JP2011134048A - アンテナシート及びic付冊子体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンテナ基材と、アンテナ基材の一方の面に形成されたアンテナと、該アンテナに接続されたICモジュールとを有し、該アンテナ基材のアンテナが形成されている側の面上に上部外装基材、もう一方の面上に下部外装基材を有してなるアンテナシートであって、該アンテナ基材の一方の面に同一材料からなるアンテナと機能層が形成されてなり、該上部外装基材または下部外装基材の一方が該アンテナ基材に形成されたアンテナの一部と機能層に対応する領域を除き隠蔽性であり、該上部外装基材または下部外装基材の他方の全部または一部が隠蔽性であることを特徴とするアンテナシートとする。
【選択図】図1
Description
そして、外装となる基材を透明化し、意図的にモジュール部分やインレット部分を露出させ、視認できるようにし、不正にインレットを交換するなど偽造を防ぐ技術もでてきている(特許文献1)。また特許文献1では、アンテナの一部を所定の情報を表現する形状にし、この部分を外部から視認可能とする技術についても開示されている。
このように、単純なパターンや容易に手に入るものが視認できると、形状をデッドコピーされやすく、IC内部の情報、暗号などが判読された場合、完全に同じもの製造され、逆にセキュリティが低くなる危険性がある。
このようにすることでアンテナシートを偽造しようとしても高いセキュリティを有する機能層の偽造が困難であるため、アンテナシート自体の偽造を防ぐことが可能となる。また、アンテナと機能層が一体不可分であるため、アンテナとICのみを交換することもできない。
また、機能層をのこしてアンテナとICのみ取り外してを交換したとしても、機能層とアンテナを視認した時に交換したことがわかるため偽造を防ぐことができるものとなる。
図1は本発明のアンテナシートの一例を示す概略説明図、図2は本発明の図1のアンテナシートの断面説明図である。
本発明のアンテナシートは、アンテナ基材1と、アンテナ基材1の一方の面上にICモジュール3に接続されたアンテナ2が形成され、同じ面上に機能層4が形成されている。
また、ポリカーボネート等のエンジニアリングプラスチックを用いた硬質基材を用いることもできる。
また紙基材を用いてもよい。
紙基材としては、特に限定するものではないが例えば圧縮固着紙を用いた硬質紙基材を用いることができる。具体的には、天然素材のセルロースを原料とするバルカナイズドファイバーを複数積層したものなどがあげられる。
基材の厚みとしては25〜100μm程度のものを用いることができる。
エッチング法はアンテナ基材上にアルミ、銅などの金属箔を貼り合せ、またはアルミ、銅などの金属薄膜を蒸着法、スパッタリング法などにより形成し、金属箔・金属薄膜上にマスクパターンを形成し、エッチングによりアンテナ形状にパターニングする方法である。
印刷法は、導電性インキを印刷する方法であり、微細パターニングできる方法であれば特に限定するものではないが、スクリーン印刷法を好適に用いることができる。アンテナ基材として紙基材を用いる場合、アンテナの形成法としては印刷法を好適に用いることができる。
メッキ法は、触媒層をパターニング形成し、その後電解または無電解メッキにより、形成する方法である。
パターン蒸着法は、開口部を有するマスクを用い、パターン状に蒸着法又はスパッタリング法等により、アンテナパターンを形成する方法である。
アンテナの巻き数、形状などは、通信周波数、その他の特性に応じて適宜設定することができる。
また、配線の設計上アンテナが交差する部分がある場合は、アンテナ基材の反対側の面にジャンパ配線を施し、アンテナと導通させることにより交差させても良いし、交差させる部分に絶縁基材ど導電部材からなる配線を用いて貼り合せて、配線の端部をアンテナと導通させることにより交差させても良い。
機能層はアンテナの近傍に設けることが好ましい。また機能層は複数設けてもよい。
なお、機能層は装飾用途で設けてもかまわない。
マイクロ文字としては、1文字のサイズが1mm×1mm以下のものを用いることができる。この範囲であれば肉眼で文字を判別することが困難であり、また模倣も困難となる。また、300μm×300μm以下、さらには100μm×100μm以下であるより肉眼での文字の判別が困難となり、作成にも高度な技術を要するため、模倣の困難性が向上し好ましいものとなる。
微細画像としては線幅10μm〜500μm程度の線を主体とする画像を用いることができる。この範囲であれば肉眼で細かい線を正確に判別することが困難でまた、模倣も困難となる。
これらのマイクロ文字、微細画像はアンテナを形成する時に、アンテナと同じ材料を用いて同時にアンテナ基材上に形成することができる。
形成方法としては、予めアンテナ基材の機能層を形成する部分にエンボス加工などにより回折構造(微細凹凸構造)を形成しておき、アンテナ回路、機能層を同時に同じ材料を用いて形成することができる。
回折構造を形成したアンテナ基材にアンテナと機能層を形成する方法としては印刷法、メッキ法で形成しても良いが、エッチング法またはパターン蒸着法がアンテナ基材に設けた回折構造の追従性に優れているため好ましい。
また、アンテナ層、機能層を同時に同じ材料を用いて形成した後にエンボスなどにより回折構造(微細凹凸構造)を形成してもよい。
機能層を設ける領域と回折構造を設ける領域は異なっていても良い。例えば、アンテナ基材に設けた回折構造領域の中に部分的に機能層をパターン形成しても良いし、パターン形成した機能層を含むように機能層より大きい領域に後からエンボス加工をしても良い。
また、基材に設けた回折構造領域を含むように機能層をパターン形成しても良いし、パターン形成した機能層の中に後から部分的にエンボス加工をしても良い。
エンボス加工としては、版を用いて熱をかけながら押圧することにより加工できる。
アンテナの一部と機能層に対応する領域以外を隠蔽することでアンテナ、ICを視認することができなくなり、使用しているICモジュールやアンテナ形状などが第三者に認識されることがないものとなる。
またこれらの上部下部外装基材の表面には文字、絵柄層を設けてもよい。文字、絵柄層は印刷法により設けることができる。印刷法としては特に限定するものではなく、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、インクジェット印刷法などを用いることができる。
透明基材としてはポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルフィルム基材、アクリル系基材、ポリカーボネート基材、塩化ビニル系基材を用いることができる。これらの透明基材は単層のものを用いてもよいし、複数層積層いたものを用いてもよい。
隠蔽印刷層としては、下層に来るアンテナやICモジュールを隠蔽できるものであれば特に限定するものはない。例えば、白色や黒色などの有色顔料、染料を有するインキを用いて印刷法により透明基材上に形成することにより設けることができる。
隠蔽性基材としては、着色顔料を含む基材等の隠蔽性であるポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルフィルム基材、アクリル系基材、ポリカーボネート基材、塩化ビニル系基材などのプラスチック基材や紙基材などを用いることができる。
隠蔽性基材は図4に示すように複数の基材からなるものを用いてもよい。具体的には透明基材と、部分的に開口部を有する隠蔽性基材を貼り合せたものを用いてもよい。
隠蔽性基材、隠蔽印刷層を用いることでアンテナ、ICチップを遮蔽することができるため、使用しているICモジュールやアンテナ形状などが第三者に不正に知られることがないものとなる。
このようにする場合、隠蔽印刷層は下層にくる機能層とアンテナの一部が視認できるようにこれらに対応する部分は設けない。
隠蔽印刷層を設けない開口領域は、機能層の領域と隣接するアンテナを含むように形成すればよく、大きさとしては5mm×5mm〜30mm×30mmの間であることが好ましい。これより大きいとその上に設ける文字絵柄層のデザインの自由度が少なくなる。これより小さいと、機能層の形成が困難となる。
隠蔽性基材、透明基材、隠蔽印刷層は上部外装基材と同様のものを用いることができる。
下部外装基材側にはアンテナ基材に形成されたアンテナの一部と機能層を露出させる場合、透明基材と隠蔽印刷層を有するものを用いることが好ましい。隠蔽印刷層を設けない開口領域は、上部外装基材と同様に形成することができる。
また、上部外装基材または下部外装基材の一方のみの外装基材が、アンテナ基材に形成されたアンテナの一部と複数の機能層に対応する領域を除き隠蔽性であるものを用いてもよい。
また、上部外装基材がアンテナ基材に形成されたアンテナの一部と少なくとも1つの機能層に対応する領域を除き隠蔽性であるものを用い、下部外装基材がアンテナ基材に形成されたアンテナの一部と別の少なくとも1つの機能層に対応する領域を除き隠蔽性であるものを用いてもよい。図5、6は機能層を2つ有する場合で、上部外装基材は、アンテナ基材に形成されたアンテナの一部と一方の機能層に対応する領域を除き隠蔽性とし、下部外装基材は、アンテナ基材に形成されたアンテナの一部と他方の機能層に対応する領域を除き隠蔽性としたものの一例である。このようにすることでより複雑な構成となるため不正な複製を抑制する効果が向上する。
以下にIC付冊子体として用いた例を説明する。
図7はIC付冊子体の一例を示す概略説明図であり、図8〜12はIC付冊子体の断面の一例を示す断面説明図である。
図7において、IC付冊子体は、カバー材(表紙)11と複数の本紙紙片からなる本紙12を有する。前述のアンテナシートは、本紙紙片の一部に組み込まれている。
アンテナシートを本紙紙片の一部に組み込む方法としては、例えば図8、9に示すように上下外装基材を貼り合せたものを本紙紙片として用い、見開きの片側にはアンテナ基材などを組み込みアンテナシートとすることができる。アンテナシートを組み込んだ本紙紙片8は、カバー側に配置される本紙紙片を最外紙片、カバーから一番遠い位置に配置される本紙紙片を最内紙片、間の本紙紙片を中間紙片としたとき、この最外紙片、最内紙片、中間紙片のいずれに用いてもよい。
カバー材としては布クロスや紙クロス、耐水紙などを用いることができる。
本紙紙片としては紙または薄膜フィルムからなるものを用いることができる。
本紙紙片を糸綴じで綴じ、最外層をカバー材と貼り合せる場合、例えば図9に示すような形態において、まず本紙紙片を糸綴じで綴じ、カバー側の本紙紙片9とカバー材11を接着剤等で貼り合せることができる。
また、図11に示すように、最内紙片にアンテナシートを配置する場合、最内紙片にアンテナシートを組み込んだ本紙紙片8を用い、本紙紙片を糸綴じで綴じた後、見開き状のアンテナシートを組み込んだ本紙紙片8をたたむように貼り合せ、カバー側の本紙紙片とカバー材11を接着剤等で貼り合せることができる。また図11の形態においてカバー材と本紙紙片を糸綴じした後に見開き状のアンテナシートを組み込んだ本紙紙片8をたたむように貼り合せてもよい。
ここで、下部外装基材は、潜像を有する本紙紙片10の該アンテナ基材に形成された印刷潜像または偏光潜像に対応する領域を除き隠蔽性とする。
このようにすることで、アンテナシートを組み込んだ本紙紙片8と潜像を設けた本紙紙片9が重なった時に潜像が確認できるものとなる。
なお、上部外装基材側に隣り合う本紙紙片に潜像4cを有している本紙紙片10を用いてもよい。その場合は上部外装基材は、潜像を有する本紙紙片10の該アンテナ基材に形成された印刷潜像または偏光潜像に対応する領域を除き隠蔽性とする。
透明基材としてはポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルフィルム基材、アクリル系基材、ポリカーボネート基材、塩化ビニル系基材を用いることができる。
隠蔽印刷層としては、上層に来るアンテナやICモジュールを隠蔽できるものであれば特に限定するものはない。例えば、白色や黒色などの有色顔料、染料を有するインキを用いて印刷法により透明基材上に形成することにより設けることができる。
隠蔽印刷層は上述のように、上層又は下層にくる機能層が視認できるようにこれらに対応する部分は設けない。すなわち、隠蔽印刷層を設けない開口領域は、機能層の領域を含むように形成すればよい。
この潜像を顕像化するための検証フィルタとしては、前述のピッチに合わせた万線ストライプパターン状の機能層を用いることができる。印刷潜像画像と機能層を重ねることで機能層が背景画像を隠蔽し、ピッチのずれた潜像画像が認識できるようになる。
検証フィルタとなる機能層は、前述と同様、アンテナ形成時にアンテナと同じ材料で形成することができる。
なお、検証フィルタとなる機能層は、銅やアルミなどの金属で形成される場合、金属光沢があり、顕像化の邪魔になる場合は機能層を黒化処理してもよい。具体的には機能層以外の部分を樹脂などからなる保護マスクで多い、酸処理等を施すことにより、機能層となる金属パターンの表面が黒化し、顕像化した画像を視認しやすくなる。
この潜像を顕像化するための検証フィルタとしては、偏光フィルタとして機能する機能層を用いることができる。この場合、背景部と潜像部からの光が異なる方向の偏光光となるため、偏光フィルタを通した時、一方を遮断し、一方を透過するためコントラスト差ができ、潜像画像を認識できるようになる。
このような偏光フィルタとしては、1mmあたり1千本以上のストライプパターンとなる機能層を用いることができる。ストライプパターンの本数は、対象とする光の周波数などで任意に設定できるが可視光域の偏光光を選択的に透過させるのであれば1mmあたり5千本〜1万本程度とすることが好ましい。
検証フィルタとなる機能層は、前述と同様、アンテナ形成時にアンテナと同じ材料で形成することができる。
なお、検証フィルタとなる機能層は、銅やアルミなどの金属で形成される場合、金属光沢があり、顕像化の邪魔になる場合は機能層を黒化処理してもよい。具体的には機能層以外の部分を樹脂などからなる保護マスクで多い、酸処理等を施すことにより、機能層となる金属パターンの表面が黒化し、顕像化した画像を視認しやすくなる。
2・・・・アンテナ
3・・・・ICモジュール
4・・・・機能層
4a・・・機能層(回折構造)
4b・・・機能層(検証フィルタ)
4c・・・印刷潜像または偏光潜像
5・・・・上部外装基材
5a・・・上部外装基材
5b・・・隠蔽印刷層
5c・・・上部外装基材(隠蔽性基材)
6・・・・下部外装基材
6a・・・下部外装基材
6b・・・隠蔽印刷層
7・・・・開口部
8・・・・アンテナシートを組み込んだ本紙紙片
9・・・・本紙紙片
10・・・潜像を有する本紙紙片
11・・・カバー材
12・・・本紙
Claims (11)
- アンテナ基材と、アンテナ基材の一方の面に形成されたアンテナと、該アンテナに接続されたICモジュールとを有し、
該アンテナ基材のアンテナが形成されている側の面上に上部外装基材、もう一方の面上に下部外装基材を有してなるアンテナシートであって、
該アンテナ基材の一方の面に同一材料からなるアンテナと機能層が形成されてなり、
該上部外装基材または下部外装基材の一方が該アンテナ基材に形成されたアンテナの一部と機能層に対応する領域を除き隠蔽性であり、該上部外装基材または下部外装基材の他方の全部または一部が隠蔽性であることを特徴とするアンテナシート。 - 前記機能層が、1文字のサイズが1mm×1mm以下マイクロ文字、線幅が10μm〜500μmである微細画像、回折構造を有する金属反射層または検証フィルタであることを特徴とする請求項1記載のアンテナシート。
- 前記上部外装基材が、透明基材と隠蔽性印刷層を有し、隠蔽性印刷層はアンテナ基材に形成されたアンテナの一部と機能層に対応する領域を除き全面に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナシート。
- 前記アンテナ及び機能層が金属薄膜、導電性印刷層または金属メッキにより形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナシート。
- カバー材と複数の本紙紙片からなる本紙を有するIC付冊子体であって、
該冊子体はアンテナシートを含み、
該アンテナシートが、
アンテナ基材と、アンテナ基材の一方の面に形成されたアンテナと、該アンテナに接続されたICモジュールとを有し、
該アンテナ基材のアンテナが形成されている側の面上に上部外装基材、もう一方の面上に下部外装基材を有してなり、
該アンテナ基材の一方の面に同一材料からなるアンテナと機能層が形成されてなり、
該上部外装基材または下部外装基材の一方が該アンテナ基材に形成されたアンテナの一部と機能層に対応する領域を除き隠蔽性であり、
該上部外装基材または下部外装基材の他方の全部または一部が隠蔽性であり、
該アンテナシートが、本紙紙片の一部であるか、カバー材に貼り合せてなることを特徴とするIC付冊子体。 - 前記機能層が、1文字のサイズが1mm×1mm以下マイクロ文字、線幅が10μm〜500μmである微細画像、回折構造を有する金属反射層または検証フィルタであることを特徴とする請求項5記載のIC付冊子体。
- 前記上部外装基材が、透明基材と隠蔽性印刷層を有し、隠蔽性印刷層はアンテナ基材に形成されたアンテナの一部と機能層に対応する領域を除き全面に形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載のIC付冊子体。
- 前記アンテナ及び機能層が金属薄膜、導電性印刷層または金属メッキにより形成されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のIC付冊子体。
- 前記アンテナシートが本紙紙片の一部であり、
前記機能層が検証フィルタまたは偏光子であり、
該本紙紙片のアンテナシートの下部外装基材側と隣り合う本紙紙片が印刷潜像または偏光潜像を有し、
該アンテナシートの下部外装基材が、該隣り合う本紙紙片が該アンテナ基材に形成された印刷潜像または偏光潜像に対応する領域を除き隠蔽性であることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のIC付冊子体。 - 前記下部外装基材が、透明基材と隠蔽性印刷層からなり、隠蔽性印刷層は隣り合う本紙紙片のが該アンテナ基材に形成された印刷潜像または偏光潜像に対応する領域を除き全面に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のIC付冊子体。
- 前記アンテナシートがカバー材に隣り合う本紙紙片の一部であり、
前記カバー材のうち、隣り合う本紙紙片のアンテナシートに形成された機能層に対応する領域に開口部を有することを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のIC付冊子体。
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