JP2011120039A - 制御装置、機器制御システム、および制御装置のロック制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザー権限のない者に操作対象機器が使用されるのを効果的に防止する。
【解決手段】操作対象機器200を操作するための制御装置100であって、操作入力に応じて操作対象機器200に対する操作内容を含む操作信号を生成する信号生成部130と、信号生成部130が生成した信号を操作対象機器200に対して送信する送信部170と、操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、ロック状態においてロック解除操作が行われた場合にロック状態を解除するロック状態制御部140と、を備える制御装置100を提供する。
【選択図】図2
【解決手段】操作対象機器200を操作するための制御装置100であって、操作入力に応じて操作対象機器200に対する操作内容を含む操作信号を生成する信号生成部130と、信号生成部130が生成した信号を操作対象機器200に対して送信する送信部170と、操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、ロック状態においてロック解除操作が行われた場合にロック状態を解除するロック状態制御部140と、を備える制御装置100を提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、操作対象機器を操作するための制御装置、上記制御装置と操作対象である操作対象機器とで構成される機器制御システム、および、上記制御装置のロック制御方法に関する。
会議室や教室に設置されたプロジェクターやテレビなどの機器の不正使用を防止する方法として、例えば特許文献1に記載のように、起動時に機器に対して直接パスワードを入力する方法が知られている。この方法では、例えばプロジェクターの電源投入時にプロジェクターに対してパスワード入力などの認証処理を行った場合のみランプ部が起動して投射が開始されるので、使用権限のない者にプロジェクターが使用されるのを防ぐというものである。
しかしながら、使用時に機器に直接パスワードを入力させるような管理方法では、パスワードの入力時に他人にパスワードを見られ易く、結果として、パスワードが実質的に周知となって、権限のない者に使用されてしまうことがあった。
上記課題を解決することを目的として、本発明は、一の形態として、操作対象機器を操作するための制御装置であって、前記制御装置に対する操作入力が入力される操作受付部と、前記操作受付部に入力された前記操作入力に応じて前記操作対象機器に対する操作内容を含む操作信号を生成する信号生成部と、前記信号生成部が生成した前記操作信号を前記操作対象機器に対して送信する送信部と、前記操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、前記ロック状態において前記ロック解除操作が行われた場合に前記ロック状態を解除するロック状態制御部と、を備えることを特徴とする制御装置を提供する。
このような制御装置によれば、ロック操作や一定時間経過後にロックされるようにタイマーをセットすることによって操作対象機器を使用できるユーザー権限を容易に限定できる。また、操作対象機器に対して直接パスワードなどを入力せずに当該機器を起動および操作することができるので、制御装置にパスワードを入力してロック解除操作を行う場合でも、制御装置を人目に付きにくい場所に設置したり、あるいはリモートコントローラーのような携行型の端末とすることで、当該パスワードの入力操作を他人に見られにくくすることができる。したがって、ユーザー権限のない者に操作対象機器が使用されるのをより効果的に防止できる。
また、上記制御装置において、前記信号生成部は、前記ロック状態が解除された状態で前記操作対象機器を起動させるべき旨の操作入力が入力された場合に、前記操作信号とともに、前記操作対象機器に対応して割り当てられた認証コードを含む認証信号を生成することが好ましい。
これにより、操作対象機器を操作可能な制御装置であることを当該操作対象機器に認識させることができる。
また、上記制御装置は、予め定められたロック解除コードを記憶する記憶部をさらに備え、前記ロック状態制御部は、前記ロック状態において、前記記憶部が記憶する前記ロック解除コードと一致するコードが前記操作受付部に入力されたことに応じて前記ロック状態を解除することが好ましい。
これにより、ロック解除コードによって操作対象機器を使用できるユーザー権限を容易に制限することができる。
また、本発明は、他の形態として、操作対象機器と、前記操作対象機器を操作するための制御装置とにより構成される機器制御システムであって、前記制御装置は、前記制御装置に対する操作入力が入力される操作受付部と、前記操作受付部に入力された前記操作入力に応じて、前記操作対象機器に対する操作内容を含む操作信号を生成する信号生成部と、前記信号生成部が生成した前記操作信号を前記操作対象機器に対して送信する送信部と、前記操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、前記ロック状態において前記ロック解除操作が行われた場合に、前記ロック状態を解除するロック状態制御部と、を備え、前記操作対象機器は、前記送信部からの信号を受信する受信部と、受信した前記操作信号に含まれる操作内容に基づいて各部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする機器制御システムを提供する。
このようなシステムによれば、制御装置に対するロック操作やロックタイマーのセットによって操作対象機器を使用できるユーザー権限を容易に限定できる。また、操作対象機器に対して直接パスワードなどを入力せずに当該機器を起動および操作することができるので、制御装置にパスワードを入力してロック解除操作を行う場合でも、制御装置を人目に付きにくい場所に設置したり、あるいはリモートコントローラーのような携行型の端末とすることで、当該パスワードの入力操作を他人に見られにくくすることができる。したがって、ユーザー権限のない者に操作対象機器が使用されるのをより効果的に防止できる。
また、上記機器制御システムにおいて、前記信号生成部は、前記ロック状態が解除された状態で前記操作対象機器を起動させるべき旨の操作入力が入力された場合に、前記操作信号とともに、前記操作対象機器に対応して割り当てられた認証コードを含む認証信号を生成し、前記制御部は、前記受信部が受信した前記操作信号が前記操作対象機器を起動させるべき旨の操作内容を含む場合に、前記認証信号の受信を条件として前記操作対象機器を起動させることが好ましい。
これにより、操作対象機器を操作可能な制御装置を限定することができるので、ユーザー権限のない者に操作対象機器が使用されるのをより効果的に防止できる。
また、本発明は、さらに他の形態として、操作対象機器を操作するための制御装置のロック制御方法であって、前記制御装置に対する操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、前記制御装置を所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、前記ロック状態において所定のロック解除操作が行われた場合に、前記制御装置の前記ロック状態を解除することを特徴とするロック制御方法を提供する。
このような方法によれば、制御装置に対するロック操作やロックタイマーのセットによって操作対象機器を使用できるユーザー権限を容易に限定できる。また、操作対象機器に対して直接パスワードなどを入力せずに当該機器を起動および操作することができるので、制御装置にパスワードを入力してロック解除操作を行う場合でも、制御装置を人目に付きにくい場所に設置したり、あるいはリモートコントローラーのような携行型の端末とすることで、当該パスワードの入力操作を他人に見られにくくすることができる。したがって、ユーザー権限のない者に操作対象機器が使用されるのをより効果的に防止できる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクター制御システム10を構成するリモートコントローラー100およびプロジェクター200の概略図を示す。また、図2は、リモートコントローラー100およびプロジェクター200の機能ブロック図を示す。プロジェクター制御システム10は、図1に示すように、プロジェクター200と、プロジェクター200を操作するためのリモートコントローラー(リモコン)100とにより構成されている。ここで、プロジェクター制御システム10は、本発明における機器制御システムの一例であり、また、リモートコントローラー100およびプロジェクター200は、それぞれ本発明における制御装置および操作対象機器の一例である。
本実施形態に係るプロジェクター制御システム10は、ユーザーがリモートコントローラー100に操作内容を入力してプロジェクター200に対して当該操作内容を含む操作信号を送信することにより、プロジェクター200を起動させて所望の画像を投射させることができるシステムである。リモートコントローラー100は、例えばユーザーによって携行可能な大きさの無線通信端末であり、操作ボタン110、操作受付部120、信号生成部130、ロック状態制御部140、記憶部150、表示部160、および送信部170を有する。
操作ボタン110は、図1に示すように、電源ボタン111、メニューボタン112、エスケープボタン113、スクロールボタン114、および複数の文字/数字入力ボタン115を含む。ユーザーは、これらのボタン操作によって各種操作内容の入力を行うことができる。
操作受付部120は、ユーザーによる操作ボタン110を通じた操作入力が入力される。そして、操作受付部120は、上記操作入力を受け付けて、当該操作入力に基づく操作内容を信号生成部130、ロック状態制御部140、および表示部160へと送る。信号生成部130は、操作受付部120から送られた操作内容が、すでに起動中のプロジェクター200に対する投射画像の調整など、プロジェクター200の通常操作に関するものである場合に、その操作内容を含む操作信号を生成する。また、信号生成部130は、操作受付部120から送られた操作内容が、ユーザーによるプロジェクター200の起動操作を示すものである場合は、プロジェクター200を起動させるための操作信号とともに、プロジェクター200に対応して割り当てられた認証コードを含む認証信号を生成する。
ロック状態制御部140は、ユーザーによる操作入力が一定時間行われなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、リモートコントローラー100を、所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とする。より具体的には、例えばメニューボタン112を2秒間連続で押すことがロック操作として設定されている場合、ロック状態制御部140は、ユーザーがメニューボタン112を2秒間連続で押したことを条件として、ユーザーによるロック解除操作以外の操作入力の受け付けを操作受付部120に禁止させる。
また、ロック状態制御部140は、ユーザーが操作ボタン110を最後に操作してからの時間(操作受付部120から何らかの操作内容が送られてからの時間)をカウントするタイマー(ロックタイマー)を内蔵している。そして、ロック状態制御部140は、上記ロックタイマーによってカウントされる時間が予め設定された時間(例えば1分)に達した場合に、ユーザーによるロック解除操作以外の操作入力の受け付けを操作受付部120に禁止させる。
一方、ロック状態制御部140は、リモートコントローラー100が上記ロック状態となっているときに、ロック解除操作が行われた場合、上記ロック状態を解除する。より具体的には、ユーザーが操作ボタン110を通じてロック解除コードを入力した場合、ロック状態制御部140には、操作受付部120を通じてユーザーが入力したロック解除コードが送られる。ここで、ロック状態制御部140は、後述する記憶部150が記憶するロック解除コードを読み出し、ユーザーにより入力されたロック解除コードが記憶部150に記憶されているロック解除コードと一致した場合にロック状態を解除する。これにより、操作受付部120は、ユーザーによる操作ボタン110を通じた操作入力の受け付けが可能な状態となる。
記憶部150は、例えば不揮発性メモリーなどで構成されており、予め定められたロック解除コードを記憶する。なお、記憶部150が記憶するロック解除コードは、リモートコントローラー100の出荷時に記憶させたコードから変更できないようにしてもよいが、ユーザーによる所定の操作入力により変更可能としてもよい。表示部160は、例えば小型のLCDなどの表示装置であり、ユーザーによる操作入力の内容、およびリモートコントローラー100がロック状態か否かなどの情報を表示する。
送信部170は、例えば赤外線通信に対応した通信モジュールであり、信号生成部130で生成された信号をプロジェクター200に送信する。より具体的には、送信部170は、ユーザーがプロジェクター200の通常操作を行った場合は、操作信号とともに認証信号を送信する。また、送信部170は、ユーザーがプロジェクター200の起動操作を行った場合は、操作信号のみを送信する。
プロジェクター200は、ランプ210、光学部211、液晶パネル駆動部212、操作受付部213、電源部214、画像処理部215、記憶部216、制御部217、ランプ駆動部219、受信部250および表示部260を有する。本例のプロジェクター200は、上記のリモートコントローラー100からの操作信号により遠隔操作され、外部入力または内部に記憶される画像データに基づいて生成される投射画像をスクリーンなどの投射面に投射する。
ランプ210は、例えば、高圧水銀ランプや、メタルハライドランプ及びハロゲンランプなどの高輝度が得られる放電式ランプである。光学部211は、ランプ210が放射する白色光を輝度分布の安定した略平行光に変換するインテグレーター光学系と、輝度分布の安定した白色光を赤色、緑色、青色の光成分に分離して各色光用の液晶ライトバルブに供給する分離光学系と、液晶ライトバルブにて各色光毎に画像信号に応じて変調された各色光を、再度合成する合成光学系(いずれも図示せず)とを含む。
光学部211は、合成光学系から射出されるフルカラーで略平行な変調光を、内蔵する投射レンズで拡大した投射光を生成する。これにより、プロジェクター200は、投射面にフルカラー映像を投射することができる。
液晶パネル駆動部212は、光学部211の液晶ライトバルブ(図示せず)に対して画像処理部215から入力する画像信号とともに駆動電圧などを供給し、液晶ライトバルブに投射画像を写し出す。
電源部214は、制御部217からの信号に基づいて、外部電源300からの電力をプロジェクター200の各部に供給する。より具体的には、電源部214は、外部電源300からの交流電力を内蔵するAC/DC変換部(図示せず)にて変圧し、さらに整流および平滑化して安定化させた直流電圧をプロジェクター200の各部に供給する。
ランプ駆動部219は、ランプ210を点灯するために高電圧を発生して放電経路を形成するイグナイター回路(図示せず)と、点灯後の安定した点灯状態を維持するためのバラスト回路(図示せず)とを備えている。なお、以下において、ランプ210、光学部211、液晶パネル駆動部212、およびランプ駆動部219をまとめて示す際は「投射部220」と称する。
受信部250は、例えば、IEEE 802.11a、IEEE 802.11b、またはIEEE 802.11gの少なくとも何れかの無線LAN規格に対応した無線LANカード、RFIDタグ、IrDA、Bluetooth(登録商標)などであり、リモートコントローラー100の送信部170から送信される操作信号および認証信号を受信する。また、受信部250は、例えば、USB端子、DV端子などを備え、外部から入力される画像データを受け取る。
記憶部216は、プロジェクター200に対応して割り当てられた認証コードを記憶する。また、記憶部216は、プロジェクター200を起動させるときの起動ルーチンなど、プロジェクター200の動作を制御するための様々なプログラムおよび付随するデータを記憶する。さらに、記憶部216は、投射動作時に外部から受信部250を介して供給される投射画像の画像データ(以下、「投射データ」と称する)を記憶してもよい。記憶部216は、例えばフラッシュメモリーなどデータの書き換えが可能な不揮発性のメモリーおよびハードディスクで構成されている。
画像処理部215は、受信部250を介して供給される外部入力の画像データに基づいて投射面に投射させるための画像信号を生成する。より具体的には、画像処理部215は、記憶部216に記憶されている投射データをフレーム単位で読み出して順次に画像信号に変換して投射部220へ出力する。
操作受付部213は、受信部250が受信した上記操作信号が示す操作内容に基づいて、制御部217へ各種動作のトリガとなる信号を送る。また、操作受付部213は、受信部250がプロジェクター200を起動させるべき旨の操作内容を含む操作信号とともに上記認証信号を受信した場合、当該認証信号から認証コードを読み出して制御部217へ送る。
制御部217は、操作受付部217からの信号をトリガとしてバスラインBusを介して各部を制御する。また、制御部217は、操作受付部217からプロジェクター200を起動させるべき旨の信号とともに認証コードを受け取った場合、記憶部216に記憶されている認証コードを読み出す。そして、操作受付部217からの認証コードと一致した場合のみ、外部電源300からの電力をプロジェクター200の各部に供給させる旨の信号を電源部214に送る。
表示部260は、例えば複数色に点灯するLEDを有し、当該LEDの点灯色および点灯状態(連続点灯あるいは点滅)によってプロジェクター200の現在の状態をユーザーに知らせる。例えば、表示部260は、上記認証コードの一致確認において認証コードが一致しなかった場合は例えば赤色に点滅し、認証コードが一致しなかったことをユーザーに知らせる。また、認証コードが一致した場合は、例えば緑色に点滅し、認証コードが一致したことをユーザーに知らせる。なお、表示部260は、プロジェクター200の現在の状態をメッセージにより知らせるための液晶表示部をさらに有してもよい。
図3は、リモートコントローラー100の動作フローの一例を示す。本フローでは、ユーザーが操作ボタン110を通じてリモートコントローラー100に操作内容を入力すると(ステップS110:YES)、リモートコントローラー100がロック状態でなければ(ステップS115:NO)、操作受付部120によって操作内容が受け付けられる。
そして、ユーザーによる操作内容がロック操作を示すものであった場合(ステップS120:YES)、リモートコントローラー100はユーザーによるロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態となる(ステップS165)。
一方、ユーザーによる操作内容がプロジェクター200の通常操作に関するものなどロック操作以外の操作を示すものであった場合(ステップS120:NO)、ロック状態制御部140は、ロックタイマーでカウントしている時間をゼロにリセットする(ステップS125)。そして、この場合、信号生成部130は、上記操作内容を含む操作信号を生成する(ステップS130)。また、ユーザーが電源ボタン111を押した場合、すなわち、上記操作内容がプロジェクター200の起動操作を示すものである場合(ステップS135:YES)は、操作信号とともに、信号生成部130において、プロジェクター200の認証コードを含む認証信号が生成される(ステップS140)。そして、生成された操作信号および認証信号は、送信部170によってプロジェクター200へ送信される(ステップS145)。
一方、上記操作内容がプロジェクター200の通常操作に関するものである場合、すなわち、プロジェクター200の起動操作を示すものでなかった場合(ステップS135:NO)は、操作信号のみが送信部170によってプロジェクター200へ送信される(ステップS145)。
また、上記ステップS110において、ユーザーによる入力(ボタン操作)がない場合(ステップS110:NO)、ロックタイマーのカウント時間を進める(ステップS111)。そして、ユーザーによるボタン操作が行われないままロックタイマーでカウントしている時間が予め設定された時間に達した場合(ステップS112:YES)、リモートコントローラー100はロック状態となる(ステップS165)。なお、ロックタイマーでカウントしている時間が予め設定された時間に達するまでは(ステップS112:NO)、ユーザーによるボタン操作が行われるまでカウントを続ける。
また、上記ステップS115においてリモートコントローラー100がロック状態であった場合(ステップS115:YES)、ユーザーによる操作がロック解除操作であれば(ステップS150:YES)、ロック状態が解除される(ステップS155)。一方、ユーザーによる操作がロック解除操作でなければ(ステップS150:NO)、その操作入力は受け付けられず、また、このとき、リモートコントローラー100が現在ロック状態であることを示すメッセージが表示部160に表示される(ステップS160)。以上により、本動作フローは終了する。
図4は、リモートコントローラー100からの信号を受信した際のプロジェクター200の動作フローの一例を示す。本フローでは、まず、プロジェクター200の受信部250でリモートコントローラー100からの信号が受信される(ステップS210)。次に、受信した信号に認証信号が含まれていることが操作受付部213によって検出された場合(ステップS215:YES)、操作受付部213によって認証信号から認証コードが読み出してプロジェクター200の起動信号(操作信号)とともに制御部217へ送る。
そして、制御部217において、認証信号から読み出された認証コードと記憶部216に記憶されている認証コードとが比較された結果、認証信号から読み出された認証コードと記憶部216に記憶されている認証コードとが一致した場合(ステップS220:YES)、プロジェクター200が起動して、投射が開始される(ステップS225)。
一方、認証信号から読み出された認証コードと記憶部216に記憶されている認証コードとが一致しなかった場合(ステップS220:NO)は、表示部260に認証コードが一致しなかった旨の表示がなされる(ステップS235)。
また、上記ステップS215において受信した信号が操作信号のみであった場合(ステップS215:NO)、操作信号に含まれる操作内容が操作受付部213によって受け付けられ(ステップS230)、当該操作内容に基づいてプロジェクター200が動作する。以上により、本動作フローは終了する。
以上のように、リモートコントローラー100およびプロジェクター200を備える本実施形態に係るプロジェクター制御システム10によれば、リモートコントローラー100をロック操作によりロックしたりロックタイマーをセットすることによってプロジェクター200を使用できるユーザー権限を容易に限定できる。また、リモートコントローラー100によるユーザーの手許操作でプロジェクター200を起動および操作することができるので、パスワード入力によるロック解除操作を行う場合でも、当該パスワードが他人に見られにくい。したがって、ユーザー権限のない者にパスワードが知られてプロジェクター200が使用されるのを防ぐことができる。
また、リモートコントローラー100によるプロジェクター200の起動操作時にリモートコントローラー100から操作信号とともにプロジェクター200固有の認証信号が送信されるので、プロジェクター200側で当該認証信号の受信を起動のトリガとすることで、プロジェクター200を操作可能なリモートコントローラーを例えばリモートコントローラー100に限定することができる。したがって、ユーザー権限のない者が他のリモートコントローラーでプロジェクター200を起動して使用するのを防ぐことができる。
(変形例)
上述した実施形態では、光源からの光を光変調部である液晶ライトバルブによって変調し投射する液晶3板式プロジェクターを例示したが、本発明はその他の方式を採用するプロジェクターにも適用することもできる。具体的には、DMD(Digital Micromirror Device)を用いた投射方式、所謂、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式である。すなわち、DLP方式は白色に光るランプの光をレンズで集光してDMDに当て、DMDの個々のミラーがオン状態に傾いているときの光を他のレンズで拡大し、スクリーンに投射する方式であり、本発明はこのような方式のプロジェクターにも適用することができる。
上述した実施形態では、光源からの光を光変調部である液晶ライトバルブによって変調し投射する液晶3板式プロジェクターを例示したが、本発明はその他の方式を採用するプロジェクターにも適用することもできる。具体的には、DMD(Digital Micromirror Device)を用いた投射方式、所謂、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式である。すなわち、DLP方式は白色に光るランプの光をレンズで集光してDMDに当て、DMDの個々のミラーがオン状態に傾いているときの光を他のレンズで拡大し、スクリーンに投射する方式であり、本発明はこのような方式のプロジェクターにも適用することができる。
また、上述した実施形態では、光源として放電式ランプを用いて投射するプロジェクターを例示したが、本発明は光源としてLED光源やレーザー光源などを用いて投射するプロジェクターにも適用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることができることは当業者に明らかである。
10…プロジェクター制御システム、100…リモートコントローラー、110…操作ボタン、120…操作受付部、130…信号生成部、140…ロック状態制御部、150…記憶部、160…表示部、170…送信部、200…プロジェクター、210…ランプ、211…光学部、212…液晶パネル駆動部、213…操作受付部、214…電源部、215…画像処理部、216…記憶部、217…制御部、219…ランプ駆動部、220…投射部、250…受信部、260…表示部、300…外部電源
Claims (6)
- 操作対象機器を操作するための制御装置であって、
前記制御装置に対する操作入力が入力される操作受付部と、
前記操作受付部に入力された前記操作入力に応じて前記操作対象機器に対する操作内容を含む操作信号を生成する信号生成部と、
前記信号生成部が生成した前記操作信号を前記操作対象機器に対して送信する送信部と、
前記操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、前記ロック状態において前記ロック解除操作が行われた場合に前記ロック状態を解除するロック状態制御部と、
を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記信号生成部は、前記ロック状態が解除された状態で前記操作対象機器を起動させるべき旨の操作入力が入力された場合に、前記操作信号とともに、前記操作対象機器に対応して割り当てられた認証コードを含む認証信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 予め定められたロック解除コードを記憶する記憶部をさらに備え、
前記ロック状態制御部は、
前記ロック状態において、前記記憶部が記憶する前記ロック解除コードと一致するコードが前記操作受付部に入力されたことに応じて前記ロック状態を解除することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置。 - 操作対象機器と、前記操作対象機器を操作するための制御装置とにより構成される機器制御システムであって、
前記制御装置は、
前記制御装置に対する操作入力が入力される操作受付部と、
前記操作受付部に入力された前記操作入力に応じて、前記操作対象機器に対する操作内容を含む操作信号を生成する信号生成部と、
前記信号生成部が生成した前記操作信号を前記操作対象機器に対して送信する送信部と、
前記操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、前記ロック状態において前記ロック解除操作が行われた場合に、前記ロック状態を解除するロック状態制御部と、
を備え、
前記操作対象機器は、
前記送信部からの信号を受信する受信部と、
受信した前記操作信号に含まれる操作内容に基づいて各部を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする機器制御システム。 - 前記信号生成部は、前記ロック状態が解除された状態で前記操作対象機器を起動させるべき旨の操作入力が入力された場合に、前記操作信号とともに、前記操作対象機器に対応して割り当てられた認証コードを含む認証信号を生成し、
前記制御部は、前記受信部が受信した前記操作信号が前記操作対象機器を起動させるべき旨の操作内容を含む場合に、前記認証信号の受信を条件として前記操作対象機器を起動させることを特徴とする請求項4に記載の機器制御システム。 - 操作対象機器を操作するための制御装置のロック制御方法であって、
前記制御装置に対する操作入力が一定時間入力されなかった場合または所定のロック操作が行われた場合に、前記制御装置を所定のロック解除操作以外の操作入力を受け付けないロック状態とし、
前記ロック状態において所定のロック解除操作が行われた場合に、前記制御装置の前記ロック状態を解除することを特徴とするロック制御方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20130205 |