JP2011123289A - 観察用光学系 - Google Patents

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JP2011123289A JP2009280694A JP2009280694A JP2011123289A JP 2011123289 A JP2011123289 A JP 2011123289A JP 2009280694 A JP2009280694 A JP 2009280694A JP 2009280694 A JP2009280694 A JP 2009280694A JP 2011123289 A JP2011123289 A JP 2011123289A
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和男 梶谷
Hiroyuki Seki
博之 関
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Tomohisa Sugisaki
智久 杉崎
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0015Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design
    • G02B13/002Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design having at least one aspherical surface
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Abstract

【課題】顕微鏡と望遠鏡を簡単に切り替えられ、かつ顕微鏡としては充分なNAを有し、望遠鏡としては充分な口径を確保しつつ大型化を回避できる観察用光学系を提供する。
【解決手段】正の第1レンズL1と、凸面を第1レンズ側に向けたメニスカス形状の第2レンズL2とからなる正のレンズ群G1を有し、正のレンズ群G1は無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動し、以下の条件式(1)、(2)を満足する。1.05<FF/FL・・・(1)1.1×FL<L<1.5×FL・・・(2)ここで、FLは正のレンズ群G1の焦点距離、FFは正のレンズ群G1の第1面から前側焦点位置までの距離、Lは正のレンズ群G1が無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動する距離、である。
【選択図】図1

Description

本発明は、観察用光学系、特に顕微鏡と望遠鏡の機能を切り替えて使える観察用光学系に関するものである。
従来、顕微鏡と望遠鏡の機能を切り替えて使用できる光学系は、例えば、特許文献1に開示されているように、顕微鏡用の対物レンズが光路から退避することで、顕微鏡から望遠鏡に切替えることができる。このように、望遠鏡の先端に顕微鏡対物レンズが挿脱される方式である。
また、例えば、特許文献2では、顕微鏡用の対物レンズが退避することで、顕微鏡から望遠鏡へ切替えることができる。
国際公開第WO97/01121号 特開平6‐186483号公報
特許文献1では、望遠鏡の先端に顕微鏡対物レンズが挿脱される方式である。この方式では、望遠鏡として使う場合、顕微鏡対物レンズを望遠鏡の光路の外側まで退避させる必要がある。このため、サイズが大型化してしまう。また、望遠鏡時に像を正立させるため、高価なプリズムが必要となってしまう。さらに、顕微鏡時に観察できる対象は、プレパラートに限定されてしまう。
特許文献2は、特許文献1と同様に、顕微鏡と、望遠鏡との切換方式に関する構成を開示している。ここでは、望遠鏡時の像正立化は、像をリレーすることで達成している。
特許文献1、2においては、望遠鏡の対物レンズの先端に顕微鏡対物レンズを配置する。このため、顕微鏡として使用するときは、望遠鏡よりもサイズが大きくなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、顕微鏡と望遠鏡を簡単に切り替えられ、かつ顕微鏡としては充分なNAを有し、望遠鏡としては充分な口径を確保しつつ大型化を回避できる観察用光学系を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の観察用光学系は、
正の第1レンズと、凸面を第1レンズ側に向けたメニスカス形状の第2レンズとからなる正のレンズ群を有し、
正のレンズ群は無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動し、
以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする。
1.05<FF/FL ・・・(1)
1.1×FL<L<1.5×FL ・・・(2)
ここで、
FLは正のレンズ群の焦点距離、
FFは正のレンズ群の第1面から前側焦点位置までの距離、
Lは正のレンズ群が無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動する距離、
である。
また、本発明の好ましい態様によれば、以下の条件式(3)、(4)を満足することが望ましい。
0.4<F1/FL<0.7 ・・・(3)
0.1<D/FL<0.25 ・・・(4)
ここで、
F1は正の第1レンズの焦点距離、
FLは正のレンズ群の焦点距離、
Dは正のレンズ群の総肉厚、
である。
また、本発明の好ましい態様によれば、第2レンズは、物体側から順に、正のレンズと、負のレンズとからなり、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
-1.2<F2T/F2O<-0.8 ・・・(5)
ここで、
F2Tは正のレンズの焦点距離、
F2Oは負のレンズの焦点距離、
である。
本発明によれば、顕微鏡と望遠鏡を簡単に切り替えられ、かつ顕微鏡としては充分なNAを有し、望遠鏡としては充分な口径を確保しつつ大型化を回避できる観察用光学系を提供することができるという効果を奏する。
本発明の観察用光学系の実施例1の顕微鏡ポジション(4.5倍、a)、望遠鏡ポジション(f=150mm、b)でのレンズ断面図である。 実施例1の顕微鏡ポジション(a)、望遠鏡ポジション(b)での収差図である。 本発明の観察用光学系の実施例2の顕微鏡ポジション(4.5倍、a)、望遠鏡ポジション(f=150mm、b)でのレンズ断面図である。 実施例2の顕微鏡ポジション(a)、望遠鏡ポジション(b)での収差図である。 本発明の観察用光学系の実施例3の顕微鏡ポジション(4.5倍、a)、望遠鏡ポジション(f=150mm、b)でのレンズ断面図である。 実施例3の顕微鏡ポジション(a)、望遠鏡ポジション(b)での収差図である。 本発明の観察用光学系の実施例4の顕微鏡ポジション(4.5倍、a)、望遠鏡ポジション(f=150mm、b)でのレンズ断面図である。 実施例4の顕微鏡ポジション(a)、望遠鏡ポジション(b)での収差図である。
以下に、本発明にかかる顕微鏡用ズームレンズの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、実施例の説明に先立ち、顕微鏡用ズームレンズの作用効果について説明する。
本実施形態に係る観察用光学系は、正の第1レンズと、凸面を第1レンズ側に向けたメニスカス形状の第2レンズとからなる正のレンズ群を有し、
正のレンズ群は無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動し、
以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする。
1.05<FF/FL ・・・(1)
1.1×FL<L<1.5×FL ・・・(2)
ここで、
FLは正のレンズ群の焦点距離、
FFは正のレンズ群の第1面から前側焦点位置までの距離、
Lは正のレンズ群が無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動する距離、
である。
本実施形態では、望遠鏡の対物レンズの後側(像側)に拡大リレー系を配置する。これにより、像を正立化させる。さらに、接眼レンズを配置して望遠鏡を構成する。
対物レンズを拡大リレー系の前側焦点位置を越えて近づけることでルーペ(補助対物レンズ)として機能し倍率及びNAを大きくできる。
これにより対物レンズを光路から横に退避させることなく光軸方向に移動することで、顕微鏡として使用することができる。すなわち、望遠鏡ポジションのレンズ状態に比較して、顕微鏡ポジションのレンズ状態の配置が小さくなる。この結果、同一の口径の望遠鏡を構成する場合を考えると、本実施例は、従来例に比較して小型化できる。
また、拡大リレー系にズーム機能をもたせることもできる。これにより、倍率を可変にできる。
また、本実施形態では、正の第1レンズと、凸面を第1レンズ側に向けたメニスカス形状の第2レンズからなる正のレンズ群と、で対物レンズを構成している。これにより、主点を第1レンズ側に寄せることができる。
また、条件式(1)を満足することで、顕微鏡ポジションにおける作動距離(WD、working distance)をより長く確保できる。
条件式(1)の下限値を下回ると、主点の位置が第1レンズ側に寄らずに、充分なWDを確保することができない。
また、条件式(2)は、望遠鏡ポジションにおける対物レンズが、顕微鏡ポジションにおける補助対物レンズとして機能するための条件を規定している。
条件式(2)の上限値を上回ると顕微鏡ポジション時の軸上周辺光の光線高が高くなり、球面収差の補正ができなくなる。
条件式(2)の下限値を下回ると、作動距離(WD)を確保できなくなる。
また、本発明の好ましい実施形態によれば、以下の条件式(3)、(4)を満足することが望ましい。
0.4<F1/FL<0.7 ・・・(3)
0.1<D/FL<0.25 ・・・(4)
ここで、
F1は正の第1レンズの焦点距離、
FLは正のレンズ群の焦点距離、
Dは正のレンズ群の総肉厚、
である。
条件式(3)の下限値を下回ると、正の第1レンズのパワー(屈折力)が強くなりすぎる。このため、曲率半径が小さくなり、レンズのフチ肉を確保できなくなる。
条件式(3)の上限値を上回ると、正の第1レンズのパワーが弱くなりすぎる。このため、ペッツバール和を小さく出来ず、望遠鏡ポジション時の像の平坦性が悪化する。
条件式(4)の下限値を下回ると、正レンズのフチ肉またはメニスカスレンズの肉厚が加工に充分な大きさを取れない。
条件式(4)の上限値を上回ると、顕微鏡ポジション時の作動距離(WD)を充分に確保できなくなる。
また、本発明の好ましい実施形態によれば、第2レンズは、物体側から順に、正のレンズと、負のレンズとからなり、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
-1.2<F2T/F2O<-0.8 ・・・(5)
ここで、
F2Tは正のレンズの焦点距離、
F2Oは負のレンズの焦点距離、
である。
条件式(5)の下限値を下回ると、第2レンズの負レンズのパワーが強くなりすぎる。このため、望遠鏡ポジション時と、顕微鏡ポジション時とにおける球面収差補正の両立が難しくなる。
条件式(5)の上限値を上回ると、第2レンズの負レンズのパワーが弱くなる。このため、ペッツバール和を小さく出来ず、望遠鏡ポジション時の像の平坦性が悪化する。
次に、本発明の実施例1にかかる観察用光学系について説明する。図1は本発明の実施例1にかかる観察用光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での断面図である。
図2は実施例1にかかる観察用光学系の球面収差(SA)、像面湾曲(AS、Sはサジタル、Tはタンジェンシャル)、歪曲収差(DT)、を示す図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での状態を示している。また、NAは開口数、FNOはFナンバー、FIYは像高を示している。なお、収差図における記号は、後述の実施例においても共通である。
実施例1の観察用光学系は、図1に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、を有している。
なお、以下全ての実施例において、Iは結像面(電子撮像素子の撮像面)を示している。
第1レンズ群G1は、両凸正レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2で構成されており、全体で正の屈折力を有している。第2レンズ群G2は、物体側より順に、両凸正レンズL3と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5との接合レンズと、両凸正レンズL6で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
顕微鏡ポジションから望遠鏡ポジションへと切替える際には、第1レンズ群G1を光軸に沿って第2レンズ群G2から物体側へ遠ざける方向へ移動させる。
非球面は、第1レンズ群G1の両凸正レンズL1の物体側の面と、第2レンズ群G2の両凸正レンズL3の像側面との2面に設けられている。
次に、本発明の実施例2にかかる観察用光学系について説明する。図3は本発明の実施例2にかかる観察用光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での断面図である。
図4は実施例2にかかる観察用光学系の球面収差(SA)、像面湾曲(AS、Sはサジタル、Tはタンジェンシャル)、歪曲収差(DT)、を示す図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での状態を示している。
実施例2の観察用光学系は、図3に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、を有している。
第1レンズ群G1は、両凸正レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2で構成されており、全体で正の屈折力を有している。第2レンズ群G2は、物体側より順に、両凸正レンズL3と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5との接合レンズと、両凸正レンズL6で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
顕微鏡ポジションから望遠鏡ポジションへと切替える際には、第1レンズ群G1を光軸に沿って第2レンズ群G2から物体側へ遠ざける方向へ移動させる。
非球面は、第1レンズ群G1の両凸正レンズL1の物体側の面の1面に設けられている。
次に、本発明の実施例3にかかる観察用光学系について説明する。図5は本発明の実施例3にかかる観察用光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での断面図である。
図6は実施例3にかかる観察用光学系の球面収差(SA)、像面湾曲(AS、Sはサジタル、Tはタンジェンシャル)、歪曲収差(DT)、を示す図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での状態を示している。
実施例3の観察用光学系は、図5に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、を有している。
第1レンズ群G1は、両凸正レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2で構成されており、全体で正の屈折力を有している。第2レンズ群G2は、物体側より順に、両凸正レンズL3と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5との接合レンズと、両凸正レンズL6で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
顕微鏡ポジションから望遠鏡ポジションへと切替える際には、第1レンズ群G1を光軸に沿って第2レンズ群G2から物体側へ遠ざける方向へ移動させる。
次に、本発明の実施例4にかかる観察用光学系について説明する。図7は本発明の実施例4にかかる観察用光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での断面図である。
図8は実施例4にかかる観察用光学系の球面収差(SA)、像面湾曲(AS、Sはサジタル、Tはタンジェンシャル)、歪曲収差(DT)、を示す図であり、(a)は顕微鏡ポジション倍(4.5倍)、(b)は望遠鏡ポジション時(f=150mm)での状態を示している。
実施例4の観察用光学系は、図7に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、を有している。
第1レンズ群G1は、両凸正レンズL1と、物体側に凸面を向けた正凸平レンズL2と像面側に凹面を向けた平凹レンズL3との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。第2レンズ群G2は、物体側より順に、両凸正レンズL4と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と両凸正レンズL6との接合レンズと、両凸正レンズL7で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
顕微鏡ポジションから望遠鏡ポジションへと切替える際には、第1レンズ群G1を光軸に沿って第2レンズ群G2から物体側へ遠ざける方向へ移動させる。
非球面は、第2レンズ群G1の両凸正レンズL1の像側の面の1面に設けられている。
次に、上記各実施例のズームレンズを構成する光学部材の数値データを掲げる。なお、各実施例の数値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、nd1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、νd1、νd2、…は各レンズのアッべ数、Fno.はFナンバー、fは全系焦点距離、D0は標本から第1面までの距離をそれぞれ表している。また、*は非球面をそれぞれ示している。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をK、非球面係数をA2、A4、A6、A8、A10としたとき、次の式(I)で表される。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y/r)21/2
+A2y2+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10 …(I)
また、eは10のべき乗を表している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 10
1* 16.1679 5.5 1.53071 55.69
2 -33.8683 0.1
3 70.7373 2 1.84666 23.78
4 21.4771 可変
5 336.6072 3.6 1.53071 55.69
6* -28.6822 1.5
7 31.5626 1.62 1.84666 23.78
8 14.5456 3.6 1.48749 70.23
9 -34.9043 1.8
10 96.7707 2.7 1.53071 55.69
11 -32.5488 86.857
12 ∞ 0

非球面データ
第1面
K=-1.5841
A2=0.0000E+00,A4=5.3959E-06,A6=-1.1464E-07

第6面
K=-30.3105
A2=0.0000E+00,A4=-1.4476E-04,A6=1.0943E-06

ズームデータ
面間隔 顕微鏡 望遠鏡
物面 10 ∞ L=48.00
d4 2.62 50.620
数値実施例2
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 10
1* 15.5452 4.5 1.51633 64.14
2 -41.1377 0.1
3 43.4089 2 1.80518 25.42
4 18.4607 可変
5 792.534 4 1.58913 61.14
6 -34.477 1.112
7 46.7487 1.8 1.7552 27.51
8 16.688 4 1.497 81.54
9 -33.8086 2
10 92.8271 3 1.51633 64.14
11 -39.393 96.595
12 ∞

非球面データ
第1面
K=-0.3990
A2=0.0000E+00,A4=-2.8645E-05,A6=-5.5252E-08,A8=-4.7701E-10,A10=9.7801E-13

ズームデータ
面間隔 顕微鏡 望遠鏡
物面 10 ∞ L=48.00
d4 5.434 53.434
数値実施例3
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 10.549
1* 15.0016 5 1.58913 61.14
2 -248.157 0.1
3 126.2654 2.5 1.7552 27.51
4* 28.2197 可変
5 792.534 4 1.58913 61.14
6 -34.477 1.112
7 46.7487 1.8 1.7552 27.51
8 16.688 4 1.497 81.54
9 -33.8086 2
10 92.8271 3 1.51633 64.14
11 -39.393 96.60
12 ∞

非球面データ
第1面
K=0.4493
A2=0.0000E+00,A4=-1.2874E-05,A6=3.3185E-07,A8=-1.4715E-09

第4面
K=5.3905
A2=0.0000E+00,A4=1.4383E-05,A6=9.4462E-07,A8=-4.1069E-10

ズームデータ
面間隔 顕微鏡 望遠鏡
物面 10.549 ∞ L=48.00
d4 4.504 52.500
数値実施例4
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 9.237
1* 211.3735 3.5 1.48749 70.23
2 -24.933 0.15
3 15.057 3.5 1.497 81.54
4 ∞ 1.5 1.65412 39.68
5 18.0778 可変
6 55.209 2.8 1.53071 55.69
7* -47.9023 1.5
8 42.969 1.62 1.84666 23.78
9 16.808 3.6 1.48749 70.23
10 -23.63 1.8
11 193.746 2.7 1.53071 55.69
12 -33.574 87.271
13 ∞

非球面データ
第1面
K=-81.2946
A2=0.0000E+00,A4=-1.7836E-05,A6=-8.3029E-09

第7面
K=-39.7435
A2=0.0000E+00,A4=-2.6068E-05,A6=8.9974E-08

ズームデータ
面間隔 顕微鏡 望遠鏡
物面 9.237 ∞ L=48.00
d5 3.291 51.290
以下に各実施例の条件式対応値を掲げる。

条件式 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
FL 40 40 40 40
FF -43.33 -43.33 -43.88 -42.57
FB 32.62 33.168 32.24 32.58
F1 21.44 22.46 24.18 45.97
F2 -37.12 -41.37 -48.66 F2=1428 F2T=30.3 F2O=-27.6
D(G1の総肉厚) 7.6 6.6 7.6 8.65
FF/FL>1.05 1.08 1.08 1.10 1.06
1.5・FL>L>1.1・FL 48 48 48 48
0.4<F1/FL<0.7 0.54 0.56 0.60 1.15
0.1<D/FL<0.25 0.19 0.17 0.19 0.22
-1.2<F2T/F2O<-0.8 - - - -1.10
以上のように、本発明は、レンズ群を光軸方向に移動するだけで、望遠鏡と顕微鏡とが切り替えられる観察用光学装置に有用である。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
L1〜L7 各レンズ
I 像面

Claims (3)

  1. 正の第1レンズと、凸面を前記第1レンズ側に向けたメニスカス形状の第2レンズとからなる正のレンズ群を有し、
    前記正のレンズ群は無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動し、
    以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする観察用光学系。
    1.05<FF/FL ・・・(1)
    1.1×FL<L<1.5×FL ・・・(2)
    ここで、
    FLは前記正のレンズ群の焦点距離、
    FFは前記正のレンズ群の第1面から前側焦点位置までの距離、
    Lは前記正のレンズ群が無限遠の物体を観察する位置から光軸に沿って移動する距離、
    である。
  2. 以下の条件式(3)、(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の観察用光学系。
    0.4<F1/FL<0.7 ・・・(3)
    0.1<D/FL<0.25 ・・・(4)
    ここで、
    F1は前記正の第1レンズの焦点距離、
    FLは前記正のレンズ群の焦点距離、
    Dは前記正のレンズ群の総肉厚、
    である。
  3. 前記第2レンズは、物体側から順に、正のレンズと、負のレンズとからなり、以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の観察用光学系。
    -1.2<F2T/F2O<-0.8 ・・・(5)
    ここで、
    F2Tは前記正のレンズの焦点距離、
    F2Oは前記負のレンズの焦点距離、
    である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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