JP2011117839A - 脳血流変化測定に基づく刺激の嗜好性評価方法 - Google Patents
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Abstract
被験者に刺激を与え、刺激に対する応答である脳血流量変化をfNIRSにより測定する従来の評価法を改良し、脳血流量変化を大きくする方法を与え、該脳血流量変化を指標とする嗜好性評価方法を提供すること。
【解決手段】
被験者に2以上の同種の刺激を連続して呈示し、各呈示時間内に被験者の感覚的応答である脳血流変化を測定して得られる、該脳血流変化の大きさに基づいた2以上の刺激の嗜好性評価方法において、該測定前に該嗜好性評価の課題を与えて、該課題が付加された状態で脳血流変化を測定する。
【選択図】図1
Description
本発明における刺激とは、ヒトが持つ感覚のうち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五つの感覚、いわゆる五感と呼ばれる感覚の1種または2種以上、さらには上記の五感以外の感覚に対して、ヒトの外部から働きかけて生理的応答を与え、ヒトの脳において感覚として認知されるものをいう。具体的には、各種製品が有する感覚的刺激がこれに相当し、その場合、これら刺激は、単独で存在する場合も複数で存在する場合もある。すなわち、飲食品の味、匂い、あるいはこれらを総合した風味;香粧品、トイレタリー商品など消費者製品の匂い、あるいはパッケージの印象を含めた匂いの総合評価;一般消費財の視覚的デザイン(例えば、電子機器のデザイン、室内芳香剤の容器、飲料のボトルなど);一般消費財の独特の触感あるいは風合(例えば、新しい触感の繊維を用いた手袋、ゲル特性の異なるゲル状食品など);消費財の音声ガイダンスおよび警告音(例えば、携帯電話やコンピュータなどの電子機器の音声ガイダンスやアラーム)などが含まれるが、これらに限定されるわけではない。
8以上になると、被験者の刺激の記憶が弱く、曖昧になり、刺激の評価の精度が低下するので好ましくない。
以下、本発明を実施例および比較例によりさらに具体的に説明する。
被験者として20代の女性1名を選び、下記の試料Aの精油混合物の匂い嗅ぎを行わせ、脳血流量の変化を測定した。その際、被験者には事前に3種の精油を呈示し、匂い嗅ぎを行わせた上で、「3種の精油が混合物中にどれくらい含まれているかを判定する。」という課題を与え、被験者による能動的な作業として測定を行った。また、試料BおよびCについても試料Aと同様の手順で測定を行った。
[試料]
市販のオレンジ精油、ラベンダー精油、ローズ精油を試料として用い、次の混合比率で試料A、B、Cを調製した。
試料A:オレンジ精油:ラベンダー精油:ローズ精油:空気=70:10:10:10
試料B:オレンジ精油:ラベンダー精油:ローズ精油:空気=30:40:20:10
試料C:オレンジ精油:ラベンダー精油:ローズ精油:空気=10:40:40:10
被験者に、実施例1を行う前に、市販のオレンジ精油、ラベンダー精油、ローズ精油の各精油について匂い嗅ぎを行わせ、脳血流変化を測定した。ただし、実施例1のように課題は与えず、ただ、匂い嗅ぎを行わせ、受動的な作業として脳血流変化を測定した。
図1は実施例1の匂い嗅ぎを行っているときの、被験者の大脳前頭外側部の代表的な計測点であるチャンネル51における、典型的な酸素化ヘモグロビンの経時変化を示したものである。3回のいずれの計測においても脳血流変化量(相対値)で0.4以上の血流変化が見られ、特にオレンジ精油含量が70%である試料Aでは脳血流変化は匂い嗅ぎ開始後、40〜70秒で0.5を超える大きな変化が見られた。
市販アイスクリームA、BおよびCを用意し、事前のアンケートで、アイスクリームAに嗜好性が高かった被験者5名(20〜40歳代)による風味評価を行わせ、脳血流変化を測定した。その際、被験者には、「普段、好んで食べているアイスクリームAを元に、呈示されたアイスクリームがどの程度好ましいかを評価する。」という課題を与え、被験者による能動的な作業として測定を行った。ただし、アイスクリームA、BおよびCの喫食順は告知せずに3回の測定を行なった。測定終了後に図4に示す評価表に従って、アイスクリームのおいしさを評価した。
図5は、試料を喫食し、課題を付加した状態で官能評価を実施した場合の、官能評価実施中のある被験者の大脳前頭外側部の代表的な計測点であるチャンネル50における、典型的な酸素化ヘモグロビンの経時変化を示したものである。喫食の指示を0秒とした時、(15〜40秒の脳血流変化の最大値)−(0〜15秒の脳血流変化の最小値)
を課題実施中の応答量として解析を行った。
図6は全被験者の官能評価得点を平均して、各アイスクリーム間の比較を行った結果を示している。おいしさを含む全ての項目での平均値は、試料A>試料B、試料Cの順であり、AおよびBまたはAおよびC間でT検定を行ったところ、顕著な有意差が見られた(p<0.05)。
図7は脳血流変化を計測した52箇所(52チャンネル)における課題実施中の応答量について、おいしさが最上位と感じたアイスクリームと最下位と感じたアイスクリームの間で比較を行った結果(被験者5名の平均値)を示している。前頭外側部(9、20、22、23、30〜33チャンネル)8箇所で応答が非常に強く、T検定でも、p<0.01であった。また、5箇所(41、42、45、50および52チャンネル)は前記8箇所に次ぎ、応答がかなり強く、T検定では、0.01<p<0.05であった。さらに、2箇所(44、45チャンネル)はこれらに次ぎ、応答が比較的大きく、T検定の結果は0.05<p<0.1であった。
事前のアンケートでアイスクリームAに嗜好性が高かった被験者5名は、品名を知ることなしに「普段好んで食べているアイスクリームAを元に、呈示されたアイスクリームがどの程度好ましいかを評価する。」という課題を実施し、5人全員のアイスクリームAに対する脳血流変化が他のアイスクリームに対して顕著に大きく、T検定でも顕著な有意差が確認された。これらの結果から、官能評価によるおいしさの評価に代え、脳血流変化の大きさを指標とする、おいしさ(=嗜好性)の評価が可能であると考えられる。
市販のシャンプーA、BおよびCを用意し、200mlプラスチック製カップに各シャンプーを1ml取り、水20mlを加え、市販の水切りネット(10cm×10cm)を入れ、ガラス棒で撹拌し、良く泡立たせ、各回泡立ちの状態を揃えたものを用意した。
図9は、試料の匂い嗅ぎを行い、課題を付加した状態で官能評価を実施した場合の、官能評価実施中のある被験者大脳前頭外側部の代表的な計測点であるチャンネル40における、典型的な酸素化ヘモグロビンの経時変化を示したものである。匂い嗅ぎ開始を0秒とした時、(20〜50秒の血流変化の最大値)−(0〜20秒の血流変化の最小値)を課題実施中の応答量として解析を行った。
図10は全被験者のシャンプーとしての好ましさの順位評点を平均して、各シャンプー間の比較を行った結果を示している。平均値は試料A>試料B>試料Cの順で好ましさが高く、T検定の結果、試料AとB、および、試料AとCには顕著な有意差が見られた(p<0.05)。
図11〜13は脳血流変化を計測した52箇所(52チャンネル)における官能評価実施中の脳血流変化量について各シャンプー間で比較を行った結果を示している。試料Aと試料Bでは前頭外側部において若干試料A>試料Bの割合が高い計測点が見られたが、対応のあるT検定における有意差(p<0.05)は見られなかった。試料Aと試料Cでは、前頭外側部で試料A>試料Cの割合が高い計測点が多く見られ、対応のあるT検定における有意差が見られた(p<0.05)。試料Bと試料Cでは、前頭外側部において試料B>試料Cの割合が高い計測点が多く見られ、対応のあるT検定における有意差が見られた(p<0.05)。
以上より、「普段使用しているシャンプーを元に、呈示された試料のにおいがシャンプーとしてどの位好ましいかを評価する」という課題を付加した状態で官能評価を実施した場合の、官能評価実施中の応答には呈示した試料による差が見られ、官能評価で好ましさの得点が高い試料の応答が大きいという結果が得られた。この結果から、「普段使用しているシャンプーを元に、呈示された試料のにおいがシャンプーとしてどの位好ましいかを評価する」という課題を付加した状態で官能評価を実施した場合の、官能評価実施中の応答の大きさと官能的な好ましさには対応があるのではないかと考察することが可能である。
Claims (6)
- 被験者に2以上の同種の刺激を連続して呈示し、各呈示時間内に被験者の感覚的応答である脳血流変化を測定して得られる、該脳血流変化の大きさに基づいた2以上の刺激の嗜好性評価方法であって、
該測定前に該嗜好性評価の課題を与えて、該課題が付加された状態で脳血流変化を測定することを特徴とする2以上の刺激の嗜好性評価方法。 - 脳血流が、大脳皮質の血流であることを特徴とする請求項1に記載の嗜好性評価方法。
- 脳血流量変化が、血液中のヘモグロビン量の変化を近赤外分光法により測定することを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の嗜好性評価方法。
- 脳血流量変化が大脳前頭外側部の脳血流量変化であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の嗜好性評価方法。
- 被験者に与える刺激が匂いを有する試料の匂い嗅ぎである請求項1〜4のいずれかに請求項1に記載の嗜好性評価方法。
- 被験者に与える刺激が風味を有する試料の飲食である請求項1〜4のいずれかに記載の嗜好性評価方法。
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