JP2011123833A - 情報処理システムおよび電子ペン - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが電子ペンを用いて筆跡データを入力している段階で筆跡データを修飾することが可能な、新規かつ改良された技術を提供する。
【解決手段】情報処理システム10は、電子ペン100と、電子ペン100のペン先の位置を検出して電子ペンのペン先の位置を示す位置情報を取得する位置検出部と、位置情報が示す位置に対する修飾を識別するための修飾IDを記憶する修飾ID記憶部と、修飾IDを更新する修飾ID更新部と、を有し、記憶部と、修飾ID記憶部によって記憶されている修飾IDと位置検出部によって取得された位置情報とを対応付けて対応情報として記憶部に登録する登録処理部と、を備える、レシーバ200、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムおよび電子ペンに関する。
近年、筆跡データを入力することが可能な電子ペンとして様々な方式によるものが知られている。電子ペンの方式としては、例えば、電磁誘導方式や、抵抗膜方式、赤外線・超音波方式、アノト(登録商標)方式などがある。電子ペンに関する技術としては、様々なものが開示されているが、例えば、赤外線・超音波方式による電子ペンを、ユーザに持ち替えさせることなく、ジョイスティックやマウスといった補助入力装置として機能させる技術について開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、ユーザが電子ペンを使用して筆跡データを入力しているときに、筆跡データの色を変更したり筆跡データを消したりすることが必要な状況になることがある。そのような場合には、ユーザは、例えば、電子ペンによって入力された筆跡データをPC(Personal Computer)などに取り込ませ、ディスプレイ上に筆跡データを表示させながら、筆跡データの色を変更したり筆跡データを消したりする操作をマウスなどの入力装置を用いて行う必要があった。なお、以下において、筆跡データの色を変更したり筆跡データを消したりというような、筆跡データの属性を示す情報を変更することを、単に「筆跡データを修飾する」と言う場合がある。また、後に説明するように「筆跡データを修飾する」という動作は、筆跡データの属性を示す情報を変更する以外の動作であってもよい。
特開2007−122659号公報
しかしながら、ユーザがディスプレイ上に筆跡データを表示させながら、筆跡データを修飾する操作をマウスなどの入力装置を用いて行う技術では、ユーザが筆跡データを入力している段階で筆跡データを修飾することができないという問題があった。すなわち、例えば、ユーザが筆跡データを入力している段階で筆跡データを修飾したいと考えたとしても、実際に修飾するための操作は、PCに取り込ませた後に行う必要があった。そのために、ユーザは、自身が筆跡データを入力している段階で考えた筆跡データに対する修飾について、筆跡データをPCに取り込ませた後に思い出さなくてはならず、ユーザに負担がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザが電子ペンを用いて筆跡データを入力している段階で筆跡データを修飾することが可能な、新規かつ改良された技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、電子ペンと、電子ペンのペン先の位置を検出して電子ペンのペン先の位置を示す位置情報を取得する位置検出部と、位置情報が示す位置に対する修飾を識別するための修飾IDを記憶する修飾ID記憶部と、修飾IDを更新する修飾ID更新部と、を有し、記憶部と、修飾ID記憶部によって記憶されている修飾IDと位置検出部によって取得された位置情報とを対応付けて対応情報として記憶部に登録する登録処理部と、を備える、受信装置、を有する、情報処理システムが提供される。
修飾ID記憶部および修飾ID更新部は、電子ペンに備えられていることとしてもよい。また、修飾ID更新部は、電子ペンの表面に設けられたボタンを含んでおり、ボタンがユーザによって押下された際に、押下されたボタンに対応するIDによって修飾IDを更新することとしてもよい。また、修飾ID更新部は、電子ペンの表面に設けられたスライドを含んでおり、スライドがユーザによって移動された際に、移動後にスライドが合わせられた位置に対応するIDによって修飾IDを更新することとしてもよい。
修飾ID更新部は、電子ペンをねじることによって回転させることが可能な回転調整部を含んでおり、回転調整部がユーザによって回転させられた際に、回転後に回転調整部が合わせられた位置に対応するIDによって修飾IDを更新することとしてもよい。また、位置情報が示す位置に対する修飾は、位置情報が示す位置をディスプレイに表示する際または紙面上に印刷する際に位置を着色するために使用される色を示すこととしてもよい。修飾ID記憶部および修飾ID更新部は、受信装置に備えられていることとしてもよい。
情報処理システムは、位置検出部によって取得された位置情報を解析し、位置情報が所定区画内の位置を示すものであると判断した場合には、修飾ID更新部に、所定区画に対応するIDによって修飾ID記憶部によって記憶されている修飾IDを更新させる位置判断部、をさらに備えることとしてもよい。
修飾ID更新部は、電子ペンのペン先と反対側の端部にある圧力センサを含んでおり、圧力センサによって圧力が検出された際に、電子ペンのペン先と反対側の端部に対応するIDによって修飾IDを更新し、位置検出部は、電子ペンのペン先と反対側の端部の位置を検出して、位置情報として電子ペンのペン先と反対側の端部の位置を示す位置情報を取得することとしてもよい。
位置検出部は、電子ペンに備えられていることとしてもよい。また、位置検出部は、受信装置に備えられていることとしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、ユーザが電子ペンを用いて筆跡データを入力している段階で筆跡データを修飾することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 同実施形態に係る電子ペンの位置を検出する原理の一例を説明するための図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが表面に設けられた電子ペンの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するスライドが表面に設けられた電子ペンの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成する回転調整部が設けられた電子ペンの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するスライドが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)が電子ペンに設けられ、位置検出部がレシーバに設けられている場合における電子ペンの機能構成を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)が電子ペンに設けられ、位置検出部がレシーバに設けられている場合におけるレシーバの機能構成を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが電子ペンに設けられている場合に電子ペンによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが電子ペンに設けられている場合にレシーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るレシーバの機能構成を示す図である。 同実施形態に係るレシーバの使用例を示す図である。 同実施形態に係るレシーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する手法について説明するための図である。 同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する段階について説明するための図である。 同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムがペン先と反対側の端部に設けられた電子ペンの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが設けられたスティックの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するスライドが表面に設けられた電子ペンの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するボタンが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するスライドが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが電子ペンに設けられている場合に電子ペンによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが電子ペンに設けられている場合にレシーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法1)について説明するための図である。 同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法2)について説明するための図である。 同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法3)について説明するための図である。 同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1実施形態(電子ペンまたは受信装置が筆跡データの色を変更する場合)
1−1. 情報処理システムの構成
1−2. 電子ペンの位置を検出する原理の一例
1−3. 色を変更するためのボタンが電子ペンに設けられている場合
1−4. 色を変更するためのスライドが電子ペンに設けられている場合
1−5. 色を変更するための回転調整部が電子ペンに設けられている場合
1−6. 色を変更するためのボタンがレシーバに設けられている場合
1−7. 色を変更するためのスライドがレシーバに設けられている場合
1−8. 電子ペンの機能構成
1−9. レシーバの機能構成
1−10.情報処理装置の機能構成
1−11.電子ペンにボタンが存在する場合に電子ペンによって実行される処理
1−12.電子ペンにボタンが存在する場合にレシーバによって実行される処理
2.第2実施形態(色を指定するための区画が配置された専用紙を使用する場合)
2−1. レシーバの機能構成
2−2. 専用紙を使用する場合におけるレシーバの使用例
2−3. レシーバによって実行される処理
3.第3実施形態(情報処理装置が筆跡データの色を変更する場合)
3−1. 情報処理装置の機能構成
3−2. 情報処理装置によって筆跡データの色を変更する手法
3−3. 情報処理装置によって筆跡データの色を変更する段階
3−4. 情報処理装置によって実行される処理
4.第4実施形態(電子ペンまたは受信装置が筆跡データを消す場合)
4−1. 筆跡データを消すための消しゴムが電子ペンに設けられている場合
4−2. 筆跡データを消すための消しゴムがスティックに設けられている場合
4−3. 筆跡データを消すためのスライドが電子ペンに設けられている場合
4−4. 筆跡データを消すためのボタンがレシーバに設けられている場合
4−5. 筆跡データを消すためのスライドがレシーバに設けられている場合
4−6. 電子ペンに消しゴムが存在する場合に電子ペンによって実行される処理
4−7. 電子ペンに消しゴムが存在する場合にレシーバによって実行される処理
5.第5実施形態(情報処理装置が筆跡データを消す場合)
5−1. 情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法1)
5−2. 情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法2)
5−3. 情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法3)
5−4. 情報処理装置によって実行される処理
6.変形例
7.まとめ
<1.第1実施形態(電子ペンまたは受信装置が筆跡データの色を変更する場合)>
まず、本発明の第1実施形態について説明する。本発明の第1実施形態は、情報処理システムを構成する電子ペンまたは受信装置が筆跡データの色を変更する形態である。
[1−1.情報処理システムの構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。図1を参照して、同実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。第1実施形態では、筆跡データの色を変更する構成を電子ペンまたは受信装置が有する場合を想定している。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る情報処理システム10は、少なくとも、筆跡データの入力を受け付ける電子ペン100と、筆跡データと修飾IDとを対応付けて記憶するレシーバ200とを有するものである。レシーバ200は、受信装置の一例として機能するものである。なお、上記したように、筆跡データの色を変更したり筆跡データを消したりというような、筆跡データの属性を示す情報を変更することを、単に「筆跡データを修飾する」と言い、修飾IDは、筆跡データに対する修飾の種類を識別するためのものである。また、「筆跡データを修飾する」という動作は、筆跡データの属性を示す情報を変更する以外の動作であってもよく、例えば、所定の箇所(ユーザによって特定された変更したい箇所など)の背景の属性(色など)を変更する動作であってもよい。また、所定の箇所に図面を挿入する動作であってもよい。また、情報処理システム10は、情報処理装置300をさらに有することとしてもよい。情報処理装置300は、例えば、ケーブルCAによってレシーバ200に接続され、レシーバ200から取得した筆跡データを表示する処理などを行う。
ユーザが電子ペン100によって紙などに対して筆記を行うと、電子ペン100の位置が電子ペン100またはレシーバ200によって検出され、検出された位置は位置情報として取得され、最終的に情報処理装置300に筆跡データとして表示される。上記したように、電子ペン100の位置を検出する手法には、電磁誘導方式や、抵抗膜方式、赤外線・超音波方式、アノト(登録商標)方式などといった様々なものがあり、特に限定されるものではないが、本実施形態では、特に、赤外線・超音波方式を使用する場合について説明する。赤外線・超音波方式では、電子ペン100のペン先に、例えば、送信装置110が備え付けられており、送信装置110が発信する赤外線および超音波をレシーバ200が受信すると、レシーバ200は、受信した赤外線および超音波に基づいて電子ペン100の位置を検出する。赤外線・超音波方式の原理については、図2を用いて詳述する。
電子ペン100の位置は、常時検出されることとしてもよいし、所定の期間ごとに検出されることとしてもよい。すなわち、例えば、赤外線および超音波は、常時発信されることとしてもよいし、所定期間ごとに発信されることとしてもよい。また、電子ペン100の位置は、ユーザが筆記している間だけ検出されることとしてもよい。例えば、電子ペン100のペン先に圧力センサが備えられており、ユーザが筆記している間にペン先が押されることによって生じる圧力を圧力センサが検出すると、送信装置110から赤外線および超音波が発信され、レシーバ200は、赤外線および超音波を受信したときに電子ペン100の位置を検出することとしてもよい。
なお、本実施形態では、電子ペン100にインクが充填されており、ユーザが電子ペン100を使用して紙などに筆記を行うと、電子ペン100に充填されているインクが筆記した跡に対して付着されることとしてもよい。このようにすれば、紙面上においてもユーザは筆跡を確認することができる。
[1−2.電子ペンの位置を検出する原理の一例]
図2は、本発明の第1実施形態に係る電子ペンの位置を検出する原理の一例を説明するための図である。図2を参照して、同実施形態に係る電子ペンの位置を検出する原理の一例について説明する。
図2に示すように、電子ペン100の送信装置110には、スピーカ111とLED(Light Emitting Diode)112とが備えられている。スピーカ111からの超音波とLED112からの赤外線とは略同時に発信される。また、レシーバ200には、マイク211Aとマイク211Bとフォトダイオード212とが備えられている。フォトダイオード212はLED112から発信された赤外線を受信し、マイク211Aおよびマイク211Bは、スピーカ111から発信された超音波を受信する。このときに、レシーバ200は、マイク211Aによって超音波が受信された時刻と、マイク211Bによって超音波が受信された時刻と、フォトダイオード212によって赤外線が受信された時刻とに基づいて、送信装置110の位置、すなわち、電子ペン100の位置を検出する。レシーバ200によって、電子ペン100の位置が検出されると、電子ペン100の位置情報が、例えば、xy座標として取得される。レシーバ200は、例えば、取得した位置情報をレシーバ200に内蔵されたFLASHメモリなどに記録する。
より詳細には、マイク211Aとマイク211Bとの距離R0は一定であり、既にレシーバ200によって記憶されている。また、レシーバ200は、赤外線がフォトダイオード212によって受信されてから超音波がマイク211Aによって受信されるまでの経過時間t1をもとに距離R1を算出する。同様に、レシーバ200は、赤外線がフォトダイオード212によって受信されてから超音波がマイク211Bによって受信されるまでの経過時間t2をもとに距離R2を算出する。レシーバ200は、距離R0と距離R1と距離R2とに基づいて、電子ペン100の位置を検出する。以上が、電子ペンの位置を検出する原理の一例である。
[1−3.色を変更するためのボタンが電子ペンに設けられている場合]
図3は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが表面に設けられた電子ペンの概観を示す図である。図3を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが表面に設けられた電子ペンについて説明する。
図3に示すように、例えば、筆跡データの色を変更する構成要素の一例として、ボタン130Aが電子ペン100Aに備えられていることとすることができる。図3に示す例では、ボタン130Aが3つ電子ペン100Aに備えられているが、ボタン130Aの数は特に限定されるものではない。ボタン130Aは、例えば、図3に示すように、色ごとに別個に用意され、ユーザによって押下されたボタン130Aに対応する色IDによって修飾ID記憶部(電子ペン100に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新されることとしてもよい。あるいは、ユーザによってボタン130Aが押下されるたびに異なる色IDによって修飾ID記憶部に記憶されている修飾IDがサイクリックに更新されることとしてもよい。
[1−4.色を変更するためのスライドが電子ペンに設けられている場合]
図4は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するスライドが表面に設けられた電子ペンの概観を示す図である。図4を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するスライドが表面に設けられた電子ペンについて説明する。
図4に示すように、例えば、筆跡データの色を変更する構成要素の一例として、スライド130Bが電子ペン100Bに備えられていることとすることができる。スライド130Bは、例えば、図4に示すように、色を選択できるように各色に対応する印が用意されており、ユーザによってスライド130Bが合わせられた印に対応する色IDによって修飾ID記憶部(電子ペン100に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新される。
[1−5.色を変更するための回転調整部が電子ペンに設けられている場合]
図5は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成する回転調整部が設けられた電子ペンの概観を示す図である。図5を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成する回転調整部が設けられた電子ペンについて説明する。
図5に示すように、例えば、筆跡データの色を変更する構成要素の一例として、回転調整部130Cが電子ペン100Cに備えられていることとすることができる。回転調整部130Cは、例えば、図5に示すように、色を選択できるように各色に対応する印が用意されており、ユーザによって回転調整部130Cが回転されて合わせられた印に対応する色IDによって修飾ID記憶部(電子ペン100に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新される。
[1−6.色を変更するためのボタンがレシーバに設けられている場合]
図6は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。図6を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが表面に設けられたレシーバについて説明する。
図6に示すように、例えば、筆跡データの色を変更する構成要素の一例として、ボタン130Aがレシーバ200Aに備えられていることとすることができる。図6に示す例では、ボタン130Aが3つレシーバ200Aに備えられているが、ボタン130Aの数は特に限定されるものではない。ボタン130Aは、例えば、図6に示すように、色ごとに別個に用意され、ユーザによって押下されたボタン130Aに対応する色IDによって修飾ID記憶部(レシーバ200に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新されることとしてもよい。あるいは、ユーザによってボタン130Aが押下されるたびに異なる色IDによって修飾ID記憶部に記憶されている修飾IDがサイクリックに更新されることとしてもよい。レシーバ200Aは、現在の修飾IDを示すインジケータを表示するディスプレイ235を備えることとしてもよい。なお、図8には、電子ペン100が修飾ID記憶部を備える場合について示されているが、レシーバ200Aが修飾ID更新部および修飾ID記憶部を備えることとしてもよい。
[1−7.色を変更するためのスライドがレシーバに設けられている場合]
図7は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するスライドが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。図7を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するスライドが表面に設けられたレシーバについて説明する。
図7に示すように、例えば、筆跡データの色を変更する構成要素の一例として、スライド130Bがレシーバ200Bに備えられていることとすることができる。スライド130Bは、例えば、図7に示すように、色を選択できるように各色に対応する印が用意されており、ユーザによってスライド130Bが合わせられた印に対応する色IDによって修飾ID記憶部(レシーバ200に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新される。レシーバ200Aは、現在の修飾IDを示すインジケータを表示するディスプレイ235を備えることとしてもよい。
[1−8.電子ペンの機能構成]
図8は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)が電子ペンに設けられ、位置検出部がレシーバに設けられている場合における電子ペンの機能構成を示す図である。図8を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)が電子ペンに設けられ、位置検出部がレシーバに設けられている場合における電子ペンの機能構成について説明する。
図8に示すように、本発明の第1実施形態に係る電子ペン100は、超音波発信素子110Aと、赤外線発光素子120と、修飾ID更新部130と、修飾ID記憶部140と、修飾ID送信部150と、インク160とを主に備えるものである。超音波発信素子110Aは、上記した例では、スピーカ111に相当するものであり、赤外線発光素子120は、上記した例では、LED112に相当するものである。
修飾ID記憶部140は、電子ペン100のペン先の位置に対する修飾を識別するための修飾IDを記憶する機能を有するものである。上記したように、修飾ID記憶部140は、電子ペン100に備えられることとしてもよく、レシーバ200に備えられることとしてもよい。修飾ID記憶部140は、記憶装置などにより構成され、例えば、FLASHメモリなどによって構成される。電子ペン100の位置に対する修飾は、例えば、電子ペン100の位置をディスプレイに表示する際または紙面上に印刷する際に位置を着色するために使用される色を示すものである。
修飾ID更新部130は、修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDを更新する機能を有するものである。上記したように、修飾ID更新部130は、電子ペン100に備えられることとしてもよく、レシーバ200に備えられることとしてもよい。修飾ID更新部130は、上記したように、例えば、ボタン130Aや、スライド130B、回転調整部130Cなどにより構成される。すなわち、修飾ID更新部130は、例えば、電子ペン100の表面に設けられたボタン130Aを含んでおり、ボタン130Aがユーザによって押下された際に、押下されたボタン130Aに対応するIDによって修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDを更新することとしてもよい。
また、修飾ID更新部130は、例えば、電子ペン100の表面に設けられたスライド130Bを含んでおり、スライド130Bがユーザによって移動された際に、移動後にスライドが合わせられた位置に対応するIDによって修飾IDを更新することとしてもよい。また、修飾ID更新部130は、電子ペン100をねじることによって回転させることが可能な回転調整部130Cを含んでおり、回転調整部130Cがユーザによって回転させられた際に、回転後に回転調整部130Cが合わせられた位置に対応するIDによって修飾IDを更新することとしてもよい。
修飾ID送信部150は、修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDをレシーバ200に送信する機能を有するものである。修飾ID送信部150は、例えば、超音波発信素子110Aによって構成され、修飾IDを超音波に含めて送信することとすることができる。また、修飾ID送信部150は、例えば、赤外線発光素子120によって構成され、修飾IDを赤外線に含めて送信することとすることとしてもよい。レシーバ200が修飾IDを受信するための受信素子を備えている場合には、修飾ID送信部150は、修飾IDを送信するためのものであってもよい。その場合には、修飾ID送信部150は、超音波発信素子110Aが発信する超音波や赤外線発光素子120が発信する赤外線とは別に修飾IDを送信し、修飾IDを受信するための受信素子に受信させることができる。修飾ID更新部130および修飾ID記憶部140がレシーバ200に備えられている場合には、修飾ID送信部150は電子ペン100に存在しないこととしてもよい。
インク160は、電子ペン100に充填されており、上記したように、ユーザが電子ペン100を使用して紙などに筆記を行うと、電子ペン100に充填されているインクが筆記した跡に対して付着される。このようにすれば、紙面上においてもユーザは筆跡を確認することができる。しかし、いずれにしても筆跡データは、電子ペン100に取り込まれるので、インク160は、電子ペン100に充填されていなくてもよい。また、インク160の色としては、黒などの一色が使用されることとしてもよいし、修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDが更新されるたびに修飾IDに対応する色のインクが使用されることとしてもよい。
その他に、上記したように、電子ペン100は、例えば、ペン先に圧力センサを備えることとしてもよい。圧力センサは、ユーザが筆記している間にペン先が押されることによって生じる圧力を検出すると、送信装置110から赤外線および超音波が発信され、レシーバ200は、赤外線および超音波を受信したときに電子ペン100の位置を検出することとしてもよい。
また、電子ペン100は、修飾ID記憶部140によって現在記憶されている修飾IDが何であるかをユーザが把握することができるように、修飾ID記憶部140によって現在記憶されている修飾IDに対応する色を表示する機能を有していてもよい。例えば、電子ペン100は、修飾ID記憶部140によって現在記憶されている修飾IDに対応する色を表示するLEDを備えていることとしてもよい。
[1−9.レシーバの機能構成]
図9は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)が電子ペンに設けられ、位置検出部がレシーバに設けられている場合におけるレシーバの機能構成を示す図である。図9を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)が電子ペンに設けられ、位置検出部がレシーバに設けられている場合におけるレシーバの機能構成について説明する。
図9に示すように、レシーバ200Aは、超音波受信素子210Aと、超音波受信素子210Bと、赤外線受信素子220と、修飾ID受信部230と、位置検出部240と、登録処理部250と、記憶部260と、送信部270とを主に備える。超音波受信素子210Aは、上記した例では、マイク211Aに相当するものであり、超音波受信素子210Bは、上記した例では、マイク211Bに相当するものであり、赤外線受信素子220は、上記した例では、フォトダイオード212に相当するものである。
修飾ID受信部230は、電子ペン100から送信された修飾IDを受信する機能を有するものである。修飾ID受信部230は、例えば、修飾IDを受信するための受信素子によって構成される。しかし、修飾IDが超音波や赤外線に含められて電子ペン100から送信される場合には、修飾ID受信部230は、マイク211Aによって構成されていてもよく、フォトダイオード212によって構成されていてもよく、マイク211Bによって構成されていてもよい。修飾ID更新部130および修飾ID記憶部140がレシーバ200に備えられている場合には、修飾ID受信部230はレシーバ200Aに存在しないこととしてもよい。
位置検出部240は、電子ペン100のペン先の位置を検出して電子ペン100のペン先の位置を示す位置情報を取得する機能を有するものである。電子ペン100のペン先の位置を検出する手法については、上記したように様々なものが想定され、特に限定されるものではない。しかし、本実施形態では、レシーバ200が、赤外線・超音波方式によって電子ペン100の位置を検出するものとする。電子ペン100の位置を、例えば、アノト(登録商標)方式などによって検出する場合には、位置検出部240は、電子ペン100に備えられることとなる。
登録処理部250は、修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDと位置検出部240によって取得された位置情報とを対応付けて対応情報として記憶部260に登録する機能を有するものである。修飾ID記憶部140が電子ペン100に備えられている場合には、修飾IDとしては、修飾ID送信部150によって電子ペン100から送信され、レシーバ200の修飾ID受信部230によって受信されたものを使用できる。位置検出部240が電子ペン100に備えられている場合には、位置情報としては、電子ペン100によって取得されて送信され、レシーバ200によって受信されたものを使用することができる。
記憶部260は、上記したように、対応情報を記憶する機能を有するものである。記憶部260は、記憶装置によって構成され、例えば、上記したように、FLASHメモリなどによって構成される。位置情報は、登録処理部250によってユーザの筆跡を示す筆跡データとして記憶部260に記録される。
送信部270は、記憶部260によって記憶されている対応情報を情報処理装置300に送信する機能を有するものである。送信部270は、例えば、レシーバ200と情報処理装置300とが接続されたことがレシーバ200Aによって検知されると、情報処理装置300に対応情報を送信する。レシーバ200Aが情報処理装置300に内蔵される形態も想定されるが、そのような形態をとる場合には、送信部270が存在しないこととしてもよい。
[1−10.情報処理装置の機能構成]
図10は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。図10を参照して、同実施形態に係る情報処理装置の機能構成について説明する。
図10に示すように、第1実施形態に係る情報処理装置300Aは、受信部310と、制御部320と、記憶部330と、表示部340と、入力部350とを主に備えるものである。
受信部310は、レシーバ200から送信された対応情報を受信する機能を有するものである。対応情報は、上記したように、修飾IDと筆跡データとが対応付けられた情報である。例えば、情報処理装置300にレシーバ200が内蔵される形態においては、受信部310は、存在しないこととしてもよい。受信部310は、例えば、通信装置によって構成されるものである。
制御部320は、情報処理装置300Aの動作を制御する機能を有するものである。制御部320は、例えば、受信部310によって受信された対応情報を記憶部330に記憶させる機能を有する。また、制御部320は、例えば、記憶部330によって記憶されている対応情報に基づいて、筆跡を表示部340に表示させる機能を有する。
制御部320は、記憶部330によって記憶されている対応情報に含まれる位置情報が示す位置のそれぞれについて、対応する修飾IDによって識別される修飾を行い、修飾した結果を筆跡として表示部340に表示させる。制御部320は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などによって構成され、記憶部330によって記憶されているプログラムがCPUによってRAMに展開されて実行されることによってその機能が実現される。
記憶部330は、制御部320によって使用されるデータやプログラムなどを記憶する機能を有するものである。記憶部330は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリなどの記憶装置によって構成されるものである。
表示部340は、制御部320から出力された各種データに従って、各種データを表示する機能を有するものである。表示部340は、例えば、表示装置によって構成されるものである。
入力部350は、ユーザからの操作情報の入力を受け付ける機能を有するものである。入力部350は、例えば、制御部320が記憶部330によって記憶されている対応情報を筆跡として表示部340に表示させるタイミングなどを指示するための操作情報などの入力を受け付ける機能を有する。入力部350は、例えば、マウスやキーボードなどといった入力装置によって構成されるものである。
[1−11.電子ペンにボタンが存在する場合に電子ペンによって実行される処理]
図11は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが電子ペンに設けられている場合に電子ペンによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図11を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが電子ペンに設けられている場合に電子ペンによって実行される処理について説明する。
図11に示すように、まず、電子ペン100Aは、スリープ状態にあるときに(ステップS101)、ユーザからの操作などによって電源がONにされる(ステップS102)。電子ペン100Aは、スイッチ(ボタン130A)から入力される電子ペン100Aの色モードを判断する処理を行い(ステップS103)、内部のIDを対応したモードに設定する(ステップS104)。色モードは、修飾IDの一例であり、内部のIDは、上記した例では、修飾ID記憶部140によって記憶される修飾IDに相当する。
次いで、電子ペン100Aは、設定された色IDを赤外線または超音波によりレシーバ200Aに発信する(ステップS105)。ただし、色IDは、上記したように、赤外線または超音波以外の手段によってレシーバ200Aに発信されることとしてもよい。色モードは、修飾IDの一例である。電子ペン100Aは、スリープ状態に突入するためのタイマーをカウントし(ステップS106)、タイムアウトが発生したと判断した場合には(ステップS106で「Yes」)、ステップS101に戻り、タイムアウトがまだ発生していないと判断した場合には(ステップS106で「No」)、ステップS103に戻る。
[1−12.電子ペンにボタンが存在する場合にレシーバによって実行される処理]
図12は、本発明の第1実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが電子ペンに設けられている場合にレシーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図12を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データの色を変更する構成要素)を構成するボタンが電子ペンに設けられている場合にレシーバによって実行される処理について説明する。
図12に示すように、まず、レシーバ200Aは、スリープ状態にあるときに(ステップS201)、ユーザからの操作などによって電源がONにされる(ステップS202)。レシーバ200Aは、色IDが設定された赤外線または超音波を受信し(ステップS203)、受信した赤外線または超音波から色IDを取得する(ステップS204)。色IDは、修飾IDの一例である。
次いで、レシーバ200Aは、位置(筆跡データ)を色IDと対応付けてFLASHメモリ(記憶部260の一例)に記憶させる(ステップS205)。レシーバ200Aは、スリープ状態に突入するためのタイマーをカウントし(ステップS206)、タイムアウトが発生したと判断した場合には(ステップS206で「Yes」)、ステップS201に戻り、タイムアウトがまだ発生していないと判断した場合には(ステップS206で「No」)、ステップS203に戻る。
<2.第2実施形態(色を指定するための区画が配置された専用紙を使用する場合)>
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、色を指定するための区画が配置された専用紙を使用して、色を変更する形態である。本発明の第2実施形態に係る情報処理システムは、本発明の第1実施形態に係る情報処理システムとは、主にレシーバの構成が異なるものである。
[2−1.レシーバの機能構成]
図13は、本発明の第2実施形態に係るレシーバの機能構成を示す図である。図13を参照して、同実施形態に係るレシーバの機能構成について説明する。
図13に示すように、本発明の第2実施形態に係るレシーバ200Bは、本発明の第1実施形態に係るレシーバ200Aに備えられていた修飾ID受信部230を備えていないこととすることができる。また、本発明の第2実施形態に係るレシーバ200Bは、修飾ID更新部130と、修飾ID記憶部140と、位置判断部280とを備えるものである。したがって、本発明の第2実施形態では、電子ペン100は、修飾ID更新部130と、修飾ID記憶部140と、修飾ID送信部150とを備えていなくてもよい。
位置判断部280は、位置検出部240によって取得された位置情報を解析し、位置情報が所定区画内の位置を示すものであると判断した場合には、修飾ID更新部130に、所定区画に対応するIDによって修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDを更新させる機能を有する。所定区画については、図14を用いて後に説明する。また、例えば、所定区画内の位置を示す区画位置情報とIDとが対応付けられてなる情報が、記憶部260によって記憶されている場合には、位置判断部280は、位置検出部240によって取得された位置情報と一致する区画位置情報に対応するIDを記憶部260から取得して修飾ID更新部130の更新に使用することができる。
[2−2.専用紙を使用する場合におけるレシーバの使用例]
図14は、本発明の第2実施形態に係るレシーバの使用例を示す図である。図14を参照して、同実施形態に係るレシーバの使用例について説明する。
図14に示すように、ユーザが電子ペン100によって筆記するために使用される紙400には、区画410Aが示されている。区画410Aは、ここでは3つが示されているが、区画410Aの数は複数であれば特に限定されるものではない。ユーザが電子ペン100を使用して区画410Aのいずれかの内部をタッチすると、レシーバ200Bは、タッチされた位置を示す位置情報を解析して、位置情報が区画410Aのいずれかの内部の位置を示すものであると判断する。
これを実現するためには、例えば、紙400にレシーバ200Bの設置位置を示す印があらかじめ記載されているとともにレシーバ200Bが区画410Aの位置をあらかじめ記憶している場合には、ユーザはその印に合わせてレシーバ200Bを設置すればよい。あるいは、紙400に補正用の印が記載されているとともにレシーバ200Bがその補正用の印の位置と区画410Aの位置との変位をあらかじめ記憶しており、ユーザがレシーバ200Bを紙400の適当な箇所に設置して電子ペン100を使用して補正用の印をタッチすると、レシーバ200Bが、ユーザがタッチしたその位置と変位とに基づいて区画410Aの位置を補正することとしてもよい。
[2−3.レシーバによって実行される処理]
図15は、本発明の第2実施形態に係るレシーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図15を参照して、同実施形態に係るレシーバによって実行される処理について説明する。
図15に示すように、まず、レシーバ200Bは、スリープ状態にあるときに(ステップS301)、ユーザからの操作などによって電源がONにされる(ステップS302)。レシーバ200Bは、赤外線と超音波を受信し(ステップS303)、受信した赤外線と超音波に基づいて位置を確認する(ステップS304)。
次いで、レシーバ200Bは、確認した位置が色変更パレット位置か否かを判断する(ステップS305)。色変更パレット位置は、上記した例では、区画410A内の位置に相当する。レシーバ200Bは、確認した位置が色変更パレット位置ではないと判断した場合には(ステップS305で「No」)、ステップS307に進む。レシーバ200Bは、確認した位置が色変更パレット位置であると判断した場合には(ステップS305で「Yes」)、内部で管理する色IDを変更し(ステップS306)、ステップS307に進む。内部で管理する色IDは、上記した修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDの一例である。
レシーバ200Bは、確認した位置(筆跡データ)を色IDと対応付けてFLASHメモリ(記憶部260の一例)に記憶させる(ステップS307)。レシーバ200Bは、スリープ状態に突入するためのタイマーをカウントし(ステップS308)、タイムアウトが発生したと判断した場合には(ステップS308で「Yes」)、ステップS301に戻り、タイムアウトがまだ発生していないと判断した場合には(ステップS308で「No」)、ステップS303に戻る。
<3.第3実施形態(情報処理装置が筆跡データの色を変更する場合)>
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態は、情報処理装置が筆跡データの色を変更する形態である。本発明の第3実施形態に係る情報処理システムは、本発明の第1実施形態に係る情報処理システムとは、主に情報処理装置の構成が異なるものである。
[3−1.情報処理装置の機能構成]
図16は、本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。図16を参照して、同実施形態に係る情報処理装置の機能構成について説明する。
図16に示すように、本発明の第3実施形態に係る情報処理装置300Cは、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置300Aと比較して、更新処理部360を備える点において異なるものである。なお、本発明の第1実施形態に係る電子ペン100Aまたはレシーバ200Aに設けられていた修飾ID更新部130、修飾ID記憶部140、修飾ID送信部150、修飾ID受信部230などは、本発明の第3実施形態では、存在しないこととしてもよい。
更新処理部360は、記憶部330によって記憶されている位置情報に基づいて、位置情報が示す位置に対する修飾を識別するための修飾IDを特定するとともに修飾IDを付加すべきエリアである修飾ID変更エリアを特定する機能を有するものである。また、情報処理装置300Cは、特定した修飾IDを特定した修飾ID変更エリアの位置情報に付加する機能を有するものである。更新処理部360の機能の詳細について図17を参照して説明する。
[3−2.情報処理装置によって筆跡データの色を変更する手法]
図17は、本発明の第3実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する手法について説明するための図である。図17を参照して、同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する手法について説明する。
図17に示すように、更新処理部360は、記憶部330によって記憶されている位置情報に基づいて、位置情報に所定のマークが存在するか否かを判断する。更新処理部360は、所定のマークが存在すると判断した場合に所定のマークによって規定される位置に対して付される色を識別するためのIDを修飾IDとして特定する。所定のマークとしては、以下に説明するように様々な形状のもの(鍵括弧、楕円、長方形など)が想定される。更新処理部360は、例えば、記憶部330によって記憶されている位置情報に基づいて、鍵括弧が存在するか否かを判断する。更新処理部360は、鍵括弧が存在すると判断した場合には、その鍵括弧の形状から修飾IDを特定することができる。例えば、記憶部330には、鍵括弧の形状と修飾IDとが対応付けられてなる情報が記憶されており、更新処理部360は、鍵括弧の形状をもとにその情報から修飾IDを取得することができる。鍵括弧の形状には、右下を括る鍵括弧(」)や左上を括る鍵括弧(「)などがある。記憶部330は、例えば、右下を括る鍵括弧(」)と赤色を示す情報とが対応付けられた情報や、左上を括る鍵括弧(「)と青色を示す情報とが対応付けられた情報を記憶しておくことができる。
また、図17に示すように、更新処理部360は、例えば、上記したような鍵括弧を含む最小の長方形内のエリアを、修飾IDを付加すべきエリアである修飾ID変更エリアとして特定することができる。修飾ID変更エリアは、上記した所定のマークによって規定される位置に相当する。また、更新処理部360は、鍵括弧に含まれる最大の長方形のエリアを、修飾ID変更エリアとして特定することとしてもよい。なお、ここでは、更新処理部360は、所定のマークとして鍵括弧を使用して修飾IDと修飾ID変更エリアとを特定することとしたが、鍵括弧以外の所定のマークを使用して修飾IDと修飾ID変更エリアとを特定することもできる。鍵括弧以外のマークとしては、例えば、楕円や長方形などが想定される。
[3−3.情報処理装置によって筆跡データの色を変更する段階]
図18は、本発明の第3実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する段階について説明するための図である。図18を参照して、同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する段階について説明する。
図18に示すように、ユーザが電子ペン100を使用しながら筆記を行っている間に、色を変更したい箇所が出てきた場合には、例えば、その箇所に鍵括弧を記載する。例えば、赤色に変更したい箇所には、右下を括る鍵括弧(」)を記載し、青色に変更したい箇所には、左上を括る鍵括弧(「)を記載する。すると、上記したような情報処理装置300Cが有する機能により、右下を括る鍵括弧(」)や左上を括る鍵括弧(「)の位置が認識され、それぞれを含む最小の長方形が、赤色を示す修飾IDを付加すべきエリア、青色を示す修飾IDを付加すべきエリアであると特定される。そして、情報処理装置300Cによって、それぞれのエリアに属する筆跡が赤色、青色に修飾されて表示される。
[3−4.情報処理装置によって実行される処理]
図19は、本発明の第3実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する処理の流れを示すフローチャートである。図19を参照して、同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データの色を変更する処理について説明する。
図19に示すように、まず、情報処理装置300Cに、データが取り込まれる(ステップS401)。情報処理装置300Cは、取り込まれたデータから鍵括弧のマーキングを検索し(ステップS402)、鍵括弧のマーキングの形状から色変更エリアを特定し(ステップS403)、特定した色変更エリアにある筆跡データに対応する色IDを変更する(ステップS404)。次いで、情報処理装置300Cは、筆跡データと色IDとに基づいて、筆跡を画面に表示する(ステップS405)。
<4.第4実施形態(電子ペンまたは受信装置が筆跡データを消す場合)>
続いて、本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態は、情報処理システムを構成する電子ペンまたは受信装置が筆跡データを消す形態である。
[4−1.筆跡データを消すための消しゴムが電子ペンに設けられている場合]
図20は、本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムがペン先と反対側の端部に設けられた電子ペンの概観を示す図である。図20を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムがペン先と反対側の端部に設けられた電子ペンについて説明する。
図20に示すように、筆跡データを消す構成要素の一例として、消しゴム130Dが電子ペン100Dに備えられていることとすることができる。消しゴム130Dは、典型的には、電子ペン100Dのペン先と反対側の端部に設けられるものであるが、どこに設けられてもよいものである。消しゴム130Dは、修飾ID更新部130を構成する構成要素の一例である。この場合、修飾ID更新部130は、例えば、電子ペン100Dのペン先と反対側の端部にある圧力センサを含んでおり、圧力センサによって圧力が検出された際に、電子ペン100Dのペン先と反対側の端部に対応するIDによって修飾ID記憶部140によって記憶されている修飾IDを更新する。
位置検出部240は、電子ペン100Dのペン先と反対側の端部の位置を検出して、位置情報として電子ペン100Dのペン先と反対側の端部の位置を示す位置情報を取得する。例えば、電子ペン100Dのペン先と反対側の端部にある圧力センサが圧力を検出したら、ペン先にある送信装置110からの超音波および赤外線の発信は停止され、代わりに、ペン先と反対側の端部にある図示しない送信装置から超音波および赤外線が発信される。電子ペン100Dのペン先と反対側の端部に対応するIDは、例えば、ペン先と反対側の端部にある図示しない送信装置から発信される超音波または赤外線に含められて送信される。
例えば、電子ペン100Dのペン先が鉛筆の芯によって構成されている場合には、消しゴム130Dは、電子ペン100Dによって筆記された鉛筆による筆跡を消す機能を有していてもよい。また、電子ペン100Dのペン先がインクによって構成され、インクにより筆記できる場合には、消しゴム130Dは、電子ペン100Dによって筆記されたインクによる筆跡を消す修正ペンのような機能を有していてもよい。
[4−2.筆跡データを消すための消しゴムがスティックに設けられている場合]
図21は、本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが設けられたスティックの概観を示す図である。図21を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが設けられたスティックについて説明する。
図21に示すように、ユーザは、消しゴム130Dが設けられたスティックSTを使用することとしてもよい。スティックSTは、図20に示した電子ペン100Dと同様の機能を有するものである。
[4−3.筆跡データを消すためのスライドが電子ペンに設けられている場合]
図22は、本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するスライドが表面に設けられた電子ペンの概観を示す図である。図22を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するスライドが表面に設けられた電子ペンについて説明する。
図22に示すように、例えば、筆跡データを消す構成要素の一例として、スライド130Eが電子ペン100Eに備えられていることとすることができる。スライド130Eは、例えば、図22に示すように、色を選択できるように各色に対応する印が用意されており、ユーザによってスライド130Eが合わせられた印に対応する色IDによって修飾ID記憶部(電子ペン100に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新される。
[4−4.筆跡データを消すためのボタンがレシーバに設けられている場合]
図23は、本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するボタンが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。図23を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するボタンが表面に設けられたレシーバについて説明する。
図23に示すように、筆跡データを消す構成要素の一例として、ボタン130Fがレシーバ200Cに備えられていることとすることができる。図23に示す例では、ボタン130Fが2つレシーバ200Aに備えられているが、ボタン130Aの数は特に限定されるものではない。ボタン130Fは、例えば、図23に示すように、色ごとに別個に用意され、ユーザによって押下されたボタン130Fに対応する色IDによって修飾ID記憶部(レシーバ200に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新されることとしてもよい。あるいは、ユーザによってボタン130Fが押下されるたびに異なる色IDによって修飾ID記憶部に記憶されている修飾IDがサイクリックに更新されることとしてもよい。レシーバ200Cは、現在の修飾IDを示すインジケータを表示するディスプレイ235を備えることとしてもよい。なお、図8には、電子ペン100が修飾ID記憶部を備える場合について示されているが、レシーバ200Cが修飾ID更新部および修飾ID記憶部を備えることとしてもよい。
[4−5.筆跡データを消すためのスライドがレシーバに設けられている場合]
図24は、本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するスライドが表面に設けられたレシーバの概観を示す図である。図24を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成するスライドが表面に設けられたレシーバについて説明する。
図24に示すように、例えば、筆跡データの色を消す構成要素の一例として、スライド130Eがレシーバ200Dに備えられていることとすることができる。スライド130Eは、例えば、図24に示すように、色を選択できるように各色に対応する印が用意されており、ユーザによってスライド130Eが合わせられた印に対応する色IDによって修飾ID記憶部(レシーバ200に内蔵されたFLASHメモリなど)に記憶されている修飾IDが更新される。レシーバ200Dは、現在の修飾IDを示すインジケータを表示するディスプレイ235を備えることとしてもよい。
[4−6.電子ペンに消しゴムが存在する場合に電子ペンによって実行される処理]
図25は、本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが電子ペンに設けられている場合に電子ペンによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図25を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが電子ペンに設けられている場合に電子ペンによって実行される処理について説明する。
図25に示すように、まず、電子ペン100Dは、スリープ状態にあるときに(ステップS501)、ユーザからの操作などによって電源がONにされる(ステップS502)。電子ペン100Dは、消しゴム130D側の筆圧がOnであるか否かを判断する(ステップS503)。電子ペン100Dは、消しゴム130D側の筆圧がOnではないと判断した場合には(ステップS503で「No」)、内部のIDをペンモードに設定して(ステップS504)、ステップS506に進む。電子ペン100Dは、消しゴム130D側の筆圧がOnであると判断した場合には(ステップS503で「Yes」)、内部のIDを消しゴムモードに設定して(ステップS505)、ステップS506に進む。内部のIDは、上記した例では、修飾ID記憶部140によって記憶される修飾IDに相当する。
次いで、電子ペン100Dは、設定されていない側からの赤外線および超音波の発信を停止し、設定された側からIDを赤外線または超音波により発信する(ステップS506)。ただし、IDは、上記したように、赤外線または超音波以外の手段によってレシーバ200に発信されることとしてもよい。IDは、修飾IDの一例である。電子ペン100Dは、スリープ状態に突入するためのタイマーをカウントし(ステップS507)、タイムアウトが発生したと判断した場合には(ステップS507で「Yes」)、ステップS501に戻り、タイムアウトがまだ発生していないと判断した場合には(ステップS507で「No」)、ステップS503に戻る。
[4−7.電子ペンに消しゴムが存在する場合にレシーバによって実行される処理]
図26は、本発明の第4実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが電子ペンに設けられている場合にレシーバによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図26を参照して、同実施形態に係る修飾ID更新部(筆跡データを消す構成要素)を構成する消しゴムが電子ペンに設けられている場合にレシーバによって実行される処理について説明する。
図26に示すように、まず、レシーバ200は、スリープ状態にあるときに(ステップS601)、ユーザからの操作などによって電源がONにされる(ステップS602)。レシーバ200Aは、色IDが設定された赤外線または超音波を受信し(ステップS603)、受信した赤外線または超音波から色IDを取得する(ステップS604)。色IDは、修飾IDの一例である。
次いで、レシーバ200は、位置(筆跡データ)をIDと対応付けてFLASHメモリ(記憶部260の一例)に記憶させる(ステップS605)。レシーバ200は、スリープ状態に突入するためのタイマーをカウントし(ステップS606)、タイムアウトが発生したと判断した場合には(ステップS606で「Yes」)、ステップS601に戻り、タイムアウトがまだ発生していないと判断した場合には(ステップS606で「No」)、ステップS603に戻る。
<5.第5実施形態(情報処理装置が筆跡データを消す場合)>
続いて、本発明の第5実施形態について説明する。本発明の第5実施形態は、情報処理装置が筆跡データを消す形態である。本発明の第5実施形態では、更新処理部360は、記憶部330によって記憶されている位置情報に基づいて、位置情報に所定のマークが存在するか否かを判断する。更新処理部360は、所定のマークが存在すると判断した場合に所定のマークによって規定される位置情報を消去する旨を識別するためのIDを修飾IDとして特定する。所定のマークとしては、第3実施形態において説明したように様々な形状のもの(鍵括弧、楕円、長方形など)が想定される。
[5−1.情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法1)]
図27は、本発明の第5実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法1)について説明するための図である。図27を参照して、同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法1)について説明する。
図27に示すように、ユーザが電子ペン100を使用しながら筆記を行っている間に、筆跡データを消したい箇所が出てきた場合には、例えば、その箇所を括弧で囲む。括弧は、どのような形の括弧でもよい。すると、情報処理装置300が有する機能により、鍵括弧「」や丸括弧()の位置が認識され、括弧を含む最小の長方形が、白色を示す修飾IDを付加すべきエリアであると特定される。そして、情報処理装置300によって、エリアに属する筆跡が消されて(白色に修飾されて)表示される。
[5−2.情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法2)]
図28は、本発明の第5実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法2)について説明するための図である。図28を参照して、同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法2)について説明する。
図28に示すように、ユーザは、筆跡データを消したい箇所について括弧で囲む以外に、長方形で囲むこととしてもよい。すると、情報処理装置300が有する機能により、長方形の位置が認識され、その長方形を含む最小の長方形が、白色を示す修飾IDを付加すべきエリアであると特定される。そして、情報処理装置300によって、エリアに属する筆跡が消されて(白色に修飾されて)表示される。
[5−3.情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法3)]
図29は、本発明の第5実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法3)について説明するための図である。図29を参照して、同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す段階(手法3)について説明する。
図29に示すように、ユーザは、筆跡データを消したい文字について、その文字をなぞることとしてもよい。すると、情報処理装置300が有する機能により、ユーザによってなぞられた文字が認識され、その文字が消されて(白色に修飾されて)表示される。
[5−4.情報処理装置によって実行される処理]
図30は、本発明の第5実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す処理の流れを示すフローチャートである。図30を参照して、同実施形態に係る情報処理装置によって筆跡データを消す処理について説明する。
図30に示すように、まず、情報処理装置300に、データが取り込まれる(ステップS701)。情報処理装置300は、消しゴムモードのIDに対応する筆跡データの中から括弧の形状を検索し(ステップS702)、括弧のマーキングの形状から色変更エリアを特定し(ステップS703)、特定した色変更エリアにある筆跡データに対応するIDを白に変更する(ステップS704)。次いで、情報処理装置300は、筆跡データとIDとに基づいて、筆跡を画面に表示する(ステップS705)。
<6.変形例>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
<7.まとめ>
本実施形態によれば、ユーザが電子ペンを用いて筆跡データを入力している段階で筆跡データを修飾することが可能である。これにより、ユーザは、自身が筆跡データを入力している段階で考えた筆跡データに対する修飾について、筆跡データをPCに取り込ませた後に思い出さなくてはならず、ユーザに負担がかかるという問題が解消される。また、PCに対する操作が煩わしいと感じるユーザにとって、PCに取り込ませてから筆跡データを修飾する作業は不便であった。特に、PCでの画像編集の分類を行うのは、マウス操作を行うとしてもユーザにとって負担となる。本実施形態によれば、このような問題も解消される。
また、専用紙に設けられた区画を電子ペンでタッチすることによる修飾IDの変更や、情報処理装置によって修飾ID変更エリアを特定する手法では、電子ペンやレシーバに新たにハードウェアを追加する必要がない。したがって、低コストで修飾する作業を行うことができる。
10 情報処理システム
100、100A、100B、100C、100D、100E 電子ペン
130 修飾ID更新部
130A ボタン
130B スライド
130C 回転調整部
130D 消しゴム
130E スライド
130F ボタン
140 修飾ID記憶部
150 修飾ID送信部
200 レシーバ
200A、200B、200C、200D レシーバ(受信装置)
230 修飾ID受信部
240 位置検出部
250 登録処理部
260 記憶部
270 送信部
280 位置判断部
300、300A、300C 情報処理装置
310 受信部
320 制御部
330 記憶部
340 表示部
350 入力部
360 更新処理部
400 紙
410A 区画

Claims (16)

  1. 電子ペンと、
    前記電子ペンのペン先の位置を検出して前記電子ペンのペン先の位置を示す位置情報を取得する位置検出部と、
    前記位置情報が示す位置に対する修飾を識別するための修飾IDを記憶する修飾ID記憶部と、
    前記修飾IDを更新する修飾ID更新部と、を有し、
    記憶部と、前記修飾ID記憶部によって記憶されている前記修飾IDと前記位置検出部によって取得された前記位置情報とを対応付けて対応情報として前記記憶部に登録する登録処理部と、を備える、受信装置、
    を有する、情報処理システム。
  2. 前記修飾ID記憶部および前記修飾ID更新部は、
    前記電子ペンに備えられている、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記修飾ID更新部は、
    前記電子ペンの表面に設けられたボタンを含んでおり、前記ボタンがユーザによって押下された際に、押下された前記ボタンに対応するIDによって前記修飾IDを更新する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記修飾ID更新部は、
    前記電子ペンの表面に設けられたスライドを含んでおり、前記スライドがユーザによって移動された際に、移動後に前記スライドが合わせられた位置に対応するIDによって前記修飾IDを更新する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記修飾ID更新部は、
    前記電子ペンをねじることによって回転させることが可能な回転調整部を含んでおり、前記回転調整部がユーザによって回転させられた際に、回転後に前記回転調整部が合わせられた位置に対応するIDによって前記修飾IDを更新する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記位置情報が示す位置に対する修飾は、
    前記位置情報が示す位置をディスプレイに表示する際または紙面上に印刷する際に前記位置を着色するために使用される色を示す、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記修飾ID記憶部および前記修飾ID更新部は、
    前記受信装置に備えられている、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  8. 前記位置検出部によって取得された前記位置情報を解析し、前記位置情報が所定区画内の位置を示すものであると判断した場合には、前記修飾ID更新部に、前記所定区画に対応するIDによって前記修飾ID記憶部によって記憶されている前記修飾IDを更新させる位置判断部、
    をさらに備える、請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 前記修飾ID更新部は、
    前記電子ペンのペン先と反対側の端部にある圧力センサを含んでおり、前記圧力センサによって圧力が検出された際に、前記電子ペンのペン先と反対側の端部に対応するIDによって前記修飾IDを更新し、
    前記位置検出部は、
    前記電子ペンのペン先と反対側の端部の位置を検出して、前記位置情報として前記電子ペンのペン先と反対側の端部の位置を示す位置情報を取得する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  10. 前記位置検出部は、
    前記電子ペンに備えられている、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  11. 前記位置検出部は、
    前記受信装置に備えられている、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 電子ペンと、
    前記電子ペンのペン先の位置を検出して前記電子ペンのペン先の位置を示す位置情報を取得する位置検出部と、
    前記位置情報が示す位置に対する修飾を識別するための修飾IDを記憶する修飾ID記憶部と、
    前記修飾IDを更新する修飾ID更新部と、を有し、
    記憶部と、前記修飾ID記憶部によって記憶されている前記修飾IDと前記位置検出部によって取得された前記位置情報とを対応付けて対応情報として前記記憶部に登録する登録処理部と、前記対応情報を送信する送信部と、を備える、受信装置と、
    表示部と、前記受信装置から送信された前記対応情報を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記対応情報を、前記位置情報が示す位置に前記修飾IDによって識別される修飾を施して前記表示部に表示させる制御部と、を備える、情報処理装置と、
    を有する、情報処理システム。
  13. 電子ペンを有するとともに、
    前記電子ペンのペン先の位置を検出して前記電子ペンのペン先の位置を示す位置情報を取得する位置検出部と、前記位置検出部によって検出された前記位置情報を送信する送信部と、を備える、受信装置と、
    記憶部と、前記受信装置から送信された前記位置情報を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記位置情報を前記記憶部に記憶させる制御部と、前記記憶部によって記憶されている前記位置情報に基づいて、前記位置情報が示す位置に対する修飾を識別するための修飾IDを特定するとともに前記修飾IDを付加すべきエリアである修飾ID変更エリアを特定し、特定した前記修飾IDを特定した前記修飾ID変更エリアの前記位置情報に付加する更新処理部と、を備える、情報処理装置と、
    を有する、情報処理システム。
  14. 前記更新処理部は、
    前記記憶部によって記憶されている前記位置情報に基づいて、前記位置情報に所定のマークが存在するか否かを判断し、前記所定のマークが存在すると判断した場合に前記所定のマークによって規定される位置に対して付される色を識別するためのIDを前記修飾IDとして特定する、
    請求項13に記載の情報処理システム。
  15. 前記更新処理部は、
    前記記憶部によって記憶されている前記位置情報に基づいて、前記位置情報に所定のマークが存在するか否かを判断し、前記所定のマークが存在すると判断した場合に前記所定のマークによって規定される位置情報を消去する旨を識別するためのIDを修飾IDとして特定する、
    請求項13に記載の情報処理システム。
  16. 自己の位置に対する修飾を識別するための修飾IDを記憶する修飾ID記憶部と、
    前記修飾IDを更新する修飾ID更新部と、
    を備える、電子ペン。

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