JP2011133189A - 給湯機のリモコン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リモコン装置の通信手段の変更のみで、設置後、操作がなされる前に、同一識別番号を持ったリモコン装置の複数設置を検知することが可能な給湯機のリモコン装置を提供すること。
【解決手段】本発明の給湯機のリモコン装置は、給湯機本体と通信可能に接続され、給湯機本体の状態を表示する表示部と給湯機本体を操作する操作部とを備えた給湯機のリモコン装置であって、周辺環境の所定の物理量を検出するセンサと、給湯機本体からの通信信号に対する返信信号を送信するタイミングをセンサの検出値に応じて変更する変更手段と、返信信号を送信する前に他の返信信号を受信したかどうかを検知する検知手段と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の給湯機のリモコン装置は、給湯機本体と通信可能に接続され、給湯機本体の状態を表示する表示部と給湯機本体を操作する操作部とを備えた給湯機のリモコン装置であって、周辺環境の所定の物理量を検出するセンサと、給湯機本体からの通信信号に対する返信信号を送信するタイミングをセンサの検出値に応じて変更する変更手段と、返信信号を送信する前に他の返信信号を受信したかどうかを検知する検知手段と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、給湯機のリモコン装置に関する。
給湯機本体と、複数の給湯機用リモコン装置とを備えて構成される給湯機が広く用いられている。下記特許文献1には、給湯機本体に対する複数のリモコン装置からの信号の衝突を防止することを目的として、各リモコン装置の操作スイッチが操作されたときに乱数を発生させ、給湯機本体から送られる確認信号に対して各リモコン装置が返信信号を送出するタイミングをその乱数に基づいて決定することにより、返信信号の送出タイミングを自己以外の他のリモコン装置と異ならせるようにしたものが開示されている。
しかしながら、上記従来の技術では、給湯機本体とリモコン装置とを設置してからリモコン装置に操作が入るまでは、同一識別番号を持ったリモコン装置は返信タイミングが同じになるため、給湯機本体への返信信号が衝突し、誤動作を起こしてしまう場合がある。また、リモコン装置だけでなく、給湯機本体の通信手段にも変更が必要となるため、既存の給湯機本体への接続ができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リモコン装置の通信手段の変更のみで、設置後、操作がなされる前に、同一識別番号を持ったリモコン装置の複数設置を検知することが可能な給湯機のリモコン装置を提供することを目的とする。
本発明に係る給湯機のリモコン装置は、給湯機本体と通信可能に接続され、給湯機本体の状態を表示する表示部と給湯機本体を操作する操作部とを備えた給湯機のリモコン装置であって、周辺環境の所定の物理量を検出するセンサと、給湯機本体からの通信信号に対する返信信号を送信するタイミングをセンサの検出値に応じて変更する変更手段と、返信信号を送信する前に他の返信信号を受信したかどうかを検知する検知手段と、を備えたものである。
本発明によれば、同一識別番号を持ったリモコン装置の複数設置を防止し、誤動作を確実に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、給湯機本体1と、台所リモコン(リモートコントローラ)装置2と、浴室リモコン装置3とを備えている。台所リモコン装置2及び浴室リモコン装置3は、給湯機本体1を遠隔操作するためのものであり、互いに異なる識別番号を有しており、給湯機本体1とそれぞれ通信可能に接続される。給湯機本体1は、図示を省略するが、湯を沸かすための加熱手段、各部の湯水の流れを制御するための弁類、各種センサ類、制御装置としてのマイコン(マイクロコンピュータ)などを備えている。台所リモコン装置2は、このリモコン装置全体の制御を行うマイコン4と、例えば液晶表示装置などで構成される表示部5と、ユーザの操作を受け付ける操作部6と、音を電気信号に変換可能なマイク(マイクロフォン)7とを備えている。表示部5、操作部6及びマイク7は、マイコン4に接続されている。これと同様に、浴室リモコン装置3も、マイコン4並びにこれに接続された表示部5、操作部6及びマイク7を備えている。表示部5には、給湯機本体1の動作状態、貯湯量、給湯設定温度などの情報が表示される。
図1は、本発明の実施の形態1を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、給湯機本体1と、台所リモコン(リモートコントローラ)装置2と、浴室リモコン装置3とを備えている。台所リモコン装置2及び浴室リモコン装置3は、給湯機本体1を遠隔操作するためのものであり、互いに異なる識別番号を有しており、給湯機本体1とそれぞれ通信可能に接続される。給湯機本体1は、図示を省略するが、湯を沸かすための加熱手段、各部の湯水の流れを制御するための弁類、各種センサ類、制御装置としてのマイコン(マイクロコンピュータ)などを備えている。台所リモコン装置2は、このリモコン装置全体の制御を行うマイコン4と、例えば液晶表示装置などで構成される表示部5と、ユーザの操作を受け付ける操作部6と、音を電気信号に変換可能なマイク(マイクロフォン)7とを備えている。表示部5、操作部6及びマイク7は、マイコン4に接続されている。これと同様に、浴室リモコン装置3も、マイコン4並びにこれに接続された表示部5、操作部6及びマイク7を備えている。表示部5には、給湯機本体1の動作状態、貯湯量、給湯設定温度などの情報が表示される。
図2は、本発明の実施の形態1におけるリモコン装置のマイコン4が実行する通信制御処理の流れを示したフローチャートである。このフローチャートに基づいて、本実施形態における制御の詳細を説明する。
ステップS1において、給湯機本体1からの通信信号を受信すると、ステップS2へ移行する。ステップS2では、受信した通信信号を解析し、給湯機本体1への返信信号を作成し、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、マイク7からのアナログ信号をマイコン4にてデジタル信号に変換し、その音圧値を読み込んで、ステップS4へ移行する。ステップS4では、上記音圧値の下一桁が奇数であるかどうかを判断する。奇数である場合は、ステップS5へ移行し、偶数の場合はステップS6へ移行する。
ステップS5では、給湯機本体1への返信信号を、2種類ある遅延時間A、Bのうち、Bよりも短い遅延時間であるAタイミングで送信する。ステップS6では、2種類ある遅延時間A、Bのうち短い遅延時間であるAタイミングで返信信号を受信したかどうかを判断する。Aタイミングで受信した場合はステップS7へ移行する。Aタイミングで返信信号を受信した場合、その返信信号は、給湯機本体1に接続されている、同一の識別番号を持った他のリモコン装置が上記ステップS5の処理を行うことによって送信されたものであると判断することができる。このため、ステップS7では、給湯機本体1との通信を停止し、表示部5にて例えばエラー表示等、使用者に通常動作状態とは異なる状態であることを報知するための表示を行い、操作部6への操作入力をすべて無効とする。
一方、ステップ6で、Aタイミングで返信信号を受信しない場合は、ステップS8へ移行する。ステップS8では、給湯機本体1への返信信号を、2種類ある遅延時間A、BのうちAよりも長い遅延時間であるBタイミングで送信する。
上述したフローチャートの処理によれば、マイク7によって検出された周囲の音圧値の下一桁が奇数であるか偶数であるかに応じて、返信信号を送信するタイミングをAまたはBにランダムに変更することができる。同一識別番号を持った二つのリモコン装置が給湯機本体1に接続された場合であっても、その二つのリモコン装置は、別環境(別の場所)に設置されるので、周囲の音の信号レベルは大きく異なる。このため、設置後に返信信号を多くとも数回送信する間には、一方のリモコン装置の返信タイミングがAで他方のリモコン装置の返信タイミングがBになるようなときが到来する。その場合、上記他方のリモコン装置では、Bタイミングで返信信号を送信する前に、Aタイミングで返信信号を受信することになるので、上記ステップS7へ辿り着くことになる。これにより、エラー表示がなされるので、同一の識別番号を持ったリモコン装置が誤って複数設置されていることを設置工事者に報知することができる。
なお、本実施形態では、マイク7で検出された音圧値に応じて返信信号の遅延時間のタイミングを変更しているが、マイク7に限らず、場所によって異なる所定の物理量を検出するセンサであれば如何なるセンサの検出値を用いてもよい。例えば、リモコン装置の周囲の温度を測定するサーミスタをリモコン装置内部に備え、そのサーミスタの検出値や、同様にリモコン装置に備えた赤外線センサ(人体の有無の検出可能なものなど)の検出値などに応じて返信信号の遅延時間のタイミングを変更してもよい。
また、本実施形態では、返信信号を送信するタイミングを2種類の遅延時間から選択しているが、3種類以上の遅延時間から選択するようにしてもよい。遅延時間の種類を増やすことにより、同一の識別番号を持った複数のリモコン装置が設置された場合に、何れかのリモコン装置をステップS7へより迅速に辿り着かせることができる。
以上説明したように、本発明によれば、リモコン装置の通信制御のみにより、リモコン装置の設置後、操作部6が操作される前に、同一の識別番号を持ったリモコン装置の複数設置を確実に検知することができる。このため、返信信号の衝突による誤動作を防止することができる。
1 給湯機本体
2 台所リモコン装置
3 浴室リモコン装置
4 マイコン
5 表示部
6 操作部
7 マイク
2 台所リモコン装置
3 浴室リモコン装置
4 マイコン
5 表示部
6 操作部
7 マイク
Claims (3)
- 給湯機本体と通信可能に接続され、前記給湯機本体の状態を表示する表示部と前記給湯機本体を操作する操作部とを備えた給湯機のリモコン装置であって、
周辺環境の所定の物理量を検出するセンサと、
前記給湯機本体からの通信信号に対する返信信号を送信するタイミングを前記センサの検出値に応じて変更する変更手段と、
前記返信信号を送信する前に他の返信信号を受信したかどうかを検知する検知手段と、
を備えることを特徴とする給湯機のリモコン装置。 - 前記センサは、音を電気信号に変換するマイクロフォンであり、
前記変更手段は、前記マイクロフォンによって検出された音圧の値に応じて前記タイミングを変更することを特徴とする請求項1記載の給湯機のリモコン装置。 - 前記返信信号を送信する前に他の返信信号を受信したことが前記検知手段によって検知された場合に、前記給湯機本体との通信を停止し、前記表示部に、通常動作状態とは異なる表示を行うとともに、前記操作部のすべての操作を無効とする手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の給湯機のリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294400A JP2011133189A (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 給湯機のリモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294400A JP2011133189A (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 給湯機のリモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011133189A true JP2011133189A (ja) | 2011-07-07 |
Family
ID=44346122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009294400A Pending JP2011133189A (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 給湯機のリモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011133189A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108628202A (zh) * | 2017-03-22 | 2018-10-09 | 广东科大方正电气股份有限公司 | 一种热水器的无接触肢体识别控制系统及方法 |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009294400A patent/JP2011133189A/ja active Pending
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CN108628202A (zh) * | 2017-03-22 | 2018-10-09 | 广东科大方正电气股份有限公司 | 一种热水器的无接触肢体识别控制系统及方法 |
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