JP2011142614A - 画像処理装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リムーバブルメモリに記憶されたファイルを画像処理装置で処理可能か否かを判断し、ユーザに対して迅速に通知したい。
【解決手段】 画像処理装置に装着されたリムーバブルメモリに記憶されたファイルに関する情報を取得し、リムーバブルメモリに記憶されたファイルを画像処理装置が処理することができるか否かを、リムーバブルメモリ記憶されたファイルの所定サイズのデータに基づいて判定し、判定結果を表示装置に表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、記憶装置に記憶された画像データを処理することが可能な画像処理装置、及びその制御方法に関する。
従来、着脱式の記憶装置(リムーバブルメモリ)のデータ印刷するダイレクトプリント機能を備えた印刷装置が知られている。
ダイレクトプリント機能を実行する場合、ユーザは印刷装置へリムーバブルメモリを装着し、操作部からリムーバブルメモリ内のファイルを選択して印刷の実行を指示するという操作を行うのが一般的である。しかし、リムーバブルメモリ内に大量のファイルが記憶されていると、簡易な表示を行うことしかできない印刷装置の操作部では印刷対象とするファイルを特定するのが困難であった。また、印刷装置が印刷可能なファイルのフォーマットは特定の種類のものに限られていることが多いが、簡易な表示しかできない印刷装置の表示部では、リムーバブルメモリ内のファイルが印刷可能なフォーマットであるか否かを識別することも困難であった。よって、ユーザは実際に印刷を実行してみて印刷できるかどうかを試して初めて印刷可能なフォーマットであるか否かを知る、ということになり、ダイレクトプリント機能を実行するための操作性は高いものではなかった。
特許文献1には、リムーバブルメモリ内の情報を読み取る読み取り手段と、画像データを保存する外部記憶媒体と、画像データの解析によりダイレクトプリント可能かどうかを判断する判断手段とを持つ印刷システムが開示されている。この印刷システムは、ダイレクトプリント実行するデータが、PDL変換を必要とするアプリケーションデータである場合、PDL処理可能なサーバでPDL変換してから印刷を実行することができる。
特開2007−4247号公報
しかし、特許文献1においてPDL変換をすることが可能なサーバが存在しない場合は、次のような問題が発生する。ユーザがファイル選択して印刷を指示し、PDL変換可能なサーバ検索を行うというステップが全て完了してからこのファイルが印刷できないことが判明する。したがって、ユーザは印刷を指示した後に長時間経過してから印刷ができないことを知らされる。さらに、ユーザがファイル選択する際にPDL変換ができないようなファイルを誤って選択してしまうことを未然に防ぐことはできない。
また、ダイレクトプリントを実行可能な種類のファイルであるか否かを、ファイルの拡張子に基づいて識別することが行われている。しかし、例えば、JPEG形式のファイルにはプログレッシブ形式のJPEGやベースライン形式のJPEGなど、様々な形式のJPEGファイルが存在する。画像処理装置は全ての種類のJPEGファイルを処理できるとは限らないが、このようなファイルの種類を拡張子で識別することはできない。なお、上述の課題は、ファイルが着脱式の記憶装置に記憶されている場合に限らず、ファイルがハードディスクや、SSD(Solid State Drive)などの固定式の記憶装置に記憶されている場合にも当てはまる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、記憶装置に記憶されたファイルを画像処理装置で処理可能か否かを判断し、ユーザに対して迅速に通知することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、記憶装置に記憶されるファイルを画像処理するための機能を備える画像処理装置であって、前記記憶装置からデータを読み出すためのインターフェース手段と、前記インターフェース手段を介して前記記憶装置に記憶されるファイルに関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報を表示する表示手段と、前記記憶装置に記憶されるファイルを前記画像処理装置が処理することができるか否かを、前記記憶装置に記憶されたファイルの所定サイズのデータに基づいて判定する判定手段と、を備え、前記表示手段は、前記取得手段が取得した情報に加えて前記判定手段よる判定結果を示す情報を表示することを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、記憶装置に記憶されたファイルを印刷装置で処理可能か否かをユーザに対して迅速に通知することが可能になる。
本発明の実施形態に係る印刷装置を含むシステムの概略の一例を示す図である。 ビデオコントローラ103のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態における操作部104の表示例を示す図である。 本実施形態におけるメディア内情報の構成例を示す図である。 本実施形態における印刷装置102の処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるファイルフォーマットの判定処理の一例を説明するフローチャートである。 本実施形態における印刷装置102の処理の他の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における操作部104の表示例を示す図である。 本実施形態における操作部104の表示例を示す図である。 本実施形態における操作部104の表示例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置を含むシステムの概略の一例を示す図である。
情報処理装置の一例であるデータ処理装置101は、例えばパーソナルコンピュータであり、画像情報の供給源、あるいはプリンタの制御装置として機能する。画像処理装置の一例である印刷装置102は、本実施形態ではその一例としてレーザビームプリンタ(LBP)であるものとする。印刷装置102は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、コピー機、FAX、あるいはこれらの機能を複数持つ複合機であってもよく、例えば、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタでもかまわない。データ処理装置101と印刷装置102とは、ネットワークを介して、或いはUSBなどのローカルインターフェースを介して接続されるものとする。
ビデオコントローラ103は、データ処理装置101から供給される画像情報(例えば、ESCコード、ページ記述言語等)を解釈、展開してラスタデータを生成し、プリンタエンジン105に送出する。プリンタエンジン105は、ビデオコントローラ103から供給されるラスタデータに基づいて、公知の電子写真方式にしたがって画像形成する。
操作部104は、ユーザインタフェースとして使用される。ユーザは、操作部104を操作することにより、所望の動作を指示することができる。また、操作部104には、印刷装置102の処理内容や、ユーザへの警告内容が表示される。印刷装置102が省電力モードである場合は操作部104の表示は消えた状態になる。
図2は、ビデオコントローラ103のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
パネルI/F部301は操作部104とのインターフェースである。ホストI/F部302はネットワークやUSB等を介してホストコンピュータ等のデータ処理装置101や不図示のPDA、携帯電話等の情報端末装置と双方向に通信するためのインターフェースである。画像データ発生部303は、データ処理装置101より供給されるPDLなどの画像情報に基づいて、プリンタエンジン105に供給するためのラスタデータを生成する。画像メモリ305は、画像データ発生部303が生成したラスタデータを一時的に保持する。不揮発性の記憶媒体により画像メモリ305を構成してもよいし、後述するRAM307、または、EEPROM310が画像メモリを兼用していてもよい。
エンジンI/F部306は、ラスタデータやプリンタエンジン105へのコマンドをプリンタエンジンへ送信したり、プリンタエンジン105の状態を示す情報を受信したりするためのインターフェースである。
CPU309は、ROM304に保持されたプログラムコードに基づいてCPUバス320に接続された各デバイスを制御する。また、CPU309は、パネルインタフェース部301を介して、ユーザが操作部104において設定、指示した内容を認識することができる。また、CPU309はエンジンインタフェース部306を介してプリンタエンジン105の状態を認識することができる。
RAM307は、CPU309が使用する一時記憶のための記憶領域を提供する。図示しない増設ポートに接続されるオプションめもりにより、RAM307の容量を拡張することができる。
DMA制御部308は、CPU309からの指示により画像メモリ305内のラスタデータをエンジンインタフェース部306に転送する。
EEPROM310は、例えば、濃度補正テーブル等の情報を保持するための不揮発性メモリで構成される。二次記憶装置311は、ハードディスクはSSD(Solid State Drive)等で構成され、印刷データなどを保存する。
外部メモリI/F部312は、着脱式の(着脱可能な)記憶媒体、例えばUSBメモリ、SDカード等のリムーバブルメモリ330を装着するためのインターフェースであり、リムーバブルメモリとビデオコントローラ間のデータのやり取りを行う。
CPUバス320は、アドレス、データ、コントロールバスを含む。パネルI/F部301、ホストI/F部302、画像データ発生部303、ROM304、画像メモリ305、エンジンI/F部306、RAM307、DMA制御部308、CPU309、EEPROM310、二次記憶装置311、そして外部メモリI/F部312のそれぞれは、CPUバス320に接続される。
図4は本実施形態におけるメディア内情報の構成例を示す図である。
メディア内情報は、リムーバブルメモリ330に記憶されたファイルの一覧を操作部104に表示するための管理情報である。メディア内情報は、RAM307に記憶される。ファイル名601は、リムーバブルメモリ330に記憶されるファイルのファイル名を示す。判定結果602は、そのファイルを印刷装置102で処理(例えば印刷)可能か否かの判定結果を示す。判定結果は、可能、不可能、未判定のいずれか設定される。状態603は各ファイルがリムーバブルメモリ330内にまだ存在しているか否かの状態を表している、途中で削除された場合、状態は「なし」となる。
メディア内情報がどのように生成されるか、また、どのように利用されるのかについては後に詳述する。
図5は本実施形態における印刷装置102の処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、印刷装置102のCPU309が実行する。
リムーバブルメモリ330が印刷装置102に装着されるとCPU309は本フローチャートを実行開始する。まずステップ701において、リムーバブルメモリ330に記憶されたファイルを検出し、検出したファイルのファイル名とファイルの先頭から所定量(所定サイズ)のデータを取得する。本実施形態では所定量のデータ量(サイズ)を1Kバイトとする。取得するデータは、ファイルに含まれるコマンドやデータ形式の特徴的なところを見つけ出すのに必要なバイト数の情報である。この所定量のデータは、ファイルの種類によって必要な情報量は異なる。したがって、ファイル名の拡張子によって特定されるファイルの種類によって、前述の所定量となるバイト数を異ならせるようにしてもよい。
次にステップ702において、検知したファイルの先頭から1Kバイトを取得する。そして取得したデータを解析し、ファイルを処理(印刷)することが可能か否かを判定する。具体的には、CPU309は、ファイルの先頭1Kバイトのデータを解析して、印刷装置102がそのファイルフォーマットのパーサを搭載しているか否かを判定する。パーサは、特定のファイルフォーマットを解釈して、印刷装置102が印刷処理を行うためのデータに変換するためのプログラムである。パーサはプログラムとしてではなく、ハードウェアとして印刷装置102に搭載されてもよい。なお、ステップ702で実行する処理は、データ処理装置101から受信データを特定する場合にも行われる。なお、ステップ702の処理の詳細については後述する。
次に、ステップ703に進み、ステップ702での判定結果を図4のメディア内情報の判定結果602として格納する。ステップ702、703の処理をリムーバブルメモリ330に記憶された全てのファイルに対して実行し、ステップ704で、リムーバブルメモリ330に記憶された全てのファイルに対してステップ702の判定処理を行ったか否かを判定する。全てのファイルに対してステップ702の判定を実行したら、ステップ705へ進む。
なお、ステップ702からステップ704までの処理は、リムーバブルメモリ内のファイルに対して行うものだが、操作部104に先に表示を行うファイルを後に表示を行うファイルよりも優先的に行うようにしてもよい。操作部104に先に表示を行うべき数ファイルについての処理をまず行い、操作部104に表示を行っている間に次に表示する可能性の高いファイルに対して処理を行う。こうすることにより、リムーバブルメモリ内のファイル数が膨大であってもファイル表示を高速に行うことが可能となる。また、日付順、ファイル形式順、アルファベット順等、いくつかある表示形式に合わせて、処理の優先度を可変にすれば、表示形式に依らずファイル表示を高速に行うことが可能となる。
以降はユーザが操作部104で操作を行う場合の処理となる。ステップ705において、ユーザからリムーバブルメモリ330のファイルの一覧を操作部104に表示する指示を受け付けた場合、ステップ706へ進む。ステップ706では、メディア内情報に基づいてファイル一覧の表示方法を決定する。具体的には、印刷装置102が処理(印刷)可能なファイルに対してはファイル名に○印をつける、ということを決定する。そして、ステップ709ではステップ706で決定した表示方法に従って操作部104にリムーバブルメモリ330内のファイル一覧を表示する。
図3は本実施形態における操作部104の表示例を示す図である。
図3は、ステップ709を実行することによって操作部104に表示されたファイル一覧の一例となる。図3において、操作部104は、印刷装置102に装着されたリムーバブルメモリ330外部に記憶されているファイルの情報として、ファイル名を表示している。A.pdf501とE.tiff505には、○マークがファイル名の前に付加されている。この○マークは、印刷装置102が処理可能(例えばダイレクトプリントを実行可能)なフォーマットであることを示している。一方、502、503、504の各ファイルに対しては○マークが付加されていない。つまり印刷装置102は、これらのファイルに対してはダイレクトプリントを実行することができないことを示している。この、○マークの付加は、ステップ706での決定を反映させたものである。スクロールバーを操作することで、F.binといったファイル名を表示することもできる。図4のメディア内情報を参照すれば、F.binは印刷装置102で処理可能なファイルであるのでF.binには○印が付加される。
図5のフローチャートの説明に戻る。ステップ710においてユーザによりリムーバブルメモリ330への書き込み指示(ファイルの削除や追加など)が行われたら、ステップ711へ進み、変化のあったファイルに対してステップ702の判定を行い、メディア内情報を更新する。ステップ705−711の処理をリムーバブルメモリ330が抜き取られるまで繰り返し、リムーバブルメモリ330が抜き取られたら(ステップ712でYes)、ステップ713へ進みメディア内情報を消去し、本フローチャートを終了する。
図6は本実施形態におけるファイルフォーマットの判定処理の一例を説明するフローチャートである。図6は、図5のフローチャートのステップ702の詳細を示すフローチャートである。
ステップ801では、判定対象となるファイルの拡張子に基づいて、類推されるファイルの種類を複数種類特定して、その優先順序を決定する。例えば、判定対象のファイル名がA.pdfであれば、このファイルのフォーマットはPDF形式である可能性が高いと決定する。そして、優先順位としてPDF形式、JPEG形式、TIFF形式という順序を決定する。次にステップ802において、ステップ801で決定した優先順位に基づき、ファイル中の所定量のデータ(たとえば先頭1Kバイトのデータ)を解析してファイルフォーマットの判定を行う。
通常、ファイルフォーマットの種類を特定するには、ファイルの拡張子に基づいて特定するのが一般的である。しかし、1つのファイルフォーマットは細かく分類されていることが多い。例えば、TIFF形式やJPEG形式ではベースラインとプログレッシブという形式が存在し、ファイルの拡張子だけではこれらを区別することはできない。また、PDF形式にもさまざまなバージョンの形式が存在するが、これらをファイルの拡張子で区別することはできない。そして、ファイルでは印刷装置102がこれら細かく分類されたフォーマットの全てを処理可能であるとは限らない。また、ファイルの拡張子が誤って書き換えられてしまうことも考えられる。従って、印刷装置102がファイルを処理可能であるか否かを、ファイルの拡張子だけでは正しく判定することはできない。よって、本実施形態では、ファイルの拡張子のみでなく、ファイルの実データのうち、所定量のデータを解析することで、正しく判定することが可能になる。また、ファイルの実データ全てを解析せずに判定を行うことができるので、判定処理が遅くなることはない。
ここでファイルフォーマットの種類を特定する方法について、いくつか以下に具体例を示す。例えば、PCL5の形式の場合は、{ec}%−12345{ec}E、{ec}E、{ec}&l、{ec}&a、{ec}&k、{ec}&u、{ec}9といった特徴的なコマンドを3つ以上検出したらOK(PCL5形式である)と判定する。また例えば、PDFの場合は、先頭5バイトが「%PDF−」で且つコネクション認識したらOK(PDF形式である)と判定する。また、例えばTIFFの場合は、先頭がSOIマーカーと呼ばれる「ffd8.H」であればOK(TIFF形式である)と判定する。さらに、JPEG形式おけるベースラインとプログレッシブの判定は、「IFH」「IFD」「Long Value」「Image Data」の順にファイル構成されていればベースライン、「IFH」「Long Value」が複数、「Image Data」の順にファイル構成されていればプログレッシブと判定する。このような特徴的なコマンドが出現する場所はファイルフォーマットの種類によってある程度特定されているので、ファイルの先頭からこのような特徴的なコマンドが出現するであろう位置までのバイト数分のデータを解析することで高速に、かつ正確にファイルフォーマット(画像データの形式)を特定することが可能になる。
ステップ803において、ファイルフォーマットが現在起動しているパーサが処理可能なフォーマットと同じなら、ステップ807に進み、メディア内情報の判定対象のファイルの判定結果602の欄に「可能」の情報を付加する。一方、ステップ803において、ファイルフォーマットが現在起動しているパーサが処理可能なフォーマットと同じでないならステップ804へ進み、メディア内情報の判定対象のファイルの判定結果602の欄に「未判定」の情報を付加する。そして、ステップ802に戻って印刷装置102が備えている他のパーサで処理可能であるか否かを判定する。ステップ802−804の処理を繰り返し、処理可能なパーサが存在すれば当該ファイルは処理可能であると判定される。一方、印刷装置102が備える全てのパーサでも処理できないファイルフォーマットであるなら(ステップ805でYes)、ステップ806へ進みメディア内情報の判定対象のファイルの判定結果602の欄に「不可能」の情報を付加する。判定が完了し、メディア内情報への情報の書き込みが完了したら判定状態をクリアして本フローチャートを終了する。
なお、ステップ802で取得する所定量のデータは、判定対象のファイルの拡張子によって変更できるようにしてもよい。また、取得するデータは必ずしもファイルの先頭を基準とした所定量のデータでなくてもよく、ファイルの後端から所定量であったり、ファイルの先頭から特定バイトの位置から所定量のバイト数のデータを取得するようにしてもよい。そして、取得するデータをファイルのどの位置からどれだけの量とするかを判定対象のファイルの拡張子によって可変とするようにしてもよい。
図5、図6のフローチャートによれば、リムーバブルメモリ330内のファイル名一覧を表示する際に、印をつけたファイルと印をつけないファイルとを分けて表示する。これにより、リムーバブルメモリを装着した印刷装置で処理可能なファイルとそうでないファイルを区別することができ、ユーザが間違えて処理できないファイルをダイレクトプリント指示することを防ぐことが可能となる。また、判定対象のファイルが印刷装置で処理可能であるか否かを、単にファイルの拡張子だけで判断するのではなく、ファイル中の所定量のデータを用いて判断している。これによって判定の精度がより向上するとともに、処理可能なファイルを識別可能なファイル一覧を迅速に表示することができる。
さらに、外部メモリ内の各ファイルをパースする際に、拡張子を考慮して、パースする優先度をファイルによって可変にすることで、外部メモリ内情報の生成を高速化することが可能となる。
<ファイル一覧表示処理の別実施形態>
図5のフローチャートでは、メディア内情報はRAM307に記憶され、リムーバブルメモリ330が抜き取られることによってRAM307から消去された。このメディア内情報を、リムーバブルメモリ330に格納することによって、過去に印刷装置102に装着したリムーバブルメモリ330を再度装着した場合のファイル一覧表示処理をより高速にすることも可能である。
リムーバブルメモリ330にメディア内情報を格納する場合における印刷装置102の実施形態のついて説明する。なお、以下に説明する実施形態では、印刷装置102は、図5のフローチャートの処理を以下に説明する図7のフローチャートに置き換えたものである。
図7は、本実施形態における印刷装置102の処理の他の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、印刷装置102のCPU309が実行する。リムーバブルメモリ330が印刷装置102に装着されるとCPU309は本フローチャートを実行開始する。
ステップ901において、リムーバブルメモリ330内にメディア内情報があるかどうかを判断する。メディア内情報があればステップ906に進み、メディア内情報とリムーバブルメモリ330内のファイルに差異があるか否かを判定する。差異があると判定した場合(ステップ907でYes)、ステップ908へ進み、メディア内情報を更新し、印刷装置のメモリにその情報をコピーする。ステップ908の処理の詳細は、図6のフローチャートの処理と同様である。
一方ステップ901においてリムーバブルメモリ330にメディア内情報が存在しない場合はステップ902に進む。ステップ902−905の処理は、図5のステップ701−704の各処理にそれぞれと同様であるので詳細な説明は省略する。
その後のステップ909、910、912、914、916、918、920の各処理は、図5のステップ705、706、709、710、711、712、713の各処理とそれぞれ同様であるので詳細な説明は省略する。
上述の実施形態においては、図3に示すようにリムーバブルメモリ330内のファイルの一覧の内、印刷装置102で処理可能なファイルに○印をつけるようにしたが、図8に示すように、印刷装置102で処理可能なファイルのみを一覧表示してもよい。こうすることによって、印刷装置102で処理できないファイルをユーザが選択することができなくなるので、ユーザの誤操作を防止できる。
また、ユーザが印刷装置102に実行させる処理の内容によって操作部104に表示するファイル一覧の表示内容を変更してもよい。例えば、図9の(a)に示すように、ダイレクトプリントを実行する場合におけるファイル一覧表示では、印刷装置102が印刷可能なファイルのみを一覧表示する。また、図9の(b)に示すように、ファイルを外部装置へ送信するための操作画面では、リムーバブルメモリ330に格納された全ファイルを表示する。ファイルを外部へ送信する処理を行う場合には、ファイルが印刷装置102で印刷することがないからである。これにより、印刷装置102が実行する処理の内容によって適切なファイル一覧を表示することができる。
また、リムーバブルメモリ330に格納されたファイルのうち、印刷装置102で処理可能なファイルに○印をつける場合、図3のような表示に代えて図10に示すように○印のついたファイルを一覧の上位に表示してもよい。こうすることによって、ユーザは印刷装置102で処理可能なファイルを選択し易くすることができる。
また、上述の実施形態ではリムーバブルメモリ330に記憶されたファイルの一覧を表示する場合について説明したが、二次記憶装置311に記憶されたファイルの一覧を表示する場合にも適用することができる。この場合、二次記憶装置311には印刷データのみではなく、JPEG、PDF、TIFFなどのファイルを記憶することが可能であるものとする。
以上、本実施形態によればリムーバブルメディアに記憶されたファイルのうち、印刷装置で処理可能なファイルをユーザに対して識別可能に表示することができる。また、印刷装置で処理可能なファイルであるか否かを、ファイルの所定量のデータを解析することによって判別するので、短時間で正確な判定を行うことができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
102 印刷装置
104 操作部
330 リムーバブルメモリ

Claims (9)

  1. 記憶装置に記憶されるファイルを画像処理するための機能を備える画像処理装置であって、
    前記記憶装置からデータを読み出すためのインターフェース手段と、
    前記インターフェース手段を介して前記記憶装置に記憶されるファイルに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した情報を表示する表示手段と、
    前記記憶装置に記憶されるファイルを前記画像処理装置が処理することができるか否かを、前記記憶装置に記憶されるファイルの所定サイズのデータに基づいて判定する判定手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記取得手段が取得した情報に前記判定手段よる判定結果を反映させて表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記記憶装置に記憶されたファイルの先頭から所定サイズのデータに基づいて前記ファイルを前記画像処理装置が処理することができるか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定サイズは、前記記憶装置に記憶されたファイルの種類によって異なることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記記憶装置は前記画像処理装置に対して着脱可能な着脱式の記憶装置であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 更に、前記判定手段による判定結果を示す情報を前記着脱式の記憶装置に書き込む書き込み手段を備えることを特徴とする、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置に装着された着脱式の記憶装置が、前記書き込み手段により書き込まれた前記判定手段による判定結果を示す情報を記憶している場合、前記表示手段は前記着脱式の記憶装置に記憶されている前記判定結果を示す情報を表示することを特徴とする、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は前記記憶装置に記憶されたファイルのうち、前記判定手段によって処理可能であると判定されたファイルを印刷することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 記憶装置データを読み出すためのインターフェース手段を備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記インターフェース手段を介して前記記憶装置に記憶されたファイルに関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した情報を表示手段に表示する表示工程と、
    前記記憶装置に記憶されたファイルを前記画像処理装置が処理することができるか否かを、前記記憶装置に記憶されたファイルの所定サイズのデータに基づいて判定する判定工程と、を備え、
    前記表示工程は、前記取得工程で取得した情報に前記判定工程での判定結果を反映させて前記表示手段に表示することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 請求項8の制御方法を画像処理装置に実行させるためのプログラム。
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