JP2011131691A - 船舶用蓄熱装置および船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用することができる船舶用蓄熱装置ならびに船舶を提供する。
【解決手段】船舶用蓄熱装置10は、清水タンク用のスペースを有する船舶の蓄熱装置であって、清水が貯留される低温槽4と、低温槽4の清水を船舶1のエンジン20の廃熱により温める熱交換器6と、熱交換器6においてエンジン20の廃熱により温められた清水を貯留する高温槽4と、低温槽4、熱交換器6および高温槽8を連結する第1配管12と、第1配管12に配置され、熱交換器6を介して低温槽4から高温槽8に清水を送る第1ポンプ14とを備える。低温槽4および高温槽8は、清水タンク用のスペースに、互いに独立に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、船舶用蓄熱装置および船舶に係り、特に、船泊内で使用する温水を供給するために用いる船舶用蓄熱装置および船舶に関する。
一般的に、大型フェリーのような船舶は、船舶内で使用する清水が貯留される清水タンクを備えている。このような船舶では、船舶内で使用する温水を供給するために、ボイラ等により清水をその都度加熱している。
しかし、ボイラの加熱によって温水を得る場合、ボイラで消費する燃料が多大に必要となる。一方、ボイラの燃料削減や船舶のエンジンのエネルギー効率を向上させる観点から、エンジンの廃熱を利用することが求められている。このことから、船舶のエンジンの廃熱を利用して温水を供給することができる船舶の開発が望まれているが、温水の需要(熱需要)とエンジンの廃熱の供給(機関廃熱)とは必ずしも時間的に一致しないことがある。
温水の需要と船舶のエンジン廃熱の供給とが時間的に一致しない場合は、船舶のエンジンの廃熱を有効に活用しにくい。
例えば、船舶は乗客を乗船させるために寄港すると、温水の需要が急激に高まる場合がある。一方で、寄港時は環境保全の観点から、船舶のエンジンを停止したりすることが望まれる。このように、従来、寄港時では温水の需要とエンジン廃熱の供給とが時間的に一致しない場合があった。
そこで、エンジンの廃熱を蓄熱する蓄熱装置を設け、必要に応じて蓄熱装置から熱を取り出すことが重要となる。
例えば、内燃機関および内燃機関を補助する電動機の廃熱を蓄熱する装置が特許文献1に提案されている。特許文献1は、内燃機関を冷却する清水が内燃機関を循環し、内燃機関の廃熱を温水タンク(蓄熱槽)に蓄熱するようになっている。蓄熱槽に貯留される冷却水は、必要に応じて船内の温水供給に用いられる。
特開2003−81185号公報
しかしながら、船舶内のスペースは限られており、蓄熱槽を配置するスペースを確保することは難しい。特許文献1には、電動機冷却に使用した冷却水を貯留し、船内の温水供給に利用するとしているものの、蓄熱槽の配置や温水貯留方法、温水利用方法について具体的な記載がない。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用することができる船舶用蓄熱装置ならびに船舶を提供することを目的とする。
本発明に係る船舶用蓄熱装置は、清水タンク用のスペースを有する船舶の蓄熱装置であって、清水が貯留される低温槽と、前記低温槽の前記清水を前記船舶のエンジンの廃熱により温める熱交換器と、前記熱交換器において前記エンジンの前記廃熱により温められた前記清水を貯留する高温槽と、前記低温槽、前記熱交換器および前記高温槽を連結する第1配管と、前記第1配管に配置され、前記熱交換器を介して前記低温槽から前記高温槽に前記清水を送る第1ポンプとを備え、前記低温槽および前記高温槽は、前記清水タンク用のスペースに、互いに独立に形成されていることを特徴とする。
ここで、本明細書において、「前記低温槽および前記高温槽は、前記清水タンク用のスペースに互いに独立に形成されている」とは、既設の船舶の清水タンクを改造により低温槽および高温槽に分割してそれぞれ独立化することに加え、新設の船舶の清水タンク用のスペースに低温槽および高温槽を独立に設置することをも含む。
上記船舶用蓄熱装置では、清水タンク用のスペースに、高温槽および低温槽を設け、低温槽に清水を貯留するとともに、エンジンの廃熱により温めた清水を高温槽に貯留するようにしたので、船舶内に蓄熱槽を設置するためのスペースを新たに設ける必要がない。
よって、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用することができる。
また、前記低温槽および前記高温槽は、前記船舶の既設の前記清水タンクを分割して形成されてもよい。
これにより、既設の清水タンクのスペースを利用して高温槽を形成することができるので、より一層コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用することができる。
また、前記低温槽と前記高温槽とを連結する第2配管と、前記第2配管に配置され、前記高温槽から前記低温槽に前記清水を戻す第2ポンプと、前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の温度を測定する温度センサと、前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の液面を検出するレベル計と、前記温度センサおよび前記レベル計の測定結果に基づいて、前記第1配管および前記第2配管を流れる前記清水の流量を調節する流量調節手段とをさらに備えてもよい。
例えば、船内における温水の需要が供給量を大きく下回った場合、高温槽内の温水(エンジンの廃熱により温められた清水に相当)は、消費されないまま長時間残存し、温度が次第に低下する。このように、高温槽内の温水の温度が低下すると、温水として船舶内に供給することができないことがあるため、高温槽内の温水の温度は規定温度以上に維持することが重要である。また、船内における温水の需要に応じて、高温槽内の温水を直ちに供給することができるように、高温槽内の温水量は規定量残存するように維持することが重要である。
そこで、温度センサおよびレベル計の測定結果に基づいて、第1配管および第2配管を流れる清水の流量を調節する。これにより、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用するだけでなく、高温槽内の温水の温度および温水量を規定値以上に維持することができ、船内への温水の供給が円滑に行われる。
あるいは、前記第1配管の前記低温槽と前記熱交換器との間に、前記第1配管と前記高温槽とを連結する第3配管と、前記第3配管に配置され、前記高温槽から前記第1配管に前記清水を戻す第3ポンプと、前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の温度を測定する温度センサと、前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の液面を検出するレベル計と、前記温度センサおよび前記レベル計の測定結果に基づいて、前記第1配管および前記第3配管を流れる前記清水の流量を調節する流量調節手段とをさらに備えてもよい。
このように、温度センサおよびレベル計の測定結果に基づいて、第1配管および第3配管を流れる清水の流量を調節する。これにより、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用するだけでなく、高温槽内の温水の温度および温水量を規定値以上に維持することができ、船内への温水の供給が円滑に行われる。
また、前記熱交換器は、前記低温槽の前記清水を前記エンジンの冷却水と熱交換して、前記清水を温めることが好ましい。
一般的に、船舶のエンジンの廃熱を有するものとして、エンジンの冷却水や排ガスなどが挙げられる。従来より船舶のエンジンの排ガスは発電用等に用いられているのに対し、エンジンの冷却水は廃熱利用されずに海へ捨てられていることが多い。しかし、船舶のエンジンの冷却水においても、排ガスと同様に、廃熱の有効な利用が求められている。そこで、低温槽の清水をエンジンの冷却水と熱交換して清水を温めるようにした。
これにより、船舶のエンジンの廃熱をより一層有効に利用することができる。
本発明に係る船舶は、前記エンジンと、上記船舶用蓄熱装置とを備えることを特徴とする。
上記船舶では、清水タンク用のスペースに、高温槽および低温槽を設け、低温槽に清水を貯留するとともに、エンジンの廃熱により温めた清水を高温槽に貯留するようにしたので、船舶内に蓄熱槽を設置するためのスペースを新たに設ける必要がない。
よって、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用することができる。
また、前記高温槽内の前記清水を加熱するボイラと、前記ボイラにより加熱された前記清水を、前記低温槽内の前記清水と混合して船内に供給する給湯管とをさらに備えることが好ましい。
船内における温水の需要が供給量を大きく下回った場合、高温槽内の温水は、消費されないまま長時間残存し、温度が次第に低下する。そこで、高温槽内の清水を加熱するボイラを備える。
これにより、例えば、高温槽内の温水の温度が低下しても、ボイラによって追い炊きすることができるので、規定温度の温水を得ることができる。したがって、船内で使用する温水の安定した供給を行うことが可能となる。また、ボイラを補助的に用いるので、従来の船舶に比べて燃料消費を抑えることができ、環境性にも配慮できる。
本発明では、清水タンク用のスペースに、高温槽および低温槽を設け、低温槽に清水を貯留するとともに、エンジンの廃熱により温めた清水を高温槽に貯留するようにしたので、船舶内に蓄熱槽を設置するためのスペースを新たに設ける必要がない。
よって、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用することができる。
実施形態1に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。 高温槽の一例を示す構成図である。 実施形態2に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。 実施形態2に係る清水の流量調節の一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。 実施形態4に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。 実施形態5に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。
船舶1は、図1に示すように、主として、船舶用蓄熱装置10と、エンジン20と、ボイラ16と、給湯管18とにより構成される。
船舶用蓄熱装置10は、エンジン20の廃熱を蓄熱する装置であって、例えば、低温槽4と、熱交換器6と、高温槽8と、第1配管12と、第1ポンプ14とを備える。
低温槽4および高温槽8は、清水タンク2用のスペースに、互いに独立に形成されている。なお、低温槽4および高温槽8は、既設の船舶の清水タンクを改造して形成してもよいし、新設の船舶の清水タンクのスペースに形成してもよい。
エンジン20の廃熱は、船舶1内で利用する清水に蓄熱され、高温槽8に貯留される。
清水タンク用のスペースに、高温槽および低温槽を設け、低温槽に清水を貯留するとともに、エンジンの廃熱により温めた清水を高温槽に貯留するようにしたので、船舶内に蓄熱槽を設置するためのスペースを新たに設ける必要がない。
よって、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用することができる。
高温槽8は、上述のように、熱交換器6においてエンジン20の廃熱により温められた清水を温水として貯留し、エンジンの廃熱を蓄熱するものであり、蓄熱槽(貯湯槽)に相当する。また、図示しないが、高温槽8は、タンクと断熱材との二重構造で形成されており、高温槽8内に貯留する清水温度の低下を抑制する。
また、図2に示すように、高温槽8内の気液界面に断熱性の高い断熱蓋31を設置することが好ましい。これにより、高温槽8内の保温性を高めることができる。なお、断熱蓋31は、高温槽8の水位に応じて移動可能になっている。
低温槽4には、常温の清水が貯留されており、この清水の温度は高温槽8内の清水よりも低温である。低温槽4内の清水は第1配管12を介して熱交換器6へ送られる。
熱交換器6では、低温槽4の清水と、船舶1のエンジン20の廃熱とを熱交換することにより、低温槽4から送られる清水を温める。ここで用いる船舶1のエンジン20の廃熱は、特に限定されず、エンジンの排ガスでもよいし、エンジンの冷却水でもよい。特にエンジンの冷却水は、一般的に、エンジンの排ガスと比べて廃熱利用されずに海へ捨てられていることが多いが、上述したように低温槽4の清水と熱交換することにより、清水を温めるために有効利用できる。
第1配管12は、上述の低温槽4、熱交換器6および高温槽8を連結する。第1配管12は、任意の手法で流量が調整されていることが好ましい。具体的には、例えば、流量可変型の第1ポンプ14を用いてもよいし、流量調節用のバルブ15を設けてもよい。
第1ポンプ14は、熱交換器6を介して低温槽4から高温槽8に清水を送る。
ボイラ16は、高温槽8内の清水(温水)を加熱してもよい。
これにより、船内における温水の需要が供給量を大きく下回り、高温槽内の温水が消費されないまま長時間残存し、温度が次第に低下した場合であっても、ボイラによって追い炊きすることができる。一方、例えば、船内における温水の需要が供給量を大きく上回って高温槽8内の温水が不足してしまい、船内に給湯できない場合であっても、ボイラ16によって一時的に高温槽8内の清水(温水)を温めることにより、温水の不足分を補えることができる。
よって、規定温度および規定量の温水を船内に供給することが可能となる。また、ボイラ16は、補助的に用いるので、従来の船舶に比べて燃料消費を抑えることができ、環境性にも配慮できる。
なお、上述の温水の規定温度は、特に限定されないが、船舶用蓄熱装置10から遠い船内の客室に供給することを踏まえて実際に使用するよりも高めの温度(例えば80℃程度)にしてもよい。
給湯管18は、ボイラ16により加熱された高温槽8からの清水と、低温槽4内の清水とを混合して船内に供給する。高温槽8からの清水および低温槽4からの清水は、バルブ19およびバルブ17によってそれぞれ流量調節されるようにしてもよい。
船舶1は、上述する船舶用蓄熱装置10を備えているので、例えば、寄港するまでに高温槽8に温水を溜めておくことができる。よって、乗客を乗船させるために寄港し温水の需要が急激に高まる場合であっても、ボイラをできるだけ使用せずに船内に温水を供給することができる。寄港時では環境保全の観点から、ボイラに使用制限を設けたり、船舶のエンジンを停止したりすることが望まれるため、特に効果的である。
[実施形態2]
次に、実施形態2に係る船舶用蓄熱装置について説明する。
図3は、本発明の実施形態2に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。図4は、実施形態2に係る清水の流量調節の一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係る船舶用蓄熱装置10は、高温槽8内の清水(温水)の温度と清水量を規定値以上に維持するようにした点を除けば、図1で説明した船舶用蓄熱装置10と同一の構成である。そのため、実施形態1と同一の構成については、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、船舶用蓄熱装置10は、図1で説明した構成の他に、第2配管22と、第2ポンプ24と、温度センサ26と、レベル計28とをさらに備える。
第2配管22は、低温槽4と高温槽8とを連結する。第2配管22の一端は、高温槽8の底面側に設けられた排出口29に接続されていることが好ましい。第2配管22の他端は、低温槽4に接続されており、図3に示すように、低温槽4の上面側に接続されていてもよいし、低温槽4の側面側に接続されていてもよい。
第2配管22は、任意の手法で流量が調節されていることが好ましい。具体的には、例えば、流量可変型の第2ポンプ24を用いてもよいし、流量調節用のバルブ25を設けてもよい。
高温槽8内の清水は、高温槽8の底面に近づくにつれて低温になるように、あえて撹拌しないことが好ましい。これにより、第2ポンプ24によって、高温槽8内の清水の中でもより低い温度の清水を排出口29から低温槽4に戻すことができる。
温度センサ26は、高温槽8内の清水の温度を測定するものであり、高温槽8の任意の場所に設置することができる。温度センサの個数は、少なくとも一つあれば特に限定されない。例えば、上述のように高温槽8内の清水温度に温度分布があれば、図3に示すように、高温槽8の上下に温度センサ26a、26bを設けてもよい。ここでは、温度センサ26a、26bで測定される清水温度をそれぞれT、Tとする。
レベル計28は、高温槽8に配置されており、高温槽8内の清水の液面を検出する。
船内における温水の需要に応じて、高温槽8内の清水(温水)を船内に供給するためには、高温槽8内の清水の温度を規定温度以上に維持するとともに、高温槽8内の清水量(温水量)を規定量残存するように維持することが重要である。そこで、温度センサ26およびレベル計28の測定結果に基づいて、第1配管12および第2配管22を流れる清水の流量を調節したほうがよい。
例えば、図4に示すように、まず、エンジン20の起動を確認する(ステップ1)。エンジン20の起動が確認されると、ステップ3へ進む。一方、エンジン20が起動していないと判定されると(ステップ1のNO判定)、第1配管12を閉じるともに、第2配管22を閉じる(ステップ2)。
ステップ1でエンジン20の起動(ステップ1)が確認されると、高温槽8内に貯留される清水が規定量あるか否かをレベル計28によって判定する(ステップ3)。高温槽8内に貯留される清水が規定量あると判定されると(ステップ3のYES判定)、温度センサ26bによって高温槽8の底面側の清水温度Tが測定され(ステップ5)、ステップ6へ進む。
一方、高温槽8内に貯留される清水が規定量ないと判定されると(ステップ3のNO判定)、流量可変型の第1ポンプ14またはバルブ15を用いて第1配管12を開いて第1配管12の流量を現時点の流量より大きくするとともに、流量可変型の第2ポンプ24またはバルブ25を用いて第2配管22を閉じて第2配管22の流量を現時点の流量より小さくする(ステップ4)。このとき、第2配管22は、高温槽8内に貯留される清水が規定量ないことから、全閉することが好ましい。
ステップ6では、高温槽8の底面側の清水温度Tと高温槽8内の清水の規定温度Tthとを比較する。
高温槽8の底面側の清水温度Tが上述の規定温度Tth以下の場合(ステップ6のYES判定)は、流量可変型の第1ポンプ14またはバルブ15を用いて第1配管12を開いて第1配管12の流量を現時点の流量より大きくするとともに、流量可変型の第2ポンプ24またはバルブ25を用いて第2配管22を開いて第2配管22の流量を現時点の流量より大きくする(ステップ7)。
一方、温度センサ26bの測定結果に基づいて、高温槽8の底面側の清水温度Tが清水の規定温度Tthよりも大きい(T>Tth)場合(ステップ6のNO判定)は、流量可変型の第1ポンプ14またはバルブ15を用いて第1配管12を閉じて第1配管12の流量を現時点の流量より小さくするとともに、流量可変型の第2ポンプ24またはバルブ25を用いて第2配管22を閉じて第2配管22の流量を現時点の流量より小さくする(ステップ8)。なお、このとき高温槽8内の清水の温度および清水量は、規定値を満たした状態であるので、第1配管12および第2配管22を全閉することが好ましい。
ここでは、規定温度Tthと比較する対象として、温度センサ26bで測定される高温槽8の底面側の清水温度Tを用いた例について説明したが、特に限定されず、比較対象は温度センサ26aで測定される高温槽8の上面側の清水温度Tであってもよいし、上述の清水温度Tと清水温度Tの平均値であってもよい。
これにより、例えば、船内における温水の需要が供給量を大きく下回り、高温槽8内の清水(温水)が消費されないまま長時間残存して清水温度が次第に低下した場合でも、高温槽8から低温槽4に清水を戻すことができる。
よって、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用するだけでなく、高温槽内の温水の温度および温水量を規定値以上に維持することができ、船内への温水の供給が円滑に行われる。
[実施形態3]
次に、実施形態3に係る船舶用蓄熱装置について説明する。
図5は、本発明の実施形態3に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。
実施形態3に係る船舶用蓄熱装置10は、第2配管22の代わりに、第3配管32を設けた点を除けば、実施形態2で説明した船舶用蓄熱装置10と同一の構成である。そのため、実施形態2と同一の構成については、その詳細な説明を省略する。
第3配管32は、第1配管12の低温槽と熱交換器6との間に、第1配管12と高温槽8とを連結する。第3配管32の一端は、高温槽8の底面側に設けられた排出口29に接続されていることが好ましい。
第3配管32は、任意の手法で流量が調節されていることが好ましい。具体的には、例えば、流量可変型の第3ポンプ34を用いてもよいし、流量調節用のバルブ35を設けてもよい。
本実施形態によれば、実施形態2と同様に、例えば、船内における温水の需要が供給量を大きく下回り、高温槽8内の清水(温水)が消費されないまま長時間残存して清水温度が次第に低下した場合でも、高温槽8の清水を熱交換器6で再加熱することができ、高温槽8の清水温度を規定温度以上に保つことができる。
具体的には、高温槽8の清水温度が規定温度以下の場合は、第1配管12を閉じるとともに、流量可変型の第3ポンプ34またはバルブ35を用いて第3配管32を開いて第3配管32の流量を現時点の流量より大きくすることにより、高温槽8の清水を熱交換器6で再加熱する。
よって、コンパクトな構成で船舶のエンジンの廃熱を利用するだけでなく、高温槽内の温水の温度および温水量を規定値以上に維持することができ、船内への温水の供給が円滑に行われる。
[実施形態4]
次に、実施形態4に係る船舶用蓄熱装置について説明する。
図6は、本発明の実施形態4に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。
この船舶用蓄熱装置10は、低温槽4内の清水をボイラ16に供給する補助配管30を備える点を除けば、実施形態1で説明した船舶用蓄熱装置10と同一の構成である。そのため、実施形態1と同一の構成については、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、船舶用蓄熱装置10は、図1で説明した構成の他に、補助配管30と、補助ポンプ33と、温度センサ26と、レベル計28とをさらに備える。
このように、低温槽4内の清水をボイラ16に供給できる補助配管30を備えることで、高温槽8内の清水量が不足している場合でもボイラ16で追い焚きを行うことができる。
具体的には、例えば、流量可変型の補助ポンプ33を用いて補助配管30を開いて補助配管30の流量を現時点の流量よりも大きくし、低温槽4内の清水をボイラ16で追い焚きする。
これにより、船内で使用する温水の安定した供給を行うことが可能となる。
[実施形態5]
次に、実施形態5に係る船舶用蓄熱装置について説明する。
図7は、本発明の実施形態5に係る船舶用蓄熱装置を備えた船舶の一例を示す構成図である。
船舶1は、図7に示すように、主として、船舶用蓄熱装置10と、エンジン20と、ボイラ16と、給湯管18と、補助管30と、補助ポンプ33とにより構成される。
船舶用蓄熱装置10は、エンジン20の廃熱を蓄熱する装置であって、例えば、低温槽4と、熱交換器6と、高温槽8と、第1配管12と、第1ポンプ14と、第3配管32と、第3ポンプ34と、温度センサ26と、レベル計28とを備える。
なお、これらの構成は、上述の実施形態1〜4の構成と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
エンジン20は、自身の運転状態(停止、起動)を検出するエンジン起動停止検出器36を有する。
本実施形態では、不図示のコントローラによって、船舶へ供給する温水が適切な温度かつ適切な量で得られるように各部を制御している。
具体的には、表1に示すように、エンジン20の起動状態において、高温槽8の清水量が適量で且つ高温槽8の清水温度が低下して規定温度未満の場合は、第1配管12を閉じて第1配管12の流量を現時点の流量より小さくするとともに、第3配管32を開いて第3配管32の流量を現時点の流量より大きくする。
また、高温槽8の清水温度に関わらず、高温槽8の清水量が不足している場合は、第1配管12を開いて第1配管12の流量を現時点の流量より大きくするとともに、第3配管32を閉じて第3配管32の流量を現時点の流量より小さくする。なお、第3配管32は全閉することが好ましい。
一方、エンジン20の停止状態では、表1に示すように、高温槽8の清水量が適量で且つ高温槽8の清水温度が低下して規定温度未満の場合は、ボイラ16を起動して、高温槽8内の清水を加熱する。
また、高温槽8の清水温度に関わらず、高温槽の清水量が不足している場合は、ボイラ16を起動するとともに、補助管30を開いて補助管30の流量を現時点の流量より大きくする。このようにして、低温槽4内の清水をボイラ16で加熱し、温水の不足分を補う。
Figure 2011131691
以上、本発明の一例において詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよい。
例えば、上述の実施形態1〜5を適宜組み合わせてもよいのはいうまでもない。
1 船舶
2 清水タンク
4 低温槽
6 熱交換器
8 高温槽
10 船舶用蓄熱装置
12 第1配管
14 第1ポンプ
15 バルブ
16 ボイラ
18 給湯管
20 エンジン
22 第2配管
24 第2ポンプ
25 バルブ
26 温度センサ
28 レベル計
29 排出口
30 補助配管
31 断熱蓋
32 第3配管
33 補助ポンプ
34 第3ポンプ
35 バルブ

Claims (7)

  1. 清水タンク用のスペースを有する船舶の蓄熱装置であって、
    清水が貯留される低温槽と、
    前記低温槽の前記清水を前記船舶のエンジンの廃熱により温める熱交換器と、
    前記熱交換器において前記エンジンの前記廃熱により温められた前記清水を貯留する高温槽と、
    前記低温槽、前記熱交換器および前記高温槽を連結する第1配管と、
    前記第1配管に配置され、前記熱交換器を介して前記低温槽から前記高温槽に前記清水を送る第1ポンプとを備え、
    前記低温槽および前記高温槽は、前記清水タンク用のスペースに、互いに独立に形成されていることを特徴とする船舶用蓄熱装置。
  2. 前記低温槽および前記高温槽は、前記船舶の既設の前記清水タンクを分割して形成されることを特徴とする請求項1に記載の船舶用蓄熱装置。
  3. 前記低温槽と前記高温槽とを連結する第2配管と、
    前記第2配管に配置され、前記高温槽から前記低温槽に前記清水を戻す第2ポンプと、
    前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の温度を測定する温度センサと、
    前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の液面を検出するレベル計と、
    前記温度センサおよび前記レベル計の測定結果に基づいて、前記第1配管および前記第2配管を流れる前記清水の流量を調節する流量調節手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の船舶用蓄熱装置。
  4. 前記第1配管の前記低温槽と前記熱交換器との間に、前記第1配管と前記高温槽とを連結する第3配管と、
    前記第3配管に配置され、前記高温槽から前記第1配管に前記清水を戻す第3ポンプと、
    前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の温度を測定する温度センサと、
    前記高温槽に配置され、前記高温槽内の前記清水の液面を検出するレベル計と、
    前記温度センサおよび前記レベル計の測定結果に基づいて、前記第1配管および前記第3配管を流れる前記清水の流量を調節する流量調節手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の船舶用蓄熱装置。
  5. 前記熱交換器は、前記低温槽の前記清水を前記エンジンの冷却水と熱交換して、前記清水を温めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の船舶用蓄熱装置。
  6. 前記エンジンと、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の船舶用蓄熱装置とを備えることを特徴とする船舶。
  7. 前記高温槽内の前記清水を加熱するボイラと、
    前記ボイラにより加熱された前記清水を、前記低温槽内の前記清水と混合して船内に供給する給湯管とをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の船舶。
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