JP2011123014A - 光学式エンコーダ用スケール及びその製造方法 - Google Patents

光学式エンコーダ用スケール及びその製造方法 Download PDF

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治 村上
Toru Oka
徹 岡
Tatsuki Okamoto
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信介 由良
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大嗣 森田
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智毅 桂
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Abstract

【課題】迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現することができる光学式エンコーダ用スケールを得る。
【解決手段】基材1は、鏡面状の反射表面を有する。光吸収層2は、レーザ光の照射により、目盛りとして基材表面が露出するまでの開口領域を略周期的に設け、基材1の反射表面側に積層する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直線方向または回転方向の変位、移動距離を検出する光学式エンコーダに用いられるスケールおよびその製造方法に関する。
光学式エンコーダは、目盛りが刻まれたスケールと、スケールの目盛りを読み取る光学式読取器から構成される。光学式エンコーダの読み取り方式には、透過型と反射型とがあり、反射型の場合、スケール上の目盛り部分は、光を反射可能な構造を有する。
従来、スケール上に目盛りを刻むための技術としては、打ち抜き成型やフォトエッチングなどが知られている。例えば、特許文献1には、透明基板の表面に金属蒸着膜を形成し、さらにこの金属蒸着膜の上に感光剤からなる遮光膜を形成し、この遮光膜をエッチングすることにより、金属蒸着膜の露出部分により反射領域が形成される光学式ロータリーエンコーダ用反射スケールを形成する手法が記載されている。
しかしながら、打ち抜き成型による手法は、金型の設計製作に多大な費用と時間がかかる。また、フォトエッチングによる手法は、マスクの設計製作に多大な費用と時間がかかり、エッチングにより感光剤の下の金属蒸着膜にもダメージを与えてしまう。さらに、長尺のリニアスケールを採用した場合、長尺の金型やマスクの製作や加工方法が極めて困難になる。
このような問題に対処するために、例えば、特許文献2に記載されているように、レーザ加工によりエンコーダ用スケールを形成する方法がある。この特許文献2では、1)薄肉の金属板にレーザで貫通穴を形成することにより透過型のスケールを形成する方法、2)透明基板上に遮光性金属被膜を施し、レーザで金属膜を除去することにより透過型のスケールを形成する方法、3)金属の表面にレーザで粗面領域を形成することにより反射型のスケールを形成する方法、という3つの手法が提案されている。
特開平10−82661号公報(図1) 特開2004−301826号公報(図9、図10)
しかしながら、特許文献2の手法1)に関して、薄肉の金属スケールが自己の形状を保つためには、ある程度の厚みが必要になる。そのため、厚い材料に貫通穴を開けるには大きなレーザエネルギーが要求され、コストと時間がかかるという問題がある。
特許文献2の手法2)に関して、反射型のスケールとして使用する場合には、透明基板を通過した光が迷光とならないように処理しなければならないという問題がある。
さらに、リニアエンコーダでは、スケールの長さが例えば数メートルになることがある。手法2)を反射型のリニアエンコーダ用のスケールに適用し、透明基板としてガラス材料を用いた場合、それだけの長さのガラススケールを製作すること自体が難しく、そのガラスにスケールを刻むための加工装置も大掛かりなものとなる。透明基板として樹脂材料を用いた場合は、温度変化に対する変動や傷に対して弱いなどの問題がある。
手法3)は、上記手法1)と2)の問題点は解消されているものの、粗面の状態をレーザ加工によって制御することは難しく、また粗面領域では散乱反射光が発生するので、鏡面領域からの反射光と交じり合ってしまい、大きなノイズが発生するという本質的な問題があった。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決するため、小さなレーザエネルギーで生産性良く加工でき、反射迷光の少ない光学式エンコーダ用スケールおよびその製造方法を提供することである。
この発明に係る光学式エンコーダ用スケールは、鏡面状の反射表面を有する基材と、基材の反射表面側に積層され、光吸収材料からなる光吸収層とを備え、光吸収層は、レーザ光の照射により、目盛りとして基材表面が露出するまでの開口領域を略周期的に設けたものである。
この発明の光学式エンコーダ用スケールは、レーザ光の照射により、目盛りとしての開口領域を略周期的に設けた光吸収層を基材に積層するようにしたので、迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現することができる。
この発明の実施の形態1による光学式エンコーダ用スケールのスケール素材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による光学式エンコーダ用スケールの製造方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による光学式エンコーダ用スケールのスケール素材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3による光学式エンコーダ用スケールのスケール素材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4による光学式エンコーダ用スケールのスケール素材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4による光学式エンコーダ用スケールをエンコーダスケールとして用いた場合の説明図である。 この発明の実施の形態5による光学式エンコーダ用スケールのスケール素材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5による光学式エンコーダ用スケールをエンコーダスケールとして用いた場合の説明図である。 この発明の実施の形態6による光学式エンコーダ用スケールのスケール素材の斜視図である。 この発明の実施の形態6による光学式エンコーダ用スケールをエンコーダスケールとして用いた場合の説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による光学式エンコーダ用スケールに用いるスケール素材100の一例を示す斜視図である。
スケール素材100は、基材1の上に、光吸収性の光吸収層2が積層された積層材として構成される。基材1の光吸収層2が積層される面は、鏡面状に加工されている。
基材1は、リニアスケールの場合、ガラス、プラスチック、金属等の材料を用いて剛性の高い板状や可撓性のあるテープ状に加工したものが使用でき、特に、金属テープであることが好ましい。金属素材の場合、表面を鏡面状に加工するだけで光を反射する面とすることができる。基材1がガラス、プラスチックなどの場合には、表面に金属蒸着もしくは金属めっきを施す。その表面を鏡面状態にするために、例えば研磨を施すことにより、高い平面性を作ることができる。
基材1に金属テープを採用した場合、ガラスとは違ってリールに巻いて収納することができ、また、数メートルに及ぶ長尺スケールも加工できることから、加工や設置の際、運搬や保管の容易さの点で好都合である。また、金属テープは、プラスチックよりも温度に対する膨張が小さいので、温度変化によるスケールの伸び縮みが小さく、傷が付きにくいという利点もある。即ち、基材1として金属テープを使用することにより、ガラス基板やプラスチック基板よりも扱いやすく、環境の変化に強いという利点がある。
ロータリーエンコーダの場合、目盛りを刻む円板スケールの大きさが小さいため、ガラス、プラスチックなどの材料であっても、表面に金属蒸着や金属めっきなどを施すのが容易である。
光吸収層2は、基材1との接着強度が高く、光吸収性の材料で形成される。例えば、光吸収性の材料として、黒い塗料や黒い樹脂が考えられる。光吸収層2の厚さは、光学式エンコーダの検出に使用する波長の光が透過しない程度にできるだけ薄くすることが好ましい。光吸収層2が薄いほど、小さなエネルギー量のレーザで光吸収層2を剥離できるからである。光吸収層2の表面は、散乱状態の強い粗面、即ちつや消しの黒の方が、そこで反射される光がエンコーダの検出器に入射しないので、より望ましい。
図2は、スケール素材100の加工方法の一例を示す説明図である。
スケール素材100は、X方向に沿って移動可能な移動ステージ20の上に搭載される。レーザ発振器14から出射したレーザ光LBは、転写マスク13を照射する。転写マスク13の像は、ミラー12および転写レンズ11によってスケール素材100の表面上にレーザ光10として結像される。転写マスク13の開口形状は、最終的に得られるスケール上の開口領域3の形状に応じて決定される。例えば、スケール目盛りとして、開口領域3の幅(X方向)が20μm、長さ(Y方向)が300μm、ピッチが40μmとなるように設計し、転写レンズ11の縮小転写倍率を1/20とした場合、転写マスク13の開口形状は、幅0.4mm×長さ6mmとなる。
移動ステージ20が停止した状態で、レーザ光LBを発生すると、転写マスク13の開口形状に対応した領域における光吸収層2が溶融、蒸発して、基材1が露出した開口領域3が形成される。続いて、移動ステージ20をX方向に沿って1ピッチ分移動する。次に、移動ステージ20が停止した状態で、レーザ光LBの照射を行うと、第2の開口領域3が形成される。こうした手順を繰り返し実施することによって、一定ピッチで配列した周期的な開口領域3が得られる。
レーザ発振器14として、所定の周期でパルス光を発生するパルスレーザ光源を用いた場合、パルス照射タイミングに同期して、移動ステージ20を連続的に移動させることにより、一定ピッチの周期的な開口領域3を形成することができる。例えば、移動ステージ20の送り速度を、パルス照射の1周期で40μm移動するように設定すれば、40μmピッチの開口領域3が得られる。こうしてパルスレーザ光を使用した場合、移動ステージ20の連続動作だけで一定ピッチの目盛りを加工できるため、生産性が向上する。
光吸収層2が除去された開口領域3では、光を鏡面反射する基材1の表面が露出するため、光吸収層2の光吸収領域と開口領域3の光の正反射領域との組合せにより、高い光学コントラストを有する目盛りが得られる。
特許文献1に記載された従来のエンコーダでは、レーザ加工ではなく、エッチングによって感光剤の薄膜を除去するスケール形成法を用いているが、その膜の構成は、透明基板の上に金属膜があって、その上に選択除去される遮光膜でもある感光剤が塗布されている。エッチングを用いると、感光剤の下にある金属蒸着膜にもダメージを与えてしまい、正反射させて信号を得るべき表面が、散乱面となり、良好な信号を得ることができない。本発明のように、レーザ加工により、反射素材である基材1の上の光吸収層2を加工する場合には、基材1の表面はレーザ光にとっても反射材であるため、レーザ光のエネルギーは主に光吸収層2によって吸収され、基材1の表面が荒れることが少ない。よって、レーザ加工によるスケールを用いたエンコーダでは、良好な信号を得ることができるという利点がある。
図1に示すスケール素材100に対してレーザ加工を適用することによって、上面の光吸収層2は非常に薄いので、小さなエネルギー量のレーザ光あるいは少ないレーザパルス数のレーザ光で光吸収層2を剥離できる。よって、低コスト、短時間で生産性よく光学式エンコーダ用スケールを加工することができる。
また、目盛り以外の領域は光吸収素材であるため、迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。
尚、以上の説明では、レーザ光を転写マスク13に照射し、転写レンズ11を用いてスケール素材100に転写する方法について説明したが、以下の各実施の形態を含めて本発明はこの方法に限定されるものでない。例えば、転写マスク13および転写レンズ11の代わりに、ガルバノミラーなどのレーザスキャナを用いて、移動ステージ20の移動と共にレーザビームを開口領域3の範囲で走査することによって、光吸収層2を剥離することができる。さらに、転写マスク13とレーザスキャナの組合せによるレーザ加工も可能である。
以上のように、実施の形態1の光学式エンコーダ用スケールによれば、鏡面状の反射表面を有する基材1と、基材1の反射表面側に積層され、光吸収材料からなる光吸収層2とを備え、光吸収層2は、レーザ光の照射により、目盛りとして基材1表面が露出するまでの開口領域3を略周期的に設けたものとしたので、目盛り以外の領域は光吸収素材であるため、迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現することができる。
また、実施の形態1の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、鏡面状の反射表面を有する基材1の反射表面側に、光吸収材料からなる光吸収層2を積層する工程と、光吸収層2に対して、レーザ光を照射し、目盛りとして基材1表面が露出するまでの開口領域3を略周期的に設ける工程とを備えたので、低コスト、短時間で生産性よく光学式エンコーダ用スケールを加工することができる。
また、実施の形態1の光学式エンコーダ用スケールによれば、鏡面状の反射表面は、蒸着またはめっきにより形成されているので、高い平面性を有し、高精度の位置検出を実現することができる。
また、実施の形態1の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、鏡面状の反射表面を蒸着またはめっきにより形成するようにしたので、高い平面性の反射表面を得ることができる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2による光学式エンコーダ用スケールに用いるスケール素材101を示す斜視図である。
スケール素材101は、基材1の上に透明な材料からなる表面保護層4を積層し、その表面保護層4の上に、光吸収層2を積層したものである。実施の形態1と比べて、表面保護層4が加わっていることのみが異なるので、以下、相違点についてのみ説明する。
透明な材料からなる表面保護層4は、レーザ加工による基材1表面へのダメージを保護するためのものである。表面保護層4は、加工するレーザ光のエネルギーを吸収しにくく、加工のしきい値が低いものとする。上述した実施の形態1において、レーザ加工では、基材1の表面が荒れることが少ないということを説明したが、レーザ光の照射条件によっては、基材1の表面が荒れてしまうこともある。そのようなときに、表面保護層4があれば、たとえ表面保護層4の表面が荒れてしまったとしても、基材1の表面状態は鏡面状態のまま保たれる。エンコーダスケールとして用いるときに、表面保護層4と空気との界面でわずかな反射散乱光が生じるものの、ほとんどの信号光は基材1の表面からの正反射光として得られる。よって、実施の形態2のエンコーダスケールを用いれば、良好な信号が得られる。
以上のように、実施の形態2の光学式エンコーダ用スケールによれば、基材1と光吸収層2との間に透明な材料からなる表面保護層4を設けたので、目盛り以外の領域は光吸収素材であるため、迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。また、反射表面が透明な材料で保護されているため、レーザによって反射表面を傷つけることがなく、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。
また、実施の形態2の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、鏡面状の反射表面を有する基材1の反射表面側に透明な表面保護層4を積層すると共に、表面保護層4に光吸収材料からなる光吸収層2を積層する工程と、光吸収層2に対して、レーザ光を照射し、目盛りとして表面保護層4が露出するまでの開口領域3を略周期的に設ける工程とを備えたので、レーザ光の照射により開口領域3を形成する際に、基材1の表面状態を鏡面状態のまま保つことができ、低ノイズで高精度の位置検出を実現することのできる光学式エンコーダ用スケールを得ることができる。
実施の形態3.
図4は、実施の形態3による光学式エンコーダ用スケールに用いるスケール素材102を示す斜視図である。
本実施の形態では、遮光性の、光吸収材料からなるフィルム(光吸収層)5に対して、まずレーザ加工によりスケール目盛りを製作する(工程1:図中(a))。レーザ加工工程は実施の形態1で述べたものと同様である(図中、転写レンズ11とレーザ光10以外の図示は省略している)。レーザ加工により、フィルム5上に、周期的に目盛りとなる貫通した開口領域3を形成する。
次の工程(工程2:図中(b))において周期的な開口領域3が形成されたフィルム5を、鏡面状の反射表面をもつ基材1に貼り付ける。例えば、接着剤により貼り付けることが考えられる。あるいは、フィルム5上に予め粘着材を貼っておき、その後レーザ加工により周期的な開口領域3を形成し、基材1に貼り付ける工程が考えられる。
本実施の形態によれば、フィルム5をレーザ加工した後に反射素材を貼り付けているので、鏡面の必要な反射面をレーザ加工により荒らしてしまうことがないという利点がある。またフィルム5が十分薄ければ、小さなレーザエネルギーでも容易に貫通穴を開けられるという利点がある。
以上のように、実施の形態3の光学式エンコーダ用スケールによれば、光吸収層をフィルム5とし、フィルムを基材1の反射表面側に貼付したので、目盛り以外の領域は光吸収素材であるため、迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。
また、実施の形態3の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、光吸収層をフィルム5としてこのフィルム5にレーザ光を照射し、目盛りとしての開口領域3を略周期的に形成する工程と、開口領域3が形成されたフィルム5を基材1の反射表面側に貼付する工程とを備えたので、レーザによって反射表面を傷つけることがなく、低ノイズで高精度の位置検出を行うことのできる光学式エンコーダ用スケールを得ることができる。
実施の形態4.
図5は、実施の形態4の光学式エンコーダ用スケールに用いるスケール素材103の斜視図である。
本実施の形態では、レーザで加工される素材は、透明な基材6の上に光吸収層5が備わったものである。基材6を介してレーザを照射し、光吸収層5を選択的に除去して、スケール目盛りを製作する(工程1:図中(a))。レーザ加工後に光反射素材7を、基材6の光吸収層のない側に設置する(工程2:図中(b))。
レーザ加工工程(工程1)の基本的な動作は実施の形態1で述べたものと同様である。しかし、光吸収層5が積層されている基材6が透明であるので、レーザ光10を遮光膜が積層されていない裏面から照射することも可能である。このように裏面照射を行うと、光吸収層5でのレーザエネルギーの吸収が、基材6との界面から行われるので、基材6上に光吸収層5が残らずにきれいに剥離できる。
透明な基材6として透明な樹脂を用いる場合には、光反射素材7として、鏡面反射表面を持つ硬い素材、例えば金属テープや、金属蒸着が施されたガラス基板が考えられる。長尺のリニアスケールを作製する場合、保管のし易さから、ロール状に巻き取ることのできる金属テープが望ましい。透明な樹脂を用いると、長尺のリニアスケールを製作できるという利点がある。
透明な基材6としてガラスを用いる場合には、光反射素材7として、基材6に対して金属蒸着もしくは金属めっきを行えばよい。この場合、レーザ加工される遮光膜が変形の少ないガラス上に設けられているので、レーザ加工後にスケールのピッチなどの変位が少なくなるという利点がある。
図6は、実施の形態4の光学式エンコーダ用スケールをエンコーダスケールとして用いる構成を示している。光源32から出射されたセンサ光31が、光吸収層5上の開口領域3を通して裏面の光反射素材7の表面で反射し、再度、開口領域3を通して外空間に出て、検出器33で受光される。光源32からのセンサ光31が開口領域3に当たらない場合は、そこで吸収される。反射式光学エンコーダは、このように反射光のオンオフを検出器33で感知することによってスケールの位置を読み取る。
以上のように、実施の形態4の光学式エンコーダ用スケールによれば、透明な基材6と、基材6に積層され、光吸収材料からなる光吸収層5と、基材6の光吸収層5とは逆側に積層された光反射素材7とを備え、光吸収層5は、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域3を略周期的に設けたものであり、かつ、光反射素材7は光吸収層5の開口領域3が形成された状態で積層されるようにしたので、目盛り以外の領域は光吸収素材であるため、迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。また、レーザによって反射表面を傷つけることがなく、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。
また、実施の形態4の光学式エンコーダ用スケールによれば、光反射素材7は、金属蒸着またはめっきで形成されているので、高い平面性を有し、高精度の位置検出を実現することができる。
また、実施の形態4の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、透明な基材6に対して、光吸収材料からなる光吸収層5を積層する工程と、基材6と光吸収層5が積層された状態で、光吸収層5に対して、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域3を略周期的に設ける工程と、基材6の光吸収層5とは逆側に光反射素材7を積層する工程とを備えたので、レーザによって反射表面を傷つけることがなく、低ノイズで高精度の位置検出を実現することのできる光学式エンコーダ用スケールを得ることができる。
また、実施の形態4の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、光反射素材7は、金属蒸着またはめっきにより形成するようにしたので、高い平面性の反射表面を得ることができる。
実施の形態5.
図7は、実施の形態5による光学式エンコーダ用スケールに用いるスケール素材104を示す斜視図である。本実施の形態では、レーザで加工される素材は、透明な基材6の上に光吸収層5が備わったものであり、レーザ加工工程(工程1:図中(a))は実施の形態4の工程1と同様である。レーザ加工後に、光反射素材7を、基材6の光吸収層5の上に施す(工程2:図中(b))。
図8は、本発明に係るスケールをエンコーダスケールとして用いる構成の断面図を示している。光源32から出射されたセンサ光31が、透明な基材6を通して、その裏面に照射される。目盛りの開口領域3で反射される光は検出器33に到達し、目盛りの開口領域3でない領域に照射された光は、光吸収層5により吸収される。反射式光学エンコーダは、このように反射光のオンオフを検出器33で感知することによってスケールの位置を読み取る。
実施の形態4の構成では、基材6の厚みが大きい場合、開口領域3で入射した光線が、光反射素材7で反射した後、再び開口領域3を通り抜ける際に光線のケラレが生じる場合がある。これに対し、実施の形態5では、図8に示すように、開口領域3の面内に光反射素材7があるので、センサ光31のケラレがないという利点がある。
透明な基材6自体がガラスなど剛性の高いものであれば、光反射素材7は金属蒸着もしくは金属めっきを施せばよい。また、基材6が樹脂など剛性の低いものであれば、光反射素材7は金属テープなどの硬いものとして、貼り合わせればよい。尚、この場合、開口領域3内側まで光反射素材7は存在しないが、開口領域3と光反射素材7との距離が小さいため、センサ光31のケラレはほとんど生じない。
以上のように、実施の形態5の光学式エンコーダ用スケールによれば、透明な基材6と、基材6に積層され、光吸収材料からなる光吸収層5と、光吸収層5上に積層された光反射素材7とを備え、光吸収層5は、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域3を略周期的に設けたものであり、かつ、光反射素材7は光吸収層5の開口領域3が形成された状態で積層されるようにしたので、目盛り以外の領域は光吸収素材であるため、迷光が抑制され、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。また、レーザによって反射表面を傷つけることがなく、低ノイズで高精度の位置検出を実現できる。更に、光吸収層状に光反射素材が積層されているので、光学式エンコーダとして用いた場合にセンサ光のケラレがないという効果がある。
また、実施の形態5の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、透明な基材6に対して、光吸収材料からなる光吸収層5を積層する工程と、基材6と光吸収層5が積層された状態で、光吸収層5に対して、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域3を略周期的に設ける工程と、光吸収層5に対して光反射素材7を積層する工程とを備えたので、レーザによって反射表面を傷つけることがなく、低ノイズで高精度の位置検出を実現することのできる光学式エンコーダ用スケールを得ることができる。
実施の形態6.
図9は、実施の形態6による光学式エンコーダ用スケールに用いるスケール素材105を示す斜視図である。図中(b)の工程2までは、実施の形態5と同様であるが、本実施の形態では、透明な基材6をフィルム状素材としている。そして、工程3(図中、(c))において、光吸収層5と光反射素材7を積層した基材6を、剛性を有する固定用基材8の上に接着する。
図10は、実施の形態6の光学式エンコーダ用スケールをエンコーダスケールとして用いる構成の断面図を示している。光源32から出射されたセンサ光31が、透明な基材6を通して、その裏面に照射される。目盛りの開口領域で反射される光は検出器33に到達し、目盛りの開口領域でない領域に照射された光は、光吸収層5により吸収される。反射式光学エンコーダは、このように反射光のオンオフを検出器33で感知することによってスケールの位置を読み取る。
上記実施の形態5において、蒸着により反射面を作製する場合には、スケールとしての剛性を保つために、基材6自体がガラス等の固いものである必要があった。本実施の形態では、剛性を有する固定用基材8を積層するため、基材6は樹脂などのフィルム状のものを用いることができる。そのため、長尺のリニアスケールを作製する場合、基材6をロール状に巻き取ることができ、保管と製作がしやすいという利点がある。
尚、上記例では、工程1、2を実施の形態5としたものを説明したが、実施の形態4の工程1、2であってもよい。即ち、実施の形態4の構成で光反射素材7側に固定用基材8を接着するようにしてもよい。
以上のように、実施の形態6の光学式エンコーダ用スケールによれば、基材6はフィルム状素材であり、光反射素材7上に固定用基材8を積層するようにしたので、長尺のリニアスケールを作製する場合であっても、基材6をロール状に巻き取ることができるため、保管と製作が容易である。
また、実施の形態6の光学式エンコーダ用スケールの製造方法によれば、基材6をフィルム状素材とし、光反射素材7上に固定用基材8を積層するようにしたので、レーザによって反射表面を傷つけることがなく、低ノイズで高精度の位置検出を実現することのできる光学式エンコーダ用スケールを得ることができる。
また、以上の各実施の形態では、直線方向の変位や移動距離を検出するためのリニアスケールを作成する方法を例示したが、回転方向の変位や移動距離を検出するためのロータリスケールを作成する場合にも適用可能である。このような場合は、円板状に形成したスケール素材を回転ステージに搭載し、スケール素材を回転させながらレーザ光を照射することによって、円周方向に沿った周期的な開口領域を形成することができる。
1,6 基材、2,5 光吸収層、3 開口領域、4 表面保護層、7 光反射素材、8 固定用基材、10 レーザ光、11 転写レンズ、12 ミラー、13 転写マスク、14 レーザ発振器、20 移動ステージ、100,101,102,103,104,105 スケール素材。

Claims (16)

  1. 鏡面状の反射表面を有する基材と、
    前記基材の反射表面側に積層され、光吸収材料からなる光吸収層とを備え、
    前記光吸収層は、レーザ光の照射により、目盛りとして前記基材表面が露出するまでの開口領域を略周期的に設けたものであることを特徴とする光学式エンコーダ用スケール。
  2. 基材と光吸収層との間に透明な材料からなる表面保護層を設けたことを特徴とする請求項1記載の光学式エンコーダ用スケール。
  3. 鏡面状の反射表面は、蒸着またはめっきにより形成されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光学式エンコーダ用スケール。
  4. 光吸収層をフィルムとし、当該フィルムを基材の反射表面側に貼付したことを特徴とする請求項1記載の光学式エンコーダ用スケール。
  5. 透明な基材と、
    前記基材に積層され、光吸収材料からなる光吸収層と、
    前記基材の前記光吸収層とは逆側に積層された光反射素材とを備え、
    前記光吸収層は、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域を略周期的に設けたものであり、かつ、前記光反射素材は前記光吸収層の開口領域が形成された状態で積層されることを特徴とする光学式エンコーダ用スケール。
  6. 透明な基材と、
    前記基材に積層され、光吸収材料からなる光吸収層と、
    前記光吸収層上に積層された光反射素材とを備え、
    前記光吸収層は、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域を略周期的に設けたものであり、かつ、前記光反射素材は前記光吸収層の開口領域が形成された状態で積層されることを特徴とする光学式エンコーダ用スケール。
  7. 光反射素材は、金属蒸着またはめっきで形成されたものであることを特徴とする請求項5または請求項6記載の光学式エンコーダ用スケール。
  8. 基材はフィルム状素材であり、光反射素材上に固定用基材を積層することを特徴とする請求項7記載の光学式エンコーダ用スケール。
  9. 鏡面状の反射表面を有する基材の当該反射表面側に、光吸収材料からなる光吸収層を積層する工程と、
    前記光吸収層に対して、レーザ光を照射し、目盛りとして前記基材表面が露出するまでの開口領域を略周期的に設ける工程とを備えた光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
  10. 鏡面状の反射表面を有する基材の当該反射表面側に透明な表面保護層を積層すると共に、当該表面保護層に光吸収材料からなる光吸収層を積層する工程と、
    前記光吸収層に対して、レーザ光を照射し、目盛りとして前記表面保護層が露出するまでの開口領域を略周期的に設ける工程とを備えた光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
  11. 鏡面状の反射表面は、蒸着またはめっきにより形成することを特徴とする請求項9または請求項10記載の光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
  12. 光吸収層をフィルムとして当該フィルムにレーザ光を照射し、目盛りとしての開口領域を略周期的に形成する工程と、
    前記開口領域が形成されたフィルムを基材の反射表面側に貼付する工程とを備えたことを特徴とする請求項9記載の光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
  13. 透明な基材に対して、光吸収材料からなる光吸収層を積層する工程と、
    前記基材と光吸収層が積層された状態で、当該光吸収層に対して、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域を略周期的に設ける工程と、
    前記基材の前記光吸収層とは逆側に光反射素材を積層する工程とを備えたことを特徴とする光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
  14. 透明な基材に対して、光吸収材料からなる光吸収層を積層する工程と、
    前記基材と光吸収層が積層された状態で、当該光吸収層に対して、レーザ光の照射により、目盛りとして開口領域を略周期的に設ける工程と、
    前記光吸収層に対して光反射素材を積層する工程とを備えたことを特徴とする光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
  15. 光反射素材は、金属蒸着またはめっきにより形成することを特徴とする請求項13または請求項14記載の光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
  16. 基材をフィルム状素材とし、光反射素材上に固定用基材を積層することを特徴とする請求項15記載の光学式エンコーダ用スケールの製造方法。
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