JP2011127835A - 電磁レールガン - Google Patents

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Abstract

【課題】加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる電磁レールガンを提供する。
【解決手段】固体電機子2が導電レール1a,1bの先端から射出されると、導電レール1a−固体電機子2−導電レール1bと流れていた電流は、導電レール1aの先端部1a’−インダクタ5a−交差電極6a,6b−インダクタ5b−導電レール1bの先端部1b’と流れる。
【効果】インダクタ5a,5bに短絡電流が流れることにより、砲口アークの発生が防止される。固体電機子2に流れる電流の減少を、固体電機子2が導体レール1a,1bの先端を離れる直前まで、抑制できる。インダクタ5a,5bに流れる電流が作る磁場は、固体電機子2の加速線上に生じず、磁場の圧縮による固体電機子2の減速を抑制できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電磁レールガンに関し、さらに詳しくは、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる電磁レールガンに関する。
従来、図11〜図13に示す如き電磁レールガン500が知られている(非特許文献1参照)。図11は平面図、図12は右側面図、図13は図11のE−E’断面図である。
この従来の電磁レールガン500は、固体電機子2と、飛翔体3と、固体電機子2および飛翔体3の加速通路を形成する一対の平行な導電レール1a,1bと、スイッチSと、パルス電源Pと、砲口アーク防止短絡器50とを具備している。
砲口アーク防止短絡器50は、導電レール1a,1bの先端部に設けられ、接続電極51a,51bと、短絡棒52a,52bと、交差電極53と、絶縁体54とから構成されている。
導電レール1a,1bの先端(=砲口)から固体電機子2が射出された時、導電レール1a−接続電極51a−短絡棒52a−交差電極53−短絡棒52b−接続電極51b−導電レール1bと短絡電流が流れることにより、砲口アークの発生が防止される。
IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS, VOL. 33, NO.1, JANUARY 1997, pp.594-598
上記従来の電磁レールガン500において、砲口アーク防止短絡器50の接続電極51aは導電レール1aの途中に接続されており、接続電極51bは導電レール1bの途中に接続されている。
この構造のため、接続電極51aが導体レール1aに接続している導電レール1aの途中の部分=接続電極51bが導体レール1bに接続している導電レール1bの途中の部分を、固体電機子2が過ぎると、砲口アーク防止短絡器50に電流が分流されるようになり、固体電機子2に流れる電流が減少し、加速力が落ちるという問題があった。
また、砲口アーク防止短絡器50に分流した電流によって生じた磁場は、固体電機子2−導体レール1a−接続電極51a−短絡棒52a−交差電極53−短絡棒52b−接続電極51b−導体レール1b−固体電機子2という閉ループの中に閉じ込められており、固体電機子2が導体レール1a,1bの先端(=砲口)に移動するにつれて圧縮され、固体電機子2を減速させる力が生じ、これによっても加速力が落ちるという問題があった。
そこで、この発明は、固体電機子2が導体レール1a,1bの先端(=砲口)を離れる直前における固体電機子2に流れる電流の減少を抑制し、且つ、砲口アーク防止のために流れる電流が作る磁場の影響による減速を抑制することによって、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる電磁レールガンを提供することを目的としている。
第1の観点では、本発明は、固体電機子(2)と、飛翔体(3)と、前記固体電機子(2)および前記飛翔体(3)の加速通路を形成する一対の平行な導電レール(1a,1b)とを有する電磁レールガンであって、前記一対の導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)にそれぞれインダクタ(5a,5b)を、前記一対の導体レール(1a,1b)が並ぶ面内において前記一対の導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるように設置し、交差電極(6a,6b)により前記一対のインダクタ(5a,5b)を接続したことを特徴とする電磁レールガン(100)を提供する。
上記第1の観点による電磁レールガン(100)では、固体電機子(2)が導電レール(1a,1b)の先端から射出されると、導電レール(1a)−固体電機子(2)−導電レール(1b)と流れていた電流は、導電レール(1a)の先端部(1a’)−インダクタ(5a)−交差電極(6a,6b)−インダクタ(5b)−導電レール(1b)の先端部(1b’)と流れるため、砲口アークの発生が防止される。
また、インダクタ(5a,5b)が導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)に設置されているため、固体電機子(2)に流れる電流の減少を、固体電機子(2)が導体レール(1a,1b)の先端を離れる直前まで、抑制することが出来る。
さらに、導体レール(1a,1b)が並ぶ面内において導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるようにインダクタ(5a,5b)を設置しているため、インダクタ(5a,5b)に流れる電流が作る磁場は、固体電機子(2)の加速線(=固体電機子(2)の中心点が固体電機子(2)が加速される区間で描く軌跡線)上に生じず、磁場の圧縮による固体電機子(2)の減速を抑制することが出来る。
よって、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる。
第2の観点では、本発明は、固体電機子(2)と、飛翔体(3)と、前記固体電機子(2)および前記飛翔体(3)の加速通路を形成する一対の平行な導電レール(1a,1b)とを有する電磁レールガンであって、前記一対の導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)を接続するインダクタ(5)を、前記一対の導体レール(1a,1b)が延びる方向に垂直な面内において前記導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるように設置したことを特徴とする電磁レールガン(200)を提供する。
上記第2の観点による電磁レールガン(200)では、固体電機子(2)が導電レール(1a,1b)の先端から射出されると、導電レール(1a)−固体電機子(2)−導電レール(1b)と流れていた電流は、導電レール(1a)の先端部(1a’)−インダクタ(5)−導電レール(1b)の先端部(1b’)へと流れるため、砲口アークの発生が防止される。
また、インダクタ(5)が導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)に設置されているため、固体電機子(2)に流れる電流の減少を、固体電機子(2)が導体レール(1a,1b)の先端を離れる直前まで、抑制することが出来る。
さらに、導体レール(1a,1b)が延びる方向に垂直な面内において導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるようにインダクタ(5)を設置しているため、インダクタ(5)の辺を時計回りに流れる電流が作る磁場とインダクタ(5)の辺を反時計回りに流れる電流が作る磁場とが固体電機子(2)において反対方向になり、打ち消し合う。また、インダクタ(5)に流れる電流が作る磁場は、導体レール(1a,1b)に流れる電流が作る磁場とは直交し、加速力に与える影響はほとんど無い。
よって、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる。
なお、インダクタ(5)を環状導体で構成し、その電流路が導体レール(1a,1b)に対して対称になるように導体レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)に接続する構造とすれば、簡単で小型の構造に出来る。
第3の観点では、本発明は、固体電機子(2)と、飛翔体(3)と、前記固体電機子(2)および前記飛翔体(3)の加速通路を形成する一対の平行な導電レール(1a,1b)とを有する電磁レールガンであって、一対のインダクタ(5a,5b)を、前記一対の導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)を接続し且つ前記一対の導体レール(1a,1b)が延びる方向に垂直な面内において前記導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるように設置したことを特徴とする電磁レールガン(300)を提供する。
上記第3の観点による電磁レールガン(300)では、固体電機子(2)が導電レール(1a,1b)の先端から射出されると、導電レール(1a)−固体電機子(2)−導電レール(1b)と流れていた電流は、導電レール(1a)の先端部(1a’)−インダクタ(5a)−導電レール(1b)の先端部(1b’)と流れると共に導電レール(1a)の先端部(1a’)−インダクタ(5b)−導電レール(1b)の先端部(1b’)と流れることにより、砲口アークの発生が防止される。
また、インダクタ(5a,5b)が導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)に設置されているため、固体電機子(2)に流れる電流の減少を、固体電機子(2)が導体レール(1a,1b)の先端を離れる直前まで、抑制することが出来る。
さらに、導体レール(1a,1b)が延びる方向に垂直な面内において導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるようにインダクタ(5a,5b)を設置しているため、インダクタ(5a)に流れる電流が作る磁場とインダクタ(5b)に流れる電流が作る磁場とが固体電機子(2)において反対方向になり、打ち消し合う。また、インダクタ(5a,5b)に流れる電流が作る磁場は、導体レール(1a,1b)に流れる電流が作る磁場とは直交し、加速力に与える影響はほとんど無い。
よって、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる。
本発明の電磁レールガンによれば、固体電機子が砲口を離れる直前における固体電機子に流れる電流の減少を抑制し、且つ、砲口アーク防止のために流れる電流が作る磁場の影響による減速を抑制することが出来る。よって、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる。
実施例1に係る電磁レールガンを示す平面図である。 実施例1に係る電磁レールガンを示す右側面図である。 図1のA−A’断面図である。 図1のB−B’断面図である。 実施例2に係る電磁レールガンを示す平面図である。 実施例2に係る電磁レールガンを示す右側面図である。 図5のC−C’断面図である。 実施例3に係る電磁レールガンを示す平面図である。 実施例3に係る電磁レールガンを示す右側面図である。 図8のD−D’断面図である。 従来の電磁レールガンを示す平面図である。 従来の電磁レールガンを示す右側面図である。 図11のE−E’断面図である。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
−実施例1−
図1は実施例1に係る電磁レールガン100の平面図であり、図2は右側面図であり、図3は図1のA−A’断面図であり、図4は図1のB−B’断面図である。
この電磁レールガン100は、銅製の固体電機子2と、プラスチック製の飛翔体3と、固体電機子2および飛翔体3の加速通路を形成する一対の平行な銅製レールからなる導電レール1a,1bおよび一対の平行なプラスチック・レールからなる絶縁レール4a,4bと、スイッチSと、パルス電源Pと、砲口アーク防止短絡器10とを具備している。
砲口アーク防止短絡器10は、導電レール1aの先端部1a’に設置されたインダクタ5aと、導電レール1aとインダクタ5aとを絶縁支持する絶縁板7aと、導電レール1bの先端部1b’に設置された折り返し形のインダクタ5bと、導電レール1bとインダクタ5bとを絶縁支持する絶縁板7bと、導電レール1a,1bの先端部1a’,1b’の位置でインダクタ5aとインダクタ5bを接続する交差電極6a,6bと、インダクタ5aの折り返し辺同士を絶縁すると共にインダクタ5aと交差電極6a,6bとを絶縁する絶縁樋8aと、インダクタ5bの折り返し辺同士を絶縁すると共にインダクタ5bと交差電極6a,6bとを絶縁する絶縁樋8bとを具備してなる。
インダクタ5aとインダクタ5bは、銅製のワンターン・コイルであり、導体レール1a,1bが並ぶ面内において、導体レール1a,1bに対して対称形状になるように設置してある。
交差電極6a,6bは、銅製であり、導体レール1a,1bが並ぶ面に対して対称形状になるように設置してある。
また、図2から判るように、導電レール1a,1b、インダクタ5a,5bおよび交差電極6a,6bは、導電レール1a,1bおよび絶縁レール4a,4bが形成する加速通路の中心線に対して対称形状になっている。
寸法例を示すと、導電レール1a,1bの長さは3m、幅は55mm、間隔は35mmである。インダクタ5a,5bの長さは2mである(1mの辺を折り返している)。
この電磁レールガン100では、固体電機子2が導電レール1a,1bの先端から射出されると、導電レール1a−固体電機子2−導電レール1bと流れていた電流は、導電レール1aの先端部1a’−インダクタ5a−交差電極6a,6b−インダクタ5b−導電レール1bの先端部1b’と流れるため、砲口アークの発生が防止される。
また、インダクタ5a,5bが導電レール1a,1bの先端部1a’,1b’に設置されているため、固体電機子2に流れる電流の減少を、固体電機子2が導体レール1a,1bの先端を離れる直前まで、抑制することが出来る。
さらに、導体レール1a,1bが並ぶ面内において導体レール1a,1bに対して対称形状になるようにインダクタ5a,5bを設置しているため、インダクタ5a,5bに流れる電流が作る磁場は、固体電機子2の加速線上に生じず、磁場の圧縮による固体電機子2の減速を抑制することが出来る。
よって、実施例1の電磁レールガン100によれば、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる。
−実施例2−
図5は実施例2に係る電磁レールガン200の平面図であり、図6は右側面図であり、図7は図5のC−C’断面図である。
この電磁レールガン200は、銅製の固体電機子2と、プラスチック製の飛翔体3と、固体電機子2および飛翔体3の加速通路を形成する一対の平行な銅製レールからなる導電レール1a,1bおよび一対の平行なプラスチック・レールからなる絶縁レール4a,4bと、スイッチSと、パルス電源Pと、砲口アーク防止短絡器20とを具備している。
砲口アーク防止短絡器20は、導電レール1aの先端部1a’に設置された接続電極9aと、導電レール1bの先端部1b’に設置された接続電極9bと、接続電極9a,9bに接続されたインダクタ5とを具備してなる。
インダクタ5は、銅製のワンターン・コイルであり、導体レール1a,1bが延びる方向に垂直な面内において導体レール1a,1bに対して対称形状になるように設置してある。
接続電極9a,9bは、銅製であり、導体レール1a,1bが延びる方向に垂直な面内において導体レール1a,1bに対して対称形状になるように設置してある。
また、図6から判るように、導電レール1a,1b、インダクタ5および接続電極9a,9bは、導電レール1a,1bおよび絶縁レール4a,4bが形成する加速通路の中心線に対して対称形状になっている。
この電磁レールガン200では、固体電機子2が導電レール1a,1bの先端から射出されると、導電レール1a−固体電機子2−導電レール1bと流れていた電流は、導電レール1aの先端部1a’−接続電極9a−インダクタ5−接続電極9b−導電レール1bの先端部1b’と流れるため、砲口アークの発生が防止される。
また、インダクタ5が導電レール1a,1bの先端部1a’,1b’に設置されているため、固体電機子2に流れる電流の減少を、固体電機子2が導体レール1a,1bの先端を離れる直前まで、抑制することが出来る。
さらに、導体レール1a,1bが延びる方向に垂直な面内において導体レール1a,1bに対して対称形状になるようにインダクタ5を設置しているため、インダクタ5の辺を時計回りに流れる電流が作る磁場とインダクタ5の辺を反時計回りに流れる電流が作る磁場とが固体電機子2において反対方向になり、打ち消し合う。また、インダクタ5および接続電極9a,9bに流れる電流が作る磁場は、導体レール1a,1bに流れる電流が作る磁場とは直交し、加速力に与える影響はほとんど無い。
よって、実施例2の電磁レールガン200によれば、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる。また、インダクタ5を簡単で小型の構造に出来る。
−実施例3−
図8は実施例3に係る電磁レールガン300の平面図であり、図9は右側面図であり、図10は図5のD−D’断面図である。
この電磁レールガン300は、銅製の固体電機子2と、プラスチック製の飛翔体3と、固体電機子2および飛翔体3の加速通路を形成する一対の平行な銅製レールからなる導電レール1a,1bおよび一対の平行なプラスチック・レールからなる絶縁レール4a,4bと、スイッチSと、パルス電源Pと、砲口アーク防止短絡器30とを具備している。
砲口アーク防止短絡器30は、導電レール1a,1bの先端部1a’,1b’を接続するインダクタ5aと、導電レール1a,1bの先端部1a’,1b’を接続するインダクタ5bとを具備してなる。
なお、絶縁レール4a,4bの長さは、インダクタ5a,5bの幅だけ、導電レール1a,1bの長さよりも短くなっている。
インダクタ5a,5bは、銅製のワンターン・コイルであり、導体レール1a,1bが延びる方向に垂直な面内において導体レール1a,1bに対して対称形状になるように設置してある。
また、図9から判るように、導電レール1a,1bおよびインダクタ5a,5bは、導電レール1a,1bおよび絶縁レール4a,4bが形成する加速通路の中心線に対して対称形状になっている。
この電磁レールガン300では、固体電機子2が導電レール1a,1bの先端から射出されると、導電レール1a−固体電機子2−導電レール1bと流れていた電流は、導電レール1aの先端部1a’−インダクタ5a−導電レール1bの先端部1b’と流れると共に導電レール1aの先端部1a’−インダクタ5b−導電レール1bの先端部1b’と流れるため、砲口アークの発生が防止される。
また、インダクタ5a,5bが導電レール1a,1bの先端部1a’,1b’に設置されているため、固体電機子2に流れる電流の減少を、固体電機子2が導体レール1a,1bの先端を離れる直前まで、抑制することが出来る。
さらに、導体レール1a,1bが延びる方向に垂直な面内において導体レール1a,1bに対して対称形状になるようにインダクタ5a,5bを設置しているため、インダクタ5aを流れる電流が作る磁場とインダクタ5bを流れる電流が作る磁場とが固体電機子2において反対方向になり、打ち消し合う。また、インダクタ5a,5bに流れる電流が作る磁場は、導体レール1a,1bに流れる電流が作る磁場とは直交し、加速力に与える影響はほとんど無い。
よって、実施例3の電磁レールガン300によれば、加速力を落とすことなく、砲口アークの発生を防止できる。
本発明の電磁レールガンは、例えば衝撃試験に利用できる。
1a,1b 導電レール
2 固体電機子
3 飛翔体
4a,4b 絶縁レール
5,5a,5b インダクタ
6a,6b 交差電極
7a,7b 絶縁板
8a,8b 絶縁樋
9a,9b 接続電極
10,20,30,50 砲口アーク防止短絡器
100,200,300,500 電磁レールガン

Claims (3)

  1. 固体電機子(2)と、飛翔体(3)と、前記固体電機子(2)および前記飛翔体(3)の加速通路を形成する一対の平行な導電レール(1a,1b)とを有する電磁レールガンであって、前記一対の導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)にそれぞれインダクタ(5a,5b)を、前記一対の導体レール(1a,1b)が並ぶ面内において前記一対の導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるように設置し、交差電極(6a,6b)により前記一対のインダクタ(5a,5b)を接続したことを特徴とする電磁レールガン(100)。
  2. 固体電機子(2)と、飛翔体(3)と、前記固体電機子(2)および前記飛翔体(3)の加速通路を形成する一対の平行な導電レール(1a,1b)とを有する電磁レールガンであって、前記一対の導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)を接続するインダクタ(5)を、前記一対の導体レール(1a,1b)が延びる方向に垂直な面内において前記導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるように設置したことを特徴とする電磁レールガン(200)。
  3. 固体電機子(2)と、飛翔体(3)と、前記固体電機子(2)および前記飛翔体(3)の加速通路を形成する一対の平行な導電レール(1a,1b)とを有する電磁レールガンであって、一対のインダクタ(5a,5b)を、前記一対の導電レール(1a,1b)の先端部(1a’,1b’)を接続し且つ前記一対の導体レール(1a,1b)が延びる方向に垂直な面内において前記導体レール(1a,1b)に対して対称形状になるように設置したことを特徴とする電磁レールガン(300)。
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