JP2011121928A - 木材の保存処理方法及び保存処理木材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)木材を密閉型の含浸タンク内に配置する工程、(B)前記含浸タンクを減圧する工程、(C)保存用薬剤を揮発性有機溶媒に溶解して調製される薬剤溶液を前記含浸タンク内に導入する工程、(D)前記含浸タンクを加圧することよって木材に前記薬剤溶液を注入する工程、及び(E)前記木材中の過剰な揮発性有機溶媒を加熱によって除去する工程によって、木材に保存用薬剤を含浸させる木材の保存処理方法であって、(C)工程の木材保存用薬剤としてエポキシコナゾール、またはエポキシコナゾールと酸アニリド系化合物を有効成分として含有する薬剤を使用する木材の保存処理方法、及び前記方法によって製造される保存処理木材。
【選択図】なし
Description
1.(A)木材を密閉型の含浸タンク内に配置する工程、
(B)前記含浸タンクを減圧する工程、
(C)保存用薬剤を揮発性有機溶媒に溶解して調製される薬剤溶液を前記含浸タンク内に導入する工程、
(D)前記含浸タンクを加圧することよって木材に前記薬剤溶液を注入する工程、及び
(E)前記木材中の過剰な揮発性有機溶媒を加熱によって除去する工程によって、木材に保存用薬剤を含浸させる木材の保存処理方法であって、(C)工程の木材保存用薬剤としてエポキシコナゾールを有効成分として含有する薬剤を使用することを特徴とする木材の保存処理方法。
2.前記(C)工程で使用する木材保存用薬剤が、更に、次式(I)
3.前記(C)工程に使用する保存用薬剤が、更に、殺虫剤を含有する前記1または2に記載の木材の保存処理方法。
4.前記(E)工程で使用する木材保存用薬剤が、3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン、1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン、ジクロロメタン、1,1−ジクロロエタン、及び1,2−ジクロロエタンから選択される1種または2種以上である前記1に記載の木材の保存処理方法。
5.前記1〜4のいずれかに記載の処理方法によって製造される保存処理木材。
ハロフェノジド、テブフェノジド、クロマフェノジド、メトキシフェノジド等のヒドラジン系化合物;
クロルジメホルム、アミトラズ等のアミジン系化合物;
ジアフェンチウロン等のチオ尿素系化合物;
ベンスルタップ等のネライストキシン系化合物;
アバメクチン、エマメクチンベンゾアート、イベルメクチン、ミルベマイシン、スピノサド、アザジラクチン等のマクロリド系化合物;
ブプロフェジン等のチアジアジン系化合物;
カプリン酸、ノナン酸、カプリル酸、オレイン酸、デカン酸、2−エチルヘキサン酸等の炭素数6〜18の脂肪酸及びこれらの脂肪酸のエステル化誘導体等の脂肪酸系化合物;
オクタノール、ノナノール、デカノール、ウンデカノール、ドデカノール、トリデカノール、ヘキサデカノール等の高級アルコール系化合物;
ナフテン酸亜鉛、オレイン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、オクタン酸亜鉛、安息香酸亜鉛、クエン酸亜鉛、乳酸亜鉛、酒石酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸亜鉛、硫酸亜鉛等の亜鉛化合物;
フィプロニル、バニリプロール、エチプロール、アセトプロール等のフェニルピラゾール系化合物;
クロルフェナピル等のピロール系化合物;
ヒドラメチルノン、アミドフルメト等のフッ素含有化合物;
ジフルベンズロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロン、トリフルムロン、ビストリフルロン、フルフェノクスロン、ルフェヌロン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロン、スルファルアミド、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレン、フェノキシカルブ等のIGR(昆虫成長制御物質)または幼若ホルモン様物質;
1.木材を開閉可能な密閉型の含浸タンク内に配置し、
2.含浸タンク内の空気を真空ポンプで排出して、含浸タンク内を減圧し、
3.保存用薬剤を揮発性有機溶媒に溶解して調製した薬剤溶液を、含浸タンク内の陰圧を利用して、含浸タンクの外部の薬剤溶液保持容器から含浸タンクの内部に導入し、
4.更に薬剤溶液を、加圧用ポンプによって含浸タンクの外部から内部に送液することで含浸タンク内の木材を加圧して、木材中に薬剤溶液を注入し、
5.必要量の薬剤溶液が木材内部に注入された時点で加圧を中止し、含浸タンク内の薬剤溶液を含浸タンクの外部の薬剤溶液保持容器に回収し、
6.注入された木材中の過剰な揮発性有機溶媒を除去するために木材を加熱する
方法で実施される。
減圧の大きさ、減圧時間、加圧の大きさ、加圧時間等の条件は、従来実施されている既知の条件で行うことができる。
本発明において使用するエポキシコナゾール、及びより高い防腐性能を得るためにエポキシコナゾールと組み合わせて使用される酸アニリド系化合物は、十分な熱安定性を有し、こうした品質低下を生じないため、高周波を用いる加熱法が適用可能である。なお、殺虫成分については、木材の一部分で殺虫成分が分解あるいは揮散しても、処理木材全体での殺虫成分量がある程度の量で維持されていれば、重大な防虫性能の低下は生じないため、使用可能な殺虫性化合物の制限は、防腐性化合物での制限よりも緩やかである。
本発明の方法により処理された保存処理木材が効果を示す木材腐朽菌の例としては、コニオフォラ・プテアナ(イドタケ)(Coniophora puteana)、トラメテス・ベルシコラー(カワラタケ)(Trametes versicolor)、ポスティア・プラセンタ(Postia placenta)、ポスティア・バポラリア(Poria vaporaria)、ポリア・バイランティー(Poria vaillantii)、グロエオフィリウム・セピアリウム(Gloeophylium sepiarium)、グロエオフィリウム・アドラタム(Gloeophylium adoratum)、グロエオフィリウム・アビエティナム(Gloeophylium abietinum)、グロエオフィリウム・トラベウム(Gloeophylium trabeum)、グロエオフィリウム・プロタクタム(Gloeophylium protactum)、レンティナス・レピドウス(Lentinus lepideus)、レンティナス・エドデス(Lentinus edodes)、レンティナス・シアチフォルメス(Lentinus cyathiformes)、レンティナス・スクアロロサス(Lentinus squarrolosus)、パキシラス・パヌオイデス(Paxillus panuoides)、ホミトプシス・パルストリス(Fomitopsis palustris)、プレウロタス・オストレアタス(Pleurotus ostreatus)、ドンキオポリア・エクスパンサ(Donkioporia expansa)、セルプウラ・ラクリマンス(ナミダタケ)(Serpula lacrymans)、セルプウラ・ヒマントイデス(Serpula himantoides)、グレノスポラ・グラフィー(Glenospora graphii)、ホミトプシス・リラシノギルバ(Fomitopsis lilacino-gilva)、ペレニポリア・テフロポラ(Perenniporia tephropora)、アントロディア・キサンタ(Antrodia xantha)、アントロディア・バイランティー(Antrodia vaillantii)を含む担子菌類、クラドスポリウム・ヘルバラム(Cladosporium herbarum)を含む不完全菌類、ケトミウム・グロブサム(Chaetomiumu globsum)、ケトミウム・アルバアレナラム(Chaetomium alba-arenulum)、ペトリエラ・セティフェラ(Petriella setifera)、トリチュラス・スピラリス(Trichurus spiralis)、フミコウラ・グリセラ(Humicola grisera)を含む子嚢菌類が挙げられる。
次に、下部に、溶液の送り込みのための配管と溶液排出用の配管とを有し、上部に、空気あるいは蒸気の排出、あるいは空気を導入するための配管を有し、これらの配管の全てに、それぞれ弁の代わりとなるバルブを有した構造の、加圧注入用の耐圧の含浸タンクを準備した。そして、木口面の大きさが縦3.0cm、横3.0cmで、長さが35.0cmのスギ辺材の杭9本(平均含水率18%)を、含浸タンク内に設置し、含浸タンクを密閉した後、下部の2本の配管のバルブを閉じ、上部の配管のバルブを開いてから、真空ポンプを用いて上部の配管から含浸タンク内の空気を排気して、含浸タンク内の圧力を6kPaまで減圧し、この減圧状態を30分間維持して、木材内部の空気を排出させた。
次に、上部の配管のバルブを閉じ、真空ポンプの作動を停止した。次いで、含浸タンク下部の溶液の送り込みのための配管のバルブを開け、含浸タンク内の陰圧を利用して、上記の薬剤溶液を含浸タンク内に導入した。更に、加圧ポンプを用いて、溶液の送り込みのための配管を通じて薬剤溶液を含浸タンク内に送り込み、含浸タンク内の圧力を1MPaで加圧し、この加圧状態を2時間維持して、木材内部に薬剤溶液を注入した。
次に、溶液の送り込みのための配管のバルブを閉じ、ポンプの作動を停止した。そして、溶液排出用の配管のバルブを開け、次に、上部の配管のバルブを開けることによって、含浸容器内の薬剤溶液を回収した。
次に、溶液排出用の配管のバルブを閉じ、真空ポンプを用いて上部の配管から含浸タンク内の空気を排気して、含浸タンク内の圧力を6kPaまで減圧し、この減圧状態を30分間維持して、木材内部に過剰に注入された薬剤溶液を木材外部に排出させた。排出された薬剤溶液は、上部の配管を通じて、再度、空気を含浸タンク内に送り込んで内部を大気圧に戻してから、溶液排出用の配管のバルブを開けることにより回収した。
工業的な規模では、通常、含浸タンク内の処理木材内部のジクロロメタンを、処理木材の加熱によって除去し、発生したジクロロメタンの蒸気は、上部の配管から真空ポンプの駆動によって排出し、これをコンデンサーで冷却して回収し、回収されたジクロロメタンは、薬剤溶液の調製に利用するが、実験室規模での本実験では、含浸タンクの蓋を開けて処理木材を取り出した。取り出した処理木材に対して、ドラフト内に設置した電子レンジを用いて、注入処理前の質量の105%以下の質量になるまで高周波加熱を行い、処理木材内部のジクロロメタンを除去して最終的な処理木材(A)を得た。
エポキシコナゾールを1.5%、殺虫剤としてトラロメトリンを2.0%の濃度でジクロロメタンに溶解して濃縮薬剤溶液を調製した。この濃縮薬剤溶液をジクロロメタンを用いて400倍質量に希釈して薬剤溶液を調製し、この薬剤溶液を用いて、実施例1に記載と同様の操作によって処理木材(B)を得た。
エポキシコナゾールを1.5%、酸アニリド系化合物として3'−イソプロピル−2−トリフルオロメチルベンズアニリドを1.5%、殺虫剤としてトラロメトリンを2.0%の濃度でジクロロメタンに溶解して濃縮薬剤溶液を調製した。この濃縮薬剤溶液をジクロロメタンを用いて400倍質量に希釈して薬剤溶液を調製し、この薬剤溶液を用いて、実施例1に記載と同様の操作によって処理木材(C)を得た。
エポキシコナゾールを1.5%、酸アニリド系化合物として3'−イソプロピル−2−トリフルオロメチルベンズアニリドを1.5%、殺虫剤としてビフェントリンを1.5%の濃度でジクロロメタンに溶解して濃縮薬剤溶液を調製した。この濃縮薬剤溶液をジクロロメタンを用いて400倍質量に希釈して薬剤溶液を調製し、この薬剤溶液を用いて、実施例1に記載と同様の操作によって処理木材(D)を得た。
エポキシコナゾールを1.5%、酸アニリド系化合物として3'−イソプロピル−2−トリフルオロメチル−5−メチルフラン−3−カルボン酸アミドを0.5%、殺虫剤としてフィプロニルを1.0%の濃度でジクロロメタンに溶解して濃縮薬剤溶液を調製した。この濃縮薬剤溶液をジクロロメタンを用いて400倍質量に希釈して薬剤溶液を調製し、この薬剤溶液を用いて、実施例1に記載と同様の操作によって処理木材(E)を得た。
テブコナゾールを1.5%、殺虫剤としてデルタメトリンを1.0%の濃度でジクロロメタンに溶解して濃縮薬剤溶液を調製した。この濃縮薬剤溶液をジクロロメタンを用いて400倍質量に希釈して薬剤溶液を調製し、この薬剤溶液を用いて、実施例1に記載と同様の操作によって比較処理木材(F)を得た。
テブコナゾールを6.0%、殺虫剤としてトラロメトリンを2.0%の濃度でジクロロメタンに溶解して濃縮薬剤溶液を調製した。この濃縮薬剤溶液をジクロロメタンを用いて400倍質量に希釈して薬剤溶液を調製し、この薬剤溶液を用いて、実施例1に記載と同様の操作によって比較処理木材(G)を得た。
シプロコナゾールを3.0%、殺虫剤としてトラロメトリンを2.0%の濃度でジクロロメタンに溶解して濃縮薬剤溶液を調製した。この濃縮薬剤溶液をジクロロメタンを用いて400倍質量に希釈して薬剤溶液を調製し、この薬剤溶液を用いて、実施例1に記載と同様の操作によって比較処理木材(H)を得た。
茨城県小美玉市内のヤマトシロアリが生息する山林に、実施例1〜5及び比較例1〜3の処理木材、各5本を、地下15cmの深さまで垂直に打ち込み、2年間放置することにより、処理木材に付与された保存処理効果を確認した。なお、保存処理効果は、処理木材を地面から抜き取り、表面の土壌を取り除いて地中部の状態を目視により下記の基準で評価することにより判定した。
0:健全(処理前と変化なし)、
10:表面の一部に、浅い腐朽あるいは浅い食害が認められる、
30:表面の一部に、内部までの腐朽あるいは内部までの食害が認められる、
50:内部の広い範囲に、腐朽あるいは食害が認められる、
100:腐朽あるいは食害によって形が崩れる。
各処理条件の処理木材5本についての判定結果の平均値を表1に示す。
実施例1〜5及び比較例1〜3の処理木材、各4本を用いて、各処理木材の長さ方向の中央部分から、幅5.0cmで材を切り出して、木口面の大きさが縦3.0cm、横3.0cmで、長さが5.0cmの試験材を得た。この試験材から、注入時の表層10mmに当たる部分を切り出して、表層部分と、切り出し後の残り部分である内奥部分を得た。
次に、表層部分と内奥部分をそれぞれ別に破砕して木粉を調製し、各木粉をソックスレー抽出器と還流冷却管を用いて、アセトンによる5時間の加熱還流連続抽出を行った。その後、アセトンを回収し、減圧下で留去した残渣をメタノールで再溶解してから、高速液体クロマトグラフィーを用いて防腐成分を定量分析することにより試験材での吸収量、すなわち、木材単位体積当たりに含まれる有効成分質量を算出し、表層部分と内奥部分のそれぞれの吸収量の比率を求め、結果を表2にまとめた。
Claims (5)
- (A)木材を密閉型の含浸タンク内に配置する工程、
(B)前記含浸タンクを減圧する工程、
(C)保存用薬剤を揮発性有機溶媒に溶解して調製される薬剤溶液を前記含浸タンク内に導入する工程、
(D)前記含浸タンクを加圧することよって木材に前記薬剤溶液を注入する工程、及び
(E)前記木材中の過剰な揮発性有機溶媒を加熱によって除去する工程によって、木材に保存用薬剤を含浸させる木材の保存処理方法であって、(C)工程の木材保存用薬剤としてエポキシコナゾールを有効成分として含有する薬剤を使用することを特徴とする木材の保存処理方法。 - 前記(C)工程で使用する木材保存用薬剤が、更に、次式(I)
- 前記(C)工程に使用する保存用薬剤が、更に、殺虫剤を含有する請求項1または2に記載の木材の保存処理方法。
- 前記(E)工程で使用する木材保存用薬剤が、3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン、1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン、ジクロロメタン、1,1−ジクロロエタン、及び1,2−ジクロロエタンから選択される1種または2種以上である請求項1に記載の木材の保存処理方法。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の処理方法によって製造される保存処理木材。
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