JP2011140235A - 成形型及び板状焼結体の製造方法 - Google Patents
成形型及び板状焼結体の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】深さd(15mm以上)の成形用凹部が上面に設けられた吸液性下型と下型上面に被さる吸液性上型とからなり、凹部の側面と底面との作る辺が(1/2)×d以上のアールを有する成形型。凹部が主部と付属部から構成され、略矩形状上面を有する主部の隣り合う側面が作る辺がアールを有し、主部の側面の1つから凹部の長手方向外側に突出して付属部を形成し、付属部の先端部分は曲率半径15mm以上のアールを有し、付属部の側面と底面との作る辺が(1/2)×d以上のアールを有する。この型を用いて、セラミックスラリーから成形体を作製し、焼成して板状焼結体を製造する。
【選択図】図2
Description
(比較例1)
(比較例2)
(比較例3)
Claims (17)
- 成形室として機能する深さdの成形用凹部が上面に設けられた吸液性の下型と、該下型の上面に被さる吸液性の上型とからなり、該成形用凹部の側面と底面との作る辺が、曲率半径(1/2)×d以上のアールを有していることを特徴とする泥漿鋳込み用の成形型。
- 前記深さdが、15mm以上であることを特徴とする請求項1記載の泥漿鋳込み用の成形型。
- 前記成形用凹部が主部と付属部とから構成されており、該主部が略矩形状の上面を有し、該主部の隣り合う側面が作る4つの辺がそれぞれ曲率半径15mm以上のアールを有し、該主部の側面の1つがこの側面の両端部分のアールの開始部分から終端部分までの任意の位置から該凹部の長手方向外側に突出して付属部を形成し、該突出した付属部の先端部分は曲率半径15mm以上のアールを有すると共に、該付属部の側面と底面との作る辺が曲率半径(1/2)×d以上のアールを有していることを特徴とする請求項1又は2記載の泥漿鋳込み用の成形型。
- 前記成形用凹部が主部と付属部とから構成されており、該主部が略矩形状の上面を有し、該主部の隣り合う側面が作る4つの辺がそれぞれ曲率半径15mm以上のアールを有し、該主部の側面の1つがこの側面の両端部分のアールの開始部分又は終端部分から該凹部の長手方向外側に突出して付属部を形成し、該突出した付属部の先端部分は曲率半径15mm以上のアールを有すると共に、該付属部の側面と底面との作る辺が曲率半径(1/2)×d以上のアールを有していることを特徴とする請求項1又は2記載の泥漿鋳込み用の成形型。
- 前記成形型が、溶媒の割合WHが50wt%≦WH≦65wt%である石膏スラリーを素材として用いて成形した後に、乾燥して形成されたものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の泥漿鋳込み用の成形型。
- 前記付属部には、成形体原料のスラリーの鋳込み口が配設されていることを特徴とする請求項3又は4記載の泥漿鋳込み用の成形型。
- 前記上型の下型に対向する面が平面状であるか、又は下型の上面に設けられた凹部に対応する上型の部分に凹部が設けられているものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の泥漿鋳込み用の成形型。
- セラミック原料粉末、溶媒及び有機添加物を含むスラリーを泥漿鋳込み成形した後に、焼成して板状焼結体を製造する板状焼結体の製造方法において、
泥漿鋳込み用の成形型として、成形室として機能する深さdの成形用凹部が上面に設けられた吸液性の下型と、該下型の上面に被さる吸液性の上型とからなり、該成形用凹部の側面と底面との作る辺が、曲率半径(1/2)×d以上のアールを有している成形型を用いることを特徴とする板状焼結体の製造方法。 - 前記深さdが15mm以上である成形型を用いて泥漿鋳込み成形することを特徴とする請求項8記載の板状焼結体の製造方法。
- 前記成形用凹部が主部と付属部とから構成されており、該主部が略矩形状の上面を有し、該主部の隣り合う側面が作る4つの辺がそれぞれ曲率半径15mm以上のアールを有し、該主部の側面の1つがこの側面の両端部分のアールの開始部分から終端部分までの任意の位置から該凹部の長手方向外側に突出して付属部を形成し、該突出した付属部の先端部分は曲率半径15mm以上のアールを有すると共に、該付属部の側面と底面との作る辺が曲率半径(1/2)×d以上のアールを有している成形型を用いて泥漿鋳込み成形することを特徴とする請求項8又は9に記載の板状焼結体の製造方法。
- 前記成形用凹部が主部と付属部とから構成されており、該主部が略矩形状の上面を有し、該主部の隣り合う側面が作る4つの辺がそれぞれ曲率半径15mm以上のアールを有し、該主部の側面の1つがこの側面の両端部分のアールの開始部分又は終端部分から該凹部の長手方向外側に突出して付属部を形成し、該突出した付属部の先端部分は曲率半径15mm以上のアールを有すると共に、該付属部の側面と底面との作る辺が曲率半径(1/2)×d以上のアールを有している成形型を用いて泥漿鋳込み成形することを特徴とする請求項8又は9に記載の板状焼結体の製造方法。
- 前記付属部に配設された成形体原料の鋳込み口からセラミック原料粉末、溶媒及び有機添加物を含むスラリーを鋳込むことを特徴とする請求項10又は11に記載の板状燒結体の製造方法。
- 前記成形型として、溶媒の割合WHが50wt%≦WH≦65wt%である石膏スラリーを素材として用いて成形した後に、乾燥して形成された型を用いて泥漿鋳込み成形することを特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載の板状焼結体の製造方法。
- 前記セラミック原料粉末のBET比表面積Sが7.7m2/g≦S≦9.5m2/gである原料粉末を用いることを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載の板状焼結体の製造方法。
- 前記板状燒結体がスパッタリングターゲットであることを特徴とする請求項8〜14のいずれかに記載の板状燒結体の製造方法。
- 請求項8〜14のいずれかに記載の板状焼結体の製造方法を用いて製造された板状燒結体。
- 請求項8〜14のいずれかに記載の板状焼結体の製造方法を用いて製造されたスパッタリングターゲット。
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JP2011082931A JP2011140235A (ja) | 2011-04-04 | 2011-04-04 | 成形型及び板状焼結体の製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107671983A (zh) * | 2017-10-15 | 2018-02-09 | 苏壮金 | 一种陶瓷卫浴蹲便器一体成型的模具新型结构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6341516U (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-18 | ||
JPH11228220A (ja) * | 1998-02-09 | 1999-08-24 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 泥漿鋳込み法によるito焼結体の製造 |
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Non-Patent Citations (1)
Title |
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JPN6013042671; 稲垣順一 他: '石膏によるアルミナ鋳込泥漿の着肉特性' 三重県窯業試験場年報 Vol.30, pp.11-18, 1995, 三重県窯業試験場 * |
Cited By (1)
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CN107671983A (zh) * | 2017-10-15 | 2018-02-09 | 苏壮金 | 一种陶瓷卫浴蹲便器一体成型的模具新型结构 |
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