JP2011117157A - 電気自動車の充電制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体駐車場全般において、新たな電気設備を設置することなく、既存の電気設備を利用して効率よく電気自動車の充電を行うことができる電気自動車の充電制御方法を提供する。
【解決手段】電気自動車を充電するに際して、立体駐車場1の車格納機構が停止中は、立体駐車場1の電源容量を最大限使用可能にして電気自動車に充電を行い(パターン(B))、立体駐車場1に入出庫する別車のために車格納機構が動作中のときは、車格納機構の動作に支障をきたさない少量の電力での充電(パターン(C))に切り替えるようにする。
【選択図】図5

Description

この発明は、広くは電気自動車の充電に関し、特に電気自動車用の充電装置を備えた立体駐車場における電気自動車の充電制御方法に関する。
現在、地球温暖化に対する世界的な取り組みが進められている。原因の一つとされる炭酸ガス排出量の削減のため、CO排出量の1/4を占める運輸関連では、これまでのガソリン車、ディーゼル車に変わって、CO排出量が少ないエコカーの開発を進めている。
中でも、走行中にCOを排出しない電気自動車が注目を浴びている。電気自動車はこれまでの自動車のガソリンエンジンに変わって、蓄電池と電気モータを搭載し、これを駆動源として走行するものである。
ここで言う電気自動車とは、蓄電池と電動モータを搭載し、蓄電池に蓄えた電力により電動モータを駆動させ走行するタイプの自動車を指しており、電動モータのみを搭載したいわゆる電気自動車、ガソリンやディーゼルエンジンと電動モータを併用するいわゆるプラグインハイブリッド自動車などを含んでいる。
しかし、上記の電気自動車が社会的に普及するためには現在、多くの課題があると言われている。そのうち、価格と並ぶ大きな課題が充電インフラの整備である。
これは電池の仕様制約により、電気自動車の一充電後の走行距離が限られているため、充電がたびたび必要となることを意味している。
このため、電力会社や電気自動車メーカーでは充電装置の設置計画を進めている。設置場所として第一に挙げられるのが駐車場である。駐車場の形態は自走式、機械式、地上、地下、平置き、立体など多岐にわたっている。中でも空間有効利用の観点から、都心部で設置数が増加する立体駐車場への電気自動車充電装置の設置については、例えば特許文献1や特許文献2等に記載されている。
ただし、立体駐車場への電気自動車用充電装置の設置に当たっては、新規に立体駐車場を設置する場合には充電装置分の電源容量を見込んだ設備を作ればよいが、既存の立体駐車場に充電装置を付加する場合には電源容量の制約を受けることになる。
すなわち、新規に追加した電気自動車用充電装置に要する電力を賄うために、契約電力を大きくすることは経費の増加につながる。また、契約電力を増加せずに充電装置を追加設置し、万一契約電力を超えて電気を使用した場合には契約違反となり多額の費用が請求される。いずれにしろ、電気自動車用充電装置の追加設置に起因する電力使用量増大により駐車場の電気料金が増加し、駐車場経営に影響するものとなる。
当然、電気自動車用充電装置を後から駐車場に追加設置する場合についての課題は、最初から設置する場合にも適用でき、電気自動車用充電装置を設置しない場合と同じ契約電力で済めばこれにこしたことはないことは言うまでもない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、立体駐車場全般において、新たな電気設備を設置あるいは契約電力を増大することなく、既存の電気設備を利用して効率よく電気自動車の充電を行うことができる電気自動車の充電制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]立体駐車場にて電気自動車を充電するに際して、立体駐車場の車格納機構が停止中は、立体駐車場の電源容量を最大限使用可能にして電気自動車に充電を行い、立体駐車場に入出庫する別車のために車格納機構が動作中のときは、車格納機構の動作に支障をきたさない少量の電力での充電に切り替えることを特徴とする電気自動車の充電制御方法。
[2]立体駐車場にて電気自動車を充電するに際して、立体駐車場の車格納機構が停止中は、立体駐車場の電源容量を最大限使用可能にして電気自動車に充電を行い、立体駐車場に入出庫する別車のために車格納機構が動作中のときは、充電を一時停止し、車格納機構が停止後に再び充電を開始することを特徴とする電気自動車の充電制御方法。
[3]立体駐車場にて電気自動車を充電するに際して、電気自動車を充電中に、立体駐車場に入出庫する別車のために車格納機構が動作する場合、その動作開始信号を受けて、まず電気自動車の充電用の電力量を、ゼロも含むある一定量に制御し、その制御が完了した後、車格納機構に通電を開始し、一方、車格納機構が駆動から停止に切り替わる場合、その動作停止信号を受けた後、電気自動車の充電用の電力量を、ゼロを含むある一定量から増加させることを特徴とする電気自動車の充電制御方法。
[4]電気自動車を充電するための充電ユニットを複数ユニット設置していることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載の電気自動車の充電制御方法。
[5]電気自動車を充電するための充電ユニットが充電速度を変更できるようになっていることを特徴とする前記[1]〜[4]のいずれかに記載の電気自動車の充電制御方法。
本発明によれば、立体駐車場に電気自動車充電装置を付加する場合、既存駐車場への追加設置、新規駐車場建設の場合にかかわらず、従来設備の電源容量あるいは契約電力を増やすことなく、効率的に電気自動車を充電することが可能となる。したがって、各地に設置される立体駐車場への本発明の普及により、駐車場経営に影響を及ぼすことなく電気自動車の走行可能距離が伸びることになり、電気自動車の利用範囲が拡大される効果を有する。
本発明の実施形態1における立体駐車場の斜視図である。 本発明の実施形態1におけるパレットの平面図である。 本発明の実施形態1における図2の断面図である。 本発明の実施形態1におけるパレットとパレット受けの関係を示す斜視図である。 本発明の実施形態1における電力制御パターンの一例を示す図である。 本発明の実施形態2における機器構成を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[実施形態1]
図1〜4は本発明の実施形態1が適用された立体駐車場の概念図である。ここでは、エレベータ方式のパレット式立体駐車場(例えば、特許文献1参照)へ適用した場合を示している。
図1〜図4において、1はエレベータ方式のパレット式立体駐車場を示し、当該立体駐車場1に電気自動車用充電設備2を設けると共に、当該立体駐車場1の棟内パレット受け3に支持されるパレット4には、電気自動車用充電設備2に接続されてパレット受け3に取り付けられた給電側コネクタ5が自動的に接続されるパレット用コネクタ6と、当該パレット用コネクタ6に給電ケーブル7を介して接続される車側コネクタ8とを設けている。なお、図中9はガイドレール、10はワイヤロープ、11は操作盤、12は搬送機構を示す。
ここで説明の都合上、パレット1台に対応する電気自動車用充電設備2〜ワイヤロープ10までの装置を充電ユニット30と呼ぶことにする。
ドライバーは立体駐車場1の塔内に入庫する際、呼び出されたパレット4についている車側コネクタ8を自分の電気自動車に接続し、塔外へ退出する。その後、電気自動車の載ったパレット4の格納作業をスタートさせると、パレット4は塔内のパレット受け3へ自動的に格納される。このときパレット受け3がパレット用コネクタ6に自動的に接続され、電気自動車の充電が開始される。なお、パレット4はそのすべてを電気自動車用とすることも、またそのいくつかを選択して電気自動車用とすることも可能である。
ドライバーは電気自動車を入庫する際、操作盤11にて車両情報を入力し、この情報により各電気自動車の蓄電池特性に合わせた充電制御をすることが可能となる。
次に、この実施形態1における入庫時の電源容量制御(充電制御)について図5を用いて説明する。ここで、図5は図1〜4に示した立体駐車場1における電気自動車充電ユニット30(電気自動車用充電設備2)の電力制御パターンである。
通常、電気自動車の充電設備を備えない従来の立体駐車場では、電源容量の80〜90%はリフト及び駐車トレイの移動に用いられ、入出庫口の扉の開閉、操作盤制御、照明などに残りの10〜20%が用いられることが一般的である。
そこで、この実施形態1における立体駐車場1では、電気自動車を充電するに際して、立体駐車場1の車格納機構(パレット4、搬送機構12等)が停止中は、立体駐車場1の電源容量を最大限使用可能にして電気自動車に充電を行い、立体駐車場1に入出庫する別車のために車格納機構(パレット4、搬送機構12等)が動作中のときは、車格納機構(パレット4、搬送機構12等)の動作に支障をきたさない少量の電力での充電に切り替えるようにしている。
すなわち、図5に示すように、電気自動車の入庫前には、電気自動車充電ユニット30(電気自動車用充電設備2)の電力量はパターン(A)となるが、電気自動車の入庫後はパターン(B)となり、電源容量を最大限使って電気自動車の充電を行う。
次に、別の車が入庫あるいは出庫する場合には、電気自動車充電ユニット30(電気自動車用充電設備2)の電力量を一時的に小さくしてパターン(C)とする。これにより、立体駐車場1の車格納機構は通常通りの動作を行うことができる。
そして、別の車の入出庫が終了すると、電気自動車充電ユニット30(電気自動車用充電設備2)の電力量は再びパターン(B)となる。
このような電気自動車用充電設備2の電力制御(充電制御)により、既存立体駐車場の電源容量を大きくすることなく、電気自動車の充電と、自動車の入出庫を共に行うことができる。
なお、場合によっては、立体駐車場1に入出庫する別車のために車格納機構が動作中のときは、充電を一時停止するようにしてもよい。すなわち、パターン(C)=0とする。
言い換えれば、この実施形態1においては、立体駐車場1にて電気自動車を充電するに際して、電気自動車を充電中に、立体駐車場1に入出庫する別車のために車格納機構が動作する場合、その動作開始信号を受けて、まず電気自動車の充電用の電力量をゼロも含むある一定量(パターン(C))に制御し、その制御が完了した後、車格納機構に通電を開始し、一方、車格納機構が駆動から停止に切り替わる場合、その動作停止信号を受けた後、電気自動車の充電用の電力量を、ゼロを含むある一定量(パターン(C))から最大利用可能電力量(パターン(B))に増加させる。
なお、電気自動車を充電する電源として、100V/200Vの交流電源を用いる場合、入出庫する別車にために車格納機構が動作する際に、その動作によって、電気自動車を充電する100V/200Vの交流電圧および電流値が設定値から変動しないようにする制御装置を設けるようにしてもよい。
また、電気自動車を充電する電源として、400〜500Vの直流電源を用いる場合、入出庫する別車にために車格納機構が動作する際に、その動作によって、電気自動車を充電する400〜500Vの直流電源からの出力が設定値から変動しないようにする制御装置を設けるようにしてもよい。
このようにして、この実施形態1によれば、立体駐車場に電気自動車充電装置を付加する場合、従来設備の電源容量を増やすことなく、効率的に電気自動車を充電することが可能となる。
[実施形態2]
上記の実施形態1では、充電ユニット30(電気自動車用設備2〜ワイヤロープ10)を1ユニット設置しているが、この実施形態2は、充電ユニット30を複数ユニット設置した場合の充電制御方法である。
すなわち、複数の充電ユニット30を有する立体駐車場において、各充電ユニット30の電力量(使用電力量)を制御することにより、複数の充電ユニット30の合計電力量(合計使用電力量)が、立体駐車場全体の電源容量(契約電力量)を超えないように制御するものである。
この実施形態2における機器構成を図6に示す。なお、ここでは、簡単化のために、充電ユニット30は第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bの2ユニットとしている。そして、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bは、充電速度が可変になっており、高速充電モード(Hモードとする)と低速充電モード(Lモードとする)を有しているものとする。
立体駐車場全体の契約電力量から、立体駐車場の車格納機構(パレット4、搬送機構12等)の動力に必要な電力量を差し引いた残りが、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bとで使用できる電力量であり、これは常に変動する。したがって、車格納機構(パレット4、搬送機構12等)を制御する車格納機構制御装置21からこの数値(充電ユニット使用可能電力量通知信号P)が出力され、充電ユニット制御装置31に入力される。充電ユニット制御装置31は、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bに対して、使用する合計電力量が使用可能電力量Pを超えることなく、最大効率で充電できるよう、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bのそれぞれの充電モードを切り替えて充電制御を行う。
次に、この実施形態2における充電制御の内容を説明する。
車格納機構制御装置21においては、立体駐車場全体の契約電力量から、車格納機構20が使用する電力量を差し引く計算を行い、その差分が第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bとで使用できる電力量Pであるとして、充電ユニット制御装置31に伝送する。なお、差分の計算は、車格納機構20の実際の使用電力量の引き算をする方法と、車格納機構制御装置21に対する動作指示内容に基づいてあらかじめ決められた方法で推定する方法の両方が考えられる。あらかじめ決められた方法とは、例えば車格納機構20の動作モードごとに電力使用量のテーブルを保有してテーブルを参照する等がある。
そして、充電ユニット使用可能電力量Pが伝送された充電ユニット制御装置31は、以下のようにして充電制御を行う。
まず、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bともに電気自動車が接続されている場合は、充電ユニット制御装置31は使用可能電力量Pの大きさレベル(ここでは、1〜5の5段階)により、表1に示すように第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bのそれぞれの充電モードを切り替える。
すなわち、使用可能電力量Pが十分大きい場合(レベル1の場合)、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bの両方がHモードとなる。次に、使用可能電力量Pがレベル2になった場合は、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bのどちらか一方をHモード、他方をLモードとする。どちらの充電ユニットをLモードにするかは、充電の進捗状況により、充電進捗率の大きなものをLモードに切り替える。さらに使用可能電力量Pが小さくなってレベル3になると、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bの両者ともLモードとする。そして、使用可能電力量Pがレベル4になると、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bのどちらか一方をOffすなわち充電停止とする。この場合も充電進捗率の大きな充電ユニットをOffとする。最後に、使用可能電力量Pがレベル5になると、充電ユニットが利用できる電力がないため、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bの両者ともOffとする。
ちなみに、使用可能電力量Pのレベルと実際の電力量の数値は、充電ユニットの特性に合わせて決定する。
Figure 2011117157
次に、第1充電ユニット30Aのみ電気自動車が接続されている場合は、充電ユニット制御装置31は使用可能電力量Pの大きさレベル(ここでは、1〜3の3段階)により、表2に示すように第1充電ユニット30Aの充電モードを切り替える。
なお、ここでの使用可能電力量Pのレベル1〜3は、前述の使用可能電力量Pのレベル1〜5とは異なる数値であり、充電ユニットが1ユニットの場合の適切なレベルにより決定する。
Figure 2011117157
なお、第2充電ユニット30Bのみ電気自動車が接続されている場合は、上記の第1充電ユニット30Aに替えて第2充電ユニット30Bの充電モードを同様に切り替えればよい。
ちなみに、この充電制御は、前述の実施形態1のように充電ユニット30が1ユニットしかない場合にも適用することができる。
そして、充電ユニット30A、30Bが高速充電モードと低速充電モードを持たない場合には、さらに簡単になるが、考え方は同じである。表3にこの場合の充電制御方法を示す。
表3に示すように、この場合は、使用可能電力量Pのレベル(ここでは、1〜3の3段階)により、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30BのOn、Offを制御するが、レベル2の場合には第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bのいずれか一方をOffとする。
Figure 2011117157
以上の説明は、充電ユニット30A、30BがHモードとLモード、2段階の充電モードを持つ場合と、On、Offの切り替えの場合について行ったが、充電ユニット30A、30Bがさらに複数のレベル(多段階)の充電モードを保有する場合についても、同様に、使用可能電力量Pのレベルに応じてそれぞれの充電ユニット30A、30Bの充電モードを選択する表を作成することにより実施可能である。
さらに、充電ユニット30A、30Bが連続的に使用電力を設定できる場合には、充電ユニット制御装置31に組み込む処理を以下の動作とすることにより同様のシステムを構築することが可能である。
充電進捗率の低い電気自動車に接続された充電ユニット(例えば、第1充電ユニット30A)は最大電力で充電を行う。残った電力を他方の充電ユニット(例えば、第2充電ユニット30B)に与える。充電進捗率の低い充電ユニット(例えば、第1充電ユニット30A)の最大電力よりも使用可能電力量Pが小さい場合は使用可能電力量Pを全量与え、他方の充電ユニット(例えば、第2充電ユニット30B)はOffとする。これにより、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bはやがて同じ充電進捗率に達する。以後は、第1充電ユニット30Aと第2充電ユニット30Bのそれぞれに使用可能電力量Pの半分の電力を与え、充電を進める。
以上の充電制御は、充電ユニット30が2ユニットの場合で説明したが、充電ユニット30が3ユニット以上設置された場合も、同様に使用可能電力量Pのレベルおよび電気自動車の充電状況に応じて各充電ユニット30の充電モードを決定することができる。
このようにして、この実施形態2においては、複数の充電ユニット30を備えた立体駐車場において、電気自動車充電ユニット30が使用可能な電力量Pを充電ユニット制御装置31に入力し、それぞれの充電ユニット30(30A、30B)の充電モードを制御することにより、立体駐車場の契約電力量を超えることなく、最大効率で電気自動車の充電を行うことができる。
そして、上述した本発明の実施形態1、2は、パレット式立体駐車場に適用する場合を示したが、これに限ったものではなく電気自動車充電装置を備えた立体駐車場全てに適用可能である。したがって、各地に設置される立体駐車場へ適用することにより、電気自動車の走行可能距離が伸びることになり、電気自動車の利用範囲が拡大される効果を有する。
1:立体駐車場
2:電気自動車用充電設備
3:パレット受け
4:パレット
5:給電側コネクタ
6:パレット側コネクタ
7:給電ケーブル
8:車側コネクタ
9:ガイドレール
10:ワイヤロープ
11:操作盤
12:搬送機構
20:車格納機構
21:車格納機構制御装置
30:充電ユニット
30A:第1充電ユニット
30B:第2充電ユニット
31:充電ユニット制御装置
特開平10−030354号公報 特開2001−359203号公報 特開平04−250277号公報

Claims (5)

  1. 立体駐車場にて電気自動車を充電するに際して、立体駐車場の車格納機構が停止中は、立体駐車場の電源容量を最大限使用可能にして電気自動車に充電を行い、立体駐車場に入出庫する別車のために車格納機構が動作中のときは、車格納機構の動作に支障をきたさない少量の電力での充電に切り替えることを特徴とする電気自動車の充電制御方法。
  2. 立体駐車場にて電気自動車を充電するに際して、立体駐車場の車格納機構が停止中は、立体駐車場の電源容量を最大限使用可能にして電気自動車に充電を行い、立体駐車場に入出庫する別車のために車格納機構が動作中のときは、充電を一時停止し、車格納機構が停止後に再び充電を開始することを特徴とする電気自動車の充電制御方法。
  3. 立体駐車場にて電気自動車を充電するに際して、電気自動車を充電中に、立体駐車場に入出庫する別車のために車格納機構が動作する場合、その動作開始信号を受けて、まず電気自動車の充電用の電力量を、ゼロも含むある一定量に制御し、その制御が完了した後、車格納機構に通電を開始し、一方、車格納機構が駆動から停止に切り替わる場合、その動作停止信号を受けた後、電気自動車の充電用の電力量を、ゼロを含むある一定量から増加させることを特徴とする電気自動車の充電制御方法。
  4. 電気自動車を充電するための充電ユニットを複数ユニット設置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気自動車の充電制御方法。
  5. 電気自動車を充電するための充電ユニットが充電速度を変更できるようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気自動車の充電制御方法。
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