JP2011131317A - 鋸刃及び往復動のこぎり - Google Patents
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Abstract
【課題】切断効率が良く耐久性の良好な鋸刃、及び当該鋸刃を有する往復動のこぎりの提供。
【解決手段】基端側部12は、基端部の延出方向が取付け部11の軸心11Aに平行な方向へ近づくように湾曲している。基端側部12の長手方向であって取付け部11から延出する方向Bは、軸心11A方向であって取付け部11から基端側部12へ向かう方向Aに対して上方へ鋭角をなす。歯12Aの歯先は、それぞれ該先端側部13へ近づく方向に指向している。先端側部13は、先端部の延出方向が取付け部11の軸心11Aに平行な方向から遠ざかるように湾曲している。先端側部13の長手方向であって基端側部12から延出する方向Cは、軸心11A方向であって取付け部11から基端側部12へ向かう方向Aに対して下方へ鋭角をなす。歯13Aの歯先は、それぞれ該基端側部12へ近づく方向に指向している。
【選択図】図2
【解決手段】基端側部12は、基端部の延出方向が取付け部11の軸心11Aに平行な方向へ近づくように湾曲している。基端側部12の長手方向であって取付け部11から延出する方向Bは、軸心11A方向であって取付け部11から基端側部12へ向かう方向Aに対して上方へ鋭角をなす。歯12Aの歯先は、それぞれ該先端側部13へ近づく方向に指向している。先端側部13は、先端部の延出方向が取付け部11の軸心11Aに平行な方向から遠ざかるように湾曲している。先端側部13の長手方向であって基端側部12から延出する方向Cは、軸心11A方向であって取付け部11から基端側部12へ向かう方向Aに対して下方へ鋭角をなす。歯13Aの歯先は、それぞれ該基端側部12へ近づく方向に指向している。
【選択図】図2
Description
本発明は鋸刃及び往復動のこぎりに関し、特にパイプ等を切断するための鋸刃及び往復動のこぎりに関する。
鋸刃をその略延出方向へ往復動させることにより金属製パイプ等を切断するための往復動のこぎりが従来より知られている。図6に示すように、鋸刃110は取付け部111と刃部112とを有している。刃部112の基端部は該取付け部111に接続されており、図6に示される下側の端縁に複数の歯112Aが設けられている。刃部112は図6に示される下側へ湾曲して延びており、刃部112の複数の刃112Aは、刃部112の略先端側から略基端側へと向かう方向、より具体的には、図6の左上から右下へ向かう方向へ延びている。このような鋸刃110は、例えば特開2001−179536号公報(特許文献1)に記載されている。
前述したような従来の鋸刃110では、図6の左から右へと鋸刃110が引かれることにより鋸刃110が先端側から基端側へと移動させられて被切断材2を切断するときには、図7(a)に示すように刃部112の先端寄りの部分では、歯先同士を結んだ仮想線と鋸刃110の移動方向とのなす角(以下「歯先角度」とする)cは大きいため、切断効率よく切断することができる。しかし、刃部112の基端寄りの部分では、図7(b)に示すように、歯先角度dは小さいため、切り込みが小さくなり、切断効率が悪い。
また、図6の右から左へと鋸刃110が押されることにより鋸刃110が基端側から先端側へと移動させられたときには、図8(a)に示すように刃部112の先端寄りの部分では、歯先角度cは大きいため、歯112Aと被切断材2との摩擦も小さい。このため摩擦による発熱量も小さく、発熱による刃部112の硬度低下も比較的少なく耐久性も良好である。しかし、刃部112の基端寄りの部分では、図8(b)に示すように、歯先角度dは小さいため、歯112Aと被切断材2との摩擦が大きくなり、摩擦による発熱量が大きく、歯先温度は600℃以上となる。このため、発熱による刃部112の硬度低下が大きくなり歯112Aの摩耗が生じ、耐久性が悪くなる。
また、刃部112の基端寄りの部分の切断効率と耐久性とを向上させるために、刃部112全体を傾けて基端寄りの部分の歯先角度を大きくすることが考えられるが、刃部112全体において歯先角度が大きいと切断初期に刃部112が大きく暴れてしまい、作業性が著しく低下するという問題が生ずる。
そこで本発明は、切断効率が良く耐久性の良好な鋸刃、及び当該鋸刃を有する往復動のこぎりを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、取付け部と、該取付け部に接続された基端側部と、該基端側部に接続された先端側部と、該基端側部から該先端側部に至るまで延びる鋸刃側面と、を有し、該取付け部を通る仮想直線の指向する方向へ往復移動可能な鋸刃であって、該仮想直線を含む仮想平面であって該鋸刃側面に平行な仮想平面上において該基端側部は該仮想直線に関して一方の側から他方の側へ向かう方向へ該取付け部から延び、該仮想平面上において該先端側部は該仮想直線に関して他方の側から一方の側へ向かう方向へ該基端側部から延び、該基端側部と該先端側部とで略円弧をなし該略円弧の内側端縁に相当する該基端側部の端縁及び該先端側部の端縁にそれぞれ複数の歯が設けられ、該先端側部の該複数の歯の歯先は該基端側部へ近づく方向へ延び、該基端側部の該複数の歯の歯先は該先端側部へ近づく方向へ延びている鋸刃を提供している。
仮想直線を含む仮想平面であって該鋸刃側面に平行な仮想平面上において基端側部は仮想直線に関して一方の側から他方の側へ向かう方向へ取付け部から延び、仮想平面上において先端側部は仮想直線に関して他方の側から一方の側へ向かう方向へ基端側部から延び、基端側部と先端側部とで略円弧をなし略円弧の内側端縁に相当する基端側部の端縁及び先端側部の端縁にそれぞれ複数の歯が設けられ、先端側部の複数の歯の歯先は基端側部へ近づく方向へ延び、基端側部の複数の歯の歯先は先端側部へ近づく方向へ延びているため、先端側部において歯先同士を結んだ仮想線と仮想直線とのなす角を大きくし、且つ基端側部において歯先同士を結んだ仮想線と仮想直線とのなす角を大きくすることができる。
このため鋸刃を引いたときには、先端側部において被切断材を切断効率よく切断することができ、また、鋸刃を押したときには、基端側部において被切断材を切断効率よく切断することができる。
また、鋸刃を引いたときには、基端側部において歯と被切断材との摩擦を小さくすることができ、鋸刃を押したときには、先端側部において歯と被切断材との摩擦を小さくすることができる。この結果、先端側部及び基端側部において摩擦による発熱量を小さくすることができ、熱による刃部の硬度低下を少なくして耐久性を良好とすることができる。
ここで、該基端側部と該先端側部との接続部分には、該仮想直線に関して一方の側から該他方の側へ向かう方向へ窪んだ溝部が形成されていることが好ましい。
基端側部と先端側部との接続部分には、仮想直線に関して一方の側から他方の側へ向かう方向へ窪んだ溝部が形成されているため、基端側部と先端側部とにおいて生じた摩擦熱を溝において効果的に放出することができ、基端側部及び先端側部における冷却効果を高めることができる。
また、請求項1又は請求項2記載の鋸刃を有し該鋸刃を該仮想直線の指向する方向へ往復動させることが好ましい。
請求項1又は請求項2記載の鋸刃を有し鋸刃を仮想直線の指向する方向へ往復動させるため、切断効率がよく、且つ耐久性に優れた往復動のこぎりとすることができる。
また、本発明は、取付け部と、該取付け部に接続された基端側部と、該基端側部に接続された先端側部と、を有する往復移動可能な鋸刃であって、該基端側部と該先端側部とで略円弧をなし該略円弧の内側端縁に相当する該基端側部の端縁及び該先端側部の端縁にそれぞれ複数の歯が設けられ、該先端側部の該複数の歯の歯先は該基端側部へ近づく方向へ指向し、該基端側部の該複数の歯の歯先は該先端側部へ近づく方向へ指向している鋸刃を提供している。
先端側部の複数の歯の歯先は基端側部へ近づく方向へ指向し、基端側部の複数の歯の歯先は先端側部へ近づく方向へ指向しているため、先端側部において歯先同士を結んだ仮想線と仮想直線とのなす角を大きくし、且つ基端側部において歯先同士を結んだ仮想線と仮想直線とのなす角を大きくすることができる。
このため鋸刃を引いたときには、先端側部において被切断材を切断効率よく切断することができ、また、鋸刃を押したときには、基端側部において被切断材を切断効率よく切断することができる。
また、鋸刃を引いたときには、基端側部において歯と被切断材との摩擦を小さくすることができ、鋸刃を押したときには、先端側部において歯と被切断材との摩擦を小さくすることができる。この結果、先端側部及び基端側部において摩擦による発熱量を小さくすることができ、熱による刃部の硬度低下を少なくして耐久性を良好とすることができる。
また、本発明は、前後方向に延びる取付け部と、該取付け部から前方であって上方へと延びる基端側部と、該基端側部から前方であって下方へと延びる先端側部と、該基端側部の下部に設けられ、前方であって下方へと延びる複数の歯を備える基端側歯部と、該先端側部の下部に設けられ、後方であって下方へと延びる複数の歯を備える先端側歯部と、を有する鋸刃を提供している。
該基端側部の下部に設けられ、前方であって下方へと延びる複数の歯を備える基端側歯部と、該先端側部の下部に設けられ、後方であって下方へと延びる複数の歯を備える先端側歯部と、を有するため、先端側歯部において歯先同士を結んだ仮想線と前後方向に延出する仮想直線とのなす角を大きくし、且つ基端側歯部において歯先同士を結んだ仮想線と前後方向に延出する仮想直線とのなす角を大きくすることができる。
このため鋸刃を引いたときには、先端側歯部において被切断材を切断効率よく切断することができ、また、鋸刃を押したときには、基端側歯部において被切断材を切断効率よく切断することができる。
また、鋸刃を引いたときには、基端側歯部において歯と被切断材との摩擦を小さくすることができ、鋸刃を押したときには、先端側歯部において歯と被切断材との摩擦を小さくすることができる。この結果、先端側刃部及び基端側歯部において摩擦による発熱量を小さくすることができ、熱による刃部の硬度低下を少なくして耐久性を良好とすることができる。
ここで、該先端側歯部は、該基端側歯部よりも前後方向の長さが大きいことが好ましい。該先端側歯部は該基端側歯部よりも前後方向の長さが大きいため、先端側刃部においてより効果的に被切断材を切断することができる。
また、本発明は、請求項5又は請求項6記載の鋸刃を有する往復動のこぎりを提供している。往復動のこぎりは請求項5又は請求項6記載の鋸刃を有するため、切断効率がよく、且つ耐久性に優れた往復動のこぎりとすることができる。
以上より本発明は、切断効率が良く耐久性の良好な鋸刃、及び当該鋸刃を有する往復動のこぎりを提供することができる。
本発明による鋸刃及び往復動のこぎりの実施の形態について図1乃至図5を参照しながら説明する。図1に示されるように、往復動のこぎり1はいわゆるセイバーソーであり、鋸刃10と本体部20とを有している。本体部20はハウジング21を有しており、ハウジング21内にはモータ22が収容されている。また、ハウジング21には電源コード23が取付けられており、電源コード23を介して図示せぬ交流電源からの電力をモータ22へ供給可能である。ここで、説明の便宜上、図1に示される往復動のこぎり1の左方を前方と定義し、右方を後方と定義し、上方を上方と定義し、下方を下方と定義する。
ハウジング21は、その後端にハンドル24を有している。ハンドル24にはトリガスイッチ24Aが設けられており、トリガスイッチ24Aを往復動のこぎり1の使用者が操作することにより、図示せぬ交流電源とモータ22とが電気的に接続され、モータ22が駆動するように構成されている。ハウジング21内であってモータ22よりも前方には、歯車機構等により構成されモータ22の出力軸22Aと連結された運動変換機構25が設けられている。運動変換機構25には後述する鋸刃10の取付け部11が連結されており、運動変換機構25を介してモータ22の回転を鋸刃10の往復運動に変換することができるように構成されている。
鋸刃10は、図2に示すように、取付け部11と基端側部12と先端側部13とを有しており、基端側部12と先端側部13とで円弧状をなしている。取付け部11には、運動変換機構25(図1)により鋸刃10が往復運動させられる方向に指向する仮想直線11Aが通っており、仮想直線11Aは前後方向に指向し、仮想直線11Aは、鋸刃10の側面に平行な図2の紙面の表面に一致する仮想平面に含まれている。
基端側部12は、その後端が取付け部11の前端に一体接続されている。基端側部12は、略板状をした帯状をなしており、仮想平面上において基端側部12は仮想直線11Aに関して下側から上側へ向かう方向へ取付け部11から延びている。より詳細には、図2に示すように、基端側部12の後端から前端へ近づくにつれて、基端部の延出方向が取付け部11の仮想直線11Aに平行な方向へ徐々に近づくように湾曲している。このように湾曲しているため、被切断材2を切断しているときに鋸刃10が暴れることを抑えることができる。仮想直線11Aに関して下側は一方の側に相当し、仮想直線11Aに関して上側は他方の側に相当する。
基端側部12の長手方向であって取付け部11から延出する方向Bは、仮想直線11Aの指向する方向であって取付け部11から基端側部12へ向かう方向Aに対して上方へ鋭角をなしている。方向Bと方向Aとのなす角度は5°以上20°以下である。5°以上としたのは、5°未満の場合には、被切断材2への食い込みが悪くなり、切断効率及び耐久性の向上を図ることができないためである。また、20°以下としたのは、20°を超える場合には、切断初期に鋸刃10が大きく暴れてしまい、作業性が著しく劣るためである。仮想直線11Aに関して上側は他方の側に相当する。
基端側部12の長手方向に延出する端縁であって下側の端縁には、複数の歯12Aが設けられている。複数の歯12Aの歯先は、それぞれ該先端側部13へ近づく方向に指向している。複数の歯12Aが設けられている基端側部12の部分は基端側歯部に相当する。
先端側部13は、その後端が基端側部12の前端に一体接続されている。先端側部13は、略板状をした帯状をなしており、前述の仮想平面上において先端側部13は仮想直線11Aに関して上側から下側へ向かう方向へ該基端側部12から延びている。より詳細には、図2に示すように、先端側部13の後端から前端へ近づくにつれて、先端部の延出方向が取付け部11の仮想直線11Aに平行に近い状態から徐々に遠ざかるように湾曲している。このように湾曲しているため、被切断材2を切断しているときに鋸刃10が暴れることを抑えることができる。
先端側部13の長手方向であって基端側部12から延出する方向Cは、方向Aに対して下方へ鋭角をなしている。方向Cと方向Aとのなす角度は5°以上20°以下である。5°以上としたのは、5°未満の場合には、被切断材2への食い込みが悪くなり、切断効率及び耐久性の向上を図ることができないためである。また、20°以下としたのは、20°を超える場合には、切断初期に鋸刃10が大きく暴れてしまい、作業性が著しく劣るためである。
先端側部13の長手方向に延出する端縁であって下側の端縁には、複数の歯13Aが設けられている。複数の歯13Aの歯先は、それぞれ該基端側部12へ近づく方向に指向している。複数の歯13Aが設けられている先端側部13の部分は先端側歯部に相当し、前後方向において先端側歯部は基端側歯部よりも長く構成されている。
基端側部12の長手方向における長さは、基端側部12の長手方向における長さと先端側部13の長手方向における長さとの和の1/4以上1/2以下の範囲の値を採る。基端側部12と先端側部13との接続部分には溝10aが形成されている。溝10aは、鋸刃10の下端縁から上端縁へ向かって,歯12Aの高さの略2倍ほどの深さで窪んで形成されている。このため、基端側部12と先端側部13とにおいて生じた摩擦熱を溝10aにおいて効果的に放出することができ、基端側部12及び先端側部13における冷却効果を高めることができる。
図3に示すような被切断材2たる金属製パイプの切断時において、鋸刃10が引かれることにより鋸刃10が先端側から基端側へと移動させられて被切断材2を切断するときには、図4(a)に示すように鋸刃10の先端側部13では、歯先同士を結んだ仮想線と鋸刃10の移動方向とのなす角(以下「歯先角度」とする)aは大きいため、切断効率よく切断することができる。また、基端側部12では、図4(b)に示すように、歯先角度bは大きいため、歯12Aと被切断材2との摩擦も小さい。このため摩擦による発熱量も小さく、熱による基端側部12の硬度低下も比較的少なく耐久性も良好である。
また、鋸刃10が押されることにより鋸刃10が基端側から先端側へと移動させられたときには、図5(a)に示すように先端側部13では、歯先角度aは大きいため、歯13Aと被切断材2との摩擦も小さい。このため摩擦による発熱量も小さく、熱による鋸刃10の硬度低下も比較的少なく耐久性も良好である。また、基端側部12では、図5(b)に示すように、歯先角度bは大きいため、切断効率よく切断することができる。従って、切断効率がよく、且つ耐久性に優れた往復動のこぎり1とすることができる。
本発明の鋸刃及び往復動のこぎりは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では往復動のこぎり1に鋸刃10が設けられていたがこのような形態で鋸刃10が用いられることに限定されない。また鋸刃10は、鋸刃が単純に往復動する往復動のこぎりに用いられることに限定されず、例えば、しゃくり運動機能を有する往復動のこぎりに用いられてもよい。
本発明の鋸刃及び往復動のこぎりは、切断効率及び耐久性が要求されるのこぎりの分野において特に有用である。
1・・往復動のこぎり 10・・鋸刃 10a・・溝 11・・取付け部 12・・基端側部 13・・先端側部 12A、13A・・歯
Claims (7)
- 取付け部と、
該取付け部に接続された基端側部と、
該基端側部に接続された先端側部と、
該基端側部から該先端側部に至るまで延びる鋸刃側面と、を有し、
該取付け部を通る仮想直線の指向する方向へ往復移動可能な鋸刃であって、
該仮想直線を含む仮想平面であって該鋸刃側面に平行な仮想平面上において該基端側部は該仮想直線に関して一方の側から他方の側へ向かう方向へ該取付け部から延び、該仮想平面上において該先端側部は該仮想直線に関して他方の側から一方の側へ向かう方向へ該基端側部から延び、該基端側部と該先端側部とで略円弧をなし該略円弧の内側端縁に相当する該基端側部の端縁及び該先端側部の端縁にそれぞれ複数の歯が設けられ、
該先端側部の該複数の歯の歯先は該基端側部へ近づく方向へ指向し、
該基端側部の該複数の歯の歯先は該先端側部へ近づく方向へ指向していることを特徴とする鋸刃。 - 該基端側部と該先端側部との接続部分には、該仮想直線に関して一方の側から該他方の側へ向かう方向へ窪んだ溝部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の鋸刃。
- 請求項1又は請求項2記載の鋸刃を有し該鋸刃を該仮想直線の指向する方向へ往復動させることを特徴とする往復動のこぎり。
- 取付け部と、
該取付け部に接続された基端側部と、
該基端側部に接続された先端側部と、を有する往復移動可能な鋸刃であって、
該基端側部と該先端側部とで略円弧をなし該略円弧の内側端縁に相当する該基端側部の端縁及び該先端側部の端縁にそれぞれ複数の歯が設けられ、
該先端側部の該複数の歯の歯先は該基端側部へ近づく方向へ指向し、
該基端側部の該複数の歯の歯先は該先端側部へ近づく方向へ指向していることを特徴とする鋸刃。 - 前後方向に延びる取付け部と、
該取付け部から前方であって上方へと延びる基端側部と、
該基端側部から前方であって下方へと延びる先端側部と、
該基端側部の下部に設けられ、前方であって下方へと延びる複数の歯を備える基端側歯部と、
該先端側部の下部に設けられ、後方であって下方へと延びる複数の歯を備える先端側歯部と、を有することを特徴とする鋸刃。 - 該先端側歯部は、該基端側歯部よりも前後方向の長さが大きいことを特徴とする請求項5記載の鋸刃。
- 請求項5又は請求項6記載の鋸刃を有することを特徴とする往復動のこぎり。
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