JP2011111990A - 遠心圧縮機 - Google Patents

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茂斉 堀江
Teruhiro Nakaniwa
彰宏 中庭
Takuya Kinoshita
卓也 木下
Shinichiro Tokuyama
伸一郎 得山
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Abstract

【課題】遠心圧縮機において圧縮されたガスを効率的に冷却して圧縮ガス全体の温度を低下させることにより、ポリマー状の固形物の生成を抑制して、遠心圧縮機の圧縮機流路、回転部材への固形物の付着、ひいては遠心圧縮機の性能低下、振動の発生を抑制することが可能な遠心圧縮機を提供すること。
【解決手段】ケーシング5と、回転軸2と、前記回転軸2に多段に設けられた複数のインペラ3と、リターン流路4と、を備えた遠心圧縮機1であって、圧縮ガスGを冷却する冷却水噴射装置30を備え、前記冷却水噴射装置30は、前記リターン流路4に周方向に間隔をあけて設けられ、前記リターン流路4に冷却水を噴射する複数の冷却ノズル31を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、本発明は、プロセスガス等の圧縮に用いる遠心圧縮機に関する。
に関する。
周知のように、各種プラントにおいては、プロセスガスを圧送するために遠心圧縮機が用いられている。このように、遠心圧縮機によりプロセスガスを圧送する場合、圧縮工程においてプロセスガスの温度が上昇するために、プロセスガスの種類によっては、ガス中の成分が反応してポリマー状の固形物が生成され、この固形物が遠心圧縮機のリターン流路や回転部材に付着して振動の発生や性能低下を招いている。
このような反応は、例えば、エチレンガスでは、ガス温度が約90℃以上になると急激に促進されることが知られている。
そのため、遠心圧縮機では、リターン流路に付着・堆積する固形物を除去するために、例えば、リターン流路のベンド部の頂上部の外周側にスプレー式のノズルを設置して、微粒化した洗浄液を噴射する場合がある(例えば、特許文献1、2参照。)。
しかしながら、上記洗浄方法では、ベンド部の内周面との距離が短く、噴射された洗浄液がすぐにベンド部内周面と衝突・付着してしまうために、局部的な洗浄しかできず、リターン流路全体を洗浄するのは困難であるという課題がある。
一方、プロセスガスの温度を低下させることでポリマー状の固形物の生成を防止して、リターン流路や回転部材への固形物の付着を抑制する技術として、遠心圧縮機の吸引口に接続される吸引ダクトに冷却用ノズルを設けたり、ベンド部にノズル(1〜2箇所)を設けて冷却水を噴霧する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平5−141397号公報 特開平5−223099号公報 特開平10−18976号公報
しかしながら、上記従来の冷却方法では、リターン流路を流れるガスの一部を冷却することはできても、圧縮されたプロセスガス全体を冷却して温度を低下させることは困難であり、圧縮ガス全体を冷却して固形物の生成を抑制するための技術が要望されている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、遠心圧縮機において圧縮されたガスを効率的に冷却して、圧縮ガス全体の温度を低下させることにより、ポリマー状の固形物の生成を抑制して、遠心圧縮機のリターン流路、回転部材への固形物の付着、ひいては遠心圧縮機の性能低下、振動の発生を抑制することが可能な遠心圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、ケーシングと、前記ケーシング内に支持された回転軸と、前記回転軸に多段に設けられた複数のインペラと、前記インペラで圧縮した圧縮ガスを径方向外周側に流通させるディフューザ部、前記ディフューザ部の圧縮ガスを径方向内周側へと案内するベンド部、及び前記圧縮ガスを前記ベンド部から径方向内周側に流通させるとともに下流側のインペラに接続されるリターン部とを有するリターン流路と、を備えた遠心圧縮機であって、前記圧縮ガスを冷却する冷却液噴射装置を備え、前記冷却液噴射装置は、前記リターン流路に周方向に間隔をあけて設けられ、前記リターン流路に冷却液を噴射する複数の冷却ノズルを備えることを特徴とする。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、冷却液噴射装置が、リターン流路の周方向に間隔をあけて設けられた複数の冷却ノズルから、冷却液をリターン流路に向かって噴射するので、圧縮ガスを全体的に冷却することができ、その結果、圧縮ガスの温度が低下して、ポリマー状の固着物の生成を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遠心圧縮機であって、前記冷却ノズルは、リターン部に向かって設けられていることを特徴とする。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、噴射した冷却液が、リターン部の下流側に向かって直接噴射されるので、冷却液がベンド部に付着することが抑制され、冷却効率の向上、及びベンド部におけるエロージョンの発生を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の遠心圧縮機であって、前記冷却ノズルは、ディフューザ部に設けられ、径方向外周側に向かって噴射するように構成されていることを特徴とする。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、プロセスガスが圧縮されて高温となるインペラ出口近傍のディフューザ部において冷却液を噴射するので、プロセスガスの反応を抑制して、ポリマー状の固着物の生成を効率的に抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遠心圧縮機であって、それぞれの前記冷却ノズルから噴射する冷却液の流量を調整する冷却液流量制御手段を備えていることを特徴とする。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、冷却液流量制御手段によって、各冷却ノズルから噴射する冷却液の流量を調整することにより、リターン流路内における圧縮ガスの温度分布に応じた適切な流量の冷却液を各ノズルから噴射することができるので、圧縮ガスを効率的に冷却するとともにエロージョンの発生を抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の遠心圧縮機であって、前記冷却液流量調整手段は、前記リターン流路における前記冷却液の蒸気量を、飽和蒸気量未満に調整するように構成されていることを特徴とする。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、リターン流路に噴射する冷却液の量を飽和蒸気圧未満に調整するので、リターン流路内における冷却液の凝縮が抑制され、その結果、リターン流路におけるエロージョンの発生を抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遠心圧縮機であって、前記冷却ノズルには、洗浄液を供給する洗浄液供給手段が接続されていることを特徴とする。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、冷却ノズルに洗浄液供給手段を接続して、冷却液と洗浄液を噴射するノズルを共用とすることにより、配管、ノズルが一部省略可能となり、簡単な配管構成とすることができるので、遠心圧縮機のコストダウン及び工期短縮を実現することができ、また、メンテナンス時の配管の取外し、取付けを容易にすることができる。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、遠心圧縮機において圧縮されたガスを効率的に冷却して、圧縮ガス全体の温度を低下させることにより、ポリマー状の固形物の生成を抑制して、遠心圧縮機のリターン流路、回転部材への固形物の付着、ひいては遠心圧縮機の性能低下、振動の発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る遠心圧縮機の概略構成を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係る冷却水噴射装置の概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る冷却水噴射装置のノズル配置を示す概略構成図である。 第1実施形態に係冷却水噴射装置のノズル配置を軸方向から見た概略構成図である。 第1の実施形態に係る冷却水の流量コントローラの概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る冷却水の流量制御の概略の一例を説明するフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る遠心圧縮機のノズル配置を示す概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る遠心圧縮機のノズル配置を示す概略構成図である。 本発明の第4実施形態に係る遠心圧縮機の概略構成を示す図である。
以下、図1から図6を参照し、本発明の第1の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の遠心圧縮機の第1実施形態を示す概略構成断面図であり、符号1は遠心圧縮機である。この遠心圧縮機1は、多段式の遠心圧縮機であり、例えば、2組の3段式インペラ群を備えた構成とされている。
遠心圧縮機1は、軸線O回りに回転させられる回転軸(回転軸)2と、回転軸2に取り付けられ、遠心力を利用してプロセスガス(気体)Gを圧縮するインペラ3と、回転軸2を回転可能に支持するとともにプロセスガスGを上流側から下流側に流すリターン流路4が形成されたケーシング5と、を備え、リターン流路4に冷却水(冷却液)Wを噴射する冷却水噴射装置(冷却液噴射装置)30を備えて構成されている。
ケーシング5は、略円柱状の外郭をなすように形成されたもので、中心を貫くように回転軸2が配置されている。ケーシング5の両側には、それぞれジャーナル軸受5a及びスラスト軸受5bが設けられており、回転軸2を回転可能に支持している。つまり、回転軸2は、これらジャーナル軸受5a及びスラスト軸受5bを介してケーシング5に支持されている。
また、ケーシング5の両端部近傍側面には、プロセスガスGを外部から吸入するための吸込口5c、5cが設けられ、ケーシング5の軸方向中央部にはプロセスガスGを外部に排出するための排出口5dが設けられ、これら吸込口5c、5cと排出口5dとを連通し、縮径及び拡径を繰り返す内部空間が形成されている。
この内部空間は、リターン流路4を備えるとともにインペラ3が回転可能に収納され、吸込口5c、5cと排出口5dとは、インペラ3及びリターン流路4を介して連通されている。
インペラ3は、図1、図2に示すように、それぞれ排出口5d側に進むにつれて漸次拡径した略円盤状のハブ3aと、ハブ3aに放射状に取り付けられ、周方向に並んだ複数の羽根3bと、これら複数の羽根3bの先端側を周方向に覆うように取り付けられたシュラウド3cとを備えている。
なお、図2は、一段目及び二段目のインペラ3周辺を示している。
また、インペラ3は、回転軸2の軸方向において羽根3bの向きが互いに反対側を向く2組の3段式インペラ群3A、3Bを構成しており、3段式インペラ群3A、3段式インペラ群3Bは、図1に示すように、ともに背面側を軸方向中央に向けて回転軸2に取り付けられている。
また、3段式インペラ群3Aを構成するインペラ3の羽根3bと、3段式インペラ群3Bを構成するインペラ3の羽根3bとは、回転軸2の軸線周りに対称に形成されていて、回転軸2を回転した場合に、3段式インペラ群3A、3段式インペラ群3Bは、それぞれ吸込口5c、5cから排出口5dに向かって、プロセスガスGを流通、圧縮するようになっている。
リターン流路4は、ディフューザ部12と、ベンド部13と、リターン部14とを有しており、プロセスガスGが段階的に圧縮されるように、吸込流路10と圧縮流路11とを繋ぐように形成されていて、いる。
吸込流路10は、径方向外方から径方向内方に向かってプロセスガスGを流した後、このプロセスガスGの向きをインペラ3の直前で回転軸2の軸方向に変換させる流路であり、リターン部14を備えて構成されている。
圧縮流路11は、ハブ3aの羽根取付面とシュラウド3cの内壁面とで囲まれた流路であり、吸込流路10から送られてきたプロセスガスGをインペラ3内で圧縮させるための流路である。
ディフューザ部12は、ケーシング5のディフューザ前壁12aと隔壁部材5eのディフューザ後壁12bとで囲まれた流路であり、径方向内方側が圧縮流路11に連通しており、インペラ3によって圧縮されたプロセスガスGを径方向外方に流している。
なお、ディフューザ部12の径方向外方側にはベンド部13を介してリターン部14に連通しているが、3段式インペラ群3A、3段式インペラ群3Bの3段目のインペラ3に繋がる部分には、リターン部15に代えて排出口5dが形成されている。
ベンド部13は、ケーシング5の反転壁13aと隔壁部材5eの外周壁13bとで囲まれた湾曲してなる流路であり、一端側がディフューザ部12に連通し、他端側がリターン部14に連通している。このベンド部13は、ディフューザ部12を通って径方向外方に流れてきたプロセスガスGの向きを、径方向内方に向くように反転させて、リターン部14に送り出している。なお、ディフューザ部12とベンド部13との境界は、図2において直線状に延在している部分と湾曲した部分の境界とされている。
リターン部14は、吸込流路10の一部を構成するもので、ケーシング5に一体的に取り付けられた隔壁部材5eの下流側側壁20aと、ケーシング5に一体的に取り付けられ、径方向内方に延伸した延伸部5fの上流側側壁20bと、で囲まれた流路であり、径方向外方側にてベンド部13の他端側に連通したものである。
ただし、一段目のインペラ3にプロセスガスGを送り出す吸込流路10のリターン部14は、径方向外方側が吸込口5cに連通するようになっている。
また、リターン部14には、周方向に並ぶように軸線Oを中心として放射状に配置された、複数のリターンベーン25が設けられている。なお、リターン部14とベンド部13との境界は、図2において直線状に延在している部分と湾曲している部分との境界とされている。
遠心圧縮機1は、かかる構成により、吸込口5cから吸入したプロセスガスGを、リターン流路4に流入して、1段目から3段目の各インペラ3の吸込流路10(リターン部14を含む)、圧縮流路11、ディフューザ部12、ベンド部13の順に流しながら圧縮して、3段目のディフューザ部12まで流れた後に排出口5dから排出するようになっている。
冷却水噴射装置30は、図2に示すように、冷却ノズル31と、冷却水貯留タンク32と、流量調整弁33と、配管34と、液送ポンプPと、冷却水Wの流量コントローラ40とを備えており、冷却水貯留タンク32は、流量調整弁33、液送ポンプPを介して、配管34により冷却ノズル31に接続されており、流量コントローラ40からの信号によって、流量調整弁33、液送ポンプPが作動して、冷却水貯留タンク32内の冷却水Wが冷却ノズル31から噴射されるようになっている。
この実施形態において、冷却ノズル31は、例えば、図3、図4に示すように、ケーシング5を貫通してベンド部13の外周側に、90°の間隔をあけて4本設けられ、各冷却ノズル31は、ベンド部13に向かって開口され冷却水Wをベンド部13の径方向内方に向けて噴射するようになっている。
また、遠心圧縮機1の各吸込口5c、5cには、図2に示すように、冷却水W用の冷却ノズル31Aが設けられている。
なお、図3では、回転軸2及びインペラ3を省略している。
流量コントローラ40は、入力部41と、メモリ42と、演算部43と、ハードディスク44と、出力部46と、通信線47とを備え、入力部41、メモリ42、演算部43、ハードディスク44、出力部46は、通信線47により相互にデータ等を通信可能に接続され、ハードディスク44にはデータベース45が格納されている。
入力部41は、例えば、図示しないキーボード等のデータ入力機器を有していて設定等を演算部43に出力可能とされるとともに、温度検出部T1、圧力検出部T2、流量検出部T3に接続され、温度検出部T1、圧力検出部T2、流量検出部T3から入力された温度信号、圧力信号及び流量信号を演算部43に出力するようになっている。
出力部46は、各液送ポンプP及び流量調整弁33に接続され、演算部43から出力された信号を各液送ポンプP及び流量調整弁33に出力するようになっている。
演算部43は、メモリ42の記憶媒体(例えば、ROM)に格納されたプログラム(流量制御手段)を読み込んで実行し、冷却水Wがリターン流路4内で凝縮しないプロセスガスG中の冷却水Wの分圧を、データベース45を参照して取得し、冷却ノズル31から噴射する冷却水Wの総流量をプロセスガスGの流量に基づいて算出し、その結果を、出力部46を介して、各液送ポンプP及び流量調整弁33に出力するようになっている。
データベース45は、例えば、リターン流路4を流れる流体(プロセスガスGと水)の圧力(全圧)ごとに、流体の温度と水の分圧を変数として水の状態(気体、液体)を示したプロセスガスGにおける水の蒸気圧線図が、データテーブルの形式で格納されており、演算部43が、データベース45を参照して、流体の温度、圧力に基づいて、飽和水蒸気圧未満となる水蒸気の分圧を算出するようになっている。
以下、図6を参照して、プログラムによる冷却水の流量調整について、説明する。
(1)まず、温度、圧力、流量に、それぞれ初期値(例えば、ゼロ)を設定する(S1)。
(2)遠心圧縮機1が運転中かどうかを判断する(S2)。
遠心圧縮機1が運転中の場合にはS3に移行し、運転が停止している場合にはプログラムを終了する。
(3)演算部43は、入力部41を介して温度検出部T1から温度信号を取得し、リターン流路4を流れるプロセスガスG及び冷却水Wの混合気の温度を算出する(S3)。
演算部43は、S3において算出したプロセスガスG及び冷却水Wの混合気の温度をメモリ42に格納する。
(4)演算部43は、入力部41を介して圧力検出部T2から圧力信号を取得し、リターン流路4を流れるプロセスガスG及び冷却水Wの混合気の圧力(全圧)を算出する(S4)。
演算部43は、S4において算出したプロセスガスGの圧力をメモリ42に格納する。
(5)演算部43は、入力部41を介して流量検出部T3から流量信号を取得し、リターン流路4を流れるプロセスガスG及び冷却水Wの混合気の流量を算出する(S5)。
演算部43は、S5において算出したプロセスガスG及び冷却水Wの混合気の圧力をメモリ42に格納する。
(6)演算部43は、メモリ入力部41を介して取得した流量検出部T3の流量信号に基づいてプロセスガスGの流量を算出する(S5)。
演算部43は、S5において算出したプロセスガスG及び冷却水Wの混合気の流量と、流量調整弁53の開度に基づいて算出した冷却水Wの流量から混合気中の水蒸気の分圧を算出し、メモリ42に格納する。
(7)演算部43は、メモリ42に格納した混合気の圧力、温度に基づき、冷却水Wがリターン流路4内で凝縮しない冷却水Wの水蒸気分圧(飽和水蒸気圧)を、データベース45を参照して取得し、メモリ42に格納した混合気中の水蒸気の分圧とを対比して飽和水蒸気分圧未満となる冷却水Wの総流量を算出し、各液送ポンプP及び流量調整弁33の開度を算出して、その結果を、出力部46を介して、各液送ポンプP及び流量調整弁33に出力する(S7)。
上記(2)から(7)を繰り返して実行する。
遠心圧縮機1によれば、冷却水噴射装置30の冷却ノズル31が、リターン流路4に周方向に、90°の間隔をあけて設けられているので、リターン流路4を流れるプロセスガスGを全体的に効率的に冷却することができる。
その結果、プロセスガスG全体の温度を低下して、ポリマー状の固着物の生成を抑制することができる。
その結果、遠心圧縮機の性能低下、振動の発生を抑制することができる。
また、冷却水の流量コントローラ40が、リターン流路4における冷却水Wの流量を、飽和蒸気圧未満に調整するように構成されているので、リターン流路4内における冷却水Wの凝縮が抑制され、リターン流路4におけるエロージョンの発生を抑制するとこができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図7を参照して説明する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、冷却ノズル31に代えて、冷却ノズル35が設けられている点であり、他は第1の実施形態と同様であるため、同一の符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施形態に係る遠心圧縮機1では、図7に示すように、冷却ノズル35が、ケーシング5の各段のリターン部14の外周側に、周方向に90°の間隔をあけて4本設けられ、リターン部14の径方向内方に開口されていて、冷却水Wをリターン部14の下流側に向かって噴射するようになっている。
第2の実施形態に係る遠心圧縮機1によれば、冷却ノズル35がリターン部14に向かって冷却水Wを噴射するので、冷却水Wは、ベンド部13の内周面に直接噴射されずに、リターン部14の下流に噴射される。その結果、冷却水Wがベンド部13に付着することが抑制され、プロセスガスGの冷却効率の向上及びベンド部13におけるエロージョンの発生を抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について、図8を参照して説明する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態が、第1の実施形態と異なるのは、冷却ノズル31に代えて、冷却ノズル36が設けられている点であり、他は第1の実施形態と同様であるため、同一の符号を付して、その説明を省略する。
第3の実施形態に係る遠心圧縮機1では、図8に示すように、冷却ノズル36が、ケーシング5の各段のディフューザ部12の外周側に、周方向に90°の間隔をあけて4本設けられ、ディフューザ部12の径方向外方に開口されており、冷却水Wをディフューザ部12に噴射してベンド部13を介してリターン部14に噴霧するようになっている。
第3の実施形態に係る遠心圧縮機1によれば、冷却ノズル36が、ディフューザ部12に設けられ、冷却水Wを径方向外方に向かって噴射するので、プロセスガスGが圧縮されて高温となりやすいインペラ3出口近傍のディフューザ部12においても、プロセスガスGの反応が抑制され、ポリマー状の固着物の生成を効率的に抑制することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について、図9を参照して説明する。
(第4の実施形態)
第4の実施形態が、第1から第3の実施形態と異なるのは、遠心圧縮機1が、冷却水噴射装置30に加えて洗浄用オイル噴射装置(洗浄液供給手段)50を備えている点であり、他は第1から第3の実施形態と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
洗浄用オイル噴射装置50は、図9に示すように、洗浄用オイル貯留タンク52と、流量調整弁53と、冷却水噴射装置30との間を接続する配管54と、流量コントローラ55とを備えており、冷却水貯留タンク32と各冷却ノズル31とを接続する配管54の流量調整弁53と液送ポンプPとの間に、流量調整弁53を介して配管54が流通可能に接続されている。
また、流量コントローラ55と流量コントローラ40との間には、インタロックが構成され、流量コントローラ55と流量コントローラ40のいずれか一方のみが対応する流量調整弁53、33を動作可能とされている。
かかる構成により、流量コントローラ40が作動する場合には、冷却水噴射装置30の流量調整弁33を作動させて、冷却水Wを液送ポンプPを介して冷却ノズル31からリターン流路4に噴射し、流量コントローラ55が動作する場合には、流量調整弁53を作動させて、液送ポンプPを介して冷却ノズル31からリターン流路4に洗浄用オイルMを噴射するようになっている。
以上のように、プロセスガスGの冷却とリターン流路4の洗浄とを選択的に行なうことができる。
第4の実施形態に係る遠心圧縮機1によれば、冷却水Wと洗浄用オイルMの噴射を、冷却ノズル31により共用することにより、配管、ノズルの一部を省略可能となり、簡単な配管構成とすることができる。その結果、遠心圧縮機1のコストダウン及び工期短縮が可能となり、また、メンテナンス時の配管の取外し、取付けを容易にすることができる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、回転軸2の一方側と他方側に各3段のインペラ3を備えた遠心圧縮機1の場合について説明したが、遠心圧縮機1の軸方向一方から他方に一方向にプロセスガスが流れて圧縮される遠心圧縮機に適用してもよいし、インペラ3の段数は、任意に設定してもよい。
また、上記実施の形態においては、流量コントローラ40が、プロセスガスGに含まれる冷却水Wが凝縮するのを防止するように構成されている場合について説明したが、冷却ノズル31、35、36から噴射する冷却水Wの流量を飽和蒸気量未満とするかどうかについては、任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、第1の実施形態から第3の実施形態に係る冷却ノズル31、35、36のいずれかを設ける場合について説明したが、冷却ノズル31、35、36のなかから複数の冷却ノズル31、35、36のを組み合わせた構成としてもよいし、冷却ノズル31、35、36の数量及び配置を、プロセスガスGが全体的、又は均一に冷却可能な範囲で任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、冷却液が冷却水Wとされ、洗浄液が洗浄用オイルMである場合について説明したが、冷却水W以外の冷却液が冷却水W、洗浄用オイルM以外の洗浄液を用いてもよい。また、エチレンガス以外のプロセスガスに適用できることは言うまでもない。
また、各冷却ノズル31、35、36から噴射する冷却水Wの流量を、インペラ3の段位置、リターン流路4の周方向位置で異なる流量に調整してもよく、かかる場合に、各位置における混合気の温度に基づいて調整してもよい。
また、遠心圧縮機1が多段式のインペラ3を備える場合について説明したが、単段式のインペラ3を備えた遠心圧縮機に適用してもよい。
この発明に係る遠心圧縮機によれば、プロセスガスを効率的に冷却してポリマー状の固形物の生成を抑制することにより遠心圧縮機の振動、性能低下を抑制することができるので産業上利用可能である。
G プロセスガス
W 冷却水
M 洗浄用オイル(洗浄液)
O 軸線
1 遠心圧縮機
2 回転軸
3 インペラ
4 リターン流路
5 ケーシング
12 ディフューザ部
13 ベンド部
14 リターン部
30 冷却水噴射装置(冷却液噴射装置)
31、35、36 冷却ノズル
40 流量コントローラ(冷却液流量制御手段)
50 洗浄用オイル噴射装置(洗浄液供給手段)

Claims (6)

  1. ケーシングと、
    前記ケーシング内に支持された回転軸と、
    前記回転軸に多段に設けられた複数のインペラと、
    前記インペラで圧縮した圧縮ガスを径方向外周側に流通させるディフューザ部、前記ディフューザ部の圧縮ガスを径方向内周側へと案内するベンド部、及び前記圧縮ガスを前記ベンド部から径方向内周側に流通させるとともに下流側のインペラに接続されるリターン部とを有するリターン流路と、を備えた遠心圧縮機であって、
    前記圧縮ガスを冷却する冷却液噴射装置を備え、
    前記冷却液噴射装置は、前記リターン流路に周方向に間隔をあけて設けられ、前記リターン流路に冷却液を噴射させる複数の冷却ノズルを備えることを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 請求項1に記載の遠心圧縮機であって、
    前記冷却ノズルは、リターン部に向かって噴射するように設けられていることを特徴とする遠心圧縮機。
  3. 請求項1に記載の遠心圧縮機であって、
    前記冷却ノズルは、ディフューザ部に設けられ、径方向外周側に向かって噴射するように構成されていることを特徴とする遠心圧縮機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遠心圧縮機であって、
    それぞれの前記冷却ノズルから噴射する冷却液の流量を調整する冷却液流量制御手段を備えていることを特徴とする遠心圧縮機。
  5. 請求項4に記載の遠心圧縮機であって、
    前記冷却液流量調整手段は、
    前記リターン流路における前記冷却液の蒸気量を、飽和蒸気量未満に調整するように構成されていることを特徴とする遠心圧縮機。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遠心圧縮機であって、
    前記冷却ノズルには、
    洗浄液を供給する洗浄液供給手段が接続されていることを特徴とする遠心圧縮機。
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