JP2011111844A - 除雪用車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車用防雪カバーを備え、ブレーキ機器の故障や誤作動、破損等を有効に防止することが出来る除雪用自動車(特に大型除雪トラック)の提供。
【解決手段】 左右何れか一方の前輪のフェンダー後方の領域に、当該領域に配置された機器や配管と干渉しないように取付部材(3〜6、9、24〜26、28)を配置し、前記領域を板状部材(11〜16)で包囲し、当該板状部材は周縁部が取付部材(3〜6、9)に接合されて支持されており、車両側面側に位置する板状部材(14、15)は着脱可能に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用防雪カバーに関する。より詳細には、本発明は、ブレーキ機器等に雪が付着してしまうことを防止するための防雪カバーを有する除雪用車両、例えば大型除雪トラックに関する。
従来の大型除雪トラックが、図8で示されている。
図8において、大型除雪トラック100Jは、車両前端に装着したプラウ400で除雪を行い、除雪した路面を、ホイールベース間LBに装着したグレーダ500で均すことにより、除雪作業を行なっている。
大型除雪トラック100Jのホイールベース間LBは、グレーダ500を架装するためのスペースを確保するため、その他の部品は出来る限り配置しないことが好ましい。
大型除雪トラック100Jのキャブ700の高さは、プラウ400で除雪した雪がオペレータの視界を妨げないように、十分に高くする必要がある。
通常のシャシーフレームのサイドレール1Aだけでは、キャブ700の高さは十分ではない。そのため、キャブ搭載位置では、通常のシャシーフレーム(サイドレール)1Aの上面にサブフレーム1Bを積み重ねて、キャブ700の高さを嵩上げしている。
大型除雪トラック100Jのタイヤ800は、通常のトラックのタイヤに比べて、かなり大きい。
そして、上述した様にキャブ700の高さが高くなっていることと、タイヤ径が大きいことにより、且つ、図示しないプラウ操作系の機構の存在によって、通常のステップ300のみでは、路面から直接キャブ700に搭乗することはできない。
そのため、前輪800の後方で、尿素タンク900と前輪800の間の領域に、梯子(ラダー)20を設けている。さらに、梯子(ラダー)20と通常のステップ(キャブに備わったステップ)300との間に、移動用のステップ600を設けている。
オペレータがキャブ700に搭乗する場合、先ずラダー20を登り、移動用ステップ600を伝わって通常のステップ300まで移動し、通常のステップ300からキャブ700内に乗り込む。
図8における符号8は、前輪800用のフェンダーを示している。
図9において、尿素タンク900と前輪800間の領域で、フレーム1Aの側面近傍には、ブレーキ機器(例えば、図示しないバルブ類、エアドライヤ、オイルミストセパレータおよびこれらを接続するブレーキ配管)が配置されている。図9では、係るブレーキ機器を配置している領域(図9において、ハッチングを付して示されている領域)を、符号Dで示している。
除雪中には、プラウ400やグレーダ500でかき集められた融雪剤を含む雪が、当該領域Dに入り込み、ブレーキ配管等に付着して、固まって氷状となる。
ブレーキ配管等に付着して固まった雪(氷)が存在することにより、当該雪の付着により発錆する恐れがあり、ブレーキ機器等の内部が凍結して故障することや、錆や凍結に起因する誤作動が発生する可能性がある。そして、係る発錆、故障、誤作動を防止するためには、ブレーキ配管等に付着した雪を除去する必要がある。
ブレーキ配管等に付着した雪を除去する為に、従来技術では、スコップ等の先端を固化した雪に衝突させていた。
しかし、スコップによる作業では、スコップ先端がブレーキ機器等に衝突して、ブレーキ機器等の破損や故障の原因になる恐れがある。
また、上述した様な大型除雪トラックにおいては、夏場は、除雪用機器(プラウ、グレーダ等)を取り外し、ダンプベッセル(荷台)を搭載して、ダンプトラックとして使用する場合がある。
大型除雪トラックをダンプトラックとして使用する場合、前述したようにフレーム1Aがサブフレーム1Bで嵩上げされ、地上からキャブ下までが非常に高く、当該領域が広いため、前輪800が走行中に跳ね飛ばした石が、ブレーキ機器に直接衝突してしまい、当該ブレーキ機器が損傷することがある。
係るブレーキ機器の損傷や、上述したスコップ先端がブレーキ機器等に衝突することによる(ブレーキ機器等の)破損や故障について、有効に防止する技術は、現時点では提案されていない。
その他の従来技術として、例えば、大型自動車やトラクタのサイドレール下方にバルブ収納ボックスを配置し、バルブを凍結、その他の事象から保護する技術が提供されている(特許文献1〜4参照)。
しかし、係る従来技術(特許文献1〜4)はバルブを保護することを目的としており、大型除雪トラックにおけるブレーキ機器の故障、誤作動、破損を防止することは不可能である。
特開2004−50939号公報 特開2004−58723号公報 特開2004−58724号公報 特開2004−58725号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、自動車用防雪カバーを備え、ブレーキ機器の故障や誤作動、破損等を有効に防止することが出来る除雪用自動車(特に大型除雪トラック)の提供を目的としている。
本発明の除雪用車両(好ましくは、大型除雪トラック)は、左右何れか一方の前輪(図示の実施形態では左前輪)のフェンダー(8)後方の領域に、当該領域に配置された機器(ブレーキ機器B1、B2、B3、尿素供給機器N等)や配管(T)と干渉しないように取付部材(メインブラケット3、サブブラケット4、5、9、ラダーブラケット24、25、26、フェンダー8)を配置し、前記領域を板状部材(保護板11〜14及び点検板15、16)で包囲し、当該板状部材(11〜16)は周縁部が取付部材(メインブラケット3、サブブラケット4、5、9)に接合されて支持されており、車両側面外方側(図示の実施形態では左側面外方側)に位置する板状部材(点検板15、16)は着脱可能もしくは開閉可能に取り付けられていることを特徴としている。
本発明において、前記取付部材は、ラダー(20)とフレーム(1A)とに接続された第1〜第3のラダーブラケット(24〜26)と、フェンダー(8)により構成され、
第1のラダーブラケット(24)は折れ曲がった形状であり、ラダー(20)下方に設けられたラダー側取付部材(24b)を介して、ラダー(20)に取り付けられ、
第2のラダーブラケット(25)は直線状に形成され、車両の左右方向位置は第1のラダーブラケット(24)と概略等しく、車両の上下方向位置は第1のラダーブラケット(24)よりも上方に配置されており、その一端はラダー(20)上方のラダー側取付部材(25b)を介してラダー(20)に接続され、他端はフレーム側取付部材(25c)を介してフレーム(1A)に取り付けられ、
第3のラダーブラケット(26)は、第2のラダーブラケット(25)と平行に配置されており、車両の前後方向については第1のラダーブラケット(24)及び第2のラダーブラケット(25)よりも前方に位置しており、車両の上下方向位置は第1のラダーブラケット(24)よりも上方であるが、第2のラダーブラケット(25)よりも下方に配置され、
フェンダー(8)は全体が板状に形成され、車両の前後方向位置は第1のラダーブラケット(24)よりも前方に位置しており、車両の左右方向位置は第1のラダーブラケット(24)と概略等しく、車両の上下方向位置は第3のラダーブラケット(26)よりも下方に配置されており、その一端はラダー(20)のブラケット(210)によって、ラダー(20)に接続されているのが好ましい。
ここで、前記第2のラダーブラケット25のラダー側取付部材25bおよびフレーム側の取付部材25cは、ステップ取付け用ブラケットを兼ねていることが好ましい。
また本発明において、前記取付部材はメインブラケット(3)を有し、メインブラケット(3)は第1〜第9の部分(31〜39)から構成されており、
第1〜第3の部分(31〜33)は、第1のラダーブラケット(24)近傍に配置されており、第1の部分(31)は第9の部分(39)を介してフレーム(1A)に結合されており、第2の部分(32)は水平方向に延在しており、第3の部分(33)は接続部材(27)を介してラダー下方に設けられたラダー側取付部材(24b)に締結され、
第4〜第6の部分(34〜36)は、第1のラダーブラケット(24)と第2のラダーブラケット(25)との間の領域に配置され、第4の部分(34)は垂直方向に延在しており、垂直方向に対して斜め方向に延在する第5の部分(35)と前記第3の部分(33)とを接続しており、第6の部分(36)は第2のラダーブラケット(25)のステップ取付用のブラケット(25d)に締結されており、
第7の部分(37)は、第2のラダーブラケット(25)と第3のラダーブラケット(26)との間の領域で車両の前後方向に延在するように配置され、第6の部分(36)と接続しており、
第8の部分(38)は、第3のラダーブラケット(26)に接合されているのが好ましい。
さらに本発明において、前記板状部材は第1〜第4の保護板(11〜14)を有し、
第1の保護板(11)はメインブラケット(3)の(車両前後方向)後方に位置しており、下縁部(111)は前記第1の部分(31)及び第2の部分(32)に取り付けられ、側縁部(図示の実施形態では傾斜部を含む左側縁部112、113)は前記第4の部分(34)及び第5の部分(35)に取り付けられ、上縁部(114)は前記第6の部分(36)に取り付けられており、
第2の保護板(12)は、前記第1の保護板(11)に取り付けられ、
第3の保護板(13)はメインブラケット(3)の(車両上下方向)上方に位置しており、前記第6の部分(36)〜第8の部分(38)の領域に取り付けられており、
第4の保護板(14)はメインブラケット(3)の車両側面側(図示の実施形態では左側面側)で且つ(車両上下方向)下方の領域に位置しており、メインブラケット(3)の第3の部分(33)及び第4の部分(34)とサブブラケット(9)に取り付けられているのが好ましい。
これに加えて、着脱可能に取り付けられている前記板状部材(点検板15、16)は、第4の保護板(14)の(車両上下方向)上方の領域に配置されており、上部がメインブラケット(3)の第7の部分(37)に取り付けられ、下部が第4の保護板(14)に取り付けられているのが好ましい。
そして、着脱可能に取り付けられている前記板状部材(点検板15、16)は、車両側面側(図示の実施形態では左側面側)に取手(150、160)が設けられているのが好ましい。
上述する構成を具備する本発明によれば、左右何れか一方の前輪(図示の実施形態では左前輪)のフェンダー(8)後方の領域であって、例えばブレーキ機器(B1、B2、B3)や、尿素供給機器(N)を配置した領域を、板状部材(保護板11〜14及び点検板15、16)で包囲しているので、融雪剤を包含した雪が当該ブレーキ機器等に付着することがなく、当該雪の付着による発錆や、雪が付着してブレーキ機器等の内部が凍結して故障することや、錆や凍結に起因する誤作動が防止される。
また、ブレーキ機器(B1、B2、B3)等に雪が付着しないので、従来技術では必須であったスコップ等により付着した雪を除去する作業が不要となる。そのため、スコップ等が衝突することによるブレーキ機器等の故障が、未然に防止される。
さらに、ブレーキ機器(B1、B2、B3)等に雪が付着せず、付着した雪を除去する作業が不要となるため、その分だけ、メンテナンス作業の作業時間を短縮することが出来る。
本発明によれば、例えばブレーキ機器(B1、B2、B3)や、尿素供給機器(N)を配置した領域を、板状部材(保護板11〜14及び点検板15、16)で包囲しているので、走行時における飛び石等によりブレーキ機器(B1、B2、B3)等が破損されることを防止することが出来る。
これに加えて、当該板状部材(11〜16)は、雨除け、風除けとしての作用も奏する。
そして本発明によれば、前記板状部材(保護板11〜14及び点検板15、16)の内、車両側面側に位置する板状部材(点検板15、16)は着脱可能もしくは開閉可能に取り付けられているので、当該板状部材(点検板15、16)を取り外すことにより、車両側面側(図示の実施形態では車両の左側面側:ラダー20の裏側)に大きな開口が形成される。
そして、係る大きな開口を介して、板状部材(保護板11〜14及び点検板15、16)で包囲されている領域内に配置されたブレーキ機器(B1、B2、B3)や、尿素供給機器(N)等のメンテナンスを、容易に行うことが出来る。
これに加えて、本発明では、例えばブレーキ機器(B1、B2、B3)や、尿素供給機器(N)、それ等の配管を配置した領域を、板状部材(保護板11〜14及び点検板15、16)で包囲しているので、除雪車の見栄えが良くなる、という意匠的な効果も奏することが出来る。
本発明の実施形態における取付部材の配置を示した斜視図である。 点検板を除く板状部材を取付部材に取り付けた状態を示す斜視図である。 メインブラケットおよびサブブラケットの構成を示す斜視図である。 板状部材とメインブラケットおよびサブブラケットの一部のみを示す斜視図である。 板状部材とメインブラケットおよびサブブラケットを分解して示す分解斜視図である。 実施形態の変形例において、点検用開口が閉じている状態を示す斜視図である。 図6の変形例において、点検用開口が開いた状態を示す斜視図である。 大型除雪トラックの側面図である。 図8におけるA部拡大図である。
以下、添付図面の図1〜図7を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1において、図示しない左前輪のフェンダー(符号8を付した領域に存在)後方の領域であって、ラダー20とフレーム1Aとの間の領域(図9の符号Dで示す領域に対応)に、ブレーキ機器B1、B2、B3、Tと、排気清浄化のための尿素システムにおける尿素供給機器N等が配置されている。
フレーム1Aの上面には、キャブ高さを増すためにサブフレーム1Bが、フレーム1Aに重ねて設置されている。
ブレーキ機器は、ブレーキ制御用バルブ群B1、エアドライヤB2、オイルミストセパレータB3および配管Tを有している。そして、ブレーキ機器B1〜B3、尿素供給機器Nを取り囲むように、メインブラケット3が配置されている。
メインブラケット3は、図3を参照して後述するように、その一部分である第9の部分39(図3)が、フレーム1Aの下面に取り付けられている。
図1において、ラダー20は、パイプ状の第1の垂直部材21、パイプ状の第2の垂直部材22、ステップ23を有している。パイプ状の第1の垂直部材21は、パイプ状の第2の垂直部材22に対して平行であり、第2の垂直部材22に対して車両の前方(図1の矢印F方向:この場合は図1の左方)に配置されている。
ステップ23は、ステップ23a、ステップ23b、ステップ23cを有している。ステップ23a、ステップ23b、ステップ23cは、各々における両端部が、第1の垂直部材21と第2の垂直部材22に接続されている。
ラダー20は、第1のラダーブラケット24、第2のラダーブラケット25、第3のラダーブラケット26、フェンダー8(フェンダー8の後部)によって、フレーム1Aに支持されている。
図1において、矢印Fは車両前方を示し、矢印SLは車両の左方を示している。
第1のラダーブラケット24は、パイプ部材24a、ラダー側取付部材24b、フレーム側取付部材24cを有している。ラダー側取付部材24bとフレーム側取付部材24cは、例えば溶接によって、パイプ部材24aの両端に、固着されている。
パイプ部材24aは、両端近傍は水平に延在しているが、その他の部分は水平方向に対して斜めに延在している。
フレーム側取付部材24cは、ラダー側取付部材24bよりも垂直方向上方に配置されている。
ラダー側取付部材24bは、L字状に折り曲げられた平板で構成されている。ラダー側取付部材24bは、ラダー20のステップ23c真上の取付部材220に、公知の手段、例えば、溶接によって固定されている。
図1において、ラダー側取付部材24bには2箇所の取付孔が形成されており、当該取付孔にボルトナットbnによって、メインブラケット支持部材27が固定されている。
メインブラケット支持部材27は、メインブラケット3の第3の部分33(図3)を支持している。
フレーム側取付部材24cは、L字状の平板240をリブ241、242、243で補強している。L字状の平板240において、フレーム1Aの側面に取り付けられている部分が、パイプ部材24aの端面と対向している(パイプ部材24aと直交している)。
L字状の平板240におけるリブ243よりも下方に延在する部分には、ボルトナットbnにより、サブブラケット4が取り付けられている。
第2のラダーブラケット25は、パイプ部材25aと、ステップ取付ブラケット25b、25c、25dを有している。
パイプ部材25aは真直に延在しており、その両端にはステップ取付ブラケット25b、25cが固着されている。ここで、ステップ取付ブラケット25b、25cは、例えば溶接によって、パイプ部材25aの両端に固着されている。
ステップ取付ブラケット25bは、ラダー側取付部材としても作用し、ステップ取付ブラケット25cは、フレーム側取付部材としても作用する。
ステップ取付ブラケット25bは、コ字状の主板251bとこれを補強するリブ252bとを有している。主板251bは、ラダー20の第2の垂直部材22に、公知の手段によって固着されている。
ステップ取付ブラケット25b、25d、25cの上面には、図示しない移動用のステップが取り付けられる。
ステップ取付ブラケット25cは、L字状の主板251cとこれを補強する水平に配置されたリブ252c、253cとを有している。
リブ253cはリブ252cよりも下方に位置している。
パイプ部材25aはリブ252c、253cの間に挟まれる様に配置されており、主板251cとリブ252cに固着されている。
主板251cにおけるリブ253cよりも下方の領域には、ボルトナットbnにより、サブブラケット5が取り付けられている。
主板251cは、キャブマウントブラケット7の後方(図1の矢印Fの反対方向)で、フレーム1Aの側面に取り付けられている。
第3のラダーブラケット26は、パイプ部材26aと板金部材26bとを有している。
パイプ部材26aのラダー側端部は、L字状に曲げられている。そして、ラダー20の第1の垂直部材21におけるステップ23aとステップ23bとの間の領域に、パイプ部材26aのラダー側端部は、例えば、溶接によって固着されている。
図示では明確に示されていないが、板金部材26bは、フレーム1Aの側面に公知の手段によって取り付けられている。
フェンダー8は、全体が平板状に構成された部材である。
フェンダー8におけるラダー20側の端部は、ラダー20に固着した取付部材210によって、ラダー20に取り付けられている。
図示では明確に示していないが、フレーム1A側端部は、公知の手段によって、フレーム1Aの側面に取り付けられている。
キャブマウントブラケット7の側面には、2本のボルトbにより、サブブラケット6が取り付けられている。
サブブラケット6は、L字状に曲げられた板材で構成されている。後述するように、サブブラケット6の上部には、保護板13が取り付けられる。
図2は、メインブラケット3に、第1の保護板11〜第4の保護板14を取り付けた状態を示している。なお、図2では、点検板15、16は取付けてはいない。点検板15、16については図4、図5で後述する。
ここで、ブレーキ機器B1、B2、B3、尿素供給機器Nの車両前方側(矢印F側)は、板状部材を設けていない。ブレーキ機器B1、B2、B3、尿素供給機器Nを配置した領域の前方にタイヤがあり、タイヤと当該領域の間はフェンダー8により遮られているので、ブレーキ機器B1、B2、B3、尿素供給機器Nの車両前方側を覆う必要性が乏しいからである。
図3において、メインブラケット3は、第1の部分31〜第9の部分39を有している。そして、第1の部分31、第2の部分32は一つの部品として構成され、第3の部分33〜第6の部分36も一つの部品として構成されている。そして、第1の部分31、第2の部分32で構成された部品と、第3の部分33〜第6の部分36で構成された部品は、メインブラケット支持部材27に取り付けられている(図1、図2)。
第1の部分31、第2の部分32で構成された部品と、第3の部分33〜第6の部分36で構成された部品は、断面がL字状のいわゆる、等辺山形鋼を溶接して、同一平面(垂直面で、且つ車両の左右方向に延在する面)内で一体に形成している。
第9の部分39はメインブラケット3における一方の端部であり、公知の手段によって、フレーム1Aの下面に取り付けられている。
第9の部分39は、フレーム1Aの下面に取り付けられる部分39aと、その反対の部分39bとを有している。部分39bは、斜め下方に向かって傾斜して延在するように形成されている。
メインブラケット3の第1の部分31は、第9の部分39の部分39bに固着している。
メインブラケット3の第2の部分32は、水平に配置されている。第2の部分32には、取付孔32bが2箇所に形成されている。この取付孔32bは、第1の保護板11を取り付けるために設けられている。
メインブラケット3の第3の部分33は、上昇するように傾斜して、第4の部分34に向かって延在している。
メインブラケット3の第4〜第6の部分34〜36は、第1のラダーブラケット24(図1)と第2のラダーブラケット25(図2)との間の領域に配置されている。そして、第4の部分34は垂直方向に延在している。
メインブラケット3の第5の部分35は、水平な第6の部分36に向かって、垂直方向に対して斜め方向に延在して(図3の右上がりに上昇して)形成されている。
メインブラケット3の第5の部分35と第6の部分36との接合位置近傍には、2個の取付孔360が形成されている。この取付孔360は、第2のラダーブラケット25のステップブラケット25dをボルトで取り付けるための孔である。
メインブラケット3の第7の部分37は、第5の部分35と第6の部分36の境界部と、第8の部分38とで挟まれた部分であり、断面形状が「へ」字状をしている。
メインブラケット3の第8の部分38は、第5の部分35と第6の部分36との接合位置と類似した形状の部分38fを有している。車両前方(図1、図2における矢印F方向:図3では左上方)に向いた面38fは台形状に形成されている。そして面38fは、その上方の3辺が3つの部材で取り囲まれている。
メインブラケット3の第7の部分37は、その一端部が第5の部分35と第6の部分36との接合位置の内周側に当接しており、他端部が第8の部分38における台形状の面38fで構成された側に当接している。
図3で示すように、サブブラケット9は、垂直部分91と傾斜部92を有している。
サブブラケット9において、傾斜部92の傾斜面の縁部であって、車両前方側(図1、図2における矢印F方向:図3では左上方)の面は、図1で示す様に、フェンダー8の車両後方側の面(図1の矢印Fの反対側の面:図1において見える側の面)に当接して、フェンダー8に取り付けられる。
そして図3において、サブブラケット9の垂直部分91と傾斜部92の境界線93は、メインブラケット3の第3の部分33と第4の部分34との境界線334の延長線と一致するように配置されている。
図3で示すように、サブブラケット4は、メインブラケット3における第1の部分31と第2の部分32の近傍に配置されている。そして図1で示す様に、第1のラダーブラケット24のフレーム側取付部材24cの下方に、サブブラケット4は取り付けられている。
図3において、サブブラケット4は、2箇所の取付孔41と取付孔4tを有している。2箇所の取付孔41は、図1で示すように、サブブラケット4をフレーム側取付部材24cに取り付けるのに用いられる。また、取付孔4tは、図4で示すように、第1の保護板11を取り付けるのに用いられる。
図3において、サブブラケット5には、取付孔50と取付孔5fが形成されている。取付孔50は、図1で示すように、ステップ取付ブラケット25cに、サブブラケット5を取り付けるのに用いられる。また取付孔5fは、図4で示すように、第1の保護板11を取り付けるのに用いられる。
図3において、サブブラケット5の車両前後方向位置(図1、図2の矢印F方向の位置:図3では、左上〜右下の方向における位置)は、メインブラケット3の車両の前後方向位置と同一である。
また、図3において、サブブラケット6の上面6uとメインブラケット3における第6の部分36の上面36uとは、垂直方向位置が同一である。
図4は、図3のメインブラケット3およびサブブラケット4、5、6、9に、第1の保護板11、第3の保護板13、第4の保護板14および点検板15、16を取り付けた状態を示している。
図4において、第2の保護板12は、第1の保護板11における第2の保護板12取付け位置に、予め取り付けられている。
なお、図示の簡略化のため、図4では、取付け用の締結部材の図示を省略している。
ここで、メインブラケット3における各々の取付孔と、サブブラケット4、5、6、9の各々の取付孔の裏面側には、図示はされていないが、例えば、溶接ナットが取り付けられている。
溶接ナットをメインブラケット3およびサブブラケット4、5、6、9における各取付孔の裏面側に設けることによって、保護板および点検板11、13〜16をブラケット類に取り付けるに際しては、取付ボルトを挿入して回転するだけで良いので、当該取付作業の効率を向上することができる。
図5を参照して、保護板11〜14、点検板15、16の取付孔と、メインブラケット3の各部分31〜38に形成された取付孔について説明する。
図3を併せて参照しつつ説明すると、図5において、第1の保護板11の下縁部111には、取付孔11aが形成されている。この取付孔11aは、メインブラケット3の第1の部分31に形成された取付孔31a(図3参照)に対応している。
また、第1の保護板11の下縁部111には、取付孔11bが2箇所に形成されている。この2箇所の取付孔11bは、メインブラケット3の第2の部分32に形成された2箇所の取付孔32b(図3参照)に対応している。
第1の保護板11の下縁部111には、前記2箇所の取付孔32bを跨いで、切欠き110が形成されている。この切欠き110は、ブレーキ配管T(図1、図2参照)を逃がすために設けられている。
第1の保護板11の図5における左端112には、取付孔11cが形成されている。この取付孔11cは、メインブラケット3の第4の部分34に形成された取付孔34cに対応している。
第1の保護板11の図5における上縁114近傍の左端には、取付孔11dが形成されている。この取付孔11dは、メインブラケット3の第5の部分35上方に形成された取付孔35dに対応している。
第1の保護板11の上縁部114には、取付孔11eが形成されている。この取付孔11eは、メインブラケット3の第6の部分36の右端に形成された取付孔36eに対応している。
第1の保護板11の上縁近傍における図5の右端には、取付孔11fが形成されている。この取付孔11fは、サブブラケット5の取付孔5fと整合している。
第1の保護板11は、切欠き115、117を形成している。切欠き115は、第2のラダーブラケット25のステップブラケット25dを逃がすために設けられている。切欠き117は、ブレーキバルブ群B1の車両後方側を逃がすために設けられている。
切欠き117は、厚さ寸法Wの第2の保護板12によって塞がれる。
第2の保護板12には、取付部122、123が形成されている。取付部122は、第2の保護板12における車両の幅方向(図5の左右方向)全域にわたって形成されており、取付部123は、第2の保護板12の左端における垂直方向の全域にわたって形成されている。
取付部122、123の各々には、2箇所ずつ取付孔12g、12hが形成されている。
取付孔12g、12hは、図示しない締結部材を介して、第1の保護板11の取付孔11g、11hと係合する。ここで、取付孔11g、11hは、第1の保護板11の切欠き117の上縁および左縁に形成されている。
取付孔11g、11hの裏面には、溶接ナットが取り付けられている。
第2の保護板12を、第1の保護板11に対して着脱可能な構成としたのは、ブレーキバルブ群B1のメンテナンスを容易に行うためである。
第3の保護板13において、図5の右端には2箇所の取付孔13iが形成されており、図5の左端には2箇所の取付孔12jが形成されている。
第3の保護板13における2箇所の取付孔13iは、メインブラケット3の第6の部分36上面に形成された取付孔36iと、図示しない締結部材を介して係合する。
また、第3の保護板13における2箇所の取付孔13jは、メインブラケット3の第8の部分38上面に形成された取付孔38jと、図示しない締結部材を介して係合する。
第4の保護板14は、その垂直面141において、図5の右端に2箇所の取付孔14kが形成され、また、図5の左端に2箇所の取付孔14oが形成されている。
第4の保護板14における2箇所の取付孔14kは、メインブラケット3の第4の部分34に形成された取付孔34kと、図示しない締結部材を介して係合する。また、第4の保護板14における2箇所の取付孔14oは、サブブラケット9の取付孔9oと、図示しない締結部材を介して係合する。
さらに、第4の保護板14の傾斜面142において、図5の右端に2箇所の取付孔14mが形成され、また、図5の左端に2箇所の取付孔14nが形成されている。
第4の保護板14における2箇所の取付孔14mは、メインブラケットの第3の部分33に形成された取付孔33mと、図示しない締結部材を介して係合する。また、第4の保護板14における2箇所の取付孔14nは、サブブラケット9の取付孔9nと、図示しない締結部材を介して係合する。
第1の点検板15は、図5で示すように、矩形の平板で構成されている。
第1の点検板15の車両前後方向(図5の左右方向)の中央には、補強を兼ねて、L字状の取っ手150が固着している。
第1の点検板15の図5における上縁部には、2箇所の取付孔15pが形成され、図5における下縁部には2箇所の取付孔15gが形成されている。
第1の点検板15における2箇所の取付孔15pは、メインブラケット3の第7の部分37に形成された2箇所の取付孔37pと、図示しない締結部材を介して係合する。
第1の点検板15における2箇所の取付孔15gは、第4の保護板14の重ね合わせ部143に形成された取付孔14gと、メインブラケット3の第5の部分35の下端に形成された取付孔35gに、図示しない締結部材を介して係合する。
第2の点検板16は、矩形の平板として形成されており、その一部が斜めに切り落とされている。第2の点検板16の下端で且つ車両前方側(図5の左方側)は、フェンダー8が逃げるように切り落とされている。また、第2の点検板16の車両前方側(図5の左方側)の中央には、コ字状の切欠き16cが形成されている。この切欠き16cは、第2のラダーブラケット26の一部を逃がすために、設けられている。
第2の点検板16の車両の前後方向(図5の左右方向)中央には、補強を兼ねて、L字状の取っ手160が固着されている。
第2の点検板16の図5における上縁部には2箇所の取付孔16rが形成され、図5における下縁部には2箇所の取付孔16sが形成されている。
第2の点検板16における2箇所の取付孔16rは、メインブラケット3の第7の部分37に形成された2箇所の取付孔37rと、図示しない締結部材を介して係合する。
第2の点検板16における下縁部の2箇所の取付孔16sは、第4の保護板14の重ね合わせ部143に形成された2箇所の取付孔14sと、図示しない締結部材を介して係合する。
図1〜図5の実施形態によれば、左前輪のフェンダー8後方の領域であって、例えばブレーキバルブ群B1、エアドライヤB2、オイルミストセパレータB3や、尿素供給機器Nを配置した領域を、保護板11〜14及び点検板15、16で包囲している。したがって、融雪剤を包含した雪が当該ブレーキ機器B1、B2、B3等に付着することがなく、当該雪の付着による発錆や、雪が付着してブレーキ機器等内部が凍結して故障することや、錆や凍結に起因する誤作動が防止される。
また、ブレーキ機器B1、B2、B3等に雪が付着しないので、従来技術では必須であったスコップ等により付着した雪を除去する作業が不要となる。そのため、スコップ等が衝突することによるブレーキ機器等の故障が、未然に防止される。
さらに、ブレーキ機器(B1、B2、B3)等に雪が付着せず、付着した雪を除去する作業が不要となるため、その分だけ、メンテナンス作業の作業時間を短縮することが出来る。
さらに、上述のブレーキ機器B1、B2、B3や、尿素供給機器Nを配置した領域を、保護板11〜14及び点検板15、16で包囲しているので、走行時における飛び石等によりブレーキ機器B1、B2、B3等が破損されることを防止することが出来る。
これに加えて、保護板11〜14及び点検板15、16は、雨除け、風除けとしての作用も奏する。
図1〜図5の実施形態によれば、保護板11〜14及び点検板15、16の内、車両側面側に位置する点検板15、16は着脱可能に取り付けられているので、点検板15、16を取り外すことにより、車両側面側、図示の実施形態では車両の左側面側でラダー20の裏側に大きな開口が形成される。
そして、係る大きな開口を介して、保護板11〜14及び点検板15、16で包囲されている領域内に配置されたブレーキ機器B1、B2、B3や、尿素供給機器N等のメンテナンスを、容易に行うことが出来る。
また、第2の保護板12を着脱可能に構成したことによって、ブレーキバルブ群B1の調整およびメンテナンスを容易に行うことができる。
これに加えて、図1〜図5の実施形態によれば、例えばブレーキ機器B1、B2、B3や、尿素供給機器N、それ等の配管Tを配置した領域を、保護板11〜14及び点検板15、16で包囲しているので、除雪車の見栄えが良くなる、という意匠的な効果も奏することが出来る。
図6、図7は図1〜図5で示す実施形態の変形例を示している。
図1〜図5で示す実施形態では、点検板15、16を着脱可能に取り付け、ブレーキ機器B1、B2、B3や、尿素供給機器N等のメンテナンスを行うに際しては、点検板15、16を取り外している。
これに対して、図6、図7の変形例では、点検板を回動可能に構成して、メンテナンスを行うに際しては、点検板を回動することにより開口部を形成している。
図6で示すように、図6、図7の変形例では、図4及び図5で示す点検板15、16に代えて、1枚の点検板102を設けている。
点検板102の第3の保護板13側(図6では上方)には、蝶番104、104が設けられており、以って、保護板13の縁部(保護板13と点検板102との境界)を回転軸として点検板102が回動可能となっている。
一方、点検板102の第4の保護板14側(図6では下方)には、フック106、106が設けられており、フック106、106は第4の保護板14に設けられた係止部材108、108に係止可能に構成されている。
係止部材108の各々は、「ロ」字状(或いは四角形の4辺のみで構成される形状)のフック係合部材109と、フック係合部材109を第4の保護板14に取り付け且つフック係合部材109に引張力を作用させるための基部111を有している。
明確には図示されていないが、基部111は第4の保護板14に対して垂直になる位置と、第4の保護板14と平行な位置とを回動可能であり、第4の保護板14に対して垂直になる位置から第4の保護板14と平行な位置に回動した際に、フック係合部材109を点検板102から離隔する方向(図6では下方)に牽引する引張力を作用する様に構成されている。
係止部材108により、点検板102を第4の保護板14に固定する場合には、基部111を第4の保護板14に対して垂直にせしめ、フック106をフック係合部材109に係止して、基部111を第4の保護板14に対して垂直な位置から平行な位置に回動する。その結果、フック係合部材109及びフック106を点検板102から離隔する方向(図6では下方)に牽引する引張力が作用し、以って、点検板102は第4の保護板14に固定される。
図6において、符号110は、保護板13の縁部(保護板13と点検板102との境界)を回転軸として点検板102を回動する際に、作業者が把持するための取手である。
ブレーキ機器B1、B2、B3や、尿素供給機器N等のメンテナンスを行うに際しては、図6の状態で、基部111を第4の保護板14に対して平行な位置から垂直な位置に回動して、フック係合部材109及びフック106を点検板102から離隔する方向(図6では下方)に牽引する引張力を解除する。そして、フック係合部材109をフック106に係止した位置から回動して、フック106がフック係合部材109に係止している状態を解除する。
フック106とフック係合部材109の係止状態を解除すれば、点検板102は第4の保護板14に固定されていない状態となる。
その状態で、作業者(図示せず)が取手を把持して点検板102を引き上げれば、点検板102の第3の保護板13側(図6では上方)には蝶番104、104が設けられているので、点検板102は図7の矢印RUで示す様に回動する。そして、開口部OWが形成され、ブレーキ機器B1、B2、B3や、尿素供給機器N等が作業者から目視可能となり、作業者は開口部OWを介してメンテナンスに必要な作業を実行することが出来る。
メンテナンスが終了したならば、点検板102を矢印RUとは逆方向に回動して、フック106及び係止部材108により、点検板102を第4の保護板14に固定する。それにより、ブレーキ機器B1、B2、B3や、尿素供給機器N等が保護される。
図6、図7の変形例におけるその他の構成及び作用効果は、図1〜図5の実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない。
例えば、本発明は、ブレーキ機器のみならず、電装ユニット(リレーボックス、ヒューズボックス等)やハーネスの保護について適用することが可能である。
1A・・・フレーム
3・・・メインブラケット
4、5、6、9・・・サブブラケット
8・・・フェンダー
11・・・第1の保護板
12・・・第2の保護板
13・・・第3の保護板
14・・・第4の保護板
15、16、102・・・点検板
20・・・ラダー
23・・・ステップ
24・・・第1のラダーブラケット
25・・・第2のラダーブラケット
26・・・第3のラダーブラケット
27・・・支持部材
31・・・メインブラケットの第1の部材(第1部材)

Claims (6)

  1. 左右何れか一方の前輪のフェンダー後方の領域に、当該領域に配置された機器や配管と干渉しないように取付部材を配置し、前記領域を板状部材で包囲し、当該板状部材は周縁部が取付部材に接合されて支持されており、車両側面側に位置する板状部材は着脱可能もしくは開閉可能に取り付けられていることを特徴とする除雪用車両。
  2. 前記取付部材は、ラダーとフレームとに接続された第1〜第3のラダーブラケットと、フェンダーにより構成され、
    第1のラダーブラケットは折れ曲がった形状であり、ラダー下方に設けられたラダー側取付部材を介して、ラダーに取り付けられ、
    第2のラダーブラケットは直線状に形成され、車両の左右方向位置は第1のラダーブラケットと概略等しく、車両の上下方向位置は第1のラダーブラケットよりも上方に配置されており、その一端はラダー上方のラダー側取付部材を介してラダーに接続され、他端はフレーム側取付部材を介してフレームに取り付けられ、
    第3のラダーブラケットは、第2のラダーブラケットと平行に配置されており、車両の前後方向については第1のラダーブラケット及び第2のラダーブラケットよりも前方に位置しており、車両の上下方向位置は第1のラダーブラケットよりも上方であるが、第2のラダーブラケットよりも下方に配置され、
    フェンダーは全体が板状に形成され、車両の前後方向位置は第1のラダーブラケットよりも前方に位置しており、車両の左右方向位置は第1のラダーブラケットと概略等しく、車両の上下方向位置は第3のラダーブラケットよりも下方に配置されており、その一端はラダーのブラケットによって、ラダーに接続されている請求項1の除雪用車両。
  3. 前記取付部材はメインブラケットを有し、メインブラケットは第1〜第9の部分から構成されており、
    第1〜第3の部分は、第1のラダーブラケット近傍に配置されており、第1の部分は第9の部分を介してフレームに結合されており、第2の部分は水平方向に延在しており、第3の部分は接続部材を介してラダー下方に設けられたラダー側取付部材に締結され、
    第4〜第6の部分は、第1のラダーブラケットと第2のラダーブラケットとの間の領域に配置され、第4の部分は垂直方向に延在しており、垂直方向に対して斜め方向に延在する第5の部分と前記第3の部分とを接続しており、第6の部分は第2のラダーブラケットのステップ取付用のブラケットに締結されており、
    第7の部分は、第2のラダーブラケットと第3のラダーブラケットとの間の領域で車両の前後方向に延在するように配置され、第6の部分と接続しており、
    第8の部分は、第3のラダーブラケットに接合されている請求項2の除雪用車両。
  4. 前記板状部材は第1〜第4の保護板を有し、
    第1の保護板はメインブラケットの後方に位置しており、下縁部は前記第1の部分及び第2の部分に取り付けられ、側縁部は前記第4の部分及び第5の部分に取り付けられ、上縁部は前記第6の部分に取り付けられており、
    第2の保護板は、前記第1の保護板に取り付けられ、
    第3の保護板はメインブラケットの上方に位置しており、前記第6の部分〜第8の部分の領域に取り付けられており、
    第4の保護板はメインブラケットの車両側面側で且つ下方の領域に位置しており、メインブラケットの第3の部分及び第4の部分とサブブラケットに取り付けられている請求項3の除雪用車両。
  5. 着脱可能に取り付けられている前記板状部材は、第4の保護板の上方の領域に配置されており、上部がメインブラケットの第7の部分に取り付けられ、下部が第4の保護板に取り付けられている請求項4の除雪用車両。
  6. 着脱可能に取り付けられている前記板状部材(点検板15、16)は、車両側面側(図示の実施形態では左側面側)に取手(150、160)が設けられている請求項1〜5の何れか1項の除雪用車両。
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