JP2011112811A - 画像投射装置 - Google Patents
画像投射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011112811A JP2011112811A JP2009268161A JP2009268161A JP2011112811A JP 2011112811 A JP2011112811 A JP 2011112811A JP 2009268161 A JP2009268161 A JP 2009268161A JP 2009268161 A JP2009268161 A JP 2009268161A JP 2011112811 A JP2011112811 A JP 2011112811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- image
- optical system
- axis
- switching means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【解決手段】画像投射装置10の投射光学系は、中間像13を形成する正のパワーを有する第一の光学系12と反射させて拡大投影する正のパワーを有する凹面ミラー14からなり、投射される投射画像は、前記投射光学系を構成する第一の光学系の光軸中心17に対して、前記投射画像の縦方向(短手方向)、及び横方向(長手方向)の両方向にシフトして投射され、前記投射光学系から投射画像位置に至るまでの投射光路中には、投射光切替手段15が配置されており、投射光を縦方向又は横方向のうちいずれかのシフトの方向とは逆の方向へ偏向させるか否かを選択できるようにする。
【選択図】図1
Description
特開2005−156573号公報(「画像投射装置」、特許文献1)には、図12に示されるように、上方(レンズの光軸を含む鉛直方向断面(所謂メリディオナル断面))のみならず同時に横方向(ラディアルアジムス成分方向)に投射する機能を有しており、結果的に投射装置52に対して斜め上方又は下方へ投射する画像投射装置が開示されている。この画像投射装置では光軸まわりに画像表示パネル53を回動可能として、投射画面51の左右シフト方向をどちらにするかを切り替えている。
画像投射装置では投射光学系の投射倍率に応じて、画像表示パネル53の位置精度は厳しくなる。これは少しの画像表示パネル53の位置変動が、そのまま拡大されて投射画像51へ影響を及ぼすからである。画像表示パネルと投射レンズの位置を変えるとなると、位置変動を抑える必要がありメカ機構が必要となる。また、位置変動誤差による投射画像の品質を損なうという問題があった。これは投射倍率が大きくなればなるほど顕著となるので、拡大投射装置(いわゆるプロジェクター)においては解決すべき大きな課題となっていた。
しかしながら、プロジェクターを使って説明するプレゼンテーターが、画面の前に位置するとき、プレゼンテーターと画面の間に投射装置を設置することになるが、これを回避するために投射装置を画面の隅に配置したい場合には、適用することができないなどの制約があった。また、画像を上方から投射させる形態では、パソコンとの通信コードや電源コードなどが画面の前に垂れ下がるので、邪魔になっていた。
(1) 本発明に係る画像投射装置(請求項1に対応)は、少なくとも、画像形成部と、前記画像形成部で形成される画像を拡大投射する投射光学系により構成される画像投射装置であって、
前記投射光学系は、正のパワーを有する第一の光学系により中間像を形成し、該中間像を正のパワーを有する凹面ミラーで反射させて拡大投射する光学系であり、
前記画像投射装置より投射される投射画像は、前記投射光学系を構成する第一の光学系の光軸中心に対して、前記投射画像の縦方向(短手方向)、及び横方向(長手方向)の両方向にシフトして投射され、
前記投射光学系から投射画像位置に至るまでの投射光路中には、投射光切替手段が配置されており、
前記投射光切替手段によって、投射光を縦方向又は横方向のうちいずれかのシフトの方向とは逆の方向へ偏向させるか否かを選択できることである。
このように、投射画像は、第一の光学系の光軸中心に対して、縦方向(短手方向)と横方向(長手方向)の両方向にシフトして投射されるので、画像投射装置を投射画面に対して画面の隅に配置することができ、かつ、投射画像の投射位置を画面左右のいずれかの方向に、又は画面上下のいずれかの方向に容易に選択することができる。また、中間像を形成するので、中間像を形成しない従来の光学系と比較して、格段に投射光切替手段を小さくすることができる。
このような構成によって、例えば、画像形成部を(+X,−Y)の領域に配置すれば、第一の光学系によって光軸を挟んで反対側の(−X,+Y)の領域に中間像が形成される。この中間像が凹面ミラーにより反射集光され、投射光切替手段により投射光路が折り返される状態(第一の状態)では、(+X,+Y)の領域に投射画像(I)が形成され、投射光路が折り返されない状態(第二の状態)では、(+X,−Y)の領域に投射画像(II)が形成される。
画像形成部が光軸からシフトして配置されているので、共軸の投射系に適用することが可能であり、設計し易く、製作する場合にも投射系を構成するレンズ要素の光軸を合わせる光軸調整がし易くなる。
このような構成によって、移動選択手段によりミラー等の偏向素子を移動するだけで投射光路を切り替えることができる。
このような構成によれば、偏向素子を光の偏光特性を利用する偏光分離素子によって構成することができるので、投射光切替手段にメカニカルな駆動機構がなくなるため、ミラーの位置変動による画像の焦点ズレや投射画像の位置ズレが発生しない。
このような構成によって、投射光切替手段で反射された状態の投射画像(I)と、投射光切替手段が無効となっている状態の投射画像(II)が、同一平面内に存在することができるので、投射画像を画像投射装置に対して左右のどちらに投射するかを容易に選択することができる。
このような構成によって、投射光切替手段の偏向素子を投射画面の法線に対して略平行に配置すると共に、その反射面を縦方向(Y方向)に略平行に設定するか、又は横方向(X方向)に略平行に設定するかによって、投射画像のシフト方向を3方向に変更することができる。
このような構成によって、投射光切替手段による投射光切り替え情報を受け取って、これに連動させて投射画像を自動的に反転させ投射するので、投射画像のシフト方向の選択が容易となる。
このような構成によれば、第一の光学系は複数のレンズ系を組み合わせるため、それぞれのレンズの光軸を意図的にずらして組み合わせた構成は組み難いので、単一のミラーで構成される第二の光学系である凹面ミラーに非対称性を持たせる方が設定し易い。つまり、凹面ミラーを光軸を含んだZX平面で非対称にし、かつ光軸を含んだYZ平面に対しても非対称にすることにより、投射光学系の設計の自由度を格段に向上させることができる。
(1) 請求項1に係る発明
投射画面に対して画像投射装置を画面の隅に配置することができ、かつ、投射画像の投射位置を画面左右のいずれかの方向に、又は画面上下のいずれかの方向に容易に選択することができる。
第一の光学系により中間像を形成するので、中間像を形成しない従来の光学系と比較して、格段に投射光切替手段を小さくすることができ、画像投射装置全体を小型化することができる。
また、配置の制約をさらになくすことができるので、画像投射装置の使い勝手を向上することができる。
画像形成部が光軸からシフトして配置されているので、共軸の投射系に適用することができ、設計し易く、また製作する場合にも投射系を構成するレンズ要素の光軸を合わせる光軸調整がし易いため、製造コストを下げることができる。
(3) 請求項3に係る発明
ミラー等の偏向素子を移動するだけで投射光路を切り替えることができるので、非常に簡便な機構で投射光切替手段を実現することができる。
(4) 請求項4に係る発明
投射光切替手段に可動部、即ち、メカニカルな駆動機構がなくなるので、信頼性が高くなる。また、ミラーの位置変動による画像の焦点ズレや投射画像の位置ズレが発生しない。
投射画像を投射装置に対して左右のどちらに投射するかを容易に選択することができるようになり、画像投射装置をひっくり返すような手間を省くことができる。
(6) 請求項6に係る発明
投射光切替手段の偏向素子の配置を選択するのみで、投射画像のシフト方向を3方向に変更することができるので、より一層自由度の高い設置方法を選択することができる。
投射光切替手段の切り替えと連動させて投射画面の反転を行うので、シフト方向の選択が容易となり、画像投射装置の使い勝手が格段に向上する。
(8) 請求項8に係る発明
投射光学系の設計の自由度を格段に向上させることができ、投射性能の向上と投射光学系の小型化に寄与することができる。
画像投射装置10は、画像形成部11と、この画像形成部11で形成される画像情報を拡大投射する投射光学系(拡大投射光学系)とにより構成される。この投射光学系は、複数のレンズで構成される第一の光学系12と、少なくとも1枚から成りパワー(屈折力)を有する反射光学素子で構成される第二の光学系(凹面ミラー)14とから成っている。
また、図2には図1と同じ画像投射装置10を示しており、方向の異なるY方向から見た図であり、Z−X平面での配置関係を示している。画像形成部11は第一の光学系の光軸17上にはなく、X方向にシフトされていて、図に示すようにX軸矢印方向(+X側)に配置されている。
ここで、上記第一の光学系の光軸17とは、投射光学系を構成する複数のレンズの光軸のうち最多数のレンズにより共有される光軸とする。ここでは、第一の光学系12を構成する複数のレンズで共有される光軸と一致する。
上記4つの領域の何れかに画像生成部11を配置し、2つ以上の領域に含まれないようにする。
上記画像形成部11のシフト量は、Y軸方向とX軸方向のどちらにも100%以上のシフトとすることが望ましい。シフト量について説明すると、シフト量とは、物体に相当する画像形成部11を光軸17に対してどれだけシフトさせているかを表す量である。画像形成部11の中心と光軸17が一致しているとき、即ち、投射光学系の光軸中心に画像形成部11を配置したときのシフト量を0%とし、それから物体面上をスライドして画像形成部11の最端部が光軸17と重なる位置までシフトさせたときのシフト量を100%とする。つまり、シフト量が100%未満であれば、光軸は画像形成部上のどこかと交わっているが、100%以上になると画像形成部と光軸は交わらなくなる。
また、X軸方向は必ずしも100%でなくても良いが、X軸方向にシフトされた投射光の向きを変えて投射させる場合は、X軸方向のシフト量は100%以上にする必要がある。
第一の光学系12と画像生成部11の間には、図示していない照明光と投射光を分離するための光路分離用のプリズム18などが配置されている。必要に応じて、他の部品と置き換えても良い。例えば、3板式透過型液晶パネルに適用する場合は、赤青緑のパネルの作像光を合成するいわゆるクロスプリズムなどが配置される。画像生成部11は、Y方向には100%を超えるシフト量が付与され、X方向にはほぼ100%に近いシフト量が付与されて配置されている。
この投射光切替手段15は、投射光を反射させることにより、光路を折り曲げて投射光を折り返すことができる。このとき投射光は、第一の状態で得られる投射画像(I)16aを形成する。この第一の状態で得られる投射画像(I)16aと第二の状態で得られる投射画像(II)16bは、それぞれ光軸17を挟んで+Y側と−Y側に位置している。
ここで、上記投射画像(I)16aは、投射光切替手段15が機能して光路が折り返されている状態で得られる投射画像であり、上記投射画像(II)16bは、光路が折り返されていない場合の投射画像であり、それぞれ投射画像の形成される位置が異なる。
また、画像形成部、中間像形成位置、投射画像の位置について、先に定義した4つの領域(+X,+Y)、(+X,−Y)、(−X,+Y)、(−X,−Y)で説明する。
図3は、画像形成部11から投射光学系を見た図を示しており、光路が折り返されている状態(第一の状態)と、折り返されていない状態(第二の状態)を図示している。画像形成部11は、(+X,−Y)の領域に配置されていて、図には示されていないが、第一の光学系12によって、光軸を挟んで反対側の(−X,+Y)の領域に中間像を形成する。この中間像が第二の光学系14の凹面ミラーにより反射集光され、投射光路が折り返されている状態(第一の状態)では、(+X,+Y)の領域に投射画像(I)16aが形成される。また、投射光路が折り返されていない状態(第二の状態)では、(+X,−Y)の領域に投射画像(II)16bが形成される。
投射光切替手段15は、これまでに説明したとおり光路を折り返す機能を有しており、その具体的手段としては平面ミラーなどの反射部により構成される。図3では、その反射部が投射画像の長手方向に水平に置かれている状態である。光路切り替え方向は投射画像の短手方向、つまり上下方向となっていて、図3に示されているようにY方向である。
これに対して、本発明では投射光切替手段15を設けることによって、図3に示されるように、投射光を折り返すか否かによって、容易に投射画像の位置を4つの領域(第一、第二、第三、及び第四の状態)に設定することができる画像投射装置を実現することができた。
投射光切替手段15は、少なくとも反射面を有する偏向素子と、この偏向素子を移動させる移動補助部材24から成ることが望ましい。
先ず、偏向素子の具体例について、図4を参照しながら説明する。図4は、第一の光学系から第二の光学系に向かって見たときの偏向素子の構成を示す。
偏向素子21は、その表面が反射面22と成っており、図4(a)に示す第一の状態では、投射光束23を反射させる位置に配置されている。この偏向素子21は、それに設けられた移動補助部材24によって、矢印側に移動されることにより偏向素子21を投射光路中から外すことができる。図4の矢印方向は、図1及び図2におけるX方向に対応する。図4(b)に示す第二の状態では、投射光束23は反射されずに投射画像(II)を形成する。つまり、投射光切替手段15とは、偏向素子21を投射光路中に配置するか否かについて、外部からの命令によって偏向素子21を移動させる移動選択手段を指すものである。偏向素子21は反射ミラーが好適であり、ミラー部でパワー(屈折力)を有しない平面ミラーが望ましい。
ここで、偏向素子21により投射光路が折り返される場合を第一の状態とする。この第一の状態で形成される投射画像を投射画像(I)とする。投射画像(I)と投射画像(II)は、図1、図2と対応している。
この偏向素子26は、第一の状態と第二の状態について、それぞれ偏向機能を有する反射面27と偏向させない機能を有する透過面28を、図5に示される断面構造のように、一体構造としても良い。つまり、透明部材の表面の半分に反射面27を形成し、残りの半分は透過面28としており、この反射面27を第一の状態として機能する反射領域26aとし、透過面28を第二の状態として機能する透過領域26bとして選択可能である。
上記投射光の偏光切換手段は、投射光学系の内部に設けるのが好適である。これは、図1及び図2などに示した画像投射装置10の説明からも解るように、第一の光学系12と第二の光学系14の間に配置する構成を含むものである。
例えば、図1に示されるように、第一の状態(投射光切替手段15で反射された状態)の投射画像(I)16aと、第二の状態(投射光切替手段15が無効となっている状態)の投射画像(II)16bが同一平面内に存在することができる。つまり、投射光の切り替えにより、投射位置を変更させることなく投射することができるようになる。
これに対して、偏向素子を法線に対して平行に配置しない場合は、第一の状態(投射光切替手段15で反射された状態)の投射画像(I)16aと、第二の状態(投射光切替手段15が無効となっている状態)の投射画像(II)16bは同一平面内にならず、歪みを発生し焦点ズレも生じてしまう。
本実施例2の画像投射装置30は、投射光切替手段35を構成する偏向素子が、投射画面の法線に対して略平行に配置されると共に、Y方向(縦方向)に略平行な反射面を有する偏向素子を含む手段であって、投射光の方向を投射画面の左右方向(X方向)へ切り替えることができると共に、上記偏向素子の反射面をX方向(横方向)に略平行な位置にも設定できるようにして、投射光の方向を上下方向(Y方向)への切り替えも可能としたものである。
このように、画像投射装置30の姿勢(配置)を全く変えないで、3つの状態の投射スタイルを実現することができる。
つまり、このような構成であれば、図6に示すように、画像投射装置30に対して投射画像を左右のどちらに投射するかを容易に選択することが可能になる。
画像投射装置の全体システムは、光源41、リフレクタ42、カラーホイール43、ホイール駆動装置44、ロッドインテグレータ45、照明光学系46、画像形成部(DMDパネル)11、全反射プリズム18、通信インターフェース47、及び主制御装置48などを有しており、画像形成部11で形成された画像を本発明の投射光学系(拡大投射光学系)により拡大投射するものである。
画像形成部(DMDパネル)11は、ここでは、マトリックス状に配置された複数のマイクロミラーと、入射光に対する各マイクロミラーの傾斜角を個別に制御することができるミラー制御部などを有する、いわゆるデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いたパネルである。上記ミラー制御部は、主制御装置からの画像情報に応じて、各マイクロミラーの傾斜角を制御する。すなわち、複数のマイクロミラーがマトリックス状に配置されているミラー面に、画像を形成することができるように構成されている。
上記リフレクタ42は、光源41から射出された光束を集光させる。上記カラーホイール43は、赤、青、緑の各フィルタを有する円盤状部材であり、該リフレクタ42からの光束の集光位置近傍に配置されている。
上記ホイール駆動装置44は、カラーホイール43を回転させるための装置であり、主制御装置48からの画像の色情報に応じて、上記リフレクタ42からの光束が該色情報に対応するフィルタを通過するように、カラーホイール43を回転させる。
上記全反射プリズム18へ入射した照明光学系46からの光束は、画像形成部(DMDパネル)11を照明する。この照明光は、画像形成部11によって、画像情報に対応して変調される。そこで、画像形成部11で反射されて、全反射プリズム18に入射する光束は、この画像形成部11上の画像から発せられた光束と考えることができる。この画像形成部11で反射され、全反射プリズム18に入射した光束は、この全反射プリズム18を通過して、屈折光学系である第一の光学系12に射出される。
上記実施例における画像投射装置の形状や構成は一例であり、これに限定されるものではない。
画像形成部11として発光機能を有する画像形成素子を用いても良い。この場合は、上記光源41は不要であり、これにより更なる小型化を図ることができる。
本発明の投射光学系では、画像形成部11がX方向にもシフトして配置されているので、光学系としては必ずしもX方向にも対称でなくともよい。つまり、光軸を含んだYZ平面に対しても非対称な形状であっても良い。第一の光学系12は複数のレンズ系を組み合わせるため、それぞれのレンズの光軸を意図的にずらして組み合わせた構成は組み難いので、単一のミラーで構成された第二の光学系14、つまり凹面ミラーに非対称性を持たせるほうが設定し易い。
つまり、凹面ミラーを光軸を含んだZX平面で非対称にし、かつ光軸を含んだYZ平面に対しても非対称にすることによって、設計の自由度が格段に向上し、投射性能の向上と投射光学系の小型化に寄与することとなった。
つまり、これまで説明したY軸方向が短軸方向でX軸方向が長軸方向であり、Z軸方向が光線の進む方向であり、また曲面のデプスであるとし、また、X、Y、X2、XY、Y2、X3、XY2、X2Y、Y3、X4、X3Y、X2Y2、XY3、Y4・・・は、係数であるとしたとき、
Z=X・x+Y・y+X2・x2+XY・xy+Y2・y2+X3・x3+X2Y・x2y+XY2・xy2+Y3・y3+X4・x4+XY3・xy3+X2Y2・x2y2+X3Y・x3y+Y4・y4+X5・x5+X4Y・x4y+X3Y2・x3y2+X2Y3・x2y3+XY4・xy4+Y5・y5+X6・x6+・・ ………(1)
で表される反射面の式で、x軸とy軸の両方とも奇数の次数が存在していることである。
12…第一の光学系 13…中間像
14…第二の光学系(凹面ミラー)
15…投射光切替手段
15a…投射光切替手段の反射面
16a…第一の状態で得られる投射画像(I)
16b…第二の状態で得られる投射画像(II)
16c…第三の状態で得られる投射画像(III)
16d…第四の状態で得られる投射画像(IV)
17…第一の光学系の光軸
18…プリズム、全反射プリズム
21…偏向素子 22…反射面
23…投射光束 24…(偏向素子)移動補助部材
26…偏向素子 26a…反射領域
26b…透過領域 27…反射面
28…透過面
30…画像投射装置 31…画像形成部
32…第一の光学系 34…第二の光学系(凹面ミラー)
35…投射光切替手段
41…光源 42…リフレクタ
43…カラーホイール 44…ホイール駆動装置
45…ロッドインテグレータ 46…照明光学系
47…通信インターフェース 48…主制御装置
49…上位装置
Claims (8)
- 少なくとも、画像形成部と、前記画像形成部で形成される画像を拡大投射する投射光学系により構成される画像投射装置であって、
前記投射光学系は、正のパワーを有する第一の光学系により中間像を形成し、該中間像を正のパワーを有する凹面ミラーで反射させて拡大投射する光学系であり、
前記画像投射装置より投射される投射画像は、前記投射光学系を構成する第一の光学系の光軸中心に対して、前記投射画像の縦方向(短手方向)、及び横方向(長手方向)の両方向にシフトして投射され、
前記投射光学系から投射画像位置に至るまでの投射光路中には、投射光切替手段が配置されており、
前記投射光切替手段によって、投射光を縦方向又は横方向のうちいずれかのシフトの方向とは逆の方向へ偏向させるか否かを選択できることを特徴とする画像投射装置。 - 請求項1に記載の画像投射装置において、投射画像の縦方向(短手方向)をY軸、投射画像の横方向(長手方向)をX軸とし、X軸とY軸の交点を前記第一の光学系の光軸上に位置するようにしたとき、得られる4つの領域(+X,+Y)、(+X,−Y)、(−X,+Y)、(−X,−Y)の何れかに、前記画像形成部を配置することを特徴とする画像投射装置。
- 請求項2に記載の画像投射装置において、投射光切替手段は、少なくとも投射光路を偏向する偏向素子と、該偏向素子を投射光路上に配置させるか否かを選択する移動選択手段とから構成することを特徴とする画像投射装置。
- 請求項2に記載の画像投射装置において、投射光切替手段の偏向素子は、第一の状態では反射し、第二の状態では透過する機能を選択できる素子であることを特徴とする画像投射装置。
- 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像投射装置において、投射光切替手段を構成する偏向素子を、投射画面の法線に対して略平行に配置することを特徴とする画像投射装置。
- 請求項5に記載の画像投射装置において、投射光切替手段を構成する偏向素子は、投射光を少なくとも垂直方向と水平方向の2方向に偏向させることができるように、2つの位置を選択可能であることを特徴とする画像投射装置。
- 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像投射装置において、投射光切替手段により投射方向を折り返す場合と折り返さない場合とに応じて、入力画像を反転像とする画像処理部を設けることを特徴とする画像投射装置。
- 請求項2に記載の画像投射装置において、投射光学系を構成する凹面ミラーは、第一の光学系の光軸を中心に、左右方向、上下方向ともに非対称な形状であることを特徴とする画像投射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009268161A JP2011112811A (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 画像投射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009268161A JP2011112811A (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 画像投射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011112811A true JP2011112811A (ja) | 2011-06-09 |
Family
ID=44235195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009268161A Pending JP2011112811A (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 画像投射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011112811A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8901472B2 (en) | 2011-08-16 | 2014-12-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image displaying apparatus including a projection optical system and a reflective image display element with plural micro-mirrors |
US8922883B2 (en) | 2012-11-05 | 2014-12-30 | Ricoh Company, Ltd. | Magnification optical system |
US9069238B2 (en) | 2011-10-31 | 2015-06-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image displaying apparatus |
US9158119B2 (en) | 2012-10-31 | 2015-10-13 | Ricoh Company, Ltd. | Enlargement optical system |
US10451961B2 (en) | 2011-11-04 | 2019-10-22 | Ricoh Company, Ltd. | Focus adjustment system for an image display device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009080462A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-04-16 | Ricoh Co Ltd | 投射光学系及び画像表示装置 |
JP2009086315A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Ricoh Co Ltd | 投射光学装置 |
JP2009237383A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 投写型映像表示装置 |
-
2009
- 2009-11-25 JP JP2009268161A patent/JP2011112811A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009080462A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-04-16 | Ricoh Co Ltd | 投射光学系及び画像表示装置 |
JP2009086315A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Ricoh Co Ltd | 投射光学装置 |
JP2009237383A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 投写型映像表示装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8901472B2 (en) | 2011-08-16 | 2014-12-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image displaying apparatus including a projection optical system and a reflective image display element with plural micro-mirrors |
US9069238B2 (en) | 2011-10-31 | 2015-06-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image displaying apparatus |
US10451961B2 (en) | 2011-11-04 | 2019-10-22 | Ricoh Company, Ltd. | Focus adjustment system for an image display device |
US9158119B2 (en) | 2012-10-31 | 2015-10-13 | Ricoh Company, Ltd. | Enlargement optical system |
US8922883B2 (en) | 2012-11-05 | 2014-12-30 | Ricoh Company, Ltd. | Magnification optical system |
US9046674B2 (en) | 2012-11-05 | 2015-06-02 | Ricoh Company, Ltd. | Magnification optical system |
US9348121B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-05-24 | Ricoh Company, Ltd. | Magnification optical system |
US9841584B2 (en) | 2012-11-05 | 2017-12-12 | Ricoh Company, Ltd. | Magnification optical system |
US10310238B2 (en) | 2012-11-05 | 2019-06-04 | Ricoh Company, Ltd. | Magnification optical system |
US10606042B2 (en) | 2012-11-05 | 2020-03-31 | Ricoh Company, Ltd. | Magnification optical system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5030732B2 (ja) | 投射光学系及び画像投射装置 | |
JP4829196B2 (ja) | 投射光学装置 | |
JP4223936B2 (ja) | 投射光学系、拡大投射光学系、拡大投射装置及び画像投射装置 | |
JP5545394B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP5477491B2 (ja) | 投射光学系 | |
EP2034724B1 (en) | Projection optical system and image displaying apparatus | |
JP5359607B2 (ja) | 変倍光学系、プロジェクタ | |
KR100657338B1 (ko) | 투사형 화상표시장치 | |
JP2012027113A (ja) | 投射光学系及び画像投射装置 | |
JP2011107295A (ja) | 投射光学系、画像表示装置及び画像表示システム | |
JP5049464B2 (ja) | 反射型光学系およびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP2011112811A (ja) | 画像投射装置 | |
JP2004279988A (ja) | 投射光学系 | |
JP5412884B2 (ja) | 光学系及び画像表示装置 | |
JP2017227803A (ja) | 画像投写装置及び画像位置調整装置 | |
JP2007233056A (ja) | 投写型表示装置 | |
JP4963346B2 (ja) | 投射光学系、及びそれを有する投射型表示装置 | |
JP2007155902A (ja) | 結像光学系 | |
JP2023119170A (ja) | 投射システム及び反射装置 | |
JP2005189768A (ja) | 投射光学系、画像投射装置 | |
KR20070037535A (ko) | 투사형 화상표시장치 | |
JP2011150369A (ja) | 投射光学系、及びそれを有する投射型表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130820 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130927 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20130930 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131112 |