JP2011111944A - ガスタービン吸気冷却装置 - Google Patents

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雄一 茶本
Hideaki Tashiro
秀明 田代
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英紀 福武
Takehiko Matsushita
丈彦 松下
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Abstract

【課題】冷媒を効率よく気化させることができ、冷媒の供給系統を複数備えた場合であっても、構成を簡略化することができるガスタービン吸気冷却装置を提供する。
【解決手段】ガスタービン設備1の圧縮機5に導かれる吸気を冷却する冷媒を供給する複数の供給系統22を有する冷媒供給系20と、各供給系統22にそれぞれ接続され、吸気の通流方向にほぼ垂直な断面上に配置された複数の導水管31と、各導水管31に設けられ、冷媒を噴霧する噴霧ノズル32とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガスタービンにおいて吸入される空気を冷却させて出力の増加を図るガスタービン吸気冷却装置に関する。
例えば、火力発電所に適用するガスタービン設備単体あるいはガスタービン設備に蒸気タービン設備および排熱回収ボイラを組み合わせたコンバインドサイクルプラントは、発電効率を増加させることが重要な課題となっている。
発電効率を増加させるための手段の一つとして、圧縮機に供給される吸気を冷却することで圧縮機の吸い込み流量を増加させる吸気冷却装置が知られている。この吸気冷却装置は、吸気に水を噴射することで、空気を吸込む吸気室内または圧縮機内で水を気化させて吸気を冷却させるものである。
従来、吸気に水を噴霧する際、液滴の粒径をより一層小さくして空気を確実に冷却させ、出力の増加と圧縮機の各翼への損傷防止とを図った吸気冷却装置が開示されている(特許文献1参照)。特に、特許文献1の吸気冷却装置は、複数の導水管およびノズルで構成された噴霧装置と、この噴霧装置に接続された複数の冷却水供給管とを備えることで、より多くの噴霧水で空気を確実に冷却させ、ガスタービンの出力を増大させるようになっている。
特開2002−322916号公報
特許文献1の吸気冷却装置は、複数の冷却水供給系統を吸気室内に接続することで、冷却水のより均一な安定供給を図っている。
一方、吸気室内において上流側の系統に設けられたノズルから噴霧した冷却水が、下流側の系統の冷却水供給配管に衝突する場合がある。この衝突により、冷却水の粒径は大きくなり、冷却水が十分に気化しきれないという課題があった。また、複数の冷却水供給系統を設けたため、システム全体の構成が複雑化するという課題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、冷媒を効率よく気化させることができるガスタービン吸気冷却装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、冷媒の供給系統を複数備えた場合であっても、構成を簡略化することができるガスタービン吸気冷却装置を提供するにある。
本発明に係るガスタービン吸気冷却装置は、上述した課題を解決するために、ガスタービン設備の圧縮機に導かれる吸気を冷却する冷媒を供給する複数の供給系統を有する冷媒供給系と、各前記供給系統にそれぞれ接続され、前記吸気の通流方向にほぼ垂直な断面上に配置された複数の導水管と、各前記導水管に設けられ、前記冷媒を噴霧する噴霧ノズルとを備えたことを特徴とする。
本発明に係るガスタービン吸気冷却装置によれば、吸気室内に冷媒の供給系統を複数備えた場合であっても、冷媒を効率よく気化させ、かつ構成を簡素化することができる。
本発明に係るガスタービン吸気冷却装置の一実施形態を示す概略系統図。 図1のII−II間の断面図。 図2のIII−III間の断面図。 図3の領域IVの拡大図であり、整流器の構成例を示す図。 湿り空気線図の一例を示す図。 本実施形態におけるガスタービン吸気冷却装置の噴霧流量の制御例を示す図。 比較例としてのガスタービン吸気冷却装置の噴霧流量の制御例を示す図。 本発明に係るガスタービン吸気冷却装置の変形例を示す概略系統図。
本発明に係るガスタービン吸気冷却装置の各実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るガスタービン吸気冷却装置の一実施形態を示す概略系統図である。
本実施形態におけるガスタービン吸気冷却装置を適用するガスタービン設備1は、流体の流れに沿って、主に吸気室3、圧縮機5、ガスタービン6および発電機7を備える。
吸気室3は、圧縮機5に連結されており、吸気入口4から取り込んだ吸い込み空気(吸気)を圧縮機5に供給する。なお、圧縮機5に供給する気体が空気である例を適用して説明するが、圧縮機5に供給する気体は、特に空気に限られることなく他の気体であってもよい。また、吸気室3内には、サイレンサ8とサイレンサ8の下流側に設けられた噴霧装置9とが設けられる。この噴霧装置9の詳細な説明については後述する。
圧縮機5は、吸気室3より供給された空気を圧縮し、燃焼器10に吐出する。吐出された圧縮空気は、燃料11とともに燃焼器10に供給されて、燃焼ガスが生成される。ガスタービン6は、燃焼器10にて生成された燃焼ガスにより駆動される。また、ガスタービン6から排出される排気12は、大気中に排出される。発電機7は、ガスタービン6のタービン軸に連結されており、ガスタービン6の駆動に伴い電気を発生させる。
なお、ガスタービン設備1は、温度計、湿度計、空気流量検出器(いずれも図示せず)などの計器を所定の位置に備える。各計器で計測された値は、後述する制御装置28の冷却水の噴霧量の制御などに用いられる。
一方、噴霧装置9の各導水管31には、冷却水供給系20が接続される。冷却水供給系20は冷却水を貯溜する一のタンク21と、このタンク21に対して独立して接続された供給系統22a、22b、22c(供給系統22)とを備える。なお、本実施形態においては、3つの供給系統を有する例を適用して説明するが、系統は2系統または3より多い系統を備えてもよい。また、各供給系統22に接続されるタンク21は、複数設けてもよい。
供給系統22a、22b、22cには、それぞれポンプ24a、24b、24c(ポンプ24)が配置される。なお、供給系統22にはそれぞれ圧力調節弁やアキュムレータが適宜配置されるが、本実施形態においては説明を省略する。
タンク21は、純水系統または用水系統(いずれも図示せず)から供給された冷媒としての冷却水25を貯溜する。
供給系統22のポンプ24の吸込側を構成する、例えば鋼管からなる吸込側供給配管26a、26b、26c(吸込側供給配管26)は、タンク21に対してそれぞれ独立して接続される。また、供給系統22のポンプ24の吐出側を構成する、例えば鋼管からなる吐出側供給配管27a、27b、27c(吐出側供給配管27)は、導水管31にそれぞれ接続される。
ポンプ24は、例えば、噴霧装置9より噴霧される液滴の粒径を小さくすべく、高圧で冷却水の噴射が可能な容積式ポンプが用いられる。ポンプ24は、制御装置28の制御に基づいて動作する。
制御装置28は、大気条件(温度、湿度など)やガスタービン設備の運転状態を示す信号Sを各計器(図示せず)から取得し、この信号Sに基づいて冷却水の噴霧量を調節すべくポンプ24をオン・オフして冷却水の供給を行う供給系統22を制御する。
図2は、図1のII−II間の断面図である。図3は、図2のIII−III間の断面図である。
噴霧装置9は、複数の導水管31a、31b、31b、31c、31c、31c、31c(導水管31)および各導水管31に設けられた噴霧ノズル32a、32b、32b、32c、32c、32c、32cを有する。
導水管31は、冷却水供給系20の各供給系統22の吐出側供給配管27にそれぞれ接続されて冷却水の供給を受ける。導水管31は、吸気室3内の吸気の通流方向にほぼ垂直な断面に沿ってそれぞれ配置される。導水管31は、図2の例では、冷却水供給系20の供給系統22aに接続された導水管31a、供給系統22bに接続された導水管31b、31b、供給系統22cに接続された導水管31c、31c、31c、31c、の計七本で構成される。導水管31の本数は、供給系統22に設定された冷却水の供給流量に応じて決定される。
各導水管31は、図2に示すようにそれぞれ通流方向断面の図示左右方向に伸び、図3に示すように同一平面上に図示上下方向に整列して配置される。また、同一の供給系統22と接続された導水管31が隣接せず、異なる供給系統22に接続された導水管31同士が隣接するように配置される。図2の例では、供給系統22cに接続された導水管31cと導水管31cとの間に、供給系統22bに接続された導水管31bが、導水管31cと導水管31cとの間に、供給系統22aに接続された導水管31aが、導水管31cと導水管31cとの間に、供給系統22bに接続された導水管31bが配置される。
噴霧ノズル32は、導水管31に供給された冷却水を微粒化して噴霧する。図2の例では、噴霧ノズル32は、各導水管31に等間隔に同数ずつ設けられる。すなわち、各導水管31の噴霧ノズル32から噴霧される噴霧量は、ほぼ等しくなっている。
各導水管31および噴霧ノズル32には、吸気室3内において圧縮機5吸い込み空気の流れを乱さないよう、整流器が設けられる。
図4は、図3の領域IVの拡大図であり、整流器40の構成例を示す図である。
整流器40は、各導水管31および噴霧ノズル32に設けられ、吸気室3内を通流する吸気41に対して整流形状を有する。このように各導水管31および噴霧ノズル32に整流器40が設けられることにより、噴霧装置9の下流側におけるよどみの発生が抑制される。
次に、本実施形態におけるガスタービン吸気冷却装置としての冷却水供給系20および噴霧装置9の作用について説明する。
吸気入口4より吸気室3に吸い込まれた空気には、噴霧装置9の各噴霧ノズル32から噴霧される液滴が供給される。冷却水供給系20は、タンク21に貯溜された冷却水をポンプ24で圧送し、吸気の冷媒として噴霧装置9に供給する。
冷却水供給系20の制御装置28は、噴霧装置9に供給する冷却水の流量を、例えば上述した計器より検出される大気条件(温度、湿度)やガスタービン設備1の運転状態を示す信号Sに基づいて、冷却水の供給量が最適となるように制御を行う。ここで、発電機7出力を可能な限り増大させるためには、適切な冷却水を噴霧して吸気を飽和させ、圧縮機5入口温度を低下させる必要がある。例えば図5に示す湿り空気線図を利用して、大気条件などから現在の運転点を求め、吸気が飽和する飽和ポイントに到達するまでの冷却水の噴霧量を決定する。図5においては、一例としての運転点と、その運転点に対する飽和ポイント、および吸気が飽和するために必要な冷却水噴霧量が示されている。
本実施形態におけるガスタービン吸気冷却装置は、冷却水供給系20の供給系統22の流量を異ならせ、各供給系統22に接続された噴霧ノズル32の個数(導水管31の本数)をそれぞれ異ならせたことによって、噴霧量の調整をポンプ24のオン、オフにより細かく調整可能としている。
図6は、本実施形態におけるガスタービン吸気冷却装置の噴霧流量の制御例を示す図である。
図6の例では、供給系統22a(導水管31aの噴霧ノズル32a)の流量が10L/min、供給系統22b(導水管31b、31bの噴射ノズル32b、32b)の流量が20L/min、供給系統22c(導水管31c、31c、31c、31cの噴射ノズル32c、32c、32c、32c)の流量が40L/minと設定した場合を適用して説明する。
噴霧系統パターン1を適用し、制御装置28の制御に基づいて供給系統22aのポンプ24aのみを動作させることにより、噴霧ノズル32aから10L/minの冷却水を噴霧することができる。また、噴霧系統パターン2を適用し、供給系統22bのポンプ24bのみを動作させることにより、噴霧ノズル32b、32bから20L/minの冷却水を噴霧することができる。さらに、噴霧系統パターン3を適用し、供給系統22aのポンプ24aおよび供給系統22bのポンプ24bを動作させることにより30L/minの冷却水を噴霧することができる。さらにまた、噴霧系統パターン4を適用し、給水系塔22cのポンプ24cのみを動作させることにより40L/minの冷却水を噴霧することができる。以下、図6に示す噴霧系統パターン5〜7を適用することにより、それぞれ50〜70L/minの冷却水をステップ状に噴霧することができる。
このように、供給系統22の流量(導水管31の噴霧ノズル32の個数)を適当に設定し、ポンプ24のオン、オフの組合せをパターン化して制御することにより、最小流量10L/minから最大流量70L/minまで10L/minのピッチでステップ状に冷却水の噴霧量を制御することができる。
図7は、比較例としてのガスタービン吸気冷却装置の噴霧流量の制御例を示す図である。
本実施形態とは異なり、A系統〜G系統の7つの各供給系統の流量を均一にした場合、例えば、A系統〜G系統の流量を10L/minずつにした場合、最小流量10L/minから最大流量70L/minまで10L/minのピッチでステップ状に冷却水の噴霧量を制御しようとすると、7系統を用いた7つの制御パターンによってポンプをオン、オフする必要があり、システム構成が煩雑化してしまう。
これに対し、本実施形態におけるガスタービン吸気冷却装置のように、複数設けられた供給系統22の流量を異ならせることにより、冷却水供給を行う系統の組合せに応じてステップ状に冷却水の噴霧量を制御することができる。
一方、吸気室3内の噴霧装置9は、導水管31が吸い込み空気の流れ方向に対してほぼ垂直な断面であって同一平面上に配置された。これにより、噴霧ノズル32から噴霧された液滴が他の供給系統と接続された導水管31などに衝突することなく、噴霧された冷却水を好適に気化することができる。
また、導水管31および噴霧ノズル32は整流器40を有するため、吸い込み空気のよどみの発生を抑制し、冷却水を十分に気化させることができる。
本実施形態におけるガスタービン吸気冷却装置は、導水管31を吸い込み空気の流れ方向に対してほぼ垂直な断面である同一平面上に配置したため、噴霧ノズル32から噴霧された液滴が他の供給系統と接続された導水管31などに衝突することなく、好適に気化させることができる。
また、導水管31に整流器40を設けたことにより、噴霧された冷却水を均一に気化させ、圧縮機5の吸込の圧力損失を低減させることができるため、ガスタービン設備1の効率を向上させることができる。
さらに、供給系統22の流量を冷却水の最大噴霧量および最小噴霧量に応じて異なる値に設定したため、動作させる供給系統22の組合せに応じて、少ない供給系統22で噴霧量を細かく制御することができる。その結果、系統数が削減できるため、ガスタービン吸気冷却装置のシステム全体を簡略化することができる。
さらにまた、吸気室3内の導水管31および噴霧ノズル32には、整流器40を設けたため、導水管31などの存在に起因する吸気のよどみの発生を抑制することができる。この結果、冷却水を十分に気化させることができ、発電機7の出力を増加させることができる。また、気化しきれない冷却水が圧縮機5動静翼に直接衝突することを回避し、圧縮機5動静翼の損傷を回避することができる。
なお、本実施形態における噴霧装置の同一平面上に配置された導水管31および噴霧ノズル32の配置は一例であって、他の構成を適用してもよい。
また、各供給系統22の流量の設定は一例であって、最小流量および最大流量に応じて流量がステップ状に調整可能であれば流量を種々の値に設定してもよい。
ここで、上述したガスタービン吸気冷却装置は、噴霧装置9が吸気室3内に設けられた例を説明した。しかし、噴霧装置9は、吸気室3外であって吸気入口4近傍において吸気を冷却することもできる。
図8は、本発明に係るガスタービン吸気冷却装置の変形例を示す概略系統図である。図1に示すガスタービン設備1と対応する構成および部分については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図8に示すガスタービン吸気冷却装置の導水管52は、吸気入口4近傍であって、吸気室3に導かれる吸気の通流方向にほぼ垂直な断面に沿ってそれぞれ配置される。また、導水管52は、吸気入口4の側面から導かれる吸気も冷却可能なように、吸気入口4の側面にも配置される。これらの導水管52には、それぞれ噴霧ノズル53が設けられる。
噴霧装置51を吸気室3外に設けて吸気を冷却することにより、噴霧装置51を吸気室3内に設けるために必要な穴あけなどの工事を不要とすることができ、さらにはガスタービン冷却装置設置のための工期を短縮することができる。
1 ガスタービン設備
3 吸気室
4 吸気入口
5 圧縮機
6 ガスタービン
7 発電機
8 サイレンサ
9、51 噴霧装置
10 燃焼器
11 燃料
12 排気
20 冷却水供給系
21 タンク
22a、22b、22c(22) 供給系統
24a、24b、24c(24) ポンプ
25 冷却水
26a、26b、26c(26) 吸込側供給配管
27a、27b、27c(27) 吐出側供給配管
28 制御装置
31a、31b、31b、31c、31c、31c、31c(31)、52 導水管
32a、32b、32b、32c、32c、32c、32c(32)、53 噴霧ノズル
40 整流器

Claims (5)

  1. ガスタービン設備の圧縮機に導かれる吸気を冷却する冷媒を供給する複数の供給系統を有する冷媒供給系と、
    各前記供給系統にそれぞれ接続され、前記吸気の通流方向にほぼ垂直な断面上に配置された複数の導水管と、
    各前記導水管に設けられ、前記冷媒を噴霧する噴霧ノズルとを備えたことを特徴とするガスタービン吸気冷却装置。
  2. 前記冷媒の噴霧量は、前記冷媒の供給を行わせる前記供給系統の組合せにより調整される請求項1記載のガスタービン吸気冷却装置。
  3. 各前記供給系統に設けられた複数のポンプをさらに備え、
    前記冷媒の供給は、前記ポンプのオンまたはオフにより制御される請求項2記載のガスタービン吸気冷却装置。
  4. 各前記供給系統に設定された前記冷媒の流量はそれぞれ異なる値であり、
    前記供給系統に設定された前記流量は、全ての前記供給系統より前記冷媒が供給された場合、前記冷媒の最大噴霧量となり、最も流量の小さい前記供給系統から前記冷媒の供給が行われた場合、前記冷媒の最小噴霧量となり、前記最小噴霧量から前記最大噴霧量までは、前記冷媒の供給を行わせる前記供給系統の組合せによりステップ状に冷媒を供給可能とする値である請求項2または3記載のガスタービン吸気冷却装置。
  5. 前記導水管および前記噴霧ノズルに設けられ、前記吸気に対して整流形状を有する整流器をさらに備えた請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスタービン吸気冷却装置。
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