JP2011142981A - 空気噴射装置及びそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

空気噴射装置及びそれを用いた電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】如何なる吸引発生装置を用いても合理的かつ衛生的にブロー機能を付加的に提供すると共に、塵埃の吸引状況が把握しやすい使い勝手を向上した電気掃除機を提供する。
【解決手段】吸引力が作用する吸引室6と、空気を噴射する噴射口7と連通する噴射室11と、吸引室6に配され吸引力により動作する吸引ファン5と、噴射室11に配され噴射力を発生する噴射ファン10と、吸引ファン5の動力を噴射ファン10へ伝達する回転軸14に連結された発電手段17を有し、吸引室6に連通する吸引口2を噴射口7の近傍後方に設けるとともに、噴射口7及び/又は吸引口2近傍に発電手段17を電源とした照明手段18を備えたもので、吸引室6に連通される吸引発生装置の形態に左右されず、衛生的なブロアー機能とブロアーで吹き飛ばした塵を回収することが出来、そのときに照明手段18で隙間の暗がりなどでも掃除状況を把握しながら簡単に効率よく掃除できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気を噴射することにより塵埃を吹き飛ばす空気噴射装置及びそれを用いた電気掃除機に関するものである。
塵埃を吹き飛ばす機能(以下、ブロアー機能と称す)を備えた従来の技術の代表例として、電気掃除機の排気をブロアーに利用した形態が挙げられる。以下、図5から7を用いて、従来の電気掃除機について述べる。
図5は、従来のブロアー機能を備えた電気掃除機の全体斜視図、図6は、同電気掃除機の通常使用時の横断面図、図7は、同電気掃除機のブロアー機能使用時の横断面図である。
図5において、従来の電気掃除機の電気掃除機本体50は、電動送風機57と、集塵室58を内蔵している。51は、接続口で、集塵室58に連通すると共に、ホース53の一端に配した接続パイプ52が接続される。吸込口体56は、ホース53の他端に配した手元操作部54もしくは延長管55を介して集塵室58と連通接続される。
図6、7において、50は、電気掃除機本体で、接続口51は、ホース53の一端に配した接続パイプ52を介してホース53を連通接続できる構成となっている。59は、電動送風機支持壁であり、上下2分割構成をとることで電動送風機57の後端を軟質ゴム60を介して挟持する。61は、電動送風機57から排出される気流62を電気掃除機本体50の外部へ排出する排気口であり、電動送風機57と排気口61を連通する排気通路63は、電動送風機支持壁59と隔離壁64とで閉ざされた空間を形成する。
さらに、65は、回動軸66により開閉自在な開閉蓋体であり、開閉蓋体65の凸部67は、接続パイプ52を連通接続できる構成となっている連結口68にはまり込む構成をとると共に、接続パイプ52を連通接続した際には、電動送風機支持壁59と当接し排気通路63を遮断する構成をとっている。
上記構成において、図6に示すように、通常使用時には、接続口51から吸引された気流62は、電動送風機57から排気通路63を経て排気口61から排出される。なお、この時、開閉蓋体65は閉じた状態にあり、開閉蓋体65の凸部67が連結口68にはまり込むことで外部からの空気の流入を防止している。
一方、図7に示すように、ブロアー使用時に、接続パイプ52を連結口68に連通接続すれば、開閉蓋体65が回動し電動送風機支持壁59と当接する位置で停止することで排気通路63を遮断するため、接続口51から吸引された気流62は、電動送風機57から排気通路63の途中まで経て連結口68さらにはホース53や延長管55を経て、外部へ噴射される。
また、特許文献1に開示されているように、ホース53は通常使用のように掃除機本体50に接続して、ホース53の他端にある手元操作部54の先あるいは延長管55に接続して吸気を利用して吸引ファン(図示せず)を回転させ、その動力で噴射ファン(図示せず)をまわすことで、別の空気取り入れ口(図示せず)から吸入した空気を噴射させるものも提案されている。
特開2000−217746号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機の排気をブロアーに利用した形態では、実際はクリーンな排気であっても、塵埃を吸引した排気を利用するという面で、不衛生なイメージを抱かれたり、上記従来例のように、塵埃の吸引に使用しているホースや延長管等を利用する形態の物では、吸引経路に付着した微量な塵埃が噴出する恐れがあるなど、衛生面で懸念されて利用機会が減り、近年はこの形態でのブロアー機能付の電気掃除機は少なくなっている。
また、単にブロアーするだけでは、塵が舞い散ってしまい、近年の気密性の高い住宅状況では、単に塵を拡散するだけで、かえって使いづらい機能ともなっている。
一方、吸引だけでは、負圧が掃除対象に作用するまで、吸込口(以下「ノズル」という)を近接させる必要があり、近接させると、掃除対象が吸い付いついて破損したり、傾いたり、吸込んでしまったりする事があり、掃除し難いケースも存在する。
例えば、造花などの吸引では壊れてしまう置物、ノズルで直接触ると傾いてしまう壁掛けの額や時計、ノズルが届き辛い照明の傘や天井などの高所、家具間や壁との隙間、直接電気掃除機の汚れたノズルを触れさせたくない、手で触る物(電話やFAX)などである。
これらの場所では、ブロアー機能が有効であり、さらに、その舞い上がる塵埃をすぐ吸引できるものが望ましい。また、このブロアー機能を欲する場面は、ノズルを近接させにくく、また目視し辛い状況であることが多々あることが考えられる。
本発明は、以上のような従来の課題を解決しようとするものであって、電気掃除機等の吸引発生装置の形態に左右されず、衛生的なブロアー機能とブロアーで吹き飛ばした塵を回収することが出来、さらに塵埃の吸引状況が把握しやすい使い勝手のよい空気噴射装置及びそれを用いた電気掃除機を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するため、本発明の吸引発生装置は、吸引力が作用する吸引室と、空気を噴射する噴射口と連通する噴射室と、前記吸引室に配され吸引力により動作する吸引ファンと、前記噴射室に配され噴射力を発生する噴射ファンと、前記吸引ファンの動力を前記噴射ファンへ伝達する動力伝達手段と、前記動力伝達手段に連結された発電手段を有し、前記吸引室に連通する吸引口を前記噴射口の近傍の後方に設けるとともに、前記噴射口及び/又は前記吸引口近傍に前記発電手段を電源とした照明手段を備えたもので、電気掃除機等の吸引発生装置の形態に左右されず、衛生的なブロアー機能とブロアーで吹き飛ばした塵を回収することが出来、そのときに照明手段にて塵埃の吸引状況を照射することで、視覚的に分かりやすく、掃除しにくい場所である隙間の暗がりなどでも掃除状況を把握しながら簡単に効率よく掃除できる。
また、本発明の電気掃除機は、塵埃吸引用の電動送風機と、塵埃を捕集する集塵室と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気噴射装置と、前記空気噴射装置が着脱自在に装着されるホースとを備えたもので、通常の掃除を行いながら、必要な際に空気噴射装置を装着して衛生的にブロアー掃除ができる、便利な電気掃除機を提供できる。
本発明の空気噴射装置及びそれを用いた電気掃除機は、吸引室に吸引力が作用することで噴射口から空気を噴射するもので、電気掃除機等の吸引発生装置の形態に左右されず、衛生的なブロアー機能とブロアーで吹き飛ばした塵を回収することが出来、また、塵埃の吸引状況が視覚的に分かりやすく、掃除しにくい場所でも掃除状況を把握しながら簡単に効率よく掃除できる、使い勝手のよいものである。
本発明の実施の形態1における空気噴射装置の略断面図 本発明の実施の形態2における空気噴射装置の略断面図 本発明の実施の形態3における空気噴射装置の略断面図 同空気噴射装置のシステムブロック図 従来の電気掃除機の全体斜視図 同電気掃除機の通常使用時の横断面図 同電気掃除機のブロアー機能使用時の横断面図
第1の発明は、吸引力が作用する吸引室と、空気を噴射する噴射口と連通する噴射室と、前記吸引室に配され吸引力により動作する吸引ファンと、前記噴射室に配され噴射力を発生する噴射ファンと、前記吸引ファンの動力を前記噴射ファンへ伝達する動力伝達手段と、前記動力伝達手段に連結された発電手段を有し、前記吸引室に連通する吸引口を前記噴射口の近傍の後方に設けるとともに、前記噴射口及び/又は前記吸引口近傍に前記発電手段を電源とした照明手段を備えたもので、電気掃除機等の吸引発生装置の形態に左右されず、衛生的なブロアー機能とブロアーで吹き飛ばした塵を回収することが出来、そのときに照明手段にて塵埃の吸引状況を照射することで、視覚的に分かりやすく、掃除しにくい場所である隙間の暗がりなどでも掃除状況を把握しながら簡単に効率よく掃除できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の噴射室に空気を取り入れる第2の吸引口と、前記第2の吸引口の開口面積を可変する開口面積調整手段と、前記開口面積調整手段による調整量と噴射ファンの回転数から噴射量を判断する判断手段と、前記判断手段の信号に応じて、噴射口からの噴射量を表示する表示手段を備えたもので、噴射口からの噴射量を表示することによって、掃除場所の状況によって使用者がブロアー風量を精度よく制御できるため、使い勝手のよいものになる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の発電手段を、発電機と、前記発電機による起電力を平滑し直流電圧源とする電源回路とで構成し、前記電源回路に蓄電手段を接続したもので、一時的に風量が低下しても性能を落とすことなく、照明装置などの各負荷へ安定した電力を供給することができる。
第4の発明は、塵埃吸引用の電動送風機と、塵埃を捕集する集塵室と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気噴射装置と、前記空気噴射装置が着脱自在に装着されるホースとを備えたもので、通常の掃除を行いながら、必要な際に空気噴射装置を装着して衛生的にブロアー掃除ができる、便利な電気掃除機を提供できる。
第5の発明は、特に、第4の発明の空気噴射装置内に無線式の通信手段を備え、予め定めた通信方式により掃除機本体内に備えられた通信手段との通信により、噴射量の調整や塵埃検出結果から電動送風機の入力を制御するようにしたもので、噴射側の要求から吸引力の発生手段である電動送風機への電力供給を制御できるので、使用者が面倒な操作をすることなく必要な噴射量と吸引力の調整を行うことができ、より使い勝手のよい電気掃除
機を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気噴射装置1の内部構成を略断面図で示したものである。
図1において、1は、本実施の形態における空気噴射装置で、吸引口2を有し垂直方向に90度回転可能の吸引管3と排出口4とを連通し、内部に吸引ファン5を装備した吸引室6と、噴射口7を有し垂直方向に90度回転可能な噴射管8と第2の吸引口9を連通し、内部に噴射ファン10を装備した噴射室11と、吸引室6の底面に、噴射室11と回転自在に連結保持した連結部12と、連結部12に固定された軸受13と、軸受13で回転自在に保持されると共に、両端に吸引ファン5と噴出ファン10を保持した動力伝達手段である回転軸14を備えている。
また、吸引ファン5と噴出ファン10は、シロッコ形のファンで形成し、排出口4は、吸引室6上の吸引ファン5の回転中心部に、第2の吸引口9は、噴射室11上の噴射ファン10の回転中心部に、それぞれ連結部12とは反対側の面に開口して配されている。ここで、吸引口2を具した吸引管3は、噴射口7を具した噴射管8より短くしており、同方向に揃えた場合に、噴射口7の後方に吸引口2が位置するようになっている。
また、回転軸14の回転によって発電するコイルなどから構成された発電機15及びその起電力を平滑して所定の直流電圧源とする電源回路16からなる発電手段17が連結部12近傍に配され、この発電手段17の電力を用いてLEDなどから構成された照明手段18が吸気口2近傍に配されている。
以上のように構成された本実施の形態における空気噴射装置の動作、作用を説明する。
吸引室6の排出口4を、電気掃除機などの吸引作用を生み出すことができる吸引発生装置と連通接続されたホース(図示せず)もしくは延長管(図示せず)に連通接続し、吸引発生装置を運転する。すると排出口4から空気が吸引されることで、吸引口2より空気が吸引室6へ流入し、吸引ファン5を回転させる。
吸引ファン5の回転力は、軸受13で保持された回転軸14を介して噴射ファン10を回転させ、噴射ファン10が回転することで、第2の吸引口9より空気が噴射室11内に吸引されて圧縮されて、噴射管8の噴射口7より勢い良く外部に噴射される。噴射された空気は、掃除対象物に堆積した塵や埃を吹き飛ばし、吹き飛ばされた塵や埃は、その場で舞上がり、噴射口7の後方に位置する吸引口2より周辺の空気と一緒に吸引され回収される。
このとき、回転軸14に連結された発電手段17では、回転軸14の回転力によって発電機15から生じる起電力を電源回路16で平滑し、照明手段18に電流を供給する。LEDなどで構成された照明手段18は、吸引口2の近傍で前方に照射し、塵埃の吸引状況を目視しやすくする。ブロアー機能を要する場所は、家具間のスキマや部屋の端、棚の溝など一般的な床面吸込具が使いにくい場所で、何らかの影になり暗い場合も多いが、本実施の形態では、LEDの照射によって、汚れている部分やその取り除かれ方も分かりやすい。
以上のように、本実施の形態によれば、吸引作用を発生させる吸引発生装置があれば、その種類は問わず吸引管3と吸引発生装置とを接続するだけで、吸引作用を噴射作用に変換でき、噴射で吹き飛ばした塵や埃も回収するとともに、照明によって状況が非常に把握しやすい、極めて使い勝手が良く衛生的な空気噴射装置を提供することができる。
また吸引だけの掃除では、ノズルなどの吸込口体を近接させる必要があり、掃除対象が吸い付いついて破損したり、傾いたり吸込んでしまったりし、吸引力の微調整は使い手側では難しい部分を、ブロアーだと離れた場所から作用して、使い手側が掃除対象の塵や埃のみを吹き飛ばす位置までの距離を調整することが出来、舞上がった塵や埃を周辺の空気と一緒に吸引出来るので、掃除対象に近接しなくても簡単に掃除できるようになる。また、照明があることで、離れることで影になって暗い部分の状況がつかみにくかったような課題も改善でき、掃除の効率も上げることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気噴射装置の内部構成を示す略断面図である。なお、上記第1の実施の形態における空気噴射装置と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図2において、本実施の形態における空気噴射装置は、上記第1の実施の形態における空気噴射装置1に、吸引管3の内部に配され、赤外LEDやフォトトランジスタなどから構成された塵埃検出手段19と、マイクロコンピュータなどで構成された判断手段20と、LEDなどで構成された表示手段21を設け、判断手段20からの信号によって表示手段21で表示を行うようにしたものである。
以上のように構成された本実施の形態における空気噴射装置の動作、作用を説明する。
吸引口2より吸引された塵埃は、吸引管3を通って吸引室6内に流入する。このとき、吸引管3内に設けられた塵埃検出手段19では、赤外LEDからフォトトランジスタに向けられた赤外光が塵埃によって遮られ、電気信号に変換される。この電気信号を判断手段20に入力し、その信号の多寡によって判断手段20は、表示手段21に表示する内容を判断・設定し、信号を送る。
表示手段21は、この信号を受けて表示を行う。表示内容として安価に単純なLED表示を行ってもよいし、検出状況をより詳しく知るために複数のLEDや液晶などによるグラフィカルな表示を行ってもよい。
この機能により、使用者は肉眼では分かりにくい塵埃の吸引状況も確認でき、掃除終了の目安や普段の汚れ具合もわかり、効率よく掃除することができ、より使い勝手をよくした吸気噴射装置を提供できる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における空気噴射装置の内部構成を示す略断面図図4は、同空気噴射装置のシステムブロック図である。なお、上記実施の形態における空気噴射装置と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図3及び図4において、本実施の形態における空気噴射装置は、上記第2の実施の形態における空気噴射装置1の第2の吸引口9にシャッター構造を持つ開口面積調整手段23を設け、さらに開口面積調整手段23の調整を行うためのツマミやギアから構成された操作手段22と、たとえばエンコーダなどによる回転軸14の回転数を検知する回転数検知手段24を備えたものである。
開口面積調整手段23のシャッター構造による開閉機構は一般的であるため詳細説明は省略する。また、回転数検知手段24の本来の目的は、噴射ファン10の回転数を検知することであるが、電源回路16や判断手段20との構成上都合がよく、回転軸14の回転数からも一義的に求めることができるため、本実施の形態では、回転軸14の回転数を求める構造としている。
以上のように構成された本実施の形態における空気噴射装置の動作、作用は以下の通りである。
上記実施の形態で説明したように、吸引ファン5の回転力が噴射ファン10の回転となり第2の吸引口9より流入した空気を噴射するが、ここで第2の吸引口9の開口面積を調節することで、空気の噴射量を調節することができる。本来の吸引口2との距離を考慮した上で、ブロアー量を調節することで、さらに使い勝手を向上させることができる。このブロアー量は、第2の吸引口9の開口面積と噴射ファン10の回転数から決まってくるが、使用者は目視で開口面積はある程度判断できるが、回転数はなかなか分からない。
そこで、本実施の形態では、この回転数を回転数検知手段24で検知し、さらに開口面積情報とあわせて判断手段20に送ることで、判断手段20はその計算を行い、表示手段21を用いて使用者に情報を報知できる。明確な表示ができるということは、単にその場所を掃除しているときだけでなく、時間が経過した後でも同じ設定を簡単に再現できるということになるので、所定の場所を所定の設定で同じように掃除でき、非常に使い勝手のよい空気噴射装置を提供することができる。
また、上記各実施の形態において、発電手段17が発電する電力は、吸引ファン5の回転数に依存することから、必ずしも安定しているとはいいがたい。そこで、発電手段17を構成する電源回路16の電圧をより安定化させるため大容量のキャパシタあるいは充電池などから構成された蓄電手段25を設けて、発電量に余裕がある場合には蓄電し、一時的に発電量が低下したときに蓄電手段15から補完するようにし、より安定した動作をすることができる。
また、塵埃吸引用の電動送風機(図示せず)と、塵埃を捕集する集塵室(図示せず)を備えた掃除機本体(図示せず)に、上記実施の形態で述べた空気噴射装置1が着脱自在に装備できるホース(図示せず)を接続すれば、通常の掃除を行いながら、必要な際に空気噴射装置1を装着して衛生的にブロアー掃除ができる、便利な電気掃除機を提供できる。
また、本実施の形態における空気噴射装置1に対応した電気掃除機と通信が行える無線式の通信手段26を設けて、塵埃検出手段19によって検出した塵埃量や開口面積調整手段23と回転数検知手段24から判断できるブロアー量などの情報を通信で送り、掃除機本体の吸引力を設定する電動送風機への電力供給量を制御する手段を装備することで、さらに使用者の使い勝手を向上した便利な電気掃除機を提供することもできる。
以上のように、本発明にかかる空気噴射装置及びそれを用いた電気掃除機は、吸引室に作用する吸引力で噴射口から空気を噴射し、かつ発電手段による電力で吸引状況を把握することができるので、吸引発生装置の形態に左右されず、通常の吸引では掃除しにくい場所を効率よく簡単に掃除できるもので、業務用、家庭用の各種電気掃除機に適用できるものである。
1 空気噴射装置
2 吸引口
4 排出口
5 吸引ファン
6 吸引室
7 噴射口
10 噴射ファン
11 噴射室
12 連結部(回転部)
14 回転軸(動力伝達手段)
17 発電手段
18 照明手段
19 塵埃検出手段
21 表示手段
23 開口面積調整手段
24 回転数検知手段
25 蓄電手段
26 通信手段

Claims (5)

  1. 吸引力が作用する吸引室と、空気を噴射する噴射口と連通する噴射室と、前記吸引室に配され吸引力により動作する吸引ファンと、前記噴射室に配され噴射力を発生する噴射ファンと、前記吸引ファンの動力を前記噴射ファンへ伝達する動力伝達手段と、前記動力伝達手段に連結された発電手段を有し、前記吸引室に連通する吸引口を前記噴射口の近傍の後方に設けるとともに、前記噴射口及び/又は前記吸引口近傍に前記発電手段を電源とした照明手段を備えた空気噴射装置。
  2. 噴射室に空気を取り入れる第2の吸引口と、前記第2の吸引口の開口面積を可変する開口面積調整手段と、前記開口面積調整手段による調整量と噴射ファンの回転数から噴射量を判断する判断手段と、前記判断手段の信号に応じて、噴射口からの噴射量を表示する表示手段を備えた請求項1に記載の空気噴射装置。
  3. 発電手段を、発電機と、前記発電機による起電力を平滑し直流電圧源とする電源回路とで構成し、前記電源回路に蓄電手段を接続した請求項1又は2に記載の空気噴射装置。
  4. 塵埃吸引用の電動送風機と、塵埃を捕集する集塵室と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気噴射装置と、前記空気噴射装置が着脱自在に装着されるホースとを備えた電気掃除機。
  5. 空気噴射装置内に無線式の通信手段を備え、予め定めた通信方式により掃除機本体内に備えられた通信手段との通信により、噴射量の調整や塵埃検出結果から電動送風機の入力を制御するようにした請求項4に記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024037489A1 (zh) * 2022-08-15 2024-02-22 杭州巨星科技股份有限公司 使用过程中具有流体流动的工具配件及电动工具

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