JP2011123777A - 数値制御データの作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】送り速度を適宜変動させる制御機能を備えないNC加工装置でも、設計形状に忠実な高精度な加工を実現することができる数値制御データの作成方法を提供する。
【解決手段】数値制御データの作成方法では、(1)被加工物101の設計形状と工具102の刃先半径とから、被加工物101の加工点候補に対応する工具102の刃先中心位置を特定し、(2)NC加工装置による工具102の最小移動単位で、刃先中心位置の端数を処理し、(3)端数処理前後の刃先中心位置の誤差が閾値以下になるまで、加工点候補を調整して、調整後の加工点候補に対して、上記(1)から再度実行し、(4)誤差が閾値以下になると、端数処理後の刃先中心位置を工具102の刃先中心位置の移動点として記憶し、(e)被加工物101の加工範囲に亘って、上記(1)−(4)までを繰り返し実行して得られた複数の移動点を使用してNCデータを作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、研削・切削等の加工を行う数値制御加工装置の指示データである数値制御データの作成方法に関し、特に、数値制御加工装置の最小分解能以上の高精度で、光学素子の金型または光学素子を加工するための数値制御データの作成方法に関するものである。
従来から、数値制御加工装置(以下、NC加工装置と呼称する。)の加工精度を向上させる技術が色々と提案されている。その一つとして、数値制御データ(以下、NCデータと呼称する。)に定義された加工形状に含まれる誤差を除去して正確な加工形状を実現する数値制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
その数値制御方式では、移動量の小さいブロック(以下、微少ブロックと呼称する。)で近似したNCデータに存在する誤差が除去され、加工形状が正確に評価される。正確に評価された加工形状に基づいて、NC加工装置の駆動部の送り速度が最適化される。
例えば、NCデータに定義された加工形状として、図5に示す移動軌跡bとする。ここで、移動軌跡bには、自動プログラミング装置などでNCデータを作成する際に生じる計算誤差や、NC加工装置による工具の最小移動単位でNCデータの数値の端数が処理される際に生じる丸め誤差が含まれるとする。これらの誤差によって、図5に示す移動軌跡bのように、ブロック間での角度変化が大きくなり、図6(A)に示す角度変化大のグラフのように、移動軌跡bに振動現象が含まれるとする。
そして、その数値制御方式では、各微少ブロックの角度変動θが、所定の角度変動を超える場合には、図7に示すフローチャートに基づいて、移動軌跡bに含まれる誤差が平均化処理されて、図5に示す移動軌跡aのように移動軌跡bが再評価される。再評価された移動軌跡aに基づいて、送り速度が最適化される。
これによって、図6(B)に示す角度変化小のグラフのように、加工形状に含まれた誤差が除去され、移動軌跡bの振動現象が低減される。加工精度を向上させることができるとともに、加工面等の品位を向上させることが出来る。
特開平1−98001号公報
しかしながら、従来の数値制御方式では、NCデータに内在する誤差を除去するだけであり、設計形状と加工形状との誤差が除去される訳ではない。このため、設計形状に忠実な高精度な加工を行うことができない。
特に、光学素子の金型または光学素子では、設計形状と加工形状との誤差が、PV値で0.1μm以下という、きわめて高精度な加工が求められる。さらに、加工面にうねりなどが存在しないことが重要である。このため、光学素子の金型または光学素子の加工に、従来の数値制御方式を適用しても、設計形状に忠実な高精度な加工が実現されるとは限らないという問題がある。
また、従来の数値制御方法では、振動現象を低減させるために、NCデータに基づいて、送り速度を適宜変動させる制御機能をNC加工装置に要求する。このため、適応できるNC加工装置が限られ、旧来の設備を有効に活用できないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、送り速度を適宜変動させる制御機能を備えないNC加工装置でも、設計形状に忠実な高精度な加工を実現することができる数値制御データの作成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係わる数値制御データの作成方法は、下記に示す特徴を備える。
(CL1)本発明に係わる数値制御データの作成方法は、(a)被加工物と工具とを数値制御で駆動する数値制御加工装置の指示データである数値制御データの作成方法であって、(b)前記被加工物の設計形状と前記工具の刃先半径とから、前記被加工物の加工点候補に対応する前記工具の刃先中心位置を特定する第1のステップと、(c)前記数値制御加工装置による前記工具の最小移動単位で、前記工具の刃先中心位置の座標値の端数を処理する第2のステップと、(d)端数処理前と端数処理後との前記工具の刃先中心位置の誤差が閾値以下になるまで、前記被加工物の加工点候補の座標値を調整して、調整後の加工点候補に対して、前記第1のステップから再度実行する第3のステップと、(e)端数処理前と端数処理後との前記工具の刃先中心位置の誤差が閾値以下になると、前記工具の刃先中心位置の端数処理後の座標値を前記工具の刃先中心位置の移動点として記憶する第4のステップと、(f)前記被加工物の加工範囲に亘って前記第1のステップから前記第4のステップまでの各ステップを繰り返し実行して得られた複数の移動点を使用して前記数値制御データを作成する第5のステップとを含む。
(CL2)上記(CL1)に記載の数値制御データの作成方法では、前記閾値が、前記数値制御装置による前記工具の最小移動単位の1/10である。
(CL3)上記(CL1)に記載の数値制御データの作成方法では、(a)円弧補間前と円弧補間後との各移動点の誤差が所定の値以下になるように、複数の移動点を結ぶ軌跡を複数の円弧で補間し、(b)各円弧の開始点と終了点と半径とを使用して前記数値制御データを作成する。
(CL4)上記(CL3)に記載の数値制御データの作成方法では、各円弧の終了点と中心点とを結ぶ直線上に次の円弧の中心点が配置されるように、複数の移動点を結ぶ軌跡を複数の円弧で補間する。
本発明によれば、端数処理前後の工具の刃先中心位置の誤差をNC加工装置の最小分解能よりも十分小さくすることから、NC加工装置の最小分解能以上の精度での加工を実現することができる。さらに、工具の刃先中心位置の移動軌跡を円弧補間することから、ブロック間での角度変動が小さくなる。このことから、移動軌跡の角度変化に伴う誤差の発生を最小に抑えることができる。このため、誤差に起因した振動現象が発生せず、加工面にうねり成分を持たない高精度な加工を実現することができる。
実施の形態1における数値制御データの作成処理の概要を示す図である。 実施の形態1における数値制御データの作成処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における数値制御データの作成処理の概要を示す図である。 実施の形態2における数値制御データの作成処理を示すフローチャートである。 従来の数値制御方式で再評価前と再評価後の移動軌跡の一部分を示す図である。 (A)は、従来の数値制御方式で誤差除去前の角度変動による振動現象を示す図であり、(B)は、誤差除去後の角度変動による振動現象を示す図である。 従来の数値制御方式でNCデータに内在する誤差を除去するフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、本発明に係わる実施の形態1について説明する。
本実施の形態では、NC加工装置に使用されるNCデータの作成方法について説明する。ここでは、一例として、図1に示すように、被加工物101と工具102とをNC加工装置(不図示)で相対的に駆動させて軸対称非球面形状に被加工物101を加工する場合のNCデータを作成する。
ここで、被加工物101は、真鍮製の軸対称非球面形状を有する光学素子成形用金型である。工具102は、ダイヤモンドバイト工具である。NC加工装置(不図示)は、X軸、Z軸及び、被加工物101を保持する回転主軸を有しており、各軸の座標を指示する際の最小移動単位が0.1μmである装置である。
なお、図1については、NC加工装置(不図示)のX軸方向を横方向に、Z軸方向を縦方向に合わされた状態で示されている。
<NCデータの作成方法>
本実施の形態におけるNCデータの作成方法では、被加工物101の設計形状の定義式(以下、被加工物101の形状設計式と呼称する。)により、被加工物101の回転中心軸からX軸方向に離れた距離に応じたZ軸方向の値、即ち、加工点候補のZ座標値を求める。加工点候補(Xp,Zp)と、加工点候補(Xp,Zp)の法線角度と、工具102の刃先半径とにより、工具102の刃先中心位置である工具半径補正点(Xo,Zo)を求める。工具半径補正点(Xo,Zo)の各座標値の端数を処理した際に発生する誤差が、それぞれ0.1μmの1/10〜1/20の範囲(0.01μm〜0.005μm)の誤差になるまで、加工点候補(Xp,Zp)のX座標値を増減しながら、加工点候補(Xp,Zp)を調整する。これらの処理を、被加工物101の回転中心軸から被加工物101のX軸方向の外周まで、繰り返し、工具102の刃先中心位置の軌跡である移動軌跡を得る。そして、移動軌跡をNCデータとして作成する。
なお、図1については、誤差許容範囲外の工具半径補正点(Xo,Zo)を白丸で示されている。誤差許容範囲内の工具半径補正点(Xo,Zo)が黒丸で示されている。誤差許容範囲外の工具半径補正点(Xo,Zo)に対応する微調整前の加工点候補(Xp,Zp)が白丸で示されている。誤差許容範囲内の工具半径補正点(Xo,Zo)に対応する微調整後の加工点候補(Xp,Zp)が黒丸で示されている。黒丸で示されている誤差許容範囲内の工具半径補正点(Xo,Zo)が移動点である。黒丸で示されている微調整後の加工点候補(Xp,Zp)が加工点である。
具体的には、図2に示すように、下記の処理(S101)−(S111)に従って、NCデータをコンピュータなどの装置(以下、NCデータ作成装置と呼称する。)で作成する。
なお、予め、工具102の刃先半径、被加工物101の加工開始点、被加工物101の加工範囲、シフト量、調整量などがNCデータ作成装置に記憶されている。さらに、被加工物101の形状設計式のプログラムがNCデータ作成装置に記憶されているとする。
ここで、被加工物101の形状設計式は、軸対称非球面形状を定義した式であり、X座標値に応じたZ座標値が特定される式である。加工開始点のX座標値は、被加工物101の回転中心軸のX座標値である。加工開始点のZ座標値は、加工開始点のX座標値を被加工物101形状設計式に代入して得られた値である。
(S101)まず、加工開始点と被加工物101の形状設計式とを使用して、最初の加工点候補を算出する。これに伴い、最初の加工点候補のX座標値が、加工開始点のX座標値にシフト量を加算した値になる。最初の加工点候補のZ座標値が、最初の加工点候補のX座標値を被加工物101の形状設計式に代入して得られた値になる。
(S102)次に、加工点候補が加工範囲内に存在する間、下記処理(S103)−(S109)を繰り返し実行する。
(S103)工具102の刃先半径と加工点候補の法線角度とを使用して、加工点候補に対応する工具半径補正点を算出する。これに伴い、工具半径補正点のX座標値が、加工点候補のX座標値と工具102の刃先半径と加工点候補の法線角度とから得られた値になる。工具半径補正点のZ座標値は、加工点候補のZ座標値と工具102の刃先半径と加工点候補の法線角度とから得られた値になる。
ここで、加工点候補の法線角度は、加工点候補と近隣の加工点とを結ぶ線に直交する法線とZ軸とがなす角度である。
(S104)次に、工具半径補正点の各座標値の端数を処理する。このとき、端数が0.05μm未満である場合には、端数を切り捨て、端数が0.05μm以上である場合には、端数を切り上げる。
(S105)次に、端数処理前後の工具半径補正点の誤差を算出する。このとき、端数処理前の工具半径補正点のX座標値と端数処理後の工具半径補正点のX座標値との差の絶対値を算出する。端数処理前の工具半径補正点のZ座標値と端数処理後の工具半径補正点のZ座標値との差の絶対値を算出する。
(S106)次に、各座標値の誤差がNC加工装置による工具102の最小移動単位(0.1μm)の1/10(0.01μm)以下であるか否かを判定する。
(S107)判定した結果、否である場合には(S106:No)、加工点候補を微調整し、微調整後の加工点候補を使用して、処理(S103)から再度実行する。
ここでは、加工点候補を微調整するにあたり、シフト量よりもはるかに小さい調整量を使用して、加工点候補のX座標値を所定の範囲内で増減した。
(S108)一方、各座標値の誤差がNC加工装置による工具102の最小移動単位(0.1μm)の1/10(0.01μm)以下である場合には(S106:Yes)、端数処理後の工具半径補正点を工具102の中心位置の移動点として記憶する。
(S109)次に、現在の加工点候補と被加工物101の形状設計式とを使用して、次の加工点候補を算出する。これに伴い、次の加工点候補のX座標値は、現在の加工点候補のX座標値にシフト量を加算した値になる。次の加工点候補のZ座標値は、次の加工点候補のX座標値を被加工物101の形状設計式に代入して得られた値になる。
(S110)そして、被加工物101の回転中心軸から外周に向かって上記処理を実行して得られた複数の移動点を使用して、NCデータを作成する。
<まとめ>
以上、本実施の形態によれば、工具102の刃先中心位置の各座標値を端数処理した際に発生する誤差が、NC加工装置による工具102の最小移動単位(0.1μm)の1/10以下になるまで、加工点候補を調整して、刃先中心位置を算出する。このため、丸め誤差の影響を小さくしたNCデータを作成することができる。これに伴い、設計値との誤差を飛躍的に改善することができ、設計に忠実な高精度な加工を実現することができる。
なお、慣例的にNC加工装置の駆動部に与えられる最小分解能がNC加工装置によって工具102の座標を指示する際の最小移動単位の1/10〜1/20程度である。このことから、工具102の刃先中心位置の端数処理に起因した誤差の許容判定の条件をNC加工装置による工具102の最小移動単位の1/20以下にすることは、判定条件の変更に見合った改善が見られず、無駄な計算時間を浪費することになり、望ましくない。
(実施の形態2)
以下、本発明に係わる実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と同一の構成要素・同一の処理については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
<NCデータの作成方法>
本実施の形態におけるNCデータの作成方法は、実施の形態1におけるNCデータの作成方法と比べて、図3に示すように、工具102の刃先中心位置である移動軌跡を、被加工物101の回転中心軸から被加工物101のX軸方向の外周に向かって、順次、円弧補間する点が異なる。
具体的には、本実施の形態におけるNCデータの作成方法では、実施の形態1におけるNCデータの作成方法と比べて、図4に示すように、上記処理(S101)−(S109)を実行した後、処理(S110)の代わりに、下記処理(S201),(S202)を実行する点が異なる。
(S201)まず、工具102の刃先中心位置の各移動点を結ぶ移動軌跡を、被加工物101の回転中心軸から被加工物101のX軸方向の外周に向かって、順次、円弧補間する。このとき、円弧補間前と円弧補間後との移動軌跡の誤差が光学性能に影響しない程度(0.02μm以下)になるように、円弧補間する移動軌跡の範囲を順次決定する。さらに、最初の円弧の中心点が回転中心軸上に配置される。次の円弧の中心点が前の円弧の終了点と中心点とを結ぶ直線208上に配置される。
(S202)各円弧の開始点と終了点と半径とを使用して、円弧補間指令を含むNCデータを作成する。
<まとめ>
以上、本実施の形態によれば、光学性能に影響を与えない範囲で移動軌跡を円弧で補間したNCデータを作成することができる。このため、移動軌跡を直線で補間した場合と異なり、工具102の中心位置の各移動点をスムーズに接続することができる。これによって、各移動点の角度変化が小さくなり、実施の形態1と比較して、角度変化に起因した加工面のうねりを飛躍的に低減することができ、高精度な加工を実現することができる。
(その他)
なお、実施の形態1,2では、被加工物101の回転中心軸から外周に向かって加工した。しかしながら、外周から回転中心軸に向かって加工する場合についても、各実施の形態におけるNCデータの作成方法を適用するとしてもよい。すなわち、加工方向に影響されることなく、各実施の形態におけるNCデータの作成方法を適用することができる。
なお、実施の形態1,2では、軸対称非球面形状に被加工物101を加工した。しかしながら、自由曲面形状に被加工物101を加工する場合についても、各実施の形態におけるNCデータの作成方法を適用するとしてもよい。すなわち、被加工物101の形状に限定されることなく、各実施の形態におけるNCデータの作成方法を適用することができる。
なお、実施の形態1,2では、ダイヤモンドバイト工具による切削加工を行った。しかしながら、研削工具を使用して研削加工を行う場合についても、各実施の形態におけるNCデータの作成方法を適用するとしてもよい。
なお、実施の形態1,2では、2次元のNCデータを作成した。しかしながら、3次元のNCデータを作成する場合についても、各実施の形態におけるNCデータの作成方法を適用するとしてもよい。
なお、実施の形態2では、円弧補間の範囲を決定する条件として、光学性能に影響を与えないことから、0.02μm以下とした。しかしながら、光学性能に影響を与えなければ、円弧補間の範囲を決定する条件として、0.02μm以上であるとしてもよい。
本発明は、研削・切削等の加工を行う数値制御加工装置の指示データである数値制御データの作成方法などとして、特に、数値制御加工装置の最小分解能以上の高精度で、光学素子の金型または光学素子を加工するための数値制御データの作成方法などとして、利用することができる。
101 被加工物
102 工具

Claims (4)

  1. 被加工物と工具とを数値制御で駆動する数値制御加工装置の指示データである数値制御データの作成方法であって、
    前記被加工物の設計形状と前記工具の刃先半径とから、前記被加工物の加工点候補に対応する前記工具の刃先中心位置を特定する第1のステップと、
    前記数値制御加工装置による前記工具の最小移動単位で、前記工具の刃先中心位置の座標値の端数を処理する第2のステップと、
    端数処理前と端数処理後との前記工具の刃先中心位置の誤差が閾値以下になるまで、前記被加工物の加工点候補の座標値を調整して、調整後の加工点候補に対して、前記第1のステップから再度実行する第3のステップと、
    端数処理前と端数処理後との前記工具の刃先中心位置の誤差が閾値以下になると、前記工具の刃先中心位置の端数処理後の座標値を前記工具の刃先中心位置の移動点として記憶する第4のステップと、
    前記被加工物の加工範囲に亘って前記第1のステップから前記第4のステップまでの各ステップを繰り返し実行して得られた複数の移動点を使用して前記数値制御データを作成する第5のステップとを含む
    ことを特徴とする数値制御データの作成方法。
  2. 前記閾値が、前記数値制御装置による前記工具の最小移動単位の1/10である
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御データの作成方法。
  3. 円弧補間前と円弧補間後との各移動点の誤差が所定の値以下になるように、複数の移動点を結ぶ軌跡を複数の円弧で補間し、
    各円弧の開始点と終了点と半径とを使用して前記数値制御データを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御データの作成方法。
  4. 各円弧の終了点と中心点とを結ぶ直線上に次の円弧の中心点が配置されるように、複数の移動点を結ぶ軌跡を複数の円弧で補間する
    ことを特徴とする請求項3に記載の数値制御データの作成方法。
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