JP2011130278A - 携帯端末装置及びその機能制限方法 - Google Patents

携帯端末装置及びその機能制限方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、携帯電話装置から所定距離の範囲内に物体が存在するときは、携帯端末装置がポケットやカバンの中にあると判断して、携帯端末装置の機能の一部を停止させる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する物体センサ部と、前記物体センサ部が所定距離の範囲内に物体を検出すると携帯端末装置の機能の一部を停止させる制御部と、を備える携帯端末装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定距離の範囲内に物体が存在すると機能を停止させる携帯端末装置、携帯端末通信システム、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムに関する。
携帯電話装置を始めとする携帯端末装置をポケットやカバンの内部に保持している場合、ポケットやカバンの内部の物と携帯端末装置のボタンが接触して押されることにより、ユーザが意図しない誤操作が発生してしまう場合がある。
図1を用いて誤操作が発生する例を説明する。図1において、500は携帯端末装置、501は制御回路、502はボタン制御部、503はボタン操作部である。ユーザが携帯端末装置500をカバンの内部に保持しているときに、ボタン操作部503が物に当たって不用意にボタンが押されると、ボタン制御部502はボタンが操作されたものと検知して、制御回路501はボタン制御部502からの指示によって携帯端末装置500が誤動作してしまう。
カメラの操作では、被写体がピントの合わないような距離にあるときに、レリーズスイッチが押されることを防止するために、被写体までの距離を測定して、レリーズ時に警告表示する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されたレリーズ操作制御装置は、レリーズ時に被写体までの距離を測定し、測定した距離が撮影距離の範囲内にないときは警告表示を行ったり、レリーズを防止するものである。
特開2000−231054号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、被写体までの距離を測定し、撮影距離の範囲内に被写体が存在するときは、レリーズ操作を許容するもので、被写体が存在するときにレリーズ操作を制限するものではない。
本発明は、携帯電話装置から所定距離の範囲内に物体が存在するときは、携帯端末装置がポケットやカバンの中にあると判断して、携帯端末装置の機能の一部を停止させる携帯端末装置、携帯端末通信システム、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置に実行させる携帯電話装置の機能制限プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末装置は、所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する物体センサ部と、前記物体センサ部が所定距離の範囲内に物体を検出すると携帯端末装置の機能の一部を停止させる制御部と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末通信システムは、前記携帯端末装置と、前記携帯端末装置を収容する基地局と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末装置の機能制限方法は、所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し、所定距離の範囲内に物体を検出すると機能を停止させる。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムは、所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し、所定距離の範囲内に物体を検出すると機能を停止させる。
本発明によれば、所定距離の範囲内に物体が存在するときは、携帯端末装置の機能の一部を停止させる携帯端末装置、携帯端末通信システム、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムを提供することができる。
従来の携帯端末装置の一例を示す構成概略図 本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図 本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す外観図 本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャート図 本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図 本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャート図 本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図 本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャート図 本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図 本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャート図 本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図 本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャート図
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図を図2に示す。図2において、本実施形態に係る携帯端末装置は、物体センサ部105、制御部101及び制御部101の一部として物体検出部102を備える。
物体センサ部105は物体の存在を検出するセンサである。超音波等の音波を放射して、反射波を検出するセンサでもよい。赤外光等の光を放射して、反射光を検出するセンサでもよい。物体による静電容量の変化を検出するセンサでもよい。物体検出部102は、物体センサ部105の検出した物体が所定距離の範囲内にあるか否かを判断する。音波の検出では、音波を放射してから反射波を検出するまでの往復時間から物体までの距離を測定できる。光の検出では、光を放射してから反射光を検出するまでの往復時間から物体までの距離を測定できる。静電容量の変化の検出では、静電容量の変化量から物体までの距離を測定できる。また、物体検出部102は距離を測定することなく、所定距離の範囲内にあるか否かの判断をするだけでもよい。
物体検出部102が所定距離の範囲内に物体が存在することを検出すると、制御部101は、携帯端末装置の機能の一部を停止させる。例えば、携帯端末装置をポケットやカバンに入れた状態にあるときは、物体検出部102は所定距離の範囲内に物体が存在することを検出する。所定距離はユーザが任意に設定できることが好ましい。ポケットやカバンに入れることを考慮すると、所定距離としては、例えば3cmである。
携帯端末装置として、例えば、携帯電話装置がポケットやカバンの中にあるときは、ユーザが携帯電話装置を操作できない状況にあるため、携帯電話装置の機能の一部を停止させることにより、携帯電話装置が誤動作することを防止することができる。
携帯端末装置の一例を示す外観図を図3に示す。図3において、携帯端末装置200は、物体センサ部201、画面表示部202及びボタン操作部203を備える。画面表示部202は、情報を表示する。ボタン操作部203が操作されると、操作の内容によって、携帯端末装置200が動作する。物体センサ部201は所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。図3では、物体センサ部201は、画面表示部202の周辺に配置されている。ユーザが携帯端末装置を使用するときは、画面表示部202を見るため、ユーザの頭部は画面表示部202から離れた位置に存在することになる。従って、物体センサ部201は、ユーザの頭部よりも近い距離では物体の存在を検出することがない。
図3では、画面表示部202が携帯端末装置200の外側に面しているが、折りたたまれて、携帯端末装置200の内側になる構造でもよい。画面表示部202が折りたたまれて、携帯端末装置200の内側になる構造の場合は、物体センサ部201は、携帯端末装置200の外側に配置されていてもよい。また、外側にも背面画面が設けられている場合は、その背面画面の周辺に配置されていてもよい。
携帯端末装置としては、携帯電話装置、PHS(Personal Handyphone System)、データ通信端末装置等が例示できる。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャートを図4に示す。図4において、本実施形態では、物体検出手順S101、機能停止手順S102を有する。
物体検出手順S101では、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。所定距離の範囲内に物体が存在しなければ、物体検出部は物体の存在を検出するまでこの動作を継続する。物体検出手順S101で物体検出部が所定距離の範囲内に物体を検出すると、機能停止手順S102では、制御部が携帯端末装置としての携帯電話装置の機能の一部を停止させる。
本実施形態に係る携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムは、図4に示すフローチャートの各手順を実行するプログラムである。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置の機能制限プログラムは、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体や壁面が存在するか否かを検出する。携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体や壁面が存在するときは、携帯端末装置がポケットやカバンの中にあり、ユーザが意図した操作でないと判定して携帯端末装置の機能の一部を停止させることにより、携帯端末装置の誤動作の発生を防止することができる。反対に、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体や壁面が存在しないときは、ユーザの操作であると判定して携帯端末装置の機能を有効にする。
(実施形態2)
本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図を図5に示す。図5において、本実施形態に係る携帯端末装置は、物体センサ部105、制御部101、ボタン操作部104並びに制御部101の一部として物体検出部102及び操作制御部103を備える。ユーザがボタン操作部104を操作すると、操作された情報が操作制御部103に伝達される。情報を受けた操作制御部103は、ユーザが指定した操作を実行する。
本実施形態の物体検出部102が所定距離の範囲内に物体が存在することを検出すると、操作制御部103は、携帯端末装置のボタン操作機能を停止させる。例えば、携帯端末装置をポケットやカバンに入れた状態にあるときは、物体検出部102は所定距離の範囲内に物体や壁面が存在することを検出する。ポケットやカバンに入れることを考慮すると、所定距離としては、例えば3cmである。
携帯端末装置として、例えば、携帯電話装置がポケットやカバンの中にあるときは、ユーザが携帯電話装置のボタン操作をできない状況にあるため、携帯電話装置のボタン操作部104からのボタン操作機能を停止させることにより、携帯電話装置のボタン誤操作を防止することができる。
なお、ボタン操作部104からの操作のうち、着信時に音を鳴らさないマナーモードへの切り替え操作機能については停止させないでもよい。ポケットやカバンの中にあるときに、携帯端末装置を取り出さない状態でマナーモードへの切り替え操作ボタンを押すことを許容するためである。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャートを図6に示す。図6において、本実施形態では、物体検出手順S101、操作機能停止手順S111を有する。
物体検出手順S101では、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。所定距離の範囲内に物体が存在しなければ、物体の存在を検出するまでこの動作を継続する。物体検出手順S101で物体検出部が所定距離の範囲内に物体を検出すると、操作機能停止手順S111では、制御部が携帯端末装置としての携帯電話装置のボタン操作部からのボタン操作機能を停止させる。
ボタン操作部104からの操作のうち、着信時に音を鳴らさないマナーモードへの切り替え操作機能については停止させないでもよい。ポケットやカバンの中にあるときに、携帯端末装置を取り出さない状態でマナーモードへの切り替え操作ボタンを押すことを許容するためである。
本実施形態に係る携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムは、図6に示すフローチャートの各手順を実行するプログラムである。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置の機能制限プログラムは、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するときは、携帯端末装置がポケットやカバンの中にあり、ボタンが押されても、ユーザが意図したボタン操作でないと判定してボタン操作機能を停止することにより、携帯端末装置の誤動作の発生を防止することができる。反対に、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在しないときは、ユーザの操作であると判定してボタン操作を有効にする。
(実施形態3)
本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図を図7に示す。図7において、本実施形態に係る携帯端末装置は、物体センサ部105、制御部101、ボタン操作部104並びに制御部101の一部として物体検出部102、操作制御部103及びタイマー部106を備える。
本実施形態の物体検出部102が所定距離の範囲内に物体が存在することを検出すると、タイマー部106はタイマー計測を開始する。タイマー部106の計測時間が所定時間を超えると、操作制御部103は、携帯端末装置のボタン操作機能を停止させる。例えば、携帯端末装置をポケットやカバンに入れた状態にあるときは、物体検出部102は所定時間を超えて所定距離の範囲内に物体や壁面が存在することを検出する。所定時間はユーザが任意に設定できることが好ましい。ポケットやカバンに入れることを考慮すると、所定時間としては、例えば10秒である。
携帯端末装置として、例えば、携帯電話装置がポケットやカバンの中にあるときは、ユーザが携帯電話装置のボタン操作をできない状況にあるため、携帯電話装置のボタン操作部からのボタン操作機能を停止させることにより、携帯電話装置のボタン誤操作を防止することができる。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャートを図8に示す。図8において、本実施形態では、物体検出手順S101、タイマー計測手順S122、継続物体検出手順S123、タイマー判定手順S124、操作機能停止手順S111、タイマーリセット手順S125を有する。
物体検出手順S101では、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。所定距離の範囲内に物体が存在しなければ、物体検出部は物体の存在を検出するまでこの動作を継続する。物体検出手順S101で物体検出部が所定距離の範囲内に物体を検出すると、タイマー計測手順S122でタイマー部がタイマー計測を開始する。タイマー計測を継続しつつ、継続物体検出手順S123では、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し続ける。タイマー判定手順S124でタイマーの計測時間が所定時間を超える前に、所定距離の範囲内に物体が存在しなくなれば、タイマーリセット手順S125でタイマー部がタイマー時間をリセットして、物体検出手順S101に戻り、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し続ける。タイマー判定手順S124でタイマーの計測時間が所定時間を超えると、操作機能停止手順S111で制御部が携帯端末装置としての携帯電話装置のボタン操作部からのボタン操作機能を停止させる。
本実施形態に係る携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムは、図8に示すフローチャートの各手順を実行するプログラムである。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置の機能制限プログラムは、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するときは、携帯端末装置がポケットやカバンの中にあり、ボタンが押されても、ユーザが意図したボタン操作でないと判定してボタン操作機能を停止することにより、携帯端末装置の誤動作の発生を防止することができる。反対に、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在しないときは、ユーザの操作であると判定してボタン操作を有効にする。
(実施形態4)
本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図を図9に示す。図9において、本実施形態に係る携帯端末装置は、物体センサ部105、制御部301、無線通信部304並びに制御部301の一部として物体検出部102及び通信制御部303を備える。通信制御部303からの通信制御に応じて、無線通信部304は、基地局との間でデータ通信を実行する。
本実施形態の物体検出部102が所定距離の範囲内に物体が存在することを検出すると、通信制御部303は、無線通信部304のデータ通信機能を停止させる。例えば、携帯端末装置をポケットやカバンに入れた状態にあるときは、物体検出部102は所定距離の範囲内に物体や壁面が存在することを検出する。ポケットやカバンに入れることを考慮すると、所定距離としては、例えば3cmである。
携帯端末装置として、例えば、携帯電話装置がポケットやカバンの中にあるときは、ユーザが携帯電話装置でデータ通信をできない状況にあるため、携帯電話装置の無線通信部304のデータ通信機能を停止させることにより、携帯電話装置の誤通信を防止することができる。
なお、無線通信部304のデータ通信機能のうち、携帯端末装置の位置登録を行う位置登録情報のデータ通信機能については停止させないでもよい。ポケットやカバンの中にあるときにでも、携帯端末装置の位置登録を可能にするためである。例えば、位置登録情報のデータ通信機能を有効にしておけば、基地局から携帯端末装置の位置検索が可能になる。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャートを図10に示す。図10において、本実施形態では、物体検出手順S101、通信機能停止手順S302を有する。
物体検出手順S101では、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。所定距離の範囲内に物体が存在しなければ、物体検出部は物体の存在を検出するまでこの動作を継続する。物体検出手順S101で物体検出部が所定距離の範囲内に物体を検出すると、通信機能停止手順S302で制御部が携帯端末装置としての携帯電話装置のデータ通信機能を停止させる。
なお、データ通信機能のうち、携帯端末装置の位置登録を行う位置登録情報のデータ通信機能については停止させないでもよい。ポケットやカバンの中にあるときにでも、携帯端末装置の位置登録を可能にするためである。
本実施形態に係る携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムは、図10に示すフローチャートの各手順を実行するプログラムである。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置の機能制限プログラムは、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するときは、携帯端末装置がポケットやカバンの中にあり、ユーザが意図したデータ通信でないと判定してデータ通信機能を停止することにより、携帯端末装置の誤動作の発生を防止することができる。また、自動的に通信機能を停止するため、通信切断忘れを防止することができる。反対に、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在しないときは、データ通信機能を有効にする。
(実施形態5)
本実施形態に係る携帯端末装置の一例を示す構成概要図を図11に示す。図11において、本実施形態に係る携帯端末装置は、物体センサ部105、制御部301、無線通信部304並びに制御部301の一部として物体検出部102、通信制御部303及びタイマー部306を備える。
本実施形態の物体検出部102が所定距離の範囲内に物体が存在することを検出すると、タイマー部306はタイマー計測を開始する。タイマー部306の計測時間が所定時間を超えると、通信制御部303は、携帯端末装置のデータ通信機能を停止させる。例えば、携帯端末装置をポケットやカバンに入れた状態にあるときは、物体検出部102は所定時間を超えて所定距離の範囲内に物体や壁面が存在することを検出する。ポケットやカバンに入れることを考慮すると、所定時間としては、例えば10秒であり、所定距離としては、例えば3cmである。
携帯端末装置として、例えば、携帯電話装置がポケットやカバンの中にあるときは、ユーザが携帯電話装置でデータ通信をできない状況にあるため、携帯電話装置の無線通信部304のデータ通信機能を停止させることにより、携帯電話装置の誤通信を防止することができる。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置の機能制限方法の手順を示すフローチャートを図12に示す。図12において、本実施形態では、物体検出手順S101、タイマー計測手順S122、継続物体検出手順S123、タイマー判定手順S124、通信機能停止手順S302、タイマーリセット手順S125を有する。
物体検出手順S101では、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。所定距離の範囲内に物体が存在しなければ、物体検出部は物体の存在を検出するまでこの動作を継続する。物体検出手順S101で物体検出部が所定距離の範囲内に物体を検出すると、タイマー計測手順122でタイマー部がタイマー計測を開始する。タイマー計測を継続しつつ、継続物体検出手順S123では、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し続ける。タイマー判定手順S124でタイマーの計測時間が所定時間を超える前に、所定距離の範囲内に物体が存在しなくなれば、タイマーリセット手順S125でタイマー部がタイマー時間をリセットして、物体検出手順S101に戻り、物体検出部が所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し続ける。タイマー判定手順S124でタイマーの計測時間が所定時間を超えると、通信機能停止手順S302で制御部が携帯端末装置としての携帯電話装置のデータ通信機能を停止させる。
本実施形態係る携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラムは、図12に示すフローチャートの各手順を実行するプログラムである。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び携帯端末装置の機能制限プログラムは、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する。携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するときは、携帯端末装置がポケットやカバンの中にあり、ユーザが意図したデータ通信でないと判定してデータ通信機能を停止することにより、携帯端末装置の誤動作の発生を防止することができる。また、自動的に通信機能を停止するため、通信切断忘れを防止することができる。反対に、携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在しないときは、データ通信機能を有効にする。
本発明は、情報通信産業に適用することができる。
(付記1)
携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し、所定距離の範囲内に物体を検出すると携帯端末装置の機能の一部を停止させる携帯端末装置の機能制限方法。
(付記2)
前記機能を停止させるのは、操作情報を入力するボタン操作機能であることを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置の機能制限方法。
(付記3)
前記ボタン操作機能のうち、着信時に音を鳴らさないマナーモードへの切り替え操作機能を除くことを特徴とする付記2に記載の携帯端末装装置の機能制限方法。
(付記4)
前記機能を停止させるのは、前記携帯端末装置の無線通信によるデータ通信機能であることを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置の機能制限方法。
(付記5)
前記データ通信機能のうち、前記の位置登録を行う位置登録情報のデータ通信機能を除くことを特徴とする付記4に記載の携帯端末装置の機能制限方法。
(付記6)
所定時間の間、前記所定距離の範囲内に物体が存在することを検出すると機能を停止させることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の携帯端末装置の機能制限方法。
(付記7)
携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し、所定距離の範囲内に物体を検出すると機能を停止させる、携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラム。
(付記8)
前記機能を停止させるのは、操作情報を入力するボタン操作機能であることを特徴とする付記7に記載の携帯端末装置の機能制限プログラム。
(付記9)
前記ボタン操作機能のうち、着信時に音を鳴らさないマナーモードへの切り替え操作機能を除くことを特徴とする付記8に記載の携帯端末装置の機能制限プログラム。
(付記10)
前記機能を停止させるのは、前記携帯端末装置の無線通信によるデータ通信機能であることを特徴とする付記7に記載の携帯端末装置の機能制限プログラム。
(付記11)
前記データ通信機能のうち、前記の位置登録を行う位置登録情報のデータ通信機能を除くことを特徴とする付記10に記載の携帯端末装置の機能制限プログラム。
(付記12)
所定時間の間、前記所定距離の範囲内に物体が存在することを検出すると機能を停止させることを特徴とする付記7から11のいずれかに記載の携帯端末装置の機能制限プログラム。
101:制御部
102:物体検出部
103:操作制御部
104:ボタン操作部
105:物体センサ部
106:タイマー部
200:携帯端末装置
201:物体センサ部
202:画面表示部
203:ボタン操作部
301:制御部
303:通信制御部
304:無線通信部
306:タイマー部
500:携帯端末装置
501:制御回路
502:ボタン制御部
503:ボタン操作部
S101:物体検出手順
S102:機能停止手順
S111:操作機能停止手順
S122:タイマー計測手順
S123:継続物体検出手順
S124:タイマー判定手順
S125:タイマーリセット手順
S302:通信機能停止手順

Claims (10)

  1. 所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出する物体センサ部と、
    前記物体センサ部が所定距離の範囲内に物体を検出すると携帯端末装置の機能の一部を停止させる制御部と、
    を備える携帯端末装置。
  2. 操作情報を入力するボタン操作部をさらに、備え、
    前記制御部が機能を停止させるのは、前記ボタン操作部からの操作機能であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記制御部は、前記ボタン操作部からの操作機能のうち、着信時に音を鳴らさないマナーモードへの切り替え操作機能を除くことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記携帯端末装置の無線通信を行う無線通信部をさらに、備え、
    前記制御部が機能を停止させるのは、前記無線通信部でのデータ通信機能であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  5. 前記制御部は、前記データ通信機能のうち、前記携帯端末装置の位置登録を行う位置登録情報のデータ通信機能を除くことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
  6. 前記物体センサ部が前記所定距離の範囲内に物体の存在を検出している時間を計測するタイマー部をさらに、備え、
    前記制御部は、前記タイマー部が所定時間を計測すると、機能を停止させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯端末装置。
  7. 情報を表示する画面表示部をさらに、備え、
    前記物体センサ部は、前記画面表示部の周辺に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の携帯端末装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の携帯端末装置と、前記携帯端末装置を収容する基地局と、を備える携帯端末通信システム。
  9. 携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し、所定距離の範囲内に物体を検出すると機能を停止させる携帯端末装置の機能制限方法。
  10. 携帯端末装置から所定距離の範囲内に物体が存在するか否かを検出し、所定距離の範囲内に物体を検出すると機能を停止させる、携帯端末装置に実行させる携帯端末装置の機能制限プログラム。
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