JP2011113118A - サーボモータ制御ネットワークとその通信方法 - Google Patents

サーボモータ制御ネットワークとその通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011113118A
JP2011113118A JP2009266266A JP2009266266A JP2011113118A JP 2011113118 A JP2011113118 A JP 2011113118A JP 2009266266 A JP2009266266 A JP 2009266266A JP 2009266266 A JP2009266266 A JP 2009266266A JP 2011113118 A JP2011113118 A JP 2011113118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
controller
frame
motor
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009266266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5609075B2 (ja
Inventor
Seishi Takeuchi
清史 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009266266A priority Critical patent/JP5609075B2/ja
Publication of JP2011113118A publication Critical patent/JP2011113118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5609075B2 publication Critical patent/JP5609075B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】 双方向シリアル通信ケーブルにてリング状に接続したサーボモータ制御システムの場合においては、全ての指令/応答データを2分割するため、あるアンプとコントローラで通信する時間における、アンプとコントローラ間のフレームの送受信回数は、分割しない場合の2倍となる。その結果、総伝送時間Ttotalに占めるフレーム間のマージン時間割合が多く、通信の高速化を阻害するという問題があった
【解決手段】 本発明によれば、コントローラは、一方の前記モータに接続された前記アンプに対して、反時計回り側の一方の前記モータに接続された前記アンプ向け指令フレームを出力すると同時に、時計回り側の他方の前記モータに接続された前記アンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力することとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のサーボモータを制御するサーボモータ制御システムに関するものである。特に本発明は、モーションコントローラ(以下、コントローラと呼ぶ)と、サーボモータ(以下、モータと呼ぶ)を個別に駆動する複数のサーボアンプ(以下、アンプと呼ぶ)との間に行われるシリアル通信の方法に関する。
放電加工機やマシニングセンタのような工作機械は、制御対象物を個別の軸方向に移動させる複数のモータと、そのモータに個別に駆動電流を供給する複数のアンプと、各アンプへ位置、速度などの指令を送るコントローラを備えている。以下、コントローラからアンプへのデータを「指令」と呼び、アンプからコントローラへのデータを「応答」と呼ぶ。
一般的に、アンプは、省配線のため双方向シリアル通信ケーブルを用いたデイジーチェーン構成でコントローラへ接続されている。近年は、工作機械の位置決め精度および、加工速度に関する要求が高まっており、コントローラとアンプで指令および応答を送受する時間の間隔(以下、通信周期と呼ぶ)を短くするために100MbpsやGbps(ギガビット/秒)のイーサネットケーブルが必要とされている。100Base−Tや1000Base−Tのようなイーサネット(登録商標)に含まれる物理層が、サーボモータ制御システム中においてデータを送信および受信するために使用されている。
従来のコントローラと複数のアンプとを、双方向シリアル通信ケーブルにてリング状に接続した場合において、通信周期の短縮を実現する発明としては以下がある。(例えば、特許文献1参照)。
この文献によると、指令データは2つのデータに等分割される。指令データの前半部分を搭載したフレーム(以下、指令データの前半フレームとする)は反時計回りにアンプへ送信され、同時に指令データの後半部分を搭載したフレーム(以下、指令データの後半フレームとする)は時計回りにアンプへ送信される。アドレスを確認する時間を節約するため、各第1のPHYが指令データの前半フレームを受信し始めた後、直ちに各第2のPHYは無条件に指令データの前半フレームを隣のノードへ反時計回りに転送し始める。また、各第2のPHYが指令データの後半フレームを受信し始めた後、直ちに各第1のPHYは無条件に指令データの後半フレームを隣のノードへ時計回りに転送し始める。指令データの前半フレームと指令データの後半フレームは、一巡して同時にコントローラに戻る。
アンプからの応答データも2つのデータに等分割される。各第1のPHYが指令データの前半フレームの受信を完了しアドレスを確認した後、各第2のPHYは無条件に応答データの前半フレームを隣のノードへ反時計回りに送信し始める。また、各第2のPHYが指令データの後半フレームの受信を完了しアドレスを確認した後、各第1のPHYは無条件に応答データの後半フレームを隣のノードへ時計回りに送信し始める。
特開2008−165745号公報
従来のコントローラと複数のアンプとを、双方向シリアル通信ケーブルにてリング状に接続したサーボモータ制御システムの場合においては、全ての指令/応答データを2分割するため、あるアンプとコントローラで通信する時間における、アンプとコントローラ間のフレームの送受信回数は、分割しない場合の2倍となる。その結果、総伝送時間Ttotalに占めるフレーム間のマージン時間割合が多く、通信の高速化を阻害するという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、総伝送時間におけるマージン時間を減らすことにより、総伝送時間を小さくする方法を提供することを目的とする。
本発明は、各々、モータに接続された複数のアンプと、前記モータを制御するコントローラとを、双方向のシリアル通信ケーブルを用いてループ状に接続されたサーボモータ制御ネットワークにおいて、
前記コントローラは、一方の前記モータに接続された前記アンプに対して、反時計回り側の一方の前記モータに接続された前記アンプ向け指令フレームを出力すると同時に、時計回り側の他方の前記モータに接続された前記アンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力し、該当する二つのアンプからそれぞれ応答フレームを受信し、
各々のアンプは、前記モータまたは前記コントローラ双方向シリアル通信ケーブルによって接続されるための時計方向及び半時計方向にある二つの物理層を備え、一方の物理層から受信した指令データまたは応答データを、即座に他方の物理層から出力する
ことを特徴とするサーボモータ制御ネットワークを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、
各々、モータに接続された複数のアンプと、前記モータを制御するコントローラとを、双方向のシリアル通信ケーブルを用いてループ状に接続されたサーボモータ制御ネットワークにおいて、
前記コントローラは、一方の前記モータに接続された前記アンプに対して、反時計回り側の一方の前記モータに接続された前記アンプ向け指令フレームを出力すると同時に、時計回り側の他方の前記モータに接続された前記アンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力し、該当する二つのアンプからそれぞれ応答フレームを受信し、
各々のアンプは、前記モータまたは前記コントローラ双方向シリアル通信ケーブルによって接続されるための時計方向及び半時計方向にある二つの物理層を備え、一方の物理層から受信した指令データまたは応答データを、即座に他方の物理層から出力する
ことを特徴とするサーボモータ制御ネットワークを備えたので、複数のアンプがコントローラから各自の指令フレームの受信を完了しコントローラが複数のアンプから応答フレームの受信を完了する総伝送時間を、総伝送時間におけるマージン時間を減らすことにより総伝送時間を低減することができる。
実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの構成図。 実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの指令フレームの発信動作を示す図。 実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの指令フレームの周回動作を示す図。 実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの応答フレームの動作を示す図。 実施の形態1におけるサーボモータ制御システムのタイミングチャートを示す図。
実施の形態1.
実施の形態1では、双方向シリアル通信ケーブルにてリング状に接続したサーボモータ制御システムの場合において、総伝送時間におけるフレーム間のマージン時間を減らすことにより、総伝送時間を小さくする方法について説明する。
図1は、実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの構成図である。
図1において、制御対象物を個別の軸方向に移動させる複数のモータ71〜74と、モータ71〜74に個別に駆動電流を供給する複数のアンプ1〜4と、アンプ1〜4へモータ71〜74の位置、速度などの指令を送るコントローラ5を備えている。シリアル通信ケーブル61、65は、アンプとコントローラとの間を接続し、シリアル通信ケーブル62、63、64はアンプ間の接続を行う。
シリアル通信ケーブル61〜65による接続は、アンプの物理層(以下、PHYと呼ぶ)11、12、21、22、31、32、41、42とコントローラのPHY51、52とシリアル通信ケーブル61〜65とが接続することにより行われる。
具体的には、コントローラ5のPHY52は、シリアル通信ケーブル61を介してアンプ1のPHY11に、アンプ1のPHY12はシリアル通信ケーブル62を介してアンプ2のPHY21に、アンプ2のPHY22はシリアル通信ケーブル63を介してアンプ3のPHY31に、アンプ3のPHY32はシリアル通信ケーブル64を介してアンプ4のPHY41に接続されている。最後のサーボアンプのPHY42は、シリアル通信ケーブル65を介してコントローラのPHY51に接続されている。
まずは、コントローラ5から各アンプ向けに送信される固定長の指令フレームの発信動作について説明する
図2は、実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの指令フレームの動作を示す図である。
コントローラ5は、アンプ1宛ての指令フレームをPHY52経由して反時計回り送信し、同時にアンプ4宛て指令フレームをPHY51を経由して時計回りに送信する。続いて、アンプ1宛て指令フレームをPHY11経由にて受信したアンプ1は反時計回りにこのフレームをPHY12経由にて送信し、同様にアンプ4宛て指令フレームをPHY42にて受信したアンプ4は時計回りに、このフレームをPHY41経由にて送信する。
図3は、実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの指令フレームの周回動作を示す図である。
アンプ1から送信されたアンプ1宛て指令フレームは、アンプ2、アンプ3、アンプ4の順に経由し、コントローラ5に戻る。同様にアンプ4から送信されたアンプ4宛て指令フレームは、アンプ4、アンプ3、アンプ2の順に経由してコントローラ5に戻る。
なお、アンプ1〜4はアドレスを確認する時間を節約するため、アンプ1〜4の第1のPHY11、21、31、41が反時計回りの指令フレームを受信し始めた後、直ちにアンプ1〜4の第2のPHY12、22、32、42は無条件に指令フレームを隣のノードへ反時計回りに転送し始める。また、アンプ1〜4の第2のPHY12、22、32、42が時計回りの指令フレームを受信し始めた後、直ちにアンプ1〜4の第1のPHY11、21、31、41は無条件に指令フレームを隣のノードへ時計回りに転送し始める。
続いて、各アンプからコントローラ5向けに送信される固定長の応答フレームの動作について説明する。
図4は、実施の形態1におけるサーボモータ制御システムの応答フレームの動作を示す図である。
アンプ1の第1のPHY11が指令フレームの受信を完了しアドレスを確認して自身宛ての指令フレームと確認した後、第2のPHY12は、指令フレームの送信後、マージン期間を経て、応答フレームを隣のアンプ2へ反時計回りに送信し始める。その後、アンプ2、アンプ3、アンプ4はそれぞれ、順に、応答フレームを受信後、無条件に反時計まわりに応答フレームを転送し、コントローラ5へ応答フレームが到達する。
同様にアンプ4の第2のPHY42が指令フレームの受信を完了しアドレスを確認して自身宛ての指令フレームと確認した後、第1のPHY41は、指令フレームの送信後、マージン期間を経て、応答フレームをアンプ3へ時計回りに送信し始める。その後、アンプ4、アンプ3、アンプ2はそれぞれ、順に応答フレームを受信後、無条件に反時計まわりに応答フレームを転送し、コントローラ5へ応答フレームが到達する。
上述の動作によって、コントローラ5は、アンプ1とアンプ4に対し、指令フレームと応答フレームの巡回を終えることができる。
次に、コントローラ5は、アンプ2とアンプ3に対し、指令フレームと応答フレームの巡回作業を実施する。
コントローラ5がアンプ1およびアンプ4からの応答フレームを受信した後、続いてコントローラ5はアンプ1の時と同様に、反時計まわりにアンプ2との通信を行うとともに、コントローラ5はアンプ4の時と同様に、時計まわりにアンプ3との通信を行う。
なお、コントローラ5とアンプ2間での通信手順は先に説明したコントローラ5とアンプ1間での通信手順と同様に、指令フレームの受信と応答フレームの送信を実施する。
またコントローラ5とアンプ3間での通信手順は先に説明したコントローラ5とアンプ4間での通信手順と同様に指令フレームの受信と応答フレームの送信を実施する。ここでは説明を省略する。
次に、本発明における総伝送時間について説明する。
図5は、実施の形態1におけるサーボモータ制御システムのタイミングチャートを示す図である。
時間t1でPHY52はアンプ1宛ての指令フレームをアンプ1のPHY11へ送信し、PHY51はアンプ4宛ての指令フレームをアンプ4のPHY42へ送信する。PHYの遅延Tdの後、時間t2にPHY11およびPHY42は自身宛ての指令フレームを受信し始める。
その際、コントローラ5からの指令フレームの送信時間は、時間t1から遅延Tdよりも長い、フレーム送信時間Tp_iを要する。
また、時間t2にPHY11が自身宛ての指令フレームを受信し始めるとすぐに、PHY12はアンプ1宛ての指令フレームをアンプ2のPHY21へ転送し始める、そして、アンプ2、アンプ3、アンプ4へと、指令フレームがアンプ間を経るたびに、PHYにおける遅延Tdを経過しながら、コントローラ5に到達する。
同様に、時間t2にPHY42が自身宛ての指令フレームを受信し始めるとすぐに、PHY41はアンプ4宛ての指令フレームをアンプ3のPHY32へ転送し始める。そして、アンプ3、アンプ2、アンプ1へと、指令フレームがアンプ間を経るたびに、PHYにおける遅延Tdを経過しながら、コントローラ5に到達する。
一方、PHY11がアンプ1宛ての指令フレームの受信を完了しアドレスを確認した後、指令データを読出するとともに、時間t2から、フレーム送信時間Tp_iと、マージンの時間Tm_iが経過した時間t3に、アンプ1のPHY12は、応答データをフレーム内の専用の領域である応答フレームに書き込み、アンプ2のPHY21へ送信し始める。アンプ1からコントローラ5向けの応答フレームは、その後、アンプ2、アンプ3、アンプ4の順に、応答フレームを受信後、無条件に反時計まわりに応答フレームを転送し、アンプ間を経るたびに、PHYにおける遅延Tdを経過しながら、コントローラ5へ応答フレームが送信される。
同様に、PHY41がアンプ4宛て指令フレームの受信を完了しアドレスを確認した後、時間t3にアンプ4のPHY41は、応答フレームをアンプ3のPHY32へ送信し始める。アンプ4からコントローラ5向けの応答フレームは、アンプ3、アンプ2、アンプ1の順に、応答フレームを受信後、無条件に時計まわりに応答フレームを転送し、アンプ間を経るたびに、PHYにおける遅延Tdを経過しながら、コントローラ5へ応答フレームが送信される。
コントローラ5は、時間Tcyc_iの周期で、アンプ1とアンプ4、アンプ2とアンプ3向けの指令フレームを生成する。データの衝突を防止するため、時間Tcycはフレーム送信時間Tp_iの最大値にマージンの時間Tm_iを加えた時間の2倍である。
すなわち、Tcyc_i=2×(Tp_i+Tm_i)となる。
ここで、先の先行事例(特許文献1)のTcycと比較する。先行事例ではコントローラ5と各アンプ1、2、3、4間との通信データを2分割していることを踏まえると、先行事例でのフレーム送信時間は、本実施の形態のフレーム送信時間Tp_iの半分となる。
また、マージン時間については、コントローラやアンプからフレームの送信が開始される時刻の偏差が影響し、フレーム送信時間の長さには依存しないため、先行事例と本実施の形態におけるマージンの時間Tm_iは同じと考えられる。
すると、先の先行事例(特許文献1)は、同じ宛先向けのフレームを半分に割って送信している関係上、本実施の形態と比べて、指令フレームの処理において、マージン時間1回分、応答フレーム処理時にマージン時間1回分、余計に時間を要し、指令フレーム、応答フレームの巡回においては、マージン時間2回分、余計に時間を要することになる。
時間t1からTcyc_i経過した時間t4に、PHY52はアンプ2宛ての指令フレームをアンプ1のPHY11へ送信し、PHY51はアンプ4宛ての指令フレームをアンプ4のPHY42へ送信する。アンプ1を経由してPHY21が自身宛ての指令フレームの受信を完了しアドレスを確認した後、時間t5にアンプ2のPHY22は応答フレームをアンプ3のPHY31に向けて送信し始める。
同様にアンプ4を経由してPHY32が自身宛ての指令フレームの受信を完了しアドレスを確認した後、時間t5にアンプ3のPHY31は応答フレームをアンプ2のPHY22に向けて送信し始める。
アンプ2からの応答フレームは、アンプ3、アンプ4を介してコントローラ5へ送信される。アンプ3からの応答フレームは、アンプ2、アンプ1を介してコントローラ5へ送信される。そして、時間t6に、コントローラ5はアンプ2からの応答フレームとアンプ3からの応答フレームの受信を完了する。
アンプ1〜4がそれぞれの指令フレームの受信を完了し、コントローラ5がアンプ1〜4から応答フレームの受信を完了する総伝送時間 Ttotal は、一般化すると、次の式で表される。
Ttotal=(n+1)×Td+n×1/2×Tcyc
=(n+1)×Td+n×1/2×2×(Tp_i+Tm_i)
ここで、nはアンプの個数、TdはPHYの遅延である。
したがって、本実施の形態では、
各々、モータ71〜74に接続された複数のアンプ1〜4と、モータ71〜74を制御するコントローラ5とを、双方向のシリアル通信ケーブル61〜65を用いてループ状に接続されたサーボモータ制御ネットワークにおいて、
コントローラ5は、一方のモータに接続されたアンプに対して、反時計回りに一方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力すると同時に、他方のモータに接続されたアンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力し、該当する二つのアンプからそれぞれ応答フレームを受信するとともに、
各々のアンプ1〜4は、時計方向及び半時計方向にあるサーボモータまたはコントローラ5と双方向シリアル通信ケーブルによって接続されるための二つの物理層を備え、一方の物理層から受信した指令データまたは応答データを、即座に他方の物理層から出力するとともに、指令データが自分向けであった場合には、受信した物理層側とは反対側から指令データを出力後、所定のマージン時間後に応答フレームを出力することを特徴とするサーボモータ制御ネットワークを備えたので、複数のアンプがコントローラから各自の指令フレームの受信を完了しコントローラが複数のアンプから応答フレームの受信を完了する総伝送時間を、総伝送時間におけるマージン時間を減らすことにより総伝送時間を低減することができる。
1〜4 アンプ
5 コントローラ
11〜12 アンプ1のPHY
21〜22 アンプ2のPHY
31〜32 アンプ3のPHY
41〜42 アンプ4のPHY
51〜52 アンプ5のPHY
61〜65 シリアル通信ケーブル
71〜74 モータ

Claims (4)

  1. 各々、モータに接続された複数のアンプと、前記モータを制御するコントローラとを、双方向のシリアル通信ケーブルを用いてループ状に接続されたサーボモータ制御ネットワークにおいて、
    前記コントローラは、一方の前記モータに接続された前記アンプに対して、反時計回り側の一方の前記モータに接続された前記アンプ向け指令フレームを出力すると同時に、時計回り側の他方の前記モータに接続された前記アンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力し、該当する二つのアンプからそれぞれ応答フレームを受信し、
    各々のアンプは、前記モータまたは前記コントローラ双方向シリアル通信ケーブルによって接続されるための時計方向及び半時計方向にある二つの物理層を備え、一方の物理層から受信した指令データを、即座に他方の物理層から出力する
    ことを特徴とするサーボモータ制御ネットワーク。
  2. 各々、モータに接続された複数のアンプと、前記モータを制御するコントローラとを、双方向のシリアル通信ケーブルを用いてループ状に接続されたサーボモータ制御ネットワークにおいて、
    前記コントローラは、一方の前記モータに接続された前記アンプに対して、反時計回り側の一方の前記モータに接続された前記アンプ向け指令フレームを出力すると同時に、時計回り側の他方の前記モータに接続された前記アンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力し、該当する二つのアンプからそれぞれ応答フレームを受信し、
    各々のアンプは、前記モータまたは前記コントローラ双方向シリアル通信ケーブルによって接続されるための時計方向及び半時計方向にある二つの物理層を備え、一方の物理層から受信した指令データまたは応答データを、即座に他方の物理層から出力するとともに、前記指令データが自分向け指令データであった場合には、受信した物理層側とは反対側から指令データを出力後、所定のマージン時間後に応答フレームを出力する
    ことを特徴とするサーボモータ制御ネットワーク。
  3. 各々、モータに接続された複数のアンプと、前記モータを制御するコントローラとを、双方向のシリアル通信ケーブルを用いてループ状に接続されるとともに、前記コントローラ及び複数の前記アンプとが、各々、シリアル通信ケーブルと接続するための二つの物理層を備えたサーボモータ制御ネットワークの通信方法において、
    前記コントローラが、一方の前記モータに接続された前記アンプに対して、反時計回り側の一方の前記モータに接続された前記アンプ向け指令フレームを出力すると同時に、時計回り側の他方の前記モータに接続された前記アンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力するステップと、
    各々のアンプが、一方の物理層から受信した指令データを、即座に他方の物理層から出力するステップと、
    前記コントローラが、前記シリアル通信ケーブルと、時計方向及び反時計方向に接続された前記アンプから周回された前記指令フレームを受信するステップと、
    備えたことを特徴とするサーボモータ制御ネットワークの通信方法。
  4. 各々、モータに接続された複数のアンプと、前記モータを制御するコントローラとを、双方向のシリアル通信ケーブルを用いてループ状に接続されるとともに、前記コントローラ及び複数の前記アンプとが、各々、シリアル通信ケーブルと接続するための二つの物理層を備えたサーボモータ制御ネットワークの通信方法において、
    前記コントローラが、一方の前記モータに接続された前記アンプに対して、反時計回り側の一方の前記モータに接続された前記アンプ向け指令フレームを出力すると同時に、時計回り側の他方の前記モータに接続された前記アンプに対して、時計回りに他方のモータに接続されたアンプ向け指令フレームを出力するステップと、
    各々のアンプが、一方の物理層から受信した指令データを、即座に他方の物理層から出力するステップと、
    前記指令データが自分向け指令データであった場合には、受信した物理層側とは反対側から指令データを出力後、所定のマージン時間後に応答フレームを出力するステップと、
    前記コントローラが、前記シリアル通信ケーブルと、時計方向及び反時計方向に接続された前記アンプから周回された前記指令フレームを受信するステップと、
    備えたことを特徴とするサーボモータ制御ネットワークの通信方法。
JP2009266266A 2009-11-24 2009-11-24 サーボモータ制御ネットワークとその通信方法 Expired - Fee Related JP5609075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009266266A JP5609075B2 (ja) 2009-11-24 2009-11-24 サーボモータ制御ネットワークとその通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009266266A JP5609075B2 (ja) 2009-11-24 2009-11-24 サーボモータ制御ネットワークとその通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011113118A true JP2011113118A (ja) 2011-06-09
JP5609075B2 JP5609075B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=44235435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009266266A Expired - Fee Related JP5609075B2 (ja) 2009-11-24 2009-11-24 サーボモータ制御ネットワークとその通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5609075B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101747365B1 (ko) 2016-05-24 2017-06-14 주식회사 루텍 T-분기 없는 시리얼 통신 연결을 위한 소켓 보드 및 이를 이용한 모터제어반용 시스템
WO2018048251A1 (ko) * 2016-09-12 2018-03-15 주식회사 루텍 모터제어반용 시스템

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6915993B2 (ja) * 2017-01-13 2021-08-11 日本電産株式会社 モータ作動制御システム、多軸機械装置、モータ作動制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0969004A (ja) * 1995-06-19 1997-03-11 Fanuc Ltd 数値制御装置
JP2004015488A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Vodafone Kk ネットワーク、ネットワークセンタおよびネットワーク装置
JP2008165745A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Sodick Co Ltd Nc装置と複数のサーボアンプとのシリアル通信方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0969004A (ja) * 1995-06-19 1997-03-11 Fanuc Ltd 数値制御装置
JP2004015488A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Vodafone Kk ネットワーク、ネットワークセンタおよびネットワーク装置
JP2008165745A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Sodick Co Ltd Nc装置と複数のサーボアンプとのシリアル通信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101747365B1 (ko) 2016-05-24 2017-06-14 주식회사 루텍 T-분기 없는 시리얼 통신 연결을 위한 소켓 보드 및 이를 이용한 모터제어반용 시스템
WO2018048251A1 (ko) * 2016-09-12 2018-03-15 주식회사 루텍 모터제어반용 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP5609075B2 (ja) 2014-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011114994A1 (ja) プログラマブルコントローラ
EP2264948A1 (en) Local area network for distributing data communication, sensing and control signals
EP3056868B1 (en) Multiplexing communication system and working robot
JP2008165745A (ja) Nc装置と複数のサーボアンプとのシリアル通信方法
JP6648298B2 (ja) 双方向通信のための方法および装置
CN113949721B (zh) 多马达系统
JP2013084111A (ja) 通信システム、制御装置、通信装置、制御方法、通信方法、及びプログラム
US20160139585A1 (en) Modular control of a linear drive with communication
JP5609075B2 (ja) サーボモータ制御ネットワークとその通信方法
US20170099222A1 (en) Method for data communication with reduced overhead in a real-time capable ethernet data network
JP2014021887A (ja) Ioユニットと通信を行う数値制御装置
KR101179431B1 (ko) 이더캣 네트워크 시스템 및 이의 운용 방법
JP2008029161A (ja) モータ制御用シリアル通信装置
TWI587644B (zh) Wireless communication devices, wireless communication systems, and wireless communication methods
JP6596239B2 (ja) 多重化通信装置
JP4980292B2 (ja) 異なる通信周期で複数のアンプと通信する数値制御システム
JP2018092207A (ja) 駆動機器および駆動機器システム
JP6205206B2 (ja) 多軸制御システム
JP2007181340A (ja) サーボシステムおよびサーボドライブ
US9671773B2 (en) Numerical control system
JP4019987B2 (ja) シリアル通信のデータフレーム構成方法
JP2017011706A (ja) 通信システム、通信方法及び通信プログラム
JP2011119999A (ja) 通信装置及びマスタ装置
JP2010212938A (ja) リング型ネットワークシステム
JP2006285886A (ja) 分散型モーションコントロールシステムの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140818

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees