JP2011111150A - 風圧式ブレーキ効果増幅装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 摩擦熱を生ぜず、自動車の制動距離を安全に確実に短縮し、ブレーキシステムとタイヤの摩耗を低減するブレーキ補助装置を、自動車の安全走行・環境保護・自然保護・資源保護を考慮した風圧の利用という形態で提供する。
【解決手段】 自動車の走行時、前方からの風圧を受け止める装置を、自動車内部の効果的な場所に装着し、その風圧を利用して制動距離を安全に短縮する。
【選択図】図５

Description

この発明は、風圧を利用した自動車のブレーキ効果増大装置に関するものである。

技術背景

自動車の制動時に発生する摩擦熱や、タイヤの摩耗は避けられなかった。また、制動距離を安全に短縮する簡潔な補助的装置は、今までになかった。本発明は、走行時の前方からの風圧（風力）エネルギーを、摩擦熱とタイヤ摩耗の低減、そして制動距離の短縮に利用したものである。又、風力利用という点で、環境保護にも資源保護にも貢献するものである。

ブレーキング時の摩擦熱の低減と、ブレーキシステムとタイヤの耐久性の向上、そして制動距離の短縮を、同時にそして安全に実現する「ブレーキ効果増幅装置」は今までなかった。それらを、風力（風圧）利用という環境保護にも自然保護にも資源保護にも貢献する形態で実現しようとしたものである。

自動車の走行中、前方から入り込む風を受け止め、その風圧を利用して安全に制動効果を高め、同時に摩擦熱とタイヤの摩耗も減らす。

本装置は走行中に発生する風圧を利用するので、熱をはじめ環境に有害なものは発生しないし、環境に何らの悪影響も及ぼさない。メインのブレーキシステムとタイヤの耐久性も向上する。また、制動距離は確実に短縮するので安全性は確実に向上する。あるがままの空気の利用なので、環境保護にも自然保護にも資源保護にも役立つものである。

自動車の走行時に発生する前方からの風圧を、ブレーキペダルと連動した風圧受け止め装置で受け止め、風圧による抵抗で制動効果を増幅させる。装置は軽量硬質な素材で作り、エンジンルーム内前部もしくは自動車の形状に応じて、車体内の効果的な位置に装着する。

本装置の斜視図 本装置の内部斜視図 本装置の、走行時の内部斜視図 本装置の、ブレーキング開始時の内部斜視図 本装置の、フルブレーキング時の内部斜視図

１ 風圧受け止め板（可動）
２ 上板
３ 下板
４ 側板
５ 進行方向
６ 風進入方向

Claims (1)

1. 自動車のブレーキング時の摩擦熱を軽減し、タイヤの摩耗を低減するとともに、制動距離を安全に短縮する、風力（風圧）利用のブレーキ効果増幅装置。

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