JP2011114316A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MRAMのメモリセル面積を縮小化する。
【解決手段】メモリセル80は、四角柱形状の素子形成領域100にメモリトランジスタTR1乃至3とTMR素子TMR1が設けられた3T1J型の3次元構造のメモリセルである。メモリトランジスタTR1のゲート電極5aが素子形成領域100の側面のA面及びB面に形成される。メモリトランジスタTR2はメモリトランジスタTR1の上部に設けられ、ゲート電極5bが素子形成領域100の側面のB面及びC面に形成される。メモリトランジスタTR3はメモリトランジスタTR2の上部に設けられ、ゲート電極5cが素子形成領域100の側面のC面に形成される。TMR素子TMR1は素子形成領域100上部に設けられる。B面のゲート電極5a及びゲート電極5bによりチャネル形成領域CH1が形成され、C面のゲート電極5b及びゲート電極5cによりチャネル形成領域CH2が形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体記憶装置に関する。
従来のEEPROMやフラッシュメモリと比較して高速の書き換えが可能で、且つ書き換え回数も5桁以上大きいという特徴を有し、DRAMに匹敵する容量、速度、コストの実現化を目指した次世代の不揮発性メモリの開発が行われている。次世代の不揮発性メモリには、MRAM(Magnetic Random Access Memory)、PRAM(Phase Change Random Access Memory)、ReRAM(Resistive Random Access Memory)、或いはFeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)などがある。MRAM(Magnetic Random Access Memory)は、TMR(Tunnel MagnetoResistance トンネル磁気抵抗)素子とメモリトランジスタからメモリセルが構成される(例えば、非特許文献1参照。)。
非特許文献1に記載されるMRAMでは、大容量化を達成するためにメモリセル面積の微細化及び縮小化が必須となる。ところが、このMRAMではDRAM(Dynamic Random Access Memory)並みのメモリセル面積に達していないという問題点がある。例えば、フラッシュメモリやDRAM(Dynamic Random Access Memory)をMRAMに置き換えるには、MRAMのメモリセル面積をDRAM以上に縮小化する必要がある。
S.Fukamiら,「2009 Symposium on VLSI Technology Digest on Technical Papers」,「Low−Current Perpendicular Domain Wall Motion Cell for Scalable High Speed MRAM」,2009,Page230〜231
本発明は、メモリセル面積を縮小化した半導体記憶装置を提供することにある。
本発明の一態様の半導体記憶装置は、n角柱(ただし、nは3以上)を有する素子形成領域と、ゲート電極が埋設され、前記素子形成領域の周囲に設けられる電極形成領域とからメモリセルが構成され、3T1J型3次元半導体記憶装置であって、前記素子形成領域の第1及び第2側面にゲート絶縁膜を介して第1のゲート電極が設けられる第1のメモリトランジスタと、前記第1のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第2及び第3側面に前記ゲート絶縁膜を介して第2のゲート電極が設けられる第2のメモリトランジスタと、前記第2のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第3側面に前記ゲート絶縁膜を介して第3のゲート電極が設けられる第3のメモリトランジスタと、前記第3のメモリトランジスタの上部に設けられ、一端が前記第3のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方に接続され、他端がビット線に接続され、前記素子形成領域の上部に設けられるTMR素子とを具備し、オン時に前記第2側面の前記第1のゲート電極と前記第2側面の前記第2のゲート電極の間にチャネルが形成され、オン時に前記第3側面の前記第2のゲート電極と前記第3側面の前記第3のゲート電極の間にチャネルが形成されることを特徴とする。
更に、本発明の他態様の半導体記憶装置は、n角柱(ただし、nは3以上)を有する素子形成領域と、ゲート電極が埋設され、前記素子形成領域の周囲に設けられる電極形成領域とからメモリセルが構成され、2T1J型3次元半導体記憶装置であって、前記素子形成領域の第1及び第2側面にゲート絶縁膜を介して第1のゲート電極が設けられる第1のメモリトランジスタと、前記第1のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第2側面に前記ゲート絶縁膜を介して第2のゲート電極が設けられる第2のメモリトランジスタと、前記第2のメモリトランジスタの上部に設けられ、一端が前記第2のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方に接続され、他端がビット線に接続され、前記素子形成領域の上部に設けられるTMR素子とを具備し、オン時に前記第2側面の前記第1のゲート電極と前記第2側面の前記第2のゲート電極の間にチャネルが形成されることを特徴とする。
本発明によれば、メモリセル面積を縮小化した半導体記憶装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る半導体記憶装置を構成するメモリセルを示す回路図。 本発明の実施例1に係るメモリセルの配置を示す模式平面図。 本発明の実施例1に係る3次元形状のメモリセルを示す模式斜視図。 本発明の実施例1に係る3次元形状のメモリセルを示す模式展開図。 本発明の実施例1に係る半導体記憶装置の製造工程を示す図、図5(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図5(b)は図5(a)のA−A線に沿う断面図。 本発明の実施例1に係る半導体記憶装置の製造工程を示す図、図6(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図6(b)はメモリセルの模式展開図。 本発明の実施例1に係る半導体記憶装置の製造工程を示す図、図7(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図7(b)はメモリセルの模式展開図。 本発明の実施例1に係る半導体記憶装置の製造工程を示す図、図8(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図8(b)はメモリセルの模式展開図。 本発明の実施例1に係る半導体記憶装置の製造工程を示す図、図9(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図9(b)は図9(a)のB−B線に沿う断面図。 本発明の実施例1に係るメモリセルの選択を示す模式図。 本発明の実施例2に係る半導体記憶装置を構成するメモリセルを示す回路図。 本発明の実施例2に係るメモリセルの配置を示す模式平面図。 本発明の実施例2に係る3次元形状のメモリセルを示す模式斜視図。 本発明の実施例2に係る3次元形状のメモリセルを示す模式展開図。 本発明の実施例2に係る半導体記憶装置の製造工程を示す図、図15(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図15(b)はメモリセルの模式展開図。 本発明の実施例2に係る半導体記憶装置の製造工程を示す図、図16(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図16(b)はメモリセルの模式展開図。 本発明の実施例2に係るメモリセルの選択を示す模式図。 本発明の実施例3に係る半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。 本発明の実施例3に係る半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る半導体記憶装置について、図面を参照して説明する。図1は半導体記憶装置を構成するメモリセルを示す回路図、図2はメモリセルの配置を示す模式平面図、図3は3次元形状のメモリセルを示す模式斜視図、図4は3次元形状のメモリセルを示す模式展開図である。本実施例では、3T1J(3つのメモリトランジスタと1つのTMR素子)から構成されるMRAMのメモリセルを3次元構造にしている。
図1に示すように、MRAM(Magnetic Random Access Memory)に使用されるメモリセル80には、メモリトランジスタTR1乃至3とTMR(Tunnel MagnetoResistance トンネル磁気抵抗)素子TMR1が設けられる。メモリセル80は、TMR素子TMR1に電流を流すことにより磁化を反転させてデータを書き換えるスピン注入方式のメモリセルである。メモリトランジスタTR1乃至3には、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)或いはMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)が使用される。なお、MOSFET及びMISFETは、絶縁ゲート型電界効果トランジスタと呼称される。
メモリトランジスタTR1は、ゲートがワード線WL1に接続され、ソース/ドレインの一方がプレート線PLに接続される。メモリトランジスタTR2は、ゲートがワード線WL2に接続され、ソース/ドレインの一方がメモリトランジスタTR1のソース/ドレインの他方に接続される。メモリトランジスタTR3は、ゲートがワード線WL3に接続され、ソース/ドレインの一方がメモリトランジスタTR2のソース/ドレインの他方に接続される。TMR素子TMR1は、一端がメモリトランジスタTR3のソース/ドレインの他方に接続され、他端がビット線BLに接続される。
ワード線WL1乃至3がイネーブル状態の電位に設定されると、メモリトランジスタTR1乃至3がオンし、プレート線PLがTMR素子TMR1の一端に接続される(TMR素子TMR1の一端にプレート線PLの電位が印加される)。この状態のとき、TMR素子TMR1に電流が印加され、メモリセル80のデータが書き換えられる。例えば、ビット線BLの電位がプレート線PLの電位よりも高い場合、電流はビット線BLからプレート線PL方向に流れ、プレート線PLの電位がビット線BLの電位よりも高い場合、電流はプレート線PLからビット線BL方向に流れる。また、この状態のとき、TMR素子TMR1に記憶される情報がビット線BLから読み出される。
図2に示すように、メモリセル80はマトリックス状に配置される。メモリセル80の中央部には、一辺が最小加工寸法Fの方形形状を有する素子形成領域100が設けられる。素子形成領域100の周囲には寸法F/2を有する電極形成領域101が設けられる。電極形成領域101は、隣接する2つのメモリセル80の間に設けられる(最小加工寸法F)。つまり、メモリセル80はメモリセル面積が4Fを有する。
ワード線WL1とワード線WL3は、(図中)水平方向に延在する電極形成領域101に交互に並列配置される(ワード線WL1a、ワード線WL3a、ワード線WL1b、ワード線WL3b、・・・)。ワード線WL2は、(図中)垂直方向に延在する電極形成領域101に一つおきに並列配置される(ワード線WL2a、ワード線WL2b、・・・)。ビット線BLは、TMR素子に接続され、(図中)垂直方向に並列配置される(ビット線BL1、ビット線BL2、ビット線BL3、ビット線BL4、・・・)。
図3に示すように、メモリセル80は、正四角柱形状を有する3次元構造のメモリセルである。正四角柱形状の素子形成領域100は、シリコン基板1上のプレート線PLとしてのN層2上に、電極形成領域101で分離され、互いに離間配置される。
正四角柱形状の素子形成領域100には、底部にN層2に接する方形形状のN層2aが設けられる。メモリトランジスタTR1のゲート電極5aは、N層2aの上部に設けられ、ゲート絶縁膜を介して素子形成領域100の側面のA面及びA面に隣接するB面に設けられる。ゲート電極5aは、ゲート絶縁膜を介してN層2aとオーバーラップするように配置される。N層2aは、メモリトランジスタTR1のソース/ドレイン層の一方となる。
メモリトランジスタTR2のゲート電極5bは、ゲート電極5aの上部に設けられ、ゲート絶縁膜を介して素子形成領域100の側面のB面及びB面に隣接するC面に設けられる。ゲート電極5aとゲート電極5bは、平行に離間配置される。
メモリトランジスタTR3のゲート電極5cは、ゲート電極5bの上部に設けられ、ゲート絶縁膜を介して素子形成領域100の側面のC面に設けられ、ゲート絶縁膜を介してN層4とオーバーラップするように配置される。ゲート電極5bとゲート電極5cは、平行に離間配置される。N層4は、メモリトランジスタTR3のソース/ドレイン層の他方となる。N層2aとN層4の間にはP層3が設けられる。
P層3は、メモリトランジスタTR1乃至3のバックゲートとなる。ここでは、ゲート電極5aとゲート電極5bの間、ゲート電極5bとゲート電極5cの間には高不純物濃度のN層からなるソース/ドレイン層が設けられていない。
層4上には、下部電極6が設けられる。下部電極6上には、TMR素子TMR1を構成する強磁性膜7、絶縁膜8、及び強磁性膜9が積層形成される。下部電極6はN層4と接し、メモリトランジスタTR3のソース/ドレインの他方とTMR素子TMR1の間を電気的に接続する。強磁性膜7は下部電極6に接続され、強磁性膜9はビット線BLに接続される。
ここで、強磁性膜7は磁化の向きが固定された固定層である。絶縁膜8はトンネル絶縁膜であり、例えば酸化マグネシウム(MgO)などが使用される。強磁性膜9は磁化の向きが上下可変されるフリー層である。なお、強磁性膜7と絶縁膜8、絶縁膜8と強磁性膜9の間には、界面を安定化するための、例えばCoFeBなどの界面層を挿入してもよい。
図4に示すように、メモリトランジスタTR1とメモリトランジスタTR2は、ゲート電極5aとゲート電極5bが相対向するように配置される素子形成領域100のB面で、オン時(ワード線WL1とワード線WL2の電位がイネーブル状態の時)にチャネル形成領域CH1が発生する。その結果、メモリトランジスタTR1とメモリトランジスタTR2の間で信号のやりとりが行われる。
メモリトランジスタTR2とメモリトランジスタTR3は、ゲート電極5bとゲート電極5cが相対向するように配置される素子形成領域100のC面で、オン時(ワード線WL2とワード線WL3の電位がイネーブル状態の時)にチャネル形成領域CH2が発生する。その結果、メモリトランジスタTR2とメモリトランジスタTR3の間で信号のやりとりが行われる。
ここでは、メモリトランジスタTR1のゲート電極5aをB面の途中まで延在しているが、C面端まで延在させてもよい。また、メモリトランジスタTR2のゲート電極5bをC面の途中まで延在しているが、D面端まで延在させてもよい。
次に、半導体記憶装置の製造方法について図5乃至9を参照して説明する。図5は半導体記憶装置の製造工程を示す図、図5(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図5(b)は図5(a)のA−A線に沿う断面図、図6は半導体記憶装置の製造工程を示す図、図6(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図6(b)はメモリセルの模式展開図、図7は半導体記憶装置の製造工程を示す図、図7(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図7(b)はメモリセルの模式展開図、図8は半導体記憶装置の製造工程を示す図、図8(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図8(b)はメモリセルの模式展開図、図9は半導体記憶装置の製造工程を示す図、図9(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図9(b)は図9(a)のB−B線に沿う断面図である。
図5に示すように、シリコン基板1上に、N層2、P層3、及びN層4を積層形成する。N層2は、例えばN型不純物を高濃度にドープされた絶縁膜から拡散法を用いて形成する。P層3は、例えばエピタキシャル成長法を用いて形成する。N層4は、例えばN型不純物を高濃度にドープされた絶縁膜から拡散法を用いて形成する。
層4形成後、図示しないマスク材を用いて、例えばRIE(Reactive Ion Etching)法により電極形成領域101にN層2途中まで達するような深溝200を形成する。RIE後、マスク材の除去及びRIE後処理(RIE残渣物及びダメージ層の除去)を行う。
次に、図6に示すように、素子形成領域の側面(A面乃至D面)にゲート絶縁膜を形成する。深溝200の底部にN層2a上部と同じ高さまで層間絶縁膜(図示せず)を埋設する。この層間絶縁膜上に、ゲート電極突起部5aaを有するゲート電極5aをワード線WL1bに対応する部分に埋設する。
具体的には、第1のゲート電極膜を、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて、この層間絶縁膜上に堆積する。第1のゲート電極膜上に、周知のリソグラフィー法を用いて最小寸法幅が最小加工寸法Fであるレジスト膜を、図中平行方向に電極形成領域101上に形成する。このレジスト膜をマスクにして、例えばRIE法を用いて第1のゲート電極膜をエッチングする。RIE後、このレジスト膜を除去し、RIE後処理を行う。
この結果、ゲート電極5aとN層2aは、ゲート絶縁膜を介してオーバーラップして形成される。ゲート電極突起部5aaは、隣接する2つの素子領域100に対してゲート絶縁膜を介して設けられる。
続いて、図7に示すように、ゲート電極5a上に層間絶縁膜(図示せず)を堆積し、この層間絶縁膜を平坦化してから、ゲート電極突起部5bbを有するゲート電極5bをワード線WL2(WL2a、WL2b)に対応する部分に埋設する。
具体的には、第2のゲート電極膜を、例えばCVD法を用いて、この層間絶縁膜上に堆積する。第2のゲート電極膜上に、周知のリソグラフィー法を用いて最小寸法幅が最小加工寸法Fであるレジスト膜を、図中垂直方向に電極形成領域101上に形成する。このレジスト膜をマスクにして、例えばRIE法を用いて第2のゲート電極膜をエッチングする。RIE後、このレジスト膜を除去し、RIE後処理を行う。
この結果、ゲート電極5aとゲート電極5b及びゲート電極突起部5aaは、平行に離間配置される。ゲート電極突起部5bbは、隣接する2つの素子領域100に対してゲート絶縁膜を介して設けられる。
そして、図8に示すように、ゲート電極5b上に層間絶縁膜(図示せず)を堆積し、この層間絶縁膜を平坦化してから、ゲート電極5cをワード線WL3(WL3a)に対応する部分にN層4上部と同じ高さまで埋設する。
具体的には、第3のゲート電極膜を、例えばCVD法を用いて、この層間絶縁膜上に堆積する。第3のゲート電極膜上に、周知のリソグラフィー法を用いて最小寸法幅が最小加工寸法Fであるレジスト膜を、図中垂直方向に電極形成領域101上に形成する。このレジスト膜をマスクにして、例えばRIE法を用いて第3のゲート電極膜をエッチングする。RIE後、このレジスト膜を除去し、RIE後処理を行う。
この結果、ゲート電極5b及びゲート電極突起部5bbとゲート電極5cは、平行に離間配置される。N層4とゲート電極5cは、ゲート絶縁膜を介してオーバーラップして形成される。
次に、図9に示すように、深溝200を覆うように層間絶縁膜22を堆積し、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いてN層4表面が露呈するように層間絶縁膜22を平坦研磨する。平坦研磨後、下部電極6、強磁性膜7、絶縁膜8、強磁性膜9を順次、積層形成する。積層形成後、図示しないマスク材を用いて、例えばRIE法により電極形成領域101上の強磁性膜9、絶縁膜8、強磁性膜7、及び下部電極6を順次エッチングし、層間絶縁膜22表面を露呈させる。
RIE後、マスク材の除去及びRIE後処理(RIE残渣物及びダメージ層の除去)を行う。層間絶縁膜22を堆積し、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて強磁性膜9表面が露呈するように層間絶縁膜22を平坦研磨する。これ以降の工程は周知の技術(ビット線形成、層間絶縁膜形成、ビア形成、配線層形成など)を用いてMRAMが完成する。
次に、MRAMのメモリセルの選択について図10を参照して説明する。図10は、メモリセルの選択を示す模式図である。ここでは、例えば、図中の左上から右方向に2番目で、左上から下方向に2番目に示す選択メモリセル80Aが選択される。
選択メモリセル80Aでは、上部水平方向の電極形成領域101にワード線WL1aが設けられ、下部水平方向の電極形成領域101にワード線WL3aが設けられ、左部垂直方向の電極形成領域101にワード線WL2aが設けられる。
選択メモリセル80Aを選択する場合、ワード線WL1a、ワード線WL2a、及びワード線WL3aの電位をイネーブル状態に設定する。プレート線PLとビット線BL2をアクティブ(選択)にする。この設定により、選択メモリセル80AのメモリトランジスタTR1とメモリトランジスタTR2の間だけにチャネル形成領域CH1が形成され、選択メモリセル80AのメモリトランジスタTR2とメモリトランジスタTR3の間だけにチャネル形成領域CH2が形成される。
この結果、プレート線PLとビット線BL2の間が選択メモリセル80AのTMR素子TMR1Aを介して電気的に接続され、選択メモリセル80Aの書き込み動作や読み出し動作などが可能となる。
上述したように、本実施例の半導体記憶装置では、正四角柱形状の素子形成領域100にメモリトランジスタTR1乃至3とTMR素子TMR1が設けられた3T1J型の3次元構造のメモリセル80がマトリックス状に配置される。メモリトランジスタTR1のゲート電極5aが素子形成領域100の側面のA面及びB面に形成される。メモリトランジスタTR2はメモリトランジスタTR1の上部に設けられ、ゲート電極5bが素子形成領域100の側面のB面及びC面に形成される。メモリトランジスタTR3はメモリトランジスタTR2の上部に設けられ、ゲート電極5cが素子形成領域100の側面のC面に形成される。TMR素子TMR1は素子形成領域100の上部に設けられる。B面のゲート電極5a及びゲート電極5bによりチャネル形成領域CH1が形成され、C面のゲート電極5b及びゲート電極5cによりチャネル形成領域CH2が形成される。最小加工寸法をFとするとメモリセル80のセルサイズは4Fである。
このため、メモリセル80のセルサイズがDRAM(Dynamic Random Access Memory)以上に縮小化される。したがって、MRAMを大容量化することができる。
なお、本実施例では、メモリセル80を、正四角柱形状を有する3次元構造にしているが、メモリセル80を円柱形状、三角柱形状、或いはn角柱(ただし、nは5以上)を有する3次元構造にしてもよい。
次に、本発明の実施例2に係る半導体記憶装置について、図面を参照して説明する。図11は半導体記憶装置を構成するメモリセルを示す回路図、図12はメモリセルの配置を示す模式平面図、図13は3次元形状のメモリセルを示す模式斜視図、図14は3次元形状のメモリセルを示す模式展開図である。本実施例では、2T1J(2つのメモリトランジスタと1つのTMR素子)から構成されるMRAMのメモリセルを3次元構造にしている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図11に示すように、MRAMに使用されるメモリセル81には、メモリトランジスタTR1、メモリトランジスタTR2、及びTMR素子TMR1が設けられる。メモリセル81は、TMR素子TMR1に電流を流すことにより磁化を反転させてデータを書き換えるスピン注入方式のメモリセルである。
TMR素子TMR1は、一端がメモリトランジスタTR2のソース/ドレインの他方に接続され、他端がビット線BLに接続される。ワード線WL1及びワード線WL2がイネーブル状態の電位に設定されると、メモリトランジスタTR1及びTR2がオンし、プレート線PLがTMR素子TMR1の一端に接続される(TMR素子TMR1の一端にプレート線PLの電位が印加される)。この状態のとき、TMR素子TMR1に電流が印加されメモリセル81のデータが書き換えられる。また、TMR素子TMR1に記憶される情報が読み出される。
図12に示すように、メモリセル81はマトリックス状に配置される。メモリセル81の中央部には、一辺が最小加工寸法Fの方形形状を有する素子形成領域100が設けられる。素子形成領域100の周囲には寸法F/2を有する電極形成領域101が設けられる。電極形成領域101は、隣接する2つのメモリセル81の間に設けられる(最小加工寸法F)。つまり、メモリセル81はメモリセル面積が4Fを有する。
ワード線WL1は、(図中)水平方向に延在する電極形成領域101に1つおきに並列配置される(ワード線WL1a、ワード線WL1b、・・・)。ワード線WL2は、(図中)垂直方向に延在する電極形成領域101に並列配置される(ワード線WL2a、ワード線WL2b、ワード線WL2c、・・・)。ビット線BL1乃至4は、それぞれメモリセル81に設けられるTMR素子TMR1に接続され、互いに離間して(図中)水平方向に並列配置される。
図13に示すように、メモリセル81は、正四角柱形状を有する3次元構造のメモリセルである。
メモリトランジスタTR2のゲート電極5bは、ゲート電極5aの上部に設けられ、ゲート絶縁膜を介して素子形成領域100のB面に設けられ、ゲート絶縁膜を介してN層4とオーバーラップするように配置される。ゲート電極5aとゲート電極5bは、平行に離間配置される。
図14に示すように、メモリトランジスタTR1とメモリトランジスタTR2は、ゲート電極5aとゲート電極5bが相対向するように配置される素子形成領域100のB面で、オン時(ワード線WL1とワード線WL2の電位がイネーブル状態の時)にチャネル形成領域CHIが発生する。その結果、メモリトランジスタTR1とメモリトランジスタTR2の間で信号のやりとりが行われる。
次に、半導体記憶装置の製造方法について図15及び図16を参照して説明する。図15は半導体記憶装置の製造工程を示す図、図15(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図15(b)はメモリセルの模式展開図、図16は半導体記憶装置の製造工程を示す図、図16(a)はメモリセルの配置を示す平面図、図16(b)はメモリセルの模式展開図である。
図15に示すように、層間絶縁膜(図示せず)上に、ゲート電極突起部5aaaを有するゲート電極5aをワード線WL1a及びワード線WL1bに対応する部分に埋設する。
具体的には、素子形成領域100の側面(四つの側面)にゲート絶縁膜を形成する。ゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜をゲート絶縁膜の側面に形成し、例えば素子形成領域100の図中、上側面、下側面、及び右側面に形成される厚い絶縁膜を選択的に除去する。この結果、素子形成領域100の図中、左側面のみゲート絶縁膜及び厚い絶縁膜の積層膜構造となり、他の部分よりも膜厚が厚くなる。
次に、第1のゲート電極膜を、例えばCVD法を用いて、この層間絶縁膜上に堆積する。第1のゲート電極膜上に、周知のリソグラフィー法を用いて最小寸法幅が最小加工寸法Fよりも広いレジスト膜を、図中平行方向に電極形成領域101上に形成する。このレジスト膜をマスクにして、例えばRIE法を用いて第1のゲート電極膜をエッチングする。RIE後、このレジスト膜を除去し、RIE後処理を行う。
この結果、ゲート電極5aとN層2aは、ゲート絶縁膜を介してオーバーラップして形成される。ゲート電極突起部5aaaは、隣接する2つの素子形成領域100の一方だけにゲート絶縁膜を介して設けられる。他方は膜厚の厚い層間絶縁膜が設けられているので、ワード線WL1の電位がイネーブル状態になってもこの部分のメモリトランジスタは動作に関与しない(オンしない)。
次に、図16に示すように、ゲート電極5a上に層間絶縁膜(図示せず)を堆積し、この層間絶縁膜を平坦化してから、ゲート電極5bをワード線WL2(WL2a、WL2b、WL2c)に対応する部分に埋設する。
具体的には、第2のゲート電極膜を、例えばCVD法を用いて、この層間絶縁膜上に堆積する。第2のゲート電極膜上に、周知のリソグラフィー法を用いて最小寸法幅が最小加工寸法Fであるレジスト膜(ライン幅がF/スペース幅がF)を、図中垂直方向に電極形成領域101上に形成する。このレジスト膜をマスクにして、例えばRIE法を用いて第2のゲート電極膜をエッチングする。RIE後、このレジスト膜を除去し、RIE後処理を行う。
この結果、ゲート電極5bとゲート電極5a及びゲート電極突起部5aaaは、平行に離間配置される。ゲート電極5bとN層4は、ゲート絶縁膜を介してオーバーラップして形成される。ゲート電極突起部5aaaは、隣接する2つの素子形成領域100の一方だけにゲート絶縁膜を介して設けられる。他方は膜厚の厚い層間絶縁膜が設けられているので、ワード線WL2の電位がイネーブル状態になってもこの部分のメモリトランジスタは動作に関与しない(オンしない)。
ゲート電極5b形成後、深溝200を覆うように層間絶縁膜22を堆積し、例えばCMP法を用いてN層4表面が露呈するように層間絶縁膜22を平坦研磨する。これ以降は実施例1と同様なので説明を省略する。
次に、MRAMのメモリセルの選択について図17を参照して説明する。図17は、メモリセルの選択を示す模式図である。ここでは、例えば、図中の左上から右方向に2番目で、左上から下方向に2番目に示す選択メモリセル81Aが選択される。
選択メモリセル81Aでは、上部水平方向の電極形成領域101にワード線WL1aが設けられ、左部垂直方向の電極形成領域101にワード線WL2aが設けられ、右部垂直方向の電極形成領域101にワード線WL2bが設けられる。
選択メモリセル81Aを選択する場合、ワード線WL1a及びワード線WL2bの電位をイネーブル状態に設定する。プレート線PLとビット線BL2をアクティブ(選択)にする。この設定により、選択メモリセル81AのメモリトランジスタTR1とメモリトランジスタTR2の間だけにチャネル形成領域CH1が形成される。
この結果、プレート線PLとビット線BL2の間が選択メモリセル81AのTMR素子TMR1Bを介して電気的に接続され、選択メモリセル81Aの書き込み動作や読み出し動作などが可能となる。
上述したように、本実施例の半導体記憶装置では、正四角柱形状の素子形成領域100にメモリトランジスタTR1、メモリトランジスタTR2、及びTMR素子TMR1が設けられた2T1J型の3次元構造のメモリセル81がマトリックス状に配置される。メモリトランジスタTR1のゲート電極5aが素子形成領域100の側面のA面及びB面に形成される。メモリトランジスタTR2はメモリトランジスタTR1の上部に設けられ、ゲート電極5bが素子形成領域100の側面のB面に形成される。TMR素子TMR1は素子形成領域100上部に設けられる。B面のゲート電極5a及びゲート電極5bによりチャネル形成領域CH1が形成される。最小加工寸法をFとするとメモリセル81のセルサイズは4Fである。
このため、実施例1と同様な効果の他に、メモリセル81の素子数を削減できる。また、製造工程を削減することができる。したがって、実施例1よりも制御線の本数を削減でき、制御回路を簡素化することができる。
次に、本発明の実施例3に係る半導体記憶装置について、図面を参照して説明する。図18及び図19は半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。本実施例では、3次元構造を有するMRAMのメモリセルをゲート電極形成後にゲート部を形成(ゲート後作り)している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図18に示すように、シリコン基板1上に台形状のN層2aを有するN層2を形成する。N層2a及びN層2上に層間絶縁膜22を形成し、この層間絶縁膜22上にメモリトランジスタTR1のゲート電極31を形成する。ゲート電極31は、選択エピタキシャル法を用いて、例えば不純物が高濃度にドープされたNシリコン層を形成しているが、CVD法を用いて不純物が高濃度にドープされたN多結晶シリコン層を形成してもよい。メモリトランジスタTR2のゲート電極、メモリトランジスタTR3のゲート電極についても同様な手法を用いて順次形成する(図示せず)。ゲート電極形成後、層間絶縁膜22を形成し、例えばCMP法を用いて層間絶縁膜22を平坦化する。
次に、図19に示すように、図示しないマスク材を用いて、例えばRIE法によりN層2a表面が露呈するように素子形成領域100部分の層間絶縁膜22をエッチングし、深溝201を形成する。マスク材の除去及びRIE後処理後、深溝201にゲート絶縁膜、P層3、及びN層4を順次、積層形成する。これ以降は実施例1と同様なので説明を省略する。
上述したように、本実施例の半導体記憶装置では、電極形成領域101にゲート電極を埋設し、素子形成領域100に深溝201を形成した後、素子形成領域100にメモリセルトランジスタとTMR素子を形成している。このため、実施例1と同様な効果を有する。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
実施例では、3次元構造を有するMRAMのメモリセルに適用しているが、3次元構造のPRAM(Phase Change Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、或いはReRAM(Resistive Random Access Memory)のメモリセルにも適用できる。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) n角柱(ただし、nは3以上)を有する素子形成領域と、ゲート電極が埋設され、前記素子形成領域の周囲に設けられる電極形成領域とからメモリセルが構成され、3T1J型3次元半導体記憶装置であって、前記素子形成領域の第1及び第2側面にゲート絶縁膜を介して第1のゲート電極が設けられる第1のメモリトランジスタと、前記第1のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第2及び第3側面に前記ゲート絶縁膜を介して第2のゲート電極が設けられる第2のメモリトランジスタと、前記第2のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第3側面に前記ゲート絶縁膜を介して第3のゲート電極が設けられる第3のメモリトランジスタと、前記第3のメモリトランジスタの上部に設けられ、一端が前記第3のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方に接続され、他端がビット線に接続され、前記素子形成領域の上部に設けられるTMR素子とを具備し、オン時に前記第2側面の前記第1のゲート電極と前記第2側面の前記第2のゲート電極の間にチャネルが形成され、オン時に前記第3側面の前記第2のゲート電極と前記第3側面の前記第3のゲート電極の間にチャネルが形成され、最小加工寸法をFとすると前記メモリセルのサイズは4Fである半導体記憶装置。
(付記2) 前記形成領域の第2主面に設けられる第1のゲート電極は先端部が第3側面に達していなく、前記形成領域の第3主面に設けられる第2のゲート電極は先端部が第4側面に達していない付記1に記載の半導体記憶装置。
(付記3) n角柱(ただし、nは3以上)を有する素子形成領域と、ゲート電極が埋設され、前記素子形成領域の周囲に設けられる電極形成領域とからメモリセルが構成され、2T1J型3次元半導体記憶装置であって、前記素子形成領域の第1及び第2側面にゲート絶縁膜を介して第1のゲート電極が設けられる第1のメモリトランジスタと、前記第1のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第2側面に前記ゲート絶縁膜を介して第2のゲート電極が設けられる第2のメモリトランジスタと、前記第2のメモリトランジスタの上部に設けられ、一端が前記第2のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方に接続され、他端がビット線に接続され、前記素子形成領域の上部に設けられるTMR素子とを具備し、オン時に前記第2側面の前記第1のゲート電極と前記第2側面の前記第2のゲート電極の間にチャネルが形成され、最小加工寸法をFとすると前記メモリセルのサイズは4Fである半導体記憶装置。
(付記4) 前記形成領域の第2主面に設けられる第1のゲート電極は先端部が第3側面に達していない付記3に記載の半導体記憶装置。
1 シリコン基板
2、2a、4 N
3 P層
5a、5b、5c、31 ゲート電極
5aa、5aaa、5bb ゲート電極突起部
6 下部電極
7、9 強磁性膜
8 絶縁膜
21 ゲート絶縁膜
22 層間絶縁膜
80、81 メモリセル
80A、81A 選択メモリセル
100 素子形成領域
101 電極形成領域
200、201 深溝
BL、BL1〜4 ビット線
CH1、CH2 チャネル形成領域
F 最小加工寸法
TMR1、TMR1A、TMR1B TMR素子
PL プレート線
TR1〜TR3 メモリトランジスタ
WL1〜WL3、WL1a〜WL1d、WL2a、WL2b、WL2c、
WL3a、WL3b ワード線

Claims (5)

  1. n角柱(ただし、nは3以上)を有する素子形成領域と、ゲート電極が埋設され、前記素子形成領域の周囲に設けられる電極形成領域とからメモリセルが構成され、3T1J型3次元半導体記憶装置であって、
    前記素子形成領域の第1及び第2側面にゲート絶縁膜を介して第1のゲート電極が設けられる第1のメモリトランジスタと、
    前記第1のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第2及び第3側面に前記ゲート絶縁膜を介して第2のゲート電極が設けられる第2のメモリトランジスタと、
    前記第2のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第3側面に前記ゲート絶縁膜を介して第3のゲート電極が設けられる第3のメモリトランジスタと、
    前記第3のメモリトランジスタの上部に設けられ、一端が前記第3のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方に接続され、他端がビット線に接続され、前記素子形成領域の上部に設けられるTMR素子と
    を具備し、
    オン時に前記第2側面の前記第1のゲート電極と前記第2側面の前記第2のゲート電極の間にチャネルが形成され、
    オン時に前記第3側面の前記第2のゲート電極と前記第3側面の前記第3のゲート電極の間にチャネルが形成される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. n角柱(ただし、nは3以上)を有する素子形成領域と、ゲート電極が埋設され、前記素子形成領域の周囲に設けられる電極形成領域とからメモリセルが構成され、2T1J型3次元半導体記憶装置であって、
    前記素子形成領域の第1及び第2側面にゲート絶縁膜を介して第1のゲート電極が設けられる第1のメモリトランジスタと、
    前記第1のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第2側面に前記ゲート絶縁膜を介して第2のゲート電極が設けられる第2のメモリトランジスタと、
    前記第2のメモリトランジスタの上部に設けられ、一端が前記第2のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方に接続され、他端がビット線に接続され、前記素子形成領域の上部に設けられるTMR素子と
    を具備し、
    オン時に前記第2側面の前記第1のゲート電極と前記第2側面の前記第2のゲート電極の間にチャネルが形成されることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルはマトリックス状に配置され、前記電極形成領域に埋設されるゲート電極がワード線として配置されていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方がプレート線に接続されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 4角柱を有する素子形成領域と、ゲート電極が埋設され、前記素子形成領域の周囲に設けられる電極形成領域とからメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置される2T1J型3次元半導体記憶装置であって、
    前記素子形成領域の第1及び第2側面にゲート絶縁膜を介して第1のゲート電極が設けられる第1のメモリトランジスタと、
    前記第1のメモリトランジスタの上部に設けられ、前記素子形成領域の第2側面に前記ゲート絶縁膜を介して第2のゲート電極が設けられる第2のメモリトランジスタと、
    前記第2のメモリトランジスタの上部に設けられ、一端が前記第2のメモリトランジスタのソース/ドレイン層の一方に接続され、他端がビット線に接続され、前記素子形成領域の上部に設けられるTMR素子と
    を具備し、
    前記素子形成領域の第4側面には前記ゲート絶縁膜よりも膜厚の厚い絶縁膜が設けられ、
    オン時に前記第2側面の前記第1のゲート電極と前記第2側面の前記第2のゲート電極の間にチャネルが形成される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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