JP2011119831A - 折畳み式携帯端末 - Google Patents

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【課題】折畳み式携帯端末の第1及び第2の筐体の開閉途中において、表示領域が連続した大きな画面を表示できるようにする。
【解決手段】第1の表示装置2として、第1の筐体3内でスライド移動可能に第1表示モジュール11を配置すると共に、第1の筐体3に第1表示モジュール11の表面を覆う第1固定プレート7を固定する。第2の表示装置4として、第2の筐体5内でスライド移動可能に第2表示モジュール12を配置すると共に、第2の筐体5に第2表示モジュール12の表面を覆う第2固定プレート8を固定する。第1及び第2の筐体3,5の開閉途中で、側面視で、第1固定プレート7の表面側角部7aと、第2固定プレート8の表面側角部8aとを互いに当接させると共に、第1及び第2表示モジュール11,12をヒンジ部6側端部で接触させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、第1の表示装置を有する第1の筐体と、第2の表示装置を有する第2の筐体とが、ヒンジ部を中心に折畳み開閉可能に接続された折畳み式携帯端末に関し、特に第1及び第2表示装置の表示領域を連続させる技術に関する。
高画質の表示が可能な表示装置として、例えば、液晶表示装置(LCD)やプラズマ表示装置(PDP)が知られている。そして、タッチパネル等の技術を利用することにより、折畳み携帯端末において、一対の筐体にそれぞれ表示装置を設けることが行われてきている。
この種の折畳み式携帯端末としては、例えば、特許文献1のように、2つの表示部を個別の画面としてそれぞれの表示部に情報を表示する第1のモードと、2つの表示部を1つの画面として情報を表示する第2のモードと、第1のモードと第2のモードとを切り替える手段とを備えた情報処理装置が知られている。
また、特許文献2のように、画像を表示する表示パネルを表面に配した第1及び第2表示モジュールを備え、表示パネルの表面よりも裏面側に回動軸を有するヒンジ部により第1及び第2表示モジュールを回動可能に連結したものが知られている。
特開平9−305259号公報 特開2004−198472号公報
ところで、表示装置として代表的な液晶表示装置は、主として液晶表示パネル、バックライト装置等を含む液晶モジュールと、電源と、これらを収容する筐体とを備えている。液晶表示パネルは、一対のガラス基板と、これらの間に設けられた液晶層とを有する。この一対のガラス基板のうち、一方には、例えば画素電極がマトリクス状に形成され、TFTやバスライン及びこれらに信号を供給するための駆動回路等が設けられており、他方には、カラーフィルタ層や対向電極が設けられている。また、液晶表示パネルは、複数の画素が配列された表示領域と、その周辺の額縁領域とを有している。額縁領域には、一対のガラス基板を互いに対向させるとともに液晶層を密閉して保持するためのシール部や、画素を駆動するための駆動回路実装部等が設けられている。
このように、液晶表示パネルには表示に寄与しない額縁領域が存在するので、複数の液晶表示パネルを配列することによって大画面を構成すると、画像に継ぎ目が生じてしまう。この問題は液晶表示装置に限らず、PDP、有機EL表示装置、電気泳動表示装置など、直視型の表示装置に共通の問題となっている。
そこで、上記特許文献1では、ヒンジを本体部の表示部にかからない位置に設けることにより、極力画像の継ぎ目が小さくなるようにしている。
しかしながら、表示パネルの表面は、通常、傷防止等のためにアクリル板などの透明な保護プレートで覆われ、場合によっては、タッチパネルが設けられている。そして、この保護プレートなど、各筐体に固定された固定プレートよりも奥側に画像を映し出す表示パネルが配置される。
特許文献1では、ヒンジを本体部の表面に設けているので、表示パネルの表面は、ヒンジ軸から離れた位置にあり、180°開いたときには、各表示パネルのヒンジ部側端部が連続するものの、本体部の開閉角度が小さくなるにつれて、表示パネル間の間隔が開いて画像の継ぎ目が大きくなるという問題がある。
逆に特許文献2では、回動軸を表示モジュールの裏面側に設けて各表示モジュールを180°に開いたときにヒンジ部で画像を塞ぐことがないようにしているが、0°〜180°における画面の連続性については全く考慮されていない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1及び第2の筐体の開閉途中において、表示領域が連続した大きな画面を表示できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、開閉途中で、第1固定プレートの表面側角部と、第2固定プレートの表面側角部とが互いに当接すると共に、第1及び第2表示モジュールがヒンジ部側端部で接触するようにした。
具体的には、第1の発明では、第1の表示装置を有する第1の筐体と、第2の表示装置を有する第2の筐体とが、ヒンジ部を中心に折畳み開閉可能に接続された折畳み式携帯端末を前提とする。
そして、上記第1の表示装置は、上記第1の筐体内でスライド移動可能に配置される第1表示モジュールと、該第1の筐体に固定されて該第1表示モジュールの表面を覆う第1固定プレートとを備え、
上記第2の表示装置は、上記第2の筐体内でスライド移動可能に配置される第2表示モジュールと、該第2の筐体に固定されて該第2表示モジュールの表面を覆う第2固定プレートとを備え、
上記開閉途中で、側面視で、上記第1固定プレートの表面側角部と、上記第2固定プレートの表面側角部とが互いに当接すると共に、上記第1及び第2表示モジュールが上記ヒンジ部側端部で接触するように構成されている。
すなわち、各表示モジュールが各筐体に固定された各固定プレートの奥側に配置されていると、各固定プレート間の間隔が開かないように第1及び第2の筐体の開閉が行える場合であっても、各表示モジュール間の間隔が開いてしまって各表示モジュールの画像を連続して表示することができない。しかし、上記の構成によると、第1及び第2の筐体の開閉操作に合わせて各モジュールが各筐体内で互いにヒンジ部側端部に向かってスライド移動するので、各固定プレートが表面側角部で接触すると共に、各表示モジュールのヒンジ部側端部を接触させた状態を保つことができる。このことで、開閉操作途中で連続した画像の表示が可能となる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記第1表示モジュールは、表面側に第1表示パネルを備え、
上記第2表示モジュールは、表面側に第2表示パネルを備え、
上記第1及び第2表示パネルのヒンジ部側表面端部に設けた導光素子によって表示領域が該第1及び第2表示パネルのヒンジ部側端部一杯まで広げられている。
すなわち、表示パネルとして代表的な液晶パネルは、複数の画素が配列された表示領域と、その周辺の額縁領域とを有し、この額縁領域には、一対のガラス基板を互いに対向させるとともに液晶層を密閉して保持するためのシール部や、画素を駆動するための駆動回路実装部等が設けられている。このため、液晶表示パネルには表示に寄与しない額縁領域が存在するので、複数の液晶表示パネルを配列することによって大画面を構成すると、画像に継ぎ目が生じてしまう。この問題は、液晶表示装置に限らず、PDP、有機EL表示装置、電気泳動表示装置など、直視型の表示装置に共通の問題となっている。しかし、上記の構成によると、第1及び第2表示パネルのヒンジ部側表面端部に設けた導光素子によって表示領域が、第1及び第2表示パネルのヒンジ部側端部一杯まで広げられるので、各表示領域が完全に連続するように見せることができる。このため、第1及び第2の筐体の開閉途中で表示領域が連続して見えるため、2つの画像を連続させた継ぎ目のない大画面の実現が可能となる。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記第1及び第2の筐体には、該第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するストッパがそれぞれ設けられている。
すなわち、第1及び第2の筐体の開閉操作に合わせて常に第1及び第2表示モジュールをスライド移動させるようにすると、第1及び第2の筐体を閉じるにつれてスライド量が大きくなる。更に、ヒンジ部を中心にこのまま閉じていくと、完全に閉じた場合は、第1及び第2表示モジュールは、筐体から外れてしまうことになる。しかし、上記の構成によると、使用頻度の低い所定角度以下で第1及び第2表示モジュールの移動を制限することにより、必要以上に第1及び第2表示モジュールを移動させなくてすむ。閉じた筐体を開いていく場合、ヒンジ部を中心に第1及び第2筐体と第1及び第2表示モジュールとがそれぞれ近付いていき、最初に第1及び第2表示モジュール同士が接触する。さらに開いていくと、第1及び第2表示モジュール同士は接触したまま第1又は第2の筐体と相対的にスライドし、第1及び第2表示モジュールは、接触した部分を中心に開いていく。第1及び第2の筐体同士は、ヒンジ部を中心に更に近付いていくことも可能なので、表示領域が連続したまま、第1及び第2の筐体と第1及び第2表示モジュールとの開閉動作をすることができる。
第4の発明では、第3の発明において、
上記ストッパは、第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するように構成されている。
上記の構成によると、開閉角度が所定角度以下では、ユーザーが画面を見ながら使用することはほとんどないので、それ以下の開閉角度で第1及び第2表示モジュールの移動を制限して第1及び第2表示モジュール間の表示領域に隙間が生じても不都合はない。
第5の発明では、第3又は第4の発明において、
上記ストッパは、
上記第1及び第2表示モジュールに、該第1及び第2表示モジュールのスライド方向に垂直にそれぞれ突設した突起と、
上記第1及び第2の筐体に上記突起に対応して凹陥された停止用凹部とよりなり、
上記第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記突起が上記停止用凹部の上記スライド方向の内壁に当接して上記第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するように構成されている。
上記の構成によると、第1及び第2の筐体の開閉角度が小さくなるにしたがって、第1及び第2の筐体は互いに離れ、第1及び第2表示モジュールは第1及び第2の筐体に対してスライドするが、第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度になったときに、突起が停止用凹部のスライド方向の内壁に当接するので、第1及び第2表示モジュールのスライド移動が停止する。このため、第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下では、それ以上第1及び第2表示モジュールがスライド移動することはない。
第6の発明では、第3又は第4の発明において、
上記ストッパは、
上記第1及び第2表示モジュールにスライド方向にそれぞれ突設したL字状突起と、
上記L字状突起に対向する側の上記第1又は第2の筐体に、該L字状突起に対応して凹陥された接触防止用凹部とよりなり、
上記第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記L字状突起が上記第1又は第2表示モジュールのヒンジ部側端部に当接して第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するように構成されている。
上記の構成によると、第1及び第2の筐体の開閉角度が小さくなるにしたがって、第1及び第2の筐体は互いに離れ、第1及び第2表示モジュールは第1及び第2の筐体に対してスライドするが、第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度になったときに、第1又は第2表示モジュールのヒンジ部側(スライド方向)端部がL字状突起に当接するので、第1及び第2表示モジュールのスライド移動が停止する。このため、第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下では、それ以上第1及び第2表示モジュールがスライド移動することはない。また、開閉途中には、L字状突起は、対向する接触防止用凹部に収容されて接触することはないので、開閉動作を阻害しない。
第7の発明では、第1乃至第6のいずれか1つの発明において、
上記第1及び第2表示モジュールは、それぞれ付勢部材によって、互いに当接するように付勢されている。
上記の構成によると、簡単な構成で第1及び第2の筐体の開閉操作に合わせて各表示モジュールを互いに接触させながらスライド移動させることができる。
第8の発明では、第7の発明において、
上記付勢部材は、上記第1及び第2表示モジュールを上記ヒンジ部側へ押圧する板バネ又は圧縮コイルバネである。
上記の構成によると、第1及び第2表示モジュールが常に板バネ又は圧縮コイルバネで付勢されて適切な力で互いに押し合うように設定できるので、簡単な構成で連続した画像の表示が可能となる。特に板バネであれば、軽量且つ丈夫で、狭い隙間でも大きなストロークを確保することができて有利である。
第9の発明では、第7の発明において、
上記付勢部材は、上記第1及び第2表示モジュールを上記ヒンジ部側に引き寄せる引っ張りコイルバネである。
上記の構成によると、第1及び第2表示モジュールが常に引っ張りコイルバネで付勢されて適切な力で互いに押し合うように設定できるので、簡単な構成で連続した画像の表示が可能となる。
第10の発明では、第1乃至第9のいずれか1つの発明において、
上記第1及び第2固定プレートは、それぞれタッチパネルを含む。
すなわち、タッチパネルを含む場合、表示パネル表面と固定プレート表面との間隔を広く取る必要があり、開閉に伴って表示パネルのヒンジ部側端部間の間隔が広がりやすいが、本発明によると、各表示モジュールが互いにスライド移動して近付き合うので、連続した画像が表示され、2つの筐体間で指を連続して移動させながら、タッチパネルの操作が可能となるので、商品性が格段に向上する。
第11の発明では、第1乃至第10のいずれか1つの発明において、
上記ヒンジ部は、上記第1及び第2の筐体のヒンジ部側端部を外側から覆う保護カバーを備えており、該第1及び第2の筐体の内部が外観に現れるのを防止すると共に、第1及び第2の筐体の全閉時には、該保護カバーが上記第1及び第2表示モジュールを押し戻すように構成されている。
すなわち、180°の全開時に各表示装置のヒンジ部側端部を連続させようとすると、各表示装置間に何も設けることができず、全閉時には、各表示装置のヒンジ部側端部が露出して見映えが悪くなる。しかし、上記の構成によると、ヒンジ部の保護カバーが第1及び第2の筐体のヒンジ部側端部を外側から覆っているので、全閉時でも第1及び第2の筐体のヒンジ部側端部が露出せず、見映えがよい上に、ゴミ等が侵入しない。また、保護カバーが、第1及び第2の筐体を閉じる動作に伴ってスライド移動してきた第1及び第2表示モジュールを押し戻すので、別途押し戻すための機構を設ける必要がない。
第12の発明では、第1乃至第11のいずれか1つの発明において、
上記第1及び第2の筐体の開閉角度が180度になったときに、該第1及び第2の筐体の裏面側が平坦となるように構成されている。
上記の構成によると、180°の全開時に裏面側が完全に平坦なので、机上等においてもぐらつかず、操作が容易である。
以上説明したように、本発明によれば、各筐体に固定された固定プレートの内側で、各表示モジュールを互いに当接するようにスライド移動させるようにしたことにより、第1及び第2の筐体の開閉途中において、表示領域が連続した大きな画面を表示することができる。
本発明の実施形態1にかかる折畳み式携帯端末の全開状態を示す斜視図である。 折畳み式携帯端末を閉じる途中の状態を示す斜視図である。 折畳み式携帯端末を閉じる途中の状態を示す斜視図である。 折畳み式携帯端末を閉じる途中の状態を示す斜視図である。 折畳み式携帯端末を閉じる途中の状態を示す斜視図である。 折畳み式携帯端末の全閉状態を示す斜視図である。 折畳み式携帯端末の全開状態を示す縦断面図である。 折畳み式携帯端末を閉じる途中の状態を示す縦断面図である。 折畳み式携帯端末の全閉状態を示す縦断面図である。 図7のX部拡大断面図である。 図8のXI部拡大断面図である。 図9のXII部拡大断面図である。 第1及び第2固定プレートを取り外してストッパが見えるようにした図1相当図である。 ストッパを示す拡大斜視図である。 全開状態におけるヒンジ部を拡大して示す斜視図である。 閉じる途中のヒンジ部を拡大して示す斜視図である。 全閉状態におけるヒンジ部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態2にかかる折畳み式携帯端末の全開状態を表面側から見た示す斜視図である。 折畳み式携帯端末の全開状態を裏面側から見た示す斜視図である。 折畳み式携帯端末を閉じる途中の状態を表面側から見た斜視図である。 折畳み式携帯端末を閉じる途中の状態を裏面側から見た斜視図である。 折畳み式携帯端末の全閉近傍の状態を示す斜視図である。 全開状態を示す縦断面図である。 閉じる途中の状態を示す縦断面図である。 さらに閉じた状態を示す縦断面図である。 全閉状態を示す縦断面図である。 その他の実施形態にかかるストッパを示す拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1〜図6は本発明の実施形態1の折畳み式携帯端末1を示し、この折畳み式携帯端末1は、第1の表示装置2を有する第1の筐体3と、第2の表示装置4を有する第2の筐体5とを有し、これら第1及び第2の筐体3,5が、ヒンジ部6を中心に折畳み開閉可能に接続されている。第1及び第2の筐体3,5の形状は特に限定されないが、本実施形態では、説明の簡略化のために、第1及び第2の筐体3,5の形状は、左右に長い矩形板状とし、ヒンジ部6が左右に延びて、上下の第1及び第2の筐体3,5がヒンジ部6を中心に開閉されるように手で持つことを基準に左右上下方向を指定して説明する。ただし、折畳み式携帯端末1は、第1及び第2の筐体3,5を縦長にして使用することもでき、上下方向に延びるヒンジ部6を中心に左右で開閉するように手で持つこともできるのは、もちろんのことである。
図7〜図12に示すように、第1及び第2の筐体3,5は、例えば、内部が空洞の樹脂成形品、金属成形品等よりなり、観察者側(表面側)の第1及び第2メインキャビ3a,5aと、裏面側の第1及び第2リヤキャビ3b,5bとをそれぞれ含むものとする。第1及び第2メインキャビ3a,5aの表面側には、それぞれ透明な樹脂シート、樹脂パネルなどを含む第1及び第2固定プレート7,8が嵌め込まれて両面テープ等により固定されている。この第1及び第2固定プレート7,8は、それぞれ裏面側にタッチパネル9を含んでいる。第1及び第2リヤキャビ3b,5bの裏面側は平坦となっている。
上記第1及び第2固定プレート7,8の内側には、第1及び第2表示モジュール11,12がそれぞれ配置されている。この第1表示モジュール11は、表面側に、第1表示パネルとしての第1液晶パネル13を備えている。この第1液晶パネル13の奥側には、第1バックライト15が設けられている。そして、第1表示モジュール11は、第1の筐体3に対して、ヒンジ部6に対して垂直方向(上下方向)にスライド移動可能に配置されている。同様に第2表示モジュール12は、表面側に、第2表示パネルとしての第2液晶パネル14を備えている。この第2液晶パネル14の奥側にも、バックライト16が設けられている。そして、第2表示モジュール12は、第2の筐体5に対し、ヒンジ部6に対して垂直方向(上下方向)にスライド移動可能に配置されている。
詳しくは図示しないが、第1及び第2液晶パネル13,14は、公知の任意の液晶表示パネルであってよく、例えばTFT型のVAモードの液晶表示パネルである。第1及び第2液晶パネル13,14は、それぞれTFT基板及び対向基板を有し、TFT基板と対向基板との間には液晶層が設けられている。TFT基板にはTFTや画素電極が設けられ、対向基板にはカラーフィルタや対向電極が設けられている。液晶層は、シール部によって、TFT基板と対向基板との間に保持されている。対向基板の観察者側(図7における上側)、TFT基板の観察者側と反対側(図7における下側)には、それぞれ、光学フィルム層が設けられている。光学フィルム層は、偏光板や、必要に応じて設けられる位相差板を含む。
また、詳しくは図示しないが、第1リヤキャビ3bには、第1基板17が設けられ、第2リヤキャビ5bには、第2基板18(共に図7にのみ示す)が設けられると共に、第1又は第2リヤキャビ3b,5bには、バッテリが設けられている。そして、第1基板17と第2基板18とがフレキシブル基板等により互いに接続されている。
図10に示すように、第1及び第2液晶パネル13,14は、それぞれ複数の画素が配列された表示領域20と、その周辺の額縁領域21とを有している。この額縁領域21には、一対のガラス基板を互いに対向させるとともに液晶層を密閉して保持するためのシール部や、画素を駆動するための駆動回路実装部(いずれも図示せず)等が設けられている。このため、第1及び第2液晶パネル13,14には表示に寄与しない額縁領域21が存在している。
本実施形態の第1及び第2液晶パネル13,14の表面は、それぞれ導光パネル24で覆われ、この導光パネル24のヒンジ部6側端部には、導光素子25が設けられている。この導光素子25によって、表示領域20における額縁領域21近傍の画像が、第1液晶パネル13のヒンジ部6側端部一杯まで広げられている。導光素子25は、詳しくは図示しないが、例えば、複数の透明層と複数の金属層が積層された積層体を用いることができる。導光素子25に入射面から入射した光は、側面に平行に透明層内を伝播し、出射面から観察者側に向けて出射される。このとき、透明層に入射した光は、隣接する金属層で反射されながら、透明層内を伝播する。入射面には様々な角度から光が入射するが、シート積層体は、金属層における金属反射を利用するので、入射角度に関わらず全ての光を導光させることができる。また、導光素子25として、側面の少なくとも一部が金属部で覆われた略円柱形の透明部を含む複数の導光部を有するものを用いることができる。さらに、導光素子25として、複数の透光層が積層されたシート積層体を用いることもできる。
そして、例えば、図13に示すように、第1及び第2の筐体3,5には、上記第1及び第2表示モジュール11,12がそれぞれ収容される矩形状の収容凹部3c,5cが形成され、その左右側壁が、それぞれヒンジ部6の長手方向に対して垂直な上下方向に延びる一対のスライド側壁3d,5dを構成している。さらに、第1及び第2表示モジュール11,12は、収容凹部3c,5cのヒンジ部6と反対側の壁面にそれぞれ配置された付勢部材としての板バネ27によって、ヒンジ部6側へ押圧され、互いに当接するように付勢されている。このことで、各スライド側壁3d,5dに第1及び第2表示モジュール11,12の左右側面がそれぞれ摺接しながら各スライド側壁3d,5dに沿ってスライドするようになっている。付勢部材として板バネ27を選択しているので、軽量且つ丈夫で、狭い隙間でも大きなストロークが確保されている。
そして、例えば、図14に示すように、第1及び第2の筐体3,5のスライド側壁3d,5dには、左右外側へ凹陥された停止用凹部28aがそれぞれ形成されている。この停止用凹部28aに対応させて第1及び第2表示モジュール11,12の第1及び第2バックライト15,16には、左右外側へ突出する突起28bが形成されている。これら停止用凹部28aとそれに対応する突起28bとの組み合わせにより、第1及び第2の筐体3,5の開閉角度が所定角度以下になると、第1及び第2表示モジュール11,12のスライド移動を規制するストッパ28の役割を果たしている。具体的には、例えば開閉角度が90度となったときに、突起28bが停止用凹部28aのスライド方向の内壁28cに当接して第1及び第2表示モジュール11,12のスライド移動を規制するように構成されている。
そして、図10〜図12に示すように、ヒンジ部6は、第1の筐体3と第2の筐体5とを開閉する際に、側面視で、第1の表示装置2の表面側角部、すなわち、第1固定プレート7のヒンジ部側角部7aと、第2の表示装置4の表面側角部、すなわち、第2固定プレート8のヒンジ部側角部8aとが、互いに当接した状態で、ヒンジ部6に対して直線状の軌跡で移動するように、第1の筐体3と第2の筐体5とを接続している。さらに、ヒンジ部6により、第1の筐体3と第2の筐体5との全閉時において、第1固定プレート7のヒンジ部側角部7aと、第2固定プレート8のヒンジ部側角部8aとが所定の隙間cを空けて配置されるように構成されている。
図15〜図17に示すように、ヒンジ部6は、第1及び第2の筐体3,5の対向するヒンジ部6側端部の左右側面3e,5eをそれぞれ外側から覆う金属製又は強化繊維樹脂製等のガイドプレート30を備えている。また、ヒンジ部6は、第1の筐体3の対向する左右側面3eにそれぞれ間隔を空けて連結された第1及び第2ガイドピン31,32を備え、第2の筐体5の対向する左右側面5eにそれぞれ間隔を空けて連結された第3及び第4ガイドピン41,42を備えている。
ガイドプレート30は、第1方向に延び、第1ガイドピン31の移動軌跡を規制する第1ガイド孔33を備えている。第1方向とは、折畳み式携帯端末1を180°に全開したときに、その厚さ方向(図7の上下方向)を示す。図15等では明らかではないが、例えば、第1ガイド孔33の端部は、図15の左方へ若干湾曲している。第2ガイドピン32は、第2ガイド孔34よりも径の大きい鍔部32aを有し、この第2ガイド孔34から抜け止めされている。また、ガイドプレート30には、この第1方向とは異なる第2方向に延び、第2ガイドピン32の移動軌跡を規制する第2ガイド孔34が形成されている。第2方向とは、同じく折畳み式携帯端末1を180°に全開したときの水平方向を示す。本実施形態では、第2ガイド孔34は、第1ガイド孔33に対して略垂直な直線形状であるが、第1ガイド孔33に対して傾斜していても湾曲していてもよい。
同様にガイドプレート30は、第3方向に延び、第3ガイドピン41の移動軌跡を規制する第3ガイド孔43を備えている。第3方向とは、折畳み式携帯端末1を180°に全開したときの、その厚さ方向を示す。図15等では明らかではないが、第3ガイド孔43の端部も、図15の右方へ若干湾曲している。第4ガイドピン42も、第4ガイド孔44よりも径の大きい鍔部42aを有し、この第4ガイド孔44から抜け止めされている。また、ガイドプレート30には、この第3方向とは異なる第4方向に延び、第4ガイドピン42の移動軌跡を規制する第4ガイド孔44が形成されている。第4方向とは、同じく折畳み式携帯端末1を180°に全開したときの水平方向を示す。本実施形態では、第4ガイド孔44も、第3ガイド孔43に対して略垂直な直線形状であるが、第3ガイド孔43に対して傾斜していても湾曲していてもよい。
図7の手前側から見て第1方向と第3方向とは、互いに左右対称であり、同様に第2方向と第4方向とは、互いに左右対称となっている。
第1及び第3ガイド孔33,43と第1及び第3ガイド孔34,44の形状は、それぞれ第1及び第2の筐体3,5の角部と合わせて3点で決まる平面の軌跡を決定するように構成されており、第1及び第2の筐体3,5の角部の軌跡を任意に設定可能となっている。
そして、第1及び第3ガイドピン31,41は、ガイドプレート30における第1及び第2の筐体3,5の反対側の連結部51で互いに連結されている。連結部51は、樹脂成形品、金属成形品等よりなり、エラストマーのように可撓性を有していてもよい。
そして、ガイドプレート30上の第1及び第3ガイド孔33,43の間には、直線状の第5ガイド孔50が形成されている。第5ガイド孔50は、図7の状態で、第1及び第3ガイド孔32,42よりも若干下方へずれて配置されている。この第5ガイド孔50には、第1及び第3ガイドピン31,41の連結部51に結合された第5ガイドピン52が挿通されている。
このように簡単な構成で、各ガイドピン31,32,41,42の移動規制が可能となっている。
そして、ヒンジ部6は、第1及び第2の筐体3,5のヒンジ部6側端部を覆う保護カバー60を備えている。具体的には、この保護カバー60は、左右のガイドプレート30に連結され、このガイドプレート30の外周と同等の矩形枠状の可撓性を有する材料よりなる。この保護カバー60により、第1及び第2の筐体3,5の内部が外観に現れるのが防止されている。なお、保護カバー60を金属成形品で構成してもよく、ガイドプレート30と保護カバー60とを一体に形成して部品点数を減らすようにしてもよい。
このようなヒンジ部6の構成により、折畳み開閉動作中、第1固定プレート7と第2固定プレート8とは、ヒンジ部6側端部で接触し、また、第1及び第2表示モジュール11,12は、互いに当接するようにスライド移動してヒンジ部6側端部で接触するように構成されている。そして、第1及び第2の筐体3,5の開閉角度が180度になったときに、第1及び第2リヤキャビ3b,5bと保護カバー60とは、平坦となっている。
−折畳み式携帯端末の使用方法−
次に、本実施形態にかかる折畳み式携帯端末1の使用方法について説明する。
まず、図1に示す折畳み式携帯端末1の180°の全開時には、第1及び第2固定プレート7,8が完全に連続して一枚の板状の端末のように見える。
このとき、図15に示すように、第1,第3及び第5ガイドピン31,41,52は、それぞれ第1,第3及び第5ガイド孔33,43,50におけるヒンジ部6の厚さ方向上端に位置している。第2及び第4ガイドピン32,42は、それぞれ、第2及び第4ガイド孔34,44の左右中央側の端部に位置している。この全開姿勢では、保護カバー60が第1及び第2の筐体3,5のヒンジ部6側端部を覆っているので、第1及び第2の筐体3,5の内部が露出せず、見映えがよい。しかも、この保護カバー60を含め、裏面側全体が完全に平坦なので、机上等においてもぐらつかず、快適に操作を行える。図13に示すように、第1及び第2表示モジュール11,12は、それぞれ板バネ27に付勢されて互いにヒンジ部6側で当接し、連続している。しかも、図10に示すように、第1及び第2液晶パネル13,14のヒンジ部側表面端部に設けた導光素子25によって表示領域20が、第1及び第2液晶パネル13,14のヒンジ部6側端部一杯まで広げられるので、各表示領域20を完全に連続するように見せることができる。このため、2つの画像を連続させた継ぎ目のない大画面の実現が可能となる。さらに、第1及び第2固定プレート7,8は、それぞれタッチパネル9を含むので、連続した画像を見ながら、第1及び第2の筐体3,5間で指を連続して移動させるような滑らかなタッチパネル9の操作が可能となる。
全開の状態から、図2及び図3に示すように、第1及び第2の筐体3,5を徐々に閉じていく。すると、図16に示すように、第1,第3及び第5ガイドピン31,41,52は、それぞれ第1,第3及び第5ガイド孔33,43,50におけるヒンジ部6の厚さ方向中央に移動する。同時に第2及び第4ガイドピン32,42は、それぞれ、第2及び第4ガイド孔34,44の左右中央側の端部から互いに離れる方向に移動する。このとき、第1及び第3ガイドピン31,41の連結部51にさらに第5ガイドピン52を結合して、その第5ガイドピン52を第1及び第3ガイド孔33,43の間の直線状の第5ガイド孔50に挿通させて移動規制することにより、第1及び第3ガイドピン31,41が別々に不安定な方向に移動することなく、確実にヒンジ部6に対して直線状の軌跡を描きながら移動させることができ、第1の筐体3と第2の筐体5の開閉がスムーズに行われる。そして、連結部51に可撓性材料を用いれば、伸縮可能に連結するができ、第1及び第3ガイド孔の形状が曲線状の場合に第1及び第3ガイドピン31,41の間隔が広がっても第1の筐体3と第2の筐体5との開閉操作がスムーズに行われる。このようにして、ヒンジ部6により、第1の筐体3と第2の筐体5とを開閉する際に、第1固定プレート7のヒンジ部側角部7aと、第2固定プレート8のヒンジ部側角部8aとが互いに干渉せずにヒンジ部6に対して直線状の軌跡で移動するように規制される。このため、第1及び第2固定プレート7,8等がそれぞれ厚みをもっていても、各ヒンジ部側角部7a,8aが互いに当接した状態が保たれる。
図3に示すように、第1及び第2の筐体3,5の開閉角度が90°になるときには、第1及び第2の筐体3,5のスライド側壁3d,5dに設けた停止用凹部28aのスライド方向内壁28cに、第1及び第2バックライト15,16にそれぞれ設けた突起28bが当接する。このことで、第1及び第2表示モジュール11,12のそれ以降のスライド移動が規制される。すなわち、この角度よりも小さい角度では、ユーザーが画面を見ながら使用することはまずないので、それ以下の開閉角度で第1及び第2表示モジュール11,12の移動を制限して第1及び第2表示モジュール11,12間の表示領域20に隙間が生じても不都合はない。このように、ストッパ28により、必要以上に第1及び第2表示モジュール11,12を移動させなくてすむので、構造の簡易化が可能となる。
次いで、図4及び図5のように折畳み式携帯端末1をさらに閉じていく。第1及び第3ガイド孔33,43の形状が端部に向かって若干互いに広がっていることから、全閉の手前で第1固定プレート7のヒンジ部側角部7aと、第2固定プレート8のヒンジ部側角部8aとが離れて隙間が生じる。
そして、図6に示す折畳み式携帯端末1の0°の全閉時には、図17に示すように、第1,第3及び第5ガイドピン31,41,52は、それぞれ第1,第3及び第5ガイド孔33,43,50におけるヒンジ部6の厚さ方向下端に位置している。第2及び第4ガイドピン32,42は、それぞれ、第2及び第4ガイド孔34,44の左右中央側の端部に戻っている。図12に示すように、全閉時には第1固定プレート7のヒンジ部側角部7aと、第2固定プレート8のヒンジ部側角部8aとが離れて隙間cが生じる。
また、この全閉姿勢では、保護カバー60が第1及び第2の筐体3,5のヒンジ部6側端部を覆っているので、第1及び第2の筐体3,5の内部が露出せず、見映えがよい。また、ストッパ28によってスライド移動が停止されていた第1及び第2表示モジュール11,12は、保護カバー60によって若干押し戻されて保護カバー60内に収まる。
第1〜第4ガイド孔33,34,43,44の形状を調整することにより、各ガイドピン31,32,41,42の移動軌跡を規制することで、各表面側角部7a,8aの移動軌跡を適切に調整することができる。このため、各表面側角部7a,8aが近付きすぎず且つ離れすぎずに当接したまま互いに干渉して開閉が行えなくならないように移動規制が可能となる。
このようなヒンジ部6の作用により、第1固定プレート7のヒンジ部側角部7aと第2固定プレート8のヒンジ部側角部8aとが、ヒンジ部6に対して直線状の軌跡を保って移動するので、互いに干渉せず、しかも、全閉時には隙間cを空けるように移動規制することにより、開閉途中において、各表面側角部に間隔を空ける必要がない。そして、第1及び第2の筐体3,5の開閉操作に合わせて各モジュール11,12が各筐体3,5内でスライド移動するので、各表示モジュール11,12のヒンジ部6側端部を接触させた状態を保つことができる。このことで、連続した画像の表示が可能となる。
したがって、本実施形態にかかる折畳み式携帯端末1によると、ヒンジ部6によって、第1の筐体3と第2の筐体5とを開閉する際に、側面視における第1固定プレート7のヒンジ部側角部7aと、第2固定プレート8のヒンジ部側角部8aとの移動軌跡を規制するようにしたことにより、第1の筐体3と第2の筐体5とを接続している第1及び第2の筐体3,5の開閉途中において、各表示装置2,4の表面を連続させながら、全閉も行うことができる。
さらに、各筐体3,5に固定された固定プレート7,8の内側で、各表示モジュール11,12を互いに当接するようにスライド移動させるようにしたことにより、第1及び第2の筐体3,5の開閉途中において、表示領域20が連続した大きな画面を表示することができる。
(実施形態2)
図18〜図26は本発明の実施形態2を示し、ヒンジ部106の構成が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、本実施形態では、図1〜図17と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施形態の携帯端末101では、ヒンジ部106は、第1の筐体3と第2の筐体5とが全閉時の合わせ面に中心軸がくるように、第1の筐体3と第2の筐体5とにそれぞれボス部106a,106bが形成されている。左右のボス部106a,106bに中心軸としてヒンジ軸106cを挿入することで、第1の筐体3と第2の筐体5とがヒンジ部106を中心に回動可能に連結されている。図示しないが、例えば、ヒンジ軸106c内に付勢機構を設ければ、所定の角度で保持しやすくしたり、開閉動作を補助させたりすることができる。
上記実施形態1では、ストッパ28は、第1及び第2の筐体3,5のスライド側壁3d,5dに凹陥された停止用凹部28aと、第1及び第2バックライト15,16の突起28bとで構成したが、本実施形態でも上記実施形態1と同様のストッパ28を設ければよい。本実施形態では、図25に示すように、50°前後でストッパ28により、第1及び第2表示モジュール11,12のスライド移動を停止させるようにしてもよい。
その他の構成部品は、上記実施形態1と同様であるので、その説明は省略する。
次に、本実施形態にかかる折畳み式携帯端末101の作動について、特に実施形態1と異なる点を中心に説明する。
まず、本実施形態においても、図18、図19及び図23に示す折畳み式携帯端末1の180°の全開時には、第1及び第2固定プレート7,8が完全に連続して一枚の板状の端末のように見える。
本実施形態では、ヒンジ部106に対して第1の筐体3及び第2の筐体5は、回動動作のみを行う。第1及び第2固定プレート7,8のヒンジ部側角部7a,8aの位置は、ヒンジ軸106cの中心に一致している。
このため、図23〜図26に示すように、全開から全閉に移り変わる際にも、常に第1及び第2固定プレート7,8のヒンジ部側角部7a,8aの位置は、ヒンジ軸106cの中心と一致している。
一方で、第1及び第2表示モジュール11,12は、それぞれ上記実施形態1と同様にヒンジ部106に向かって互いに当接するように付勢され、導光素子25を有する第1及び第2液晶パネル13,14のヒンジ部側端部が常に互いに当接しているので、画像が連続する。
図25に示すように、閉じる角度が約50°になったときに、第1及び第2バックライト15,16の突起28bがスライド方向内壁28cに当接するので、第1及び第2表示モジュール11,12のスライド移動が停止する。このため、それ以上第1及び第2表示モジュール11,12がスライド移動することはない。
図26に示す全閉時には、第1及び第2固定プレート7,8の表面が互いに合わさっている。本実施形態において、例えは保護カバー60は伸縮性のある材料で構成されている。このため、上記実施形態1と同様に、ストッパ128によってスライド移動が停止されていた第1及び第2表示モジュール11,12は、保護カバー60によって若干押し戻されて保護カバー60内に収まるようにすれば、構造も簡単で見映えもよくなる。なお、保護カバー60の構成は、これに限定されず、詳しくは図示しないが、例えば、側面からみだ断面が円弧状のヒンジ部106に沿って延びる3つの部材で構成し、開閉に伴って重なったり、離れたりするように構成してもよい。この場合には、全開時に第1及び第2の筐体3,5の裏面よりも引っ込むようにすれば、裏面側を平坦にすることもできる。また、全閉時に第1及び第2表示モジュール11,12を押し戻す機構を別途設ければよい。
なお、第1及び第2固定プレート7,8の表面に薄い保護膜を貼り付ける場合には、全閉時に、この保護膜分の隙間が空くようにヒンジ軸106cとヒンジ部側角部7a,8aとの位置関係を調整すればよい。
したがって、本実施形態にかかる折畳み式携帯端末101においても、第1及び第2の筐体3,5の開閉途中において、表示領域が連続した大きな画面を表示することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、付勢部材は、板バネ27としたが、この板バネ27と同様の位置に圧縮コイルバネを設けて第1及び第2表示モジュール11,12をヒンジ部6側に押し付けるようにしてもよく、また、引っ張りコイルバネによって突起28bをヒンジ部6側に引っ張って第1及び第2表示モジュール11,12をヒンジ部6側に引き寄せるようにしてもよい。この場合にも、第1及び第2表示モジュール11,12が常に圧縮コイルバネや引っ張りコイルバネで付勢されて適切な力で互いに押し合うので、簡単な構成で、開閉途中において連続した画像の表示が可能となる。
上記各実施形態では、ストッパ28は、第1及び第2の筐体3,5のスライド側壁3d,5dに凹陥された停止用凹部28aと、第1及び第2バックライト15,16の突起28bとで構成したが、これに限定されない。例えば、図27に示すように、ストッパ128として、第1バックライト15のヒンジ部106側端部の右に、右方向に突設した係止用突起128aと、第2バックライト16のヒンジ部106側端部の左側に、左方向に突設した係止用突起128aとを設けてもよい。この右側の係止用突起128aに対応させて第1の筐体3にヒンジ部106側へ突設したL字状突起128bを設け、左側の係止用突起128aに対応させて第2の筐体5にヒンジ部106側へ突設したL字状突起128bを設ける。右側のL字状突起128bに対向する第2の筐体5には、このL字状突起128bが収納されるように接触防止用凹部128cが凹陥され、左側のL字状突起128bに対向する第1の筐体3には、このL字状突起128bが収納されるように接触防止用凹部128cが凹陥されている。このストッパ128においても、上記各実施形態のストッパ28と同様の作用効果が得られる。なお、ストッパ128の構成部品として必ずしも第1及び第2バックライト15,16のヒンジ部106側端部に係止用突起128aを設ける必要はなく、第1及び第2の筐体3,5の開閉角度が所定角度以下になると、L字状突起128bが第1及び第2バックライト15,16のヒンジ部106側端部そのものに当接して第1及び第2表示モジュール11,12のスライド移動を規制するように構成してもよい。この場合、L字状突起128bを押し込み可能に構成すれば、全閉時に保護カバー60によって押し込むことができる。
上記各実施形態では、第1及び第2表示モジュール11,12に第1及び第2液晶パネル13,14を設けたが、このような液晶表示装置に限らず、PDP、有機EL表示装置、電気泳動表示装置を設けてもよい。この場合にも、同様の導光素子25を設ければ、連続した画面の表示が可能となる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System )、PDA(Personal Digital Assistant)、パソコン、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機等の折畳み式の携帯端末について有用である。
1 折畳み式携帯端末
2 第1の表示装置
3 第1の筐体
3e,5e 左右側面(各側面)
4 第2の表示装置
5 第2の筐体
6 ヒンジ部
7 第1固定プレート
7a ヒンジ部側角部(表示部側端部)
8 第2固定プレート
8a ヒンジ部側角部(表示部側端部)
9 タッチパネル
11 第1表示モジュール
12 第2表示モジュール
13 第1液晶パネル(第1表示パネル)
14 第2液晶パネル(第2表示パネル)
20 表示領域
21 額縁領域
24 導光パネル
25 導光素子
27 板バネ
28 ストッパ
28a 停止用凹部
28b 突起
28c スライド方向内壁
60 保護カバー
101 折畳み式携帯端末
106 ヒンジ部
128b L字状突起
128c 接触防止用凹部

Claims (12)

  1. 第1の表示装置を有する第1の筐体と、第2の表示装置を有する第2の筐体とが、ヒンジ部を中心に折畳み開閉可能に接続された折畳み式携帯端末において、
    上記第1の表示装置は、上記第1の筐体内でスライド移動可能に配置される第1表示モジュールと、該第1の筐体に固定されて該第1表示モジュールの表面を覆う第1固定プレートとを備え、
    上記第2の表示装置は、上記第2の筐体内でスライド移動可能に配置される第2表示モジュールと、該第2の筐体に固定されて該第2表示モジュールの表面を覆う第2固定プレートとを備え、
    上記開閉途中で、側面視で、上記第1固定プレートの表面側角部と、上記第2固定プレートの表面側角部とが互いに当接すると共に、上記第1及び第2表示モジュールが上記ヒンジ部側端部で接触するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  2. 請求項1に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1表示モジュールは、表面側に第1表示パネルを備え、
    上記第2表示モジュールは、表面側に第2表示パネルを備え、
    上記第1及び第2表示パネルのヒンジ部側表面端部に設けた導光素子によって表示領域が該第1及び第2表示パネルのヒンジ部側端部一杯まで広げられている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  3. 請求項1又は2に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1及び第2の筐体には、該第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するストッパがそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  4. 請求項3に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記ストッパは、第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  5. 請求項3又は4に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記ストッパは、
    上記第1及び第2表示モジュールに、該第1及び第2表示モジュールのスライド方向に垂直にそれぞれ突設した突起と、
    上記第1及び第2の筐体に上記突起に対応して凹陥された停止用凹部とよりなり、
    上記第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記突起が上記停止用凹部の上記スライド方向の内壁に当接して上記第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  6. 請求項3又は4に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記ストッパは、
    上記第1及び第2表示モジュールにスライド方向にそれぞれ突設したL字状突起と、
    上記L字状突起に対向する側の上記第1又は第2の筐体に、該L字状突起に対応して凹陥された接触防止用凹部とよりなり、
    上記第1及び第2の筐体の開閉角度が所定角度以下になると、上記L字状突起が上記第1又は第2表示モジュールのヒンジ部側端部に当接して第1及び第2表示モジュールのスライド移動を規制するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1及び第2表示モジュールは、それぞれ付勢部材によって、互いに当接するように付勢されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  8. 請求項7に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記付勢部材は、上記第1及び第2表示モジュールを上記ヒンジ部側へ押圧する板バネ又は圧縮コイルバネである
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  9. 請求項7に記載の折畳み式携帯端末において、
    上記付勢部材は、上記第1及び第2表示モジュールを上記ヒンジ部側に引き寄せる引っ張りコイルバネである
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1及び第2固定プレートは、それぞれタッチパネルを含む
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記ヒンジ部は、上記第1及び第2の筐体のヒンジ部側端部を外側から覆う保護カバーを備えており、該第1及び第2の筐体の内部が外観に現れるのを防止すると共に、第1及び第2の筐体の全閉時には、該保護カバーが上記第1及び第2表示モジュールを押し戻すように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の折畳み式携帯端末において、
    上記第1及び第2の筐体の開閉角度が180度になったときに、該第1及び第2の筐体の裏面側が平坦となるように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯端末。
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