した空気量を差し引くと、第2タンク102b内に流入する空気量を算出することができる。また、図示しないがエンジン1は、排気通路に空燃比を検出するA/Fセンサを備えている。なお、吸気装置200のその他の構成は実施例1の吸気装置100と同一であるため、吸気装置100と同一の構成要素については、その詳細な説明を省略するとともに、本実施例の説明中、同一の参照番号を用いて説明する。
本実施例のように、第1吸気通路と第2吸気通路とを分離して形成したことにより、第1吸気通路が負圧発生源としての機能を備え、第2吸気通路がポンプ損失の低減効果を得る機能を備える。これにより、上記システムは、吸気弁の開閉状態に左右されること無く作動できる。例えば、外部EGRについていえば、EGR量の調整制御を確実に行うことができる。また、負圧を発生させるためのポンプ等を別途備える必要がなくなる。
ところで、従来、高膨張比サイクルのエンジンにおいて、吸入する新気の全量を計測しても、その後、混入するEGR、ブローバイガス、気筒からの混合気の吹き返しにより、新気量の変化を容易に把握できず、空燃比の制御にずれや遅れが生じていた。本実施例によると、第2タンク102b内の混合気の空燃比を把握することにより、空燃比制御に対する外乱変化に応じて詳細な制御を行うことができる。以下、この詳細について説明する。
気筒2内では第1吸気ポート11、第2吸気ポート12から流入した新気、燃料、EGR、ブローバイガスが混合し、この混合気の一部が第2吸気ポート12へ吹き返す。残りの混合気は気筒2内で燃焼し、排気ポート6から排出される。したがって、気筒2から第2吸気ポート12内へ吹き返した混合気の空燃比は、燃焼後の排気から検出される空燃比と同等である。第2タンク102bには、このように気筒2から吹き返した混合気に、吸気管101側から流入した新気が混合する。この第2タンク102b内に流入する新気の量は、第1エアフロメータ301、第2エアフロメータ302の計測情報より得られるので、第2タンク102b内の混合気の空燃比が判断できる。そして、第2タンク102b側から各気筒2へ吸気する際に、第2吸気弁14から噴射する燃料量を調整することにより、気筒2内に供給する混合気の空燃比を詳細に制御することができる。また、第1吸気ポート11側から気筒2へ供給する混合気の空燃比は従来のエンジンと同様に制御する。
なお、第1タンク102aに流入する空気量を第1圧力センサ303で計測し、第2タンク102bに流入する空気量を第2圧力センサ304で計測することもできる。また、第1タンク102aの入口に代えて、第2タンク102bの入口に第2エアフロメータ302を備えても良い。また、エアフロメータに代えてその他吸入空気量を計測できる装置を用いることもできる。
次に、本発明の実施例4について説明する。図7は、本実施例の吸気装置400の一部の構成を示した説明図である。図7(a)はエンジン1を側面から見た場合の吸気装置400の構成を示した説明図である。図7(b)は、図7(a)のA−A断面を示した説明図である。
図7(a)に示した吸気装置400は、実施例1と同様の機能を有する第1タンク102a、第2タンク102b、第1管路105、第2管路106を備えている。図7(a)に示すように、吸気装置400は、主に第1タンク102aにより構成される第1吸気通路部aと、主に第2タンク102bにより構成される第2吸気通路部bとが対称の構造となっている。
第1タンク102aと第1管路105とは、第1長吸気管401により連通されている。また、吸気装置400は、第1短吸気路402が形成された第1可変弁403を備えている。第1可変弁403が回動することにより、第1短吸気路402が第1タンク102aと第1管路105とを連通する状態と、第1短吸気路402が閉塞される状態とが切替えられる。同様に、第2タンク102bと第2管路106とは、第2長吸気管404により連通されている。また、吸気装置400は、第2短吸気路405が形成された第2可変弁406を備えている。第2可変弁406が回動することにより、第2短吸気路405が第2タンク102bと第2管路106とを連通する状態と、第2短吸気路405が閉塞される状態とが切替えられる。このような第1長吸気管401の長さと第2長吸気管404の長さは等しく、第1短吸気路402の長さと第2短吸気路405の長さは等しい。さらに、本実施例の吸気装置400において、第1管路105と第2管路106とは流路断面積、長さがともに等しくなるように構成されている。なお、図7(a)中では、第1短吸気路402は閉塞された状態、第2短吸気路405は第2タンク102bと第2管路106とを連通した状態を示している。
このような吸気装置400の吐出口407が吸気ポートに接続される。なお、吸気装置400は、ここで説明した以外の構成要素について、実施例1の吸気装置100と同様の構成要素を備えている。したがって、実施例1と同様の構成要素について、その詳細な説明を省略するとともに、本実施例の説明中、同一の参照番号を用いて説明する。
ところで、燃料の消費を抑制する運転と、エンジンの出力を重視する運転とでは、要求される吸気特性が異なる。このため、どちらか一方の吸気特性に合わせて吸気管を構成すると、他方の運転時に吸気特性の要求を満たせなくなるという課題がある。吸気装置400はこれの両立を図る装置である。次に、燃料の消費を抑制する運転、及びエンジンの出力を重視する運転における吸気装置400の動作について説明する。
まず、エンジン1が出力を重視する運転を行う場合について説明する。エンジン1の出力を重視する場合の低速回転時では、第1可変弁403が回動することにより第1短吸気路402を閉塞した状態とする。これにより、第1吸気弁13の開弁時に、第1タンク102a内の空気は第1長吸気管401を通り第1吸気ポート11へ流入する。このように、吸気管が長くなることにより、慣性過給効果が向上し、気筒2が吸入する空気量が増加する。一方、高速回転時では、第1可変弁403が回動することにより第1短吸気路402が第1タンク102aと第1管路105とを連通した状態とする。これにより、第1吸気弁13の開弁時に、第1タンク102a内の空気は、第1吸気ポート11により近い第1短吸気管402を通り第1吸気ポート11へ流入する。このように、短い吸気管にすることにより、吸気抵抗が減少し、気筒2内が吸入する空気量が増加する。
エンジン1の出力を重視する運転時には、第1吸気弁11、第2吸気弁12の開閉タイミングはほぼ同じであり、吸気管の長さも同様となる。したがって、第2タンク102b側においても、低速回転時に第2短吸気路405を閉塞し、第2タンク102b内の空気が、第2長吸気管404を通り第2吸気ポート12へ流入するように構成する。このとき、慣性過給効果により気筒2が吸入する空気量が増加する。また、高速回転時に、第2短吸気路405により第2タンク102bと第2管路106とが連通した状態とする。これにより、第2吸気弁14の開弁時に、第2タンク102b内の空気が第2短吸気管405を通り第2吸気ポート12へ流入するようにする。このとき、吸気抵抗が減少し、気筒2が吸入する空気量が増加する。また、このエンジンの出力を重視する運転時には、開閉弁107は全開の状態とする。このような構成とすることにより、気筒2が吸入する空気量が増加し、エンジン1が高出力で運転できる。
次に、エンジン1が燃料消費の抑制を重視する運転を行う場合について説明する。エンジン1が燃焼の消費を抑制する運転時には、実施例1で説明した通り(図3参照)、第1吸気弁13と第2吸気弁14との開閉時期は異なる。第1タンク102a側では、第1吸気弁13が下死点付近で閉弁することから、吸気管を長くする。すなわち、第1短吸気路402を閉塞する。これにより、第1長吸気管401を空気が通過し、慣性過給効果が向上する。このように、気筒2内へ空気を押し込み、ポンプ損失を低減することができる。
一方、第2タンク102b側では、他の気筒2の吸い込み効果を利用するため、吸気管を短くする。このため、第2短吸気路405により、第2タンク102bと第2管路106とを連通する。これにより、第2タンク102bへの圧力波の伝達が向上し、ポンプ損失が低減する。これにより、熱効率が向上し、燃費が改善する。
本実施例では、サージタンク102から吸気ポートへ接続する吸気管の長さを長短二段階に可変する機構を示したが、三段階やそれ以上に可変する構成とすることができる。さらに、連続して吸気管の長さを変更できれば、気筒2内に吸入する吸気量をより詳細に制御することができる。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。例えば、上記実施例において、可変動弁機構18は第2吸気弁14のバルブタイミングの作用角を可変とする構成であっても良い。また、第1カムシャフト16に可変動弁機構を組み付け、第1吸気弁13のバルブタイミングを可変とする構成としても良い。これにより、さらに柔軟に気筒2内への吸入空気をコントロールすることが可能となり、燃焼効率を向上することができる。
1 エンジン 2 気筒
3 シリンダヘッド 10 開閉機構
11 第1吸気ポート 12 第2吸気ポート
13 第1吸気弁 14 第2吸気弁
15 第1カムシャフト 16 第2カムシャフト
17 ドリブンスプロケット 18 可変動弁機構
19 タイミングチェーン 20 第1吸気カム
21 ローラーロッカー 22 第2吸気カム
23 ロッカーアーム 26 第1インジェクタ
100、200、400 吸気装置 101 吸気管
102 サージタンク 102a 第1タンク
102b 第2タンク 103 スロットルバルブ
105 第1管路 106 第2管路
107 開閉弁 201 クランクケース
202 ブレーキブースタ 203 チャコールキャニスタ
204 外部EGR 301 第1エアフロメータ
302 第2エアフロメータ 401 第1長吸気管
402 第1短吸気路 403 第1可変弁
404 第2長吸気管 405 第2短吸気路
406 第2可変弁

Claims (5)

  1. 新気を気筒へ取り込む第1吸気通路と、
    前記第1吸気通路内に組み込まれたスロットルバルブの下流側で前記第1吸気通路から分岐し、前記気筒へ開口する第2吸気通路と、
    前記気筒側に設けられた前記第1吸気通路の開口部で前記第1吸気通路を開閉する第1吸気弁と、
    前記気筒側に設けられた前記第2吸気通路の開口部で前記第2吸気通路を開閉する第2吸気弁と、
    吸気行程において遅くとも下死点付近で前記第1吸気弁を閉弁する第1吸気弁開閉機構と、
    前記第2吸気弁の弁開閉時期を可変とする第2吸気弁開閉機構と、
    前記第2吸気通路における前記第1吸気通路側の入口に配置され、前記第2吸気通路を開閉する開閉弁と、
    を備え、
    燃料消費を抑制する運転時に、
    前記第2吸気弁開閉機構は、第2吸気弁の開弁時期を排気弁の閉弁後とするとともに、閉弁時期を下死点よりも遅角することにより、気筒内の吸入空気を第2吸気通路へ吹き返すとともに、
    前記開閉弁は、吹き返し期間に閉弁することを特徴としたエンジンの吸気装置。
  2. 前記第2吸気通路内に燃料噴射弁を備え、
    前記燃料噴射弁は、筒内の混合気が前記第2吸気通路へ吹き返す期間に燃料を噴射することを特徴とした請求項1記載のエンジンの吸気装置。
  3. 負圧を要求する機器の内部と前記第1吸気通路の内部とを接続したことを特徴とする請求項1または2記載のエンジンの吸気装置。
  4. 前記第1吸気通路の内部及び、前記第2吸気通路の内部に吸入された空気量のそれぞれを測定可能な吸入空気量測定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれか一項記載のエンジンの吸気装置。
  5. 前記第1吸気通路の長さを変更する第1吸気路可変機構と、
    前記第2吸気通路の長さを変更する第2吸気路可変機構と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のエンジンの吸気装置。
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