JP2011127926A - 移動物体検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】監視空間を広げることで死角を少なくした移動物体検出装置を提供する。
【解決手段】送受波器2は、超音波振動子20と、発振回路1から出力される送波信号E02を反転させた信号により超音波振動子20を駆動するインバータ22とを備え、超音波振動子20は、インバータ22からの送波信号により超音波を監視空間にするとともに、超音波が監視空間に存在する物体に反射して生じる反射波を受波して受波信号を出力する。差動回路3は、超音波振動子20に入力される信号と、超音波振動子20から出力される信号との差分を出力する。送波信号にはインバータ22の電源ノイズが重畳され、電源ノイズの重畳した送波信号に受波信号が加わった信号が超音波振動子20から出力される場合でも、差動回路3により電源ノイズが重畳された送波信号を打ち消して、受波信号のみが出力される。
【選択図】図1
【解決手段】送受波器2は、超音波振動子20と、発振回路1から出力される送波信号E02を反転させた信号により超音波振動子20を駆動するインバータ22とを備え、超音波振動子20は、インバータ22からの送波信号により超音波を監視空間にするとともに、超音波が監視空間に存在する物体に反射して生じる反射波を受波して受波信号を出力する。差動回路3は、超音波振動子20に入力される信号と、超音波振動子20から出力される信号との差分を出力する。送波信号にはインバータ22の電源ノイズが重畳され、電源ノイズの重畳した送波信号に受波信号が加わった信号が超音波振動子20から出力される場合でも、差動回路3により電源ノイズが重畳された送波信号を打ち消して、受波信号のみが出力される。
【選択図】図1
Description
本発明は、超音波を監視空間に送波するとともに監視空間内に存在する物体で反射された反射波の周波数偏移を検出することにより、監視空間内において移動する物体の存在を検出する移動物体検出装置に関するものである。
近年、自動車の盗難並びに車上盗難などが増加しており、駐車中の自動車の車内に不審者が侵入した場合に警報音を鳴動する車載用盗難警報装置が普及してきている。このような車載用盗難警報装置には、監視空間である車内において移動物体(人)の存否を検出するための移動物体検出装置を搭載したものがある(特許文献1参照)。
図4に特許文献1に開示されている従来の移動体検出装置の一例を示す。この移動体検出装置は、送波と受波を1つの超音波振動子で兼用する送受波器102を備えている。送受波器102は、超音波振動子と、発振回路101が発振する所定周波数の送波信号により超音波振動子をドライブするインバータを備えている。発振回路101からの送波信号によりインバータが超音波振動子を駆動して、発振回路101の発振周波数と同周波数の超音波が監視空間に送波されると、監視空間内に存在する物体Oに超音波が反射して生じる反射波を送受波器102で受波する。送受波器102では受波した反射波を受波信号Einに変換し、この受波信号Einを第1及び第2のミキサ回路106A,106Bにそれぞれ入力して発振回路101の発振周波数と同周波数の基準信号E01,E02と混合(ミキシング)する。
ここで、一方の基準信号E01は移相回路110の出力であって、両基準信号E01,E02の位相が互いに異なるように設定される。したがって、第1及び第2のミキサ回路106A,106Bの出力にビート信号として得られる一対のドップラー信号E1,E2も位相が互いに異なったものとなる。そして、一対のドップラー信号E1,E2は、それぞれ、第1及び第2の増幅回路113A,113Bで増幅された後に信号処理部108に取り込まれる。
信号処理部108では、一対のドップラー信号E1,E2をサンプリング回路185において所定のサンプリング周期でサンプリングし且つ量子化することでアナログ値からディジタル値に変換し、さらに変換したディジタル値を不揮発性のメモリ181に順次格納する。ここで、一方のドップラー信号E1をサンプリング回路185で変換したディジタル値(ディジタルデータ)をXn、他方のドップラー信号E2をサンプリング回路185で変換したディジタル値(ディジタルデータ)をYn(nは正の整数)とし、二次元直交座標系の原点を始点とし且つ(Xn,Yn)を終点とするベクトルRnを定義する。なお、ベクトルRnの大きさはドップラー信号E1,E2の振幅に対応する。
そして、信号処理部108のベクトル回転角演算回路186が、前回のサンプリングで得られてメモリ181に格納されているベクトルRn−1と、今回のサンプリングで得られたベクトルRnとがなす角度(この角度をベクトルの回転角と呼ぶ。)φnを演算する。なお、ベクトル回転角演算回路186では下記式により回転角φnを演算する。
φn=arctan{(Xn−1Yn−Yn−1Xn)/(Xn−1Xn+Yn−1Yn)} …(1)
従って、物体Oが近付く場合はベクトルRnが反時計回りに回転するから回転角φnの極性は正となり、物体Oが遠ざかる場合はベクトルRnが時計回りに回転するから回転角φnの極性は負となる。
従って、物体Oが近付く場合はベクトルRnが反時計回りに回転するから回転角φnの極性は正となり、物体Oが遠ざかる場合はベクトルRnが時計回りに回転するから回転角φnの極性は負となる。
そして、ベクトル回転角演算回路186で求めた回転角φnを累積加算手段187で積算すれば、その積算値(=φ1+φ2+…+φn+…)が物体Oの移動距離に比例することになる。したがって、信号処理部108では、累積加算手段187で積算した積算値を比較手段188で所定の閾値と比較し、積算値が閾値を越えたときに比較手段188が検出信号を出力する。この検出信号は報知器駆動回路111に入力され、移動物体Oの存在が適宜報知器(図示せず)により報知される。
上述した従来の移動物体検出装置では、超音波振動子をドライブするインバータの電源にノイズ成分が含まれていると、超音波振動子が受波手段も兼用しているため、電源に含まれるノイズ成分が受波信号に重畳されてしまう。受波信号に重畳されたノイズ成分は、ミキサ回路106A,106Bを通して増幅回路113A,113Bにも入力されるので、第1及び第2の増幅回路113A,113Bの増幅率を高めに設定することができず、監視空間を広くとることができないという問題があった。
本願発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、監視空間を広げることで死角を少なくした移動物体検出装置を提供することにある。
請求項1の発明は、所定の周波数で発振する発振手段と、発振手段から出力される送波信号により超音波を監視空間に送波するとともに、超音波が監視空間に存在する物体に反射して生じる反射波を受波して受波信号を出力する送受波手段と、送受波手段に入力される信号と送受波手段から出力される信号との差分を出力する差分出力手段と、送波信号と同周波数で互いに位相の異なる基準信号と差分出力手段の出力信号とを混合することで、基準信号との位相差に応じた振幅を有し且つ互いに位相の異なる一対のドップラー信号を得る位相検波手段と、二次元直交座標系において原点を始点とし一対のドップラー信号の振幅レベルの数値を終点とするベクトルが時間の経過に伴って回転するときの回転角を演算する回転角演算手段と、回転角演算手段で演算された回転角を積算する積算手段と、積算手段で積算された回転角の積算値を所定の閾値と比較する比較手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、送受波手段が送波と受波とを兼用しているので、送受波手段を駆動する素子の電源ノイズが送波信号に重畳した信号が送受波手段に入力されるとともに、電源ノイズが重畳した送波信号に受波信号が加わった信号が送受波手段から出力されることになるが、差分出力手段は、送受波手段に入力される信号(すなわち電源ノイズが重畳した送波信号)と、送受波手段から出力される信号(すなわち電源ノイズが重畳した送波信号に受波信号が加わった信号)との差分を出力しており、電源ノイズおよび送波信号が打ち消され、受波信号のみが位相検波手段に出力されるから、位相検波手段の出力を増幅する場合には増幅率をより高い値に設定することができ、監視空間を広くとることで、死角を減らした移動物体検出装置を実現することができる。
以下に、本発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
本実施形態の移動物体検出装置は、例えば自動車の車内に設置されて、車内への侵入者の有無を検出し、侵入者を検出すると警報音を鳴動する車載用盗難警報装置に用いられるものである。
本実施形態のブロック図を図2に示す。但し、移動物体検出装置の基本的な構成及び動作は、背景技術で説明した図4の移動体検出装置と同様であるので、共通する部分については詳細な説明は省略する。
この移動物体検出装置は、図2に示すように所定の周波数のパルス信号を発振する発振回路1(発振手段)と、発振回路1から出力される送波信号E02により超音波を監視空間に送波するとともに、超音波が監視空間に存在する物体に反射して生じる反射波を受波する送受波器2(送受波手段)と、送波信号E02の位相をずらした基準信号E01を発生する移相回路10と、送受波器2に入力される信号と送受波器2から出力される信号との差分E03を出力する差動回路3(差分出力手段)と、送波信号E02と同周波数で互いに位相の異なる基準信号E01,E02と、差動回路3から出力される信号E03とを混合することで、基準信号E01,E02との位相差に応じた振幅を有し且つ互いに位相の異なる一対のドップラー信号E1,E2を得る位相検波回路6と、一対のドップラー信号E1,E2をそれぞれ増幅する第1及び第2の増幅回路13A,13Bと、増幅回路13A,13Bによって増幅されたドップラー信号E1,E2に基づいて、移動物体の存否を判定する信号処理部8とを備えている。
位相検波回路6は、送波信号E02と同周波数で送波信号E02と位相をずらした基準信号E01と差動回路3の差分信号E03とを混合(ミキシング)する第1のミキサ回路6Aと、送波信号E02からなる基準信号と差動回路3の差分信号E03とを混合する第2のミキサ回路6Bとを備えている。
ここで、一方の基準信号E01は移相回路10の出力であり、両基準信号E01,E02の位相が所定角度(例えば90度)ずれるように設定されている。したがって、第1及び第2のミキサ回路6A,6Bの出力にビート信号として得られる一対のドップラー信号E1,E2も位相が互いに異なったものとなる。そして、一対のドップラー信号E1,E2は各々増幅回路13A,13Bで増幅された後に信号処理部8に取り込まれる。
図3は第1及び第2のミキサ回路6A,6Bの具体回路図であり、ミキサ回路6A,6Bは、差動回路3からの差分信号E03が入力される入力端子60と、ドップラー信号E1又はE2を出力する出力端子61と、基準信号E01又はE02が入力される基準信号入力端子62と、入力端子60と出力端子61を接続する信号線とグランドの間に挿入され基準信号入力端子62がゲートに接続された電界効果トランジスタQ1とを有している。また、入力端子60及び基準信号入力端子62には直流カット用のコンデンサC1,C2がそれぞれ接続され、電界効果トランジスタQ1のゲートとグランドの間には放電用の抵抗R3が接続され、電界効果トランジスタQ1のドレインには抵抗R2が接続されている。さらに、電界効果トランジスタQ1と出力端子61の間には抵抗R1とコンデンサC3の積分回路からなるローパスフィルタが接続されている。基準信号入力端子62に入力する基準信号E01又はE02がグランドに対して正極性の期間(正の半波の期間)では電界効果トランジスタQ1がターンオンし、入力端子60と出力端子61間の信号線が短絡されるために出力端子61にドップラー信号E1又はE2が出力されず、基準信号E01又はE02がグランドに対して負極性の期間(負の半波の期間)では電界効果トランジスタQ1がターンオフし、入力端子60と出力端子61間の信号線が短絡されないために出力端子61にドップラー信号E1又はE2が出力される。
その動作は、基準信号E01又はE02と差動信号E03の位相差がπ(=180度)の時、差動信号E03がグランドに対して正極性の期間のみ出力端子61に信号が出力される。このとき、差動信号E03の振幅をAとすると、出力端子61にはA/πの電圧レベルを有する信号が出力される。一方、基準信号E01又はE02と差動信号E03の位相差が0又は2nπ(n=1,2,…)の時、差動信号E03がグランドに対して負極性の期間のみ出力端子61に信号が出力される。このとき、差動信号E03の振幅をAとすると、出力端子61には−A/πの電圧レベルを有する信号が出力される。また、基準信号E01又はE02と差動信号E03の位相差がπ若しくは2nπ(n=0,1,2,…)以外の場合、出力端子61には−A/π〜A/πの電圧レベルを有する信号が出力される。つまり、基準信号E01又はE02と差動信号E03の周波数が異なれば、その周波数差の周波数で位相差が0〜2πの範囲で変化するドップラー信号E1又はE2が出力端子61から出力されることになる。
また信号処理部8は、第1及び第2の増幅回路13A,13Bによって増幅された第1、第2のドップラー信号E1,E2を所定の周期でサンプリングし且つ量子化することでアナログ値のドップラー信号E1,E2をそれぞれディジタル値に変換した値Xn,Yn(nは正の整数)を得るサンプリング回路85と、サンプリング回路85により変換されたディジタル値X,Yを順次記憶する不揮発性のメモリ81と、二次元直交座標系において原点を始点とし且つ点(Xn,Yn)を終点とするベクトルRnを求めてメモリ81に逐次記憶させるとともに、前回のサンプリングで得られてメモリ81に格納してあるベクトルRn−1と今回のサンプリングで得られたベクトルRnとがなす角度(この角度をベクトルの回転角と呼ぶ。)φnを上述の式(1)を用いて演算するベクトル回転角演算手段86と、ベクトル回転角演算手段86で演算されたベクトル回転角φnを累積加算する累積加算手段87と、累積加算手段87により算出された累積加算値Σφnを所定の閾値と比較する比較手段88とを備えている。尚、信号処理部8は例えばマイクロコンピュータを用いて構成され、マイクロコンピュータが制御プログラムを実行することによって、ベクトル回転角演算手段86、累積加算手段87、比較手段88が実現される。
ここにおいて、移動物体が近付く場合はベクトルRnが反時計回りに回転するから、ベクトル回転角φnの極性は正になり、移動物体が遠ざかる場合はベクトルRnが時計回りに回転するから、ベクトル回転角φnの極性は負になる。そして、このベクトル回転角φnを累積加算手段87で積算すれば、その積算値(=φ1+φ2+…+φn+…)は移動物体の移動距離に比例することになるので、この累積加算値Σφnが閾値を越えた時に比較手段88が物体検知信号を出力する。この物体検知信号は報知器駆動回路11に入力され、報知器駆動回路11が例えばランプやブザーからなる報知器(図示せず)を駆動することによって、移動物体の存在を報知する。
送受波器2は、図1に示すように、例えば圧電素子を用いて構成され送波と受波の両方を行う一つの超音波振動子20と、超音波の送波方向および受波方向を規制するホーン21と、発振回路1から出力される送波信号E02のハイ/ローを反転させた信号を出力するインバータ22と、インバータ22の出力端と超音波振動子20の間に接続された直流カット用のコンデンサ23と、超音波振動子20における受波信号の出力端とグランドとの間に接続された抵抗25とを備えている。
差動回路3は、オペアンプ30と、超音波振動子20における受波信号の出力端とオペアンプ30の反転入力端子の間に接続されたコンデンサC2及び抵抗R2の直列回路と、オペアンプ30の反転入力端子と出力端子との間に接続されたコンデンサC1及び抵抗R1の並列回路と、インバータ22の出力端子とオペアンプ30の非反転入力端子との間に接続されたコンデンサC4及び抵抗R4の直列回路と、オペアンプ30の非反転入力端子とグランドとの間に接続されたコンデンサC3及び抵抗R3の並列回路とで構成されている。ここで、コンデンサC2及び抵抗R2の直列回路のインピーダンスをZ1、コンデンサC1及び抵抗R1の並列回路のインピーダンスをZ2、コンデンサC4及び抵抗R4の直列回路のインピーダンスをZ3、コンデンサC3及び抵抗R3の並列回路のインピーダンスをZ4とし、コンデンサC2に入力される電圧をV1、コンデンサC4に入力される電圧をV2とすると、差動回路3の出力信号E03は下記の式(2)で表される。
ここにおいて、インバータ22の出力に、インバータ22を動作させる電源のノイズ成分Enが重畳していると、送波信号E02’にノイズ成分Enが重畳した信号が超音波振動子20に入力されるため、電圧V2=E02’+Enとなる。また超音波振動子20から出力される信号は、ノイズ成分Enが重畳された送波信号E02’が分圧された信号に受波信号Einが加わった信号となるため、V1=a×(E02’+En)+Einとなる(但し、aは分圧比)。したがって、差動回路3によって、電源のノイズ成分En及び送波信号E02’が打ち消されるように、差動回路3の正転側及び反転側の増幅度を設定しておけば、差動回路3からは位相検波回路6へ受波信号Einのみが出力されるので、位相検波回路6(つまり第1及び第2のミキサ回路6A,6B)から出力される一対のドップラー信号E1,E2には、電源のノイズ成分Enや送波信号E02’が含まれることがない。よって、ノイズ成分が増幅されることはないから、第1及び第2のドップラー信号E1,E2をそれぞれ増幅する第1及び第2の増幅回路13A,13Bの増幅率をより高い値に設定することができ、また差動回路3においてもある程度増幅することができるから、移動物体検出装置の監視空間を広くとることができ、その結果、移動体検出装置の死角を減らすことができる。
また差動回路3は、図1に示すような回路構成を有しており、コンデンサC1〜C4及び抵抗R1〜R4の定数を調整することによって、超音波の周波数を通過帯域とするバンドパスフィルタとして動作させることができ、矩形波のパルス信号からなる送波信号E02’の高調波成分や、インバータ22を動作させる電源の電源ノイズに含まれる低周波成分を取り除くことができる。したがって、上述と同様に、位相検波回路6から出力されるドップラー信号E1,E2に含まれるノイズ成分を低減できるので、ドップラー信号E1,E2をそれぞれ増幅する第1及び第2の増幅回路13A,13Bの増幅度をさらに高い値に設定することができ、それによって移動物体検出装置の監視空間を広くとることができるとともに、死角をさらに減らすことができる。
1 発振回路(発振手段)
2 送受波器(送受波手段)
3 差動回路(差分出力手段)
6 位相検波回路(位相検波手段)
86 ベクトル回転角演算手段
87 累積加算手段(積分手段)
88 比較手段
20 超音波振動子
22 インバータ
E02 送波信号
2 送受波器(送受波手段)
3 差動回路(差分出力手段)
6 位相検波回路(位相検波手段)
86 ベクトル回転角演算手段
87 累積加算手段(積分手段)
88 比較手段
20 超音波振動子
22 インバータ
E02 送波信号
Claims (1)
- 所定の周波数で発振する発振手段と、発振手段から出力される送波信号により超音波を監視空間に送波するとともに、前記超音波が監視空間に存在する物体に反射して生じる反射波を受波して受波信号を出力する送受波手段と、送受波手段に入力される信号と送受波手段から出力される信号との差分を出力する差分出力手段と、送波信号と同周波数で互いに位相の異なる基準信号と差分出力手段の出力信号とを混合することで、基準信号との位相差に応じた振幅を有し且つ互いに位相の異なる一対のドップラー信号を得る位相検波手段と、二次元直交座標系において原点を始点とし一対のドップラー信号の振幅レベルの数値を終点とするベクトルが時間の経過に伴って回転するときの回転角を演算する回転角演算手段と、回転角演算手段で演算された回転角を積算する積算手段と、積算手段で積算された回転角の積算値を所定の閾値と比較する比較手段とを備えたことを特徴とする移動物体検出装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009284403A JP2011127926A (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 移動物体検出装置 |
EP10809594.4A EP2444820B1 (en) | 2009-06-18 | 2010-06-16 | Moving object detection device |
PCT/IB2010/001445 WO2011021078A1 (ja) | 2009-06-18 | 2010-06-16 | 移動物体検出装置 |
US13/328,086 US8218395B2 (en) | 2009-06-18 | 2011-12-16 | Moving object detecting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Country Status (1)
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
US20120087210A1 (en) * | 2009-06-18 | 2012-04-12 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Moving object detecting apparatus |
-
2009
- 2009-12-15 JP JP2009284403A patent/JP2011127926A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120087210A1 (en) * | 2009-06-18 | 2012-04-12 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Moving object detecting apparatus |
US8218395B2 (en) * | 2009-06-18 | 2012-07-10 | Panasonic Corporation | Moving object detecting apparatus |
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