JP2011113274A - 情報処理装置およびその制御方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 データを送信する意思が無いにも関わらず、誤ってデータを送信してしまうという誤送信を防止することにある。
【解決手段】 データの送信を制御する情報処理装置であって、ユーザによりデータの送信が指示された際のユーザの操作に応じて、該送信指示を受けたデータを保留するか否かを決定し、保留すると決定した場合は、該送信指示の際のユーザの操作にかかる保留時間の間、該データの送信を保留することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、データの送信に対する制御技術に関するものである。
近年、個人情報や機密情報漏洩が企業の信頼というものに影響を及ぼすようになってきている。情報の漏洩は外部からの不正アクセスにより起きてしまうこともあるが、多くは企業内部の人間の不注意等から起きており、電子メールを用いた不注意なファイルの送信など、外部サーバにデータを送信してしまうことにより情報の漏洩が起きてしまうことがある。
データの誤送信を防止するための技術として、特許文献1では、メール送受信端末とメール配送装置との間に配される送信メール保留装置で、送信される電子メールを保留し、送信者が誤送と判断した場合に送信を取り消す技術が提案されている。
具体的には、送信メール保留装置は、保留すると設定されている送信先アドレスをもつ電子メールを受信した場合には、受信した電子メールを送信者へ送信して内容を確認させる。そして、送信者が当該電子メールを誤送であると判断した場合、特定アドレスへ電子メールを送ることで前述の電子メールの外部への送信を取り消すことを提案している。
特開2005−277976号公報
特許文献1は、電子メールを「送信する」という行為自体については送信者の意思に基づくものであるが電子メールの内容や送信先が送信者の意思とは異なる場合について、制御を行うものである。
しかしながら、電子メールの誤送信には、特許文献1にあるような、添付ファイルを付け忘れた、付け間違えた、送信先を間違えたというような、電子メールを「送信する」という行為自体については送信者の意思に基づくものであるが電子メールの内容や送信先が送信者の意思とは異なるという場合だけではなく、誤って送信ボタンを押してしまったというような、電子メールを「送信する」という行為について意思が無いにもかかわらず送信してしまうという場合もある。
また、電子メールの送信を指示する方法としては、マウスを用いて送信ボタンをクリックする、送信ボタンにフォーカスされているときにエンターキー押下やスペースキー押下といったキーボードを操作することにより送信ボタンを押下する、タッチパネルに対する操作により送信を指示する、音声により送信を指示する、加速度センサーを利用して送信を指示する等、さまざまなものがある。
このように電子メールの送信を指示する方法としてはさまざまなものがあるが、送信を指示するユーザの習慣や癖などによっては、電子メールを送信するという行為について意思が無いにもかかわらず送信を指示してしまうという誤送信が生じやすい操作方法もある。
さらに、これら上述した操作方法は、電子メールの送信の際に限られたものではなく、電子メール以外のデータをサーバ等へ送信する際にも共通して行われている方法である。例えば、ウェブショッピングでの注文画面における購入情報の送信、ユーザ登録の際の個人情報の送信や、各種オンライン申請におけるデータの送信などがある。このようなウェブサイトからのデータの送信の際にも、電子メールの場合と同様に、送信する意思がないにも関わらず誤って送信を指示してしまうという問題が生じうる。
したがって、誤送信の問題も電子メールの送信の際のみならず、「データを送信する」という行為に対しては共通してあてはまる問題であるといえる。
本発明は以上のような点を鑑みなされたものであり、データの送信を指示した際のユーザの操作(操作方法)を判別し、操作方法毎に異なる保留時間を設定可能にすることで、送信する意思が無いにも関わらず送信を指示してしまったという誤送信を低減することができる仕組みを提供するものである。
本発明は、データの送信を制御する情報処理装置であって、ユーザがデータの送信を指示した際の操作方法を示す送信操作情報を取得する操作方法取得手段と、前記操作方法取得手段で取得した操作方法を示す送信操作情報に従い、該操作方法により送信を指示されたデータの送信を保留するか否かを決定する決定手段と、前記決定手段により前記データの送信を保留すると判断された場合に、前記送信操作情報にかかる保留時間の間、該データの送信を保留する保留手段とを備えることを特徴とする。
また本発明は、データの送信を制御する情報処理装置の制御方法であって、操作方法取得手段が、ユーザがデータの送信を指示した際の操作方法を示す送信操作情報を取得する操作方法取得工程と、決定手段が、前記操作方法取得工程で前記操作方法取得手段が取得した操作方法を示す送信操作情報に従い、該操作方法により送信を指示されたデータの送信を保留するか否かを決定する決定工程と、保留手段が、前記決定工程で前記決定手段により前記データの送信を保留すると判断された場合に、前記送信操作情報にかかる保留時間の間、該データの送信を保留する保留工程と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、データの送信を制御する情報処理装置で実行可能なプログラムであって、
前記情報処理装置を、ユーザがデータの送信を指示した際の操作方法を示す送信操作情報を取得する操作方法取得手段と、前記操作方法取得手段で取得した操作方法を示す送信操作情報に従い、該操作方法により送信を指示されたデータの送信を保留するか否かを決定する決定手段と、前記決定手段により前記データの送信を保留すると判断された場合に、前記送信操作情報にかかる保留時間の間、該データの送信を保留する保留手段として機能させることを特徴とする。
ユーザによるデータに対する送信指示が、どのような操作により行われたのかを判断し、その送信指示の方法に応じてデータの送信を保留するなどの送信制御を行うことで、データの誤送信を防止することが可能となる。
第1実施形態に係る電子メール送信システムの全体構成を示す図である。 メール送受信端末およびメール中継装置のハードウエア構成を示す図である。 第1実施形態に係る操作方法を検知判断するフローを示す図である。 第1実施形態に係る電子メールの送信制御処理を示すフローチャートである。 ステップS407に係る保留メールに対する指示の詳細処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電子メール送信システムの全体構成を示す図である。 第2実施形態に係る操作方法を検知判断するフローを示す図である。 第2実施形態に係る電子メールの送信制御処理を示すフローチャートである。 ステップS807に係る保留メールに対する指示の詳細処理を示すフローチャートである。 キーコードとキーとの対応表の一例を示す図である。 制御ルール設定画面の一例を示す図である。 制御ルールテーブルの一例を示す図である。 保留メールに対する指示を受け付ける画面の一例を示す図である。
以下に、本発明を適用した好適な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態:保留処理をサーバ装置で行う場合>
本発明の処理の保留処理をサーバ装置で行う場合について、図1、図2、図3、図4、図5、図10、図11、図12、図13を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る電子メール中継制御システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電子メール中継制御システムは、メール送受信端末(端末装置)110とメール中継装置150とメール配送装置190とが含まれ構成されている。メール送受信端末110とメール中継装置150とメール配送装置190とはそれぞれネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。図1には、メール送受信端末(端末装置)110を1つ図示しているが、本実施例では、1又は複数のメール送受信端末(端末装置)がネットワークを介してメール中継装置150とメール配送装置190と相互に通信可能に接続されている。
なお、メール中継装置150は、本発明の情報処理装置の一適用例となる構成である。
メール送受信端末110から送信された電子メールは、該電子メールの宛先に設定されたメールアドレスに従って、メール中継装置150とメール配送装置190とを介して、該宛先である不図示の他のメール送受信端末に送信される。
電子メールの送受信を行うメール送受信端末110は、ユーザが各種操作指示を行う情報処理装置である。メール送受信端末110は、ネットワークを介して、メール中継装置150とデータの送受信が可能である。メール送受信端末110は、メール送受信部111と管理操作部112とを備えている。メール送受信部111は、メール中継装置150に電子メールを送信する機能と、メール中継装置150から電子メールを受信する機能とを備えている。
管理操作部112は、メール中継装置150の記憶手段に記憶された制御ルールの登録、編集、削除、閲覧などの、ユーザによる操作指示を受け付ける機能と、メール中継装置150の制御ルール設定部154に対して、当該ユーザにより操作された指示(制御ルールの登録、編集、削除、閲覧など)を送信する機能を備えている。
すなわち、管理操作部112は、メール送受信端末110から送信(発信)される電子メールを、直ちに送信せず一時保留するか、又は、中継(宛先に向けて直ちに送信)するか等が設定された制御ルールの登録、編集、削除、閲覧などの指示を制御ルール設定部154に対して行う機能を備えている。
さらに、管理操作部112はユーザによりメール中継装置150へ電子メールの送信が指示された際の操作方法を検知し、当該電子メールに操作方法を示す情報(送信操作情報)を付加する機能を備えている。
なお、操作方法とは、本実施例では「マウス操作による送信指示」、「エンターキー押下による送信指示」を挙げているが、これに限られるものではなく、「スペースキー押下による送信指示」、「音声による送信指示」、「タッチパネルに対する操作による送信指示」、「加速度センサーを利用した送信指示」等も含まれる。すなわち、操作方法とは、電子メールを送信する際に行われるユーザの操作および動作を指す。
さらに、管理操作部112はユーザによりメール中継装置150へ電子メールの送信が指示された日時(送信日時)を取得し、取得した送信日時を示す情報を当該電子メールに付加する機能を備えている。
なお、メール中継装置150の記憶手段に記憶された制御ルールについては図12を参照して後述する。
また、管理操作部112は、メール中継装置150の記憶手段(保留メール保存部157)に一時保留された電子メールの閲覧、削除、送信(中継)などの、ユーザによる操作指示を受け付ける機能と、当該ユーザにより受け付けた操作指示(一時保留された電子メールの閲覧、削除、送信(中継)など)を保留メール管理処理部155に送信する機能を備えている。
なお、メール送受信部111は、一般に知られているSMTP、POP、IMAP等のプロトコルに対応したメールクライアント(メールユーザエージェント:MUA)に対応する機能部である。また、管理操作部112は、例えばHTTP又はHTTPSに対応したWEBブラウザの機能を利用して実現される。
メール中継装置150は、メール送受信端末110から送信された電子メールをメール配信装置に中継するか、一時保留するか等を判定し、判定結果に基づいて、メール配送装置190にメールを転送(中継)する。
メール中継装置150は、メール受信処理部151、ルール適用処理部152、メール送信処理部153、制御ルール設定部154、保留メール管理処理部155を備えている。また、メール中継装置150は、外部メモリ211などの記憶手段に、制御ルール保存部156、保留メール保存部157の記憶領域を備えている。
メール受信処理部151は、メール送受信端末110から送信された電子メールを受信する機能を備える。なお、この電子メールには前述の通り、管理操作部112により操作方法を示す情報と送信日時を示す情報が付加されている。
ルール適用処理部152は、メール受信処理部151が取得した操作方法を示す情報が、制御ルール保存部156に記憶された制御ルールに設定された条件に一致するか否かを判定し、一致する条件があると判定された場合は、当該制御ルールに設定された制御内容に応じて当該操作方法により送信指示を受け、メール受信処理部151が受信した電子メールの送信を制御する機能を備える。なお、制御内容としては即時送信と保留とがある。
メール送信処理部153は、電子メールをメール配送装置190に送信する機能を備える。つまり、ルール適用処理部152において送信すると判定された電子メール、または、所定の保留時間が経過した一時保留された電子メールを送信する機能部である。
制御ルール設定部154は、メール送受信端末110の管理操作部112から、制御ルール保存部156に記憶された制御ルールの登録、編集、削除、閲覧など操作指示を受け付ける機能、及び、当該操作指示に従って、制御ルール保存部156に記憶された制御ルールの登録、編集、削除、閲覧などの処理を実行する機能を備える。また、制御ルール設定部154は、例えばHTTP又はHTTPSに対応したWEBサーバの機能を利用して実現される。
保留メール管理処理部155は、メール送受信端末110から受け付けた指示に従い、保留メール保存部157に保留されている電子メールの送信、又は送信取消、又は削除、又は保留延長等を行う機能を備える。
制御ルール保存部156は、ルール適用処理部152で用いられる制御ルールが記憶されている記憶領域である。
保留メール保存部157は、ルール適用処理部152で保留すると判定された電子メールを保留する記憶領域である。
メール配送装置190は、いわゆるメールサーバであって、メール送信処理部153から受け付けた電子メールに設定された宛先に向けて該電子メールを送信する機能(SMTPサーバの機能等)を備えている。さらに、メール配送装置190は、メール送受信端末110宛に送信された電子メールを、メール送受信端末からのリクエストに応じてメール送受信端末110に送信する機能(POP3サーバの機能等)などを備えていてもよい。なお、メール送受信端末110、メール中継装置150、メール配送装置190は、それぞれコンピュータである。
図2は、メール送受信端末110、メール中継装置150、メール配送装置190のハードウエア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(BASIC INPUT / OUTPUT SYSTEM)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各コンピュータが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じてユーザが使用するものである。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上に各種操作画面およびマウスカーソル等(不図示)を表示しユーザ指示を可能とする。
なお、後述する各処理を実現するためのプログラムは、例えば外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
さらに、前述の制御ルール保存部156、保留メール保存部157、および、各種情報テーブル214は、例えば外部メモリ211に格納されるよう構成される。
図3は、管理操作部112がユーザによる電子メールへの送信指示を検知し、操作方法を判断する処理を示すフローチャートである。
ステップS301では管理操作部112は、ユーザによる電子メールへの送信指示を検知する。具体的には、管理操作部112が、ユーザにより電子メールの送信が指示された際に発行されたキーイベント若しくはマウス操作イベントを、イベントハンドラを使用したプログラムを介して検知する。
そして、ユーザによる送信指示を検知すると、ステップS302へ処理を移行し、管理操作部112は検知した送信指示の内容を判断する。検知したイベントがキーイベントであればキー押下により送信指示が行われたと判断し、マウス操作イベントであればマウス操作により送信指示が行われたと判断する。
マウス操作により送信指示が行われたと判断された場合は(ステップS302:マウス操作)、管理操作部112は処理をステップS304に移行し、送信が指示された電子メールに操作方法がマウス操作によるものである旨の情報を付加する。
キー押下により送信指示が行われたと判断された場合は(ステップS302:キー押下)、管理操作部112は処理をステップS303に移行し、検知したキーイベントに従いどのキーが押下されたのかを判断する。具体的な判断方法としては、図10で示す対応表と、キーが押下された際に発行されたキーコードとを照合して、押下されたキーを判断するといった方法が考えられる。
そして処理をステップS304に移行し、ステップS303で判断した操作方法を示す情報を電子メールに付加する。
なお、Webメールの場合における操作方法を示す情報の取得手順については、以下に説明する処理となる。
メール送受信装置のウェブブラウザに表示される不図示の電子メール作成画面を表示するためのHTMLデータにはJavascript(登録商標)によるプログラムが実装されており、そのプログラムには、電子メールの送信を指示するためのコントロールに、onKeyDownイベント(キーイベントを取得するためのイベントハンドラ)に関連する関数、およびonMouseDown(マウスイベントを取得するためのイベントハンドラ)に関連する関数が用意されている。
ステップS301において管理操作部112は、onKeyDownイベントに関連付けられた関数またはonMouseDownに関連する関数が呼ばれることで、ユーザにより電子メールの送信が行われたことを検知する。
そして、ステップS302に処理を移行し、管理操作部112は、ステップS301で呼ばれた関数がonKeyDownイベントに関連付けられた関数であるか、onMouseDownイベントに関連付けられた関数であるかを判断し、onMouseDownイベントに関連付けられた関数が呼ばれたと判断した場合は、操作方法はマウス操作によるものであると判断する。また、onKeyDownイベントに関連付けられた関数が呼ばれたと判断した場合は、操作方法はキー押下によるものであると判断する。
操作方法がマウス操作によるものであると判断した場合は(ステップS302:マウス操作)、処理をステップS304に移行し、送信が指示された電子メールに操作方法がマウス操作によるものである旨の情報を付加する。
操作方法がキー押下によるものであると判断した場合は(ステップS302:キー操作)、処理をステップS303に移行する。
ステップS303では、どのキーが押下されたことにより送信が指示されたのかを判断する。なお、どのキーが押下されたことにより送信が指示されたのかについては、onKeyDownイベントに関連付けられた関数においてキーコード等を用いることで判断が可能である。そして、管理操作部112は、判断結果である操作方法を示す情報を当該電子メールに付加する(ステップS304)。また、管理操作部112は、送信が指示された日時(送信日時)の情報もあわせて当該電子メールに付加する。
付加する操作方法を示す情報については、いずれの操作方法によるのかが判断できる情報であればよく、単なるフラグであっても、イベント発生時に取得したキーコード等であってもよい。
なお、図3では、ステップS302において操作方法が「マウス操作」であるか「キー押下」であるかの2通りのみ示しているが、操作方法はこれらに限られるものではなく、「音声による送信指示」、「タッチパネルに対する操作による送信指示」、「加速度センサーを利用した送信指示」等も考えられる。すなわち、ユーザが電子メールの送信を指示した際の操作(動作)が操作方法であり、その種類数に応じてステップS302の分岐先も増減する。
ステップS304で管理操作部が操作方法を示す情報を電子メールに付加すると、処理がステップS305に移行し、ステップS305では、メール送受信部111が、操作方法を示す情報が付加された電子メールをメール中継装置150のメール受信処理部151に送信する。そして、処理を図4で示すメール中継装置150が行うフローに移行する。
図4は、メール中継装置150のCPU201が実行する電子メールの送信制御処理を示すフローチャートである。なお、ステップS401からS409の処理は、メール中継装置150のCPU201が各種制御プログラムを実行することにより実現される。
ステップS401では、メール中継装置150のメール受信処理部151が、メール送受信端末110が送信した電子メールの受信をする。
ステップS402では、メール受信処理部151は、ステップS401で受信した電子メールに付加された操作方法を示す情報を取得する。
そして、メール受信処理部151は受信した電子メールおよび取得した操作方法を示す情報をルール適用処理部152に渡し、ルール適用処理部152がステップS403以降の処理を実行する。ステップS403では、ルール適用処理部152は、制御ルール保存部156に記憶されている制御ルールテーブル(図12)をRAMなどのメモリに読み込む。ここで、制御ルールテーブル(図12)について説明する。
なお、図12に設定された情報は、後述の図11で示す設定画面により設定された情報である。
図12は、制御ルールテーブルの一例を示す図であり、制御ルールとは、「条件」、「制御内容」、「保留時間」の各項目から構成された1レコードの情報である。
「条件」の項目には、電子メールの送信制御を行う条件である操作方法(図12の例ではエンターキーによる送信指示なのか、マウス操作による送信指示なのか)が設定されている。「制御内容」の項目には、ユーザによる操作方法が「条件」の項目に合致する場合の送信制御内容(保留するのか送信するのか)が設定されている。「保留時間」の項目には、「制御内容」の項目で保留と設定された場合の保留時間が設定されている。
図12の例では、ユーザがエンターキーの押下によって電子メールの送信を指示した場合には、当該電子メールを5分間保留し、ユーザがマウス操作によって電子メールの送信を指示した場合には、当該電子メールを保留せずに即時送信することを示している。次に、図4のフローチャートの説明に戻る。
ルール適用処理部152は、処理をステップS404に移行し、ステップS402で取得した操作方法を示す情報が図12で示す制御ルールに合致するか否かを判断する。制御ルールに合致すると判断された場合(ステップS404:YES)、処理をステップS405に移行する。
ステップS405では、ルール適用処理部152は、ステップS404で合致すると判断された制御ルールに設定された制御内容が保留であるのか中継(送信)であるのかを判断する。制御内容が保留である場合は(ステップS405:保留)、処理をステップS406に移行する。
ステップS406では、ルール適用処理部152は、ステップS401で受信した電子メールを保留メール保存部に記憶し、当該電子メールの送信を保留する。そして処理をステップS407に移行する。ステップS407の処理の詳細については、図5を参照して後述する。
ステップS405において、ステップS404で合致すると判断された条件に対応する制御内容が送信であると判断された場合には(ステップS405:送信)、処理をステップS408に移行し、メール送信処理部153が当該電子メールをメール配送装置190に即時送信する。
ステップS404において、ルール適用処理部152がステップS402で取得した操作方法を示す情報が制御ルールに設定された条件に合致しないと判断した場合は(ステップS404:NO)、処理をステップS409に移行し、メール送信処理部153が当該電子メールをメール配送装置190に即時送信する。
図5はルール適用処理部がステップS406で電子メールの送信を保留した場合の、保留メールに対する指示(ステップS407)の詳細処理を示すフローチャートである。以下の動作は、メール中継装置150のCPU201が各種制御プログラムを実行することにより実現される。
ステップS501では、ルール適用処理部152はステップS406でメール中継装置150の保留メール保存部に保存された電子メールの送信予定日時が到来したか否かを判断する。具体的には、メール受信処理部151が受信した電子メールに付加された送信日時に制御ルール保存部156に記憶された保留時間を加えた日時を送信予定日時とし、ルール適用処理部152は送信予定日時が到来したか否かを判断する。
例えば、送信日時が「2009年11月20日15時30分00秒」であり、保留時間が「5分」である電子メールについては、送信予定日時は「2009年11月20日15時35分00秒」となる。送信予定日時が到来したと判断された場合は(ステップS501:YES)、ルール適用処理部は処理をステップS502に移行し、メール送信処理部153が当該電子メールをメール配送装置190へ送信する。
ステップS501で送信予定日時がいまだ到来していないと判断された場合は(ステップS501:NO)、処理をステップS503に移行し、ルール適用処理部152は、保留メール管理処理部155が管理操作部112から保留メールに対する指示を受けたか否かを判断する。管理操作部112からの指示を受けた場合は(ステップS503:YES)、処理をステップS504に移行する。
ステップS504では、ルール適用処理部152は、保留メール管理処理部155が管理操作部112から受け付けた指示の内容を判断する(図5の例では送信許可であるか送信取消であるかを判断する)。送信許可であると判断した場合は(ステップS504:送信許可)、処理をステップS505に移行しメール送信処理部153が当該指示を受けた電子メールをメール配送装置190へ送信する(ステップS505)。送信取消であると判断した場合は(ステップS504:送信取消)、処理をステップS506に移行し、当該指示を受けた電子メールを削除する(ステップS505)。
Webメールの場合において、送信取消の指示を受けた場合は、ステップS505の処理は「削除」とせず、「下書きフォルダ」等の電子メールの編集が可能な記憶領域に記憶させる処理であってもよい。
ステップS503においてルール適用処理部152が、ユーザからの指示を保留メール管理処理部155が受け付けていないと判断した場合は(ステップS503:NO)、処理をステップS501に戻し、再度送信予定日時が到来したか否かを判断する。なお、保留メールに対する指示は、上述の送信許可および送信取消に限られず、当該保留された電子メールの保留時間の延長等があってもよい。
は、保留メールに対するユーザからの指示を受け付ける画面の一例である。1301および1302はそれぞれボタンとなっており、ユーザ(保留された電子メールの送信者、当該送信者の管理者等)によりマウス等を用いて押下されることにより保留メール管理処理部が保留メールに対する指示を受け付ける。
図13で示す画面は、ステップS406で電子メールが保留された時に表示され、ユーザからの当該保留された電子メールに対する指示を受け付ける。
図11は、制御ルールの設定画面である。1101および1105はチェックボックスとなっており、ユーザがそれぞれの条件によって送信制御を行いたい場合にはチェックを入れることで、それぞれの条件による送信制御が適用される。
1102、1103、1106、1107はラジオボタンとなっており、1101および1105でチェックを入れた条件の場合の制御内容(即時送信するのか保留するのか)を受け付ける。
1104および1108は保留時間の記入欄であり、制御内容で「保留」が選択された場合に、当該保留時間の記入欄でユーザからの保留時間の設定を受け付け、制御ルールに設定された条件に合致した電子メールを設定された時間だけ保留する。制御内容が「保留」であり、保留時間が設定されなかった場合は、無期限に保留されるとしてもよい。1109は登録ボタンであり、ユーザによるマウス等の操作によって登録ボタンが押下されることで、制御ルールの設定が完了する。
なお、図11の例では、条件として「エンターキーによる送信指示の場合」および「マウス操作による送信指示の場合」の2種類のみが表示されているが、条件はこれらに限られるものではない。
これら以外にも例えば「スペースキー押下による送信指示の場合」、「音声による送信指示の場合」、「タッチパネルに対する操作による送信指示の場合」、「加速度センサーを利用した送信指示の場合」等の条件を設定できるようになっていてもよい。
すなわち、電子メールの送信を指示できる操作(動作)であればどのような操作(動作)を条件として設定できるようにしても良い。
なお、図11で設定された内容は、前述の図12の制御ルールテーブルに設定される。
<第2実施形態:保留処理をクライアント装置で行う場合>
本発明の処理の保留処理をクライアント装置で行う場合について、図2、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13を用いて説明する。図6は、本実施形態に係るメール送受信制御システムの構成を示すブロック図である。
図6に示すように、本実施形態に係るメール送受信制御システムは、メール送受信端末(端末装置)600とメール配送装置650とが含まれ構成されている。メール送受信端末600とメール配送装置650とはそれぞれネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。図6には、メール送受信端末(端末装置)600を1つ図示しているが、本実施例では、1又は複数のメール送受信端末(端末装置)がネットワークを介してメール配送装置650と相互に通信可能に接続されている。なお、メール送受信端末は、本発明の情報処理装置の一適用例となる構成である。
メール送受信端末600から送信された電子メールは、該電子メールの宛先に設定されたメールアドレスに従って、メール配送装置650を介して、該宛先である不図示の他のメール送受信端末に送信される。電子メールの送受信を行うメール送受信端末600は、ユーザが各種操作指示を行う情報処理装置である。
メール送受信端末600は、メール作成部601と、管理操作部602と、ルール適用処理部603と、メール送信処理部608と、制御ルール設定部606と、保留メール管理処理部607を備えている。メール送受信端末600は、外部メモリ211などの記憶手段に、制御ルール保存部604、保留メール保存部605の記憶領域を備えている。
管理操作部602は、制御ルールの登録、編集、削除、閲覧などの、ユーザによる操作指示を受け付ける機能と、制御ルール設定部606に対して、当該ユーザにより操作された指示(制御ルールの登録、編集、削除、閲覧など)を送信する機能を備えている。
すなわち、管理操作部602は、ユーザにより作成された電子メールを、直ちに送信せず一時保留するか、又は、中継(宛先に向けて直ちに送信)するか等が設定された制御ルールの登録、編集、削除、閲覧などの指示を制御ルール設定部606に対して行う機能を備えている。
さらに、管理操作部602はユーザにより電子メールの送信が指示された際の操作方法を検知し、当該電子メールに操作方法を示す情報を付加する機能を備えている。
なお、操作方法とは、本実施例では「マウス操作による送信指示」、「エンターキー押下による送信指示」を挙げているが、これらに限られるものではなく、「スペースキー押下による送信指示」、「音声による送信指示」、「タッチパネルに対する操作による送信指示」、「加速度センサーを利用した送信指示」等も含まれる。すなわち、操作方法とは、電子メールを送信する際に行われるユーザの操作および動作を指す。
さらに、管理操作部602はユーザによりメール配送装置650へ電子メールの送信が指示された日時(送信日時)を取得し、送信日時を示す情報を当該電子メールに付加する機能を備えている。
なお、メール送受信端末600の記憶手段に記憶された制御ルールについては図10を参照して後述する。
また、管理操作部602は、メール送受信端末600の記憶手段(保留メール保存部605)に一時保留された電子メールの閲覧、削除、送信(中継)などの、ユーザによる操作指示を受け付ける機能と、当該ユーザにより受け付けた操作指示(一時保留された電子メールの閲覧、削除、送信(中継)など)を保留メール管理処理部607に送信する機能を備えている。
ルール適用処理部603は、ユーザにより作成された電子メールをメール作成部601から取得する機能を備える。なお、この電子メールには前述の通り、管理操作部602により送信日時を示す情報および操作方法を示す情報が付加されている。
ルール適用処理部603は、管理操作部602から取得した操作方法を示す情報が、制御ルール保存部604に記憶された制御ルールに示される条件に一致するか否かを判定し、一致する制御ルールがあると判定された場合は、当該制御ルールに設定された制御内容に応じて当該操作方法により送信指示を受けた電子メールの送信を制御する機能を備える。なお、制御内容としては即時送信と保留とがある。
メール送信処理部608は、電子メールをメール配送装置650に送信する機能を備える。つまり、ルール適用処理部603において送信すると判定された電子メール、または、所定の保留時間が経過した一時保留された電子メールを送信する機能部である。
制御ルール設定部606は、メール送受信端末600の管理操作部602から、制御ルール保存部604に記憶された制御ルールの登録、編集、削除、閲覧など操作指示を受け付ける機能、及び、当該操作指示に従って、制御ルール保存部604に記憶された制御ルールの登録、編集、削除、閲覧などの処理を実行する機能を備える。
保留メール管理処理部607は、管理操作部602から受け付けた指示に従い、保留メール保存部605に保留されている電子メールの送信、又は送信取消、又は削除、又は保留延長等を行う機能を備える。制御ルール保存部604は、ルール適用処理部603で用いられる制御ルールが記憶されている記憶領域である。保留メール保存部605は、ルール適用処理部603で保留すると判定された電子メールを保留する記憶領域である。
メール配送装置650は、いわゆるメールサーバであって、メール送信処理部608から受け付けた電子メールに設定された宛先に向けて該電子メールを送信する機能(SMTPサーバの機能等)を備えている。さらに、メール配送装置650は、メール送受信端末宛に送信された電子メールを、メール送受信端末600からのリクエストに応じてメール送受信端末600に送信する機能(POP3サーバの機能等)などを備えていてもよい。なお、メール送受信端末600、メール配送装置650は、それぞれコンピュータである。
図2は、メール送受信端末600、メール配送装置650のハードウエア構成を示す図である。CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(BASIC INPUT / OUTPUT SYSTEM)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各コンピュータが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じてユーザが使用するものである。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上に各種操作画面およびマウスカーソル等(不図示)を表示しユーザ指示を可能とする。
なお、後述する各処理を実現するためのプログラムは、例えば外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
さらに、前述の制御ルール保存部604、保留メール保存部605、および、各種情報テーブル214は、例えば外部メモリ211に格納されるよう構成される。
図7は、管理操作部602がユーザによる電子メールの送信指示を検知し、操作方法を判断する処理を示すフローチャートである。
ステップS701では管理操作部602は、ユーザによる電子メールの送信指示を検知する。具体的には、管理操作部602が、ユーザによる電子メールの送信が指示された際に発行されたキーイベントもしくはマウス操作イベントを、イベントハンドラを使用したプログラムを介して検知する。
そして、ユーザによる送信指示を検知すると、ステップS702へ処理を移行し、管理操作部602は検知した送信指示の方法を判断する。検知したイベントがキーイベントであればキー押下により送信指示が行われたと判断し、マウス操作イベントであればマウス操作により送信指示が行われたと判断する。
マウス操作により送信指示が行われたと判断された場合は(ステップS702:マウス操作)、管理操作部602は処理をステップS704に移行し、送信が指示された電子メールに操作方法がマウス操作によるものである旨の情報を付加する。
キー押下により送信指示が行われたと判断された場合は(ステップS702:キー押下)、管理操作部602は処理をステップS703に移行し、検知したキーイベントに従い、どのキーが押下されたのかを判断する。
具体的な判断方法としては、図10で示す対応表と、キーが押下された際に発行されたキーコードとを照合して、押下されたキーを判断するといった方法が考えられる。
そして管理操作部602は処理をステップS704に移行し、ステップS703で判断した操作方法を示す情報を電子メールに付加する。操作方法を示す情報を付加するのと同時に、管理操作部602は送信日時を示す情報についても電子メールに付加する。
ステップS705では、ステップS704で操作方法を示す情報が付加された電子メールがメール作成部601からルール適用処理部へ引き渡される。
なお、Webメールの場合における操作方法を示す情報の取得手順については、以下に説明する処理となる。
メール送受信装置のウェブブラウザに表示される不図示の電子メール作成画面を表示するためのHTMLデータにはJavascript(登録商標)によるプログラムが実装されており、そのプログラムには、電子メールの送信を指示するためのコントロールに、onKeyDownイベント(キーイベントを取得するためのイベントハンドラ)に関連する関数、およびonMouseDown(マウスイベントを取得するためのイベントハンドラ)に関連する関数が用意されている。
ステップS701において管理操作部602は、onKeyDownイベントに関連付けられた関数またはonMouseDownに関連する関数が呼ばれることで、ユーザにより電子メールの送信が行われたことを検知する。
そして、ステップS702に処理を移行し、管理操作部602は、ステップS701で呼ばれた関数がonKeyDownイベントに関連付けられた関数であるか、onMouseDownイベントに関連付けられた関数であるかを判断し、onMouseDownイベントに関連付けられた関数が呼ばれたと判断した場合は、操作方法はマウス操作によるものであると判断する。また、onKeyDownイベントに関連付けられた関数が呼ばれたと判断した場合は、操作方法はキー押下によるものであると判断する。
操作方法がマウス操作によるものであると判断した場合は(ステップS702:マウス操作)、処理をステップS704に移行し、送信が指示された電子メールに操作方法がマウス操作によるものである旨の情報を付加する。
操作方法がキー押下によるものであると判断した場合は(ステップS702:キー操作)、処理をステップS703に移行する。
ステップS703では、どのキーが押下されたことにより送信が指示されたのかを判断する。なお、どのキーが押下されたことにより送信が指示されたのかについては、onKeyDownイベントに関連付けられた関数においてキーコード等を用いることで判断が可能である。そして、管理操作部602は、判断結果である操作方法を示す情報を当該電子メールに付加する(ステップS704)。また、管理操作部602は、送信が指示された日時(送信日時)の情報もあわせて当該電子メールに付加する。
付加する操作方法を示す情報については、いずれの操作方法によるのかが判断できる情報であればよく、単なるフラグであっても、イベント発生時に取得したキーコード等であってもよい。
なお、図7では、ステップS702において操作方法が「マウス操作」であるか「キー押下」であるかの2通りのみ示しているが、操作方法はこれらに限られるものではなく、「音声による送信指示」、「タッチパネルに対する操作による送信指示」、「加速度センサーを利用した送信指示」等も考えられる。すなわち、ユーザが電子メールの送信を指示した際の操作(動作)が操作方法であり、その種類数に応じてステップS702の分岐先も増減する。
ステップS704で管理操作部602が操作方法を示す情報を電子メールに付加すると、処理がステップS705に移行し、ステップS705では、メール作成部601が、操作方法を示す情報が付加された電子メールをルール適用処理部603に引き渡す。そして、処理を図8で示すフローに移行する。
図8は、メール送受信端末のCPU201が実行する電子メールの送信制御処理を示すフローチャートである。なお、ステップS801からS809の処理は、メール送受信端末600のCPU201が各種制御プログラムを実行することにより実現される。
ステップS801では、ルール適用処理部603がメール作成部601から操作方法を示す情報および送信日時を示す情報が付加された電子メールを受け取る。
ステップS802では、ルール適用処理部603は、メール作成部601から受け取った電子メールから操作方法を示す情報を取得する。
ステップS803では、ルール適用処理部603は、操作方法を示す情報が付加された電子メールをメール作成部601から受け取り、受け取った電子メールから操作方法を示す情報を取得する。
ステップS803では、ルール適用処理部603は、制御ルール保存部604に記憶されている制御ルールテーブル(図12)をRAMなどのメモリに読み込む。ここで、制御ルールテーブル(図12)について説明する。図12は、制御ルールテーブルの一例を示す図であり、制御ルールとは、「条件」、「制御内容」、「保留時間」の項目から構成された1レコードの情報である。なお、図12に設定された情報は、後述の図11で示す設定画面により設定された情報である。
「条件」には、電子メールの送信制御を行う条件である操作方法(図12の例ではエンターキーによる送信指示なのか、マウス操作による送信指示なのか)が設定されている。「制御内容」には、ユーザによる操作方法が「条件」の項目に合致する場合の送信制御内容(保留するのか送信するのか)が設定されている。「保留時間」には、「制御内容」の項目で保留と設定された場合の保留時間が設定されている。
図12の例では、ユーザがエンターキーの押下によって送信を指示した場合には、当該電子メールを5分間保留し、ユーザがマウス操作によって送信を指示した場合には、当該メールを即時送信することを示している。次に、図8のフローチャートの説明に戻る。
ルール適用処理部603は、処理をステップS804に移行し、ステップS802で取得した操作方法示す情報が図12で示す制御ルールに合致するか否かを判断する。制御ルールに合致すると判断された場合(ステップS804:YES)、処理をステップS805に移行する。
ステップS805では、ルール適用処理部603は、ステップS804で合致すると判断された制御ルールの制御内容が保留であるのか中継(送信)であるのかを判断する。制御内容が保留である場合は(ステップS805:保留)、処理をステップS806に移行する。
ステップS806では、ルール適用処理部603は、ステップS801で受信した電子メールを保留メール保存部に記憶し、処理をステップS807に移行する。
ステップS807の処理の詳細については、図9を参照して後述する。
ステップS805において、ステップS804で合致すると判断された制御ルールの制御内容が送信であると判断された場合には(ステップS805:送信)、処理をステップS808に移行し、メール送信処理部608が当該電子メールをメール配送装置650に送信する。
ステップS804において、ステップS802で取得した操作方法を示す情報が制御ルールに合致しないと判断された場合は(ステップS804:NO)、処理をステップS809に移行し、メール送信処理部608が当該電子メールをメール配送装置650に送信する。
図9はステップS806で電子メールの送信を保留した場合の、保留メールに対する指示(ステップS807)の詳細処理を示すフローチャートである。以下の動作は、メール送受信端末600のCPU201が各種制御プログラムを実行することにより実現される。
ステップS901では、ルール適用処理部603はステップS806でメール送受信端末600の保留メール保存部605に保存された電子メールの送信予定日時が到来したか否かを判断する。具体的には、メール送受信端末600の管理操作部602が送信した送信指示日時に保留時間を足した日時を送信予定日時とし、ルール適用処理部603は送信予定日時が到来したか否かを判断する。
例えば、送信日時が「2009年11月20日15時30分00秒」であり、保留時間が「5分」である電子メールについては、送信予定日時は「2009年11月20日15時35分00秒」となる。送信予定日時が到来したと判断された場合は(ステップS901:YES)、ルール適用処理部は処理をステップS902に移行し、メール送信処理部153が当該電子メールをメール配送装置190へ送信する。
送信予定日時が到来したと判断された場合は(ステップS901:YES)、ルール適用処理部603は処理をステップS902に移行し、メール送信処理部608が当該電子メールをメール配送装置650へ送信する。
ステップS901で送信予定日時がいまだ到来していないと判断された場合は(ステップS901:NO)、処理をステップS903に移行し、ルール適用処理部603は、保留メール管理処理部607が管理操作部602から保留メールに対する指示を受けたか否かを判断する。管理操作部602からの指示を受けた場合は(ステップS903:YES)、処理をステップS904に移行する。
ステップS904では、ルール適用処理部603は、保留メール管理処理部607が管理操作部602から受け付けた指示の内容を判断する(図9の例では送信許可であるか送信取消であるかを判断する)。送信許可であると判断した場合は(ステップS904:送信許可)、処理をステップS905に移行しメール送信処理部608が当該指示を受けた電子メールをメール配送装置650へ送信する(ステップS905)。送信取消であると判断した場合は(ステップS904:送信取消)、処理をステップS906に移行し、当該指示を受けた電子メールを「下書きフォルダ」等の電子メールの編集が可能な記憶領域に保存する。
ステップS903においてルール適用処理部603が、保留メール管理処理部607がユーザからの指示を受け付けていないと判断した場合は(ステップS903:NO)、処理をステップS901に戻し、再度送信予定日時が到来したか否かを判断する。
なお、保留メールに対する指示は、上述の送信許可および送信取消に限られず、当該保留された電子メールの保留時間の延長等を受け付けてもよい。保留時間の延長指示を受け付けた場合は、予め定められた時間またはユーザから指示された時間だけ送信予定日時を遅らせる。
図13は、保留メールに対するユーザからの指示を受け付ける画面の一例である。1301および1302はそれぞれボタンとなっており、ユーザ(保留された電子メールの送信者、当該送信者の管理者等)によりマウス等を用いて押下されることにより保留メール管理処理部607が保留メールに対する指示を受け付ける。
図13で示す画面は、ステップS806で電子メールが保留された時に表示され、ユーザからの当該保留された電子メールに対する指示を受け付ける。
図11は、制御ルールの設定画面である。1101および1105はチェックボックスとなっており、ユーザがそれぞれの条件によって送信制御を行いたい場合にはチェックを入れることで、それぞれの条件による送信制御が適用される。
1102、1103、1106、1107はラジオボタンとなっており、1101および1105でチェックを入れた条件における制御内容(即時送信するのか保留するのか)を受け付ける。
1104および1108は保留時間の記入欄であり、制御内容で「保留」が選択された場合に、当該保留時間記入欄で保留時間の設定を受け付け、条件に合致した電子メールを設定された時間だけ保留する。制御内容が「保留」であり、保留時間が設定されなかった場合は、無期限に保留されるとしてもよい。1109は登録ボタンであり、ユーザによるマウス等の操作によって登録ボタンが押下されることで、制御ルールの設定が完了する。
なお、図11の例では、条件として「エンターキーによる送信指示の場合」および「マウス操作による送信指示の場合」の2種類のみが表示されているが、条件はこれらに限られるものではない。
これら以外にも例えば「スペースキー押下による送信指示の場合」、「音声による送信指示の場合」、「タッチパネルに対する操作による送信指示の場合」、「加速度センサーを利用した送信指示の場合」等の条件を設定できるようになっていてもよい。
すなわち、電子メールの送信を指示できる操作(動作)であればどのような操作(動作)を条件として設定できるようにしても良い。
なお、図11で設定された内容は、前述の図12の制御ルールテーブルに設定される。
以上のように、2つの本発明の実施形態について詳述したが、本発明の処理の一部または全部をメール中継装置で行っても、処理の一部または全部をメール送受信端末で行っても良い。また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、2つの実施形態ともに送信するデータの例として電子メールを用いて説明したが、本発明の適用場面は電子メールを送信する場合に限られるものではなく、例えばWebショッピングでの商品の購入画面における注文や、ユーザ登録画面における個人情報の登録や、また、各種オンライン申請をする際のデータ送信といった場面も含まれる。このような、電子メールの送信以外の場面についても、実施形態としてサーバ装置でデータの送信を保留する形態、クライアント装置でデータの送信を保留する形態が考えられる。
なお、上述のような電子メールの送信以外の場面で本発明を適用する場合の処理について、本発明の特徴的な部分を説明する。
メール送受信端末は、図3のステップS301、図7のステップS701においてユーザによるデータの送信指示を検知すると、ステップS302、ステップS303、ステップS702、ステップS703において該送信指示の際のユーザの操作方法を示す情報を取得し、操作方法を判断する。そして判断された操作方法を示す情報および送信日時を示す情報を該操作方法により送信を指示されたデータに付加する(ステップS304、ステップS704)。
なお、管理操作部(112、602)が操作方法を示す情報を取得する手順については、上述したWebメールにおける手順と同様である。
第1実施形態では、メール送受信端末は、操作方法を示す情報および送信日時を示す情報が付加されたデータをメール受信処理部151に送信し、該データを受信したメール受信処理部151はルール適用処理部152へ該データを引き渡す。ルール適用処理部152は受け取った該データから操作方法を取得し、該操作方法と制御ルールとを照合し、該データを保留するか否かを決定する。
第2実施形態では、操作方法を示す情報および送信日時を示す情報が付加されたデータはメール作成部601からルール適用処理部603に引き渡される。ルール適用処理部603は受け取った該データから操作方法を取得し、該操作方法と制御ルールとを照合し、該データを保留するか否かを決定する。
ルール適用処理部(152、603)がデータを保留すると決定した場合は、該操作方法にかかる保留時間の間、該データの送信を保留し、図13で示す画面ようなユーザからの指示を受け付ける画面を表示し、ユーザからの指示を待つ。
保留されたデータに対してユーザから該データの送信を取り消す旨の指示を受け付けると、ルール適用処理部(152、603)は該データの送信を取り消し、サーバ装置で保留処理を行う形態(第1実施形態)であれば当該データを削除し、クライアント装置で保留処理を行う形態(第2実施形態)であれば当該データを再度編集可能に表示する。
保留されたデータに対してユーザから該データの送信を許可する旨の指示を受け付けると、ルール適用処理部(152、603)は該データをメール配送装置(190、650)へ送信する。また、保留されたデータの保留時間が、該操作方法にかかる保留時間を経過した場合についても、同様に該データはメール配送装置(190、650)へ送信される。
なお、ルール適用処理部(152、603)が保留しないと決定した場合は、ルール適用処理部(152、603)は該データをメール配送装置(190、650)へ送信する。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどがある。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
110 メール送受信端末
111 メール送受信部
112 管理操作部
150 メール中継装置
151 メール受信処理部
152 ルール適用処理部
153 メール送信処理部
154 制御ルール設定部
155 保留メール管理処理部
156 制御ルール保存部
157 保留メール保存部
190 メール配送装置

Claims (11)

  1. データの送信を制御する情報処理装置であって、
    ユーザがデータの送信を指示した際の操作方法を示す送信操作情報を取得する操作方法取得手段と、
    前記操作方法取得手段で取得した操作方法を示す送信操作情報に従い、該操作方法により送信を指示されたデータの送信を保留するか否かを決定する決定手段と、
    前記決定手段により前記データの送信を保留すると判断された場合に、前記送信操作情報にかかる保留時間の間、該データの送信を保留する保留手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、さらに、送信操作情報毎に対応する保留時間の設定を受け付ける保留時間受付手段を備え、
    前記決定手段は、前記保留時間受付手段で保留時間の設定を受けた送信操作情報で示される操作方法によって送信を指示されたデータの送信を、前記保留時間受付手段で受け付けた保留時間の間、保留することを決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記保留手段により送信が保留されているデータに対して、送信を許可する旨の指示を受け付ける送信許可受付手段をさらに備え、前記保留手段は、前記送信許可受付手段で送信許可指示を受けたデータを即時送信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、前記保留手段により送信が保留されているデータに対して、送信を取り消す旨の指示を受け付ける送信取消受付手段をさらに備え、前記保留手段は、前記送信取消受付手段で送信取消指示を受けたデータの送信を取り消すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記保留手段は、さらに、前記保留手段により送信が保留されているデータの保留時間が、前記保留時間受付手段で受け付けた保留時間を経過した場合、該保留されているデータを送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、サーバ装置に含まれることを特徴とし、
    データ作成機能を有するクライアント装置から送信されたデータを取得するデータ取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、サーバ装置に含まれることを特徴とし、
    前記情報処理装置は、ネットワークを介してWebブラウザ機能を有するクライアント装置との間でHTTP通信を行う通信手段をさらに備え、
    前記操作方法取得手段は、前記通信手段を介して前記クライアント装置から送信操作情報を取得することを特徴とし、前記データ取得手段は、前記通信手段を介して前記クライアント装置からデータを取得することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置の操作方法取得手段は、クライアント装置のWebブラウザがJavaScriptを使用したプログラムにより取得したユーザによるデータ送信指示の際に発行されるイベントを、クライアント装置から前記通信手段を介して取得することで前記送信操作情報を取得することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、クライアント装置に含まれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. データの送信を制御する情報処理装置の制御方法であって、
    操作方法取得手段が、ユーザがデータの送信を指示した際の操作方法を示す送信操作情報を取得する操作方法取得工程と、
    決定手段が、前記操作方法取得工程で前記操作方法取得手段が取得した操作方法を示す送信操作情報に従い、該操作方法により送信を指示されたデータの送信を保留するか否かを決定する決定工程と、
    保留手段が、前記決定工程で前記決定手段により前記データの送信を保留すると判断された場合に、前記送信操作情報にかかる保留時間の間、該データの送信を保留する保留工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  11. データの送信を制御する情報処理装置で実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    ユーザがデータの送信を指示した際の操作方法を示す送信操作情報を取得する操作方法取得手段と、
    前記操作方法取得手段で取得した操作方法を示す送信操作情報に従い、該操作方法により送信を指示されたデータの送信を保留するか否かを決定する決定手段と、
    前記決定手段により前記データの送信を保留すると判断された場合に、前記送信操作情報にかかる保留時間の間、該データの送信を保留する保留手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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