JP2011118243A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
認証が必要な際にパスワードを表示し、認証が必要でない状況ではパスワードを表示しないようにする。
【解決手段】
LAN(12)上のPC(16a)からの接続確立要求に対して、パスワード生成部(38)はパスワードを生成する。表示部(30)は、生成されたパスワードをスクリーン(20)に投影する。PC(16a)のユーザがパスワードをPC(16a)に入力する。PC(16aは入力されたパスワードをプロジェクタ(10)に送信する。認証部(40)は受信したパスワードを認証し、良ければ、PC(16a)に接続を許可し、表示部30はパスワードの表示を終了する。接続を許可されたPC(16a)は、画面情報をプロジェクタ10に送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プレゼンテーションに用いる表示装置に関する。
特開2003−069923号公報 特開2005−208823号公報
近来、パーソナルコンピュータ(以下、PCと表記する)の画面情報をスクリーンに拡大投写するプロジェクタであって、有線又は無線でPCと接続して使用されるプロジェクタが普及している。特に、配置等の制約が小さい無線LANを用いたプロジェクタが、有望視されている。
プロジェクタとPCを無線LAN又は有線LANを介してネットワーク接続する場合、通常、セキュリティの観点から、パスワードで認証することになる。共通のパスワードが必要とされる。
特許文献1には、プロジェクタにPCをネットワーク接続するシステムにおいて、プロジェクタにパスワード生成手段とパスワード投影部を設けた構成が開示されている。すなわち、画像データを受信するプロジェクタが、パスワード生成部で生成されたパスワードをスクリーンに投影し、ユーザが画像データを供給するPCに当該パスワードを入力する。そして、PCが入力されたパスワードをプロジェクタに送信することで、PCとプロジェクタが相互に認証され、ネットワーク接続が確立される。同時に、スクリーンに投影されるパスワードを入力したPC又はクライアントのみが、このネットワークに参加できるようにすることも可能になる。
最近では、複数のPCが同時に接続可能なプロジェクタが普及し始めている。このようなプロジェクタでも、既に1台のPCの画面情報が投影されている場合には、接続確立のためのパスワードが投影されない。そのため、他のPCは、当該プロジェクタにネットワーク接続することができない。このような問題に対しては、投影された画面情報の表示エリア外にパスワードを縮小して常時表示する方法が提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2に記載の方法では、画像データの表示エリア外にパスワードを常時表示するので、相対的に、画像データ表示エリアを縮小する必要があり、画像データが見づらくなる。
さらに、パスワードを常時表示することで、パスワードを盗み見られる可能性が高くなるといった問題もある。
本発明は、このような不都合を解消する表示装置を提示することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、通信ネットワークに接続する表示装置であって、前記通信ネットワークに接続する複数の外部機器と通信できる通信手段と、前記通信手段で受信した画面情報を表示する表示手段と、パスワード生成手段と、前記通信ネットワークからの接続確立要求にしたがい、前記パスワード生成手段に前記接続確立要求の要求元となる機器に入力すべきパスワードを生成させるとともに前記表示手段に表示させる制御手段と、前記通信手段で受信する受信パスワードを認証する認証手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、接続確立要求を受信するとパスワードを表示するので、表示装置のセキュリティを高めることができる。また、表示装置が既に他の外部機器の画面情報を表示している場合でも、認証のためのパスワードを知ることができる。
本発明の一実施例であるプロジェクタとPCとの接続構成を示す模式図である。 SSDP(Simple Service Discovery Protocol)による検索要求例を示す。 SSDPによる応答例を示す。 プロジェクタ10の概略構成ブロック図である。 プロジェクタ10とPC16aの動作フローチャートである。 プロジェクタ10とPC16bの動作フローチャートである。 プロジェクタ10とPC16bの別の動作フローチャートである。 本発明の実施例3に係るプロジェクタ110の概略構成ブロック図である。 プロジェクタ110とPC16aの動作フローチャートである。 プロジェクタ110とPC16bの動作フローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る表示装置の一実施例であるプロジェクタと、PC(パーソナルコンピュータ)との接続構成例を示す。本発明に係る表示装置の一実施例であるプロジェクタ10は、イーサネット(登録商標)などに基づくLAN12にLANケーブル14を介して接続する。LAN12は通信ネットワークの一致例である。プロジェクタ10の外部機器としてのPC16もまた、LANケーブル18を介してLAN12に接続する。有線LAN12の代わりに、IEEE802.11g/b/a/nなどの無線LANを用いてもよいことは明らかである。プロジェクタ10とPC16は、LAN12を介して相互通信可能である。PC16の代わりに他の情報端末装置を用いることができることはいうまでもない。
PC16には、表示画面又はその内の一部の画像をキャプチャし、1枚の画像データ(例えばJPEG画像データ)に変換するキャプチャソフトウエアがインストールされている。また、プロジェクタ10には、受信した画像データを表示データに変換するソフトウエア又は機能が組み込まれている。
PC16では、キャプチャソフトウエアは、ユーザからの外部プロジェクタ(この例ではプロジェクタ10)による投影の指示に対し、キャプチャした画像データをプロジェクタ10に送信する。プロジェクタ10は、LAN12を介してPC16から受信した画像データをスクリーン20に拡大投影する。
プロジェクタ10とPC16が通信を行うためには、LAN12上で互いを発見する必要がある。LAN内の各種通信機器同士の接続を容易に行うネットワーク技術の一つに、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP:Universal Plug and Play)が知られている。UPnPは活線挿抜(電源を入れたままネットワークへ参加できるいわゆるホットプラグのこと)が可能であり、特にホームネットワークに用いて好適な技術である。各種家電機器にも組み込まれつつある。
UPnPの概略を説明する。UPnPは、インターネットを構成するTCP/IPプロトコル上に構築されている。即ち、IP(Internet Protocol)、TCP(Transfer Control Protocol)、UDP(User Data-gram Protocol)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)及びXML(eXtensible Markup Language)などである。UPnPのプロトコルの詳細は、例えば、“UPnP Device Architecture”(http://www.upnp.org/specs/arch/UPnP−DeviceArchitecture−v1.0.pdf)に記載されている。
UPnPでは、ネットワーク内の機器は「デバイス」と「コントロールポイント」に分類される。コントロールポイントが、ネットワーク内のデバイスを検索し、発見したデバイスを制御する。ここでは、PC16がコントロールポイントであり、プロジェクタ10がデバイスであるとする。
LAN12に新たに接続したPC16は、アドレッシングと呼ばれるステップにより自己のデバイスIDを取得する。ここでは、デバイスIDはIPアドレスであるとする。IPアドレスの取得先は、LAN12の内部にDHCPサーバが立てられている場合、そのDHCPサーバである。DHCPサーバが存在しないか見つからない場合、予め用意されたローカルなIPアドレスセットの中から、LAN12に接続する他のデバイスのIPアドレスと重複しないものが、PC16のデバイスIDとして割り当てられる。このように、PC16は、アドレッシングにより、LAN12の中でユニークなデバイスIDを取得でき、以降、このデバイスIDを用いて、他のデバイスとの間でIPプロトコル群による相互通信が可能になる。
デバイスIDを取得したPC16は、ディスカバリと呼ばれるステップにより、LAN12に接続された各デバイスを検索する。PC16は、各デバイスからの応答を受け取り、その応答に含まれるデバイス種別及び機能等の情報をリストにして管理する。このようにして、PC16は、LAN12に接続される全デバイスのデバイス種別と機能等の情報を知ることがき、これらの情報をリストで管理する。
ディスカバリにおける検索とその検索に対応する応答には、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)が用いられる。図2は、検索要求例を示し、図3は、応答例を示す。
図2に示す検索要求例で、検索要求の1行目は、デバイス検索をHTTPver1.1の書式で行うことを宣言している。2行目は、検索要求元(S)のデバイスID(uuid)を明示する。3行目は、要求された通信路又はSSDPのために確保されたマルチキャスト用ホストのIPアドレスとそのポート番号を明示する。4行目は、メッセージの種別を明示する。検索の場合“ssdp:discover”とする。5行目は、検索対象のデバイス種別を明示する。各デバイス種別については、UpnPフォーラム運営委員会で定義されており、ここに記したデバイス種別はあくまで一例である。STを“ssdp:all”とすると、すべての種類のデバイスが検索対象となる。6行目は、検索に対する応答遅れの最大秒数を明示し、この例では10秒である。
図3に示す検索応答例で、1行目は、デバイス応答であることを明示する。2行目は、当該メッセージの有効期間(この例では、500秒)を明示する。3行目は、この応答メッセージの元になった検索要求メッセージ(図2参照)のMANヘッダが検索先、すなわち、応答メッセージの送出元で理解されたことを明示する。4行目は、検索要求元(S)のデバイスID(uuid)を明示する。5行目は、検索対象のデバイス種別を明示する。6行目は、検索要求元(S)のデバイスIDのUSN(Unique Service Name)を明示する。7行目は、応答メッセージの送出元デバイスを他のデバイスから利用するために必要となるUPnPデバイス制御用ファイル(一般にXMLファイル)の名前とネットワーク内ロケーション(ダウンロード位置)を明示する。
以上の構成において、LAN12に新たに接続されたPC16は、まず、アドレッシングにより、デバイスID(IPアドレス)を取得する。その後、PC1は、ディスカバリにより、LAN12に接続された他のデバイスを検索し、LAN12上の他のデバイスからの検索応答を受け取る。PC16は、受け取った検索応答から各デバイスの種別及び機能等の情報を取得し、リストを生成して管理する。
このように、UPnPの技術を用いると、プロジェクタ10は、PC16がLAN12に新たに接続されたことを検知できる。このことを利用して、プロジェクタ10は、PC16がLAN12に接続したことを検知したときにパスワードを生成し、スクリーン20に投影する。これにより、プジェクタ10は、スクリーン20上にパスワードを常時表示する必要がなくなり、パスワードを盗み見られる可能性が減少する。
LAN12に接続したPC16のユーザは、スクリーン20に投影されたパスワードをPC16にそのキーボードから入力する。PC16は、入力されたパスワードをプロジェクタ10に送信する。後述する認証を経て、PC16とプロジェクタ10との接続が確立される。
図4は、プロジェクタ10の概略構成ブロック図を示す。図4を参照して、プロジェクタ10の構成と動作を説明する。図4では、2台のPC16がLAN12に接続しており、一方をPC16a、他方をPC16bとして図示してある。
プロジェクタ10内の各処理部は、システムバス22を介して互いに通信可能である。操作部24は、種々のボタン又はタッチパネル等からなり、プロジェクタ10の電源のオン/オフ、プロジェクタ10の各種設定をユーザが操作するのに使用される。操作信号受信部26は、プロジェクタ10に付属するリモートコントローラ28からの、プロジェクタの操作コマンドを搬送する赤外線信号を受信する。
表示部30は、システムバス22からの画像データに基づく画像をスクリーン20に投影する。
制御部32は、プロジェクタ10の全体を制御する。具体的には、制御部32は、LAN12を介してPC16a,16bから画面情報及び任意のメッセージを受信する。制御部32は、PC16a,16bから受信した制御コマンド、操作部24の操作、及び操作信号受信部26で受信した操作コマンドに応じて、プロジェクタ10を制御する。制御部32はまた、表示部30における画面出力のオン/オフを切り替えることができ、PC16a,16bとの接続確立のためのパスワードを表示部30にスクリーン20に投影させる。制御部32は、通信データ、表示部30で表示すべきデータ等を記憶部34に格納し、記憶部34は、制御部32のワークエリアとして使用され、種々のデータを一時的に記憶する。
通信部36は、LANケーブル14を介してLAN12に接続し、LAN12に接続するPC16a,16bと相互に通信する。具体的には、通信部36は、LAN12を介して、PC16a,16bから画面情報を受信し、PC16a,16bとの間で接続確立や画面転送のための制御コマンドを送受信する。
パスワード生成部38は、PC16a,16bとの接続確立に必要なパスワードを、例えば乱数を用いて生成する。乱数を用いない方法でパスワードを生成してもよい。
認証部40は、PC16a,16bから受信したパスワードと記憶部34に格納されるパスワードとを比較してパスワード送信元のPCを認証し、その認証結果に従いプロジェクタ10とPC16a,16bとの間の接続確立を許可するか否かを決定する。
UPnP部42は、UPnPにおけるアドレッシング及びディスカバリ等の手続きを実行し、管理する。
図5は、接続確立時における、プロジェクタ10とPC16(16a,16b)の動作フローチャートである。左側にプロジェクタ10のフローを示し、右側にPC16のフローを示す。初期条件として、プロジェクタ10と接続を確立しているPCは存在しないものとする。また、プロジェクタ10とPC16はUPnPに対応しており、ネットワーク接続時にアドレッシングやディスカバリが行えるものとする。
ユーザによる操作部24のボタン操作、又は、リモートコントローラ28のボタン操作により、プロジェクタ10の電源をオンにする(S1)。プロジェクタ10は、予め設定された情報に基づき、LAN12に参加する(S2)。この段階で、プロジェクタ10は、LAN12に新たに接続されたPCからのデバイス検索要求を待つ(S3)。
ここで、PC16aがLAN12に接続したとする(S21)。PC16aは、アドレッシングにより、LAN12内のDHCPサーバからIPアドレスを取得する(S22)。その後、PC16aは、デバイス検索要求をLAN12のデバイスに対してマルチキャストで送信する(S23)。
プロジェクタ10は、PC16aからのデバイス検索要求を受信すると(S3)、接続確立のためのパスワードをスクリーン20に投影する(S4)。即ち、制御部32が、パスワード生成部38に接続確立のためのパスワードを生成させ、表示部30にスクリーン20に投影させる。パスワードの投影と同時に、プロジェクタ10は、デバイス検索応答をPC16aに送信し(S5)、PC16aからのパスワードの受信を待つ(S6)。
PC16aのユーザが、投影されたパスワードをPC16aに入力し、PC16aは、プジェクタ10からのデバイス検索応答を待つ。プジェクタ10からのデバイス検索応答を受信すると(S24)、PC16aは、入力されたパスワードをプロジェクタ10に送信する(S25)。
プロジェクタ10は、PC16aからのパスワードを受信すると(S6)、受信パスワードが投影パスワードと同一であるか場合に、PC16aに接続許可を送信する(S312)。即ち、制御部32は、認証部40に受信パスワードが投影パスワードと同一であるかを認証させて接続の可否を決定する。そして、パスワードが同一で、接続を許可して良い場合、制御部32は、通信部36を介してPC16aに接続許可を送信する。プロジェクタ10は、接続許可の送信後、パスワードの投影を終了する(S8)。接続許可の送信とは無関係に、プロジェクタ10は、パスワードの投影時間を予め決められた一定時間に限定しても良い。プロジェクタ10は、この後、PC16aからの要求待ち(S9)になる。
PC16aは、プロジェクタ10からの接続許可を受信すると(S26)、プロジェクタ10との接続が確立したことになる。必要になったら、PC16aは、画面情報送信要求をプロジェクタ10に送信して(S27)、プロジェクタ10からの画面情報送信要求を待つ(S28)。
プロジェクタ10は、PC16aからの画面情報送信要求を受信すると(S9)、画面情報送信許可をPC16aに送信する(S10)。PC16aは、プジェクタ10からの画面情報送信許可を受信すると(S28)、自身の画面情報をプロジェクタ10に送信する(S29)。プロジェクタ10は、受信した画面情報をスクリーン20に投影する(S11)。
図6は、プロジェクタ10がPC16aの画面情報をスクリーン20に投影している場合で、別のPC16bがLAN12に接続したときの、プロジェクタ10とPC16bの動作を示すフローチャートである。左側がプロジェクタ10の動作フローを示し、右側がPC16bの動作フローを示す。
プロジェクタ10は、PC16aからの画面情報をスクリーン20に投影しながら、LAN12に新たに接続されたPCからのデバイス検索要求を待つ(S31)。ここで、PC16bがLAN12に接続したとする(S41)。PC16bは、アドレッシングによりLAN12内のDHCPサーバからIPアドレスを取得する(S42)。その後、PC16bは、デバイス検索要求をLAN12上の他のデバイスにマルチキャストで送信し(S43)、プロジェクタ10からの応答を待つ(S44)。
PC16bからのデバイス検索要求を受信したプロジェクタ10は、接続確立のためのパスワードを新たに生成し、現在、投影中のPC16aの画面情報にパスワードを重畳させてスクリーン20に投影する(S32)。このように、プロジェクタ10は、デバイス検索要求を受信する度に新たにパスワードを生成する。同時に複数台のPCがデバイス検索要求を送信することを考慮して、予め設定した台数のPCがプロジェクタ10と接続確立するまでは、パスワードを変更しないようにしてもよい。パスワードは、投影画面の観察を妨げないよう、投影画面の4隅のいずれかに投影するのが望ましい。
プロジェクタ10は、デバイス検索要求に対する応答、即ちデバイス検索応答をPC16bに送信し(S33)、PC16bからのパスワード送信を待つ(S34)。
PC16bは、デバイス検索応答を受信すると(S44)、ユーザにパスワードの入力を促し、ユーザは、投影画面に重畳して表示されるパスワードをPC16bに入力する。PC16bは、入力されたパスワードをプロジェクタ10に送信する(S45)。
プロジェクタ10は、PC16bから受信したパスワードが、投影したパスワードと同一であるかどうかを判定し、同一の場合に、PC16bに接続許可を送信する(S35)。PC16bは、プロジェクタ10から接続許可を受信すると(S46)、プロジェクタ10との間の接続を確立する。
接続確立のための認証手段として、デバイス検索要求を送信したPCのIPアドレスと、パスワードを送信したPCのIPアドレスが一致を認証条件に入れても良い。これにより、パスワードを盗み見た部外者のなりすましを防止できる。
プロジェクタ10は、接続許可の送信(S35)の後、パスワードの投影を終了する(S36)。パスワードの投影から、予め設定した一定時間が経過したら、パスワードの投影を終了するようにしてもよい。
3台目以降のPCについても、同様のフローでプロジェクタ10との接続を確立できる。ただし、プロジェクタ10に接続可能台数のPCが既に接続している状態で、プロジェクタ10が、別のPCから接続確立要求を受信した場合には、警告メッセージをスクリーンに投影する。これにより、現在、プロジェクタとの接続が不可能であることをユーザに通知する。
本発明の実施例2を説明する。PC16aからのデバイス検索要求に対するパスワードをプロジェクタ10が投影しているときに、PC16bからのデバイス検索要求をプロジェクタ10が受信した場合を考える。このとき、PC16aとPC16bの両方がプロジェクタ10との接続確立を完了するまで、同一のパスワードを投影し続けるのが好ましい。表示パスワードの急な変更によるユーザの混乱を防止できるからである。図7は、そのような動作に対応するプロジェクタ10及びPC16a,16bの動作フローチャートを示す。PC16a,16bの動作自体は、同じフローで表現されうる。図7の左側にプロジェクタ10の動作フローを示し、右側にPC16a,16bの動作フローを示す。
実施例1と同様に、初期条件として、プロジェクタ10と接続を確立しているPCは無い状態でスタートするとする。また、プロジェクタ10、PC16a、及びPC16bはUPnPに対応しており、ネットワーク接続時にアドレッシングやディスカバリを行えるものとする。
プロジェクタ10は、PC16aからのデバイス検索要求に対して、スクリーン20にパスワードを投影しながら、新たなデバイス検索要求を待つ(S51)。ここで、PC16bが、LAN12に接続したとする(S61)。PC16bは、アドレッシングにより、LAN12内のDHCPサーバからIPアドレスを取得する(S62)。その後、PC16bは、デバイス検索要求をLAN12の他のデバイスに対してマルチキャストで送信する(S63)。
プロジェクタ10は、PC16bからのデバイス検索要求を受信すると(S51)、既にスクリーン20にパスワードを投影しているので、直ちにデバイス検索応答をPC16bに送信する(S52)。そして、プロジェクタ10は、PC16bからのパスワード送信を待つ(S53)。
PC16a,16bは、デバイス検索応答を受信すると(S64)、ユーザにパスワードの入力を促し、PC16a,16bの各ユーザは、投影画面に重畳して表示されるパスワードをそれぞれのPC16a,16bに入力する。各PC16a,16bは、入力されたパスワードをプロジェクタ10に送信する(S65)。
プロジェクタ10は、各PC16a,16bから受信したパスワードが、投影したパスワードと同一であるかどうかを判定し、同一の場合に、PC16bに接続許可を送信する(S53,S54)。各PC16a,16bは、プロジェクタ10から接続許可を受信すると(S66)、プロジェクタ10との間の接続を確立する。
プロジェクタ10は、投影したパスワードに対して接続要求した全PCとの接続を確立したら(S55)、パスワードの投影を終了する(S56)。パスワードの投影中に受信した最後の接続要求から予め決めた時間、経過すると、パスワードの投影を終了するようにしてもよい。
また、プロジェクタ10において、デバイス検索要求を送信したPCのデバイスIDを管理し、デバイス検索要求を送信したすべてのPCが接続確立を完了した場合にパスワード投影を終了するようにしてもよい。これにより、複数のPCから一度にデバイス検索要求を受信した場合でも、同一のパスワードを利用した接続確立が可能になる。
プロジェクタの投影画面が視認不可能な位置に存在するPCは、明らかにプロジェクタを利用しないと判断できる。そこで、プロジェクタの投影画面から、その視認距離以上に離れたPCからのデバイス検索要求を受信した場合には、パスワードを投影しないようにする。これにより、部外者にパスワードを盗み見られる可能性を低減できる。
図8は、このような要求に応えるプロジェクタ110の概略構成ブロック図を示す。プロジェクタ110は、プロジェクタ10の構成に加えて、画像処理部50と距離測定部52を具備する。図4に示す構成のプロジェクタ10と、同一の機能の構成要素には、同じ符号を付してある。
画像処理部50は、記憶部34内に格納されたPC(例えば、PC16a)からの画面情報から、パターン認識又は文字認識等により画像情報中のオブジェクトを特定する画像認識手段である。
距離測定部52は、LAN12に接続するPC16a,16bの物理的位置を検出し、プロジェクタ100との距離を算出する。位置検出方法としては、以下のような方法が知られている(http://www.ibsjapan.co.jp/products/EE.html)。
図9は、接続確立時における、プロジェクタ110とPC16aの動作フローチャートを示す。左側がプロジェクタ110の動作フローを示し、右側がPC16aの動作フローを示す。
実施例1と同様に、初期条件として、プロジェクタ110と接続を確立しているPCは無いものとする。また、プロジェクタ110とPC16aはUPnPに対応しており、ネットワーク接続時にアドレッシングやディスカバリが行えるものとする。
ユーザによる操作部24のボタン操作、又は、リモートコントローラ28のボタン操作により、プロジェクタ110の電源をオンにする(S71)。プロジェクタ110は、予め設定された情報に基づき、LAN12に参加する(S72)。この段階で、プロジェクタ110は、LAN12に新たに接続されたPCからのデバイス検索要求を待つ(S73)。
ここで、PC16aがLAN12に接続したとする(S91)。PC16aは、アドレッシングにより、LAN12内のDHCPサーバからIPアドレスを取得する(S92)。その後、PC16aは、デバイス検索要求をLAN12のデバイスに対してマルチキャストで送信する(S93)。
プロジェクタ110は、PC16aからのデバイス検索要求を受信すると(S73)、距離測定部52により、検索要求元であるPC16aとプロジェクタ110との間の距離を測定する(S74)。計測した距離が、所定距離、ここでは、投影画面可視距離を越える場合(S75)、プロジェクタ110は、デバイス検索応答を送信して(S76)、次のデバイス検索要求を待機する(S73)。
計測した距離が投影画面可視距離以下の場合(S75)、プロジェクタ110は、接続確立のためのパスワードをスクリーン20に投影する(S77)。パスワードの投影と同時に、プロジェクタ110は、デバイス検索応答をPC16aに送信し(S78)、PC16aからのパスワードの受信を待つ(S79)。
以降のステップS79〜S84,S94〜S99は、図5におけるステップS6〜S11,S24〜S29と同じであるので、これ以上の説明は省略する。
図10は、プロジェクタ110がPC16aの画面情報をスクリーン20に投影している場合で、PC16bがプロジェクタ10と接続を確立するときの、プロジェクタ10とPC16bの動作フローチャートである。左側にプロジェクタ10の動作フローを示し、右側にPC16bの動作フローを示す。
図10のステップS101,S121〜123の動作は、図6のステップS31,S41〜S43の動作と同じであるので、詳細な説明を省略する。
PC16bからのデバイス検索要求を受信したプロジェクタ10は、距離測定部52により、検索要求元であるPC16bとプロジェクタ110との間の距離を測定する(S102)。計測した距離が投影画面可視距離を越える場合(S103)、プロジェクタ110は、デバイス検索応答を送信して(S104)、次のデバイス検索要求を待機する(S101)。
計測距離が投影画面可視距離以下の場合(S103)、プロジェクタ110は、記憶部34の、PC16aからの画面情報に対し、画像処理部50によるパターン認識や文字認識等により、画像情報の内容を遮断しない領域を特定する(S105)。そして、画像情報の内容を遮断しない領域に対し、新たに生成したパスワードを重畳投影する(S106)。このようにすることで、パスワードの重畳が投影画面の内容を遮断する確率を低減できる。
以後のステップS107〜110,S124〜S126の動作は、図6のステップS33〜S36,S44〜S46と同様であるので、説明を省略する。

Claims (12)

  1. 通信ネットワークに接続する表示装置であって、
    前記通信ネットワークに接続する複数の外部機器と通信できる通信手段と、
    前記通信手段で受信した画面情報を表示する表示手段と、
    パスワード生成手段と、
    前記通信ネットワークからの接続確立要求にしたがい、前記パスワード生成手段に前記接続確立要求の要求元となる機器に入力すべきパスワードを生成させるとともに前記表示手段に表示させる制御手段と、
    前記通信手段で受信する受信パスワードを認証する認証手段
    とを具備することを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御手段は、いずれかの外部機器の画面情報を表示している場合で、前記通信手段が、別の外部機器から接続確立要求を受信したとき、前記表示手段に前記画面情報に前記パスワードを重畳して表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記表示手段を制御して、前記認証手段による認証の完了に応じて前記パスワードの表示を終了させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示手段を制御して、前記パスワードを一定時間、表示させた後、前記パスワードの表示を終了させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記パスワード生成手段は、前記通信手段を介して接続確立要求を受信するごとに新たなパスワードを生成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 前記認証手段は、接続確立要求を送信した外部装置のIDとパスワードの認証結果により、接続確立の可否を決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 前記パスワード生成手段は、接続を確立した外部装置があらかじめ定めた数をこえるときに、新たなパスワードを生成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示装置。
  8. 前記制御手段は、ある外部機器からの接続確立要求に応じて前記パスワードを表示しているときに、別の外部機器からの接続確立要求を受信した場合、どちらの外部装置の接続確立も完了するまで、同一のパスワードを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  9. 前記制御手段は、ある外部機器からの接続確立要求に応じて前記パスワードを表示しているときに、別の外部機器からの接続確立要求を受信した場合、前記パスワードを一定時間、表示した後、前記パスワードの表示を前記表示手段に終了させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  10. 更に、前記複数の外部装置との距離を測定する距離測定手段を備え、
    前記制御手段は、接続確立要求を受信したとき、要求元の外部機器との距離を前記距離測定手段に測定させ、その距離が所定距離を越える場合には、パスワードを前記表示手段に表示させないことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  11. 更に、前記画面情報の内容を認識する画像認識手段を備え、
    前記制御手段は、前記画面情報にパスワードを重畳して表示すべき場合に、前記画像認識手段に前記画面情報の内容を認識させ、前記表示手段に、前記画面情報の内容を遮断しない領域に前記パスワードを重畳して表示させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  12. 前記制御手段は、接続を確立した外部装置が接続可能台数に等しくなると、他の外部機器からさらに接続確立要求を受信したときには、警告メッセージを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
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