JP2011136719A - 継続使用容器と詰め替え容器の組合せ - Google Patents

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Abstract

【課題】 起立した注出筒片を有する継続使用容器と詰め替え内容液を収納した詰め替え容器の組合せにおいて、内容液の安定した詰め替え動作を得ると共に、詰め替え容器の好ましい廃棄状態を得ることにより、詰め替え内容液液を良好に詰め替えすると共に、詰め替え後の詰め替え容器の良好な廃棄処理を得ることを目的とする。
【解決手段】 正立姿勢の継続使用容器Bに詰め替え容器Aを倒立姿勢にして上方から嵌入組付けした際に、内容液Nの詰め替え動作の途中の、詰め替え容器Aの壜体1の胴部4が減容変形した状態で、一旦詰め替え吐出動作が停止した後は、壜体を押し潰して残った内容液を強制的に吐出させ、壜体を押し潰し姿勢のまま廃棄する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、洗剤、柔軟剤、漂白剤、入浴剤、食品、化粧品、薬品等の詰め替え内容液の継続使用容器と詰め替え容器の組合せに関するもので、さらに詳言すれば、起立した樋状の注出筒片を有する継続使用容器に対して、詰め替え容器から詰め替え内容液を好適に充填する継続使用容器と詰め替え容器の組合せに関するものである。
容器本体の上端開口部から、内容液の注出用の樋状注出筒片を突出させた注出容器が数多く利用されており、この種の容器は計量機能部を付帯させているのが一般であるので、その分、価格が高いものとなっている。
このため、この種の容器を継続使用するものとし、補充すべき内容液は、安価な詰め替え容器に収納し、この詰め替え容器に収納した内容液を、継続使用容器に移し替えることにより、商品の価格を、収納容器の価格に相当する分だけ安価となるようにしている。また、詰め替え容器は、樹脂量減や減容化されることで環境にやさしいものとなる。
この詰め替え容器から継続使用容器への内容液の詰め替えに際して、この内容液の詰め替えは、継続使用容器に対する詰め替え容器からの内容液の注ぎ込みとなるため、液跳ねや、液ダレ等により周囲を汚してしまうことがあり、またこの内容液の注ぎ込みが終了するまで、詰め替え容器を保持し続けなければならず、詰め替え作業が気苦労の多いものとなる、と云う不満があった。
この不満を解消する従来技術の一つとして、特開2004−099082公報に示された、容器開口部に管状のノズルが突出するトランジッションキャップを備えた繰り返し使用容器に充填する詰め替え用の内容液を収納した詰め替え容器で、詰め替え容器本体を備えると共に、この容器開口縁部に沿って備えられるバックアップリングと、バックアップリングに嵌め込まれて繰り返し使用容器のトランジッションキャップの開口部周縁に着脱可能に嵌合し、ノズルが挿抜自在に挿通されるフィトジョイントと、詰め替え容器本体の開口を密封し、フィトジョイントに挿通されるノズルによって開閉される内蓋と、詰め替え容器本体の開口の内蓋外側を覆う外蓋を備える構成のものが知られている。
上記した従来技術にあっては、繰り返し使用容器のトランジッションキャップに対して、詰め替え容器のフィトジョイントが装着された状態で内蓋が開放されるので、内容液の液跳ねや液ダレが無いと共に、繰り返し使用容器に対して詰め替え容器が倒立姿勢で組付け保持されるので、内容液の詰め替え作業中に、詰め替え容器を保持し続ける必要がなくなる。
しかしながら、上記した従来技術にあっては、ノズルで押上げられて内容液の詰め替え口を形成する内蓋が、単純な平板構造であるため、この内蓋を押上げているノズルの上端開口部を殆ど塞ぐ姿勢で位置することになり、このため繰り返し使用容器に対する詰め替え容器からの内容液の詰め替え動作が円滑に達成されない、と云う問題があった。
すなわち、ノズルの上端開口部が内蓋により殆ど塞がれるので、詰め替えされる内容液は、ノズルの両側を通って流動することになるが、この通路は繰り返し使用容器から詰め替え容器への空気の「逃げ」通路ともなるため、詰め替え内容液と繰り返し使用容器からの詰め替えが円滑に達成されない、と云う問題があった。
特開2004−099082公報
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、起立した注出筒片を有する継続使用容器と詰め替え内容液を収納した詰め替え容器の組合せにおいて、内容液の安定した詰め替え動作を得ると共に、詰め替え容器の好ましい廃棄状態を得ることを技術的課題とし、もって詰め替え内容液液を良好に詰め替えすると共に、詰め替え後の詰め替え容器の良好な廃棄処理を得ることを目的とする。
上記技術的課題を解決するための本発明の主たる構成は、
容器本体の口筒に、起立して注出通路を形成する注出筒片を有する本体キャップを組付けた継続使用容器と、詰め替え用内容液を収納する壜体の口筒部に、結合蓋を組付けた詰め替え容器の組合せであること、
壜体の胴部は、内容液が自然流下した注出による内部の減圧化に伴って、減容変形可能な薄肉に形成されていること、
詰め替え容器の結合蓋に、倒立姿勢で継続使用容器の注出筒片に嵌入組付きする嵌合筒と、この嵌合筒を塞ぐ中栓を設けること、
嵌入組付けされた嵌合筒の中栓を押上げて開放する押上げ体を、継続使用容器の注出筒片に設けること、
中栓を開放して形成される注出路の流路面積を、内容液の息つき流下が生じない程度に設定すること、
壜体の底部に対する押下げにより、残った内容液を強制的に注出させるものとすること、
にある。
倒立させた詰め替え容器を、その嵌合筒を継続使用容器の注出筒片に上方から嵌入させながら押し込んで行くと、嵌合筒の注出筒片への嵌入組付けにより、継続使用容器に対する詰め替え容器の倒立姿勢での組付きが保持されることになり、さらに嵌合筒の注出筒片への押し込みを進めると、詰め替え容器の中栓に対する継続使用容器の押上げ体の突き当たりにより、中栓は押し上げられて傾動変位して開口を形成する。
満杯状に近く内容液を充填した壜体を、口筒部を固定した状態で倒立姿勢にして開口すると、壜体は、外気を内部に侵入させることなく一定量の内容液を自重により注出させることになるが、この際、内容液の注出の進行に伴って、胴部が減容変形する。
この際、詰め替え容器は倒立姿勢を保持されているので、減容変形を進行させながら、継続使用容器と詰め替え容器の組合せ物の安定した自立状態を保持する。
この状態のまま内容液の自重による注出が進行し、壜体の胴部の減容変形が或る程度進行すると、この壜体の胴部の減容変形に伴って発生する抵抗により、内容液の自重による注出が自動的に停止する。また、この際、壜体の胴部に減容変形による潰れ形状の癖が付けられることになる。
内容液の自重による注出が自動的に停止したならば、或る程度減容変形している壜体を上方から押し潰して、残りの内容液を強制的に注出し、これにより内容液の詰め替えを完了させる。
このように、内容液の詰め替えは、壜体の強制的な押し潰しによる注出により完了するので、内容液の詰め替えが完了した際には、詰め替え容器は、その壜体が完全に縦方向に押し潰された姿勢となって、十分に減容化した状態となっているので、この詰め替え容器を継続使用容器から離脱させて廃棄する際には、そのまま廃棄すれば良い。
つまり、強制的な押し潰しにより、内容液の注出と詰め替え容器の減容化を同時に行うことを可能とする。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、壜体の胴部の減容変形を、捩れ状に折り畳み変形しながら縦方向に縮小する変形とした、ものである。
壜体の胴部の減容変形を、捩れ状に折り畳み変形しながら縦方向に縮小する変形としたものにあっては、壜体の胴部の減容変形が或る程度進行すると、胴部内に減容変形に対する抵抗が発生すると共に、捩れ状に折り畳み変形しながら縦方向に縮小する変形した部分同士が突き当たり、これにより壜体の胴部の減容変形および内容液の注出が停止するが、この状態から壜体の底部に押下げ力を作用させ、内容液を強制的に注出する。この場合、胴部の減容変形は、捩れ状に折り畳み変形しているので、胴部の縦方向の縮小変形は直立姿勢を保持しながら進行する。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、中栓を、嵌合筒の先端部に設けた、ものである。
中栓を、嵌合筒の先端部に設けたものにあっては、中栓を嵌合筒の開口部間近に位置させることができるので、押上げ体に対して中栓を対向させるのが容易となると共に、押上げ体を、嵌合筒内に深く侵入させることなく中栓に対向させることができるので、その分、押上げ体の構造を簡単化させることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、押上げ体に押上げ片を設け、この押上げ片を、中栓を押上げて開放する部分と、中栓を解放姿勢に保持する部分を有する構成とした、ものである。
押上げ片を、中栓を押上げて開放する部分と、中栓を解放姿勢に保持する部分を有する構成としたものにあっては、押上げ片の開放する部分により押上げられて傾動開放した中栓を、引き続き開放姿勢を保持する部分により保持するので、形成される注出路の流路面積を、安定して一定に保持することができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、中栓をヒンジ付きとして嵌合筒に組付けた、ものである。
中栓をヒンジ付きとして嵌合筒に組付けたものにあっては、中栓の開放揺動方向を一定に規制することができるので、押上げ体の中栓を押上げて開放する部分を簡単に構成することができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成にあっては、詰め替え内容液の自重による自然流下に伴う壜体の減容変形は、継続使用容器に対する詰め替え容器の倒立状態での組付きが安定的に維持されているので、継続使用容器と詰め替え容器の組合せ物の自立機能が安定して維持され、これにより、内容液の詰め替えを安定して達成することができる。
内容液の注出が完了した壜体は、その胴部を縦方向に完全に押し潰した状態となって、十分に減容変形しており、これにより壜体の廃棄処理を好適に効率良く行うことができる。
壜体の胴部の減容変形を、捩れ状に折り畳み変形しながら縦方向に縮小する変形としたものにあっては、捩れ状に折り畳み変形しながら進行するので、縦方向の縮小変形は直立姿勢を保持した状態で進行し、これにより直立姿勢の維持が安定して達成され、また縦方向の縮小変形が一定したものとなる。
中栓を、嵌合筒の先端部に設けたものにあっては、押上げ体の構造を簡単化させることができるので、継続使用容器の構造の簡単化を得ることができる。
押上げ片を、中栓を押上げて開放する部分と、中栓を解放姿勢に保持する部分を有する構成としたものにあっては、形成される注出路の流路面積を、安定して一定に保持することができるので、詰め替え内容液の精度の良い注出動作を得ることができ、内容液の確実な詰め替え動作を得ることができる。
中栓をヒンジ付きとして嵌合筒に組付けたものにあっては、押上げ体の中栓を押上げて開放する部分を簡単に構成することができ、これにより押上げ体の構造の簡単化を得ることができると共に、中栓の安定して正確な開放動作を得ることができる。
本発明の一実施形態例を示す、一部縦断した組立て説明図である。 図1の実施形態例の組付け状態を示す、一部縦断面図である。 図1の実施形態例の詰め替え途中状態を示す、一部縦断面図である。 図1の実施形態例の押圧吐出状態を示す、一部縦断面図である。 押上げ体の第一の実施例を示す、断面図である。 押上げ体の第二の実施例を示す、断面図である。
以下、本発明の実施形態例を、図面を参照しながら説明する。
本発明における詰め替え容器A(図1参照)は、洗剤や入浴剤等の詰め替え用内容液Nを収納する、底部5を有する胴部4の上端に肩部3を介して口筒部2を連設してボトル状に構成された壜体1と、この壜体1の口筒部2に、密に螺合組付けされる結合蓋20とから構成されている。なお、口筒部2に対する結合蓋20の組付きは螺合に限ることはなく、アンダーカット結合でも良い。
壜体1は、ポリプロピレン樹脂製の2軸延伸ブロー成形品で、全高125mm、胴部4外径70mm、容量300mlであり、胴部4の周壁には、山折状に縦方向に等間隔に3本の稜線12が形成されており、周壁は隣接する稜線12を平断面形状が円弧状の3ケのパネル壁11で連結して構成されている。
また、各パネル壁11には、一方の側端に位置する稜線12の上端部と他方の側端部に位置する稜線12の下端部を対角線状に連結する谷折状の折目線13を形成し、これら3本の折目線13が周方向に並列状に傾斜している。
ここで、3本の稜線12は、正3角形の頂点に配置され、壜体1に作用する横方向の力に対して柱部として機能を発揮する。また、胴部4の周壁は、稜線12部分を除いて、上端と下端から中央高さ位置に向けて縮径するように形成されている。
また、本実施例の壜体1では、折目線13の縦方向に対する傾斜角度は約45°程度としている。この傾斜角度は、壜体1の形状や、内容液Nのスムーズな注出性に係る胴部4の周壁の減容変形の態様を考慮して適宜に決めることができるものである。
結合蓋20(以下、図1および図2参照)は、壜体1の口筒部2に外嵌して螺合結合する組付き筒21の上端から内鍔状の頂壁を介して嵌合筒22を起立連設して構成され、この嵌合筒22の上端開口部内周に係合周条23を設け、この係合周条23に密に係合組付きする状態で、この嵌合筒22を塞ぐ中栓24を組付けている。なお、結合蓋20の口筒部2への組付きは螺合に限ることはなく、アンダーカットでも良い。
組付き筒21は、直線円筒形状をしていて、継続使用容器B側に倒立姿勢で組付いた状態で、この倒立姿勢となった詰め替え容器Aを安定して保持することのできる強度を有するものとなっている。
なお、組付き筒21を下方に延長した状態で設けられて口筒部2に密嵌入する筒片は、結合蓋20の口筒部2に対する密な組付きを高めるものである。
本発明における継続使用容器B(以下、図1および図2参照)は、ボトル状の容器本体30と、この容器本体30の口筒31に密に組付く本体キャップ40を有している。
本体キャップ40(図2参照)は、容器本体30の口筒31に密に嵌入する嵌入筒41と、注出筒片44を有し、この注出筒片44は、嵌入筒41の底板42に立設され、筒壁の一部に全高さ範囲に亘って割り溝を設けた直線円筒状に構成され、嵌入筒41の上端に外鍔状に連設され、取付け筒45を起立設した頂板の外周端には、装着筒46が垂下設されている。
底板42は、一方側にやや偏った箇所に下降傾斜したテーパ壁状をしており、その中央部分に開設された注出開口43の開口縁に、注出筒片44が起立設されており、この注出筒片44の開口側部の下端が位置する底板42の最下位の部分である下端開口部43aは、継続使用容器Bの使用時には、液戻り口として機能し、内容液Nの詰め替え動作時には容器本体30内の空気の排気口として機能する。
また、注出筒片44のやや下位に位置する内部には、注出筒片44に嵌入組付けされた嵌合筒22に設けられている中栓24を、押上げ開放する押上げ体48が設けられており、詰め替え容器Aを倒立姿勢で継続使用容器Bに組付けて押下げるだけで、中栓24が開放されて内容液Nの詰め替えが開始されるようになっている。
取付け筒45は、計量キャップ(図示省略)を螺合組付けする部分であり、装着筒46は、本体キャップ40を容器本体30の口筒31にアンダーカット結合させる部分である。
次に、詰め替え容器Aから継続使用容器Bへの内容液Nの詰め替え動作を説明する。
正立姿勢にある継続使用容器Bの本体キャップ40の注出筒片44に、倒立姿勢にした詰め替え容器Aの嵌合筒22を嵌入組付け(図2参照)して行く。
この継続使用容器Bに対する詰め替え容器Aの組付き姿勢は、注出筒片44に対する嵌合筒22の嵌入にガイドされて達成されるので、注出筒片44に対する嵌合筒22の嵌入が進むに従って、継続使用容器Bに対する詰め替え容器Aの倒立姿勢での組付きが安定する。
注出筒片44に対して嵌合筒22を嵌入組付けし、さらに押し込むことにより、押上げ体48の押上げ片49が中栓片24に突き当たり、この中栓片24に押上げ力を作用させるようになる。
注出筒片44に対する嵌合筒22の嵌入組付きがさらに進行すると、先ず押上げ片49の押上げ部分49aからの押上げ力作用により、中栓24が上方に押上げられて傾動変位して、さらに押し込むことで開口Kが形成され始める。
注出筒片44に対する嵌合筒22の組付きを推し進めると、開放傾動した中栓24は、押上げ片49の開放姿勢を保持する部分である保持部分49bにより支持されて、開口Kの開放状態(図3参照)が維持される。
開口Kが形成されると、詰め替え容器Aの壜体1内の内容液Nが自重により自然流下して、継続使用容器Bの容器本体30内に注出され、内容液Nの詰め替え動作が開始されるが、この内容液Nの自重による自然注出により、壜体1内に減圧が発生する。
壜体1内に減圧が発生すると、稜線12を柱部として各パネル壁11が折目線13を折目として陥没状に変形して減圧を吸収するが、この際、折目線13が一定した同一方向に傾斜しているので、胴部4は、捩れ状に折り畳み変形しながら縦方向に縮小(図3参照)して減容変形する。
この胴部4における捩れ状の折り畳み変形は、稜線12が等間隔に3本形成されていること、パネル壁11が同じ大きさおよび構成で周方向に沿って均等に配置されていることから、各パネル壁11における陥没変形が略等しい状態で進行し、胴部4は横にぶれることなく縦方向に縮小して減容変形する。
この胴部4の縦方向に縮小した減容変形が進行して、胴部4の周壁の折り畳み変形部分同士の突き当たりや、壜体1内に発生した減圧や開口Kにおける流動抵抗等による、内容液Nの流下注出しようとする力と、内容液Nの注出を阻止しようとする力との関係により、内容液Nの注出は停止する。この停止は、中栓24を開放して形成される注出路の流路面積が、内容液Nの息つき流下を生じさせない程度の値に設定されているので、すなわち大きさが制限されているのでそのまま停止状態を持続する。
内容液Nの注出が停止したならば、縦方向に折り畳み変形している壜体1の底部5に押下げ力を作用させて壜体1を押し潰し、これにより残りの内容液Nを強制的に注出して(図4参照)、内容液Nの詰め替えを完了させる。
すなわち、底部5が口筒部2に対して60°程度回動した胴部4の折り畳み変形状態から、壜体1を押し潰すと、底部5は120°程度回動し、底部5と肩部3の三角形状の形状が一致し、壜体1の押し潰し状態を安定して維持することができ、さらに底部5を半球殻状の肩部3の中に埋め込むようにして、十分に押し潰すと、より押し潰し状態を安定して維持することができ、そのまま廃棄することができる。
開口部Kの大きさを制限することにより、壜体1の折り畳み変形の途中で内容液Nの注出を停止させることができるのであるが、図5と図6は、開口Kの大きさを、押上げ体48を利用して設定する構成例を示すもので、図5は、押上げ体48を、一対の押上げ片49(押上げ部分49aと保持部分49b)と、押上げ片49を起立設した梁片50と、組付きリング51とから構成し、組付きリング51を、注出筒片44の内周面に設けた係合リブ47に係合させることにより、注出筒片44に対する押上げ体48の組付けを達成している。
図5に示した押上げ体48の実施例の場合、押上げ片49は、高さの大きい押上げ部分49aと、高さの低い保持部分49bとが別々に設けられており、両押上げ片49は互いに中央を境として反対側に偏って位置し、これにより中栓24を一定方向に傾動開放すると共に、この傾動開放した中栓24を開放姿勢に保持するようにしている。
押上げ片49を起立設した梁片50は、図5の(a)のA−A線に沿った平断面である図5の(b)に示されるように、十字状に構成されることにより開口Kの大きさを抑制し、これにより形成される開口Kの大きさを制限するようにしている。
図6に示した押上げ体48の実施例の場合、ヒンジ25付きの中栓24に対応して押上げ片49を構成しており、押上げ片49の中央に高さの大きい押上げ部分49aを形成し、側端部分に中栓24の開放姿勢を保持する保持部分49bを形成し、梁片50は、図6の(a)のB−B線に沿った平断面である図6の(b)に示されるように、十字状に構成されることにより開口Kの大きさを抑制し、これにより形成される開口Kの大きさを制限している。
なお、図6図示実施例の場合、押上げ体48を注出筒片44に一体成形した構成となっているが、図5に示した実施例においても、押上げ体48を注出筒片44に一体成形する構成とすることが可能であり、反対に図6の図示実施例において、押上げ体48を注出筒片44と別体にして、組付ける構成とすることも可能である。また、このことは中栓24にも云えることである。
また、中栓24を開放した際に形成される、内容液Nを流下注出させる注出通路の通路面積の設定手段は、押上げ体48による開口Kの大きさの調整に限定されることはなく、注出通路の途中に、予め通路面積を設定する堰状の部分を設けておく等、適当な手段を採用することが可能である。
以上に説明したように、本発明における継続使用容器と詰め替え容器の組合せは、詰め替えを終えた詰め替え容器の十分な減容化を簡単にかつ安定的に達成することができるものであり、詰め替え済みの詰め替え容器の廃棄処理技術として、幅広い利用展開が期待できる。
A ;詰め替え容器
1 ;壜体
2 ;口筒部
3 ;肩部
4 ;胴部
5 ;底部
11;パネル壁
12;稜線
13;折目線
20;結合蓋
21;組付き筒
22;嵌合筒
23;係合周条
24;中栓
25;ヒンジ
B ;継続使用容器
30;容器本体
31;口筒
40;本体キャップ
41;嵌入筒
42;底板
43;注出開口
43a;下端開口部
44;注出筒片
45;取付け筒
46;装着筒
47;係合リブ
48;押上げ体
49;押上げ片
49a;押上げ部分
49b;保持部分
50;梁片
51;組付きリング
K ;開口
N ;内容液

Claims (5)

  1. 容器本体の口筒に、起立して注出通路を形成する注出筒片を有する本体キャップを組付けた継続使用容器と、詰め替え用内容液を収納する壜体の口筒部に結合蓋を組付けた詰め替え容器の組合せであって、前記壜体の胴部は、内容液が自然流下した注出による内部の減圧化に伴って、減容変形可能な薄肉に形成され、前記結合蓋に、倒立姿勢で前記注出筒片に嵌入組付きする嵌合筒と、該嵌合筒を塞ぐ中栓を設け、嵌入組付けされた前記嵌合筒の中栓を押上げて開放する押上げ体を注出筒片に設け、前記中栓を開放して形成される注出路の流路面積を、内容液の息つき流下が生じない程度に設定し、前記壜体の底部に対する押下げにより残った内容液を強制的に注出させるものとした継続使用容器と詰め替え容器の組合せ。
  2. 壜体の胴部の減容変形を、捩れ状に折り畳み変形しながら縦方向に縮小する変形とした請求項1に記載の継続使用容器と詰め替え容器の組合せ。
  3. 中栓を、嵌合筒の先端部に設けた請求項1または2に記載の継続使用容器と詰め替え容器の組合せ。
  4. 押上げ体に押上げ片を設け、該押上げ片を、中栓を押上げて開放する部分と、前記中栓を解放姿勢に保持する部分を有する構成とした請求項1〜3の何れか1項に記載の継続使用容器と詰め替え容器の組合せ。
  5. 中栓を、ヒンジ付きとして嵌合筒に組付けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の継続使用容器と詰め替え容器の組合せ。
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