JP2011117163A - ドアチェック装置 - Google Patents

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Takeshi Suzuki
健 鈴木
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Abstract

【課題】 車両等のドアをどの開度でも開閉方向にロックすることができると共に、所定のドア開度を保持可能にするドアチェック装置を提供する。
【解決手段】 一端が車体側に回動可能に枢支され、他端側がドア内に延出するロッドに、ドア内においてシリンダを回動可能で、かつドアの開閉でロッドに沿って摺動可能に設け、シリンダはロッドに対する摺動をロックおよびロック解除する手段を備えるドアロック機構と、
外面に隆起部を有するレバーが、一端を車体側に回動自在に取り付けられ、該レバーが貫通する保持ケースがドア側に取り付けられ、該保持ケース内には、レバーの外面を押圧してドアの開閉動作に応じて保持ケースと共にレバーに沿って移動する摺動子を備えるドア開位置保持機構と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両等のドアをどの開度でもロックすることができると共に、所定のドア開度を保持可能にするドアチェック装置に関する。
車両等のドアは、ドアチェック装置により開扉状態に保持され、例えば、坂道等において坂の傾斜とドアの自重で自然に閉まるのを防いでいる。このドアチェック装置として、例えば特許文献1に示すものが知られている。
このドアチェック装置は、上面に隆起部を有するレバーが、一端を車体側に回動自在に支持され、他端側をドア側に取り付けられた保持ケースに貫通して設けられている。保持ケース内には、ドアの開閉作動に応じて前記レバー上面を摺動変位する摺動子が、弾性体でレバーに押圧して設けられているものである。従って、弾性体は、摺動子がレバーの一般面から隆起部に乗り上げると押圧されて圧縮し、摺動子を強く押圧し、隆起部から外れると押圧が解除され元の状態に復帰する。これによりドアの開閉に応じて摺動子がレバーの隆起部に位置するときは、摺動子は弾性体に押圧されてレバーとの摩擦抵抗が増大するため、ドアはその開扉状態を保持する。
特開平8−210005号公報
しかしながら、かかる従来のドアチェック装置は、レバーの隆起部に対応した位置でドア開位置を保持可能としたものであり、このドアの保持は、ロックではなく、隆起部の摩擦抵抗により保持しているだけなので、隆起部の摩擦抵抗による保持力より少し大きな外力を加えるとドアが開閉動作してしまう。しかし、車両のドアにおいては、必要とする開放角度位置でロックしたい場合が生ずるが、従来のドアチェック装置ではロックできない。例えば、介護用車両では、ドアの開放をロックすることで介護者の車両への乗降を安全に実施することが望まれる。そのためには、ドアはいずれの開放開度でもロックできることが好ましいが、従来のドアチェック装置では、ロックできない。
また、従来のドアチェック装置は、レバーの隆起部が、レバー長の制約から通常2〜3箇所となるため、ドアの開位置の保持も2〜3段階だけであり、多段の開位置でのドアの保持ができない課題もある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、必要とする(希望する)ドアのいずれの開放角度においても、そのドア開放角度を開閉方向のいずれにもロックすることができ、かつ所定のドア開度を安定保持することができるドアチェック装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかるドアチェック装置は、一端が車体側に回動可能に枢支され、他端側がドア内に延出するロッドが、ドア内に回転自在に設けられたシリンダを貫通し、シリンダは、ロッドに対し回動可能で、かつドアの開閉でロッドに沿って摺動可能となり、
シリンダ内において該ロッドの周りに接圧してロッドに対するシリンダの軸線方向の移動を拘束する第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングが互いに逆巻きに巻かれて設けられ、前記ロッドに操作レバーが、該第1および第2コイルスプリングの一端を係止して回動操作可能に設けられてなるドアロック機構と、
外面に隆起部を有するレバーが、一端を車体側に回動自在に取り付けて設けられ、該レバーが貫通する保持ケースがドア側に取り付けられ、該保持ケース内には、前記貫通するレバーの外面を押圧して前記ドアの開閉動作に応じて保持ケースと共に移動しレバーに沿って摺動する摺動子が設けられてなるドア開位置保持機構と、が設けられ、
前記ドアロック機構の操作レバーの回動操作によって前記第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングの内径を拡大させ、該第1コイルスプリングおよび第2のコイルスプリングによる前記ロッドの拘束を解除させることによってロッドに対するシリンダの摺動を許容しドアの開閉を可能とし、ドアの開閉における適宜のドア開度位置で、操作レバーの操作によって第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングの内径の拡大を解除することによってロッドに対するシリンダの摺動をロックし適宜のドア開度位置でロック可能とし、
前記ロッドに対するシリンダの拘束の解除時のドアの開閉では、ドアの開閉により前記ドア開位置保持機構の摺動子がレバーを押圧して摺動し、レバーの隆起部で摺動子の摺動抵抗が増大することにより、前記隆起部に応じた位置でドア開位置を保持可能にすることを特徴とする。
この構成により、ロッドは一端が車体側に枢支され、他端側がドア内に延出しており、シリンダはドア内において該ロッドに回動可能で、かつドアの開閉でロッドに沿って摺動可能に装着されているので、シリンダはドアの開閉でロッドに沿って摺動(進退)することでドアの開閉が可能となる。しかし、第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングがロッドを締め付け高い摩擦抵抗で接圧しているロック状態とすると、シリンダはロッドに対しロックされ摺動(進退)が不可となるので、ドアの開閉も不可となる。一方、操作レバーを回動操作すると、この操作レバーの係止部に各一端が係止されている第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングは拡径され、ロッドに対する第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングの摩擦抵抗が解除(ロック解除)され、シリンダがロッドに対し摺動(進退移動)が可能となり、ドアの開閉でロッドに沿って摺動することができるので、ドアの開閉が可能となる。
また、その操作レバーの操作力を開放することで、第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングは再び縮径され、ロッドに対する第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングの摩擦接触によるロッド位置のロックが可能になる。このように操作レバーの回動操作のみで、ロッドに対するシリンダの軸方向移動と移動規制が可能になる。このため、ドアのどの開放角度でも、その開放したドア位置をロックすることができる。即ち、ドア開閉時にどこでもロックして止めることができる。
さらに、前記操作レバーによるロッドの拘束力の解除時(ロック解除時)にはロッドに対するシリンダの軸方向摺動が可能になることで、ドアの開閉操作も可能になる。このロック解除時のドアの開閉では、ドアの開閉によりドア開位置保持機構の摺動子がレバーに沿って摺動するので、レバーの隆起部で摺動子の摺動抵抗(摩擦抵抗)が増大することにより、この隆起部に対応するドア開度でドア位置を保持することができる。このドアの保持は、ロックではなく、隆起部の摩擦抵抗による保持であり、この保持力より少し大きな外力を加えることで、ドアの開閉が可能となるものである。
また、本発明に係るドアチェック装置は、一端をドア内に回動可能に支持されたロッドが、ドア内においてシリンダを貫通しドア内の前後方向に向かって内蔵され、シリンダはドアの開閉によりロッドに沿って摺動可能となり、
シリンダ内において該ロッドの周りに接圧してロッドに対するシリンダの軸線方向の移動を拘束する第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングが互いに逆巻きに巻かれて設けられ、前記ロッドに操作レバーが、該第1および第2コイルスプリングの一端を係止して回動操作可能に設けられてなるドアロック機構と、
外面に隆起部を有するレバーが、一端を車体側に回動自在に取り付けて設けられ、該レバーが貫通する保持ケースがドア側に取り付けられ、該保持ケース内には、前記貫通するレバーの外面を押圧して前記ドアの開閉動作に応じて保持ケースと共に移動しレバーに沿って摺動する摺動子が設けられてなるドア開位置保持機構と、が設けられ、
前記ドアロック機構のシリンダとドア開位置保持機構のレバーとが、連結部材で連結固定されていることを特徴とする。
この構成により、ドアロック機構のロッドは、一端をドア内に回動可能に支持され、ドアの前後方向に向かって内蔵され、シリンダはドアの開閉によりロッドに沿って摺動可能となり、ドア開位置保持機構のレバーは、一端が車体側に回動可能で取り付けられ、先端側がドア側に取り付けた保持ケースを貫通して、前記ロッドと略平行にドア内に延出しており、ドア開位置保持機構のレバーの先端とドアロック機構のシリンダとは、連結部材で連結固定されているので、ドアの開閉に応じてレバーよりシリンダを進退移動させる力が作用するが、ドアロック機構のシリンダのロッドに対する摺動が自由なロック解除時は、シリンダが進退移動することでドアの開閉が可能となる。
しかし、ドアロック機構のシリンダの摺動(進退移動)をロッドに対しロックしたときは、ドアを開閉しようとしてもドアの開閉に応じてレバーよりシリンダを進退移動させる力が作用しても、シリンダの移動がロックされているので移動できず、その結果、ドアはそのロック位置でドア開位置がロックされることとなる。従って、ドアは、いずれの開放角度でもロックすることができる。
また、ロック解除時のドアの開閉では、ドアの開閉によりドア開位置保持機構の摺動子がレバーに沿って摺動するので、レバーの隆起部で摺動子の摺動抵抗(摩擦抵抗)が増大することにより、この隆起部に対応するドア開度でドア位置を保持することができる。このドアの保持は、ロックではなく、隆起部の摩擦抵抗による保持であり、この保持力より少し大きな外力を加えることで、ドアの開閉が可能となるものである。
本発明のドアチェック装置によれば、次のような効果を奏する。
(1)車両等において、ドアのいずれの開度でも簡単操作にてロック可能である。即ち、ドアはどこでもロックして止めることができる。
(2)ドアの開方向およびドアの閉方向の両方向に、ドアのいずれの開度でもロック可能である。
(3)ドアロック機構のロック解除時には、ドア開位置保持機構で、所定のドア開度を保持することができる。
(4)ドアは適宜の開度でロック可能であるので、車両等への介護者等の乗降も、ドアを手の支えとして使用可能となり、ゆっくりかつ安全に乗降できる。また、車椅子等での乗降でも、開放されたドアはロックされているので、安心して安全に可能となる。
(5)ドアロック機構のロック解除時には、ドアを一気に閉鎖する投げドア操作も可能となる。
本発明の実施の形態によるドアチェック装置を示す斜視図である。 図1に示すドアチェック装置部分の拡大斜視図である。 本発明の実施形態によるドアロック機構を示す断面図である。 ドアロック機構の要部を示す分解斜視図である。 ドアロック機構の作用を説明する平面説明図である。 本発明の実施形態によりドア開位置保持機構を示す断面図である。 ドア開位置保持機構の作用を説明する平面説明図である。 本発明の他の実施の形態を示すドアチェック装置の斜視図である。 本発明の他の実施の形態を示すドアチェック装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態によるドアチェック装置を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態によるドアチェック装置を示す斜視図、図2は、図1に示すドアチェック装置部分の拡大斜視図、図3は、本発明の実施形態によるドアロック機構を示す断面図、図4は、ドアロック機構の要部を示す分解斜視図、図5は、ドアロック機構の作用を説明する平面説明図、図6は、本発明の実施形態によりドア開位置保持機構を示す断面図、図7は、ドア開位置保持機構の作用を説明する平面説明図である。
本実施の形態によるドアチェック装置は、図1および図2に示すようにドアロック機構Aと、ドア開位置保持機構Bと、で構成される。このドアロック機構Aとドア開位置保持機構Bは、図1および図2に示すように自動車(車両)の車体1側とドア2側との間に介在して、ドアロック機構Aは、ドア2の適宜の開放位置をロックするものであり、ロックを解除しないと、ドア2の開閉操作ができなく、ドア開位置保持機構Bは、ドア2の開放位置を保持するが、その保持力より少し大きい外力を加えることで開閉が可能となるものである。
ドアロック機構Aは、一端が車体1側に回動可能に枢支され、他端側がドア2内に延出するロッド12が、ドア2内に回転自在に設けられたシリンダ11を貫通し、シリンダ11は、ロッド12に対し回動可能で、かつドア2の開閉でロッド12に沿って摺動可能となり、シリンダ11内において該ロッド12の周りに接圧してロッド12に対するシリンダ11の軸方向の移動を拘束する第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23が互いに逆巻きに巻かれて設けられ、前記ロッド12に操作レバー24が、該第1および第2コイルスプリング22および23の一端を係止して回動操作可能に設けられて構成されている。
ドア開位置保持機構Bは、外面に隆起部44を有するレバー43が、一端を車体1側に回動自在に取り付けて設けられ、該レバー43が貫通する保持ケース45がドア1側に取り付けられ、該保持ケース45内には、前記貫通するレバー43の外面を押圧して前記ドアの開閉動作に応じて保持ケース45と共に移動しレバー43に沿って摺動する摺動子47が設けられて構成されている。
従って、前記ドアロック機構Aの操作レバーの回動操作によって前記第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の内径を拡大させ、該第1コイルスプリング22および第2のコイルスプリング23による前記ロッド12に対するシリンダ11の拘束を解除(ロック解除)させることによってドア2の開閉を可能とし、ドア2の開閉における適宜のドア開度位置で、操作レバー24の操作によって第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の内径の拡大を解除(ロック)することによって適宜のドア開度位置でロック可能となり、
前記ロッド12に対するシリンダ11の拘束の解除時のドア2の開閉では、ドア2の開閉により前記ドア開位置保持機構Bの摺動子47がレバー43を押圧して摺動し、レバー43の隆起部44で摺動子47の摺動抵抗が増大することにより、前記隆起部に応じた位置でドア開位置を保持可能とする。
本実施の形態では、ドア2内に回動可能に設けられたシリンダ11は円筒形で、内部に所定の間隔をおいて第1ベアリング15および第2ベアリング16が設けられ(図3参照)、一端が車体1側に回転自在に設けられたロッド12が、ドア2内に延出しシリンダを貫通し、第1ベアリング15および第2ベアリング16によってシリンダ11との間で軸方向に摺動自在となっている。
円筒形のシリンダ11の周面には所定間隔をおいた2箇所に内面側に突出するリング状突部13、14が設けられ、前記第1ベアリング15および第2ベアリング16は、外周面がこのリング状突部13、14にリング状に嵌合して取り付けられている。第1ベアリング15および第2ベアリング16は、このリング状突部13、14に嵌合されることで、シリンダ11内において軸線方向および回転方向の移動が規制されている。この第1ベアリング15および第2ベアリング16は、中心にロッド12が挿通する軸孔15a、16aを有する。
ロッド12は、図2に示すように一端が車体1側のブラケット29aに枢軸29bで回転自在に取り付けられてドア2側に延出し、シリンダ11内の第1ベアリング15および第2ベアリング16の軸孔15a、16aを挿通しシリンダ11を貫通して軸線方向に摺動自在となっている。ロッド12の一端には、前記枢軸29bが挿通する取付孔17を有する取付部材18が固設されている(図3参照)。
シリンダ11内に設けられた第1ベアリング15の内端面は、円形の座面20に形成され、第2ベアリング16の内端面は、円形の座面21に形成されている。第1コイルスプリング22の一端部は、第1ベアリング15の座面20に当接し、先端がこの座面20に固定されている。この座面20への固定は、座面20に形成した溝(図示しない)に第1コイルスプリング22の先端を係止するようにしてもよい。また、第2コイルスプリング23の一端部は、第2ベアリング16の座面21に当接し、先端がこの座面21に固定されている。この座面21への固定は、座面21に形成した溝(図示しない)に第2コイルスプリング23の先端を係止するようにしてもよい。そして、第1および第2コイルスプリング22および23の間には、操作レバー24が介在されている。
操作レバー24は、図4に示すように筒状部24aと筒状部24aから延出する操作部24bとを備え、筒状部24aがロッド12に挿通されロッド12に対し回動可能となり、操作部24bは、シリンダ11に形成されたガイド孔11aを通してシリンダ11より外出し、回動操作可能となっている。この操作レバー24の筒状部24aには、一対の切欠25、26が形成され、この切欠25、26により係止部(段部)25a、26aが形成されている。この操作レバー24は、図3に示すように第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の間に介在され、第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の他端(座面20および21に係止される端部とは反対側の端部)22aおよび23aが、筒状部24aに形成された一対の切欠25、26の係止部(段部)25a、26aに係止されている。
従って、操作レバー24の初期設定位置では、シリンダ11は、ロッド12に巻き付けられている第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の締め付け力による摩擦抵抗で、軸方向の摺動がロックされているが、操作レバー24の操作部24bで、ロッド12を中心に筒状部24aを回動させると、第1および第2コイルスプリング22および23の端部22a、23aが筒状部24aの係止部25a、26aに係止されているので、その端部22a、23aを第1および第2コイルスプリング22および23が巻き戻される方向(拡径する方向)に回動させる。これにより第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23が巻き戻されて拡径され、ロッド12に対する締め付け力(摩擦抵抗)を低減する。従って、ロッド12に対するシリンダ11のロックが解除され、ロッド12に対するシリンダ11の移動が可能となり、ドア2の開閉が可能となる。
しかし、操作レバー24の操作部24bの操作で筒状部24aを初期設定位置に戻す回動操作をすると、第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23は、再び縮径しロッド12を締め付け、ロッド12に対するシリンダ11の軸方向摺動をロックする。これによりロッド12に対するシリンダ11の移動が不可となり、ドア2の開閉がロックされる。従って、操作レバー24のロック解除操作によりドア2の開閉は自由に可能となるが、ドア2の適宜の開位置で、操作レバー24のロック操作で、そのドア2の開位置でロックすることができる。即ち、どのドア開位置でも開閉方向に止めることができる。
なお、前記操作レバー24には、図1および図2に示すようにドア2の適所に設けられた操作摘み28との間にワイヤ27が連結され、この操作摘み28の操作で操作レバー24を操作し、ドアロック機構Aのロック操作およびロック解除操作が可能となっている。
ドア開位置保持機構Bは、図6に示すように外面に隆起部44を有するレバー43が、一端を車体1側に回動自在に取り付けて設けられ、該レバー43が貫通する保持ケース45がドア2側に取り付けられ、該保持ケース45内には、前記貫通するレバー43の外面を押圧して前記ドア2の開閉動作に応じて保持ケース45と共に移動しレバー43に沿って摺動する摺動子47が弾性体48で押圧されて設けられて構成され、
前記ドアロック機構Aにおけるロッド12に対するシリンダ11のロック解除時のドア2の開閉では、ドア2の開閉により弾性体48で押圧される摺動子47がレバー43を押圧して摺動し、レバー43の隆起部44で摺動子47の摺動抵抗が増大することにより、前記隆起部44に応じた位置でドア開位置を保持可能となっている。
本実施の形態では、図6に示すように外面に隆起部44を有するレバー43が、一端を車体1側のブラケット41にピン42で回動自在に取り付けられ、保持ケース45がドア2側に取り付けられ、前記レバー43は、開口46を通して保持ケース45を貫通している。保持ケース45内には、ドア2の開閉作動に応じて保持ケース45と共に移動しレバー43に沿って摺動変位する摺動子47と、摺動子47をレバー43の周面に押圧する弾性体48が設けられている。従って、ドア2の開閉動作に応じて保持ケース45と共に移動する摺動子47は、弾性体48でレバー43に押圧されているので、レバー43の隆起部44に移動して位置すると、弾性体48が圧縮されて反発力が増大し、摺動子47への押圧力も増大する結果、摺動子47の摩擦抵抗(摺動抵抗)が増大し、隆起部44に応じた位置でドア開位置を保持できることになる。
しかして、前記実施の形態のドアチェック装置によれば、ドアロック機構Aは、操作摘み28によって操作レバー24が回動操作されない状態では、各コイルスプリング22、23の内径は縮径状態を維持し、ロッド12の外周面に対し強く摩擦抵抗(強く締め付けている)している。このためシリンダ11はロッド12に対し軸方向に摺動することができないので、ドア2はその位置でロックされ、自由に開閉することができない。
一方、ドア2を回転部2aを中心に開閉しようとするときは、操作摘み28によりワイヤ27を介し引き込み操作して操作レバー24を回動操作すると、係止部25a、26aに一端が係止されている各コイルスプリング22、23は、操作レバー24の回動で拡径方向に巻き戻されて拡径する。これにより各コイルスプリング22、23のロッド12の外周に対する摩擦抵抗(締付力)が減少しロックが解除されるから、シリンダ11のロッド12に対する軸方向移動が自由となり、ドア2の開閉は自由となる。
例えば、図5に示すように実線で示すドア2の全閉状態から、破線で示すようにドア2を開くと、一端を車体1側に軸支されたロッド12に対し、ドア2の開動作にともなってシリンダ11は、図5の実線から破線で示すように右方向へ移動する。このドア2の開放は、最大開放位置まで自在である。この最大開方位置までのドアの開放によってシリンダ11はロッド12に沿って、さらに右方の所定位置まで摺動する。このドア2の最大開放位置は、図2、図3および図5に示すようにシリンダ11の摺動(移動)を規制するストッパ30を設けることで任意に決定できる。
そして、ドア2の開放領域内のいずれかの開位置でドア2の開位置をロックするときは、操作摘み28でワイヤ27を介しての操作レバー24の引き込みを解除すると、操作レバー24の係止部25a、26aによる各コイルスプリング22、23の一端への拡径方向の押圧力が解除されるので、各コイルスプリング22、23は復元力で再び縮径し、ロッド12に対する締付力(摩擦抵抗)を増大させる。これによりシリンダ11はロッド12に対し軸方向の移動が阻止されるので、ドア2はその位置で開閉不可にロックされる。
従って、ドア解放時に強風を受けたり、坂道停車でも、ドア開放位置で確実にロックされるの安全であり、ドア開放位置でドア2に人が寄りかかってもその位置を確保するので安全である。特に、ドア開放位置でロックされるため、年寄りや身障者が開放ドアを支えにして乗降できるし、ドア2の最大開放位置でもロックすることができるので、例えば、車椅子に乗った介護者の車両への乗降を、ゆっくり、安全かつ確実に実施することができる。
また、ドア開位置保持機構Bは、一端を車体1側に軸支した周面に隆起部44を有するレバー43が、ドア2側に取り付けた保持ケース45を貫通して設けられ、保持ケース45内には、該貫通するレバー43の外面を押圧して前記ドア2の開閉動作に応じて保持ケース45と共に移動し、レバー43に沿って摺動する摺動子47が、弾性体48で押圧されて設けられている。
従って、前記ドアロック機構Aにおけるロッド12に対するロック解除時のドア2の開閉では、図7に実線で示すドア2の閉位置から破線で示すように解放してゆくと、保持ケース45は、ドア2の開放に応じてレバー43に沿って図中右方に移動する。これによりドア2の開閉により弾性体48で押圧される摺動子47が、レバー43を押圧して摺動するので、隆起部44の位置ではレバー43の隆起部44で摩擦抵抗(摺動抵抗)が増大し、前記隆起部44に応じた位置でドア開位置を保持する。即ち、隆起部44の位置や数に基づいて、ドア2の開度位置を保持する。
このドア開位置の保持は、隆起部44と摺動子47との間で発生する摩擦抵抗で保持されているため、ドア2は、この摩擦抵抗より大きい外力を加えることで開閉ができることとなる。従って、ドアロック機構Aのロック解除時には、ドア2に前記摩擦抵抗より大きな閉鎖力を付与することで一気にドア2をしめることができる、投げドア操作も可能となる。
図8は、本発明の他の実施の形態を示すドアチェック装置の斜視図、図9は、本発明の他の実施の形態を示すドアチェック装置の断面図である。本実施の形態は、ドアロック機構Aがドア2内に内蔵され、このドアロック機構Aのシリンダ11とドア開位置保持機構Bのレバー43とを連結部材32で連結固定したものであり、他は前記実施の形態と同様であるので、同一構成要素には同一符号を付して説明する。なお、図9では保持ケース45の内部構造は省略して示しているが、これは前記図6に示す実施の形態と同様である。
本実施の形態は、ドアロック機構Aがドア2内に内蔵されている。即ち、前記実施の形態では、ドアロック機構Aのロッド12は一端が車体1側に枢支され、ドア2側に設けたシリンダ11を貫通して設けられているが、本実施の形態では、図8に示すようにロッド12の一端はドア2側に回動可能に枢支31され、このロッド12が貫通するシリンダ11と共にドア2内の前後方向に向かって内蔵されている。
シリンダ11は、内部に所定間隔をおいて第1ベアリング15および第2ベアリング16を備え、貫通するロッド12に対し第1および第2ベアリング15および16によって軸方向摺動自在に支持され、シリンダ11内において前記ロッド12の周りに接圧してロッド12に対するシリンダ11の軸方向の移動をロックする第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23が互いに逆巻きに巻かれて設けられ、前記ロッド12に操作レバー24が、該第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の一端を係止して回動操作可能に設けられて構成され、
操作レバー24の回動操作によって前記第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の内径を拡大させ、該第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23のロッド12に対する拘束を解除(ロック解除)することによってシリンダ11の軸方向の移動を可能とし、操作レバー24の操作によって第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23の前記内径の拡大を解除(ロック操作)することによって第1および第2コイルスプリング22および23がロッド12を拘束し、これによりシリンダ11の軸方向の移動がロックされる。
ドア開位置保持機構Bは、図1、図2および図6に示すものと同様であり、外周に隆起部44を有するレバー43が、一端を車体1側に回動可能に取り付けられ、該レバー43が貫通する保持ケース45がドア2側に取り付けられ、前記保持ケース45内には、前記貫通するレバー43の外面を押圧してドア2の開閉動作に応じて保持ケース45と共に移動しレバー43に沿って摺動する摺動子47が弾性体48で押圧されて設けられて構成され、
ドア2の開閉では、ドア2の開閉により弾性体48で押圧される摺動子47がレバー43を押圧して摺動し、レバー43の隆起部44で摺動子47の摺動抵抗が増大することにより、前記隆起部44に対応した位置でドア位置を保持可能となっている。
そして、このドア開位置保持機構Bのレバー43の先端とドアロック機構Aのシリンダ11とは、連結部材32で連結固定されている。本例ではシリンダ11に固定された連結部材32がボルト33でレバー43に固定されている。
従って、本実施の形態のドアチェック装置によれば、次のように作用する。
ドアロック機構Aは、操作レバー24でロック解除すると第1コイルスプリング22および第2コイルスプリング23のロッド12に対するシリンダ11のロックが解除され、シリンダ11の軸方向の移動が可能となり、操作レバー24でロック操作すると第1および第2コイルスプリング22および23がロッド12に対しシリンダ11を拘束し、シリンダ11の軸方向の移動をロックする。
ドア開位置保持機構Bのレバー43の先端とドアロック機構Aのシリンダ11とは、連結部材32で連結固定されているので、ドアロック機構Aのシリンダ11の移動がロックされているときは、ドア2は開方向および閉方向のいずれにも開閉できず、ロック解除時のシリンダ11の移動が自由のときは、ドア2は開閉方向のいずれにも開閉可能となる。
従って、ロッド12に対しシリンダ11を、どの位置でロックするかによって、ドア2のロックする開角度が決定される。
これにより操作レバー24でシリンダ11のロック操作することによりドア2を任意の開度で、開方向および閉方向にロックすることができ、また、ロック解除時には、ドアロック機構Aのシリンダ11は自由に移動することができるので、ドア2の開閉は自由に可能となると共にドア2の開閉では、ドア2の開閉によりドア開位置保持機構Bの摺動子47が弾性体48で押圧されてレバー43に沿って摺動するので、レバー43の隆起部44で摺動子47の摺動抵抗(摩擦抵抗)が増大することにより、この隆起部44に対応するドア2の開度でドア開位置を保持することができる。
なお、前記実施の形態は、本発明を制限するものではなく、本発明は要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が許容される。
11 シリンダ
12 ロッド
15 第1ベアリング
16 第2ベアリング
20、21 座面
22 第1コイルスプリング
23 第2コイルスプリング
24 操作レバー
24a 筒状部
24b 操作部
25a、26a 係止部
27 ワイヤ
28 操作摘み
30 ストッパ
32 連結部材
43 レバー
44 隆起部
45 保持ケース
47 摺動子
48 弾性体

Claims (2)

  1. 一端が車体側に回動可能に枢支され、他端側がドア内に延出するロッドが、ドア内に回転自在に設けられたシリンダを貫通し、シリンダは、ロッドに対し回動可能で、かつドアの開閉でロッドに沿って摺動可能となり、
    シリンダ内において該ロッドの周りに接圧してロッドに対するシリンダの軸線方向の移動を拘束する第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングが互いに逆巻きに巻かれて設けられ、前記ロッドに操作レバーが、該第1および第2コイルスプリングの一端を係止して回動操作可能に設けられてなるドアロック機構と、
    外面に隆起部を有するレバーが、一端を車体側に回動自在に取り付けて設けられ、該レバーが貫通する保持ケースがドア側に取り付けられ、該保持ケース内には、前記貫通するレバーの外面を押圧して前記ドアの開閉動作に応じて保持ケースと共に移動しレバーに沿って摺動する摺動子が設けられてなるドア開位置保持機構と、が設けられ、
    前記ドアロック機構の操作レバーの回動操作によって前記第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングの内径を拡大させ、該第1コイルスプリングおよび第2のコイルスプリングによる前記ロッドの拘束を解除させることによってロッドに対するシリンダの摺動を許容しドアの開閉を可能とし、ドアの開閉における適宜のドア開度位置で、操作レバーの操作によって第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングの内径の拡大を解除することによってロッドに対するシリンダの摺動をロックし適宜のドア開度位置でロック可能とし、
    前記ロッドに対するシリンダの拘束の解除時のドアの開閉では、ドアの開閉により前記ドア開位置保持機構の摺動子がレバーを押圧して摺動し、レバーの隆起部で摺動子の摺動抵抗が増大することにより、前記隆起部に応じた位置でドア開位置を保持可能にすることを特徴とするドアチェック装置。
  2. 一端をドア内に回動可能に支持されたロッドが、ドア内においてシリンダを貫通しドア内の前後方向に向かって内蔵され、シリンダはドアの開閉によりロッドに沿って摺動可能となり、
    シリンダ内において該ロッドの周りに接圧してロッドに対するシリンダの軸線方向の移動を拘束する第1コイルスプリングおよび第2コイルスプリングが互いに逆巻きに巻かれて設けられ、前記ロッドに操作レバーが、該第1および第2コイルスプリングの一端を係止して回動操作可能に設けられてなるドアロック機構と、
    外面に隆起部を有するレバーが、一端を車体側に回動自在に取り付けて設けられ、該レバーが貫通する保持ケースがドア側に取り付けられ、該保持ケース内には、前記貫通するレバーの外面を押圧して前記ドアの開閉動作に応じて保持ケースと共に移動しレバーに沿って摺動する摺動子が設けられてなるドア開位置保持機構と、が設けられ、
    前記ドアロック機構のシリンダとドア開位置保持機構のレバーとが、連結部材で連結固定されていることを特徴とするドアチェック装置。
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