JP2011137500A - 保持器付きころおよび樹脂製保持器の成形方法 - Google Patents

保持器付きころおよび樹脂製保持器の成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ころ数を増やして負荷容量を高めることができ、簡素な構造の金型を用いて樹脂製の保持器を成形することができる保持器付きころを提供する
【解決手段】 複数のころ1と、これら複数のころ1を保持する樹脂製の保持器2とを備える。保持器2は、軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部3が、円周方向に並ぶ複数の柱部4で連結され、隣合う一対の柱部4間に形成された各ポケット5に各ころ1をそれぞれ収容する。柱部4を、互いに径方向に離れた外径側部分6と内径側部分7とに分割する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複数のころを樹脂製の保持器で保持した保持器付きころ、および樹脂製保持器の成形方法に関する。
転がり軸受の一種に、内外輪が無く保持器2(図9)と複数のころとで構成された保持器付きころがある。従来の保持器付きころは、例えば図9に示すように、隣合うころ間の間隔が最も狭くなる位置であるころ配列のピッチ円径PCD上に柱部4があった。そのため、柱部4が邪魔になって保持するころ1の数が制限され、負荷容量を高めることの障害となっていた。これを解決するために、図10のように、柱部4を保持器2の外径端に設けることで、ころ数を増加可能にする提案がなされている(特許文献1)。さらに、この提案の構成を発展させたものとして、特許文献2および特許文献3の提案がある。これら各提案の保持器付き針状ころは、いずれも保持器2が金属製で、削り加工やプレス加工により成形されたものである。なお、図9および図10は、ころ1が針状ころである例を示す。
特開2000−55145号公報 特開2000−74071号公報 特開2003−166540号公報
一般に、金属製の保持器は、樹脂製の保持器に比べて高価である。そこで、保持器を樹脂製とすることでコストダウンを図ったが、特許文献1〜3に開示された保持器を樹脂で製作するのは加工に手間がかかり、十分なコストダウンを図ることが難しいことが分かった。
具体的に説明する。例えば、特許文献1に開示の保持器(図10)を射出成形により成形する場合、図11に示す金型を用いる。同図においてクロスハッチングを付した部分が金型で、この金型10は、円周方向に複数個の外型分割体11Aに分割された外型11と、内型12とでなる。図11は保持器2の柱部4を成形する部分の断面を表しており、隣合う一対の外型分割体11Aの合わせ面13に、柱部成形用のキャビティ14が形成されている。斜線のハッチングを付した部分は、目的とする柱部4の断面形状を示す。図示の金型10は、外型分割体11Aを外径側に抜いて分解するタイプのものである。
保持器の製作に際しては、射出によりキャビティ14に樹脂材料を充填し、樹脂材料が硬化してから金型10を分解して、図12(A)に示す樹脂成形品20を得る。この樹脂形成品20における図12(B)においてクロスハッチングを付した部分20aを削り加工により除去することで、図12(C)に示す完成品21すなわち保持器2にする。この製作方法は簡単ではあるが、射出成形後に2次加工が必要であるため製作コストがかかるという問題がある。
2次加工無しに射出成形だけで完成品21の形状に成形するためには、図11において白抜きで示される部分が無いキャビティ14の形状にしなければならないが、すると外型分割体11Aを外径側へ抜けなくなる。金型の構造を変えて、射出成形だけで完成品21の形状に成形することも可能であるが、そうするには金型の構造が複雑になることが避けられない。金型の構造が複雑であると、金型のコストが高くなるだけでなく、小さいサイズの保持器の成形が難しい。
なお、柱部が保持器の外径端から内径端まで続いて有る一般的な樹脂保持器(図9)では、ころ1の外径側への脱落を阻止する突起状のころ止め4aが柱部4に設けられている。このころ止め4aは円周方向の突出量が少ないため、金型が外型分割体11Aを外径側へ抜く構造であっても、樹脂材料の弾性変形を利用することで、ころ止め4aの高さに相当する円周方向の段差を乗り越えて外型分割体11Aを抜くことができる。しかし、保持器が図10の形状である場合には、段差が大きすぎて外型分割体11Aを抜くことができない。無理に抜こうとすれば、柱部4が壊れてしまう。
この発明の目的は、ころ数を増やして負荷容量を高めることができ、簡素な構造の金型を用いて樹脂製の保持器を成形することができる保持器付きころを提供することである。
この発明の他の目的は、上記樹脂製の保持器を2次加工無しに効率良く成形することができる成形方法を提供することである。
この発明の保持器付きころは、複数のころと、これら複数のころを保持する樹脂製の保持器とを備え、前記保持器は、軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部が、円周方向に並ぶ複数の柱部で連結され、隣合う一対の柱部間に形成された各ポケットに前記各ころをそれぞれ収容するものであり、前記柱部を、互いに径方向に離れた外径側部分と内径側部分とに分割したことを特徴とする。
この構成によれば、柱部を、互いに径方向に離れた外径側部分と内径側部分とに分割したことで、ころ配列のピッチ円径上の柱部の厚みを零にするか、または狭くすることができる。それにより、ころ配列の間隔を狭めてころ数を増やし、負荷容量を高めることができる。また、柱部が外径側部分と内径側部分とに分割されていれば、潤滑油が外径側部分と内径側部分の間を通って円周方向に行き来できるため、潤滑性が良い。
柱部を保持器の外径側だけに設けることによっても上記効果が得られる(図10)。しかし、外型分割体を外径側へ抜く簡易な構造の金型(図11)を用いる場合、外型分割体を外径側に抜くことが難しい。よって、「発明が解決しようとする課題」の欄で説明したように、一旦、外型分割体を抜くことが可能な形状に成形した後、2次加工で完成品の形状に仕上げなければならない。
対して、この発明の形状であれば、樹脂材料の弾性変形を利用して外型分割体を外径側に抜くことができる。そのため、射出成形だけで樹脂保持器を成形することができ、製作コストを低減できる。
この発明において、前記柱部の外径側部分は、前記ポケットに収容された前記ころが外径側に脱落するのを阻止する断面形状であり、かつ前記柱部の内径側部分は、前記ポケットに収容された前記ころが内径側に脱落するのを阻止する断面形状であるのがよい。
柱部の外径側部分および内径側部分を上記断面形状とすれば、ころの外径側および内径側への脱落を防止できる。
例えば、前記柱部の外径側部分の断面形状は、前記保持器の内径側に中心が位置する扇形部と、この扇形部の両側面におけるころ配列のピッチ円径よりも大径側の位置から外方へ突き出た突起部とでなり、各扇形部は、隣合う一対の柱部の扇形部の対向面が互いに平行または外径側ほど間隔が広がる形状とするのがよい。
柱部の外径側部分が上記断面形状であれば、突起部により外径側へのころの脱落を阻止することができる。また、外径側部分が上記断面形状であれば、保持器を成形する金型が、円周方向に複数個の外型分割体に分割された外型と、内型とでなり、隣合う一対の外型分割体の合わせ面にキャビティが形成され、外型分割体を外径側に抜いて分解するタイプである場合、外型分割体を外径側に抜きやすい。すなわち、各扇形部は、隣合う一対の柱部の扇形部の対向面が互いに平行または外径側ほど間隔が広がる形状であるため、扇形部については、外型分割体を外径側へ抜くことの障害とならない。突起部は外型分割体の合わせ面よりも円周方向内側に入り込んでいるが、この突起部の入り込み量は、外型分割体全体の円周方向幅に対して比較的小さいので、樹脂材料の弾性を利用して突起部を乗り越して外型分割体を外径側へ抜くことが可能である。
前記突起部は、前記柱部における前記一対の円環部間の中央部だけに設けられていてもよい。
突起部が一対の円環部間の中央部だけに設けられていても、ころが外径側に脱落するのを阻止する作用が得られる。
この発明において、前記柱部の内径側部分は、前記一対の円環部間で分断されて、一方の円環部と一体の部位およびもう一方の円環部と一体の部位に分かれていてもよい。
柱部の内径側部分が一対の部位に分断されていれば、潤滑油が一対の部位間を通って外径側と内径側とを行き来でき、さらに潤滑性が高まる。
前記突起部が、前記柱部における前記一対の円環部間の中央部だけに設けられ、かつ前記柱部の内径側部分は、前記一対の円環部間で分断されて、一方の円環部と一体の部位およびもう一方の円環部と一体の部位に分かれている場合、各部位の先端の軸方向位置は、前記突起部の両端と同じか、または前記一対の円環部間の軸方向外側にあるのがよい。
この構成によれば、柱部の内径側部分が一対の部位に分断されていることにより、潤滑油が一対の部位間を通って外径側と内径側とを行き来できることに加えて、各部位の先端の軸方向位置が、突起部の両端と同じか、または一対の円環部間の軸方向外側にあることにより、内径側部分の内径側から外径側へ抜けた潤滑油が、外径側部分の突起部の軸方向外側と通って外径側部分の外径側へ抜けやすくなり、潤滑性がより一層高まる。
前記各ころは両端にチャンファ部を有する場合、前記柱部の内径側部分の2つの部位は、いずれもその先端が、前記ポケットに収容されている前記ころのチャンファ部よりも前記一対の円環部間の軸方向内側へ突出しているのがよい。
それにより、柱部の内径側部分の2つの部位の少なくとも一部が、常にころと軸方向に重なる。そのため、ころが内径側へ脱落するのを確実に阻止できる。
前記柱部の内径側部分の2つの部位は、両方またはいずれかが先細り形状であってもよい。
柱部の内径側部分が先細り形状であっても、ころが内径側へ脱落するのを阻止できる。
この発明において、前記柱部の外径側部分は、その内径端がころ配列のピッチ円径よりも内径側に位置していてもよい。
柱部の外径側部分の内径端がころ配列のピッチ円径よりも内径側に位置していても、ピッチ円径上の外径側部分の円周方向幅を狭くすることで、ころ数を増やして負荷容量を高めることができる。
この発明において、前記柱部の内径側部分は、全体がころ配列のピッチ円径よりも内径側に位置するのがよい。
柱部の内径側部分の全体をころ配列のピッチ円径よりも内径側に位置させれば、内径側部分がころを干渉することを回避しやすい。そのため、無理なくころ数を増やすことができる。
この発明において、前記ころは針状ころであってもよい。
針状ころの場合、この発明のころ数を増やして負荷容量を高めることができ、簡素な構造の金型を用いて樹脂製の保持器を成形することができるという効果が顕著に現れる。
この発明の樹脂製保持器の成形方法は、軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部が、円周方向に並ぶ複数の柱部で連結され、隣合う一対の柱部間にころを収容するポケットが形成され、前記柱部は、互いに径方向に離れた外径側部分と内径側部分とに分割され、前記柱部の外径側部分の断面形状は、前記保持器の内径側に中心が位置する扇形部と、この扇形部の両側面におけるころ配列のピッチ円径よりも大径側の位置から外方へ突き出た突起部とでなり、各扇形部は、隣合う一対の柱部の扇形部の対向面が互いに平行または外径側ほど間隔が広がる形状である樹脂製保持器の成形方法であって、円周方向に複数個の外型分割体に分割された外型と、内型とでなり、隣合う一対の外型分割体の合わせ面に柱部成形用のキャビティが形成された金型を用い、射出により前記キャビティ内に樹脂材料を充填し、樹脂材料が硬化した後、前記外側分割体を外径側に抜いて前記金型を分解することを特徴とする。
この樹脂製保持器の成形方法によれば、円周方向に複数個の外型分割体に分割された外型と、内型とでなり、隣合う一対の外型分割体の合わせ面に柱部成形用のキャビティが形成され、外側分割体を外径側に抜いて分解する簡素な構造の金型を用いることができる。そのため、金型のコストが安く、小さいサイズの保持器の成形も可能である。また、金型を分解した段階で完成品の形状を得ることができるため、削り加工等の2次加工が不要である。
この成形方法で成形される樹脂製保持器は、柱部の外径側部分の断面形状が、前記保持器の内径側に中心が位置する扇形部と、この扇形部の両側面におけるころ配列のピッチ円径よりも大径側の位置から外方へ突き出た突起部とでなり、各扇形部は、隣合う一対の柱部の扇形部の対向面が互いに平行または外径側ほど間隔が広がる形状である。そのため、外型分割体を外径側に抜きやすい。すなわち、扇形部については、外型分割体を外径側へ抜くことの障害とならない。突起部は外型分割体の合わせ面よりも円周方向内側に入り込んでいるが、この突起部の入り込み量は、外型分割体全体の円周方向幅に対して比較的小さいので、樹脂材料の弾性を利用して突起部を乗り越して外型分割体を外径側へ抜くことが可能である。
この発明の保持器付きころは、複数のころと、これら複数のころを保持する樹脂製の保持器とを備え、前記保持器は、軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部が、円周方向に並ぶ複数の柱部で連結され、隣合う一対の柱部間に形成された各ポケットに前記各ころをそれぞれ収容するものであり、前記柱部を、互いに径方向に離れた外径側部分と内径側部分とに分割したため、ころ数を増やして負荷容量を高めることができ、簡素な構造の金型を用いて樹脂製の保持器を成形することができる。
この発明の樹脂製保持器の成形方法は、軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部が、円周方向に並ぶ複数の柱部で連結され、隣合う一対の柱部間にころを収容するポケットが形成され、前記柱部は、互いに径方向に離れた外径側部分と内径側部分とに分割され、前記柱部の外径側部分の断面形状は、前記保持器の内径側に中心が位置する扇形部と、この扇形部の両側面におけるころ配列のピッチ円径よりも大径側の位置から外方へ突き出た突起部とでなり、各扇形部は、隣合う一対の柱部の扇形部の対向面が互いに平行または外径側ほど間隔が広がる形状である樹脂製保持器の成形方法であって、円周方向に複数個の外型分割体に分割された外型と、内型とでなり、隣合う一対の外型分割体の合わせ面に柱部成形用のキャビティが形成された金型を用い、射出により前記キャビティ内に樹脂材料を充填し、樹脂材料が硬化した後、前記外側分割体を外径側に抜いて前記金型を分解するため、樹脂製保持器を2次加工無しに効率良く成形することができる。
(A)はこの発明の実施形態にかかる保持器付きころの断面図、(B)はそのIB−IB断面図である。 (A)は同保持器付きころの保持器の断面図、(B)はそのIIB矢視図、(C)はそのIIC−IIC断面図である。 (A)は異なる保持器の断面図、(B)はそのIIIB矢視図、(C)はそのIIIC−IIIC断面図である。 (A)はさらに異なる保持器の断面図、(B)はそのIVB矢視図、(C)はそのIVC−IVC断面図である。 図2に示す保持器を成形する金型の組立状態の断面図である。 同金型の分解時の状態を示す断面図である。 異なる柱部の断面形状を示す説明図である。 さらに異なる柱部の断面形状を示す説明図である。 (A)は従来の保持器付きころの保持器の断面図、(B)はそのIXB矢視図、(C)はそのIXC−IXC断面図である。 (A)は提案例の保持器付きころの保持器の断面図、(B)はそのXB矢視図、(C)はそのXC−XC断面図である。 同保持器の成形する金型の組立状態の断面図である。 (A)〜(C)は同保持器の成形過程を示す説明図である。
この発明の実施形態を図1および図2と共に説明する。図1は保持器付きころの全体を表し、図2は保持器を表す。この保持器付きころは、複数のころ1と、これら複数のころ1を保持する樹脂製の保持器2とでなる。この例では、ころ1は針状ころであり、両端にチャンファ部1aを有する。ころ1は、例えば軸受鋼等の鋼製である。保持器2は、軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部3を、円周方向に並ぶ複数の柱部4で連結した構造であり、隣合う一対の柱部4間に形成された各ポケット5に各ころ1がそれぞれ収容される。なお、図2(A)では、一部のポケット5のみを表示し、他のポケット5は図示を省略している。
保持器2の柱部4は、互いに径方向に離れた外径側部分6と内径側部分7とに分割されている。前記外径側部分6は、外径側部分主部となる扇形部6aと突起部6bとでなる。詳しくは、外径側部分6の断面形状は、一対の円環部3間の中央部では、内径側に中心が位置する扇形部6aと、この扇形部6aの両側面から外方へ突き出た突起部6bとでなる形状であり、円環部3付近では、扇形部6aのみからなる形状である。つまり、突起部6bは、一対の円環部3間の中央部だけに設けられている。隣合う一対の柱部4の扇形部6aは、互いの対向面8が平行である。突起部6bの径方向位置は、ころ配列のピッチ円径PCDよりも大径側である。隣合う一対の外径側部分6の互いに対向する突起部6b間の距離L1は、ころ1の直径Dよりも小さい。そのため、外径側部分6により、ポケット5に収容されたころ1が外径側に脱落するのが阻止される。
この例では、外径側部分6の内径端がピッチ円径PCDよりも内径側に位置するが、ピッチ円径PCDよりも外径側に位置して、ピッチ円径PCD上には柱部4が存在しない構成であってもよい。また、各扇形部6aは、隣合う一対の柱部4の扇形部6aの対向面8が外径側ほど間隔の広がる形状であってもよい。
柱部4の内径側部分7は、全体がピッチ円径PCDよりも内径側に位置し、その内周端の角部が斜めに切り落とされた断面形状とされている。隣合う一対の内径側部分7の対向面間の距離L2は、ころ1の直径Dよりも小さい。そのため、内径側部分7により、ポケット5に収容されたころ1が内径側に脱落するのが阻止される。
この構成の保持器付きころは、柱部4を、互いに径方向に離れた外径側部分6と内径側部分7とに分割したことで、ピッチ円径PCD上の柱部4の円周方向幅を狭くすることができる。それにより、ころ1の充填率を高めてころ数を増やすことが可能となり、負荷容量を向上させることができる。ピッチ円径PCD上には柱部4が存在しない構成にすれば、さらにころ1の充填率を高めることができるが、図1および図2の構成であっても、十分な充填率を得られる。また、柱部4を外径側部分6と内径側部分7とに分割したことで、潤滑油が外径側部分6と内径側部分7の間を通って円周方向に行き来できるようになり、潤滑性が良い。
図3は、保持器の異なる実施形態を示す。この保持器2は、柱部4の内径側部分7が一対の円環部3(3A,3B)間で分断されて、一方の円環部3Aと一体の部位7Aおよびもう一方の円環部3Bと一体の部位7Bに分かれている。いずれの部位7A,7Bも、その先端が外径側部分6の突起部6bよりも軸方向外側にある。図4に示すように、各部位7A,7Bは先細り形状であってもよい。
この構成によっても、柱部4の内径側部分7により、ポケット5に収容されたころ1が内径側に脱落するのを阻止できる。また、内径側部分7が一対の部位7A,7Bに分断されていれば、潤滑油が、外径側部分6と内径側部分7の間を通って円周方向に行き来できることに加えて、一対の部位7A,7B間を通って外径側と内径側とに行き来でき、潤滑性をより一層高めることができる。内径側部分7の各部位7A,7Bの先端の軸方向位置が外径側部分6の突起部6bよりも軸方向外側にあれば、径方向の潤滑油の流れが円滑である。
上記各実施形態の保持器2は、先に説明したように樹脂製である。保持器2用の樹脂材料としては、例えば、46ナイロンや66ナイロン等のポリアミド系樹脂、PPS(ポリフェレンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の射出成形可能な樹脂が用いられる。
これら樹脂製の保持器2は、射出成形により成形される。図5は、図2の保持器2を成形する金型の柱部成形部分の断面を示す。図においてクロスハッチングを付した部分が金型で、この金型10は、円周方向に複数個の外型分割体11Aに分割された外型11と、内型12とでなる。隣合う一対の外型分割体11Aの合わせ面13に、柱部成形用のキャビティ14が形成されている。図5の断面では、キャビティ14は、外径側部分成形部14aおよび内径側部分成形部14bに分かれている。
成形に際しては、射出によりキャビティ14内に樹脂材料15を充填し、樹脂材料15が硬化してから、図6のように、外型分割体11Aを外径側へ抜いて金型10を分解する。各扇形部6aは、隣合う一対の柱部4の扇形部6aの対向面8が互いに平行な形状であるため、扇形部6aについては、外型分割体1Aを外径側へ抜くことの障害とならない。突起部6bは外型分割体11Aの合わせ面13よりも円周方向内側に入り込んでいるが、この突起部6bの入り込み量は、外型分割体11A全体の円周方向幅に対して比較的小さいので、樹脂材料15の弾性を利用して突起部6bを乗り越して外型分割体11Aを外径側へ抜くことが可能である。また、この例では、外径側部分6の内径端が尖った形状となっているため、外径側部分6の円周方向幅を徐々に狭めながら、円滑に外型分割体11Aを外径側に抜くことができる。つまり、射出成形だけで保持器2を成形することができる。そのため、保持器2の製作コストを抑えられる。
上記各実施形態では、柱部4の外径側部分6の主部が断面形状扇形の扇形部6aとされているが、外径側部分6の主部は、図7のように、断面形状が外径側の面が平面である二等辺三角形の二等辺三角形部6cとされていてもよく、あるいは図8のように、断面形状が変形菱形の変形菱形部6dとされていてもよい。扇形部6a、二等辺三角形部6c、および変形菱形部6dの内径端は、面取りされていてもよい。
なお、この保持器付きころは、自動車、産業機械、建設機械等に用いられる。具体的には、歯車機構等の各種減速機構における軸に対する歯車の支持に用いられる。
1…ころ
1a…チャンファ部
2…保持器
3…円環部
4…柱部
5…ポケット
6…外径側部分
6a…扇形部
6b…突起部
7…内径側部分
7A,7B…部位
8…対向面
10…金型
11…外型
11A…外型分割体
12…内型
PCD…ころ配列のピッチ円径

Claims (12)

  1. 複数のころと、これら複数のころを保持する樹脂製の保持器とを備え、前記保持器は、軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部が、円周方向に並ぶ複数の柱部で連結され、隣合う一対の柱部間に形成された各ポケットに前記各ころをそれぞれ収容するものであり、前記柱部を、互いに径方向に離れた外径側部分と内径側部分とに分割したことを特徴とする保持器付きころ。
  2. 請求項1において、前記柱部の外径側部分は、前記ポケットに収容された前記ころが外径側に脱落するのを阻止する断面形状であり、かつ前記柱部の内径側部分は、前記ポケットに収容された前記ころが内径側に脱落するのを阻止する断面形状である保持器付きころ。
  3. 請求項2において、前記柱部の外径側部分の断面形状は、前記保持器の内径側に中心が位置する扇形部と、この扇形部の両側面におけるころ配列のピッチ円径よりも大径側の位置から外方へ突き出た突起部とでなり、各扇形部は、隣合う一対の柱部の扇形部の対向面が互いに平行または外径側ほど間隔が広がる形状とした保持器付きころ。
  4. 請求項3において、前記突起部は、前記柱部における前記一対の円環部間の中央部だけに設けられている保持器付きころ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記柱部の内径側部分は、前記一対の円環部間で分断されて、一方の円環部と一体の部位およびもう一方の円環部と一体の部位に分かれている保持器付きころ。
  6. 請求項4において、前記柱部の内径側部分は、前記一対の円環部間で分断されて、一方の円環部と一体の部位およびもう一方の円環部と一体の部位に分かれており、各部位の先端の軸方向位置は、前記突起部の両端と同じか、または前記一対の円環部間の軸方向外側にある保持器付きころ。
  7. 請求項5または請求項6において、前記各ころは両端にチャンファ部を有し、前記柱部の内径側部分の2つの部位は、いずれもその先端が、前記ポケットに収容されている前記ころのチャンファ部よりも前記一対の円環部間の軸方向内側へ突出している保持器付きころ。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれか1項おいて、前記柱部の内径側部分の2つの部位は、両方またはいずれかが先細り形状である保持器付きころ。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、前記柱部の外径側部分は、その内径端がころ配列のピッチ円径よりも内径側に位置する保持器付きころ。
  10. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、前記柱部の内径側部分は、全体がころ配列のピッチ円径よりも内径側に位置する保持器付きころ。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項において、前記ころは針状ころである保持器付きころ。
  12. 軸方向に並ぶ互いに平行な一対の円環部が、円周方向に並ぶ複数の柱部で連結され、隣合う一対の柱部間にころを収容するポケットが形成され、前記柱部は、互いに径方向に離れた外径側部分と内径側部分とに分割され、前記柱部の外径側部分の断面形状は、前記保持器の内径側に中心が位置する扇形部と、この扇形部の両側面におけるころ配列のピッチ円径よりも大径側の位置から外方へ突き出た突起部とでなり、各扇形部は、隣合う一対の柱部の扇形部の対向面が互いに平行または外径側ほど間隔が広がる形状である樹脂製保持器の成形方法であって、
    円周方向に複数個の外型分割体に分割された外型と、内型とでなり、隣合う一対の外型分割体の合わせ面に柱部成形用のキャビティが形成された金型を用い、射出により前記キャビティ内に樹脂材料を充填し、樹脂材料が硬化した後、前記外側分割体を外径側に抜いて前記金型を分解することを特徴とする樹脂製保持器の成形方法。
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