JP2011123053A - 測定方法及び測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体の表面の形状を測定する精度の点で有利な測定方法を提供する。
【解決手段】物体の表面の形状を測定する測定方法であって、他の領域と重なり合う領域を有する前記表面の複数の領域のそれぞれに対する表面測定によって前記複数の領域のそれぞれの形状のデータを得るステップと、得られた前記形状のデータに基づいて、前記重なり合う領域での形状の差が最小になるように、前記表面測定の誤差を求めるステップと、前記形状のデータと前記誤差とに基づいて、前記表面の形状を求めるステップと、を有し、前記形状のデータは、要求精度に基づいて決定された閾値を超える空間周波数を有する成分を含まないように得られる、ことを特徴とする測定方法を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、測定方法及び測定装置に関する。
大口径のミラーやレンズなどの光学素子の表面形状(面形状)を測定する方法として、干渉計を用いたステッチ法又は開口合成法が知られている。干渉計を用いたステッチ法においては、干渉計が有するシステムエラーと被測定面の表面形状との分離が重要である(非特許文献1参照)。非特許文献1は、被測定面と参照面とを相対的にシフトさせながら被測定面の表面形状を測定し、シフト前後の測定値のうち互いに重なり合う部分の測定値に基づいてシステムエラーと被測定面の表面形状との分離を行う技術を開示している。
また、特許文献1には、被測定面の全面よりも小さい複数の領域(サブアパーチャー領域)の表面形状を測定し、かかる複数の領域の測定値をつなぎ合わせることで被測定面の表面形状を求める技術が開示されている。なお、特許文献1では、非特許文献1と同様に、複数の領域のうち互いに重なり合う部分の測定値に基づいてシステムエラーと被測定面の表面形状との分離を行っている。具体的には、j番目の領域の測定値を、被測定面の表面形状、干渉計と被測定面との間のアライメント誤差及びシステムエラーの3つの要素の和で表す。そして、隣接する領域の重なり合う部分の測定値の差が最小となるように、最小自乗法でアライメント誤差とシステムエラーを求めている。
なお、非特許文献1や特許文献1などの従来技術において、システムエラーは、Zernike多項式や三角関数などの多項式の和で表現されている。
米国特許第6956657号明細書
しかしながら、従来技術では、被測定面の複数の領域のそれぞれの測定値を入力としてステッチ法を用いているため、システムエラーを表現するための多項式に使用する項数の制限に起因して、測定される被測定面の表面形状に誤差が発生する。即ち、多項式に使用する項数で表現できないシステムエラーが誤差として残ってしまうため、被測定面の表面形状の測定精度が劣化してしまっていた。
このような課題は、システムエラーを表現するための多項式の項数を十分に増やすことで回避できるが、一般に、フィッティング変数である多項式の項数が増えると、最小自乗法を行うときの行列が大きくなる。その結果、多大な計算時間が必要となったり、計算機のメモリが不足したりしてしまう。従って、従来技術では、システムエラーを表現するための多項式に使用する項数を制限しなければならず、十分な測定精度を得ることが困難であった。
そこで、本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、物体の表面の形状を測定する精度の点で有利な測定方法及び測定装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての測定方法は、物体の表面の形状を測定する測定方法であって、他の領域と重なり合う領域を有する前記表面の複数の領域のそれぞれに対する表面測定によって前記複数の領域のそれぞれの形状のデータを得るステップと、得られた前記形状のデータに基づいて、前記重なり合う領域での形状の差が最小になるように、前記表面測定の誤差を求めるステップと、前記形状のデータと前記誤差とに基づいて、前記表面の形状を求めるステップと、を有し、前記形状のデータは、要求精度に基づいて決定された閾値を超える空間周波数を有する成分を含まないように得られる、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、物体の表面の形状を測定する精度の点で有利な測定方法及び測定装置を提供することができる。
本発明の一側面としての測定装置の構成を示す図である。 図1に示す測定装置において、被測定面と測定対象領域との関係を示す図である。 図1に示す測定装置による被測定面TSの表面形状の測定を説明するためのフローチャートである。 被測定面の表面形状を模式的に示す図である。 被測定面の仮表面形状を模式的に示す図である。 図1に示す測定装置による被測定面TSの表面形状の測定を説明するためのフローチャートである。 図1に示す測定装置のシステムエラーの一例を示す図である。 従来のステッチ法を用いて被測定面の表面形状を測定した場合の測定誤差を示す図である。 本発明の一側面としての測定装置の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての測定装置1の構成を示す図である。測定装置1は、基本的には、フィゾー型の干渉計の構成を有し、被測定体(物体)TOの被測定面TSの表面の形状を測定(表面測定)する。なお、被測定体TOの被測定面TSは、本実施形態では、平面であるものとする。
測定装置1は、本実施形態では、光源102、ハーフミラー104、コリメータレンズ106、参照面108aを有するTFレンズ108、結像レンズ110、撮像素子112及び開口フィルタ114を含む測定部100と、処理部120とを有する。なお、TFレンズの「TF」は、「Transmission Flat」の略である。
光源102から射出された光(発散光)は、ハーフミラー104で反射され、コリメータレンズ106に入射する。コリメータレンズ106に入射した光は、平行光に変換され、TFレンズ108に入射する。
TFレンズ108に入射した光は、その一部が参照面108aで反射(垂直反射)し、TFレンズ108及びコリメータレンズ106を略同一光路で逆行してハーフミラー104に入射する。なお、以下では、TFレンズ108の参照面108aで反射した光を参照光と称する。
一方、TFレンズ108の参照面108aを透過した光は、被測定面TSで反射(垂直反射)し、TFレンズ108及びコリメータレンズ106を略同一光路で逆行してハーフミラー104に入射する。なお、以下では、被測定面TSで反射した光を測定光と称する。
参照面108aで反射した参照光と被測定面TSで反射した測定光とは、ハーフミラー104を透過して、開口フィルタ114(の開口)を通過する。ここで、開口フィルタ114の開口は、撮像素子112におけるエイリアシングの発生を防止するために、高周波成分を遮光するような径に設定される。開口フィルタ114を通過した参照光及び測定光は、結像レンズ110を介して、CCDなどで構成された撮像素子112に入射する。撮像素子112では、参照光と測定光によって形成される干渉パターン(干渉縞)が検出される。
撮像素子112で検出された干渉パターンは処理部120に送られる。処理部120は、後述するように、撮像素子112からの干渉パターンに基づいて被測定面TSの高さ(表面形状)を求める処理を行う。
本実施形態の測定装置1は、被測定面TSの全面の表面形状を測定するために、被測定面TSの全面を少なくとも隣接する領域が重なり合うように分割された複数の領域のそれぞれを順に測定対象領域TSaとして測定を行う。例えば、測定装置1は、測定対象領域TSaが被測定面TSの全面をカバーするように、測定部100を被測定面TSに対してxy平面内で相対的に駆動させて、測定対象領域TSaの測定を行う。但し、測定部100を駆動させるのではなく、測定部100に対して被測定面TSを駆動させてもよい。なお、測定部100(又は被測定面TS)を駆動する駆動機構は、当業界で周知のいかなる構成をも適用することができる。
また、測定部100(又は被測定面TS)を駆動した際には、測定部100と被測定面TS(測定対象領域TSa)とのアライメント誤差又は姿勢誤差をなくすためのアライメントを行う必要がある。具体的には、被測定面TS(測定対象領域TSa)で反射した測定光の復路が往路とほぼ同一光路となるようにアライメントを行う。なお、測定部100と被測定面TSとのアライメントを行うアライメント機構は、当業界で周知のいかなる構成をも適用することができる。
図2は、被測定面TSと測定対象領域TSaとの関係を示す図である。本実施形態では、図2に示すように、被測定面TSを四角形状の領域とし、測定装置1によって1回で測定可能な測定対象領域TSaを円形形状の領域(測定対象領域TSa1乃至TSa8)とする。なお、上述したように、測定対象領域TSa1乃至TSa8は、少なくとも隣接する領域が重なり合うように設定される。図2では、被測定面TSの全面をカバーするように、8つ(2行4列)の測定対象領域TSa1乃至TSa8が設定されている。また、図2では、測定対象領域TSa1と測定対象領域TSa2との重なり合う部分OPを網掛けで表している。
以下、図3を参照して、測定装置1による被測定面TSの表面形状の測定について説明する。なお、ここでは、処理部120で行われる処理、即ち、各測定対象領域での測定結果に基づいて被測定面TSの表面形状を求める処理について詳細に説明する。
S302(取得ステップ)では、複数の測定対象領域のそれぞれにおける被測定面TSの高さを測定する。具体的には、被測定面TSの全面を少なくとも隣接する領域が重なり合うように分割された複数の領域のそれぞれを順に測定対象領域TSaとする。そして、測定対象領域TSaで反射した測定光と参照面108aで反射した参照光によって形成される干渉パターンを撮像素子112で検出することで測定対象領域TSaの中の複数の位置における被測定面TSの高さを測定する。本実施形態では、図2に示すように、被測定面TSの全面は、8つの測定対象領域TSa1乃至TSa8に分割されているものとする。この場合、S302では、測定対象領域TSa1乃至TSa8での測定結果Fi(x,y)として、測定対象領域TSa1乃至TSa8の中の複数の位置における高さを与えるデータが取得される。なお、添え字iは、各測定対象領域を表し、本実施形態では、1〜8までの値である。また、(x,y)は、被測定面上の座標である。
測定結果Fi(x,y)の座標は、測定装置1の光学倍率やディストーション、各測定対象領域の測定における測定部100と被測定面TSとの相対位置に基づいて、干渉パターンを検出する撮像素子112の検出面上の座標から被測定面上の座標に変換される。但し、被測定面TSが球面や非球面である場合には、複雑な座標変換が必要となる。一般には、撮像素子112の検出面上の座標系から被測定面TSが配置された直交座標系に変換する場合には、2つの点を考慮しなければならない。1つ目の点は、測定装置1(干渉計)からの球面波は、一般に、光学系の開口数が均等となる座標系になっていることであり、2つ目の点は、測定対象領域TSaの駆動がxy平面ではなく被測定面TSに沿った方向であることである。
S304(生成ステップ)では、測定対象領域TSa1乃至TSa8での測定結果Fi(x,y)に対してローパスフィルタ処理を施して補正データMi(x,y)を生成する。なお、かかるローパスフィルタ処理におけるカットオフ周波数をfLとする。後述するように、カットオフ周波数fLは、測定対象領域TSa1乃至TSa8のそれぞれにおいて必要な被測定面に関する情報(高さ情報)を含むような周波数の範囲で決定する。従って、補正データは、測定対象領域TSa1乃至TSa8の中の複数の位置における高さを与えるデータに含まれる高さ情報のうち高周波成分(即ち、要求精度に基づいて決定される閾値を超える空間周波数成分)の高さ情報が除去されたデータである。
なお、ローパスフィルタ処理としては、例えば、測定対象領域TSa1乃至TSa8での測定結果Fi(x,y)をフーリエ変換し、フーリエ空間で必要な帯域のみを取り出すようにフィルタリングする処理が考えられる。また、測定対象領域TSa1乃至TSa8での測定結果Fi(x,y)に対して実空間フィルタを用意してコンボリューション演算を行う処理であってもよい。更には、測定対象領域TSa1乃至TSa8での測定結果Fi(x,y)に対してZernike多項式をフィッティングさせ、Zernike多項式の第JL項までの低次成分を抽出する処理であってもよい。また、カットオフ周波数fLは、xy平面内で方位に応じて異なる値にすることも可能である。なお、ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fLの設定などについては後述する。
S304で生成される補正データは、後述するように、各測定対象領域での計測結果から測定装置1のシステムエラー(高次成分)が除去されたデータである。従って、かかる補正データをステッチ法に用いることで、被測定面TSの表面形状を高精度に求めることが可能となる。
S306及びS308では、測定対象領域での測定結果Fi(x,y)の代わりにS304で生成された複数の測定対象領域のそれぞれの補正データを使って、ステッチ法により被測定面TSの表面形状を求める。
詳細には、S306では、S304で生成された補正データMi(x,y)からアライメント誤差とシステムエラーとを分離する。まず、i番目の測定対象領域を測定したときの測定部100と被測定面TSとの相対姿勢成分であるアライメント誤差をAEiとし、全ての測定対象領域に対して同じ値であるシステムエラーをSEとする。そして、i番目の測定対象領域における被測定面TSの表面形状Piを、補正データMi(x,y)を用いて以下の式1で表す。
Pi(x,y)=Mi(x,y)−AEi(x−xi,y−yi)−SE(x−xi,y−yi) ・・・(式1)
次に、式1を用いて、以下の式2に示すように、メリット関数Dを定義する。ここで、メリット関数Dとは、i番目の測定対象領域における被測定面TSの表面形状Piとj番目の測定対象領域における被測定面TSの表面形状Pjとの重なり合う部分の差の2乗を表す関数である。
D=Sum1[((Mi(x,y)−Mj(x,y))−(AEi(x−xi,y−yi)−AEj(x−xj,y−yj))−(SE(x−xi,y−yi)−SE(x−xj,y−yj)))] ・・・(式2)
式2において、Sum1[ ]は、N個の測定対象領域から2つの測定対象領域を選択する全ての組み合わせに関する和と、被測定面上の座標(x,y)に関しての和とを表す関数である。被測定面上の座標(x,y)に関する和のうち有効となるのは、i番目の測定対象領域とj番目の測定対象領域との重なり合う部分に相当する。例えば、図2では、測定対象領域TSa1と測定対象領域TSa2との重なり合う部分OPの和となる。
式2に示すメリット関数Dを最小にするアライメント誤差AEiとシステムエラーSEが求める対象である。ここで、アライメント誤差AEiを以下の式3で表し、システムエラーSEを以下の式4で表す。
AEi(x,y)=a1i+a2i・x+a3i・y ・・・(式3)
SE(x,y)=Sum2[aj・fj(x,y)] ・・・(式4)
上述したように、アライメント誤差AEiは、測定部100と被測定面TSとの姿勢誤差によって発生する成分である。被測定面TSが平面である場合には、アライメント誤差AEiはピストン成分と傾き成分との和となる。即ち、式3において、a1iは、i番目の測定対象領域を測定したときのピストン成分であり、a2i及びa3iは、i番目の測定対象領域を測定したときの傾き成分である。なお、被測定面TSが球面である場合には、式3に示すアライメント誤差AEiにパワー成分を含めればよい。
式4において、fj(x,y)は、次数jの多項式を示し、一般的には、Zerike多項式や三角関数を使用する。Sum2[ ]は、多項式の次数jについての和を表す。ajは、j番目の多項式の振幅を表す。
また、多項式の最大次数をJとする。なお、最大次数Jは、後述するように、ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数を含むような次数とする。多項式fj(x,y)の和には、アライメント誤差AEiと同一の成分が含まれないようにする。
式2に式3及び式4を代入して、メリット関数Dが最小となるように、変数a1i、a2i、a3i及びajを最小二乗法などで求める。ここで、システムエラーを表現する多項式の最大次数Jは、計算時間や計算機のメモリの制約などを考慮して決定される。例えば、Fringe Zernike多項式を用いる場合には、J=36が適用である。但し、最新の計算機であれば、J=169まで現実的な計算時間とメモリで変数を求めることが可能である。
このようにして、変数a1i、a2i、a3i及びajを求めたら、式3及び式4に代入して、以下の式5に従って、補正データMi(x,y)からアライメント誤差AEiとシステムエラーSEとを分離したデータMi’(x,y)を求める。
Mi’(x,y)=Mi(x,y)−AEi(x−xi,y−yi)−SE(x−xi,y−yi) ・・・(式5)
S308では、S306で求めたデータMi’(x,y)をつなぎ合わせて、被測定面TSの全面の表面形状を求める。具体的には、以下の式6に従って、被測定面TSの全面の表面形状P(x,y)を求める。
P(x,y)=Sum0[Mi’(x,y)/Count(x,y),{i=1,N}] ・・・(式6)
式6において、Sum0[ ]は、全ての測定対象領域の和を表す。Count(x,y)は、被測定面上の座標(x,y)を含む測定対象領域の数を表す。例えば、図2に示す座標CRは、測定対象領域TSa1と測定対象領域TSa2に含まれているため、Count(x,y)=2となる。
ここで、S304におけるローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fL、及び、S306におけるシステムエラーを表現する多項式の最大次数Jについて説明する。図4は、被測定面TSの表面形状を模式的に示す図である。図4では、横軸に空間周波数fを採用し、縦軸に被測定面TSの表面形状の周波数成分PSDを採用している。また、図4において、Pjは、被測定面TSの表面形状を表し、SysEは、測定装置1のシステムエラーを表している。ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fLは、ローパスフィルタ処理を施した前後の被測定面の表面形状の差が許容範囲内となるように決定する。Zernike多項式を用いたローパスフィルタ処理では、図4の横軸をZernike多項式の次数として、フィッティングさせる次数(項数)を決定すればよい。なお、図4では、被測定面TSの表面形状として、1次元方向の周波数成分のみを考えているが、実際には、2次元的な周波数成分を求めて、2次元的にローパスフィルタ処理のカットオフ周波数を決定する。
また、システムエラーを表現する多項式の最大次数Jは、ローパスフィルタ処理を施した後の被測定面の表面形状(即ち、S304で生成される補正データ)を表現することができるように決定する。例えば、空間周波数を用いたローパスフィルタ処理において、測定装置1のシステムエラーを三角関数の和で表す場合において、kxj及びkyjのそれぞれをx軸方向及びy軸方向の空間周波数とする。この場合、測定装置1のシステムエラーを表す三角関数は、x軸方向及びy軸方向に関して、cos(kxj・x)、sin(kxj・x)及びcos(kyj・y)、sin(kyj・y)と表される。最大次数Jに相当(対応)するx軸方向及びy軸方向の空間周波数kxj及びkyjの2乗和根がカットオフ周波数fL以上となるようにする。また、空間周波数kxj及びkyjのそれぞれがカットオフ周波数fL以上となるようにしてもよい。なお、Zernike多項式を用いる場合には、S304で用いる多項式の次数は、S306で用いるシステムエラーを表現する多項式の次数以下(即ち、かかる次数に相当する周波数以下)にする。
ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fLは、具体的には、被測定面TS(測定対象領域TSa)の表面形状に応じて決定される。被測定面TSの表面形状は、実際に測定を行うまで分からないが、以下の3つの方法によって、カットオフ周波数fLを決定することができる。
1つ目の方法は、被測定面TSの表面形状の面規格を利用する方法である。被測定面TSの表面形状の面規格を規定する空間周波数帯域の最大値以上にカットオフ周波数fLを設定することで、被測定面TSの表面形状の高精度な測定が可能となる。
2つ目の方法は、被測定面TSの加工に用いた研磨機及び研削機の加工特性を利用する方法である。具体的には、被測定面TSの加工に用いた研磨機及び研削機の加工特性の空間周波数特性を利用して、被測定面TSの表面形状に対して加工感度が小さくなる空間周波数以上にカットオフ周波数fLを設定する。
3つ目の方法は、従来のステッチ法によって(即ち、ローパスフィルタ処理を施さずに)被測定面TSの表面形状(一時的な仮表面形状)を求め、かかる仮表面形状に基づいて、カットオフ周波数fLを決定する方法である。
例えば、図3に示すS302、S306及びS308によって(即ち、S304を除いて)求められた被測定面TSの表面形状を被測定面TSの仮表面形状Ptとする。図5は、被測定面TSの仮表面形状Ptを模式的に示す図である。図5では、横軸に空間周波数fを採用し、縦軸に被測定面TSの仮表面形状Ptの周波数成分PSDを採用している。また、カットオフ周波数fLよりも低周波数側の仮表面形状Ptの周波数成分PSDの総和をSsとし、カットオフ周波数fLよりも高周波数側の仮表面形状Ptの周波数成分PSDの総和をSnとする。
そして、X≧Sn/Ssを満たすように、カットオフ周波数fLを決定する。ここで、Xは、被測定面TSの表面形状の測定目標値と被測定面TSの形状誤差との比であって、一般的には、1/5以下の値となる。また、Y≧Snを満たすように、カットオフ周波数fLを決定してもよい。ここで、Yは、被測定面TSの目標測定精度である。被測定面TSが精密な光学面である場合には、目標測定精度Yは、10nm以下の値となる。なお、図7では、被測定面TSの表面形状として、1次元方向の周波数成分のみを考えている。但し、実際には、上述したように、2次元的な周波数成分を求めて、2次元的にローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fLを決定する。
このように、3つ目の方法は、上述した1つ目の方法や2つ目の方法とは異なり、被測定面TSに関する情報がない場合であっても、カットオフ周波数fLを決定することが可能である。
図6は、上述した3つ目の方法を適用した場合の測定装置1による被測定面TSの表面形状の測定を説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、処理部120で行われる処理、即ち、各測定対象領域での測定結果に基づいて被測定面TSの表面形状を求める処理について詳細に説明する。
S602では、S302と同様に、複数の測定対象領域のそれぞれにおける被測定面TSの高さを測定する。これにより、測定対象領域TSa1乃至TSa8での測定結果として、測定対象領域TSa1乃至TSa8の中の複数の位置における高さを与えるデータが取得される。
S604では、測定対象領域での測定結果(S602で取得されたデータ)からアライメント誤差とシステムエラーとを分離する。具体的な処理は、S306と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。但し、測定装置1のシステムエラーを表現する多項式の最大次数は、計算時間や計算機のメモリの制約の範囲内で最大に設定する。
S604では、アライメント誤差とシステムエラーとが分離された測定対象領域での測定結果(S604で生成されたデータ)をつなぎ合わせて、被測定面TSの仮表面形状を求める。具体的な処理は、S308と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
このように、S604及びS606では、測定対象領域での測定結果(S602で取得されたデータ)を使って、ステッチ法により被測定面TSの仮表面形状を求める。
S608では、S606で求めた被測定面TSの仮表面形状に基づいて、ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fLを決定する。ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fLの具体的な決定方法は、上述した通りである。
S610では、測定対象領域TSa1乃至TSa8での測定結果(S602で取得されたデータ)に対して、S608で決定されたカットオフ周波数fLを有するローパスフィルタ処理を施して補正データを生成する。
S612及びS614では、測定対象領域での測定結果(S602で取得されたデータ)の代わりにS610で生成された複数の測定対象領域のそれぞれの補正データを使って、ステッチ法により被測定面TSの表面形状を求める。S612及びS614のそれぞれの具体的な処理は、S306及びS308と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
以下、図7及び図8を参照して、測定装置1によって被測定面TSの表面形状を測定した場合の効果について説明する。図7(a)及び図7(b)は、測定装置1のシステムエラーの一例を示す図である。具体的には、図7(a)はシステムエラーの等高線を表し、図7(b)は図7(a)に示すA−A’断面におけるシステムエラーの大きさを表している。本実施形態では、測定装置1のシステムエラーにZernike多項式の第49項のみが含まれているものとする。なお、Zernike多項式は、Fringe Zernike多項式を使用している。図7(a)及び図7(b)を参照するに、システムエラーの最大値は1、PV値は約1.4である。
図8は、従来のステッチ法を用いて、図7(a)及び図7(b)に示すシステムエラーを含む測定装置で被測定面TSの表面形状を測定した場合の測定誤差を示す図である。図8を参照するに、測定誤差のPV値は約1.25であり、図2に示した測定対象領域の周期の誤差が発生していることがわかる。なお、図8では、システムエラーを表現する多項式の最大次数をZernike多項式の第48項までとしている。このため、システムエラーに含まれるZernike多項式の第49項以降を補正することができず、図8に示すような測定誤差が発生してしまう。
一方、本実施形態の測定装置1では、測定対象領域の表面形状をZernike多項式の第48項以下で表現されるものとして、第48項(最大次数)に相当する周波数よりも小さいカットオフ周波数を有するローパスフィルタ処理を施して補正データを生成する。そして、最大次数がZernike多項式の第48項以上であるようにシステムエラーを表現すると共に、かかる補正データを使って、ステッチ法により被測定面TSの表面形状を求めている。従って、本実施形態の測定装置1は、被測定面TSの表面形状を高精度に求めることができる。
また、本実施形態では、S306において、アライメント誤差とシステムエラーを考慮しているが、これに限定されるものではない。例えば、測定対象領域の位置誤差、測定装置1(測定部100)の倍率誤差及びディストーション誤差なども考慮することが可能である。
また、S306においては、S304でのローパスフィルタ処理のカットオフ周波数よりも高い周波数帯域までを表現できるように、各誤差(アライメント誤差やシステムエラー)のフィッティングパラメータを選択する。これにより、測定対象領域での測定結果から各誤差を高精度に分離することが可能となる。
なお、測定対象領域での測定結果(測定対象領域の中の複数の位置における高さを与えるデータ)にローパスフィルタ処理を施すのではなく、図9に示すように、開口フィルタ114Aによって光学的なローパスフィルタを実現することもできる。
開口フィルタ114Aは、ターレットなどの駆動機構116によって、被測定面TSと光学的にフーリエ変換の関係となる位置(即ち、被測定面TSと撮像素子112とを共役関係にする光学系の瞳位置)に、開口フィルタ114と交換可能に配置される。開口フィルタ114Aは、光学的なローパスフィルタ(光学的ローパスフィルタ)の機能を有し、開口フィルタ114Aの開口の径で決定される空間周波数成分以下の光を通過させて、それ以外の成分の光を遮光する。
開口フィルタ114Aの開口の径は、測定対象領域において必要な被測定面に関する情報(高さ情報)を含むような周波数の光のみが通過するように設定される。例えば、開口フィルタ114Aの開口の径は、測定対象領域の中の複数の位置における高さを与えるデータに含まれる高さ情報のうち特定周波数よりも大きい周波数の高さ情報が除去されるように設定される。換言すれば、上述したローパスフィルタ処理のカットオフ周波数の機能を有するように、開口フィルタ114Aの開口の径を決定する。なお、開口フィルタ114Aの開口を変更する機構としては、かかる開口を可変とする可変機構を設けてもよいし、開口の径の異なる複数の開口フィルタ114Aを交換する交換機構を設けてもよい。
図9に示す測定装置1による被測定面TSの表面形状の測定について説明する。まず、図3のS302と同様に、複数の測定対象領域のそれぞれにおける被測定面TSの高さを測定する。これにより、測定対象領域での測定結果として、測定対象領域の中の複数の位置における高さを与えるデータが取得される。但し、かかるデータは、開口フィルタ114Aによって、ローパスフィルタ処理が施された補正データ(S304で生成される補正データ)と同等なデータとなっているため、ローパスフィルタ処理を施す必要はない。そして、測定対象領域での測定結果を使って、ステッチ法により被測定面TSの表面形状を求める。
このように、開口フィルタ114Aによって光学的なローパスフィルタを実現したとしても、被測定面TSの表面形状を高精度に求めることができる。なお、図9では、開口フィルタ114と開口フィルタ114Aを交換する構成を示しているが、開口フィルタ114の開口を変更可能に構成して、開口フィルタ114の開口を変更することで開口フィルタ114Aの機能を実現してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

Claims (14)

  1. 物体の表面の形状を測定する測定方法であって、
    他の領域と重なり合う領域を有する前記表面の複数の領域のそれぞれに対する表面測定によって前記複数の領域のそれぞれの形状のデータを得るステップと、
    得られた前記形状のデータに基づいて、前記重なり合う領域での形状の差が最小になるように、前記表面測定の誤差を求めるステップと、
    前記形状のデータと前記誤差とに基づいて、前記表面の形状を求めるステップと、
    を有し、
    前記形状のデータは、要求精度に基づいて決定された閾値を超える空間周波数を有する成分を含まないように得られる、ことを特徴とする測定方法。
  2. 前記形状のデータを得るステップは、干渉計を用いてなされる、ことを特徴とする請求項1に記載の測定方法。
  3. 前記形状のデータは、前記干渉計において光学的ローパスフィルタを用いて得られる、ことを特徴とする請求項2に記載の測定方法。
  4. 前記形状のデータは、前記干渉計によって得られた形状のデータをローパスフィルタでフィルタリングして得られる、ことを特徴とする請求項2に記載の測定方法。
  5. 前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を決定するステップを更に有する、ことを特徴とする請求項4に記載の測定方法。
  6. 前記形状のデータは、多項式で表現され、前記多項式の最大次数に対応する空間周波数は、前記カットオフ周波数より低くない、ことを特徴とする請求項5に記載の測定方法。
  7. 前記カットオフ周波数を決定するステップは、前記干渉計によって得られた形状のデータを前記ローパスフィルタでフィルタリングせずに得られたデータに基づいて前記表面の一時的な形状を求め、求められた前記一時的な形状の空間周波数成分に基づいて前記カットオフ周波数を決定する、ことを特徴とする請求項5に記載の測定方法。
  8. 物体の表面の形状を測定する測定装置であって、
    他の領域と重なり合う領域を有する前記表面の複数の領域のそれぞれに対する表面測定によって前記複数の領域のそれぞれの形状のデータを得る測定部と、
    得られた前記形状のデータに基づいて前記表面の形状を求める処理部と、
    を有し、
    前記処理部は、前記形状のデータに基づいて、前記重なり合う領域での形状の差が最小になるように、前記表面測定の誤差を求め、前記形状のデータと前記誤差とに基づいて、前記表面の形状を求め、
    前記形状のデータは、要求精度に基づいて決定された閾値を超える空間周波数を有する成分を含まないように得られる、ことを特徴とする測定装置。
  9. 前記測定部は、干渉計を含む、ことを特徴とする請求項8に記載の測定装置。
  10. 前記干渉計は、光学的ローパスフィルタを含み、前記形状のデータは、前記光学的ローパスフィルタを介して得られる、ことを特徴とする請求項9に記載の測定装置。
  11. 前記形状のデータは、前記干渉計によって得られた形状のデータをローパスフィルタでフィルタリングして得られる、ことを特徴とする請求項9に記載の測定装置。
  12. 前記処理部は、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を決定する、ことを特徴とする請求項11に記載の測定装置。
  13. 前記処理部は、前記形状のデータを多項式で表現し、前記多項式の最大次数に対応する空間周波数は、前記カットオフ周波数より低くない、ことを特徴とする請求項12に記載の測定装置。
  14. 前記処理部は、前記干渉計によって得られた形状のデータを前記ローパスフィルタでフィルタリングせずに得られたデータに基づいて前記表面の一時的な形状を求め、求められた前記一時的な形状の空間周波数成分に基づいて前記カットオフ周波数を決定する、ことを特徴とする請求項12に記載の測定装置。
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