JP2011131293A - フィンガチャック - Google Patents

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Abstract

【課題】フィンガジョーの強度を確保して、被係止部が小さいワークに対しても精度や信頼性の高いクランプを可能とする。
【解決手段】フィンガチャック1において、軸孔4に、フィンガジョー6,6を支点軸19で連結したスパイダ7を収容すると共に、スパイダ7を前進位置に付勢するコイルバネ14を設けて、ドローバー5とフィンガジョー6,6とを連結軸21及びカム溝22を介して連結し、ドローバー5にピン17を設けて、ワーク取付位置とアンクランプ位置との間でのフィンガジョー6,6の開閉動作を、スパイダ7が前進位置にある状態でドローバー5を進退動させてカム機構を介して行う一方、アンクランプ位置とクランプ位置との間でのフィンガジョー6,6の前後移動を、ドローバー5を進退動させてピン17を介してスパイダ7を前後移動させて行うようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ピストン等のワークの外面を加工する際に当該ワークをクランプするために用いられるフィンガチャックに関する。
フィンガチャックは、チャック本体内の軸孔に複数のフィンガジョーを開閉動作可能に収容してその先端をチャック本体の外部前方へ突出させてなり、軸孔に設けたドローバーの進退動作により、フィンガジョーを、先端が閉じた状態のワーク取付位置と、先端が開いた状態のアンクランプ位置と、先端が開いた状態で後退するクランプ位置とに移動可能としている。
このようなフィンガチャックの一例として、例えば特許文献1には、チャック本体内に、フィンガジョーの旋回軸を固定するスライダを、ワークがクランプされる前方側へ付勢して設ける一方、進退動するドローボルト(ドローバー)を、スライダ内で揺動可能に設けられ、フィンガジョーの後端に設けた案内軸をガイドする長穴を備えた揺動板に連結して、ドローボルトの後退に伴い、フィンガジョーの前端を開動作させワークを引き込んでクランプするようにした構成が開示されている。
実開昭52−160887号公報
しかし、上記従来のフィンガチャックにおいては、フィンガジョーの開閉動作(ワーク取付位置とアンクランプ位置との間の動作)と前後動作(アンクランプ位置とクランプ位置との間の動作)とを略同時に行うため、フィンガジョーの動作軌跡が大きくなって先端形状が制限を受けやすく、フィンガジョーの強度を確保するのが困難となる。これは特にピン穴等の被係止部が小さいワークを保持する際に問題で、強度低下によってクランプ力が低くなり、切削条件を落として加工せざるを得なくなって加工時間が長くなってしまう。
特に、特許文献1のフィンガチャックにおいては、ワークの変更に伴ってフィンガジョーの開閉動作軌跡を変更する際には、揺動板の交換が必要となる上、揺動板がドローバーに連結されていることで交換に手間が掛かる。これは長穴の摩耗に伴う揺動板の交換の際も同様である。
また、揺動板の半径方向に形成される長穴で案内軸をガイドしてフィンガジョーをアンクランプ位置に移動させるため、ピンと長穴との間の隙間のばらつきによってフィンガジョーが精度良くアンクランプ位置に保持されないおそれもある。
さらに、クランプ位置からアンクランプ位置への移動をドローバーによって行っているため、ミスチャック時にワークと干渉してフィンガジョーが破損するおそれもある。
そこで、本発明は、フィンガジョーの強度を確保でき、被係止部が小さいワークに対しても精度や信頼性の高いクランプが可能となると共に、フィンガジョーの交換も容易に行えるフィンガチャックを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、チャック本体の軸孔に、フィンガジョーを開閉動作支点で連結したスパイダを前後移動可能に収容すると共に、スパイダを軸孔の前方内面に当接する前進位置に付勢する付勢手段を設けて、ドローバーとフィンガジョーとを、ドローバーの後退に伴ってフィンガジョーをアンクランプ位置へ開動作させ、前進に伴ってワーク取付位置へ閉動作させるカム機構を介して連結し、ドローバーに、フィンガジョーがアンクランプ位置となる後退位置でスパイダに係合する係合部を設けて、ワーク取付位置とアンクランプ位置との間でのフィンガジョーの開閉動作は、スパイダが前進位置にある状態でドローバーを進退動させてカム機構を介して行う一方、アンクランプ位置とクランプ位置との間でのフィンガジョーの前後移動は、ドローバーを進退動させて係合部を介してスパイダを前後移動させて行うことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、スパイダの前端中央に、フィンガジョーを開閉動作させる際のドローバーの前後移動に伴って係合部が摺動する案内部を前後方向に設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、カム機構を、ドローバーとフィンガジョーとの何れか一方に設けられるカム溝と、他方に設けられてカム溝に挿入される連結軸とで形成すると共に、アンクランプ位置とクランプ位置とにおいてカム溝と連結軸との間に前後方向で所定の隙間が生じるように設定する一方、係合部をピンとして、アンクランプ位置からクランプ位置へフィンガジョーを後退させる際には、案内部の後端に当接したピンを中心としてスパイダを揺動可能としたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、ワークをクランプする際、ワーク取付位置とアンクランプ位置との間でのフィンガジョーの開閉動作と、アンクランプ位置とクランプ位置との間でのフィンガジョーの前後動作とが別々に行われる。よって、フィンガジョーの開閉動作軌跡が比較的小さくなって先端形状に制限を受けにくくなり、フィンガジョーの強度を確保することができる。従って、ピン穴が小さいワークでも好適にクランプ可能となって、切削条件に影響を及ぼすこともなくなる。
また、ワークの変更に伴ってフィンガジョーの開閉動作軌跡を変更する際には、フィンガジョーの交換で足りるため、段取り替えが容易となる。
さらに、フィンガジョーのクランプ位置からアンクランプ位置への移動を付勢手段によって付勢されるスパイダによって行っているため、ミスチャック時にワークと干渉しても付勢手段で吸収でき、フィンガジョーが破損するおそれも低減される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、案内溝への係合部の摺動により、アンクランプ位置ではフィンガジョーが強制的に中央位置に保持される。よって、フィンガジョーが精度良くアンクランプ位置に保持され、アンクランプ位置でのフィンガジョーとワークとの干渉が回避できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、ワークの被係止部に寸法差があるような場合には、スパイダの揺動によってフィンガジョーの前後位置が自動的に修正される。よって、寸法差を吸収して均一な力でクランプ可能となる。
フィンガチャックの正面図である。 図1のA−A線断面図である(ワークのクランプ位置)。 図2におけるフィンガジョー部分の拡大図である。 図3のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 図3のD−D線断面図である。 図2におけるフィンガジョー部分の拡大図である(ワーク取付位置)。 図2におけるフィンガジョー部分の拡大図である(ワークのアンクランプ位置)。 スパイダの説明図で、(A)が正面、(B)が側面を夫々示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,2に示すフィンガチャック1は、後方(図2の左側)に設けられた主軸2の前端に、円筒状のチャック本体3を組み付けて、チャック本体3の軸心に形成される軸孔4に、主軸2に設けた図示しない駆動機構によって軸方向へ進退動可能なドローバー5を設けると共に、その前方に、一対のフィンガジョー6,6とスパイダ7とを設けている。8は、チャック本体3の前端に組み付けられて軸孔4を閉塞する円盤状のストッパである。
まず、フィンガジョー6は、図3にも示すように、軸孔4内に収容される基端部9と、その基端部9の内側寄りの前端から前方へ延設され、ストッパ8を貫通して前方へ突出する開閉部10とからなる。各開閉部10の先端外面には、ワーク(ここではピストン)Wのクランプ時にワークWの被係止部となるピン穴W1に係合する係合爪11が夫々着脱可能に取り付けられている。
一方、スパイダ7は、軸孔4内で前後移動可能に収容されるブロック体で、図6及び図9にも示すように、軸孔4を中心とする上下の点対称位置に、一対の突条12,12が前後方向に突設されて、軸孔4の内面で前後方向に形成された嵌合溝13,13に嵌合している。チャック本体3内で案内溝13,13の後方には、付勢手段としてのコイルバネ14,14が収容されて、突条12,12を介してスパイダ7を、ストッパ8に当接する前進位置へ付勢している。また、スパイダ7の中央には、前面から後方へ向けて案内部としての案内溝15が形成され、ドローバー5の前端に連結されたドロースリーブ5aには、スパイダ7を左右から挟む格好で一対の把持片16,16が前方へ突設されて、把持片16,16間で水平に架設された係合部としてのピン17が、スパイダ7の案内溝15を貫通している。
また、フィンガジョー6の基端部9は、図6にも示すように、スパイダ7の上下面に形成された凹溝18を貫通し、凹溝18内で開閉動作支点となる左右方向の支点軸19によって回転可能に連結されている。
さらに、基端部9の後端は、図5にも示すように、ドロースリーブ5aの上下面に形成された凹溝20内に突出し、凹溝20内に設けられた左右方向の連結軸21に貫通されることでドロースリーブ5aと連結されている。基端部9において連結軸21に貫通される孔は、前後方向に長いカム溝22となっており、このカム溝22は、開閉部10の先端同士が当接するワーク取付位置で、後端から前方へ行くに従って徐々に軸心側へ傾斜すると共に、後方部分23よりも前方部分24の方が軸心側への傾斜角度が大きくなるへの字状に形成されている。この連結軸21とカム溝22とが本発明のカム機構となる。
以上の如く構成されたフィンガチャック1においては、ドローバー5の前進位置では、図7に示すように、連結軸21はフィンガジョー6のカム溝22における前方部分24の前端寄りに位置する。よって、カム溝22の前方部分24の傾斜によってフィンガジョー6,6は、開閉部10,10の先端同士が当接するワーク取付位置となる。但し、このワーク取付位置で、連結軸21とカム溝22の前端との間には隙間が生じる設定となっている。
また、このワーク取付位置では、ドローバー5と共にピン17も前進するため、案内溝15内でピン17と干渉しないスパイダ7は、コイルバネ14の付勢によってストッパ8に当接する前進位置へ押圧される。この作用によりスパイダ7は中央部に保持され、係合爪11,11は均等に閉じた状態で中央に保持される。よって、ワークWをストッパ8の前方から、ピン穴W1が係合爪11に対向する位置に位置決めすることができる。25は、ストッパ8の前面に設けられてワークWの位置決めをガイドするコ字状のワークガイドである。
次に、ワーク取付位置からドローバー5を後退させると、各連結軸21がカム溝22内を後退することで、図8に示すように、フィンガジョー6,6が支点軸19,19を中心として基端部9,9が互いに近づく方向へ回転し、開閉部10,10を開動作させる。よって、係合爪11,11が半径方向の外側へ移動してピン穴W1へ夫々挿入する。また、ドローバー5の後退と同時にピン17がスパイダ7の案内溝15内を後方へ摺動して案内溝15の後端に到達する。この案内溝15内でのピン17の摺動により、スパイダ7は中央位置へ強制的に案内される。
このアンクランプ位置では、連結軸21はカム溝22の後方部分23に達しているが、カム溝22の後端との間に隙間Sが生じている。なお、スパイダ7はコイルバネ14の付勢によって依然としてストッパ8に当接する前進位置にある。
そして、アンクランプ位置からさらにドローバー5を後退させると、案内溝15の後端に位置するピン17がコイルバネ14の付勢に抗してスパイダ7を後退させる。よって、図2,3に示すように、スパイダ7が軸着されるフィンガジョー6,6も同時に後退し、係合爪11,11がピン穴W1,W1に係止してワークWをストッパ8の前面でクランプする。
この後退の際、スパイダ7は中央のピン17を中心に上下へ揺動可能となっており、また、カム溝22の後端と連結軸21との間に隙間Sが生じているため、ワークWのピン穴W1,W1間に寸法差があるような場合には、スパイダ7の揺動によってフィンガジョー6,6の前後位置が自動的に修正される。よって、寸法差を吸収して均一な力でクランプ可能となる。
一方、ワークWを取り外す際には、上記と逆の動作となる。
まず、ドローバー5が前進すると、ピン17が前進することで、ピン17によって後退していたスパイダ7がコイルバネ14の付勢によって前進し、ストッパ8に当接する。これによりフィンガジョー6,6も前進するため、ピン穴W1,W1への係合爪11,11の係合が解除されるアンクランプ位置となる。なお、ピン17の前方への摺動によってもスパイダ7の中央位置への保持作用が奏される。
次に、ドローバー5をさらに前進させると、連結軸21がカム溝22の前方部分24内に移動することで、フィンガジョー6,6の基端部9,9を互いに離れる方向へ移動させて開閉部10,10を互いに接近させる。
そして、連結軸21が前方部分24の前端に達すると、フィンガジョー6,6は、開閉部10,10の先端同士が当接するワーク取付位置となる。
このように、上記形態のフィンガチャック1は、軸孔4に、フィンガジョー6,6を支点軸19で連結したスパイダ7を前後移動可能に収容すると共に、スパイダ7を軸孔4の前方内面に当接する前進位置に付勢するコイルバネ14を設けて、ドローバー5とフィンガジョー6,6とを、ドローバー5の後退に伴ってフィンガジョー6,6をアンクランプ位置へ開動作させ、前進に伴ってワーク取付位置へ閉動作させるカム機構を介して連結し、ドローバー5に、フィンガジョー6,6がアンクランプ位置となる後退位置でスパイダ7に係合するピン17を設けて、ワーク取付位置とアンクランプ位置との間でのフィンガジョー6,6の開閉動作は、スパイダ7が前進位置にある状態でドローバー5を進退動させてカム機構を介して行う一方、アンクランプ位置とクランプ位置との間でのフィンガジョー6,6の前後移動は、ドローバー5を進退動させてピン17を介してスパイダ7を前後移動させて行うようにしている。
これにより、ワークWをクランプする際、ワーク取付位置とアンクランプ位置との間でのフィンガジョー6,6の開閉動作と、アンクランプ位置とクランプ位置との間でのフィンガジョー6,6の前後動作とが別々に行われる。よって、フィンガジョー6,6の開閉動作軌跡が比較的小さくなって先端形状に制限を受けにくくなり、フィンガジョー6の強度を確保することができる。従って、ピン穴が小さいワークでも好適にクランプ可能となって、切削条件に影響を及ぼすこともなくなる。
また、ワークの変更に伴ってフィンガジョー6,6の開閉動作軌跡を変更する際には、フィンガジョー6,6の交換で足りるため、段取り替えが容易となる。
さらに、フィンガジョー6,6のクランプ位置からアンクランプ位置への移動をコイルバネ14によって付勢されるスパイダ7によって行っているため、ミスチャック時にワークWと干渉してもコイルバネ14で吸収でき、フィンガジョー6,6が破損するおそれも低減される。
一方、スパイダ7の前端中央に、フィンガジョー6,6を開閉動作させる際のドローバー5の前後移動に伴ってピン17が摺動する案内溝15を設けているので、アンクランプ位置ではフィンガジョー6,6が強制的に中央位置に保持される。よって、フィンガジョー6,6が精度良くアンクランプ位置に保持され、アンクランプ位置でのフィンガジョー6,6とワークWとの干渉が回避できる。
そして、カム機構を、フィンガジョー6に設けられるカム溝22と、ドローバー5側に設けられてカム溝22に挿入される連結軸21とで形成すると共に、アンクランプ位置とクランプ位置とにおいてカム溝22と連結軸21との間に前後方向で所定の隙間Sが生じるように設定する一方、係合部をピン17として、アンクランプ位置からクランプ位置へフィンガジョー6,6を後退させる際には、案内溝15の後端に当接したピン17を中心としてスパイダ7を揺動可能としているので、ワークの寸法差を吸収して均一な力でクランプ可能となっている。
なお、スライダを付勢するコイルバネの数や配置形態は適宜変更可能で、付勢手段としてはコイルバネ以外に皿バネやゴム等の弾性体を使用することもできる。
また、フィンガジョーは一対に限らず、軸孔を中心とした同心円上に3つ以上スパイダに設けて、ドローバーとの間のカム機構で拡縮させるようにしてもよい。
さらに、ドローバーの係合部をピンでなく左右から突設される突起に代えたり、スパイダに設ける案内部をピンが貫通する長孔に代えたり、係合部や案内部を中央でなく例えば上下一対に配置したり等の設計変更も可能である。
その他、カム機構は、上記形態ではドローバー側に連結軸を設けてフィンガジョーにカム溝を設けているが、これを互いに逆側に設けてもよいし、カム溝は貫通させずに凹溝で形成してもよい。
1・・フィンガチャック、2・・主軸、3・・チャック本体、4・・軸孔、5・・ドローバー、6・・フィンガジョー、7・・スパイダ、8・・ストッパ、9・・基端部、10・・開閉部、11・・係合爪、14・・コイルバネ、15・・案内溝、17・・ピン、19・・支点軸、21・・連結軸、22・・カム溝、23・・後方部分、24・・前方部分、W・・ワーク、W1・・ピン穴。

Claims (3)

  1. チャック本体内の軸孔に複数のフィンガジョーを開閉動作可能に収容してその先端を前記チャック本体の外部前方へ突出させ、前記軸孔に設けたドローバーの進退動作によって前記フィンガジョーを、前記先端が閉じた状態のワーク取付位置と、前記先端が開いた状態のアンクランプ位置と、前記先端が開いた状態で後退するクランプ位置とに移動可能としたフィンガチャックであって、
    前記軸孔に、前記フィンガジョーを開閉動作支点で連結したスパイダを前後移動可能に収容すると共に、前記スパイダを前記軸孔の前方内面に当接する前進位置に付勢する付勢手段を設けて、
    前記ドローバーとフィンガジョーとを、前記ドローバーの後退に伴って前記フィンガジョーを前記アンクランプ位置へ開動作させ、前進に伴って前記ワーク取付位置へ閉動作させるカム機構を介して連結し、
    前記ドローバーに、前記フィンガジョーが前記アンクランプ位置となる後退位置で前記スパイダに係合する係合部を設けて、
    前記ワーク取付位置とアンクランプ位置との間での前記フィンガジョーの開閉動作は、前記スパイダが前記前進位置にある状態で前記ドローバーを進退動させて前記カム機構を介して行う一方、前記アンクランプ位置とクランプ位置との間での前記フィンガジョーの前後移動は、前記ドローバーを進退動させて前記係合部を介して前記スパイダを前後移動させて行うことを特徴とするフィンガチャック。
  2. 前記スパイダの前端中央に、前記フィンガジョーを開閉動作させる際の前記ドローバーの前後移動に伴って前記係合部が摺動する案内部を前後方向に設けたことを特徴とする請求項1に記載のフィンガチャック。
  3. 前記カム機構を、前記ドローバーとフィンガジョーとの何れか一方に設けられるカム溝と、他方に設けられて前記カム溝に挿入される連結軸とで形成すると共に、前記アンクランプ位置とクランプ位置とにおいて前記カム溝と連結軸との間に前後方向で所定の隙間が生じるように設定する一方、
    前記係合部をピンとして、前記アンクランプ位置から前記クランプ位置へ前記フィンガジョーを後退させる際には、前記案内部の後端に当接した前記ピンを中心として前記スパイダを揺動可能としたことを特徴とする請求項2に記載のフィンガチャック。
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