JP2011138633A - 円筒形リチウムイオン電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】集電タブがセパレータを損傷させることなく、かつ渦巻電極体の体積を増加させることなく、しかも集電における内部抵抗が増加させない集電タブ構造を案出し、もって体積エネルギー密度が高く且つ大電流を取り出すことが可能な円筒形リチウムイオン電池を提供する。
【解決手段】渦巻電極体2を収容する円筒形リチウムイオン電池において、第2電極板4の長辺上端が、第1電極板3の長辺上端よりも長辺直交方向に突出しており、第1電極板3の板状集電タブ3aが、足部と、足部よりも幅広の胴部と、足部から胴部に向かって広がった繋ぎ部とを有し、平面視において足部と繋ぎ部との間および繋ぎ部と胴部との間に90°以下の鋭角が存在しない形状であり、足部のみが、第1電極板芯体に通電可能に固定され、繋ぎ部の一部または全部が、第1電極板3に重ならないで第2電極板4に重なる位置に位置し、胴部が、渦巻電極体2の一方端面から外方に突出している。
【選択図】図4

Description

本発明は、円筒形リチウムイオン電池に関し、詳しくは板状の集電タブを取付けた電極板を巻回してなる渦巻電極体を電池缶に収納してなる円筒形リチウムイオン電池に関する。
リチウムイオン電池は、高容量、高エネルギー密度の電池であり、従前より携帯電話、ノートパソコン、PDA等の移動情報端末の駆動電源として汎用されているが、近年は電気自動車など大容量、大電流を必要とする分野においても利用されつつある。
渦巻電極体を用いた円筒形リチウムイオン電池は、体積エネルギー密度が大きく、生産性にも優れるという長所を有する。このような円筒形リチウムイオン電池の渦巻電極体は、板状の集電タブを取付けた正負電極板同士をセパレータを介して巻回する方法で作製され、集電タブは、集電効率を高める点で幅が広いほど好ましい。
しかしながら、集電タブ幅を広げると、巻回時における巻き取り抵抗が増加する。また、巻取後の形状がいびつになり、渦巻電極体の最大径が大きくなるという問題がある。
リチウムイオン電池等の集電タブに関する技術としては下記先行技術がある。
特開2003―288882号公報(0018) 特開2006―228591号公報(0012)
特許文献1は、電池要素の内部に位置する部分の幅が電池要素の外部に位置する部分の幅よりも小さい導電接続タブを提案している。この技術によると、正極電極および負極電極をセパレータを介して巻回した電池要素を圧縮する際に導電接続タブに接するセパレータへの圧力の集中によるセパレータの劣化を防止することができるので、電池特性の劣化を防止することが可能となるとされる。
特許文献2は、厚さが薄い部分と厚さが厚い部分からなる2段構造の導電タブを備える非水電解液二次電池を提案している。この技術によると、正電極導電タブ及び負電極導電タブの電池要素に占める占有体積を抑制することができ、小型・軽量電池に必要な電池容量を確保することができるとされる。
上記特許文献1は、角を有する集電タブを用いる。よって、角がセパレータを損傷し内部短絡を発生させる恐れがある。上記特許文献2は、厚さが薄い部分と厚さが厚い部分からなる2段構造の導電タブを用いている。この構造の集電タブは、板状集電タブに比較し、加工コストが高くなるなどの問題がある。
本発明の目的は、コスト上昇を招かない集電構造の改善によって、集電タブがセパレータを損傷させることなく、かつ渦巻電極体の体積を増加させることなく、しかも集電における内部抵抗を増加させない集電タブ構造を案出し、もって体積エネルギー密度が高く且つ大電流を取り出すことが可能な円筒形リチウムイオン電池を実現することにある。
上記課題を解決するための本発明は、次のように構成されている。電極板長辺から外方に突き出た状態で電極板芯体に板状集電タブが取付けられた帯状の第1電極板と、前記第1電極板とは電気極性が異なる帯状の第2電極板とが、セパレータを介在させた状態で巻回されてなる渦巻電極体が、円筒形電池缶に収容された円筒形リチウムイオン電池において、前記第2電極板の長辺上端が、前記第1電極板の長辺上端よりも長辺直交方向に突出しており、前記第1電極板の板状集電タブが、足部と、前記足部よりも幅広の胴部と、前記足部と前記胴部の間にあって前記足部から前記胴部に向かって末広がりに広がった繋ぎ部と、を有し、平面視において前記足部と前記繋ぎ部との間および前記繋ぎ部と前記胴部との間に90°以下の鋭角が存在しない形状であり、前記足部のみが、前記第1電極板芯体に通電可能に固定され、前記繋ぎ部の一部または全部が、前記第1電極板に重ならないで前記第2電極板に重なる位置に位置し、前記胴部が、前記渦巻電極体の一方端面から外方に突出している、ことを特徴とする。
上記構成にかかる板状集電タブは、末広がりに広がった繋ぎ部を有し、足部のみが第1電極板芯体に通電可能に固定され、繋ぎ部の一部または全部が第1電極板に重ならないで第2電極板に重なる位置に位置するように配置されている。この配置であると、少なくとも、末広がりな繋ぎ部の最大幅部分である上端(繋ぎ部と胴部との境界)が、第1電極板の外側に位置することになる。言い換えると、第1電極板の長辺上端には胴部よりも幅の狭い部分(集電タブ繋ぎ部)が位置するように、集電タブが配置されている。それゆえ、全てが胴部幅である従来型集電タブに比較し、巻回抵抗が小さくなり、巻き取り時の最大径が小さくなる。
更に、第1電極用の板状集電タブは、足部と繋ぎ部との間および繋ぎ部と胴部との間に、90°以下の鋭角が存在しない形状としてあるので、巻き取りの際または巻き取り後に、板状集電タブの角がセパレータを突き破って第2電極板と接触する事故が防止できる。更にまた、電流取り出し路である集電体胴部の幅を足部及び繋ぎ部よりも幅広にしてあるので、足部が集めた電気を外部側に円滑に導電させることができる。
以上から、上記構成によると、渦巻電極体の体積を増加させることなく、内部抵抗を低減し得た円筒形リチウムイオン電池を実現することができる。
上記本発明にかかる円筒形リチウムイオン電池においては、前記第1電極板が正極板であり、前記板状集電タブがアルミニウム製である構成とすることができる。
リチウムイオン電池の正極芯体としては、耐食性やコストを考慮して通常アルミニウム箔が用いられ、そこに接続する正極用集電タブとして、溶接性を考慮してアルミニウム製箔が好ましく用いられる。
本発明は、渦巻電極体の体積を無用に増加させず、しかも内部抵抗を高めない集電タブ構造を案出し、これを用いることによって、高体積エネルギー密度で大電流出力が可能な円筒形リチウムイオン電池をコスト上昇を伴うことなく提供するという顕著な効果を実現した。
図1は、本発明にかかる電池の断面部分解体斜視図である。 図2は、実施例1の円筒形リチウムイオン電池に用いた正極集電タブの形状を示す平面図である。 図3は、実施例1の円筒形リチウムイオン電池に用いる集電タブ付き正負電極板を示す平面図である。 図4は、渦巻電極体の概略を示す部分展開図である。 図5は、本発明にかかる集電タブの他の形態を示す平面図である。 図6は、比較例1にかかる正極集電タブの平面図である。 図7は、比較例2にかかる正極集電タブの平面図である。
実施例および比較例により、本発明の内容を説明する。
〈実施例1〉
図1は実施例1にかかる円筒形リチウムイオン電池の断面部分解体斜視図であり、図2は実施例1にかかる円筒形リチウムイオン電池の主要要素である第1電極板用集電タブ(正極集電タブ)を示す平面図である。図3(a)は第1電極板用集電タブ付きの第1電極板(正極板)の平面図であり、図3(b)は第2電極板用集電タブ付きの第2電極板(負極板)の平面図である。図4は、渦巻型電極体の巻回状態を示す部分展開図である。これら図面に基づいて、実施例1にかかる円筒形リチウムイオン電池の作製方法を説明する。
図1に示すように、本発明にかかる電池は、正極板3と負極板4とセパレータ5とを備える渦巻電極体2が、円筒形の電池缶1内に挿入されている。電池缶1の開口部は封口体6により封口されている。また、負極板4は負極集電タブ4aを介して電池缶1と電気的に接続されており、正極板3は正極集電タブ3aを介して封口体6と電気的に接続されている。すなわち、電池缶1が負極外部端子を兼ね、封口体6が正極外部端子を兼ねる構造である。また、電池缶1内には、非水電解質が注液されている。
〈正極板〉
幅55mm、長さ880mm、厚み0.10mmのアルミニウム箔からなる正極芯体を用意し、この正極芯体に正極活物質合剤層を形成した。具体的には次のようにして作製した。
正極活物質としてのLiCoO2 (平均粒径:5μm)と、導電剤としての人造黒鉛と、を質量比で9:1の割合で混合し正極合剤となし、この正極合剤に、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5質量%と、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液とを混合してスラリーを調製した。このスラリーを、集電タブ取付け予定領域を除き、正極芯体としてのアルミニウム箔の両面にドクターブレード法で塗布した。この後、スラリー層を乾燥し、スラリー層をローラーで加圧して、片面厚み50μmの正極活物質合剤層付き正極板3を作製した。
〈正極集電タブ〉
アルミニウム箔を用意し、図2に示すように、足部11と胴部13と、両者の中間に位置する繋ぎ部12とを有する形状に裁断加工した。足部11は長さ50mm、幅W2mm、胴部13は長さ13mm、幅W1は5mmとした。繋ぎ部12は、足部11の上端(足部幅W2)と胴部13の下端(胴部幅W1)とを繋ぐ曲線部分(角落ち部分)であり、その長さは2mmとした。
〈正極集電タブの取付け〉
正極集電タブ3aを、上記正極電極板3の集電タブ取付け予定領域(芯体露出部分)に超音波溶接法を用いて溶接固定した。具体的には次のように行った。正極集電タブ3aの繋ぎ部12の下端(下端仮想線)と芯体の長辺上端を合わせた状態で、正極集電タブ3aの足部11を芯体露出部に当接させ、胴部13を正極板3の長手方向に直交する方向に突出させた。この状態で、足部11が当接した電極板部分に表裏両面側から超音波を当て、足部11を正極板3に溶接固定した(図3(a)参照)。
〈負極板〉
幅57mm、長さ960mm、厚み0.09mmの銅箔からなる負極芯体を用意し、この負極芯体に負極活物質合剤層を形成した。具体的には次のように行った。負極活物質としての黒鉛粉末(平均粒径18μm)と、結着剤としてのスチレン−ブタジエンゴム(SBR)のディスパージョン(固形分:48%)と、を水に分散させ、更に、増粘剤であるカルボキシメチルセルロース(CMC)を添加して、スラリーを調製した。このスラリーを、集電タブ取付け予定領域を除き、負極芯体としての銅箔の両面にドクターブレード法で塗布し乾燥した。この後、合剤層面をローラーで加圧し乾燥して、合剤層の片面厚みが50μmの負極板4を作製した。
なお、黒鉛粉末とSBRとCMCとの混合割合は、負極乾燥後の質量比で100:3:2とした。
〈負極集電タブ〉
厚み0.10mmの銅箔を図3(b)の符号4aに示す形状(幅3mm、長さ50mm)に裁断加工し、負極集電タブ4aとした。
〈負極集電タブの取付け〉
上記正極集電タブの場合と同様な方法で、負極集電タブ4aを負極板4の集電タブ取付け予定領域に溶接固定した(図3(b)参照)。ただし、負極集電タブ4aは、変化のない帯状であり、足部や胴部、繋ぎ部を有さないので、正極集電タブの場合のように特別な位置合わせはしなかった。
〈セパレータ〉
セパレータとして、幅59mm、長さ2000mm、厚み0.022mmのイオン透過性のポリエチレン製微多孔膜を用いた。
〈渦巻電極体の作製〉
図4に示すように、集電タブ3a付き正極板3と集電タブ4a付き負極板4とを両者の間にセパレータ5を介在させ、負極板4の上下端が正極板3よりも外側に突出するようにして両電極板を重ね合わせ、3者を渦巻状に巻回し渦巻電極体2を作製した。
〈電池の組み立て〉
上記渦巻電極体2を高さ65mm、直径18mmの円筒形電池缶1に収容し、正極電極タブ3aを外部電極端子を兼ねる封口体6に接続し、負極集電タブ4aを負極端子を兼ねる電池缶1にスポット溶接した。この後、電池缶内に非水溶媒と電解質塩を含む非水電解液を注液し、電池缶を密閉して実施例1の円筒形リチウムイオン電池を完成させた。
なお、実施例1の円筒形リチウムイオン電池には、安全弁や内部短絡を防止するための絶縁性部材など、上記で説明しなかった要素を組み込むことができる。
〈比較例1〉
実施例1の正極集電タブ3aに代えて、幅(a1)3mm,長さ(b1)65mm、厚み3mmの変化のない帯状集電タブ(図6参照)を用い、下方50mm部分を正極芯体にあてがって溶接したこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例1にかかる渦巻電極体および円筒形リチウムイオン電池を作製した。
〈比較例2〉
実施例1の正極集電タブ3aに代えて、幅(a2)5mm,長さ(b2)65mm、厚み3mmの変化のない帯状集電タブ(図7参照)を用い、下方50mm部分を正極芯体にあてがって溶接したこと以外は、上記実施例1と同様にして、比較例1にかかる渦巻電極体および円筒形リチウムイオン電池を作製した。
〈電池の評価〉
実施例1、比較例2及び3にかかる渦巻電極体を3個づつ作製し、それぞれの巻き取り後の渦巻電極体最大径および最小径を測定した。また、これら渦巻電極体を用いた円筒形リチウムイオン電池の内部抵抗を測定した。内部抵抗は、測定電流周波数1kHzの日置電機製ACミリオームハイテスターにて測定した。これらの結果を表1,2に示す。
表1において、足部幅が3mmで胴部幅が5mmの集電タブを用いた実施例1の渦巻電極体と、幅が3mm均一の帯状集電タブを用いた比較例1の渦巻電極体と間には、最大径および最小径の何れにおいても差が認められなった。その一方、表2において、実施例1の電池は、比較例1の電池よりも内部抵抗が小さかった(12.8mΩ:13.5mΩ)。
他方、実施例1の渦巻電極体と、幅が5mm均一の帯状集電タブを用いた比較例2の渦巻電極体との比較においては、渦巻電極体の最小径には実質的な差が認められなかったが、最大径には差が認められ、実施例1よりも比較例2の方が大きかった(表1;16.96mm:17.01mm)。しかし、内部抵抗については、両者間に差がなかった(表2参照)。
また、実施例1の渦巻電極体において、正極集電タブ3aの繋ぎ部の下端によりセパレータ表面が傷つけられていないことや、セパレータ表面が突かれた状態になっていないことを目視で確認した。
以上の結果から、胴部幅よりも足部幅を小さくし、かつ足部と胴部を末広がり形状とし角を存在させない形状の集電タブを用いる本発明によると、集電における内部抵抗を高めることなく、渦巻電極体の体積を小さくすることができることが判る。また、胴部幅よりも足部幅を小さくしても、足部と胴部の間に90度以下の鋭角な角が存在する形状であると、巻回時または巻回後に角がセパレータを突き破り、対向する負極板と接触する恐れが高まる。この恐れを除去するためには、足部と胴部の間には、90度以下の鋭角な角が存在しない形状とする必要がある。
〔追記事項〕
(1)上記実施例1では、足部と胴部の間に曲線状末広がりな繋ぎ部を有する集電タブを用いたが、これに代えて、図5に示すような、ハの字状末広がりな繋ぎ部を有する集電タブを用いることもできる。また、繋ぎ部の末広がり形状には、L字の角を落としたいわゆる角落ち形状も含まれる。
(2)上記実施例1では、正極集電タブ1の繋ぎ部12の下端(下端仮想線)と正極芯体の長辺上端を合わせたが、繋ぎ部12の下端を芯体の長辺より若干上方に位置させてもよく、この場合においても繋ぎ部12の下端は、第2電極板である負極板と重なり合う位置に位置させる。なお、繋ぎ部12の上端は必ずしも第2電極板と重なり合う位置に位置させる必要はない。
本発明によると、従前と殆ど変わらない製造方法を用い、コスト上昇を伴うことなく、高体積エネルギー密度で大電流出力が可能な円筒形リチウムイオン電池を実現することができる。よって、本発明の産業上の利用可能性は高い。
1 電池缶
2 渦巻電極体
3 第1電極板(正極板)
3a 第1電極板用集電タブ(正極集電タブ)
4 第2電極板(負極板)
4a 第2電極板用集電タブ(負極集電タブ)
5 セパレータ
6 封口体
11 足部
12 繋ぎ部
13 胴部

Claims (2)

  1. 電極板長辺から外方に突き出た状態で電極板芯体に板状集電タブが取付けられた帯状の第1電極板と、前記第1電極板とは電気極性が異なる帯状の第2電極板とが、セパレータを介在させた状態で巻回されてなる渦巻電極体が、円筒形電池缶に収容された円筒形リチウムイオン電池において、
    前記第2電極板の長辺上端は、前記第1電極板の長辺上端よりも長辺直交方向に突出しており、
    前記第1電極板の板状集電タブは、足部と、前記足部よりも幅広の胴部と、前記足部と前記胴部の間にあって前記足部から前記胴部に向かって末広がりに広がった繋ぎ部と、を有し、平面視において前記足部と前記繋ぎ部との間および前記繋ぎ部と前記胴部との間に90°以下の鋭角が存在しない形状であり、
    前記足部のみが、前記第1電極板芯体に通電可能に固定され、
    前記繋ぎ部の一部または全部が、前記第1電極板に重ならないで前記第2電極板に重なる位置に位置し、
    前記胴部が、前記渦巻電極体の一方端面から外方に突出している、
    ことを特徴とする円筒形リチウムイオン電池。
  2. 請求項1に記載の円筒形リチウムイオン電池において、
    前記第1電極板が正極板であり、前記板状集電タブがアルミニウム製である、
    ことを特徴とする円筒形リチウムイオン電池。
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