JP2011135310A - Promカートリッジにより特性を設定するマイクロホン - Google Patents

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Nagisa Hataya
なぎさ 幡谷
Masataka Ando
巨高 安藤
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Abstract

【課題】所有者の声質に合わせて周波数特性を設定して使用することを意図したマイクロホンを提供する。
【解決手段】回路基板には、マイクロホンカプセル1が出力する音声信号を増幅して外部出力するプリアンプ2と、プリアンプ2の周波数特性を変化させる特性変更回路と、特性変更回路に接続されたメモリ用コネクタ7が実装されている。、メモリ用コネクタ7には特性変更回路の特性を決定するパラメータを記憶したPROMカートリッジ8が着脱自在に装着される。ケーシング10には開閉機構9が設けられ、PROMカートリッジ8着脱の際の開口を形成可能であるとともに、装着されたPROMカートリッジ8をケーシング10内に閉じ込め可能である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、カラオケなどで使用するマイクロホンに関し、とくに、所有者の声質に合わせて周波数特性を設定して使用することを意図したマイクロホンに関する。
《特開2002−345065号公報 マイクロホンの特性調整装置》
送話感度や周波数特性を調整する目的で、マイクロホンケースにおける空気振動系の特性に関与する構成部品の位置を回転変位させるように構成している。
《特開平5−3600号公報 コンデンサマイクロホン》
低域遮断周波数特性を調整する目的で、振動板の背後の空気室を微小隙間を介して外部に連通させ、その微小隙間の大きさを機械的に可変調整できるように構成している。
《特開200−278783号公報 広帯域指向性マイクロホン》
1つのマイクロホンケースに2つのマイクロホンカプセルを工夫した配置で内蔵し、両カプセルの出力信号を加算した信号をマイクロホンの出力とすることで、空気振動系の回折効果により広帯域にわたる平坦な周波数特性を実現している。
《特開2008−166907号公報 コンデンサマイクロホン》
音響入力に感応する有効静電容量に対して前置減衰用コンデンサを並列接続してある。マイクロホンケースに内蔵されている前置減衰用コンデンサは工夫した実装構造により容量値を変更できる。前置減衰用コンデンサの容量値を変えることで指向特性を変えることができる。
《実開平5−90600号公報 マイクロホンアンプ》
マイクロホンからの音声信号の周波数を変換する手段、同音声信号の周波数特性を調整する手段、同音声信号の歪特性を調整する手段、これら各手段の特性を規定する調整パターンデータを記憶する手段を備えている。
《特開平8−298699号公報 特性調整機能付補聴器》
マイクロホンからの音声信号が入力されるイコライザアンプと、イコライザアンプの帯域ごとにゲインを調整するための可変発振器を含むゲイン調整手段を備え、周波数特性を利用者が自分で簡単に調整することができる。
《特開2009−118119号公報 ワイヤレスマイク》
マイクロホンに音質切替スイッチが設けられている。この音質切替スイッチの切り替え操作に応じて、マイクロホンカプセルから出力される音声信号の周波数特性を決定するイコライザと、イコライザから出力される音声信号を変調して送信する無線送信回路とがマイクロホンに内蔵されている。
===発明のきっかけ===
周知のように、ボーリング場にはいろいろな特性のボールが標準装備されており、利用者はその中から自分にあったボールを選んでゲームをする。ただし、熱心なボーリング愛好者は標準装備のボールでは満足せず、専門店にて特注で製作してもらった自分用のボールを所有し(これをマイボールという)、マイボールをボーリング場に持参してゲームをしている。本願の発明者は、ボーリングのマイボールに着想を得て、この発明に係るマイクロホン(愛称はマイマイク)を創作した。
周知のように、カラオケ店にはマイクロホンが標準装備されており、利用者は備え付けのマイクロホンを使用して歌唱を楽しんでいる。一部のカラオケ装置においては、ボーカルアンプに高性能な音質調整回路が付属しており、利用者はオーディオシステムから拡声出力される自分の歌声の音質を大胆かつ微細に変更調整することができる。しかし調整操作は面倒だし、せっかく自分用に調整しても他人が歌うときに設定を変えられてしまう。また、この調整で音質を細部にわたって変更できるように構成すると、調整作業の煩雑さが増してしまう。また、一度調整した内容を適宜な媒体に記録しておき、その記録に基づいて調整内容を自動的に再現する技術も知られている。しかし、そのようなカラオケ装置は普及していない。
発明者はつぎのような状況を想定して本発明に係るマイクロホンを創作した。つまり、熱心なカラオケ愛好者がマイマイク専門店に行き、自分の声質を詳しく測定してもらうとともに、楽曲の好み、歌手の好み、歌い方の好み、拡声後の自分の声質に対する要望などを説明し、目的にかなった自分用に調整された周波数特性のマイクロホンを製作してもらう。このマイマイクをカラオケ店に持参して自分専用のマイクロホンとして利用する。
===発明の要旨===
上記のような構想から生み出されたこの発明に係るマイクロホンは、つぎの事項(1)〜(4)により特定されるものである。
(1)マイクロホンカプセルと回路基板をケーシングに内蔵したマイクロホンであること
(2)回路基板には、マイクロホンカプセルが出力する音声信号を増幅して外部出力するプリアンプと、プリアンプの周波数特性を変化させる特性変更回路と、特性変更回路に接続されたメモリ用コネクタが実装されていること
(3)メモリ用コネクタには、特性変更回路の特性を決定するパラメータを記憶したPROMカートリッジが着脱自在に装着されること
(4)ケーシングには開閉機構が設けられ、当該開閉機構は、PROMカートリッジ着脱の際の開口を形成可能であるとともに、装着されたPROMカートリッジをケーシング内に閉じ込め可能であること
この発明の一実施例に係るマイクロホンの電気的構成図である。 同実施例のマイクロホン外観図である。
図1はこの発明の一実施例に係るマイクロホンの電気的構成を示し、図2は同マイクロホンの外観を示している。この実施例は800MHz帯の電波を使用するワイヤレスマイクである。図2のように、このマイクロホン(ケーシング10)の外観は一般的なワイヤレスマイクと変わらない。ケーシング10に図1に示す電気的構成がプリント配線板(図示していない)に適宜に実装された状態で内蔵されている。
マイクロホンカプセル1はダイナミック型やコンデンサ型など、その種類を問わない。マイクロホンカプセル1から出力される音声信号はプリアンプ2を経てチャンネルデバイダー3に入力され、複数の周波数帯域に分割される。この発明においては、マイクロホンの所有者(専用する人)の声質や好みに合わせた周波数特性を実現することを目的としているので、チャンネル分割数は多い方が望ましい。
チャンネルデバイダー3から出力される複数系統の帯域信号は、それぞれ専用の利得制御アンプA1、A2、…、Anにより増幅され、各帯域の増幅出力はミキサー4にて加算されて1系統の音声信号に再構成される。その音声信号が送信回路5に入力され、所定の搬送波でのせて電波として送信される。
n個の利得制御アンプA1、A2、…、Anの各利得は、マイコン6によって個別に制御される。マイコン6のデジタル入出力ポートにはメモリ用コネクタ7が接続されており、このコネクタ7に所定規格のPROMカートリッジ8が着脱自在に装着される。
PROMカートリッジ8には、n個の利得制御アンプA1、A2、…、Anの各利得を決定するデジタルデータが所定フォーマットで記録されている。たとえば、1個の利得制御アンプAiの利得を8ビットの2進数で表現したデータがn個分格納されている。
マイコン6はn個のアナログ出力ポートを有し、各ポートから出力するアナログ電圧信号をn個の利得制御アンプA1、A2、…、Anの各利得制御端子に印加する。n個の利得制御アンプA1、A2、…、Anは、マイコン6から与えられるアナログ電圧信号に対応した利得でチャンネルデバイダー3からの各帯域に分割された音声信号を増幅する。
マイコン6は、PROMカートリッジ8に格納された利得制御データを読み込み、各デジタルデータとn個の利得制御アンプA1、A2、…、Anとの対応づけを認知し、利得制御アンプAiにつながるアナログポートから利得制御アンプAiに対応するデジタルデータに基づくアナログ電圧信号を出力する信号処理を行う。
図2に示すように、この実施例のマイクロホンの場合、ケーシング10における風防と
反対側の下端部がスクリューキャップ9になっており、ケーシング10の円筒の端部にねじ込み式でキャップ9を着脱自在に装着するように構成されている。
ケーシング10からスクリューキャップ9を取り外すと、ケーシング10に開口が形成され、その内側に上記のメモリ用コネクタ7が配設されており、その差込口が手前に向いている。ケーシング10の開口からPROMカートリッジ8を差し入れてメモリ用コネクタ7に接続することができる。また、接続してあるPROMカートリッジ8をメモリ用コネクタ7から取り外すことができる。コネクタ7にPROMカートリッジ8を接続し、スクリューキャップ9をケーシング10にねじ込めば、PROMカートリッジ8はケーシング10内に閉じ込められる。
この発明の実施例に係るマイクロホンは以上のように構成されているので、PROMカートリッジ8に格納された利得制御データの内容によって異なる周波数特性のマイクロホンとなる。利用者はこのマイクロホンを専門店で購入するにあたり、自分の声質を詳しく測定してもらうとともに、楽曲の好み、歌手の好み、歌い方の好み、拡声後の自分の声質に対する要望などを説明し、目的にかなった自分用に調整された周波数特性となるように上記利得制御データを作成してもらい、そのデータを専門店のPROMライターでPROMカートリッジ8に記録し、ケーシング10内に装着してもらう。これを購入した人は、このマイマイクをカラオケ店に持参して自分専用のマイクロホンとして利用する。
1…マイクロホンカプセル、2…プリアンプ、8…PROMカートリッジ、9…スクリューキャップ、10…ケーシング

Claims (1)

  1. マイクロホンカプセルと回路基板をケーシングに内蔵したマイクロホンであって、
    回路基板には、マイクロホンカプセルが出力する音声信号を増幅して外部出力するプリアンプと、プリアンプの周波数特性を変化させる特性変更回路と、特性変更回路に接続されたメモリ用コネクタが実装されており、
    メモリ用コネクタには、特性変更回路の特性を決定するパラメータを記憶したPROMカートリッジが着脱自在に装着され、
    ケーシングには開閉機構が設けられ、当該開閉機構は、PROMカートリッジ着脱の際の開口を形成可能であるとともに、装着されたPROMカートリッジをケーシング内に閉じ込め可能である
    マイクロホン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016132409A1 (ja) * 2015-02-16 2016-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載用音響処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016132409A1 (ja) * 2015-02-16 2016-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載用音響処理装置
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