JP2011128336A - 温度特性補償回路、温度特性補償回路の調整方法ならびに電子機器 - Google Patents

温度特性補償回路、温度特性補償回路の調整方法ならびに電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】温度に対して非線形に変動する負荷に対し、温度に応じて利得を調整することで、負荷の温度特性を補償する装置、および方法を提供する。
【解決手段】温度と、信号振幅の調整に用いる利得との関係を示すルックアップテーブルとを用いて温度変化に伴う利得調整を行い、特性変動を補償する。ここで、ルックアップテーブルは、温度データ側についても調整可能としておく。この場合、わずかの温度変化に対して大きく信号振幅の補償量が変動する場合でも対応できる。
【選択図】図8

Description

本発明は、温度特性補償回路、温度特性補償回路の調整方法ならびに電子機器に関する。
温度により特性が変動する装置では、特性変動を補償するための温度特性補償回路が必要となる。例えば、液晶装置を例にとると、低温側(例えば0℃)では液晶の粘度が高くなり液晶分子の電界による配向性が低くなる。そのため、配向制御には高い電圧を掛ける必要がある。一方、高温側(例えば80℃)では、液晶の粘度が低くなり液晶分子の電界による配向性が高くなる。そのため、配向制御には低い電圧を掛ける必要がある。そのため、広い温度範囲で液晶装置の表示品位を保つためには、印加する電圧値を温度毎に調整することが望ましい。
液晶装置の温度特性を補償するための技術としては、特許文献1に記載されているように、温度特性の異なる電圧を出力する複数の電源を備え、上記電源を温度域で切り替えて出力させることで、温度補償に適した電圧を出力するという技術が公知である。
特開2006−259034号公報
しかしながら、特許文献1に示される方法を用いる場合、電圧源の温度特性が、温度補償を受ける側の温度特性と整合している場合には少ない電源数で温度補償を行うことができるが、電圧源の温度特性が温度補償を受ける側の特性とずれた場合、多数の電圧源を設けて狭い範囲で切り替えて温度補償を行う必要がある。この場合、温度特性の異なる電圧源を多数製造することが必要となるが、温度特性の異なる電圧源を多数製造することは電圧源に用いる回路設計等に関わる工程数の増加に加え、コスト的にも不利になる。加えて、温度補償を受ける側の温度特性が変わった場合(例えば液晶装置であれば、液晶の粘度が若干変わった場合)には、電圧源の構成を見直して新しい特性を備える電圧源を設けることが必要となる。そのため、電圧源の数は、温度補償を受ける側の温度特性に応じて増えていき、設計コストや設計にかかる期間等が増えるという課題がある。また、温度に対して補償電圧が急勾配を持って変動する場合、補償が困難となる課題がある。図10は、温度に対して補償電圧が急勾配を持って変動する場合の温度補償結果を示すグラフである。このような場合には、上記した手段では限界があり、精密な温度補償が困難になるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる温度特性補償回路は、温度センサーと、前記温度センサーの出力とルックアップテーブルとを参照して制御信号を出力する論理演算装置と、前記制御信号を受けて利得を調整する可変利得装置と、前記可変利得装置に第1信号を入力する入力部と、前記可変利得装置を介して前記第1信号の大きさを調整した第2信号を負荷に出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
これによれば、温度に対して特性が変動する負荷に対してルックアップテーブルを参照して利得を調整することができる。そのため、特に温度に対して特性が非線形に変動する場合に対しても負荷の温度特性を補償することが可能となる。また、利得を調整して温度補償を行うため、温度により配向性と電圧との対応関係が変化する液晶装置等の温度補償を好適に行うことが可能となる。
[適用例2]上記適用例にかかる温度特性補償回路であって、前記ルックアップテーブルは、前記負荷の使用温度範囲外にも温度と利得との関係を示すデータを持ち、かつ利得は、0を超える値を備えていることを特徴とする。
上記した適用例によれば、負荷の使用温度範囲外でも何等かの出力が負荷に伝達される。そのため、ルックアップテーブルの範囲外に負荷の温度が到達した場合でも、演算不能による異常を防止することが可能となる。また、利得が0になると負荷にかかる信号は常に0となり、負荷を正常に機能させることが著しく困難となるが、0を超える値の利得を供給することで、負荷を正常に機能させることが可能となる。
[適用例3]上記適用例にかかる温度特性補償回路であって、前記ルックアップテーブルは、温度信号と前記制御信号との関係を示すものであり、前記温度信号側と前記制御信号側の双方に対してサンプリング点の設定手段を備えていることを特徴とする。
上記した適用例によれば、負荷の温度特性が急激に変わる場合に、ルックアップテーブルのサンプリング点数を増やすことなく精度を保つことが可能となる。極端な例として、温度変化に対してほぼ垂直に利得が変動する場合、サンプリング点数を増やしても精度を上げることは困難であるが、ほぼ垂直に利得が変動する温度にサンプリング点を設定(移動)することで、サンプリング点の増加を抑えて高い精度の補間を行うことが可能となる。
[適用例4]上記適用例にかかる温度特性補償回路であって、前記ルックアップテーブルは前記温度センサーの出力と、前記制御信号とを処理し、温度と利得との関係に換算した値を備えていることを特徴とする。
上記した適用例によれば、ルックアップテーブルの汎用性を確保することが可能となる。例えば異なる温度特性を持つ温度センサーを用いる場合や、可変利得装置の分解能を変えた場合には、ルックアップテーブルを更新する必要があるが、温度と利得との関係に換算した値を備えたルックアップテーブルを用いることで、当該データを更新することなく用いることが可能となる。
[適用例5]本適用例にかかる温度特性補償回路の調整方法は、温度センサーと、前記温度センサーの出力とルックアップテーブルとを参照して制御信号を出力する論理演算装置と、前記制御信号を受けて利得を調整する可変利得装置と、前記可変利得装置に第1信号を入力する入力部と、前記可変利得装置を介して前記第1信号の利得を調整した第2信号を負荷に出力する出力部と、を備える温度特性補償回路の調整方法であって、前記ルックアップテーブルに、前記負荷の使用温度範囲外にも温度と利得との関係を示すデータを与え、かつ利得は、0を超える値に調整する工程を備えていることを特徴とする。
これによれば、負荷の使用温度範囲外でも何等かの出力が負荷に伝達される。そのため、ルックアップテーブルの範囲外に負荷の温度が到達した場合でも、演算不能による異常を防止することが可能となる。また、利得が0になると負荷にかかる信号は常に0となり、負荷を正常に機能させることが著しく困難となるが、0を超える値の利得を供給することで、負荷を正常に機能させることが可能となる。
[適用例6]上記適用例にかかる温度特性補償回路の調整方法であって、温度信号と前記制御信号との関係を示す前記ルックアップテーブルを、前記温度信号側と前記制御信号側の双方に対してサンプリング点を設定する工程を含むことを特徴とする。
上記した適用例によれば、負荷の温度特性が急激に変わる場合に、ルックアップテーブルのサンプリング点数を増やすことなく精度を保つことが可能となる。極端な例として、温度変化に対してほぼ垂直に利得が変動する場合、サンプリング点数を増やしても精度を上げることは困難であるが、ほぼ垂直に利得が変動する温度にサンプリング点を設定(移動)することで、サンプリング点の増加を抑えて高い精度の補間を行うことが可能となる。
[適用例7]本適用例にかかる電子機器は、上記した温度特性補償回路、または上記した温度特性補償回路の調整方法を用いて調整された温度特性補償回路を備えることを特徴とする。
これによれば、温度に対して非線形に変動する負荷の特性が補償される。そのため、温度変化に対して特性が安定した電子機器を提供することが可能となる。
本発明を適用した液晶装置の電気的構成を示すブロック図。 (a)は、本発明を適用した液晶装置を各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、(b)は(a)のH−H’断面図。 (a)は、液晶装置を駆動する電圧の比例係数を設定する電子ボリュームの値と、温度との関係を示すグラフ、(b)は、当該グラフを形成するためのルックアップテーブル。 温度特性補償回路の構成を示すブロック図。 温度特性補償回路の別の構成を示すブロック図。 (a)〜(c)は、サンプリング点間で一定の値を出力する補償方法の例を示すグラフ。 (a)は、LUTの外側を一定値で外挿した場合のグラフ、(b)は、(a)のグラフの元データ、(c)は、LUTの温度データ外に勾配を設けて外挿した場合のグラフ、(d)は、LUTの温度データ外に勾配を設けて外挿した場合のグラフ、(d)は(c)のグラフの元データ。 (a)は液晶装置の温度特性をプロットした線、(b)は、LUTの温度データを固定して行った温度補償結果をプロットした線、(c)LUTの温度データを含めて編集して温度補償した結果をプロットした線。 (a)〜(c)は液晶装置を搭載した電子機器について説明するための概略図。 温度に対して補償電圧が急勾配を持って変動する場合の温度補償結果を示す背景技術を説明するためのグラフ。
(第1の実施形態:液晶装置に対応させる場合の構成)
以下、第1の実施形態として、図1および2を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、本実施形態は、反射型の液晶装置および透過型の液晶装置のいずれにも適用することができるが、以下の説明では、反射型の液晶装置に本発明を適用した例を説明する。本発明は、TN(Twisted Nematic)方式、FFS(Fringe Field Switching)方式、IPS(In Plane Switching)方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式、あるいはVAN(Vertical Aligned Nematic)方式等、いずれの方式を採用した液晶装置にも適用できる。また、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。さらに、TFT(薄膜トランジスター)では、流れる電流の方向が反転する場合、ソースとドレインとが入れ替わるが、以下の説明では、便宜上、画素電極が接続されている側をドレインとし、データ線が接続されている側をソースとして説明する。
(電気的構成)
図1は、本発明を適用した液晶装置の電気的構成を示すブロック図である。図1に示すように、液晶装置100は、その中央領域に複数の画素100aがマトリクス状に配列された画素領域10bを備えている。液晶装置100において、素子基板10と図2に記載される対向基板20には、画素領域10bの内側で複数本のデータ線6aおよび複数本の走査線3aが縦横に延びており、それらの交点に対応する位置に画素100aが構成されている。複数の画素100aの各々には、画素スイッチング素子として機能するTFT30、および後述する画素電極9aが形成されている。TFT30のソースにはデータ線6aが電気的に接続され、TFT30のゲートには走査線3aが電気的に接続され、TFT30のドレインには、画素電極9aが電気的に接続されている。
素子基板10において、画素領域10bの外側領域には走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101が構成されている。データ線駆動回路101は各データ線6aの一端に電気的に接続しており、画像処理回路から供給される画像信号を各データ線6aに順次供給する。走査線駆動回路104は、各走査線3aに電気的に接続しており、走査信号を各走査線3aに順次供給する。そして、液晶装置100には、データ線駆動回路101に温度補償したデータを供給する温度特性補償回路200が接続されている。そして、温度特性補償回路200と走査線駆動回路104と、に対して同期した信号を出力する同期回路201が備えられている。ここで、同期回路201には画像情報が入力される。同期回路201は温度特性補償回路200で信号処理を行う際に発生した遅延時間等を補償するものである。温度特性補償回路200での遅延時間が小さい場合には、同期回路201は省略可能である。
各画素100aにおいて、画素電極9aは、後述する対向基板20に形成された共通電極21と液晶を介して対向し、液晶容量50aを構成している。また、各画素100aには、液晶容量50aで保持される画像信号の変動を防ぐために、液晶容量50aと並列に保持容量60が付加されている。本実施形態では、保持容量60を構成するために、複数の画素100aに跨って走査線3aと並行して延びた容量線3bが形成されている。
(液晶装置の構成)
図2(a)、(b)は各々、本発明を適用した液晶装置を各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、およびそのH−H’断面図である。画素電極9aを駆動するTFT30や、保持容量60等については、図1を用いて説明しているため、説明の煩雑化を避けるべく省略する。図2(a)、(b)に示すように、液晶装置100では、素子基板10と対向基板20とが液晶層50を挟持している。この場合には、液晶層50は、枠状のシール材107の切れ目から、真空雰囲気で液晶を充填することで形成されている。この方法は特に、ライトバルブ等小さな面積の液晶装置100を作る方法として好適な方法である。液晶を注入し終えた後、封止材112によって封止を行い液晶層50が形成される。ここで、シール材107に切れ目を形成せずに、液晶をシール材107に囲われた領域に滴下し、素子基板10と対向基板20を貼り合わせても良い。液晶層50は、動作温度により粘性が変化するため、配向方向を変えるための駆動電圧値を、動作温度と対応させて利得を調整し、補償することで、動作温度が変わった場合にも画質を維持することが可能となる。ここで利得とは、減衰させる場合(デシベル表示であれば負の利得)を含んでいる。
シール材107は、光硬化樹脂や熱硬化性樹脂等を用いた接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合されている。本実施形態において、素子基板10の基体は透光性基板10dであり、対向基板20の基体も、同様な透光性基板20dである。
素子基板10において、シール材107の外側領域では、素子基板10の一辺に沿ってデータ線駆動回路101および複数の端子102が形成されており、この一辺に隣接する他の辺に沿って走査線駆動回路104が形成されている。また、対向基板20のコーナー部の少なくとも1箇所においては、素子基板10が備える共通電極COMと、対向基板20が備える共通電極21と、の間で電気的導通をとるための上下導通材109が形成されている。この上下導通材109は、FFS方式や、IPS方式のように素子基板10側のみで液晶層50に電界を印加する構造を用いる場合には省略可能である。
素子基板10には、アルミニウムやアルミニウム合金等といったアルミニウム系材料や、銀や銀合金等といった銀系材料を用いた反射性の画素電極9aがマトリクス状に形成されている。本実施形態では、画素電極9aには、上記の金属材料のうち、アルミニウムやアルミニウム合金等といったアルミニウム系材料が用いられている。このような金属を用いる場合、画素電極9aと斜方蒸着層18aとの間に電極保護層111を挟むことが好適である。電極保護層111としては窒化酸化珪素層や、酸化チタン層を用いることができる。
対向基板20には、シール材107の内側領域に遮光性材料を用いた額縁108が備えられており、その内側が画像表示領域10aとされている。対向基板20には、ITO(Indium Tin Oxide)層等を用いた共通電極21が備えられている。なお、対向基板20に、画素電極9aの隙間と対向する位置にブラックマトリクスあるいはブラックストライプと称せられる遮光層(図示せず)を形成しても良い。
ここで、画素領域10bには、額縁108と重なる領域にダミーの画素が配置される場合があり、この場合、画素領域10bのうち、ダミー画素を除いた領域が画像表示領域10aとして利用されることになる。
かかる反射型の液晶装置100においては、対向基板20の側から入射した光が画素電極9aで反射して再び、対向基板20の側から出射される間に液晶層50によって画素毎に光変調される結果、画像が形成される。ここで、液晶装置100は、カラー表示装置として用いることができる。この場合、対向基板20には、カラーフィルター(図示せず)や保護層が形成される。
また、対向基板20の光入射側の面には、使用する液晶層50の種類、すなわち、TN(ツイステッドネマティック)モード、STN(スーパーTN)モード等々の動作モードや、ノーマリー・ホワイトモード/ノーマリー・ブラックモードの別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、偏光板等が所定の向きに配置される。また、液晶装置100を液晶プロジェクターのRGB用のライトバルブとして用いた場合、直視型に適用した場合と比べ、光強度が高い状態で使用されることとなる。この場合、配向層として、斜方蒸着層18a,18bを用いることで、ポリイミド等の有機材料にラビング処理を行って得られる配向層を用いる場合と比べ、より長寿命で信頼性の高い液晶装置100を提供することが可能となる。なお、液晶プロジェクター等の用途に対しては、ダイクロイックミラーにより分光した後、画像情報は再構成されるため、カラーフィルターを用いない場合が多い。
(温度特性補償回路の構成−1)
以下、温度特性補償回路の構成について図面に基づいて説明する。図3(a)は、液晶装置を駆動する電圧の比例係数を設定する電子ボリュームの値と、温度との関係を示すグラフ、図3(b)は、当該グラフを形成するためのルックアップテーブル(温度と比例係数との対応関係を示す表:以下LUTとも表記する)である。LUT210は、液晶装置100の温度と比例係数との関係を示したものである。ここで、LUT210に記されたデータ間は、直線補間を行うことで算出したデータを用いた例について表記している。このグラフに示すように、電子ボリュームEVR(図4参照)の設定は、高温側で比例係数を下げて減衰量を大きくし、低温側で比例係数を上げて減衰量を小さくしている。このように設定することで、液晶の粘度変動を補償することを可能としている。
図4は、温度特性補償回路の構成を示すブロック図である。温度特性補償回路200は、可変利得装置としての電子ボリュームEVR、温度センサー211、バッファーアンプ212、LUT210、論理演算装置213、入力部214、出力部215、リニアライザー216を含んでいる。
論理演算装置213は、例えばゲートアレーにより構成される。温度センサー211には、例えばPN接合に順バイアスをかけることで発生する、約−2mV/degの温度係数を利用して構成される。論理演算装置213は温度センサー211からの信号を受け温度に換算し、LUT210を参照して電子ボリュームEVRの減衰率を設定する。ここでは、25℃の場合について例示する。なお、ここでは液晶装置100の温度に換算したLUT210を用いているが、これは温度センサー211の出力を温度に換算する前のデータを用いてLUTを作成しても良い。この場合、論理演算装置213の負荷を下げることが可能となる。
電子ボリュームEVRは、第1信号としての駆動電圧を、駆動電圧と輝度との関係を線形に近づくよう補正(所謂ガンマ補正)するリニアライザー216からの信号を受けて、駆動電圧に与える利得(この場合(25℃)の場合には48/100)を調整する。そして、電子ボリュームEVRの出力を安定した状態で液晶装置100(図1参照)に送るため、インピーダンス変換を行うバッファーアンプ212を介して液晶装置100が備える負荷としてのデータ線駆動回路101に第2信号としての画像データ信号を送出する。
ここで、リニアライザー216は、温度特性補償回路200とデータ線駆動回路101との間に設置しても良い。また、駆動電圧と輝度との線形性が保たれている場合には省略可能である。また、電子ボリュームEVRの出力インピーダンスが低い場合には、バッファーアンプ212は省略可能である。また、論理演算装置213にヒステリシス特性を与えることも好適である。ヒステリシスを与えることで、LUT210のデータ切り替え点近傍(データ切り替えにより発生するノイズレベル範囲内)でのハンチングを避けることが可能となる。
(変形例)
以上、温度特性補償回路の構成について説明したが、これは別の構成を用いても対応可能である。図5は、別の構成を備える温度特性補償回路のブロック図である。上記した実施形態と当該変形例との主な相違点は、電子ボリュームEVRとバッファーアンプ212の組み合わせで温度補償する構成に代えて、電子ボリュームEVRにより、OPアンプ220の負帰還量を制御することで温度補償を行っている点である。この構成を用いた場合、OPアンプ220の位相は反転するため、OPアンプ221を用いて再度位相を反転し、元の位相に戻すことで対応させている。なお、ここではOPアンプ220.221を動作させるべく、抵抗222,223,224を用いている。
(第2の実施形態:温度特性補償回路の補間方法と外挿方法)
以下、第2の実施形態について説明する。上記した実施形態では、直線補間を用いた例について説明したが、これは、シンプソン補間やスプライン補間を用いても良い。この場合、より高精度の補間が可能となる。またサンプリング点間で一定の値を出力するようにしても良い。図6(a)〜(c)は、サンプリング点間で一定の値を出力する補償方法の例を示すグラフである。この場合、補間計算が不要になるため、論理演算装置213の数値処理を容易に行うことが可能となる。図6(a)は、温度上側の値を保持する形式のものである。図6(b)は、温度下側の値を保持する形式のものである。図6(c)は、温度上側の値と、温度下側の値とに挟まれる値を保持する形式のものである。図6(c)では、温度上側の値と、温度下側の値との平均値で図示しているが、これは温度上側の値と、温度下側の値とに挟まれる値を保持していれば、平均値に限定する必要はない。
また、負荷としてのデータ線駆動回路101を備える液晶装置100の使用温度範囲を外れた領域に対してLUTが値を持つことも好適である。この場合、設定温度から外れた際にも、ある程度の画質を保持して表示させることが可能となる。この場合、設定温度範囲外ではLUTの設定として、両端の値を延長する等の方法を用いることもできる。図7(a)は、LUTの設定として、両端の値を延長した場合のグラフである。そして、図7(b)は図7(a)のグラフの元データとなるLUT210aである。また、LUT210の値として、例えば勾配を備えた状態で外挿補間を行うように構成しても良い。この場合は、画質を保った状態で設定温度範囲外での表示が可能となる。なお、高温側の補間として、勾配を備えた状態で外挿した場合、”0”の値が出ることとなるが、”0”の場合表示がなされなくなるため、”0”を超える数値を備えるよう減衰させることが好ましい。”0”が出力された場合、液晶装置100の画面が消えることとなるため、液晶装置100は何も表示しなくなる。温度特性補償回路200に、”0”を超える値を出力させることで何等かの表示がなされるため好適である。図7(c)は、勾配を持って外挿補間を行うよう場合のグラフである。そして、図7(d)は図7(c)のグラフの元データとなるLUT210bであるまた、LUTに設定温度範囲よりも外側に値を入れることに代えて、論理演算装置213に、内挿する値が無くなった場合、上記した処理を論理演算装置213に行わせるようにして外挿しても良い。図7(c),(d)では、”1”の値を最小値として残している。
なお、本実施形態では、液晶装置を用いた場合の温度特性補償回路の補間方法と外挿方法について説明したが、これは有機エレクトロルミネッセンス装置や、無機エレクトロルミネッセンス装置、中間調を表示する電子ペーパー等に対しても対応可能である。具体的には、LUT210を上記装置が含んでいる温度依存性を補償しうるように書き換え、LUT210を参照して温度補償を行い、上記装置に温度補償を行った信号を供給することで対応することができる。
(第3の実施形態:温度特性補償回路の調整方法)
以下、第3の実施形態について図面に基づいて説明する。第2の実施形態との主な相違点は、第2の実施形態ではLUT210の温度データを予め定めておき、当該温度での電子ボリュームEVRの値を調整して補間したのに対し、LUT210(図4参照)の温度データと、電子ボリュームEVRの値との双方の値を調整して補間する点である。図8の曲線aは、液晶装置100の温度係数を示す曲線である。そして、図8の折れ線bは、LUT210の温度データを固定した状態でプロットした線である。そして、図8の折れ線cは、双方のデータを書き換え可能として温度補償した状態でプロットした線である。温度データを固定して最適化した結果を細かい点線で示すと、斜線で示された領域分の誤差が残留し、画質の低下を招く。ここで、LUT210の温度データを書き換えて最適化した結果を荒い点線で示す。具体的には、温度方向のサンプリング点を65℃から63℃に修正している。この場合、温度データを固定した場合と同じポイント数で最適化した場合と比べ、液晶装置100の温度係数との間の誤差面積が小さくなる、即ち、最適化にかける負荷の増加や、論理演算装置213(図4参照)の規模を拡張することなく高精度で温度補償を行える温度特性補償回路200を得ることが可能となる。また、この場合においても第2の実施形態で記載した補間方法や外挿方法を用いることができる。
(第4の実施形態:電子機器)
以下、上記した液晶装置を搭載した電子機器について、図9を参照して説明する。図9(a)〜(c)は液晶装置を搭載した電子機器について説明するための概略図である。まず、図9(a)に、液晶装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピューターの構成を示す。パーソナルコンピューター2000は、液晶装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図9(b)に、液晶装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての液晶装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、液晶装置100に表示される画面がスクロールされる。図9(c)に、液晶装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての液晶装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が液晶装置100に表示される。
なお、液晶装置100が搭載される電子機器としては、図9に示すものの他、デジタルスチールカメラ、液晶テレビ、ビューファインダー型、モニター直視型のブルーレイレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器などなどが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、液晶装置100が適用可能である。また、液晶装置100に代えて、有機EL装置、電子ペーパー、プロジェクター等に適用し、その状態で、電子機器へ搭載することも好適である。特にカーナビゲーション装置等、広い温度範囲で高い表示品質を保つ用途に対して好適である。
3a…走査線、3b…容量線、6a…データ線、9a…画素電極、10…素子基板、10a…画像表示領域、10b…画素領域、10d…透光性基板、18a…斜方蒸着層、20…対向基板、20d…透光性基板、21…共通電極、30…TFT、50…液晶層、50a…液晶容量、60…保持容量、100…液晶装置、100a…画素、101…データ線駆動回路、102…端子、104…走査線駆動回路、107…シール材、108…額縁、109…上下導通材、111…電極保護層、112…封止材、200…温度特性補償回路、201…同期回路、210…LUT、210a…LUT、210b…LUT、211…温度センサー、212…バッファーアンプ、213…論理演算装置、214…入力部、215…出力部、216…リニアライザー、220…OPアンプ、221…OPアンプ、222…抵抗、223…抵抗、224…抵抗、2000…パーソナルコンピューター、2001…電源スイッチ、2002…キーボード、2010…本体部、3000…携帯電話機、3001…操作ボタン、3002…スクロールボタン、4000…情報携帯端末、4001…操作ボタン、4002…電源スイッチ、EVR…電子ボリューム。

Claims (7)

  1. 温度センサーと、
    前記温度センサーの出力とルックアップテーブルとを参照して制御信号を出力する論理演算装置と、
    前記制御信号を受けて利得を調整する可変利得装置と、
    前記可変利得装置に第1信号を入力する入力部と、
    前記可変利得装置を介して前記第1信号の大きさを調整した第2信号を負荷に出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする温度特性補償回路。
  2. 請求項1に記載の温度特性補償回路であって、
    前記ルックアップテーブルは、前記負荷の使用温度範囲外にも温度と利得との関係を示すデータを持ち、かつ利得は、0を超える値を備えていることを特徴とする温度特性補償回路。
  3. 請求項1または2に記載の温度特性補償回路であって、
    前記ルックアップテーブルは、温度信号と前記制御信号との関係を示すものであり、前記温度信号側と前記制御信号側の双方に対してサンプリング点の設定手段を備えていることを特徴とする温度特性補償回路。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度特性補償回路であって、
    前記ルックアップテーブルは前記温度センサーの出力と、前記制御信号とを処理し、温度と利得との関係に換算した値を備えていることを特徴とする温度特性補償回路。
  5. 温度センサーと、
    前記温度センサーの出力とルックアップテーブルとを参照して制御信号を出力する論理演算装置と、
    前記制御信号を受けて利得を調整する可変利得装置と、
    前記可変利得装置に第1信号を入力する入力部と、
    前記可変利得装置を介して前記第1信号の利得を調整した第2信号を負荷に出力する出力部と、
    を備える温度特性補償回路の調整方法であって、
    前記ルックアップテーブルに、前記負荷の使用温度範囲外にも温度と利得との関係を示すデータを与え、かつ利得は、0を超える値に調整する工程を備えていることを特徴とする温度特性補償回路の調整方法。
  6. 請求項5に記載の温度特性補償回路の調整方法であって、
    温度信号と前記制御信号との関係を示す前記ルックアップテーブルを、前記温度信号側と前記制御信号側の双方に対してサンプリング点を設定する工程を含むことを特徴とする温度特性補償回路の調整方法。
  7. 請求項1から4のいずれか一項に記載の温度特性補償回路、または請求項5または6に記載の温度特性補償回路の調整方法を用いて調整された温度特性補償回路を備えることを特徴とする電子機器。
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