JP2011131839A - 運転支援制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の走行状況やドライバの操作状況を常に監視して制御の複雑さを回避しながら、走行計画に近づけるようにドライバに対する運転支援を行うことができる運転支援制御装置を提供する。
【解決手段】 所定の走行計画に基づく目標加速度に対して、ドライバの操作に基づく要求加速度をドライバが違和感を覚えない範囲で近づける介入制御を行う。また、車両を安定走行させるためには、ドライバに違和感を与えたとしても要求加速度を目標加速度に近づける介入制御を行う。ここで、介入制御を行う際に、介入度の異なる複数の介入制御モードを設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転支援制御装置に関する。
車両を走行させる際、燃費の向上やタイヤの磨耗、あるいは排気ガスの排出量の減少等を求められることが多い。近年においては、このような要求に応じた技術が種々提供されている。このような技術として、車両の到達位置までの区間を設定し、設定した区間に対応して車両の移動結果を向上させる車両移動パターン算出装置が開示されている(たとえば特許文献1参照)。ここでの車両の移動結果とは、燃費、タイヤの磨耗、排気ガスの排出量などを意味するものである。
この車両移動パターン算出装置においては、車両が移動する際の拘束条件を決定し、この拘束条件に基づいて車両の移動結果を向上させるように車両の移動パターンを算出するというものである。また、車両の移動パターンを算出した際に、車両の移動を支援する移動支援手段を備えるものである。
特開2006−327545号公報
上記特許文献1に記載された車両移動パターン算出装置においては、移動支援手段によって移動支援を行うものであるが、車両は、実際にはドライバの操作に基づいて移動している。ところが、上記特許文献1に記載された車両移動パターン算出装置では、ドライバの操作と算出された車両移動パターンに基づく走行計画を協調させた運転支援については特に考慮されていない。
ここで、ドライバの操作と走行計画とを協調させるためには、たとえばドライバの操作による移動パターンと走行計画に基づく走行パターンとの偏差が大きくなった場合、両者を近づけるように支援を行うことが考えられる。ドライバの操作による移動パターンと走行計画に基づく移動パターンとを近づける支援を行う場合には、車両の走行状況やドライバの操作状況を常に監視して運転支援の介入度合いを算出しなければならず、制御が複雑になるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、車両の走行状況やドライバの操作状況を常に監視して制御の複雑さを回避しながら、走行計画に近づけるようにドライバに対する運転支援を行うことができる運転支援制御装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係る運転支援制御装置は、自車両が走行路を走行する際の走行条件を取得する走行条件取得手段と、走行条件に基づいて、自車両の目標加速度パターンを含む走行計画を生成する走行計画生成手段と、自車両を運転するドライバが要求する自車両の加速度である要求加速度を検出する要求加速度検出手段と、目標加速度パターンと要求加速度に基づいて、車両の加速度の介入制御を行う介入制御手段と、を備え、介入制御手段は、介入度の異なる複数の介入制御モードを備えることを特徴とする。
本発明に係る運転支援制御装置においては、走行計画と要求加速度に基づいて、車両の加速度の介入制御を行う介入制御手段を備えており、介入制御手段は、介入度の異なる複数の介入制御モードを備えている。このように、複数の介入モードを備えることにより、車両の走行状況やドライバの操作状況を常に監視して制御の複雑さを回避しながら、走行計画に近づけるようにドライバに対する運転支援を行うことができる。
ここで、ドライバによる走行予定経路に関する目標情報が設定される目標設定手段と、目標情報に基づいて走行予定経路を算出する走行予定経路算出手段と、をさらに備え、走行計画生成手段は、走行予定経路および走行条件に基づいて、自車両の走行計画を生成する態様とすることができる。
このように、走行計画として目標情報を設定するとともに、目標情報に基づいて走行予定経路を算出することにより、走行計画を容易かつ確実に生成することができる。
また、自車両が安定して走行可能な安定限界速度と、目標加速度パターンに基づく目標速度パターンとを求め、安定限界速度と目標速度パターンに基づく速度との偏差を算出し、算出した偏差に応じて介入モードを設定する態様とすることができる。
このように、介入制御を行うにあたり、安定限界速度と目標速度パターンに基づく速度との偏差を用いることにより、介入制御モードを決定する際の判断を容易にすることができる。
さらに、上記課題を解決した本発明に係る運転支援制御装置は、自車両が走行路を走行する際の走行条件を取得する走行条件取得手段と、走行条件に基づいて、自車両の目標速度パターンを含む走行計画を生成する走行計画生成手段と、自車両を運転するドライバが要求する自車両の加速度である要求加速度を検出する要求加速度検出手段と、要求加速度に基づいて、自車両の要求速度を算出する要求速度算出手段と、目標速度パターンと要求速度に基づいて、車両の加速度の介入制御を行う介入制御手段と、を備え、介入制御手段は、介入度の異なる複数の介入制御モードを備えることを特徴とする。
本発明に係る運転支援制御装置においては、走行計画に自車両の目標加速度を含んでおり、ドライバが要求する要求加速度と目標加速度との偏差に基づいて介入制御モードを決定している。このため、ドライバの加速意思を反映させながら、車両の走行状況やドライバの操作状況を常に監視して制御の複雑さを回避しながら、走行計画に近づけるようにドライバに対する運転支援を行うことができる。
本発明に係る運転支援制御装置によれば、車両の走行状況やドライバの操作状況を常に監視して制御の複雑さを回避しながら、走行計画に近づけるようにドライバに対する運転支援を行うことができる。
本発明の実施形態に係る運転支援制御装置のブロック構成図である。 運転支援制御装置における処理手順を示すフローチャートである。 加速度指令値を設定する際の処理の手順を示すフローチャートである。 協調モードの遷移状態のイメージを示すイメージ図である。 安定限界速度および目標速度の経時変化を示すグラフである。 弁別閾の設定の手順を示すフローチャートである。 嵩上げジャーク設定を行う手順を示すフローチャートである。 (a)は、加速度指令値の算出手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係る運転支援制御装置による制御を行った場合の自車両の調停加速度の経時変化の一例を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図示の便宜上、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致しない。
図1は、本発明の実施形態に係る運転支援制御装置のブロック構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る運転支援制御装置1は、ECU[Electronic ControlUnit]10を備えている。ECU10には、ナビゲーションシステム2、車速センサ3、アクセルペダルセンサ4、およびブレーキペダルセンサ5が接続されている。さらに、ECU10には、スロットルアクチュエータ6、ブレーキアクチュエータ7、および自動変速機8が接続されている。
ナビゲーションシステム2は、自車両の現在位置の検出および目的地までの経路案内などを行うシステムである。特に、ナビゲーションシステム2では、地図データベースから現在走行中の道路を読み出し、その道路の道路形状等の道路情報をナビ信号としてECU10に送信する。ここでの道路形状には、道路の形状(上り坂や下り坂、カーブRなど)が含まれる。
また、ナビゲーションシステム2では、自車両の目的地を設定することが可能とされているとともに、目的地を設定した際には、目的地に到着するまでの走行予定経路を算出する。ナビゲーションシステム2は、目的地が設定された場合に、その目的地および目的地までの走行予定経路をナビ信号に付加してECU10に送信する。
車速センサ3は、車両の4輪にそれぞれ設けられた車輪速センサを備えている。車輪速センサは、車輪の回転速度(車輪の回転に応じたパルス数)を検出するセンサである。車速センサでは、所定時間毎の車輪の回転パルス数を検出し、その検出した車輪回転パルス数を車輪速信号としてECU10に送信する。ECU10では、各車輪の回転速度から車輪速をそれぞれ演算し、各輪の車輪速から車体速(車速)を演算する。
アクセルペダルセンサ4は、たとえばアクセルペダルに設けられており、ドライバにより踏み込まれたアクセルペダルの踏み込み量を検出する。アクセルペダルセンサ4が検出する踏み込み量としては、たとえばアクセルペダルストロークや踏力を検出する。アクセルペダルセンサ4は、検出したアクセルペダルの踏み込み量をアクセルペダル信号としてECU10に送信する。
ブレーキペダルセンサ5は、たとえばブレーキペダルに設けられており、ドライバにより踏み込まれたブレーキペダルの踏み込み量を検出する。ブレーキペダルセンサ5が検出する踏み込み量としては、たとえばブレーキペダルストロークや踏力を検出する。ブレーキペダルセンサ5は、検出したブレーキペダルの踏み込み量をブレーキペダル信号としてECU10に送信する。
スロットルアクチュエータ6は、駆動源の1つであるエンジンのスロットルバルブの開度を調整するアクチュエータである。スロットルアクチュエータ6では、ECU10からのエンジン制御信号を受信すると、エンジン制御信号に応じて作動し、スロットルバルブの開度を調整する。
ブレーキアクチュエータ7は、各車輪のホイールシリンダのブレーキ油圧を調整するアクチュエータである。ブレーキアクチュエータ7では、ECU10からのブレーキ制御信号を受信すると、ブレーキ制御信号に応じて作動し、ホイールシリンダのブレーキ油圧を調整する。
自動変速機8は、ギアの変速比を自動的に変更する装置である。自動変速機8は、ECU10に接続されており、ECU10からの変速機信号を受信すると、変速機振動に応じて作動し、ギアの変速比を調整する。
また、ECU10は、目的地設定部11、走行予定経路算出部12、走行経路情報取得部13、走行計画算出部14、速度変化算出部15、要求加速度取得部16、および加速度指令値設定部17を備えている。ECU10は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random AccessMemory]などからなり、運転支援制御装置1を統括制御する電子制御ユニットである。ECU10では、一定時間毎に、ナビゲーションシステム2および各センサ3〜5からの各信号を受信する。
目的地設定部11は、ナビゲーションシステム2から送信されるナビ信号に付加された目的地を参照し、自車両が走行する際の目的地を設定する。目的地設定部11は、設定した目的地に関する目的地情報を走行予定経路算出部12に出力する。
走行予定経路算出部12は、ナビゲーションシステム2から送信されるナビ信号に基づく道路情報と、目的地設定部11から出力される目的地情報に基づいて、自車両の走行予定経路を算出する。走行予定経路算出部12は、算出した走行予定経路に基づく走行予定経路情報を走行経路情報取得部13および走行計画算出部14に出力する。また、走行予定経路算出部12では、ナビゲーションシステム2から送信されるナビ信号に走行予定経路が付加されている場合には、ナビ信号に付加された走行予定経路に基づいて自車両の走行予定経路を取得する。
走行経路情報取得部13は、走行予定経路算出部12から出力された走行予定経路情報に基づいて、自車両の走行予定経路を取得する。また、走行経路情報取得部13は、ナビゲーションシステム2から送信されるナビ信号に基づいて、走行予定経路に属する道路の道路形状を取得する。
走行経路情報取得部13は、取得した道路形状に基づいて、自車両が走行予定経路を走行した際に、自車両が安定して走行することができる最速の限界値である安定限界速度の経時変化を走行経路情報として算出する。走行経路情報取得部13は、算出した走行経路情報を加速度指令値設定部17に出力する。
走行計画算出部14は、走行予定経路算出部12から出力される走行予定経路情報に基づいて、自車両が走行予定経路を走行する際における目標加速度パターンである目標加速度の経時変化を走行計画として算出する。走行計画算出部14は、算出した走行計画に基づく走行計画情報を加速度指令値設定部17に出力する。
速度変化算出部15は、車速センサ3から送信される車速情報に基づいて、自車両の車速の経時変化である車速変化を算出する。速度変化算出部15は、算出した車速変化に関する車速変化情報を加速度指令値設定部17に出力する。
要求加速度取得部16は、アクセルペダルセンサ4から送信されるアクセルペダル信号およびブレーキペダルセンサ5から送信されるブレーキペダル信号に基づいて、ドライバの自車両に対する要求加速度を取得する。要求加速度取得部16は、取得した要求加速度に基づいて要求加速度の経時変化を求め、要求加速度情報として加速度指令値設定部17に出力する。
加速度指令値設定部17は、走行経路情報取得部13から出力された走行経路情報、走行計画算出部14から出力された走行計画情報、および要求加速度取得部16から出力された要求加速度情報に基づいて、加速度指令値を算出して設定する。加速度指令値の算出手順については、後にさらに説明する。加速度指令値設定部17は、設定した加速度指令値に基づいてエンジン制御信号を生成し、スロットルアクチュエータ6に送信する。また、設定した加速度指令値に基づいてブレーキ制御信号を生成し、ブレーキアクチュエータ7に送信する。さらに、設定した加速度指令値に基づいて変速機信号を生成し、自動変速機8に送信する。
次に、本実施形態に係る運転支援制御装置1における処理手順について説明する。図2は、本実施形態に係る運転支援制御装置における処理手順を示すフローチャートである。本実施形態に係る運転支援制御装置1においては、加速度指令値設定部17における加速度指令値設定処理(S9)に至るが特徴的であるが、まず、加速度指令値設定処理(S9)に至るまでの処理について簡単に説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る運転支援制御装置1においては、最初にナビゲーションシステム2、車速センサ3、アクセルペダルセンサ4、およびブレーキペダルセンサ5から送信される各種信号を受信する(S1)。次に、目的地設定部11において、ナビゲーションシステム2から送信されたナビ信号に基づいて、目的地設定を行い(S2)、走行予定経路算出部12において走行予定経路を算出する(S3)。
続いて、走行経路情報取得部13において、安定限界速度の経時変化である安定走行速度変化を算出する(S4)。それから、走行計画算出部14において、走行計画として、自車両が走行予定経路を走行する際における加速度の経時変化である目標加速度変化を算出する(S5)。
その後、速度変化算出部15において、車速センサ3から送信される車速信号に基づいて車速変化を算出する(S6)。さらに、要求加速度取得部16において、アクセルペダル信号およびブレーキペダル信号に基づいて要求加速度を取得し(S7)、これらの信号に基づいて要求加速度の経時変化である要求加速度変化を求める(S8)。
その後、加速度指令値設定部17において加速度指令値を算出して設定する(S9)。こうして、運転支援制御装置1による処理を終了する。続いて、加速度指令値の設定手順について説明する。図3は、加速度指令値を設定する際の処理の手順を示すフローチャートである。
図3に示すように、加速度指令値を設定する際には、まず、本発明の介入制御モードである協調モードの設定を行う(S11)。本実施形態に係る運転支援制御装置1では、加速度指令値設定部17において加速度指令値を設定するに協調モードを参照する。この協調モードには、図4に示す「通常モード」「強介入モード」「システム主権モード」「復帰モード」の介入度の異なる4つのモードがある。
加速指令値を設定する際には、車両の加速度をステップS5において走行計画として算出された目標加速度変化に近づける加速指令値を算出する。このとき、目標加速度変化と、ステップS8で算出するドライバが要求する要求加速度変化の乖離が大きい場合、目標加速度変化に近づける加速指令値を算出すると、ドライバに与える違和感が大きくなってしまう。この違和感の軽減を図る一方で、目標加速度変化に近づける加速指令値を算出する。このとき、協調モードを用いる。
「通常モード」は、ドライバの加速意思を反映させながら、ドライバが気付かない範囲で自車両の加速度(以下「出力加速度」という)を目標加速度に近づけるモードである。なお、この加速度指令値に基づく加速度が、出力加速度となる。また、「強介入モード」は、「通常モード」よりも介入度の高い制御を行うモードであり、ドライバの加速意思は反映させるものの、ドライバが気付いたとしても出力加速度を目標加速度にまで大きく近づけるモードである。「強介入モード」では、ドライバが強い加速意思を持って操作を行っている場合には、出力加速度が目標加速度から遠ざかるようにすることもできるようになっている。
さらに、「システム主権モード」は、「強介入モード」よりもさらに介入度の高い制御を行うモードであり、ドライバの加速意思を反映させることなく、出力加速度を強制的に目標加速度にするモードである。ここで、「通常モード」と「システム主権モード」との間に「強介入モード」が設定されていることにより、「通常モード」から急に「システム主権モード」に遷移しないようになっている。このため、ドライバに明らかな介入感を与えることなく、出力加速度を目標加速度に近づけるように調停を行う介入制御を行うことができる。ここで、介入制御によって調停された出力加速度を調停加速度という。
そして、「復帰モード」は、「強介入モード」または「システム主権モード」から「通常モード」に遷移する際に経由するモードである。「強介入モード」または「システム主権モード」から「通常モード」に遷移する際に「復帰モード」を経由することにより、システムの介入量が突然小さくなり、出力加速度が急に要求加速度に近づくことによってドライバに与える違和感を軽減することができる。
「通常モード」における制御では、要求加速度に対して弁別閾として下限閾値と上限閾値とを設定し、これらの下限閾値および上限閾値を超えない範囲で、出力加速度を目標加速度に徐々に近づける制御を行う。また「強介入モード」では、下限閾値と上限閾値のうち、目標加速度側の閾値を目標加速度側に拡張する。さらには、出力加速度を閾値に近づける際に、出力加速度を目標加速度に近づける割合を「通常モード」よりも嵩上げして、出力加速度を目標加速度に近づける制御を行う。
さらに、「システム主権モード」では、下限閾値および上限閾値を目標加速度と一致させる。このため、要求加速度によらず、出力加速度が目標加速度となる制御を行う。「復帰モード」では、下限閾値および上限閾値のうち、要求加速度側の閾値を目標加速度から離れる側に拡張し、出力加速度を拡張された閾値側に近づける。このとき、「強介入モード」同様、出力加速度を目標加速度に近づける割合を「通常モード」よりも嵩上げして、出力加速度を目標加速度に近づける制御を行う。
ここで、図4に示すように、各モード間での遷移は「通常モード」から「強介入モード」、「強介入モード」から「システム主権モード」、「システム主権モード」から「復帰モード」、「復帰モード」から「通常モード」、「強介入モード」から「復帰モード」、「復帰モード」から「強介入モード」の6通りがある。
各モード間の遷移条件は、走行経路情報取得部13から出力される走行経路情報に基づく安定限界速度と、走行計画算出部14から出力される走行計画情報に基づいて設定される目標加速度から算出される目標車速との偏差に基づいて定められる。具体的に、目標速度が安定限界速度より小さく、安定限界速度と目標車速の差(安定限界速度−目標車速)が所定の安定速度閾値以上である場合には、第1要求条件が成立する。また、安定限界速度と目標車速の差が安定速度閾値未満0以上である場合には、第2要求条件が成立する。さらに、安定限界速度と目標車速の差が0未満(目標速度>安定限界速度)である場合には、第3要求条件が成立すると判断する。
たとえば、図5に示すように、安定限界速度VSと目標速度VMとが経時変化する場合、領域α1〜α4の近傍で目標速度が安定限界速度に近づき第2要求条件が成立すると判定される。また、時刻βでは、目標速度が安定限界速度より大きくなる。この場合に、第3要求条件が成立することとなる。ここでの安定速度閾値は、目標車速が安定限界速度に近づいたと判断できる値であり、たとえば5〜10km/hの間の速度で適宜設定することができる。
そして、各モード間の遷移条件は次のとおりである。「通常モード」から「強介入モード」にモード遷移する際の遷移条件は、上記第2要求条件または第3要求条件の成立である(以下、「第1モード遷移条件」という)。「復帰モード」から「強介入モード」に遷移する際の遷移条件もこの第1モード遷移条件となる。また、「強介入モード」から「システム主権モード」にモード遷移する際の遷移条件は、上記第3要求条件が成立し、出力加速度が目標加速度となったことである(以下、「第2モード遷移条件」という)。
さらに、「システム主権モード」から「復帰モード」にモード遷移する際の遷移条件は、第1要求条件または第2要求条件の成立である(以下、「第3モード遷移条件」という)。また、「復帰モード」から「通常モード」にモード遷移する際の遷移条件は、第1要求条件が成立し、かつ出力加速度が上限閾値と下限閾値との間の値となったことである(以下、「第4モード遷移条件」という)。そして、「強介入モード」から「復帰モード」にモード遷移する際の遷移条件は、第1要求条件の成立である(以下、「第5モード遷移条件」という)。
協調モードの設定は、現在の遷移モードと、上記のモード遷移条件の成否に基づいて行われる。協調モードの設定が済んだら、弁別閾の設定を行う(S12)。弁別閾の設定は、図6に示すフローに沿って行われる。図6は、弁別閾の設定の手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、弁別閾の設定を行う際には、最初に、要求加速度に対して、弁別閾の上限閾値p_dBおよび下限閾値m_dBをデフォルト値として設定する(S21)。弁別閾は、介入制御を行った際に、ドライバが、自身の操作に基づく加速度である要求加速度に対応する感覚量と、介入制御によって制御される出力加速度に対応する感覚量との違いをドライバが気付くか気付かないかの境目となる値とされる。
たとえば、ウェーバーヒフナーの法則によれば、感覚量の定義として、感覚量E[dB」は刺激Rの対数に比例する。ここで、刺激Rとなる要求加速度Rに対して感覚量Xとすると、下記(1)式に示すように、感覚量Xは、要求加速度Rの対数で現される。また、下記(1)式から下記(2)式が導き出される。
X=20・log10(R) ・・・(1)
10X/20=R ・・・(2)
感覚量Xには、プラス側(上側)およびマイナス側(下側)のそれぞれにドライバがその感覚量Xの違いを認識(知覚)できない範囲(以下「知覚不能範囲」という)が存在する。知覚不能範囲は、たとえば実験による適合結果に基づいて定められる。たとえば、知覚不能範囲の最大値が+3.5dBであるとすると、上限閾値p_dBは、要求加速度の約1.49倍となる。このように、上限閾値p_dBは知覚不能範囲の最大値に基づいて定めることができる。同様に、下限閾値m_dBは知覚不能範囲の最大値に基づいて定めることができる。
こうして、上限閾値p_dBおよび下限閾値m_dBのデフォルト値を設定したら、ステップS11で設定した協調モードを確認し、協調モードが「通常モード(協調モード=1)」となっているか否かを判断する(S22)。その結果、協調モードが「通常モード(協調モード=1)」となっていると判断した場合には、上限閾値p_dBおよび下限閾値m_dBをいずれもデフォルト値とし(S23)、弁別閾の設定を終了する。
また、協調モードが「通常モード(協調モード=1)」となっていないと判断した場合には、協調モードが「強介入モード(協調モード=2)」となっているか否かを判断する(S24)。その結果、協調モードが「強介入モード(協調モード=2)」となっていると判断した場合には、調停加速度outAccが目標加速度targetAccよりも大きいか否かを判断する(S25)。
その結果、調停加速度outAccが目標加速度targetAccよりも大きいと判断した場合には、上限閾値p_dBを維持するとともに下限閾値m_dBを目標加速度targetAccに設定し(S26)、弁別閾の設定を終了する。また、調停加速度outAccが目標加速度targetAccよりも大きくないと判断した場合には、上限閾値p_dBを目標加速度targetAccに設定するとともに下限閾値m_dBを維持する(S27)。こうして、弁別閾の設定を終了する。
また、ステップS24で協調モードが「強介入モード(協調モード=2)」となっていないと判断した場合には、協調モードが「システム主権モード(協調モード=3)」となっているか否かを判断する(S28)。その結果、協調モードが「システム主権モード(協調モード=3)」となっていると判断した場合には、上限閾値p_dBおよび下限閾値m_dBをいずれも目標加速度targetAccに設定し(S29)、弁別閾の設定を終了する。
一方、協調モードが「システム主権モード(協調モード=3)」となっていないと判断した場合には、協調モードは「復帰モード(協調モード=4)」となっている。この場合には、調停加速度outAccが要求加速度driverReqAccより大きくなっているか否かを判断する(S30)。
ここで、調停加速度outAccが要求加速度driverReqAccより大きくなっていると判断した場合には、上限閾値p_dBを維持するとともに下限閾値m_dBをデフォルト値に設定する(S31)。その後、弁別閾の設定を終了する。一方、調停加速度outAccが要求加速度driverReqAccより大きくなっていないと判断した場合には、上限閾値p_dBをデフォルト値に設定するとともに下限閾値m_dBを維持する(S32)。その後、弁別閾の設定を終了する。
こうして弁別閾の設定が終了したら、嵩上げジャークの設定を行う(S13)。嵩上げジャークの設定は、図7に示すフローに沿って行われる。嵩上げジャークとは、加速度の時間変化(ジャーク)を嵩上げすることを意味する。車両運動においては、ドライバはジャークを感じると考えられる。このため、ドライバの感覚量を考えるためには、弁別閾の時間的微分項を考慮することが望まれる。なお、嵩上げジャークadd_Jの単位はm/sである。また、ここでの嵩上げジャークは、ドライバ介入によるものである。図7は、嵩上げジャーク設定を行う手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、嵩上げジャークの設定を行う際には、ステップS11で設定した協調モードが「通常モード(協調モード=1)」となっているか否かを判断する(S41)。その結果、協調モードが「通常モード(協調モード=1)」となっている場合には、強制嵩上げジャークadd_J=0とし、強制嵩上げを行うことなく(S42)、嵩上げジャーク設定を終了する。
また、協調モードが「通常モード(協調モード=1)」となっていない場合には、協調モードが「強介入モード(協調モード=2)」となっているか否かを判断する(S43)。その結果、協調モードが「強介入モード(協調モード=2)」となっている場合には、嵩上げジャークadd_J=Xとして強制嵩上げを行い(S44)、嵩上げジャーク設定を終了する。ここでの嵩上げジャークadd_Jの嵩上げ量Xは、適宜の正数とすることができる。
一方、協調モードが「強介入モード(協調モード=2)」となっていない場合には、協調モードが「システム主権モード(協調モード=3)」となっているか否かを判断する(S45)。その結果、協調モードが「システム主権モード(協調モード=3)」となっている場合には、嵩上げジャークadd_J=Yとして強制嵩上げを行い(S46)、嵩上げジャーク設定を終了する。ここでの嵩上げジャークadd_Jの嵩上げ量Yは、強制介入の趣旨から大きな正数とすることが好適であり、少なくとも嵩上げ量Y>嵩上げ量Xとされる。
さらに、協調モードが「システム主権モード(協調モード=3)」となっていないと判断した場合には、協調モードは「復帰モード(協調モード=4)」となっている。この場合には、嵩上げジャークadd_J=Xとして強制嵩上げを行う(S44)。こうして、嵩上げジャーク設定を終了する。
嵩上げジャーク設定が済んだら、加速度指令値の算出を行う(S14)。加速度指令値の算出は、図8に示すフローに沿って行われる。図8は、加速度指令値の算出手順を示すフローチャートである。図8に示すように、加速度指令値を算出する際には、調停加速度前回値outAcc_lastが目標加速度targetAccより小さいか否かを判断する(S51)。
その結果、調停加速度前回値outAcc_lastが目標加速度targetAccより小さいと判断した場合には、下記(3)式を満たすか否かを判断する(S52)。なお、ドライバ要求ジャークdriverReq_Jは、要求加速度に基づいて算出される。また、上限閾値p_dBおよび下限閾値m_dBは、図7に示すフローに沿って求められた値であり、嵩上げジャークadd_Jは、図8に示すフローに沿って求められた値である。
{outAcc_last+(driverReq_J+p_dB/s)・time}
>targetAcc・・・(3)
ここで、outAcc_last:調停加速度前回値(m/s
driverReq_J:ドライバ要求ジャーク(m/s
p_dB/s:上限閾値のジャーク換算値(m/s
time:制御周期(s)
targetAcc:目標加速度(m/s
その結果、上記(3)式を満たすと判断した場合には、調停加速度outAccを目標加速度targetAccに設定し(S53)、目標加速度targetAccに設定した調停加速度outAccを加速度指令値とする。その後、調停加速度outAcc、上限閾値p_dB、および下限閾値m_dBによって加速度指令値を算出する(S54)。具体的に、調停加速度が、上限閾値p_dB下限閾値m_dBとの間の値である場合には、調停加速度に基づいて加速度指令値を算出する。また、調停加速度が上限閾値を超える場合には上限閾値に基づいて加速度指令値を算出し、調停加速度が下限閾値を下回る場合には下限閾値に基づいて加速度指令値を算出する。こうして、加速度指令値の算出を終了する。
また、上記(3)式を満たさないと判断した場合には、下記(4)式に基づいて調停加速度outAccを算出する(S55)。
outAcc={outAcc_last+
(driverReq_J+p_dB/s+add_J)・time} ・・・(4)
ここで、add_J:嵩上げジャーク(m/s
その後、調停加速度outAcc、上限閾値p_dB、および下限閾値m_dBによって加速度指令値を算出し(S54)、加速度指令値の算出を終了する。
また、ステップS51において、調停加速度前回値outAcc_lastが目標加速度targetAccより小さくないと判断した場合には、下記(5)式を満たすか否かを判断する(S56)。
{outAcc_last+(driverReq_J+p_dB/s)・time}
<targetAcc・・・(5)
その結果、上記(5)式を満たすと判断した場合には、調停加速度outAccを目標加速度targetAccに設定し(S57)、目標加速度targetAccに設定した調停加速度outAccを加速度指令値とする。その後、調停加速度outAcc、上限閾値p_dB、および下限閾値m_dBによって加速度指令値を算出する(S54)。こうして、加速度指令値の算出を終了する。
一方、上記(5)式を満たさないと判断した場合には、下記(6)式に基づいて調停加速度outAccを算出する(S58)。
outAcc={outAcc_last+
(driverReq_J+m_dB/s−add_J)・time} ・・・(6)
その後、調停加速度outAcc、上限閾値p_dB、および下限閾値m_dBによって加速度指令値を算出し(S54)、加速度指令値の算出を終了する。
このように、本実施形態に係る運転支援制御装置1においては、加減速度指令値を算出するにあたり、協調モードを設定し、設定した協調モードを利用している。このため、車両の走行状況やドライバの操作状況を常に監視して制御の複雑さを回避しながら、走行計画に近づけるようにドライバに対する運転支援を行うことができる。
次に、本実施形態に係る運転支援制御装置1による制御を行った場合の自車両の加速度の経時変化について、図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る運転支援制御装置1による制御を行った場合の自車両の調停加速度outAccの経時変化の一例を示すグラフである。ここでは、目標加速度targetAcc、要求加速度driverReqAcc、上限閾値p_dB、下限閾値m_dBの経時変化も合わせて示す。
図9に示すように、時刻t0では、強調モードが「通常モード」のときに目標加速度targetAccが設定されたとする。また、上限閾値p_dBおよび下限閾値m_dBは、いずれもデフォルト値に設定されている。このときの要求加速度driverReqAccは、目標加速度targetAccよりも大きくなっている。このため、調停加速度outAccは、要求加速度driverReqAccから目標加速度targetAccに近づく方向に徐々に下降していく。また、このときの嵩上げジャークは0となっている。したがって、ドライバに対して、加速度の変化を気づかせないようにすることができる。
次に、時刻t1において要求条件として第2要求条件が成立したとする。このとき、「通常モード」で第2要求条件が成立したことから、第1モード遷移条件が成立し、協調モードは、「通常モード」から「強介入モード」に遷移する。協調モードが「強介入モード」に遷移することにより、目標加速度に近い側の閾値である下限閾値m_dBを目標加速度targetAccに設定する。また、嵩上げジャークadd_J=Xとして調停加速度outAccの強制嵩上げを行う。このため、調停加速度outAccは、通常モードよりも大きく目標加速度targetAccに向かって変位する。よって、ドライバに違和感を与える場合があるとしても、早急に調停加速度outAccを目標加速度targetAccに近づけることができる。
その後、時刻t2において要求条件として第3要求条件が成立し、調停加速度outAccが目標加速度targetAccとなったとする。このとき、第2モード遷移条件が成立し、協調モードは「強介入モード」から「システム主権モード」に遷移する。協調モードが「システム主権モード」に遷移することにより、上限閾値p_dBを目標加速度targetAccに設定する。このため、上限閾値p_dBおよび下限閾値m_dBがいずれも目標加速度targetAccとなることから、調停加速度outAccは目標加速度targetAccと一致した状態となる。このため、ドライバに違和感を与える可能性は否めないものの、調停加速度outAccを目標加速度targetAccにすることができるので、自車両の安定した走行を確保することができる。
その後、時刻t3において要求条件として第1要求条件が成立したとする。このとき、「システム主権モード」で第1要求条件が成立したことから、第3モード遷移条件が成立し、協調モードは「システム主権モード」から「復帰モード」に遷移する。協調モードが「復帰モード」に遷移することにより、要求加速度driverReqAccに近い側の閾値である下限閾値m_dBをデフォルト値(default)に設定する。
さらに、時刻t4において要求条件として第1要求条件が成立し、かつ調停加速度outAccが上限閾値p_dBと下限閾値m_dBとの間の値となったとする。このとき、第4モード遷移条件が成立し、協調モードが「復帰モード」から「通常モード」に遷移する。協調モードが「通常モード」に遷移することにより、上限閾値p_dBをデフォルト値に設定する。こうして、復帰モードを経て通常モードに遷移することにより、モード変化に基づく介入制御の変化による違和感をドライバに与えないようにすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、目的地を設定して走行予定経路を算出してから走行計画として目標加速度を生成しているが走行予定経路を算出することなく目標加速度を生成する態様とすることもできる。さらに、走行計画を行う際に目標加速度を求めているが、目標加速度に合わせて自車両の目標走行軌跡を求める態様とすることもできる。
また、上記実施形態では、協調モードの遷移させる際の要求条件として安定限界速度の目標速度の差を用いているが、その他の要件条件で協調モードを遷移条件とすることもできる。その他の要求条件としては、たとえば高燃費で走行するための速度と目標速度との差や排気ガスの排出量を少なくして走行するための速度と目標速度の差などとすることもできる。さらには、これらの速度差でなく、加速度の差や速度変化自体などに基づく態様とすることもできる。
さらに、上記実施形態では、目標加速度と要求加速度とに基づいて車両の調停加速度を求める介入制御を行っているが、目標速度と要求速度とに基づいて車両の調停加速度を求める介入制御を行う態様とすることもできる。
1…運転支援制御装置、2…ナビゲーションシステム、3…車速センサ、4…アクセルペダルセンサ、5…ブレーキペダルセンサ、6…スロットルアクチュエータ、7…ブレーキアクチュエータ、8…自動変速機、10…ECU、11…目的地設定部、12…走行予定経路算出部、13…走行経路情報取得部、14…走行計画算出部、15…速度変化算出部、16…要求加速度取得部、17…加速度指令値設定部。

Claims (4)

  1. 自車両が走行路を走行する際の走行条件を取得する走行条件取得手段と、
    前記走行条件に基づいて、前記自車両の目標加速度パターンを含む走行計画を生成する走行計画生成手段と、
    前記自車両を運転するドライバが要求する前記自車両の加速度である要求加速度を検出する要求加速度検出手段と、
    前記目標加速度パターンと前記要求加速度に基づいて、前記車両の加速度の介入制御を行う介入制御手段と、を備え、
    前記介入制御手段は、介入度の異なる複数の介入制御モードを備えることを特徴とする運転支援制御装置。
  2. 前記ドライバによる走行予定経路に関する目標情報が設定される目標設定手段と、
    前記目標情報に基づいて走行予定経路を算出する走行予定経路算出手段と、をさらに備え、
    前記走行計画生成手段は、前記走行予定経路および前記走行条件に基づいて、自車両の走行計画を生成する請求項1に記載の運転支援制御装置。
  3. 自車両が安定して走行可能な安定限界速度と、前記目標加速度パターンに基づく目標速度パターンとを求め、前記安定限界速度と前記目標速度パターンに基づく速度との偏差を算出し、算出した前記偏差に応じて前記介入モードを設定する請求項1または請求項2に記載の運転支援制御装置。
  4. 自車両が走行路を走行する際の走行条件を取得する走行条件取得手段と、
    前記走行条件に基づいて、前記自車両の目標速度パターンを含む走行計画を生成する走行計画生成手段と、
    前記自車両を運転するドライバが要求する前記自車両の加速度である要求加速度を検出する要求加速度検出手段と、
    前記要求加速度に基づいて、前記自車両の要求速度を算出する要求速度算出手段と、
    前記目標速度パターンと前記要求速度に基づいて、前記車両の加
    速度の介入制御を行う介入制御手段と、を備え、
    前記介入制御手段は、介入度の異なる複数の介入制御モードを備えることを特徴とする運転支援制御装置。
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