JP2011142192A - 計測方法、計測装置及び露光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 投影光学系の結像特性を迅速に計測する。
【解決手段】 投影光学系の結像特性を計測する計測方法は、周期パターンを有するマスクを前記投影光学系の物体面に配置するステップと、スリットを前記投影光学系の像面に配置するステップと、前記投影光学系の光軸及び前記周期パターンの周期方向に直交する第1方向に沿って間隔を置いて配置された複数の点光源を含む有効光源で前記マスクを照明し、前記投影光学系によってその像面に前記周期パターンの像を形成するステップと、前記マスクと前記スリットとの前記周期方向に沿った相対的な位置を変更しながら、前記第1方向に沿って配置された複数の受光素子によって前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を検出するステップと、前記複数の受光素子によって検出された前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を用いて前記結像特性を算出するステップとを含む。
【選択図】 図1
【解決手段】 投影光学系の結像特性を計測する計測方法は、周期パターンを有するマスクを前記投影光学系の物体面に配置するステップと、スリットを前記投影光学系の像面に配置するステップと、前記投影光学系の光軸及び前記周期パターンの周期方向に直交する第1方向に沿って間隔を置いて配置された複数の点光源を含む有効光源で前記マスクを照明し、前記投影光学系によってその像面に前記周期パターンの像を形成するステップと、前記マスクと前記スリットとの前記周期方向に沿った相対的な位置を変更しながら、前記第1方向に沿って配置された複数の受光素子によって前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を検出するステップと、前記複数の受光素子によって検出された前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を用いて前記結像特性を算出するステップとを含む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、投影光学系の結像特性を計測する計測方法及び計測装置並びに露光装置に関する。
露光装置に投影光学系を搭載した状態で、投影光学系の収差等の結像特性を計測する方法として空中像計測法が行われている。空中像計測法は、マスクパターン又は計測用パターンを基板面に対応する空中に結像させ、その光強度分布を計測器により直接計測する。この方法の一例として、計測用パターンの空中像に対して、像面に設置されたスリットを光軸と垂直方向に走査し、スリットを透過した光を受光素子で計測する方式が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の結像特性の計測方法では、複数のフォーカス位置でスリットを走査して計測用マークの空中像の光強度分布を計測したり、ピッチの異なる複数の計測用マークの空中像の光強度分布を計測したりする必要があった。このため、従来の投影光学系の結像特性の計測方法は、結像特性を計測するのに時間がかかるといった問題があった。
本発明は、投影光学系の結像特性を迅速に計測することを目的とする。
本発明の一側面は、投影光学系の結像特性を計測する計測方法であって、周期パターンを有するマスクを前記投影光学系の物体面に配置するステップと、スリットを前記投影光学系の像面に配置するステップと、前記投影光学系の光軸及び前記周期パターンの周期方向に直交する第1方向に沿って間隔を置いて配置された複数の点光源を含む有効光源で前記マスクを照明し、前記投影光学系によってその像面に前記周期パターンの像を形成するステップと、前記マスクと前記スリットとの前記周期方向に沿った相対的な位置を変更しながら、前記第1方向に沿って配置された複数の受光素子によって前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を検出するステップと、前記複数の受光素子によって検出された前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を用いて前記結像特性を算出するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、投影光学系の結像特性を迅速に計測することが可能となる。
以下に、本発明の好ましい実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施例1〕
図1は実施例1〜8の露光装置100の概略図を示す。レチクルステージ204上には、露光用レチクル205と投影光学系2の結像特性を計測するための計測用マスク1とが固定されている。投影光学系2の物体面に配置される露光用レチクル205と計測用マスク1とは、投影光学系2の光軸に対して垂直方向に駆動することが可能である。以後、投影光学系2の光軸の方向をZ方向、光軸に垂直な方向をX方向、Y方向とする。基板ステージ3上には、基板5と結像特性を計測するための計測ユニット4とが搭載されており、基板5と計測ユニット4とは、X方向及びY方向に沿って駆動が可能である。通常の露光を行う場合、投影光学系2の光軸には露光用レチクル205が配置されており、照明光学系203から出射された光は露光用レチクル205に入射し、投影光学系2を介しての露光用レチクル205のパターンを基板5上に形成する。結像特性を計測する場合には、レチクルステージ204が移動して計測用マスク1が露光用レチクル205の位置に移動するとともに、基板ステージ3が移動して計測ユニット4が基板5の位置に移動する。計測用マスク1は、石英などの透過基板上にクロムやタンタルなどの遮光膜を積層して、周期パターンが形成されている。以下、計測用マスク1を単にマスク1と記述する。照明光学系203でマスク1を照明すると、照明光学系203とマスク1のパターンに依存した回折光が発生する。この回折光は投影光学系2に射出される。投影光学系2はマスク1のパターンを像面に結像させる。結像面では、マスク1のパターンの空中像が形成される。
図1は実施例1〜8の露光装置100の概略図を示す。レチクルステージ204上には、露光用レチクル205と投影光学系2の結像特性を計測するための計測用マスク1とが固定されている。投影光学系2の物体面に配置される露光用レチクル205と計測用マスク1とは、投影光学系2の光軸に対して垂直方向に駆動することが可能である。以後、投影光学系2の光軸の方向をZ方向、光軸に垂直な方向をX方向、Y方向とする。基板ステージ3上には、基板5と結像特性を計測するための計測ユニット4とが搭載されており、基板5と計測ユニット4とは、X方向及びY方向に沿って駆動が可能である。通常の露光を行う場合、投影光学系2の光軸には露光用レチクル205が配置されており、照明光学系203から出射された光は露光用レチクル205に入射し、投影光学系2を介しての露光用レチクル205のパターンを基板5上に形成する。結像特性を計測する場合には、レチクルステージ204が移動して計測用マスク1が露光用レチクル205の位置に移動するとともに、基板ステージ3が移動して計測ユニット4が基板5の位置に移動する。計測用マスク1は、石英などの透過基板上にクロムやタンタルなどの遮光膜を積層して、周期パターンが形成されている。以下、計測用マスク1を単にマスク1と記述する。照明光学系203でマスク1を照明すると、照明光学系203とマスク1のパターンに依存した回折光が発生する。この回折光は投影光学系2に射出される。投影光学系2はマスク1のパターンを像面に結像させる。結像面では、マスク1のパターンの空中像が形成される。
計測ユニット4は、投影光学系2の像面に配置された基板ステージ3に搭載されている。計測ユニット4は、石英などの透過基板12上に積層した遮光膜10上に作製したスリット状開口11(以下単にスリットと記述する)とセンサ13で構成されている。形成されたスリット11の短手方向は、マスク1により形成される空中像の周期方向と一致するように配置される。センサ13は、2次元アレイ状の複数の受光素子を設けており、スリット11から透過した光を受光素子で検出する。複数の受光素子によって検出された信号は、電気信号に変換され処理部6に出力される。2次元アレイ状に複数の受光素子を設けているため、スリット透過光の2次元強度分布が検出可能である。
実施例1では、レチクルステージ204又は基板ステージ3をX方向に沿って走査させ、スリット11と空中像とのX方向に沿った相対的な位置を変更する。走査方向であるX方向は、マスク1に形成されている周期パターンの周期方向である。レチクルステージ204又は基板ステージ3の走査中にスリット11を通過した光の強度変化を周期方向と直交する第1方向(Y方向)に沿って間隔をおいて配置された複数の受光領域(受光素子)により検出する。センサ13の複数の部分領域ごとに走査中の強度変化を検出することで複数の周期信号を計測する。処理部6は、この複数の周期信号の位相差から、投影光学系の結像特性としての収差を算出する。
実施例1における収差の計測方法について以下に説明していく。図2Aは、実施例1における照明光学系203の有効光源分布の模式図である。符号○、●、▲は各点光源を模式的に表す。各点光源の中心座標を極座標表示(σ、θ)で表わす。動径σは、投影光学系のNAに対する比で表わされる。各点光源の中心座標の極座標表示は、A(σ1、θ1)、B(σ1・cosθ1、0)、C(σ1、−θ1)である。各点光源は円形状で、互いにインコヒーレントであり、周期パターンの周期方向に直交するY方向(第1方向)に沿って間隔を置いて配置されている。図2Bに、実施例1におけるマスク1の上面図を示す。ピッチPRの周期パターンが形成されている。実施例1の周期パターンの周期方向はX方向である。照明光学系203は、このマスク1を図2Aの有効光源で照射する。図2Dは、マスク1に対する入射光の模式図である。マスク面が図2DのXY平面である。入射光の角度は、入射光とZ軸のなす角度φ、入射光のXY平面上の射影とX軸のなす角度θで定義される。マスク1は、図2Bに示すとおりX方向に周期パターンが形成されているため、入射光は入射方向へ直進し、X方向に沿って2つの回折光が生成する。光源AとCによる入射光のXZ平面への射影は、光源Bによる入射光と一致する。そこで、各入射光のXZ平面への射影とZ軸のなす角度をφ0とすると、XZ平面での回折光の生成は図2Eで示される。
光の波長をλとすると、マスク1を図2Aの有効光源を有する照明光学系203で照明したときに生成される−1次回折光の角度φiは式1で表わされる。
PR{sin(φi)−sin(φ0)}=−λ・・・(1)
マスク1のピッチを
に設定すると、入射角φ0と回折角φiは等しくなる。そして、0次光と−1次光の瞳面における位置は、投影光学系2の瞳中心を通るY軸に対して対称な回折光分布となる。図2Cは、そのときの瞳面上の回折光分布である。
PR{sin(φi)−sin(φ0)}=−λ・・・(1)
マスク1のピッチを
に設定すると、入射角φ0と回折角φiは等しくなる。そして、0次光と−1次光の瞳面における位置は、投影光学系2の瞳中心を通るY軸に対して対称な回折光分布となる。図2Cは、そのときの瞳面上の回折光分布である。
周期パターンの像側空中像の周期をPW、投影光学系の波面収差をW(r、θ)とすると、光源A、B、Cにより像面に形成される空中像の強度分布IA,IB,ICは式2で表される。
瞳中心から光束までの距離r1は、r1=σ1・NAで表わされる。各点光源A、B、Cはインコヒーレントであるから、像面における空中像Iは各点光源A、B、Cにより形成される空中像の和(IA+IB+IC)で表わされる。空中像Iは、計測ユニット4のスリット11を介してセンサ13により検出される。スリット11のY方向の長さは、波長より十分長くすることで、Y方向における回折光の広がり角は、X方向に比べて狭くなる。実施例1では、単一のスリット11を使用しているが、空中像の周期の整数倍ピッチの複数のスリット11を用いてもよい。複数のスリットを準備することで、センサ13に照射される光量が増大するため、信号のS/Nを向上させることができる。
スリット11への入射光は、入射光方向へ直進し、X方向へ回折光が広がる。図5は、センサ13上のスリット透過光の2次元強度分布を示す。光源A,B,Cにより形成される空中像のスリット透過光の強度分布40,41,42は、センサ13上のY方向にずれて分布する。光源Aにより形成される空中像のスリット透過光の強度分布40と光源Bにより形成される空中像のスリット透過光の強度分布41とは、センサ13上のY方向にY1だけずれている。同様に、光源Bにより形成される空中像のスリット透過光の強度分布41と光源Cにより形成される空中像のスリット透過光の強度分布42とも、センサ13上のY方向にY1だけずれている。図5の点線は各受光素子の外郭を示している。
図5の受光領域50における複数の受光素子で検出した総光量をSA、受光領域51における複数の受光素子で検出した総光量をSB、受光領域52における複数の受光素子で検出した総光量をSCとする。なお、実施例1では、透過光の強度分布40(又は41,42)の総光量を複数の受光素子で測定しているが、1つの受光素子によって受光した光量を用いることもできる。
レチクルステージ204又は基板ステージ3をX方向に走査させて、空中像とスリット11の相対位置を変化させたときの3つの受光領域50〜52における光量SA〜SCの変化のシミュレーション結果を図6に示す。図6Aは、投影光学系が無収差のときを仮定したもので、光量SA〜SCの周期信号はすべて等しい。図6Bは、低次収差(Z1〜Z9)を1λ付加したときの信号変化で、収差があることによって光量SA〜SCの周期信号の相対位置がずれる。
式2に示されるように、空中像のX方向の像ずれ量は、光束の投影光学系の瞳面上での位置における波面収差の差に依存する。また、波面収差W(r、θ)は、ゼルニケ多項式を用いて級数展開することができ、式3で表わされる。
Ziは、i項のゼルニケ多項式によって表わされる収差の大きさを表す係数である。ここでは、波面収差は9項までで表わされるとする。1〜9項までのゼルニケ多項式を示す。
係数 ゼルニケ多項式:R(r,θ)
Z1 1
Z2 r・cosθ
Z3 r・sinθ
Z4 2r2−1
Z5 r2cos2θ
Z6 r2sin2θ
Z7 (3r2−2r)cosθ
Z8 (3r2−2r)sinθ
Z9 6r4−6r2+1
Ziは、i項のゼルニケ多項式によって表わされる収差の大きさを表す係数である。ここでは、波面収差は9項までで表わされるとする。1〜9項までのゼルニケ多項式を示す。
係数 ゼルニケ多項式:R(r,θ)
Z1 1
Z2 r・cosθ
Z3 r・sinθ
Z4 2r2−1
Z5 r2cos2θ
Z6 r2sin2θ
Z7 (3r2−2r)cosθ
Z8 (3r2−2r)sinθ
Z9 6r4−6r2+1
式2の各空中像の位相を、ξA、ξB、ξCとすると、ゼルニケ多項式を用いて式4で表わされる。
光源AとBにより形成される空中像の位相差をξAB、光源AとCにより形成される空中像の位相差をξAC、光源BとCにより形成される空中像の位相差をξBCとすると、各位相差は式5で表わされる。
ξAB=ξA(x)−ξB(x)
ξAC=ξA(x)−ξC(x)
ξBC=ξB(x)−ξC(x)・・・(5)
ξAB=ξA(x)−ξB(x)
ξAC=ξA(x)−ξC(x)
ξBC=ξB(x)−ξC(x)・・・(5)
式4と式5から、収差の大きさを表す係数Z6、Z7は式6、式7で表わされる。
式6、式7中のλ、r1、θ1は照明条件とマスクパターンのパラメータで決定される。ξAB、ξAC、ξBCは図6B中の周期信号SA、SB、SC間の相対位相差に対応する。従って、SA、SB、SCの周期信号をフーリエ変換することによりξAB、ξAC、ξBCを算出する。
実施例1では、フーリエ変換法による位相計算を用いたが、位相シフト法やピーク検出等の他の位相計算方法を用いても構わない。以上の処理により、ゼルニケ多項式の6項と7項に対応する収差が求められる。実施例1では波面収差はゼルニケ多項式の9項までとしたが、実際には9項以上の高次収差が存在することもある。この場合、各点光源A、B、Cを大きくすることで高次収差の影響を低減することが可能である。また、実施例1では有効光源に3つの点光源を用いているが、Y軸と平行方向へ3つ以上の点光源を用いても計測してもよい。光源の数を増やすことで、瞳面上の複数位置での波面情報を得ることができ、高次収差を分離して計測することが可能になる。実施例1によれば、フォーカスを変化させた複数回の計測や、マスクパターンを変えた複数回の計測を行うことなく収差を迅速に計測することが可能となる。
〔実施例2〕
本発明の実施例2について説明する。実施例1は2つの回折光の瞳面上での位置がY軸に対称であったが、実施例2では2つの回折光の瞳面上での位置がX軸に対称となる有効光源とマスクパターンを準備する。実施例2では、図3Aに示す有効光源を有する照明光学系203で図3Bに示すマスク1を照明して収差の計測を行う。実施例1と同様に、マスク1のピッチを
に設定すると、入射角φ0と回折角φiは等しくなる。そして、0次光と−1次光は瞳面上でX軸に対して対称な回折光分布となる。図3Cは、そのときの瞳面上の回折光分布である。
本発明の実施例2について説明する。実施例1は2つの回折光の瞳面上での位置がY軸に対称であったが、実施例2では2つの回折光の瞳面上での位置がX軸に対称となる有効光源とマスクパターンを準備する。実施例2では、図3Aに示す有効光源を有する照明光学系203で図3Bに示すマスク1を照明して収差の計測を行う。実施例1と同様に、マスク1のピッチを
に設定すると、入射角φ0と回折角φiは等しくなる。そして、0次光と−1次光は瞳面上でX軸に対して対称な回折光分布となる。図3Cは、そのときの瞳面上の回折光分布である。
各点光源A、B、Cにより形成される空中像の位相をξA、ξB、ξCとすると、空中像の位相ξA、ξB、ξCは、実施例1と同様にゼルニケ多項式を用いて式8で表わされる。
式5と式8から、収差の大きさを表す係数Z6、Z8はそれぞれ式9、式10で表わされる。
実施例1と同様に、式9と式10からゼルニケ多項式の6項と8項に対応する収差が求められる。実施例2では有効光源に3つの点光源を用いているが、Y軸と平行方向へ3つ以上の点光源を用いても計測してもよい。光源の数を増やすことで、瞳面上の複数位置での波面情報を得ることができ、高次収差を分離して計測することが可能になる。実施例2によれば、フォーカスを変化させた複数回の計測や、マスクパターンを変えた複数回の計測を行うことなく収差を計測することが可能となる。
〔実施例3〕
本発明の実施例3について説明する。実施例1は瞳面上での回折光分布がY軸に対称であった。瞳中心を通り、X軸から45度方向をT軸と定義すると、実施例3では瞳面上での回折光分布がT軸に対称となる有効光源とマスクパターンを用いる。実施例3では、図4Aに示す有効光源を有する照明光学系203で図4Bに示すマスク1を照明して収差計測を行う。マスク1のピッチを
に設定すると、入射角φ0と回折角φiは等しくなる。そして、0次光と−1次光は瞳面上でT軸に対して対称な回折光分布となる。図4Cは、そのときの瞳面上の回折光分布である。
本発明の実施例3について説明する。実施例1は瞳面上での回折光分布がY軸に対称であった。瞳中心を通り、X軸から45度方向をT軸と定義すると、実施例3では瞳面上での回折光分布がT軸に対称となる有効光源とマスクパターンを用いる。実施例3では、図4Aに示す有効光源を有する照明光学系203で図4Bに示すマスク1を照明して収差計測を行う。マスク1のピッチを
に設定すると、入射角φ0と回折角φiは等しくなる。そして、0次光と−1次光は瞳面上でT軸に対して対称な回折光分布となる。図4Cは、そのときの瞳面上の回折光分布である。
各点光源A、Cにより形成される空中像の位相をξA、ξCとすると、空中像の位相ξA、ξCは、実施例1と同様にゼルニケ多項式を用いて式11で表わされる。
式5と式11から、収差の大きさを表す係数Z5は式12で表わされる。
実施例1と同様に、式12からゼルニケ多項式の5項に対応する収差が求められる。実施例3では有効光源に2つの点光源A,Cを用いているが、T軸と平行方向へ3つ以上の点光源を用いても計測してもよい。光源の数を増やすことで、瞳面上の複数位置での波面情報を得ることができ、高次収差を分離して計測することが可能になる。実施例3によれば、フォーカスを変化させた複数回の計測や、マスクパターンを変えた複数回の計測を行うことなく収差を計測することが可能となる。
〔実施例4〕
本発明の実施例4について説明する。実施例1〜実施例3では、各点光源から射出されたいずれの光についても、周期パターンにより生成された2つの回折光の瞳面における位置は、瞳中心を通る軸に対して対称であった。実施例4では瞳面上での回折光分布が、瞳中心を通る軸に対して対称と非対称の2パターンの分布を持つような有効光源とマスクパターンを用いる。すなわち、一つの点光源から射出された光については、周期パターンにより生成した2つの回折光の前記投影光学系の瞳面における位置が、投影光学系2の瞳中心を通る軸に対して対称である。しかし、他の一つの点光源から射出された光については、周期パターンにより生成した2つの回折光の前記投影光学系の瞳面における位置が、投影光学系2の瞳中心を通る軸に対して非対称である。
本発明の実施例4について説明する。実施例1〜実施例3では、各点光源から射出されたいずれの光についても、周期パターンにより生成された2つの回折光の瞳面における位置は、瞳中心を通る軸に対して対称であった。実施例4では瞳面上での回折光分布が、瞳中心を通る軸に対して対称と非対称の2パターンの分布を持つような有効光源とマスクパターンを用いる。すなわち、一つの点光源から射出された光については、周期パターンにより生成した2つの回折光の前記投影光学系の瞳面における位置が、投影光学系2の瞳中心を通る軸に対して対称である。しかし、他の一つの点光源から射出された光については、周期パターンにより生成した2つの回折光の前記投影光学系の瞳面における位置が、投影光学系2の瞳中心を通る軸に対して非対称である。
実施例4では、図7Aに示す有効光源を有する照明光学系203で図7Bに示すマスク1を照明して収差計測を行う。図7Bのマスクは、0からπ/4ステップで3/4πまで4段階で位相がシフトする位相シフトマスクであり、−1次光が発生しない。
マスク1のピッチを
に設定すると、光源Aと光源Cから射出された光は、0次光と1次光が瞳面上でY軸に対して対称な回折光分布となる。一方、光源Bから射出された光は、0次光が瞳中心を通り、Y軸に対して非対称な回折光分布となる。図7Cに瞳面上での回折光分布を示す。
に設定すると、光源Aと光源Cから射出された光は、0次光と1次光が瞳面上でY軸に対して対称な回折光分布となる。一方、光源Bから射出された光は、0次光が瞳中心を通り、Y軸に対して非対称な回折光分布となる。図7Cに瞳面上での回折光分布を示す。
Z軸に垂直で瞳中心を通る軸に対して非対称な2光束で形成される干渉縞は、2つの光束の入射角度の中間の傾きを持った干渉縞となる。このため光源Bにより形成される空中像は、デフォーカス量に比例してX方向にシフトする。Z軸に垂直で瞳中心を通る軸に対して対称な2光束の干渉で形成される干渉縞は、Z軸に平行な干渉縞となる。このため光源AとCにより形成される空中像は、デフォーカスに影響されない。実施例1と同様に、光源A又は光源Cにより形成される空中像と光源Bにより形成される空中像の位相差を算出することで、デフォーカス量を求めることができる。実施例4によれば、X方向への走査のみでデフォーカス量を計測することができる。
〔実施例5〕
本発明の実施例5について説明する。実施例5は、実施例1における図2Cの回折光分布を得る別の手段である。実施例5では、図8Aに示す有効光源分布で、図8Dに示す位相シフトマスクを照明する。図8Dに示す位相シフトマスクはX方向に周期パターンが形成されている。図8Dに示す位相シフトマスクは、段差でπ位相がシフトする構造であり、0次光が発生しない位相シフトマスクである。そのため、±1次光により図2Cの回折光分布を得ることができる。位相シフトマスクを用いることで、瞳面上での±1次光の強度が等しくなるためコントラストの高い空中像を得ることができる。
本発明の実施例5について説明する。実施例5は、実施例1における図2Cの回折光分布を得る別の手段である。実施例5では、図8Aに示す有効光源分布で、図8Dに示す位相シフトマスクを照明する。図8Dに示す位相シフトマスクはX方向に周期パターンが形成されている。図8Dに示す位相シフトマスクは、段差でπ位相がシフトする構造であり、0次光が発生しない位相シフトマスクである。そのため、±1次光により図2Cの回折光分布を得ることができる。位相シフトマスクを用いることで、瞳面上での±1次光の強度が等しくなるためコントラストの高い空中像を得ることができる。
〔実施例6〕
本発明の実施例6について説明する。実施例6は、実施例2における図3Cの回折光分布を得る別の手段である。実施例6では、図8Bに示す有効光源分布で、図8Dに示す位相シフトマスクを照明する。図8Dに示す位相シフトマスクはY方向に周期パターンが形成されている。図8Dに示す位相シフトマスクは、段差でπ位相がシフトする構造であり、0次光が発生しない位相シフトマスクである。そのため、±1次光により図3Cの回折光分布を得ることができる。位相シフトマスクを用いることで、瞳面上での±1次光の強度が等しくなるためコントラストの高い空中像を得ることができる。
本発明の実施例6について説明する。実施例6は、実施例2における図3Cの回折光分布を得る別の手段である。実施例6では、図8Bに示す有効光源分布で、図8Dに示す位相シフトマスクを照明する。図8Dに示す位相シフトマスクはY方向に周期パターンが形成されている。図8Dに示す位相シフトマスクは、段差でπ位相がシフトする構造であり、0次光が発生しない位相シフトマスクである。そのため、±1次光により図3Cの回折光分布を得ることができる。位相シフトマスクを用いることで、瞳面上での±1次光の強度が等しくなるためコントラストの高い空中像を得ることができる。
〔実施例7〕
本発明の実施例7について説明する。実施例7は、実施例3における図4Cの回折光分布を得る別の手段である。実施例7では、図8Cに示す有効光源分布で、図8Dに示す位相シフトマスクを照明する。図8Dに示す位相シフトマスクはT方向に周期パターンが形成されている。図8Dに示す位相シフトマスクは、段差でπ位相がシフトする構造であり、0次光が発生しない位相シフトマスクである。そのため、+1次光と−1次光により図4Cの回折光分布を得ることができる。位相シフトマスクを用いることで、瞳面上での±1次光の強度が等しくなるためコントラストの高い空中像を得ることができる。
本発明の実施例7について説明する。実施例7は、実施例3における図4Cの回折光分布を得る別の手段である。実施例7では、図8Cに示す有効光源分布で、図8Dに示す位相シフトマスクを照明する。図8Dに示す位相シフトマスクはT方向に周期パターンが形成されている。図8Dに示す位相シフトマスクは、段差でπ位相がシフトする構造であり、0次光が発生しない位相シフトマスクである。そのため、+1次光と−1次光により図4Cの回折光分布を得ることができる。位相シフトマスクを用いることで、瞳面上での±1次光の強度が等しくなるためコントラストの高い空中像を得ることができる。
〔実施例8〕
本発明の実施例8について説明する。実施例1〜実施例7では、単一のマスクパターンと有効光源を用いて収差計測を行った。実施例8では、マスク1に複数種のパターンを形成し、適切な有効光源でマスク1を照明して収差計測を行う。図9に実施例8におけるマスク1を示す。X、Y、T方向への周期パターンが、それぞれ2つのピッチで合計6種形成されている。X方向周期パターンは、図2Aの有効光源で照明し、Y方向周期パターンは図3Aの有効光源で照明し、T方向周期パターンは図4Aの有効光源で照明する。これにより実施例1〜実施例3同様の収差計測が可能となる。また、ピッチの異なる同一方向パターンの計測結果から、球面収差を算出することが可能となる。実施例8では、複数のマスクパターンを適切な有効光源で照明することで、複数の収差を計測することが可能となる。
本発明の実施例8について説明する。実施例1〜実施例7では、単一のマスクパターンと有効光源を用いて収差計測を行った。実施例8では、マスク1に複数種のパターンを形成し、適切な有効光源でマスク1を照明して収差計測を行う。図9に実施例8におけるマスク1を示す。X、Y、T方向への周期パターンが、それぞれ2つのピッチで合計6種形成されている。X方向周期パターンは、図2Aの有効光源で照明し、Y方向周期パターンは図3Aの有効光源で照明し、T方向周期パターンは図4Aの有効光源で照明する。これにより実施例1〜実施例3同様の収差計測が可能となる。また、ピッチの異なる同一方向パターンの計測結果から、球面収差を算出することが可能となる。実施例8では、複数のマスクパターンを適切な有効光源で照明することで、複数の収差を計測することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
Claims (8)
- 投影光学系の結像特性を計測する計測方法であって、
周期パターンを有するマスクを前記投影光学系の物体面に配置するステップと、
スリットを前記投影光学系の像面に配置するステップと、
前記投影光学系の光軸及び前記周期パターンの周期方向に直交する第1方向に沿って間隔を置いて配置された複数の点光源を含む有効光源で前記マスクを照明し、前記投影光学系によってその像面に前記周期パターンの像を形成するステップと、
前記マスクと前記スリットとの前記周期方向に沿った相対的な位置を変更しながら、前記第1方向に沿って配置された複数の受光素子によって前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を検出するステップと、
前記複数の受光素子によって検出された前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を用いて前記結像特性を算出するステップとを含むことを特徴とする計測方法。 - 前記各点光源から射出された光が前記周期パターンを通過することで生成された2つの回折光の前記投影光学系の瞳面における位置が、前記投影光学系の瞳中心を通り前記第1方向に平行な軸に対して対称となるように前記周期パターン及び前記有効光源を準備し、
前記結像特性としてゼルニケ多項式の係数を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の計測方法。 - 前記複数の点光源から射出された光の前記周期パターンに対する入射角と−1次回折光の回折角とが等しくなるように前記周期パターンのピッチを設定することを特徴とする請求項2に記載の計測方法。
- 前記マスクは、0次光を発生しない位相シフトマスクであり、前記2つの回折光は+1次光及び−1次光であることを特徴とする請求項2に記載の計測方法。
- 前記複数の点光源の中の一つの点光源から射出された光については、当該光が前記周期パターンを通過することで生成された2つの回折光の前記投影光学系の瞳面における位置が、前記投影光学系の瞳中心を通り前記第1方向に平行な軸に対して対称となり、他の一つの点光源から射出された光については、当該光が前記周期パターンを通過することで生成された2つの回折光の前記投影光学系の瞳面における位置が、前記投影光学系の瞳中心を通り前記第1方向に平行な軸に対して非対称となるように、前記周期パターン及び前記有効光源を準備し、
前記結像特性として前記投影光学系のデフォーカス量を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の計測方法。 - 前記マスクは、−1次光を発生しない位相シフトマスクであり、前記2つの回折光は0次光及び+1次光であることを特徴とする請求項5に記載の計測方法。
- 投影光学系の結像特性を計測する計測装置であって、
周期パターンを有するマスクを、前記投影光学系の光軸及び前記周期パターンの周期方向に直交する第1方向に沿って間隔を置いて配置された複数の点光源を含む有効光源で照明する照明光学系と、
前記投影光学系の像面に配置されるスリットと、
前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度を検出する、前記第1方向に沿って配置された複数の受光素子と、
前記マスクを前記スリットに対して前記周期方向に沿って相対的に移動させながら前記複数の受光素子によって検出された、前記複数の点光源のそれぞれから射出され前記スリットを通過した光の強度の変化を用いて前記結像特性を算出する処理部と、を備えることを特徴とする計測装置。 - レチクルのパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する露光装置であって、
前記投影光学系の結像特性を計測する請求項7に記載の計測装置を備えることを特徴とする露光装置。
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