JP2011141320A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部入力の映像を表示させる際に、表示装置における解像度の設定を容易にする技術が求められていた。
【解決手段】プロジェクタ10において、画像処理部20の映像処理部23は、信号判定部22における映像信号の判定結果に基づいて、所定の解像度に合わせたスケーリング処理や、輝度調整や、色調整など各種の画像処理を実行する。また、映像処理部23は、リスト提示処理を行う。リスト提示処理は、入力信号から選択可能な解像度を優先順位に従って解像度リストを作成し選択可能に表示する処理である。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置に係り、例えば、外部信号を表示することができる表示装置に関する。
表示装置の画像解像度は様々なタイプがあり、例えばプロジェクタ(投影型表示装置)のような表示装置に映像を入力して使用する場合、ユーザは解像度を指定する必要がある。近年では、入力信号に含まれる同期信号等を参照して自動的に解像度を決定するプロジェクタもあるが、そのようなプロジェクタでも、ユーザが望む解像度を選択してくれない場合があり、ユーザは、設定画面を表示させて所望の解像度を選択する必要があった。
解像度の自動選択の精度を向上させる技術には様々なものが提案されており、例えば、同期信号がG信号に含まれるシンクオングリーンの場合、コンポーネントビデオ信号の480pである判定とし、同期信号がシンクオングリーンでない(HVセパレートシンク)の場合は、アナログRGB信号のVGAと判定する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、映像信号を、水平・垂直周波数、同期極性、同期タイプ(sep:HVセパレートシンク、CS:コンポジットシンク、GSync:シンクオングリーン)、映像ライン数などから判別する技術がある(特許文献2参照)。具体的には、同期タイプがセパレートシンクの場合、RGB信号のVGAと判定し、同期タイプがシンクオングリーンの場合、映像ライン数・水平周波数・垂直周波数から480pまたはVGAと判定している。
特開2007−241261号公報 特開2007−96875号公報
ところで、特許文献1や特許文献2に開示の技術では、ノートPC(Personal Computer)等でDVD(Digital Versatile Disk)を再生したものがプロジェクタに入力された場合、同期信号がシンクオングリーンの信号でないために、一般にはVGAと判定されてしまう。VGAであると判定されるとオーバースキャンが100%となり、映像の上下左右端のノイズが見えてしまうことがあり、見栄えが良くないという課題があった。この場合、表示装置側のオーバースキャンの設定変更を行うか、480pで表示が可能であれば、約95%のオーバースキャンとなり、ノイズが見えない。しかし、オーバースキャンの設定変更がない場合やデジタル接続の場合は480pに変更出来ないという課題があった。
また、市販されているテレビ等とPCとを接続すると、表示される画面のサイズが小さくなってしまうというケースがある。PCの解像度が1360x768であるのに対して、テレビ側の表示の解像度が1024x768や1280x768になるため、テレビ側の設定変更する必要がある。これは、信号の周波数が近いために自動判別出来ないのが原因であった。このような場合、ユーザはどちらの装置に問題があり、またどこを変更したら良いかが分からないという課題があり、ユーザフレンドリーの観点から対策が求められていた。さらに、近年、ノートPCの表示パネルの解像度に関して、様々なバリエーションのものが投入されており、表示パネルに表示するときにはそのパネルの解像度に適した解像度で表示し、外部出力の場合は一般的な解像度で出力するといったケースが増えてきている。このため、上述のような状況が増えている。さらにまた、あるグラフィックチップを搭載しているノートPCでは、設定した解像度通りに外部出力されない場合がある。これはノートPCの画面設定の深いメニュー層にある「画面比率の保持」という設定のため、設定した解像度に対して、実際の外部出力の解像度が、設定より大きい解像度で出力されてしまう。この場合は、表示装置側(プロジェクタ側)に問題があるいうクレームになってしまうことが多い。本来、表示装置側の問題ではなく、また、表示装置側としては、そのような問題の原因の所在を把握できることが難しく、自己の責任でないにも拘わらず、信用を落としかねないという課題があり、何らかの対策が求められていた。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、外部入力の映像を表示させる際に、表示装置における表示態様の設定を容易にする技術を提供することにある。
本発明に係る装置は、外部入力の映像を表示する機能を有する表示装置であって、前記外部入力の映像の入力信号の情報をもとに、表示すべき映像の表示態様を選定するとともに、前記選定された表示態様とは別の表示態様を代替候補として選定し、それら選定された表示態様を所定の優先順位で配置したリストを解像度の情報を含んで選択可能に表示するリスト提示手段と、前記リスト提示手段において選択された表示態様で前記外部入力の映像を出力する映像調整手段とを備える。
また、前記リストで表示される前記表示態様は、同期信号の種類が含まれてもよい。
また、前記リスト提示手段は、前記入力信号の同期タイプがHVセパレートであって、前記入力信号をもとに選定した解像度が一般的な信号でない場合に、前記選定した解像度とともに一般的な解像度をリストに含めてもよい。
また、前記リスト提示手段は、前記入力信号の周波数に近い周波数の解像度の表示態様を代替候補として選定してもよい。
また、当該表示装置は、投影型表示装置であって、前記映像調整手段は、投影する映像の境界を認識可能に表示してもよい。
本発明によれば、外部入力の映像を表示させる際に、表示装置における表示態様の設定を容易にする技術を実現できる。
本発明の実施形態に係る、プロジェクタの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る、プロジェクタの設定メニュー構成の画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、信号調整・設定用のSIG-ADJメニューが選択されたときに表示される画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、表示調整・設定用のSCR-ADJメニューが選択されたときに表示される画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、「Resolution」が選択されたときに表示される解像度リストの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、解像度リストの表示する優先順を表す図である。 本発明の実施形態に係る、投影された映像が正しく映らなかった場合の対策として表示される「Resolution」の解像度リストの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、信号の周波数が近いために自動判別出来ないときの対策として表示される「Resolution」の解像度の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、出力装置側で本来設定すべき画面設定をプロジェクタ側で設定するときに表示される「Resolution」の解像度の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、スクリーンと投影された映像の解像度の関係を明示して示すときに表示される画面を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態の概要は以下の通りである。プロジェクタ(投影装置)側の1箇所の設定を変更するだけで解決できるようにする。すなわち、この設定項目は、入力信号と同期信号から判定する解像度(信号)の種類と、入力信号の周波数が近い解像度(信号)の種類と、期待した解像度(信号)の種類から構成される、解像度(信号)リストのことである。
ここで、入力信号と同期信号から判定する解像度の種類とは、同期信号(同期タイプ:sep: HVセパレートシンク、CS:コンポジットシンク、GSync:シンクオングリーン)の違いがあるが、周波数が近い解像度の種類を指す。例えば480pとVGA(640x480または720x480)、720pと1280x720、1080pと1920x1080との組み合わせが想定され、それぞれの解像度を選択できるようにする。また、入力信号の周波数が近い解像度の種類とは、入力信号の周波数が近いために判別出来ない解像度を指し、例えば、1024x768と1280x768と1360x768の3つの解像度であって、いずれかの解像度をユーザが容易に選択できるようにする。さらに、期待した解像度の種類とは、例えばPCの外部出力の解像度を1280x800に設定しても、画面設定によって実際の出力の解像度が強制的に1280x960になることがあるので、1280x960と1280x800のいずれの解像度であっても選択できるようにする。
また、信号の無い領域は、投影すると黒帯領域として表示されることになるので、スクリーンの領域か、信号領域(映像領域)かの区別が出来ないので気付きにくいことがあるので、この場合は1280x960の表示領域の上下左右端に赤色等の目立つ太線を表示して、信号領域が分かるようにする。このように、入力信号から上記の選択可能な信号を優先順位に従って解像度リスト(「信号リスト」ともいう)を作成し選択可能に表示することで、ユーザが順に選択して、解決できるようにする。なお、以降、解像度リストを選択可能に表示する処理を、「リスト提示処理」という。以下、詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ10の構成を示す機能ブロック図であり、主に画像処理機能に着目して示している。プロジェクタ10は、入力部12と、出力部14と、画像処理部20と、投影部30と、操作部40と、通信部50とを備える。
入力部12は、PCやDVDプレーヤ等の外部の装置から映像信号を取得する。入力部12は、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)やD−sub、DVI(Digital Visual Interface)等のインタフェイスである。この入力部12から取得される映像信号(入力)には同期信号が含まれており、後述の信号判定部22が、その同期信号を元にして解像度を設定したり、ユーザが解像度設定する際に支援したりする。出力部14は、映像信号を出力するインタフェイスであり、上述同様HDMIやD−subインタフェイスなどである。
画像処理部20は、CPU21と、映像処理部23と、信号判定部22と、OSDエンジン24と、補正処理部25とを備え、入力部12から取得した映像信号を所定の形式に変換したり、調整したりして、投影部30に出力する。OSDエンジン24と、補正処理部25とは、それぞれ専用ICにより構成されている。
CPU21は、図示しないメモリとともに、所定のプログラムを実行して、映像処理部23と、OSDエンジン24と、補正処理部25とを統括的に制御したり、それら各要素の機能を実行する。また、CPU21は、入力部12や出力部14の入出力制御を行ったり、通信部50の通信制御を行ったり、投影部30による表示出力制御を行ったり、さらに、操作部40に対するユーザの操作を取得し、各構成要素に対して所望の動作を行うように制御する。
信号判定部22は、入力部12で取得された映像信号の判定を行い、その映像信号がどのような信号であるかを、具体的には、信号の規格や解像度等を検出する。したがって、この信号判定部22が、上述した入力信号と同期信号から解像度の種類を判定する処理を行うことになる。映像処理部23は、入力部12で取得された映像信号に基づいて、つまり、信号判定部22の判定結果に基づいて、所定の解像度に合わせたスケーリング処理や、輝度調整や、色調整など各種の画像処理を実行する。なお、また、映像処理部23が本実施形態で特徴的な機能であるリスト提示処理を行う。リスト提示処理の詳細については後述する。
OSDエンジン24は、必要に応じてOSD画面を生成して入力部12で取得した映像信号に合成する。例えば、OSDエンジン24は、プロジェクタ10の設定画面や、警告などの映像を形成する。リスト提示処理における画面表示もOSDエンジン24が行う。補正処理部25は、キーストン補正やジオメトリ補正を行う。
投影部30は、ランプユニットや、液晶パネルやDMDチップなどの所定の光変調手段と、投射用レンズ等の光学ユニットを備えており、CPU21による制御によって画像処理部20から出力された映像信号をスクリーン90に投射する。
操作部40は、プロジェクタ10に対するユーザからの操作指示を取得する。その指示取得は、プロジェクタ10に設けられた操作パネル(図示せず)から直接取得されてもよいし、操作部40が備えるリモコン受光部41がリモコン42からの指示を取得してもよい。取得した操作指示は、画像処理部20のCPU21に送られる。
以上の構成のプロジェクタ10によるリスト提示処理について説明する。
図2は、本実施形態のプロジェクタ10の一実施例の設定メニュー構成を示している。設定メニューの表示を行うと、最初に表示される画面で、トップメニュー101には、映像調整・設定用のPictureメニュー102、信号調整・設定用のSIG-ADJメニュー103、表示調整・設定用のSCR-ADJメニュー104、設置設定用のPRJ-ADJメニュー105が並び表示されている。ユーザは、操作部40を操作して所望のメニュー(102〜105)を選択し、トップメニュー101の領域の下に表示されるアイコン等で各種の調整を行う。本図では、映像調整・設定用のPictureメニュー102が選択されている。そして、トップメニュー101の下段には、Pictureメニュー102に対応した各調整項目が表示される。ここでは「Contrast」等6項目が調整可能に表示されている。
図3は、信号調整・設定用のSIG-ADJメニュー103を選択したときに表示される画面であって、下段に各調整項目が表示される。表示画面の略中央に表示される「Resolution」106は、後述の解像度リスト110(図5〜9参照)から所望の解像度を選択する項目である。ここでは、「1360x768」の解像度が選択されている旨が表示されている。また、「Signal Type」107は、「RGB」または「COMPONENT(色差)」を自動または手動で切り替える項目である。ここでは、自動切り替えを示す「Auto」が選択されている旨が表示されている。さらに、「Signal Information(信号情報)」108は、現在入力されている解像度の種類、水平周波数及び垂直周波数を表示している。ここでは、解像度1360x768、水平周波数47.7kHz、垂直周波数60.0Hzである旨が表示されている。
図4は、表示調整・設定用のSCR-ADJメニュー104を選択したときに表示される画面で、下段に各調整項目が表示される。例えば、「Overscan」109は、映像の周囲近傍の一部を表示させないオーバースキャンを設定する項目であり、ここではオーバースキャンする旨を示す「On」が表示されている。なお、一般に、PC等の出力は、オーバースキャンは100%となっている。DVDプレーヤ等の信号の場合は、オーバースキャンが約95%の条件に表示態様が最適化されている。そして、PCの解像度は「1280x720」の様に表されることが多く、DVD等の信号の場合は、「720P」や「1080i」の様に表されることが多い。
図5は、「Resolution」106を選択した場合に、「Resolution」106の領域を拡張するようにして表示される解像度リスト110の例である。ここでは、理解しやすいように、設定画面の横に飛び出すように表示しているが、「Resolution」106から下方向に延びるように設定画面内で表示されてもよい。そして、ユーザは、白黒反転で示すカーソル112を所望の解像度に一致させて選択する。ここでは、「1360x768」の解像度が選択されている。また、リストの信号数(解像度の種類)が多い場合は、次ページマーク111にカーソル112を移動すると、次の解像度リスト110が表示される。
図6は、解像度リスト110の表示する優先順を表しており、優先順位の高い順に、入力信号と同期信号から判定する解像度の種類リストL1、入力信号の周波数が近い種類リストL2、期待した信号の種類リストL3で並び、解像度が少ない場合や解像度がない場合は、表示がスキップされる(図7参照)。そして、上記の各種類リストL1〜L3は、所定の色でグループ分けして表示される。ここでは、色分けだけを示している。
ここで、プロジェクタ10に信号を入力し、投影された映像が正しく映らなかった場合について例示する。
例1)投影された映像の色が異常の場合:
これは、同期信号の判定が間違っているか、または同期信号がシンクオングリーンとセパレートシンクが同時に出力されているため、「RGB」と「Component(色差)」が正しく切り替えられていないことが原因であるので、図5の画面において「Signal Type」107を自動から手動に切り替えて変更しなければならない。
例2)投影された映像の上下左右端付近の映像が隠れている又は見えすぎている場合:
これは、プロジェクタ10に接続するPCにおいて「1280x720」の解像度でDVDを再生している場合、同期信号がHVセパレートシンクであるため、RGBと判定され、オーバースキャン100%で表示される。これでは、ビデオカメラで撮影した映像をDVD化して再生すると、本来オーバースキャン95%を予定しているにも拘わらずオーバースキャン100%となってしまい、本来隠れているはずの上下端のノイズが表示され、端まで見えすぎている。これを解決するには、「Overscan」109の設定を変更しなければならない。
この例1と例2を解決する場合の「Resolution」106の解像度リスト110は、図7に示すようになる。1行目の「1280x720」が選択された場合は、オーバースキャン100%の設定で表示される。上述したように、「1280x720」のように表される解像度がPCの解像度に対応し、「720P」や「480P」のように表される解像度がDVDプレーヤ等の解像度に対応している。そして、2行目の「720P(Auto)」が選択された場合は、オーバースキャンが約95%で「Signal type」が自動判定の設定で表示される。3行目の「720P(RGB)」が選択された場合は、オーバースキャンが約95%で「Signal type」が「RGB」の設定で表示する。4行目の「720P(Component)」が選択された場合は、オーバースキャンが約95%で「Signal type」が「Component」の設定で表示する。このリストを順に選択して、正しく映る項目を選択することで容易に解決できる。
例3)投影された映像の縦横比が不適切な場合や、「Signal Information(信号情報)」108の解像度とPCの外部出力の解像度が異なっている場合:
一般に、信号の周波数が近いために自動判別出来ないことが原因である。図8に「Resolution」106の解像度リスト110の表示例を示すが、PCの外部出力の解像度と同じ設定にすることで解決できる。
例4)投影された映像の上下左右に黒帯領域が表示される場合:
これは、プロジェクタ10のパネル表示比率が4:3であって、PCの外部出力信号の比率がワイド16:9となって、表示比率が異なる場合が想定される。これは、PCの外部出力が、設定解像度より大きく、かつ4:3になる解像度で出力する設定になってしまっているのが原因である。
この不具合を解決するためには、通常は、PC側の画面設定を変更する必要がある。しかし、ユーザはPC側の設定変更が必要であることをすぐに認識出来ず、プロジェクタ10側に問題があると思いこんでしまう場合もある。そこで、この不具合をプロジェクタ10側で解決する場合の「Resolution」106の解像度リスト110は、図9に示すようになる。1行目は入力信号の周波数が近い種類リスト。2行目以降は、期待した信号の種類リストで、PCの外部出力の解像度を選択すれば基本的によい。また、このときに入力信号の上下左右端に赤色等の目立つ太線を表示して、信号領域が分かるようにすると判断しやすい。
図10(a)は上下に黒帯領域、図10(b)は左右に黒帯領域がある場合を示している。例えば、投影される表示領域114の境界を太線113、さらには赤線等により明示して表示することで、スクリーン112に対しての余裕度やはみ出し具合がより分かりやすくなる。スクリーン112からのはみ出しは、自立型スクリーン使用時に、ランプの光が後方に投射されてしまうので、その様な投射を回避したりはっきり認識させたりすることで、プロジェクタ10をより安全に使用することができる。
デジタル信号の場合、装置間の通信によって信号(解像度)が決まり、通常変更できないが、上述したような信号リスト方式を採用することにより、アナログと同じ操作で変更が可能となる。
以上、本実施形態によると、従来では、入力端子や入力信号によって、プロジェクタ10側の設定変更が複数必要な場合や、PC側の画面設定変更が必要な場合があった。しかしユーザは、原因が分からないので、PCの製造会社またはプロジェクタ10側の製造会社等に問い合わせるが、双方の仕様・設定が関わるので容易に解決出来なかった。しかし本実施形態によると、プロジェクタ10が上記技術を搭載することで、1箇所の設定で、プロジェクタ10とPC側の課題を同時に解決できるため、ユーザの利便性が非常に高まる。適当と想定される解像度が順に表示されることから、特に、プロジェクタ10の扱いに不慣れなユーザが、急に設定作業等する必要になったときに、設定作業の効率が向上し、ユーザフレンドリーな設定を実現できる。
またデジタル信号の場合、480PとVGA、720Pと1280x720などの選択は通常出来ないことが多いが、本実施形態によれば、アナログ信号でもデジタル信号でも同様の操作で解決できる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 プロジェクタ
12 入力部
20 画像処理部
21 CPU
22 信号判定部
23 映像処理部
24 OSDエンジン
25 補正処理部
30 投影部

Claims (5)

  1. 外部入力の映像を表示する機能を有する表示装置であって、
    前記外部入力の映像の入力信号の情報をもとに、表示すべき映像の表示態様を選定するとともに、前記選定された表示態様とは別の表示態様を代替候補として選定し、それら選定された表示態様を所定の優先順位で配置したリストを、解像度の情報を含んで選択可能に表示するリスト提示手段と、
    前記リスト提示手段において選択された表示態様で前記外部入力の映像を出力する映像調整手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記リストで表示される前記表示態様は、同期信号の種類が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記リスト提示手段は、前記入力信号の同期タイプがHVセパレートであって、前記入力信号をもとに選定した解像度が一般的な信号でない場合に、前記選定した解像度とともに一般的な解像度をリストに含めることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記リスト提示手段は、前記入力信号の周波数に近い周波数の解像度の表示態様を代替候補として選定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 当該表示装置は、投影型表示装置であって、
    前記映像調整手段は、投影する映像の境界を認識可能に表示することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の表示装置。
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