JP2011139120A - 測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラム - Google Patents

測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信品質分布の測定を容易にすること。
【解決手段】測定装置510は、撮像部611と、特定部612と、測定部613と、生成部614と、出力部615と、を備えている。撮像部611は、対象エリアを撮像する。特定部612は、撮像部611の撮像結果に基づいて、対象エリアに配置されたエンド端末の位置座標を特定する。測定部613は、エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定する。生成部614は、特定部612によって特定された位置座標と、測定部613によって測定された通信品質と、を対応付けた情報を生成する。出力部615は、生成部614によって生成された情報を出力する。
【選択図】図6−1

Description

この発明は、通信品質を測定する測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラムに関する。
従来、親機となるアクセスポイント(AP:Access Point)と、子機となるエンド端末(ED:End Device)と、を含む無線通信システムが用いられている(たとえば、下記特許文献1参照。)。このような無線通信システムにおいては、アクセスポイントからの距離に応じてエンドデバイスの送受信感度が劣化する。
建物内に構築するネットワークにおいてアクセスポイントを設置する場合は、エンド端末が室内の各場所において、アクセスポイントとの間で無線通信可能か、またはどれくらいの強度で無線通信可能かなど、室内の電波状況(通信品質)をモニタして確認する作業が行われる。モニタ結果によって通信できないエリアが多いと判明した場合は、たとえばアンテナの向きを変えたり、アクセスポイント設置位置を移動させたり、可能であればアクセスポイントの電波出力を強くするなどの調整を行って通信状態を改善する。
特開2009−260925号公報
しかしながら、上述した従来技術では、測定対象のエリアにおける通信品質分布の測定が困難という問題がある。たとえば、ユーザは、紙の地図を片手に持ち、実際に室内へ行って、目視でエンド端末の位置を確認し、紙の地図上に筆記具を用いて手作業でプロットすることになるため作業量が多くなる。また、紙の地図上にプロットした位置を電子データとして取り込むには、あらかじめ紙面上の1[cm]が実際の5[m]に相当するなどの縮尺を調べ、紙面上の基準位置と端末プロット位置との相対距離を算出することになる。これを手作業で行うと作業量がさらに多くなる。
開示の測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラムは、上述した問題点を解消するものであり、通信品質分布の測定を容易にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示技術は、対象エリアに配置されたエンド端末の識別情報を取得し、前記対象エリアを撮像し、撮像結果に基づいて複数の前記エンド端末の各位置座標を特定し、取得された識別情報と、特定された各位置座標と、を対応付けた対応情報を生成するとともに、前記各位置座標のうちの既存の前記対応情報に含まれていない位置座標を前記識別情報に対応付け、前記エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定し、生成された対応情報に基づいて、位置座標と、通信品質と、を対応付けた情報を生成し、生成された情報を出力することを要件とする。
開示の測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラムによれば、通信品質分布の測定を容易にすることができるという効果を奏する。
測定対象の通信システムの一例を示す図である。 エンド端末ごとの受信電力の一例を示す図である。 アクセスポイントとエンド端末との間の電波伝搬特性の一例を示すグラフである。 エンド端末によって受信される信号の一例を示す図である。 実施の形態にかかる測定システムの一例を示す図である。 実施の形態にかかる測定装置の構成(その1)を示すブロック図である。 実施の形態にかかる測定装置の構成(その2)を示すブロック図である。 測定装置による対応情報の生成動作の一例を示すフローチャートである。 測定システムによる対応情報の生成動作の一例を示すシーケンス図である。 エンド端末の位置座標の特定を示す図(その1)である。 エンド端末の位置座標の特定を示す図(その2)である。 エンド端末のテンプレートの一例を示す図である。 対象エリアの画像データの一例を示す図である。 マッチングの一例を示す図(その1)である。 マッチングの一例を示す図(その2)である。 マッチングの一例を示す図(その3)である。 対応付け部によって生成される対応情報の一例を示す図である。 測定装置による通信品質の測定動作の一例を示すフローチャートである。 測定システムによる通信品質の測定動作の一例を示すシーケンス図である。 各エンド端末によるLQIの送信を示す図である。 位置座標とLQIとを対応付けた情報の一例を示す図である。 出力部による出力の一例を示す図である。 出力部による出力の他の例を示す図(その1)である。 出力部による出力の他の例を示す図(その2)である。 出力部による出力の他の例を示す図(その3)である。
以下に添付図面を参照して、開示の測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。開示の測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラムは、対象エリアの画像データに基づいてエンド端末の位置座標を特定するとともにエンド端末の通信品質を測定する。そして、対象エリアの位置座標に対応する通信品質を測定し、対象エリアの通信品質分布の測定を容易にする。
(実施の形態)
(測定対象の通信システム)
まず、実施の形態にかかる測定システム(たとえば図5参照)における測定対象の通信システムについて説明する。
図1は、測定対象の通信システムの一例を示す図である。図1に示すように、測定対象の通信システム100は、アクセスポイント111〜113と、コンピュータ120と、エンド端末131〜137(ED)と、を含んでいる。アクセスポイント111〜113は、LAN(Local Area Network:構内通信網)によってコンピュータ120に接続され、コンピュータ120によって制御される。
エンド端末131〜134は、アクセスポイント111の付近に位置しており、アクセスポイント111との間で無線通信を行う。エンド端末135は、アクセスポイント112の付近に位置しており、アクセスポイント112との間で無線通信を行う。エンド端末136,137は、アクセスポイント113の付近に位置しており、アクセスポイント113との間で無線通信を行う。
図2は、エンド端末ごとの受信電力の一例を示す図である。図2においては、図1に示したアクセスポイント111およびエンド端末131〜133を示している。受信電力201〜203は、それぞれエンド端末131〜133におけるアクセスポイント111からの受信電力(受信感度)を示しており、斜線部が長いほど受信電力が高いことを示している。受信電力201〜203に示すように、エンド端末131〜133は、アクセスポイント111からの距離や反射の影響によりそれぞれ受信電力が異なる。
図3は、アクセスポイントとエンド端末との間の電波伝搬特性の一例を示すグラフである。図3において、横軸は、アクセスポイント111とエンド端末131〜133との間の距離[m]を示している。縦軸は、アクセスポイント111とエンド端末131〜133との間の通信のロス[dB]を示している。
特性311は、測定対象の通信システム100において反射がないと仮定した場合のアクセスポイント111とエンド端末131〜133との間の距離に対するロスの特性(電波伝搬特性)を示している。特性311に示すように、測定対象の通信システム100において理想的に反射がない場合は、アクセスポイント111とエンド端末131〜133との間の距離が長くなるほど通信のロスが大きくなる。
特性312は、測定対象の通信システム100において反射がある場合のアクセスポイント111とエンド端末131〜133との間の距離に対するロスの特性(電波伝搬特性)を示している。特性312に示すように、測定対象の通信システム100において反射がある場合は、電波伝搬特性に山と谷が存在し、アクセスポイント111とエンド端末131〜133との間の距離によって通信のロスが複雑に変化する。
図4は、エンド端末によって受信される信号の一例を示す図である。図4に示すアンテナ411は、たとえばアクセスポイント111のアンテナである。アンテナ412は、たとえばエンド端末131〜133のアンテナである。アンテナ411からアンテナ412へ信号を送信すると、アンテナ412において受信される信号は、直接波421と反射波422との合成波になる。直接波421は、アンテナ411から送信された信号のうちのアンテナ412へ直接届いた成分である。反射波422は、アンテナ411から送信された信号のうちの床430によって反射してアンテナ412へ届いた成分である。
このように、床430の1面だけの反射がある場合でも、エンド端末131〜133により受信される信号が合成波となる。このため、図3の特性312に示したように、アクセスポイント111とエンド端末131〜133との間の距離によって通信のロスが複雑に変化する。より一般的な室内空間では側面の壁や天井があるため(計6面)、電波伝搬特性がさらに複雑に変化する。実施の形態にかかる測定システムは、たとえばこのような通信システム100の通信品質分布の測定を行うシステムである。
(測定システムの構成)
図5は、実施の形態にかかる測定システムの一例を示す図である。図5に示すように、実施の形態にかかる測定システム500は、測定装置510と、アクセスポイント520と、カメラ530と、エンド端末541と、を含んでいる。測定システム500は、対象エリア501の通信品質分布を測定するシステムである。
測定装置510、アクセスポイント520およびカメラ530は、互いにLANによって接続されている。アクセスポイント520は、対象エリア501の各エンド端末(たとえばエンド端末541)との間で無線通信を行う。また、アクセスポイント520は、たとえばコアネットワークに接続され、コアネットワークと対象エリア501の各エンド端末との間の通信を中継する。
カメラ530は、対象エリア501に配置された各エンド端末を撮像可能な位置に設けられる。たとえば、カメラ530は、アクセスポイント520に内蔵されて対象エリア501の天井に設けられる。また、カメラ530は、アクセスポイント520とは別に設けられたカメラであってもよい。カメラ530は、測定装置510の制御によって対象エリア501を撮像する。カメラ530は、撮像により得られた画像データを測定装置510へ送信する。
カメラ530には、対象エリア501を撮像するために、F=35[mm]や28[mm]などの広角レンズや魚眼レンズなどを用いるとよい。また、カメラ530を含む複数のカメラによって対象エリア501を撮像するようにしてもよい。また、カメラ530は、対象エリア501の映像(動画)を撮像するものであってもよいし、対象エリア501の静止画を撮像するものであってもよい。
エンド端末541は、アクセスポイント520の通信エリアに入ったり、アクセスポイント520の通信エリア内で電源がオンになったりすると、アクセスポイント520に対する参加処理を行う。アクセスポイント520は、エンド端末541のネットワークへの参加を許可する。
たとえば通信規格IEEE802.15.4で開示されているMAC(Media Access Control)層のサービスでは、ネットワーク接続に関してMLME−ASSOCIATE関数が用意されている。これにより、アクセスポイント520にどの端末IDのエンド端末が参加したかを確認することができる。
図6−1は、実施の形態にかかる測定装置の構成(その1)を示すブロック図である。図6−1において、図5に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図6に示すように、測定装置510は、撮像部611と、特定部612と、測定部613と、生成部614と、出力部615と、を備えている。
<撮像部について>
撮像部611は、カメラ530を制御して対象エリア501を撮像する。たとえば、撮像部611が撮像命令信号をカメラ530へ送信すると、カメラ530によって対象エリア501が撮像され、撮像により得られた画像データが撮像部611へ送信される。撮像部611は、撮像により得られた画像データ(撮像結果)をカメラ530から受信し、受信した画像データを特定部612へ出力する。
<特定部について>
特定部612は、撮像部611から出力された画像データに基づいて、対象エリア501に配置されたエンド端末541の位置座標を特定する。具体的には、特定部612は、あらかじめエンド端末541の画像をテンプレートとして記憶している。そして、特定部612は、撮像部611からの画像データの中から、テンプレートと類似する部分を探索するパターンマッチングを行うことでエンド端末541の位置座標(たとえば重心位置の座標)を特定する。特定部612は、特定した位置座標を測定部613へ通知する。
<測定部について>
測定部613は、エンド端末541とアクセスポイント520との間の通信品質を測定する。たとえば、エンド端末541は、アクセスポイント520におけるエンド端末541からの受信電力を通信品質として測定する。具体的には、アクセスポイント520は、エンド端末541から送信された信号の受信電力を測定し、測定した受信電力を示す情報を測定部613へ送信する。測定部613は、アクセスポイント520から送信された受信電力を示す情報を受信する。
または、測定部613は、エンド端末541におけるアクセスポイント520からの受信電力を通信品質として測定する。具体的には、エンド端末541は、アクセスポイント520からの信号に基づく受信電力を定期的に測定しており、電波取得コマンドを受信すると、測定した受信電力の情報をアクセスポイント520へ送信する。
受信電力を示す情報は、たとえばLQI(Link Quality Indicator:リンク品質指標)である。LQIは、たとえば0〜255の1byteの値であり、値が大きいほど電波状況がよいことを示す。測定部613は、アクセスポイント520を介してエンド端末541へ電波取得コマンドを送信し、エンド端末541からアクセスポイント520へ送信された受信電力の情報をアクセスポイント520から受信する。
以下の説明においては、測定部613が、エンド端末541におけるアクセスポイント520からの受信電力を通信品質として測定する場合について説明する。測定部613は、測定した通信品質を生成部614へ通知する。
<生成部および出力部について>
生成部614は、特定部612から通知された位置座標と、測定部613から通知された通信品質と、を対応付けた情報を生成し、生成した情報を出力部615へ出力する。たとえば、生成部614は、対象エリア501を示す画像データにおける特定部612から通知された位置座標の位置に、測定部613から通知された通信品質をプロットした画像データを生成する。これにより、ユーザは、対象エリア501の通信品質分布を直感的に把握することができる。出力部615は、生成部614から出力された情報を出力する。
以上説明した測定装置510の構成により、対象エリア501の画像データに基づいてエンド端末541の位置座標を特定するとともにエンド端末541の通信品質を測定し、位置座標と通信品質を対応付けて出力することができる。これにより、対象エリア501の位置座標に対応する通信品質を測定し、対象エリア501の通信品質分布の測定を容易にすることができる。測定装置510は、たとえば、撮像部611、特定部612、測定部613、生成部614および出力部615としてコンピュータを動作させるプログラムによって実現することができる。
図6−2は、実施の形態にかかる測定装置の構成(その2)を示すブロック図である。図6−2において、図6−1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図6−2に示す測定装置510は、図6−1に示した構成に加えて取得部621および対応付け部622を備えている。
特定部612は、対象エリア501の画像データに複数のエンド端末が含まれている場合は、画像データに含まれる複数のエンド端末の各位置座標を特定する。また、特定部612は、特定した位置座標を対応付け部622へ通知する。
<取得部について>
取得部621は、エンド端末541の端末ID(識別情報)を取得する。たとえば、取得部621は、エンド端末541に割り当てられた端末IDをアクセスポイント520から取得する。また、取得部621は、エンド端末541がアクセスポイント520のネットワークへの参加処理を行ったときに端末IDをアクセスポイント520から取得するようにしてもよい。取得部621は、取得した端末IDを対応付け部622へ通知する。
<対応付け部について>
対応付け部622は、取得部621から通知されたエンド端末541の端末IDと、特定部612から通知された位置座標と、を対応付けた対応情報を生成する。対応付け部622によって生成された対応情報は、たとえば測定装置510のメモリに記憶される。
また、対応付け部622は、対象エリア501に複数のエンド端末が存在する場合に、取得部621から通知された端末IDに、特定部612から通知された各位置座標のうちの既存の対応情報に含まれていない位置座標を対応付けるようにしてもよい。これにより、対象エリア501に新たに配置されたエンド端末の位置座標を、対象エリア501に配置された他のエンド端末の位置座標と区別して端末IDと対応付けることができる。
生成部614は、対応付け部622によって生成されて測定装置510のメモリに記憶された対応情報に基づいて位置座標と通信品質とを対応付ける。具体的には、生成部614は、測定部613から通信品質が通知されたエンド端末541の端末IDと対応する位置座標を対応情報から取得し、取得した位置座標と測定部613から通知された通信品質とを対応付ける。
このように、端末IDと位置座標を対応付けた対応情報を記憶しておくことで、生成部614は、測定部613から測定した通信品質が、特定部612によって特定された各位置座標のいずれに対応するものであるかを判断することができる。これにより、対象エリア501にエンド端末を複数配置することで、対象エリア501の各位置座標における各通信品質を測定することができる。このため、対象エリア501の通信品質分布の測定をさらに容易にすることができる。
(エンド端末の端末IDと位置座標との対応情報の生成)
図7は、測定装置による対応情報の生成動作の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、取得部621が、アクセスポイント520から端末IDを受信したか否かを判断し(ステップS701)、端末IDを受信するまで待つ(ステップS701:Noのループ)。端末IDを受信すると(ステップS701:Yes)、つぎに、撮像部611が、撮像命令信号をカメラ530へ送信する(ステップS702)。
つぎに、撮像部611が、カメラ530から画像データを受信したか否かを判断し(ステップS703)、画像データを受信するまで待つ(ステップS703:Noのループ)。画像データを受信すると(ステップS703:Yes)、特定部612が、受信した画像データに含まれるエンド端末の各位置座標を特定する(ステップS704)。
つぎに、特定部612が、ステップS704によって取得された各位置座標のうちの、測定装置510のメモリに記憶されている既存の対応情報に含まれていない位置座標を特定する(ステップS705)。つぎに、対応付け部622が、ステップS701によって受信された端末IDと、ステップS705によって特定された位置座標と、の対応情報を測定装置510のメモリに記憶し(ステップS706)、一連の動作を終了する。
たとえば、ユーザは、対象エリア501にエンド端末を一つずつ配置していく。そして、ユーザは、対象エリア501に新たなエンド端末を配置するごとに、測定装置510を操作して上記の各ステップを実行させる。これにより、測定装置510は、対象エリア501内の各エンド端末(たとえばエンド端末541)の各端末IDと各座標位置とを対応付けた対応情報を記憶することができる。
このように、端末IDの取得および対象エリアの撮像を、エンド端末(たとえばエンド端末541)のアクセスポイント520への参加処理を契機として行う。これにより、新たに配置されたエンド端末の端末IDと位置座標とを同時に取得し、端末IDと位置座標との対応付けを容易に行うことができる。
図8は、測定システムによる対応情報の生成動作の一例を示すシーケンス図である。ユーザは、まず、対象エリア501にエンド端末(ここではエンド端末541とする)を一つ配置し、配置したエンド端末541の電源をオンにする。エンド端末541は、電源がオンになると(ステップS801)、アクセスポイント520のネットワークへの参加を通知する参加通知信号をアクセスポイント520へ送信する(ステップS802)。
つぎに、アクセスポイント520が、ステップS802によって送信された参加通知信号に基づいてエンド端末541に端末IDを割り当て、エンド端末541へ参加許可信号を送信する(ステップS803)。参加許可信号には、エンド端末541に割り当てられた端末ID(識別情報)が含まれており、エンド端末541は、参加許可信号に含まれている端末IDを用いてアクセスポイント520との間で通信を行う。
つぎに、アクセスポイント520が、エンド端末541に割り当てられた端末IDを測定装置510へ送信する(ステップS804)。つぎに、測定装置510が、撮像命令信号をカメラ530へ送信する(ステップS805)。つぎに、カメラ530が、対象エリア501を撮像する(ステップS806)。つぎに、カメラ530が、ステップS806によって得られた画像データを測定装置510へ送信する(ステップS807)。
つぎに、測定装置510が、ステップS807によって送信された画像データに基づいてエンド端末541の位置座標を特定する(ステップS808)。つぎに、測定装置510が、ステップS804によって送信された端末IDと、ステップS808によって特定された位置座標と、を対応付けた対応情報を測定装置510のメモリに記憶し(ステップS809)、一連の動作を終了する。
以上の各ステップは、エンド端末541が対象エリア501に配置されて電源がオンになるごとに実行される。これにより、測定装置510は、対象エリア501内の各エンド端末(たとえばエンド端末541)の各端末IDと各座標位置とを対応付けた対応情報を記憶することができる。
図9は、エンド端末の位置座標の特定を示す図(その1)である。図9に示すように、ユーザは、一つ目のエンド端末541を対象エリア501に配置し、エンド端末541の電源をオンにする。これにより、測定システム500の図8に示した各ステップが行われ、エンド端末541の端末ID(001)と、対象エリア501におけるエンド端末541の位置座標と、の対応情報が測定装置510のメモリに記憶される。
図10は、エンド端末の位置座標の特定を示す図(その2)である。図10に示すように、ユーザは、二つ目以降のエンド端末542〜549についても同様に、対象エリア501の異なる位置に一つずつ配置して電源をオンにする。これにより、エンド端末542〜549の各端末ID(002〜009)と、対象エリア501におけるエンド端末542〜549の各位置座標と、の対応情報が測定装置510のメモリに記憶される。
(エンド端末の位置座標の特定)
図11−1は、エンド端末のテンプレートの一例を示す図である。たとえば、測定装置510の特定部612は、図11−1に示すように5×5画素で作られたエンド端末541〜549のテンプレート1110をあらかじめ記憶している。ここではエンド端末541〜549のテンプレートが共通の場合について説明するが、エンド端末541〜549のそれぞれについて異なるテンプレートを用いてもよい。
テンプレート1110は、水平方向をx(x=0〜4)、垂直方向をy(y=0〜4)とした座標(x,y)によって定義される。また、テンプレート1110においては、たとえば座標(x,y)=(2,2)が代表位置1111として定義されている。代表位置1111は、たとえばエンドデバイスの重心位置によってあらかじめ定義される。
図11−2は、対象エリアの画像データの一例を示す図である。カメラ530は、たとえば図11−2に示す画像データ1120を測定装置510へ送信する。画像データ1120は、対象エリア501を撮像した画像データであり、10×15画素の画像データである。ここでは、符号1121に示すように、画像データ1120には一台のエンド端末(たとえばエンド端末541)が写っている。
図12−1〜図12−3は、マッチングの一例を示す図である。まず、特定部612は、図12−1に示すように、テンプレート1110の座標(0,0)が画像データ1120の座標(0,0)と一致するように画像データ1120にテンプレート1110を重ね合わせる。そして、特定部612は、テンプレート1110と画像データ1120の対応する画素間の類似度を算出する。
つぎに、特定部612は、図12−2に示すように、テンプレート1110の座標(0,0)が画像データ1120の座標(1,0)と一致する位置にテンプレート1110を移動して、テンプレート1110と画像データ1120の対応する画素間の類似度を再度算出する。このように、特定部612は、ラスター走査を行いながら、テンプレート1110と画像データ1120の対応する画素間の類似度を順次算出する。
画像データ1120の全領域のラスター走査が終了すると、特定部612は、テンプレート1110と画像データ1120とが最も類似したときの、画像データ1120におけるテンプレート1110の位置座標を特定する。画像データ1120におけるテンプレート1110の位置座標は、たとえば、画像データ1120におけるテンプレート1110の代表位置1111の位置座標とする。
たとえば、図12−3に示すように、テンプレート1110の座標(0,0)が画像データ1120の座標(5,2)と一致したときに、テンプレート1110と画像データ1120とが最も類似したとする。この場合は、特定部612は、エンド端末541の位置座標(x1,y1)を、画像データ1120における代表位置1111の座標(7,4)に特定する。また、特定部612は、エンド端末542〜549の位置座標も同様に、座標(x2,y2),…,(x9,y9)のように特定する。つぎに、テンプレート1110と画像データ1120の対応する画素間の類似度の算出について説明する。
<SADによる類似度の算出>
たとえば、特定部612は、SAD(Sum of Absolute Difference)を用いて類似度を算出する。具体的には、特定部612は、下記(1)式によって画素間における階調値の差の絶対値の合計RSADを算出する。下記(1)式において、テンプレート1110の各画素の階調値をT(i,j)とし、画像データ1120の階調値をI(i,j)とする。特定部612は、合計RSADが小さいほど画像データ1120とテンプレート1110とが類似していると判断する。
Figure 2011139120
<正規化相互相関による類似度の算出>
または、特定部612は、正規化相互相関(NCC:Normalized Cross−Correlation)を用いて類似度を算出してもよい。具体的には、特定部612は、下記(2)式によって画素間における階調値の差の絶対値の合計RNCCを算出する。下記(2)式において、テンプレート1110の各画素の階調値をT(i,j)とし、画像データ1120の階調値をI(i,j)とする。特定部612は、合計RNCCが1に近いほど画像データ1120とテンプレート1110とが類似していると判断する。
Figure 2011139120
<二台目以降のエンド端末の位置座標の特定>
図13は、対応付け部によって生成される対応情報の一例を示す図である。対応付け部622は、たとえば図13に示すテーブル1300を対応情報として生成する。テーブル1300においては、エンド端末ごと(No.1〜3)に、位置座標と端末IDとが対応付けられている。テーブル1300の対応付けフラグは、エンド端末ごとに、位置座標と端末IDとが既に対応付けられているか否かを示すフラグである。
ここでは、No.1,2のエンド端末については既に位置座標と端末IDが対応付けられており、No.1,2の対応付けフラグは「済(=1)」となっている。また、No.3のエンド端末については位置座標に対して端末IDが対応付けられておらず、No.3の対応付けフラグは「未(=0)」となっている。
(通信品質の測定)
図14は、測定装置による通信品質の測定動作の一例を示すフローチャートである。まず、測定部613が、電波取得コマンドをアクセスポイント520へ送信する(ステップS1401)。つぎに、測定部613が、アクセスポイント520から各エンド端末のLQIおよび端末IDを受信したか否かを判断し(ステップS1402)、受信するまで待つ(ステップS1402:Noのループ)。
ステップS1402においてLQIおよび端末IDを受信すると(ステップS1402:Yes)、生成部614が、測定装置510のメモリに記憶された対応情報を読み出す(ステップS1403)。つぎに、生成部614が、ステップS1403によって読み出された対応情報と、ステップS1402において受信されたLQIおよび端末IDと、に基づいて各エンド端末の位置座標とLQIとを対応付ける(ステップS1404)。
具体的には、生成部614は、受信した端末IDが対応する位置座標を対応情報から取得し、取得した位置座標と受信したLQIとを対応付ける。つぎに、出力部615は、ステップS1404による対応付け結果を出力し(ステップS1405)、一連の動作を終了する。これにより、測定装置510は、各位置座標における通信品質を測定し、測定した通信品質(LQI)と位置座標とを対応付けた情報を出力することができる。
このように、たとえば図7に示した各ステップによって複数のエンド端末に対応する各対応情報が生成された後に、複数の対応情報に対応する各エンド端末の通信品質を測定する。これにより、複数のエンド端末の位置座標に対応する各通信品質をまとめて測定することができる。
図15は、測定システムによる通信品質の測定動作の一例を示すシーケンス図である。まず、測定装置510が、アクセスポイント520へ電波取得コマンドを送信する(ステップS1501)。つぎに、アクセスポイント520が、エンド端末541〜549のそれぞれに対して電波取得コマンドを送信する(ステップS1502)。つぎに、エンド端末541〜549のそれぞれが、アクセスポイント520からの信号に基づいて測定したLQIをアクセスポイント520へ送信する(ステップS1503)。
つぎに、アクセスポイント520が、ステップS1503によって送信された各LQIおよびエンド端末541〜549の各端末IDを測定装置510へ送信する(ステップS1504)。つぎに、測定装置510が、記憶しておいた対応情報と、ステップS1504によって送信されたLQIおよび端末IDと、に基づいて各エンド端末の位置座標とLQIを対応付ける(ステップS1505)。つぎに、測定装置510が、ステップS1505による対応付け結果を出力し(ステップS1506)、一連の動作を終了する。
図16は、各エンド端末によるLQIの送信を示す図である。図16に示すように、アクセスポイント520がエンド端末541〜549へ電波取得コマンドを送信すると、エンド端末541〜549のそれぞれが、アクセスポイント520に対してLQIを送信する。アクセスポイント520は、エンド端末541〜549からLQIを受信すると、受信したLQIおよび対応する端末IDを測定装置510へ送信する。
(出力部による出力)
図17は、位置座標とLQIとを対応付けた情報の一例を示す図である。測定装置510の出力部615は、位置座標とLQI(通信品質)とを対応付けた情報としてテーブル1700を出力する。テーブル1700においては、エンド端末ごと(No.1〜7)に、位置座標とLQIとが対応付けられている。また、出力部615は、テーブル1700のうちの位置座標およびLQIのみを出力してもよい。これにより、ユーザは、対象エリア501の各位置座標におけるLQIを把握することができる。
図18は、出力部による出力の一例を示す図である。測定装置510の出力部615は、図18に示すような立体図1800を出力してもよい。立体図1800においては、対象エリア501の各位置にLQIを示すバー1801〜1809が表示されている。バー1801〜1809が高いほどLQIが高いことを示している。これにより、ユーザは、対象エリア501のLQIの分布を直感的に把握することができる。
図19−1〜図19−3は、出力部による出力の他の例を示す図である。図19−1に示す画像データ1910は、カメラ530によって撮像された画像データである。図19−2に示すCAD図面1920は、あらかじめ測定装置510へ入力された対象エリア501のCAD(Computer Aided Design)図面である。CAD図面1920は、対象エリア501を上から見た平面図である。
画像データ1910の水平方向の画素数を640[画素]、CAD図面1920の横幅を19.2[m]とすれば、画像データ1910に対するCAD図面1920の縮尺を0.03[m/画素]と計算することができる。生成部614は、画像データ1910に対するCAD図面1920の縮尺を計算し、計算した縮尺に基づいて画像データ1910の各位置座標をCAD図面1920の位置座標に変換する。
そして、生成部614は、変換した各位置座標が示すCAD図面1920の各位置に、各位置座標に対応するLQIをプロットした画像を出力する。たとえば、生成部614は、図19−3に示す画像1930のように、CAD図面1920の各位置にLQIの大きさを示すバー1931〜1937をプロットした画像を出力する。これにより、対象エリア501の各位置のLQIを、CAD図面1920上に示すことができる。
このように、実施の形態にかかる測定システム500によれば、対象エリア501の画像データに基づいてエンド端末541の位置座標を特定するとともにエンド端末541の通信品質を測定し、位置座標と通信品質を対応付けて出力することができる。これにより、対象エリア501の位置座標に対応する通信品質を測定し、対象エリア501の通信品質分布の測定を容易にすることができる。
たとえば、ユーザが地図を片手に紙上にエンド端末541の配置をプロットして、縮尺を調べて相対位置を算出する手作業を自動でできるため、効率的に通信品質分布(電波強度分布)を求めることができる。また、ユーザは、可視化した通信品質分布(たとえば図19−3の画像1930)をもとに、たとえばアクセスポイント520のアンテナの向きを変えて通信品質分布を再度測定し、測定結果をすぐに可視化することができる。このため、アクセスポイント520の配置などの調整作業の時間を短縮することができる。
ユーザは、たとえば、アクセスポイント520のアンテナをある向きに調整した状態で測定システム500によって対象エリア501の通信品質分布(たとえば図19−3の画像1930)を取得する。また、ユーザは、アクセスポイント520の向きを少し変えて、測定システム500によって対象エリア501の通信品質分布を再度取得する。そして、ユーザは、取得した各通信品質分布を比較することで、アクセスポイント520のアンテナの良好な向きを把握することができる。
また、測定システム500によれば、複数のエンド端末に関する端末IDと位置座標との対応情報を記憶しておくことで、複数のエンド端末の通信品質をまとめて測定しても、測定された各通信品質がいずれの位置座標に対応するかを識別することができる。このため、対象エリア501の各位置における通信品質をまとめて測定することができる。
たとえば、ユーザは、アクセスポイント520のアンテナをある向きに調整した状態で、測定システム500に対して図8,図15に示した各動作を実行させる。これにより、ユーザは、対象エリア501の通信品質分布を取得することができる。つぎに、ユーザは、アクセスポイント520のアンテナの向きを変えて、測定システム500に対して図15に示した動作を実行させる。このときは、図8に示した動作を省くことができる。
これにより、ユーザは、アクセスポイント520のアンテナの向きを変えた状態における対象エリア501の通信品質分布を取得することができる。このように、ユーザは、アンテナの向きを変えるごとに測定システム500に対して図15に示した動作を実行させることで、アンテナの向きごとの通信品質分布を取得することができる。このため、アクセスポイント520の調整作業の手間を軽減することができる。
また、測定対象の通信システム100の運用時には、通常、複数のエンド端末が同時に使用される。これに対して、測定システム500によれば、複数のエンド端末における通信品質をまとめて測定することができるため、運用時のエンド端末同士の干渉状態に近い状態で通信品質分布を測定することができる。
また、測定システム500によれば、複数のエンド端末における通信品質をまとめて測定することができるため、通信システム100のアクセスポイント111〜113のエンド端末の収容能力を測定することも可能である。これにより、通信システム100において、エンド端末を同時に何台使用できるかをテストすることもできる。
なお、上述した実施の形態においては、対象エリア501への各エンド端末の配置および測定装置510の操作をユーザによって行う場合について説明した。これに対して、対象エリア501への各エンド端末の配置および測定装置510の操作をロボットなどによって自動的に行ってもよい。
以上説明したように、測定装置、測定方法、測定システムおよび測定プログラムによれば、通信品質分布の測定を容易にすることができる。
なお、本実施の形態で説明した測定法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)対象エリアに配置されたエンド端末の識別情報を取得する取得手段と、
前記対象エリアを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の撮像結果に基づいて複数の前記エンド端末の各位置座標を特定する特定手段と、
前記取得手段によって取得された識別情報と、前記特定手段によって特定された各位置座標と、を対応付けた対応情報を生成するとともに、前記各位置座標のうちの既存の前記対応情報に含まれていない位置座標を前記識別情報に対応付ける対応付け手段と、
前記エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定する測定手段と、
前記対応付け手段によって生成された対応情報に基づいて、前記特定手段によって特定された位置座標と、前記測定手段によって測定された通信品質と、を対応付けた情報を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする測定装置。
(付記2)前記取得手段は、前記エンド端末の前記アクセスポイントへの参加処理を契機として前記識別情報を取得し、
前記撮像手段は、前記参加処理を契機として前記対象エリアを撮像することを特徴とする付記1に記載の測定装置。
(付記3)前記測定手段は、前記対応付け手段によって複数の前記対応情報が生成された後に、前記複数の対応情報に対応する各エンド端末の通信品質を測定することを特徴とする付記1または2に記載の測定装置。
(付記4)前記測定手段は、前記エンド端末における前記アクセスポイントからの受信電力を前記通信品質として測定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の測定装置。
(付記5)前記測定手段は、前記アクセスポイントにおける前記エンド端末からの受信電力を前記通信品質として測定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の測定装置。
(付記6)前記生成手段は、前記対象エリアを示す画像データにおける前記位置座標の位置に前記通信品質をプロットした画像データを前記情報として生成することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の測定装置。
(付記7)対象エリアに配置されたエンド端末の識別情報を取得する取得工程と、
前記対象エリアを撮像する撮像工程と、
前記撮像工程の撮像結果に基づいて複数の前記エンド端末の各位置座標を特定する特定工程と、
前記取得工程によって取得された識別情報と、前記特定工程によって特定された各位置座標と、を対応付けた対応情報を生成するとともに、前記各位置座標のうちの既存の前記対応情報に含まれていない位置座標を前記識別情報に対応付ける対応付け工程と、
前記エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定する測定工程と、
前記対応付け工程によって生成された対応情報に基づいて、前記特定工程によって特定された位置座標と、前記測定工程によって測定された通信品質と、を対応付けた情報を生成する生成工程と、
前記生成工程によって生成された情報を出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする測定方法。
(付記8)対象エリアに配置された複数のエンド端末と、
カメラと、
前記エンド端末との間の通信品質を測定するアクセスポイントと、
付記1〜6のいずれか一つに記載の測定装置と、
を備え、前記撮像手段は、前記カメラを制御して前記対象エリアを撮像することを特徴とする測定システム。
(付記9)コンピュータを、
対象エリアに配置されたエンド端末の識別情報を取得する取得手段、
前記対象エリアを撮像する撮像手段、
前記撮像手段の撮像結果に基づいて複数の前記エンド端末の各位置座標を特定する特定手段、
前記取得手段によって取得された識別情報と、前記特定手段によって特定された各位置座標と、を対応付けた対応情報を生成するとともに、前記各位置座標のうちの既存の前記対応情報に含まれていない位置座標を前記識別情報に対応付ける対応付け手段、
前記エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定する測定手段、
前記対応付け手段によって生成された対応情報に基づいて、前記特定手段によって特定された位置座標と、前記測定手段によって測定された通信品質と、を対応付けた情報を生成する生成手段、
前記生成手段によって生成された情報を出力する出力手段、
として動作させることを特徴とする測定プログラム。
100 通信システム
111〜113,520 アクセスポイント
120 コンピュータ
131〜137,541〜549 エンド端末
201〜203 受信電力
411,412 アンテナ
421 直接波
422 反射波
500 測定システム
510 測定装置
1110 テンプレート
1111 代表位置
1120,1910 画像データ
1800 立体図
1801〜1809,1931〜1937 バー
1920 CAD図面
1930 画像

Claims (4)

  1. 対象エリアに配置されたエンド端末の識別情報を取得する取得手段と、
    前記対象エリアを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像結果に基づいて複数の前記エンド端末の各位置座標を特定する特定手段と、
    前記取得手段によって取得された識別情報と、前記特定手段によって特定された各位置座標と、を対応付けた対応情報を生成するとともに、前記各位置座標のうちの既存の前記対応情報に含まれていない位置座標を前記識別情報に対応付ける対応付け手段と、
    前記エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定する測定手段と、
    前記対応付け手段によって生成された対応情報に基づいて、前記特定手段によって特定された位置座標と、前記測定手段によって測定された通信品質と、を対応付けた情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された情報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする測定装置。
  2. 対象エリアに配置されたエンド端末の識別情報を取得する取得工程と、
    前記対象エリアを撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程の撮像結果に基づいて複数の前記エンド端末の各位置座標を特定する特定工程と、
    前記取得工程によって取得された識別情報と、前記特定工程によって特定された各位置座標と、を対応付けた対応情報を生成するとともに、前記各位置座標のうちの既存の前記対応情報に含まれていない位置座標を前記識別情報に対応付ける対応付け工程と、
    前記エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定する測定工程と、
    前記対応付け工程によって生成された対応情報に基づいて、前記特定工程によって特定された位置座標と、前記測定工程によって測定された通信品質と、を対応付けた情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された情報を出力する出力工程と、
    を含むことを特徴とする測定方法。
  3. 対象エリアに配置された複数のエンド端末と、
    カメラと、
    前記エンド端末との間の通信品質を測定するアクセスポイントと、
    請求項1に記載の測定装置と、
    を備え、前記撮像手段は、前記カメラを制御して前記対象エリアを撮像することを特徴とする測定システム。
  4. コンピュータを、
    対象エリアに配置されたエンド端末の識別情報を取得する取得手段、
    前記対象エリアを撮像する撮像手段、
    前記撮像手段の撮像結果に基づいて複数の前記エンド端末の各位置座標を特定する特定手段、
    前記取得手段によって取得された識別情報と、前記特定手段によって特定された各位置座標と、を対応付けた対応情報を生成するとともに、前記各位置座標のうちの既存の前記対応情報に含まれていない位置座標を前記識別情報に対応付ける対応付け手段、
    前記エンド端末とアクセスポイントとの間の通信品質を測定する測定手段、
    前記対応付け手段によって生成された対応情報に基づいて、前記特定手段によって特定された位置座標と、前記測定手段によって測定された通信品質と、を対応付けた情報を生成する生成手段、
    前記生成手段によって生成された情報を出力する出力手段、
    として動作させることを特徴とする測定プログラム。
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