JP2011141361A - 異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法 - Google Patents
異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011141361A JP2011141361A JP2010001089A JP2010001089A JP2011141361A JP 2011141361 A JP2011141361 A JP 2011141361A JP 2010001089 A JP2010001089 A JP 2010001089A JP 2010001089 A JP2010001089 A JP 2010001089A JP 2011141361 A JP2011141361 A JP 2011141361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellicle
- foreign matter
- mask
- matter removing
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
【課題】ペリクルを損傷させることなく、異物を除去することができる異物除去装置を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る異物除去装置10は、ペリクルフレーム23を介してペリクル22が装着されたマスク20のペリクル22上の異物を除去する異物除去装置であって、ペリクル22側から超音波を照射して、ペリクル22の近傍を腹とする定在波を発生させる超音波発生手段11を備える。また、ペリクル22と異物25との間の静電気を除去するイオナイザ12をさらに備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の一態様に係る異物除去装置10は、ペリクルフレーム23を介してペリクル22が装着されたマスク20のペリクル22上の異物を除去する異物除去装置であって、ペリクル22側から超音波を照射して、ペリクル22の近傍を腹とする定在波を発生させる超音波発生手段11を備える。また、ペリクル22と異物25との間の静電気を除去するイオナイザ12をさらに備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法に関し、特に、マスクに設けられたペリクル上の異物を除去する異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法に関する。
半導体の製造工程で使用されるマスクには、パターン面にゴミ等が付着するのを防ぐために、ペリクルと呼ばれる薄膜が設けられている。ペリクルは、マスクのパターン面を囲むように設けられたペリクルフレーム上に貼着されている。
このペリクル付きマスクに異物が付着した場合、イオナイザにより帯電させた圧縮空気を超音波で加振させたノズルから当該ペリクルに当てて、異物を除去する方法が知られている(特許文献1)。また、特許文献2には、ペリクルを超音波等で共振させると共に、エアガンで異物を吹き飛ばす方法が開示されている。
ところで、近年、半導体製造技術におけるリソグラフィ技術では、さらなる微細化を実現するため、露光装置の投影レンズとウエハとの間を水で満たした液浸と呼ばれる露光技術が開発されている。液浸において用いられるマスクに設けられたペリクルは、厚みが数百nmと極めて薄いフッ素樹脂などからなるため、破れ易い等の問題がある。従って、このようなペリクル上の異物を特許文献1、2のようにエアを吹き付けて除去すると、ペリクルが破れてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような問題を背景としてなされたものであり、液浸露光において用いられるマスクのペリクル上の異物であっても、ペリクルを損傷させずに確実に除去することができる異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る異物除去装置は、ペリクルフレームを介してペリクルが装着されたマスクのペリクル上の異物を除去する異物除去装置であって、前記ペリクル側から超音波を照射して、前記ペリクル近傍を腹とする定在波を発生させる超音波発生手段を備えるものである。これにより、膜厚の薄いペリクルが装着されたマスクであっても、ペリクルが破れることなく、簡便にペリクル上の異物を除去することができる。
本発明の第2の態様に係る異物除去装置は、上記の装置において、前記ペリクルと前記異物との間の静電気を除去するイオナイザをさらに備えるものである。これにより、離脱された異物が、ペリクルに再付着するのを防止することができる。
本発明の第3の態様に係る異物除去装置は、上記の装置において、前記定在波により前記ペリクルから離脱した異物を吸引する吸引手段をさらに備えるものである。これにより、離脱された異物がペリクルに再付着するのを防止することができる。
本発明の第4の態様に係る異物除去装置は、上記の装置において、前記ペリクルの前記異物が付着した箇所にオゾンを供給するオゾン供給手段をさらに備えるものである。これにより、ペリクルに付着している異物の付着力の原因となる有機物を分解することができ、異物の付着力を低下させ、確実に異物を除去することが可能となる。
本発明の第5の態様に係る異物除去装置は、上記の装置において、前記マスクは、液浸露光において用いられるものであることを特徴とするものである。本発明は、このような場合に特に有効である。
本発明の第6の態様に係る異物除去方法は、ペリクルフレームを介してペリクルが装着されたマスクのペリクル上の異物を除去する異物除去方法であって、前記ペリクルに超音波を照射し、当該ペリクル近傍を腹とする定在波を発生させることを特徴とする。これにより、膜厚の薄いペリクルが装着されたマスクであっても、ペリクルが破れることなく、簡便にペリクル上の異物を除去することができる。
本発明の第7の態様に係る異物除去方法は、上記の方法において、前記定在波により前記ペリクルに付着した異物を除去する際に、前記ペリクルと前記異物との間の静電気を除去することを特徴とする。これにより、離脱された異物がペリクルに再付着するのを防止することができる。
本発明の第8の態様に係る異物除去方法は、上記の方法において、前記定在波により前記ペリクルから離脱した異物を吸引することを特徴とする。これにより、離脱された異物がペリクルに再付着するのを防止することができる。
本発明の第9の態様に係る異物除去方法は、上記の方法において、前記超音波を照射する前に、前記ペリクルの前記異物が付着した箇所にオゾンを供給することを特徴とする。これにより、ペリクルに付着している異物の付着力の原因となる有機物を分解することができ、異物の付着力を低下させ、確実に異物を除去することが可能となる。
本発明の第10の態様に係るパターン基板の製造方法は、上記のいずれか記載の異物除去方法を用いて、ペリクルが装着されたマスクの当該ペリクル上の異物を除去し、前記異物が除去されたペリクルが装着されたマスクを用いて、液浸露光を行うことを特徴とする。これにより、確実に異物を除去したマスクを用いることができるため、生産性を向上することができる。
本発明によれば、ペリクルを損傷させることなく、異物を除去することができる異物除去装置、異物除去方法及びこれを用いたパターン基板の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る異物除去装置について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る異物除去装置10の構成を模式的に示す図である。異物除去装置10は、ペリクル22付きのマスク20において、ペリクル22上に付着した異物25を除去するものである。
本発明の実施の形態1に係る異物除去装置について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る異物除去装置10の構成を模式的に示す図である。異物除去装置10は、ペリクル22付きのマスク20において、ペリクル22上に付着した異物25を除去するものである。
まず、異物除去の対象となるマスク20の構成について、図2を参照して説明する。マスク20は、半導体等の露光工程で使用されるフォトマスクであり、レチクルとも呼ばれる。ここでは、マスク20の一例として、ウエハと投影レンズの間を液体で満たし、微細なパターン形成を行う液浸露光に用いられるものについて説明する。なお、異物除去装置10の異物除去の対象は、液浸露光用のマスクに用いられるマスク20に限定されない。本発明は、液浸露光用のマスクを含む全てのペリクル付きマスクに適用可能である。
マスク20は、基板21、パターン24を有する。基板21はガラス等の透明基板である。基板21上には、露光時に転写されるパターンパターン24が形成されている。パターン24は、遮光パターンの他、ハーフトーンパターンや、位相シフトパターンなどであってもよい。
基板21のパターン面側には、枠状のペリクルフレーム23が装着されている。ペリクルフレーム23は、パターン24が形成されている領域を囲むように取り付けられている。ペリクルフレーム23の基板21と反対側には、ペリクル22が貼着されている。すなわち、ペリクル22は、ペリクルフレーム23を介してマスク20に装着されている。
ペリクルフレーム23の高さが、パターン面からペリクル22までの高さ(ペリクル高さ)になる。本実施の形態においては、ペリクル高さが4mmであるものとする。液浸露光において用いられるマスク20に設けられたペリクル22は、例えば、厚みが数百nmと極めて薄い透明フッ素樹脂などからなる。
パターン24は、基板21、ペリクルフレーム23、ペリクル22で囲まれた閉空間(ペリクル空間)内に配置される。これにより、外部から飛来する異物25がパターン24面に付着するのを防ぐことができる。異物除去装置10は、ペリクル22に付着した異物25を除去する。具体的には、超音波を照射することによって、ペリクル22から異物25を除去する。なお、異物25とは、パーティクル等のペリクル22上にあってはいけないものをさす。
図1に示すように、異物除去装置10は、超音波発生手段11、イオナイザ12、吸引手段13を備える。マスク20は、ペリクル22が超音波発生手段11に対向するように配置される。マスク20は、ペリクル22が下向き又は横向きに配置されることが好ましい。これにより、離脱した異物がペリクル22に再付着するのを防止することができる。
例えば、中空のステージ(不図示)を用いて、マスク20の端部を支持することにより、ペリクル22が下向き又は横向きになるように、マスク20を保持することができる。また、基板21のパターン面と反対側の面を真空吸着することによって保持してもよい。基板21のペリクルフレーム23の外側の領域をアームによって保持することも可能である。マスク20は図示しない駆動機構により、X−Y方向に移動可能である。これにより、超音波発生手段11からの超音波でペリクル22の全面を走査することができる。
マスク20の下方には超音波発生手段11が配置される。超音波発生手段11は、超音波を発生する。すなわち、超音波発生手段11は可聴範囲を越える周波数の音波を生成する。超音波発生手段11としては、例えば、超音波振動子(不図示)、超音波ホーン11aを備えるものを用いることができる。
超音波ホーン11aとしては、段差型、エキスポーネンシャル型、コニカル型等、様々な形状のものを用いることができる。ここでは、段差型の超音波ホーン11aを用いた例について図示している。超音波振動子で発生した超音波振動は、当該振動子に接続された超音波ホーン11aに伝達される。超音波ホーン11aの先端は超音波の周波数で振動する。
超音波発生手段11は、ペリクル22側からマスク20に対して超音波を照射する。なお、ペリクル22は、厚さ数百nm〜1μm程度の高分子膜であるため、超音波の透過にほとんど影響はない。例えば、超音波発生手段11は、マスク20のパターン面に対して垂直に連続的に超音波を照射する。
超音波発生手段11で発生する超音波の周波数、及び、超音波発生手段11とマスク20のパターン面との距離は、超音波発生手段11から超音波をマスク20に対して照射することにより、ペリクル22の近傍を腹とする定在波が発生するように設定する。
図3に示す超音波ホーン11aの先端とマスク20のパターン面間で定在波が形成され、定在波の腹にペリクル22があるとき、ペリクル22は超音波の周波数で振動し、その振幅は最大となる。
図4に、ペリクル高さが4mmで、超音波発生手段11で発生する超音波の周波数λを40kHzとした場合の、超音波ホーン11aとマスク20との距離Lに対するペリクル膜の振幅についてのグラフを示す。図4に示すように、距離Lが最初のペリクル膜の振幅のピークが発生する位置からn・λ/2(nは1以上の整数)離れる毎に、振幅のピークが発生する。
しかし、距離Lが長くなるにつれて、ピーク位置でのペリクル22の振幅が小さくなる。このため、超音波ホーン11aとマスク20との距離Lはなるべく短く、かつ、定在波が形成される位置に超音波ホーン11aを配置する事が好ましい。超音波の周波数が40kHzでペリクルの高さを4mmとした場合、超音波ホーン11aとマスク20との距離は9.5mm±1mmとなる。
ペリクル22の振幅が最大となる位置に距離Lを設定することにより、ペリクル22を効率的に振動させ、ペリクル22が破損することなく、異物25をペリクル22の表面から離脱させることが出来る。
なお、超音波の周波数は40kHz以外の周波数も選択する事は可能である。また、ペリクル高さが異なる場合もある。これらの場合においても、超音波ホーン11aの先端とマスク20のパターン面間で定在波が形成され、ペリクル22の振幅が最大となるように、超音波ホーン11aとマスク20との距離Lを設定する。
上述したように、マスク20は、ペリクル22が取り付けられている面が下向き又は横向きとなるように配置される。下向きに配置した場合、ペリクル22から離脱した異物25は、重力によりペリクル22から遠ざかる方向に離れる。また、横向きに配置した場合には、ペリクル22から離脱した異物25は、重力によりペリクル22と一定の距離を保ってペリクル22面と平行に落下する。このため、異物25がペリクル22に再付着するのを防止することができる。
マスク20をX−Y方向に移動させることにより、定在波によりペリクル22を振動させ、ペリクル22の全面の異物25を除去することが可能である。
図1に示すように、超音波ホーン11aの近傍には、イオナイザ12が設けられている。イオナイザ12は、超音波発生手段11から超音波を照射して異物25を除去する際に、ペリクル22と異物25との間の静電気を除去する。イオナイザ12は、帯電したイオナイズドエアをペリクル22に噴射し、過剰な電荷を反対極性の電荷で中和させるものである。これにより、より確実にペリクル22から離脱した異物25がペリクル22に再付着するのを防止することができる。
なお、イオナイザ12から出射されるイオナイズドエアは、異物25を吹き飛ばすほどの噴射力を有さない。このため、液浸露光に用いられるような厚みの薄いペリクル22であっても損傷を受けることなく、異物25を除去することができる。
また、超音波発生手段11の近傍には、吸引手段13が設けられている。吸引手段13は、超音波の照射によりペリクル22から離脱した異物25を吸引する。具体的には、吸引手段13は、吸気口13a、排気ダクト13bを備える。吸気口13aは、超音波ホーン11aを取り囲むように設けられている。吸気口13aには排気ダクト13bが接続されている。
超音波ホーン11aからの超音波によりペリクル22から離脱した異物25は、吸気口13aを通って排気ダクト13b内に吸い込まれる。これにより、ペリクル22から離脱した異物25がペリクル22に再付着するのをさらに確実に防止することができる。
なお、超音波だけでは異物25をペリクル22から引き離す力が不十分である場合には、オゾンを照射する。ペリクル22に付着する異物25の多くは、有機物が糊の役目を果たしており、ペリクル22に対する異物25の付着力が増大している。
そこで、オゾンを照射することによって、有機物を酸化して分解し、付着力を低下させる。そして、オゾンを照射して異物25の付着力を低下させた後に、ペリクル22の異物25が付着した箇所に超音波を照射することによって、より確実に異物25を除去することが可能となる。
オゾンは、ペリクル22に付着した異物25にDUV(深紫外光)を照射して、その近傍に存在する空気中の酸素にDUVが吸収させて発生させることができる。又は、図示しないオゾンチャンバを用いてオゾンを生成し、当該オゾンを異物25に照射することができる。
なお、上記の説明では、ペリクル22全面の異物25を除去するためにマスク20を移動させたが、超音波発生手段11を移動させてもよい。すなわち、超音波発生手段11とマスク20とをパターン面に沿って相対移動すればよい。
以上説明したように、本発明によれば、液浸露光において用いられる膜厚の薄いペリクルが設けられたマスクであっても、ペリクルへのダメージを防止すると共に、ペリクルに付着した異物を除去することができる。また、異物の再付着を防ぐことが可能となる。
また、ペリクル22の高さに応じて、異物25の除去に適した周波数の超音波を照射することができるため、確実な異物除去が可能になる。このように、本発明に係る異物除去方法を用いてペリクル上の異物を確実に除去したマスクを用いて、液浸露光を行うことにより、パターン基板の生産性を向上することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、全マスク20に対して、ペリクル22の全面にわたって超音波を照射しなくてもよい。ペリクル22上の異物25の検査を行い、露光に問題のあるサイズの異物25が存在する箇所のみに、超音波を照射してもよい。また、検出された異物25の個数が閾値を超えた場合に、ペリクル22の全面にわたって超音波を照射するようにしてもよい。
10 異物除去装置
11 超音波発生手段
11a 超音波ホーン
12 イオナイザ
13 吸引手段
13a 吸気口
13b 排気ダクト
20 マスク
21 基板
22 ペリクル
23 ペリクルフレーム
24 パターン
25 異物
11 超音波発生手段
11a 超音波ホーン
12 イオナイザ
13 吸引手段
13a 吸気口
13b 排気ダクト
20 マスク
21 基板
22 ペリクル
23 ペリクルフレーム
24 パターン
25 異物
Claims (10)
- ペリクルフレームを介してペリクルが装着されたマスクのペリクル上の異物を除去する異物除去装置であって、
前記ペリクル側から超音波を照射して、前記ペリクル近傍を腹とする定在波を発生させる超音波発生手段を備える異物除去装置。 - 前記ペリクルと前記異物との間の静電気を除去するイオナイザをさらに備える請求項1に記載の異物除去装置。
- 前記定在波により前記ペリクルから離脱した異物を吸引する吸引手段をさらに備える請求項1又は2に記載の異物除去装置。
- 前記ペリクルの前記異物が付着した箇所にオゾンを供給するオゾン供給手段をさらに備える請求項1、2又は3に記載の異物除去装置。
- 前記マスクは、液浸露光において用いられるものであることを特徴とする請求項 に記載の異物除去装置。
- ペリクルフレームを介してペリクルが装着されたマスクのペリクル上の異物を除去する異物除去方法であって、
前記ペリクルに超音波を照射し、当該ペリクル近傍を腹とする定在波を発生させることを特徴とする異物除去方法。 - 前記定在波により前記ペリクルに付着した異物を除去する際に、前記ペリクルと前記異物との間の静電気を除去することを特徴とする請求項6に記載の異物除去方法。
- 前記定在波により前記ペリクルから離脱した異物を吸引することを特徴とする請求項6又は7に記載の異物除去方法。
- 前記超音波を照射する前に、前記ペリクルの前記異物が付着した箇所にオゾンを供給することを特徴とする請求項6、7又は8に似記載の異物除去方法。
- 請求項6〜9のいずれか1項に記載の異物除去方法を用いて、ペリクルが装着されたマスクの当該ペリクル上の異物を除去し、
前記異物が除去されたペリクルが装着されたマスクを用いて、液浸露光を行うことを特徴とするパターン基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001089A JP2011141361A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001089A JP2011141361A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011141361A true JP2011141361A (ja) | 2011-07-21 |
Family
ID=44457264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010001089A Pending JP2011141361A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011141361A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011197288A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Toppan Printing Co Ltd | フォトマスク及び露光装置 |
JP2016178256A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-06 | 株式会社日立ハイテクマニファクチャ&サービス | ウェーハ搬送装置 |
US9703186B2 (en) | 2014-11-14 | 2017-07-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mask including pellicle, pellicle repairing apparatus, and substrate manufacturing equipment |
US11673169B2 (en) | 2018-11-27 | 2023-06-13 | Asml Netherlands B.V. | Membrane cleaning apparatus |
-
2010
- 2010-01-06 JP JP2010001089A patent/JP2011141361A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011197288A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Toppan Printing Co Ltd | フォトマスク及び露光装置 |
US9703186B2 (en) | 2014-11-14 | 2017-07-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mask including pellicle, pellicle repairing apparatus, and substrate manufacturing equipment |
JP2016178256A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-06 | 株式会社日立ハイテクマニファクチャ&サービス | ウェーハ搬送装置 |
US11673169B2 (en) | 2018-11-27 | 2023-06-13 | Asml Netherlands B.V. | Membrane cleaning apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5535194B2 (ja) | リソグラフィ装置、デバイス製造方法、クリーニングシステム、およびパターニングデバイスをクリーニングする方法 | |
TW200707562A (en) | Contaminant removal apparatus and method therefor | |
KR101461437B1 (ko) | 포토마스크 세정 장치 및 이를 이용한 포토마스크 세정 방법 | |
TWI576657B (zh) | 光罩清潔設備以及光罩清潔方法 | |
CN1637608A (zh) | 光刻装置和器件制造方法 | |
JP2006229198A (ja) | 紫外線内設洗浄器具のための方法および装置 | |
JP2011141361A (ja) | 異物除去装置、異物除去方法及びパターン基板の製造方法 | |
US20120279519A1 (en) | Integrated Substrate Cleaning System and Method | |
US20210041795A1 (en) | Apparatus For and Method of In-Situ Particle Removal in a Lithography Apparatus | |
JP2010045283A (ja) | 異物除去装置、異物除去方法、及びパターン基板の製造方法 | |
JPH0819766A (ja) | 光衝撃波による洗浄装置 | |
TWI812779B (zh) | 微影系統及方法 | |
JP2016036807A (ja) | ワークの除塵装置 | |
CN110737175A (zh) | 一种掩模曝光前去除薄膜颗粒的方法 | |
JPWO2002041375A1 (ja) | 搬送方法及びその装置、露光方法及びその装置、並びにデバイスの製造方法 | |
JP2007335665A (ja) | パーティクル除去装置および露光装置 | |
JP2005252176A (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
KR100764036B1 (ko) | 대면적 기판의 건식 세정모듈 및 이를 이용한 세정장치 및방법 | |
JP2011171487A (ja) | 基板裏面平坦化方法 | |
JP4292389B2 (ja) | 異物除去方法及び異物除去装置 | |
US20060243300A1 (en) | Method for cleaning lithographic apparatus | |
JP5432855B2 (ja) | ペリクルの製造方法および装置 | |
KR100783730B1 (ko) | 포토마스크 건식세정장치 및 건식세정방법 | |
JP3133847U (ja) | 超音波洗浄装置 | |
JP2007141997A (ja) | 半導体基板の分断装置及び半導体基板の分断方法 |