JP2011125670A - 商品棚の商品の転落防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
商品の出し入れのときに転落防止バーを上下に移動させればよく、棚以外の場所にはみ出さず、棚周辺の空間を有効活用できる商品棚の商品の転落防止装置を提供することにある。
【解決手段】
支持部材が、転落防止バーを遊嵌可能な溝幅を有して上下に伸びるガイド溝を有し、2本の転落防止バーが、左右の支持部材のガイド溝に遊嵌され、ガイド溝に沿って移動自在に架け渡され、支持部材に、上方に位置する転落防止バーをガイド溝の上部に保持する保持手段を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、瓶や缶等の商品を載置する棚に設けられる商品棚の商品の転落防止装置に関する。
従来より、棚に並べられた瓶や缶等の商品が、振動や接触等で転落しないようにするために各種の転落装置が提案されている。例えば、特許文献1に示されるものは、棚等の上に瓶の載置スペースを介して互いに対向して取り付けられる左右一対の支持部材と、各支持部材に刻まれた溝及びL字型溝にはめ込まれて両支持部材間に架け渡される転落防止バーとを備えている。そして、各支持部材に刻まれた溝及びL字型溝の上下方向部分が、下方に向かうにしたがい瓶などが落下する方向に傾斜している。棚の上に瓶を置いたり、棚上の瓶を取り出したりする場合は、転落防止バーに手をかけて上部溝の開放方向に持ち上げ、そのまま転落防止バーのみを取り外し手前に置き、転落防止バーから手を離し、両手で瓶の出し入れを行う。
特開2001−314255号公報
しかしながら、従来の落下や転倒の防止装置は、棚上の瓶を取り出したりするときに、転落防止バーを棚よりも前方にはみ出させるため、棚の前方を大きく開放しておく必要があり、空間の有効活用をしにくい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、商品の出し入れのときに転落防止バーを上下に移動させればよく、棚以外の場所にはみ出さず、棚周辺の空間を有効活用できる商品棚の商品の転落防止装置を提供することにある。
請求項1記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材が、転落防止バーを遊嵌可能な溝幅を有して上下に伸びるガイド溝を有し、2本の転落防止バーが、左右の支持部材のガイド溝に遊嵌され、ガイド溝に沿って移動自在に架け渡され、支持部材に、上方に位置する転落防止バーをガイド溝の上部に保持する保持手段を有することを特徴とする。
請求項2記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材のガイド溝が、略逆J字状で、上部端部が棚の後方側に位置するよう湾曲して湾曲部として穿設され、湾曲部が保持手段になっていることを特徴とする。
請求項3記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材のガイド溝の上部端部の先端が、転落防止バーを係止可能に棚の前方方向に折り返されていることを特徴とする。
請求項4記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材のガイド溝の湾曲部が、ガイド溝の上下中間部にも少なくとも1つ穿設されていることを特徴とする。
請求項5記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材の2本の転落防止バーの間に、2本の転落防止バーを引き離す方向に付勢する弾性部材を備え、弾性部材が保持手段になっていることを特徴とする。
請求項6記載の商品棚の商品の転落防止装置は、上下に伸びるガイド溝の途中の棚の前方方向に、転落防止バーを係止する切り込みが穿設されていることを特徴とする。
請求項7記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材が、棚の後方に向かってもガイド溝及び弾性部材が設けられ、転落防止バーが棚の後方に設けられた支持部材のガイド溝にも架け渡されていることを特徴とする。
請求項8記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材が、左右の支持部材の間にも設けられていることを特徴とする。
請求項9記載の商品棚の商品の転落防止装置は、支持部材に、薄板状で棚の後方まで伸びる長さの側板を挿嵌し固定するスリットを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、転落防止バーが、左右の支持部材のガイド溝に遊嵌され、ガイド溝に沿って移動自在に架け渡され、商品の出し入れのときに転落防止バーを上下に移動させればよく、棚以外の場所にはみ出さず、棚周辺の空間を有効活用できる。
請求項2の発明によれば、支持部材のガイド溝が、略逆J字状で、上部端部が棚の後方側に位置するよう湾曲して湾曲部として穿設され、湾曲部が保持手段になっていることから、転落防止バーを湾曲部に移動させるだけで係止でき、転落防止バーの操作が容易である。
請求項3の発明によれば、支持部材のガイド溝の上部端部の先端が、転落防止バーを係止可能に棚の前方方向に折り返されていることから、転落防止バーがガイド溝に遊嵌されているものの、転落防止バーが上部端部にあるときは棚が揺れたりしても移動しにくく、商品の転落防止をより確実に行うことができる。
請求項4の発明によれば、支持部材のガイド溝の湾曲部が、ガイド溝の上下中間部にも少なくとも1つ穿設されていることから、高さの異なる商品の転落防止が可能となる。
請求項5の発明によれば、支持部材の2本の転落防止バーの間に、2本の転落防止バーを引き離す方向に付勢する弾性部材を備え、弾性部材が保持手段になっていることから、転落防止バーに横から商品が当たっても転落防止バーは簡単に移動しないものの、上又は下から手で押すと転落防止バーが移動し、操作が容易である。
請求項6の発明によれば、上下に伸びるガイド溝の途中の棚の前方方向に、転落防止バーを係止する切り込みが穿設されていることから、商品が転落防止バーに倒れかかる方向で触れた場合でも、転落防止バーが棚の前方方向に付勢された状態で下がるために、転落防止バーが切り込みに係止され、不必要に転落防止バーが下がってしまわず、商品の転落を防止することができる。
請求項7の発明によれば、支持部材が、棚の後方に向かってもガイド溝及び弾性部材が設けられ、転落防止バーが棚の後方に設けられた支持部材のガイド溝にも架け渡されていることから、請求項6と同様に、商品が棚の側方からの転落を防止することができる。
請求項8の発明によれば、支持部材が、左右の支持部材の間にも設けられていることから、棚が横に長く転落防止バーが長くなってしまう場合でも、転落防止バーを確実に保持でき、商品の転倒防止をより確実に行うことができる。
請求項9の発明によれば、支持部材に、薄板状で棚の後方まで伸びる長さの側板を挿嵌し固定するスリットを備えることから、商品の棚の側方への転落を防止するための側板を簡易に設けることができる。
本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第1の実施例を示す斜視図である。 同転落防止装置の他の方向から見た斜視図である。 同転落防止装置の正面図である。 同転落防止装置の上面図である。 同転落防止装置の使い方を示す説明図である。 同転落防止装置の使い方を示す説明図である。 同転落防止装置の他の棚への適用例を示す斜視図である。 本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第2の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第3の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第4の実施例を示す斜視図である。 同転落防止装置の支持部材を示す側面図である。 同転落防止装置を示す上面図である。 同転落防止装置の使い方を示す説明図である。 同転落防止装置の使い方を示す説明図である。 同転落防止装置の他の態様を示す斜視図である。 本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第5の実施例を示す斜視図である。
本発明の形態における商品棚の商品の転落防止装置は、棚に並べられた瓶や缶等の商品が、振動や接触等で転落しないようにするためのものである。以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第1の実施例を示す斜視図である。図2は、同転落防止装置の他の方向から見た斜視図である。図3は、同転落防止装置の正面図である。図4は、同転落防止装置の上面図である。図5は、同転落防止装置の使い方を示す説明図である。図6は、同転落防止装置の使い方を示す説明図である。図7は、同転落防止装置の他の棚への適用例を示す斜視図である。
図1〜図7において、商品棚の商品の転落防止装置1は、背板10の両脇から正面方向に突出して瓶6aや缶7a等の商品を載置するように設けられた棚14aと、棚14aの両脇に設けられた側板12とから構成される商品棚に取り付けられている。転落防止装置1は、一対の支持部材20,30、転落防止バー16,18等から構成されている。支持部材20,30は、金属製の板材を上面視略コ字状に折曲させたもので、上下に伸びる略長方形状の支持板22,32と、支持板22,32の下端から突出する取付鍔26,36等からなる。支持部材20,30は、一対の側板12のそれぞれの内側に対向するように起立し、取付鍔26,36が棚14aに固定されている。また、支持部材20,30は、支持板22,32に穿設された取付穴24e,34eに挿嵌されたネジにより、側板12に固定されている。尚、支持部材20と支持部材30とは、左右対称の形状である。尚、商品とは、瓶6aや缶7aの他、ペットボトルやシャンプーボトルのような容器や、箱状の物など棚に載置可能なものであればよい。
支持板22,32には、略逆J字状で上部端部24c,34cが棚14aの後方側に位置するように穿設されたガイド溝24,34を備えている。ガイド溝24,34の巾は、転落防止バー16,18が差し込まれた状態で遊動可能なものである。ガイド溝24,34は、正面側の下方の下部端部24a,34aから始まり、上方に上下中間部24d,34dが伸び、上部が後方側に略逆U字状に湾曲して湾曲部24b,34bとなり、湾曲した下端が上部端部24c,34cとなっている。上部端部24c,34cは、転落防止バー16,18を係止可能に前方方向にわずかに湾曲している。尚、上下中間部24d,34dの長さ、すなわち湾曲部24b,34bの高さは、瓶6aや缶7a等の商品の種類や高さにより適宜定められるもので、湾曲部24b,34bの高さは、瓶6aや缶7a等の商品の高さとほぼ同等となるのが好ましい。
左右一対の支持部材20,30の支持板22,32に穿設されたガイド溝24,34には、丸棒状の転落防止バー16,18が並行に少なくとも2本、架け渡されている。転落防止バー16,18は、ガイド溝24,34に沿って自由に移動可能である。
このように構成された商品の転落防止装置1の使用方法を説明する。まず、図5に示すように、2本の転落防止バー16,18を、ガイド溝24,34の下部端部24a,34aにそろって移動させる。そして、側板12の間が広く開放された状態で、棚14aの上に瓶6aや缶7a等の商品を載置する。商品を載せ終わったら、上側の転落防止バー18を、ガイド溝24,34の上下中間部24d,34dに沿って上昇させ、図1〜図4に示すように、上部端部24c,34cに係止させる。これにより、転落防止バー16が瓶6aや缶7aの胴体部分に位置し、転落防止バー18が瓶6aや缶7aの上部に近い位置に位置することになり、商品の転倒防止が図られる。
尚、瓶6aや缶7a等の商品を取るときは、転落防止バー18を邪魔にならない位置にガイド溝24,34上で適宜移動させるようにする。尚、棚14aが高所にあるような場合には、上側に位置する転落防止バー18を動かすのではなく、図6に示すように、下側に位置する転落防止バー16を動かすようにしてもよい。
以上のように、本実施例の瓶6aや缶7a等の商品の転落防止装置1によれば、転落防止バー16,18が、左右の支持部材20,30のガイド溝24,34に遊嵌され、ガイド溝24,34に沿って移動自在に架け渡され、瓶6aや缶7a等の商品の出し入れのときに転落防止バー16,18を上下に移動させればよく、棚14a以外の場所にはみ出さず、棚14a周辺の空間を有効活用できる。
また、支持部材20,30のガイド溝24,34が、略逆J字状で上部端部24c,34cが棚14aの後方側に位置するよう湾曲して湾曲部24b,34bとして穿設され、湾曲部24b,34bが保持手段になっていることから、転落防止バー18を湾曲部に移動させるだけで係止でき、転落防止バー18の操作が容易である。
さらに、ガイド溝24,34の湾曲部24b,34bが後方側に湾曲しているため、商品が瓶6aの場合には、転落防止バー18を瓶6aのネック部分に近い位置に配置可能で、瓶6aの転倒防止を図ることも可能である。
さらに、ガイド溝24,34の上部端部24c,34cの先端が、転落防止バー18を係止可能に棚14aの前方方向に折り返されていることから、転落防止バー18がガイド溝24,34に遊嵌されているものの、転落防止バー18が上部端部24c,34cにあるときは棚14aが揺れたりしても移動しにくく、商品の転落防止をより確実に行うことができる。
尚、図1〜図6における商品棚の棚14aは、奥行きが短いものであるが、商品棚の奥行きにより限定されるものではなく、図7に示すように、棚14bが奥行きが長い場合にも、本実施例の発明を適用することができる。尚、以下の実施例においても、棚の奥行きにより限定されるものではない。
実施例1では、棚14aの横幅が比較的短い例で説明しているが、図8の本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第2の実施例を示す斜視図で示すような、棚14cの横幅が広い場合もある。棚14cの横幅が広く、両脇の支持部材20,30で転落防止バー16,18を支持しただけでは、転落防止バー16,18が垂れ下がって不安定になるような場合には、図8に示すように、支持部材20,30の間に、少なくとも1つの支持部材40を起立させるようにすればよい。支持部材40は、支持部材20又は支持部材30と同様な形状で、転落防止バー16,18が、ガイド溝44を貫通している。尚、支持部材40の数は、棚の長さ等により適宜定めればよい。
このように、支持部材40を、左右の支持部材20,30の間にも設けることで、棚が横に長く転落防止バー16,18が長くなってしまう場合でも、転落防止バー16,18を確実に保持でき、商品の転落防止をより確実に行うことができる。
また、実施例1及び実施例2の支持部材20,30,40のガイド溝24,34,44は、湾曲部24b,34b,44bが、上方に1つしか穿設されていないが、1つに限られるものではなく、図9に示す支持部材50,60のように、複数設けるようにしてもよい。図9の発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第3の実施例を示す斜視図の例では、ガイド溝54は、正面側の下方の下部端部54aから始まり、上方に上下中間部54dが伸び、上部が後方側に略逆U字状に湾曲して湾曲部54bとなり、湾曲した下端が上部端部54cとなるのは上述の支持部材20,30,40と同様である。但し、上下中間部54dの途中に、上部の湾曲部54bと同様の中間湾曲部54fが、少なくとももう1つ穿設されている。
この湾曲部54fは、湾曲部54bと同様に、後方側に略逆U字状に湾曲して湾曲した下端が中間端部54gとなっている。中間端部54gは、転落防止バー16,18を係止可能に前方方向にわずかに湾曲している。尚、中間湾曲部54fは、1つに限られず、適宜増やすようにしてもよい。
このように、支持部材50のガイド溝54の中間湾曲部54fが、ガイド溝54の上下中間部54dにも少なくとも1つ穿設されていることで、高さの異なる瓶6bや缶7b等の商品の転落防止が可能となる。
実施例1〜実施例3に示す支持部材のガイド溝は、湾曲部を有しているが、転落防止バー16,18の保持手段としては、湾曲部に限られるものではない。例えば、図10の本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第4の実施例を示す斜視図に示される形態がある。図11は、同転落防止装置の支持部材を示す側面図である。図12は、同転落防止装置を示す上面図である。図13は、同転落防止装置の使い方を示す説明図である。図14は、同転落防止装置の使い方を示す説明図である。図15は、同転落防止装置の他の態様を示す斜視図である。
図10〜図15において、商品棚の商品の転落防止装置4は、瓶6aや缶7a等の商品を載置するように設けられた棚14dに取り付けられている。転落防止装置4は、一対の支持部材60,70、支持部材60と支持部材70との間に支持部材60,70と対向す支持部材80、転落防止バー16,18等から構成されている。支持部材60,70,80は、金属製の板材を上面視略コ字状に折曲させたもので、上下に伸びる略長方形状の支持板62,72,82と、支持板62,72,82の下端から突出する取付鍔66,76,86等からなる。支持部材60,70,80は、対向するように起立し、取付鍔66,76,86で棚14dに固定されている。尚、支持部材60と支持部材70とは、左右対称の形状であり、支持部材60と支持部材80とは同一の構造である。
支持板62,72,82には、上下に伸びるガイド溝64,74,84が穿設されている。ガイド溝64,74,84の巾は、転落防止バー16,18が差し込まれた状態で遊動可能なものである。ガイド溝64,74,84は、下方の下部端部64a,74a,84aから始まり、上方に上下中間部64d,74d,84dが伸び、上方がが上部端部64c,74c,84cとなっている。上部端部64c、74c,84cの転落防止バー18の1本分程度下に下がった位置の棚14dの前方方向には、転落防止バー18を係止する切り込み64e,74e,84eが設けられている。
支持部材60,70,80に穿設されたガイド溝64,74には、丸棒状の転落防止バー16,18が並行に少なくとも2本、架け渡されている。また、転落防止バー16,18は、支持部材80のガイド溝84を貫通している。そして、転落防止バー16,18は、ガイド溝64,74,84に沿って自由に移動可能である。
また、支持部材60,70,80のガイド溝64,74,84の内側の転落防止バー16と転落防止バー18との間には、上下に伸びて弾性部材であるスプリング68,78,88が遊嵌され、転落防止バー16と転落防止バー18とを引き離す方向に付勢してる。尚、スプリング68,78,88の下端と転落防止バー16との間、上端と転落防止バー18との間には、円盤状の駒68a,68bがそれぞれ設けられている。このスプリング68,78,88により、転落防止バー16は、ガイド溝64,74,84の下部端部64a,74a,84aに押しつけられ、転落防止バー18は、ガイド溝64,74,84の上部端部64c,74c,84cに押しつけられた状態で保持されることになる。
このように構成された商品の転落防止装置4の使用方法を説明する。まず、図13(b)、図14(b)に示すように、転落防止バー18を下方向に押して、ガイド溝64,74,84の下部端部64a,74a,84a方向の上下中間部64d,74d,84dに移動させる。そして、棚14dの前方上方が開放された状態で、棚14dの上に瓶6aや缶7a等の商品を載置する。商品を載せ終わったら、転落防止バー18から手を離せば、転落防止バー18は、ガイド溝64,74,84の上下中間部64d,74d,84dに沿って上昇し、図10や図11に示すように、上部端部64c,74c,84cに係止させる。これにより、転落防止バー16が瓶6aや缶7aの胴体部分に位置し、転落防止バー18が瓶6aや缶7aの上部に近い位置に位置することになり、商品の転倒防止が図られる。
尚、瓶6aや缶7a等の商品を取るときは、転落防止バー18を押して邪魔にならない位置にガイド溝64,74,84上で適宜移動させるようにする。尚、棚14dが高所にあるような場合には、上側に位置する転落防止バー18を動かすのではなく、図13(c)、図14(c)に示すように、下側に位置する転落防止バー16を上方に動かすようにしてもよい。
以上のように、本実施例の瓶6aや缶7a等の商品の転落防止装置4によれば、転落防止バー16,18が、支持部材60,70,80のガイド溝64,74,84に遊嵌され、ガイド溝64,74,84に沿って移動自在に架け渡され、瓶6aや缶7a等の商品の出し入れのときに転落防止バー16,18を上下に移動させればよく、棚14d以外の場所にはみ出さず、棚14d周辺の空間を有効活用できる。
また、2本の転落防止バー16,18の間に、2本の転落防止バー16,18を引き離す方向に付勢する弾性部材であるスプリング68,78,88を備え、プリング68,78,88が保持手段になっていることから、転落防止バー16,18に横から商品が当たっても転落防止バー16,18は簡単に移動しないものの、上又は下から手で押すと転落防止バー16,18が移動し、操作が容易である。
さらに、上下に伸びるガイド溝64,74,84の途中の棚14dの前方方向に、転落防止バー18を係止する切り込み64e,74e,84eが穿設されていることから、商品が転落防止バーに倒れかかる方向で触れた場合でも、転落防止バー18が棚14dの前方方向に付勢された状態で下がるために、転落防止バー18が切り込みに係止され(図13(a)、図14(a)参照)、不必要に転落防止バー18が下がってしまわず、商品の転落を防止することができる。
尚、本実施例は、実施例2の場合のように、棚14dの横幅が長い場合で、支持部材60と支持部材70との間に支持部材80を設けた場合で説明しているが、このように支持部材を途中に設ける場合に限られるものではなく、棚14dの横幅が短い場合には、支持部材60と支持部材70のみの構成であってもよい。
また、図15に示すように、支持部材60,70に、薄板状で棚の後方まで伸びる長さの側板90,92を挿嵌し固定するスリット62a,72aを備えるようにすると、商品の棚14dの側方への転落を防止するための側板90,92を簡易に設けることができるようになる。ここで、側板90,92の形状は、スリット62a,72aに挿嵌できて、商品の転落を防止できる形状であれば、特に形状により制限されるものではない。また、実施例1〜実施例3の支持部材20,30にも、本実施例の支持部材60,70と同様なスリット62a,72aを設けることは可能である。
また、実施例1〜実施例4に示す支持部材のガイド溝は、棚の左右方向に対向して設けられていたが、これに加え、図16の本発明に係る商品棚の商品の転落防止装置の第5の実施例を示す斜視図に示すように、棚14dの後ろ方向に向けて設けることも可能である。本実施例の転落防止装置5の支持部材100は、実施例4の支持部材60,70と同様に、互いに向き合う側にガイド溝104を有し、互いに向き合う支持部材100同士の間に転落防止バー16,18が掛け渡されている。そして、支持部材100のガイド溝104部分には、実施例4の支持部材60,70と同様に、スプリング108が設けられている。
支持部材100の実施例4の支持部材60,70との違いは、棚14dの後方に向かってもガイド溝104及び弾性部材であるスプリング108が設けられ、転落防止バー17,19が棚14dの後方に設けられた支持部材110,120のガイド溝114,124にも架け渡されていることである。支持部材110,120のガイド溝114,124には、同様にスプリング118,128が設けられている。そして、転落防止バー17,19の動作は、転落防止バー16,18と同様である。
このような構造の転落防止装置5によれば、商品が棚の側方からの転落を防止すると共に、棚14dの正面の転落防止バー16,18で奏する効果と同様な効果を有している。
本発明により、商品の出し入れのときに転落防止バーを上下に移動させればよく、棚以外の場所にはみ出さず、棚周辺の空間を有効活用できる商品棚の商品の転落防止装置を提供することができる。
1・・・・・・転落防止装置
2・・・・・・転落防止装置
3・・・・・・転落防止装置
4・・・・・・転落防止装置
5・・・・・・転落防止装置
6a・・・・・瓶
6b・・・・・瓶
7a・・・・・缶
7b・・・・・缶
10・・・・・背板
12・・・・・側板
14a・・・・棚
14b・・・・棚
14c・・・・棚
14d・・・・棚
16・・・・・転落防止バー
17・・・・・転落防止バー
18・・・・・転落防止バー
19・・・・・転落防止バー
20・・・・・支持部材
22・・・・・支持板
24・・・・・ガイド溝
24a・・・・下部端部
24b・・・・湾曲部
24c・・・・上部端部
24d・・・・上下中間部
24e・・・・取付穴
26・・・・・取付鍔
30・・・・・支持部材
32・・・・・支持板
34・・・・・ガイド溝
34a・・・・下部端部
34b・・・・湾曲部
34c・・・・上部端部
34d・・・・上下中間部
34e・・・・取付穴
36・・・・・取付鍔
40・・・・・支持部材
42・・・・・支持板
44・・・・・ガイド溝
44a・・・・下部端部
44b・・・・湾曲部
44c・・・・上部端部
44d・・・・上下中間部
46・・・・・取付鍔
50・・・・・支持部材
52・・・・・支持板
54・・・・・ガイド溝
54a・・・・下部端部
54b・・・・湾曲部
54c・・・・上部端部
54d・・・・上下中間部
54e・・・・取付穴
54f・・・・中間湾曲部
54g・・・・中間端部
56・・・・・取付鍔
60・・・・・支持部材
62・・・・・支持板
62a・・・・スリット
64・・・・・ガイド溝
64a・・・・下部端部
64c・・・・上部端部
64d・・・・上下中間部
64e・・・・切り込み
66・・・・・取付鍔
68・・・・・スプリング
68a・・・・駒
68b・・・・駒
70・・・・・支持部材
72・・・・・支持板
72a・・・・スリット
76・・・・・取付鍔
78b・・・・駒
80・・・・・支持部材
82・・・・・支持板
84・・・・・ガイド溝
84a・・・・下部端部
84c・・・・上部端部
84d・・・・上下中間部
84e・・・・切り込み
86・・・・・取付鍔
88・・・・・スプリング
88b・・・・駒
90・・・・・側板
92・・・・・側板
100・・・・支持部材
104・・・・ガイド溝
104a・・・下部端部
104c・・・上部端部
104d・・・上下中間部
104e・・・切り込み
108・・・・スプリング
110・・・・支持部材
114・・・・ガイド溝
118・・・・スプリング
120・・・・支持部材
124・・・・ガイド溝
124a・・・下部端部
124c・・・上部端部
124d・・・上下中間部
124e・・・切り込み
128・・・・スプリング

Claims (9)

  1. 瓶や缶等の商品を載置する棚の左右に対向して設けられる略板状の支持部材と、該支持部材との間に架け渡された該瓶等の転落防止バーとを有する商品棚の商品の転落防止装置において、
    該支持部材が、該転落防止バーを遊嵌可能な溝幅を有して上下に伸びるガイド溝を有し、
    2本の該転落防止バーが、左右の該支持部材のガイド溝に遊嵌され、該ガイド溝に沿って移動自在に架け渡され、
    該支持部材に、上方に位置する該転落防止バーを該ガイド溝の上部に保持する保持手段を有することを特徴とする商品棚の商品の転落防止装置。
  2. 前記支持部材のガイド溝が、略逆J字状で、上部端部が前記棚の後方側に位置するよう湾曲して湾曲部として穿設され、
    該湾曲部が前記保持手段になっていることを特徴とする請求項1記載の商品棚の商品の転落防止装置。
  3. 前記支持部材のガイド溝の上部端部の先端が、前記転落防止バーを係止可能に前記棚の前方方向に折り返されていることを特徴とする請求項2記載の商品棚の商品の転落防止装置。
  4. 前記支持部材のガイド溝の湾曲部が、該ガイド溝の上下中間部にも少なくとも1つ穿設されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の商品棚の商品の転落防止装置。
  5. 前記支持部材の前記2本の転落防止バーの間に、該2本の転落防止バーを引き離す方向に付勢する弾性部材を備え、
    該弾性部材が前記保持手段になっていることを特徴とする請求項1記載の商品棚の商品の転落防止装置。
  6. 前記上下に伸びるガイド溝の途中の前記棚の前方方向に、前記転落防止バーを係止する切り込みが穿設されていることを特徴とする請求項5記載の商品棚の商品の転落防止装置。
  7. 前記支持部材が、前記棚の後方に向かっても前記ガイド溝及び前記弾性部材が設けられ、前記転落防止バーが該棚の後方に設けられた前記支持部材のガイド溝にも架け渡されていることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の商品棚の商品の転落防止装置。
  8. 前記支持部材が、前記左右の支持部材の間にも設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の商品棚の商品の転落防止装置。
  9. 前記支持部材に、薄板状で前記棚の後方まで伸びる長さの側板を挿嵌し固定するスリットを備えることを特徴とする請求項1〜請求項6又は請求項8のいずれかに記載の商品棚の商品の転落防止装置。
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