JP2011110259A - 管状組織吻合器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管状の外側吻合部材10と、外側吻合部材10との間に所定の隙間gを設けるようにして外側吻合部材10の内側に配置される管状の内側吻合部材20とを備える管状組織吻合器具1。外側吻合部材10は、脂肪族エステル系樹脂を材料として所定の形状記憶処理を施すことにより形成された、形状記憶性能を備えるものである。また、外側吻合部材10は、所定温度以上に再び加熱することにより、隙間gを狭くするように形状を変形可能に構成されている。
【選択図】図1
Description
従来の血管吻合器具においては、収縮前の状態の血管吻合器具の両開口部に対して吻合対象となる2つの血管をそれぞれ挿入し、その状態で血管吻合器具を所定温度以上に再び加熱することにより、血管吻合器具を収縮変形させて血管の外周面に密着させている。
また、従来の血管吻合器具によれば、縫合糸で血管を縫合するといった非常に煩雑な作業を行うことも無いので、手術効率を大幅に向上することが可能となるとともに、術者の手技レベルへの依存度を極力低くすることが可能となる。
本発明者らは、以上の知見に基づき、管状組織の外面側に配置した管状組織吻合器具を収縮変形させるのではなく、管状組織の内面側に配置した管状組織吻合器具を拡張変形させて、管状組織の内周面に管状組織吻合器具を密着させる方が、結果として、従来よりも吻合力を強くすることができることに想到し、本発明を完成させるに至った。
まず、実施形態1に係る管状組織吻合器具1の構成について、図1を用いて説明する。
図1は、実施形態1に係る管状組織吻合器具1を説明するために示す図である。図1(a)は管状組織吻合器具1の斜視図であり、図1(b)は管状組織吻合器具1の正面図(図1(a)のA方向から見た図)であり、図1(c)は管状組織吻合器具1の平面図であり、図1(d)は図1(b)のA−A線断面図であり、図1(e)は図1(c)のB−B線断面図である。なお、図1(a)は、外側吻合部材10と内側吻合部材20とを組み合わせていない状態で図示しており、図1(b)〜図1(e)は、外側吻合部材10と内側吻合部材20とを組み合わせた状態で図示している。
内側吻合部材20は、長さが例えば3.0mmであり、内径が例えば1.1mmであり、肉厚が例えば0.3mmに設定されている。
なお、本発明の管状組織吻合器具における外側及び内側吻合部材の長さ等については、これらの数値に限定されるものではない。
実施形態1の場合、外側及び内側吻合部材10,20は、例えば、ポリ乳酸−ポリグリコール酸−ポリεカプロラクトンの共重合体から構成されている。
図2は、外側吻合部材10の製造方法を説明するために示すフローチャートである。図3は、外側吻合部材10製造時の温度条件を模式的に示す図である。
まず、脂肪族エステル系樹脂を、所定の成形温度T1に加熱して第1形状に成形する。このとき作製された第1形状からなる成形体は、図示による説明は省略するが、直管状(断面円環状)である。ただし、外側吻合部材10よりも内径が小さい。
成形工程S1における成形温度T1は、図3に示すように、使用する樹脂のガラス転移点Tgよりも高く当該樹脂の融点Tmよりも低い温度である。脂肪族エステル系樹脂として「ポリ乳酸−ポリグリコール酸−ポリεカプロラクトンの共重合体」を用いた場合、成形温度T1は、例えば約120℃であり、ガラス転移点Tgは、例えば約60℃であり、融点Tmは、例えば約135℃である。
なお、作製後の成形体は、室温まで急冷している。
次に、第1形状からなる成形体を、ガラス転移点Tgよりも高く融点Tmよりも低い温度T2に加熱し、第2形状に変形処理する。このとき作製された第2形状からなる中間体は、図示による説明は省略するが、直管状(断面円環状)である。また、第2形状からなる中間体は、内径寸法も含めて、外側吻合部材10とほぼ同じサイズである。
脂肪族エステル系樹脂として「ポリ乳酸−ポリグリコール酸−ポリεカプロラクトンの共重合体」を用いた場合、温度T2は、例えば約70℃である。
そして、変形処理された第2形状からなる中間体を、ガラス転移点Tgよりも低い温度T3に冷却して(例えば、25℃程度の室温環境下に放置して)、第2形状に形状固定する。
なお、人体の体温が約35℃〜37℃であることから、再加熱温度T4は、40℃以上であることが好ましい。一方、再加熱したときの生体組織の細胞への影響を考慮すると、再加熱温度T4は、70℃以下であることが好ましい。
このような観点から、再加熱温度T4は、40℃〜70℃であることが好ましい。
図4及び図5は、実施形態1に係る管状組織吻合器具1を用いて血管を吻合する方法を説明するために示す図である。図4(a)〜図5(e−1)及び図5(e−2)は血管を吻合する流れを示す図である。図4(a)〜図4(d)並びに図5(a)〜図5(c)、図5(d−2)及び図5(e−2)においては、外側及び内側吻合部材10,20並びに血管V1,V2を側面断面で図示しており、図5(d−1)及び図5(e−1)においては、図5(c)のC−C線で切断したときの断面で図示している。
なお、図4及び図5においては、発明の理解を容易にするため、外側及び内側吻合部材10,20の肉厚並びに血管V1,V2の厚み(血管壁の厚み)については、模式的に図示している。また、図4においては、血管V1の外径と内側吻合部材20の内径とを同じにしたものを図示しているが、これは図の簡略化を図ったことに由来するものであり、血管V1の外径と内側吻合部材20の内径とが同じである必要はない。
次に、図4(c)及び図4(d)に示すように、血管V1の内面が露出するようにして血管V1の端部を外側に折り返す。
次に、図5(a)及び図5(b)に示すように、血管V1の内面の露出した部分(折り返された部分)を覆うように血管V2を被せ、血管V1と血管V2とを重ね合わせる。このようにすると、血管V1,V2の内面同士が接することとなる。
次に、図5(c)に示すように、血管V2に通していた外側吻合部材10を所定位置(血管V1,V2を重ね合わせた位置)に移動させる。外側吻合部材10を移動させると、図5(c)から分かるように、外側吻合部材10と内側吻合部材20との間(隙間)に血管V1,V2の吻合対象部分が配置された状態となる。
そして、外側吻合部材10を所定温度以上(例えば60℃)に加熱する。これにより、外側吻合部材10と内側吻合部材20との隙間が狭くなる方向(図5(d−1)及び図5(d−2)の白矢印方向)に向けて、外側吻合部材10が収縮変形し、血管V1,V2の吻合が完了する(図5(e−1)及び図5(e−2)参照。)。
上記実施形態1では、実施形態1に係る管状組織吻合器具1を用いて血管を吻合する方法として、図4及び図5を用いて説明したように、血管V1,V2の内面同士が接するようにして血管V1,V2を吻合する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のようにして血管を吻合する方法もある。
なお、図6においては、発明の理解を容易にするため、外側及び内側吻合部材10,20の肉厚並びに血管V1,V2の厚み(血管壁の厚み)については、模式的に図示している。また、図6においては、血管V1,V2の内径と内側吻合部材20の外径とを同じにしたものを図示しているが、これは図の簡略化を図ったことに由来するものであり、血管V1,V2の内径と内側吻合部材20の外径とが同じである必要はない。
次に、図6(c)に示すように、血管V2に通していた外側吻合部材10を所定位置(血管V1,V2を当接させた位置)に移動させる。外側吻合部材10を移動させると、図6(c)から分かるように、外側吻合部材10と内側吻合部材20との間(隙間)に血管V1,V2の吻合対象部分が配置された状態となる。
そして、外側吻合部材10を所定温度以上(例えば60℃)に加熱する。これにより、外側吻合部材10と内側吻合部材20との隙間が狭くなる方向(図6(d−1)及び図6(d−2)の白矢印方向)に向けて、外側吻合部材10が収縮変形し、血管V1,V2の吻合が完了する(図6(e−1)及び図6(e−2)参照。)。
図7は、実施形態2に係る管状組織吻合器具2を説明するために示す図である。図7(a)は管状組織吻合器具2の斜視図であり、図7(b)は管状組織吻合器具2の正面図(図7(a)のA方向から見た図)であり、図7(c)は管状組織吻合器具2の平面図であり、図7(d)は図7(b)のE−E線断面図であり、図7(e)は図7(c)のF−F線断面図である。なお、図7(a)は、外側吻合部材30と内側吻合部材40とを組み合わせていない状態で図示しており、図7(b)〜図7(e)は、外側吻合部材30と内側吻合部材40とを組み合わせた状態で図示している。
図8は、実施形態2に係る管状組織吻合器具2を説明するために示す図である。図8(a)及び図8(b)は管状組織吻合器具2を説明するために示す側面断面図であり、図8(c)は管状組織吻合器具2を説明するために示す平面図である。なお、図8(a)は所定温度以上に再加熱する前の状態を図示しており、図8(b)及び図8(c)は所定温度以上に再加熱した後の状態を図示している。また、図8(a)に示す白矢印は、外側吻合部材30が収縮することを表すものである。
図9は、実施形態3に係る管状組織吻合器具3を説明するために示す図である。図9(a)は管状組織吻合器具3の斜視図であり、図9(b)は管状組織吻合器具3の正面図(図9(a)のA方向から見た図)であり、図9(c)は管状組織吻合器具3の平面図であり、図9(d)は図9(b)のG−G線断面図であり、図9(e)は図9(c)のH−H線断面図である。なお、図9(a)は、外側吻合部材50と内側吻合部材60とを組み合わせていない状態で図示しており、図9(b)〜図9(e)は、外側吻合部材50と内側吻合部材60とを組み合わせた状態で図示している。
図10は、実施形態3に係る管状組織吻合器具3を説明するために示す図である。図10(a)及び図10(b)は管状組織吻合器具3を説明するために示す側面断面図であり、図10(c)は管状組織吻合器具3を説明するために示す平面図である。なお、図10(a)は所定温度以上に再加熱する前の状態を図示しており、図10(b)及び図10(c)は所定温度以上に再加熱した後の状態を図示している。また、図10(a)に示す白矢印は、第1及び第2外側管状部材52,54が収縮することを表すものである。
図11は、実施形態4に係る管状組織吻合器具4を説明するために示す図である。図11(a)は管状組織吻合器具4の斜視図であり、図11(b)は管状組織吻合器具4の正面図(図11(a)のA方向から見た図)であり、図11(c)は管状組織吻合器具4の平面図であり、図11(d)は図11(b)のJ−J線断面図であり、図11(e)は図11(c)のK−K線断面図である。なお、図11(a)は、外側吻合部材70と内側吻合部材80とを組み合わせていない状態で図示しており、図11(b)〜図11(e)は、外側吻合部材70と内側吻合部材80とを組み合わせた状態で図示している。
図12は、実施形態4に係る管状組織吻合器具4を説明するために示す図である。図12(a)及び図12(b)は管状組織吻合器具4を説明するために示す側面断面図であり、図12(c)は管状組織吻合器具4を説明するために示す平面図である。なお、図12(a)は所定温度以上に再加熱する前の状態を図示しており、図12(b)及び図12(c)は所定温度以上に再加熱した後の状態を図示している。また、図12(a)に示す白矢印は、外側管状部材72〜76が収縮することを表すものである。
図13は、実施形態5に係る管状組織吻合器具5を説明するために示す図である。図13(a)は管状組織吻合器具5の正面図であり、図13(b)は管状組織吻合器具5の平面図であり、図13(c)は図13(b)のM−M線断面図であり、図13(d)は図13(b)のN−N線断面図である。なお、図13(a)は、外側吻合部材90と内側吻合部材100とを組み合わせていない状態で図示しており、図13(b)〜図13(d)は、外側吻合部材90と内側吻合部材100とを組み合わせた状態で図示している。
図14は、実施形態5に係る管状組織吻合器具5を説明するために示す側面断面図である。なお、図14(a)は所定温度以上に再加熱する前の状態を図示しており、図14(b)は所定温度以上に再加熱した後の状態を図示している。また、図14(a)に示す白矢印は、外側吻合部材90が収縮することを表すものである。
図15は、実施形態6に係る管状組織吻合器具6を説明するために示す図である。図15(a)は管状組織吻合器具6の斜視図であり、図15(b)は管状組織吻合器具6の正面図(図15(a)のA方向から見た図)であり、図15(c)は図15(b)のP−P線断面図であり、図15(d)は図15(b)のQ−Q線断面図である。
吻合部材110は、長さが例えば5.0mmであり、内径が例えば1.5mmであり、肉厚が例えば0.3mmに設定されている。
なお、成形工程S1で作製する第1形状からなる成形体は、直管状(断面円環状)であって、吻合部材110よりも内径が大きい。また、変形処理工程S2で作製する第2形状からなる中間体は、直管状(断面円環状)であって、内径寸法も含めて吻合部材110とほぼ同じサイズである。
図16は、実施形態6に係る管状組織吻合器具6を用いて血管を吻合する方法を説明するために示す図である。図16(a)〜図16(d−1)及び図16(d−2)は血管を吻合する流れを示す図であって、図16(a)、図16(b)、図16(c−2)及び図16(d−2)においては、吻合部材110及び血管V1,V2を側面断面で図示しており、図16(c−1)及び図16(d−1)においては、図16(b)のR−R線で切断したときの断面で図示している。
なお、図16においては、発明の理解を容易にするため、吻合部材110の肉厚及び血管V1,V2の厚み(血管壁の厚み)については、模式的に図示している。また、図16においては、血管V1,V2の内径と吻合部材110の外径とを同じにしたものを図示しているが、これは図の簡略化を図ったことに由来するものであり、血管V1,V2の内径と吻合部材110の外径とが同じである必要はない。
次に、吻合部材110を所定温度以上(例えば60℃)に加熱する。これにより、吻合部材110の径が広くなる方向(図16(c−1)及び図16(c−2)の白矢印方向)に向けて、吻合部材110が拡張変形し、血管V1,V2の吻合が完了する(図16(d−1)及び図16(d−2)参照。)。
図17は、実施形態1の変形例1〜4に係る管状組織吻合器具1a〜1dを説明するために示す図である。図17(a−1)及び図17(a−2)は変形例1に係る管状組織吻合器具1aを説明するために示す側面断面図であり、図17(b−1)及び図17(b−2)は変形例2に係る管状組織吻合器具1bを説明するために示す側面断面図であり、図17(c−1)及び図17(c−2)は変形例3に係る管状組織吻合器具1cを説明するために示す側面断面図であり、図17(d−1)及び図17(d−2)は変形例4に係る管状組織吻合器具1dを説明するために示す側面断面図である。なお、図17(a−1)〜図17(d−1)は所定温度以上に再加熱する前の状態を図示しており、図17(a−2)〜図17(d−2)は所定温度以上に再加熱した後の状態を図示している。また、図17(a−1)〜図17(d−1)に示す白矢印は、各吻合部材の拡張又は収縮を表すものであり、その矢印の大きさは、拡張又は収縮する力(拡張度合い又は収縮度合い)を模式的に表すものである。
変形例1に係る管状組織吻合器具1aにおいては、図17(a−1)及び図17(a−2)に示すように、外側吻合部材10aには所定の形状記憶処理が施されておらず、内側吻合部材20aに所定の形状記憶処理が施されている。内側吻合部材20aは、所定温度以上に再加熱することにより、外側吻合部材10aと内側吻合部材20aとの隙間を狭くするようにその形状を拡張変形可能に構成されている。
変形例2に係る管状組織吻合器具1bにおいては、図17(b−1)及び図17(b−2)に示すように、外側及び内側吻合部材10b,20bの両方に所定の形状記憶処理が施されている。外側吻合部材10bは、所定温度以上に再加熱することにより、外側吻合部材10bと内側吻合部材20bとの隙間を狭くするようにその形状を収縮変形可能に構成されている。内側吻合部材20bは、所定温度以上に再加熱することにより、外側吻合部材10bと内側吻合部材20bとの隙間を狭くするようにその形状を拡張変形可能に構成されている。
変形例3に係る管状組織吻合器具1cにおいては、図17(c−1)及び図17(c−2)に示すように、外側及び内側吻合部材10c,20cの両方に所定の形状記憶処理が施されている。外側吻合部材10cは、所定温度以上に再加熱することにより、外側吻合部材10cと内側吻合部材20cとの隙間を広くする方向に向けてその形状を拡張変形可能に構成されている。内側吻合部材20cは、所定温度以上に再加熱することにより、外側吻合部材10cと内側吻合部材20cとの隙間を狭くするようにその形状を拡張変形可能に構成されている。このとき、内側吻合部材20cは外側吻合部材10cに比べて、その拡張度合いが大きいことから、全体的に見れば外側吻合部材10cと内側吻合部材20cとの隙間は狭くなることとなる。
変形例4に係る管状組織吻合器具1dにおいては、図17(d−1)及び図17(d−2)に示すように、外側及び内側吻合部材10d,20dの両方に所定の形状記憶処理が施されている。外側吻合部材10dは、所定温度以上に再加熱することにより、外側吻合部材10dと内側吻合部材20dとの隙間を狭くするようにその形状を収縮変形可能に構成されている。内側吻合部材20dは、所定温度以上に再加熱することにより、外側吻合部材10dと内側吻合部材20dとの隙間を広くする方向に向けてその形状を収縮変形可能に構成されている。このとき、外側吻合部材10dは内側吻合部材20dに比べて、その収縮度合いが大きいことから、全体的に見れば外側吻合部材10dと内側吻合部材20dとの隙間は狭くなることとなる。
変形例1〜4に係る管状組織吻合器具1a〜1dに示すように各吻合部材が構成されている場合であっても、2つの血管V1,V2を吻合することができる。
なお、変形例2に係る管状組織吻合器具1bの場合においては、外側吻合部材10bが、上記のように収縮変形可能に構成されており、内側吻合部材20bが、上記のように拡張変形可能に構成されているため、外側及び内側吻合部材10c,20cを所定温度に再加熱したときに、外側及び内側吻合部材10c,20cと血管V1,V2との間に発生する挟持力をより強くすることが可能となる。その結果、さらに吻合力の強い管状組織吻合器具となる。
ここで示す変形例1〜4は実施形態1の変形例であるが、実施形態2〜5の場合についても変形例1〜4と同様の変形が可能である。
側面(管壁部分)に複数の孔が設けられた構造である場合には、例えばメッシュのように、比較的大きな孔が均等に配列されたものであってもよいし、さほど大きくない孔が均等あるいは不均等に配列(配置)されたものであってもよい。
1ax,2ax,3ax,4ax,5ax,6ax 管軸
10,10a〜10d,30,50,70,90 外側吻合部材
12,14 (外側吻合部材の)開口端
20,20a〜20d,40,60,80,100 内側吻合部材
22,24 (内側吻合部材の)開口端
42,44,82〜86 内側管状部材
52,54,72〜76 外側管状部材
102,104 突起
110 吻合部材
d1,d3 内側管状部材間の距離
d2,d4 外側管状部材間の距離
d5 突起間の距離
g (外側吻合部材と内側吻合部材との)隙間
L1,L5 外側吻合部材の管軸方向に沿った長さ
L2 内側吻合部材の管軸方向に沿った長さ
L3 外側管状部材の管軸方向に沿った長さ
L4 内側管状部材の管軸方向に沿った長さ
V1,V2 血管
Claims (12)
- 管状の外側吻合部材(10)と、
前記外側吻合部材(10)との間に所定の隙間(g)を設けるようにして前記外側吻合部材(10)の内側に配置される管状の内側吻合部材(20)とを備える管状組織吻合器具(1)であって、
当該管状組織吻合器具は、一方の管状組織(V1)の端部を外側に折り返すことで当該端部の内面を露出させ、当該露出した部分に他方の管状組織(V2)の端部内面を重ねた状態で、前記一方の管状組織(V1)における前記折り返した部分の内部に配置した前記内側吻合部材(20)と前記他方の管状組織(V2)の外面側に配置した外側吻合部材(10)とで前記一方及び他方の管状組織(V1,V2)を挟むように吻合するタイプのものであり、
前記外側及び内側吻合部材(10,20)のうち少なくとも一方の吻合部材は、
脂肪族エステル系樹脂を材料として所定の形状記憶処理を施すことにより形成された、形状記憶性能を備えるものであり、かつ、
所定温度以上に再び加熱することにより、前記隙間を狭くするように形状を変形可能に構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具(1)。 - 請求項1に記載の管状組織吻合器具において、
前記内側吻合部材(40)は、管軸(2ax)方向に沿って所定距離(d1)をあけて並置された第1内側管状部材(42)及び第2内側管状部材(44)を有し、
前記外側吻合部材(30)の管軸(2ax)方向に沿った長さ(L1)は、前記第1内側管状部材(42)から前記第2内側管状部材(44)までの前記距離(d1)以下であり、
前記第1及び第2内側管状部材(42,44)並びに前記外側吻合部材(30)は、管軸(2ax)方向に沿ってみたときに、前記第1内側管状部材(42)の次に前記外側吻合部材(30)が配置され、前記外側吻合部材(30)の次に前記第2内側管状部材(44)が配置されるように構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具(2)。 - 請求項1に記載の管状組織吻合器具において、
前記外側吻合部材(50)は、管軸(3ax)方向に沿って所定距離(d2)をあけて並置された第1外側管状部材(52)及び第2外側管状部材(54)を有し、
前記内側吻合部材(60)の管軸(3ax)方向に沿った長さ(L2)は、前記第1外側管状部材(52)から前記第2外側管状部材(54)までの前記距離(d2)以下であり、
前記第1及び第2外側管状部材(52,54)並びに前記内側吻合部材(60)は、管軸(3ax)方向に沿ってみたときに、前記第1外側管状部材(52)の次に前記内側吻合部材(60)が配置され、前記内側吻合部材(60)の次に前記第2外側管状部材(54)が配置されるように構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具(3)。 - 請求項1に記載の管状組織吻合器具において、
前記内側吻合部材(80)は、管軸(4ax)方向に沿って所定距離(d4)をあけて並置された複数の内側管状部材(82,84,86)を有し、
前記外側吻合部材(70)は、管軸(4ax)方向に沿って所定距離(d3)をあけて並置された複数の外側管状部材(72,74,76)を有し、
前記複数の内側管状部材(82,84,86)の管軸(4ax)方向に沿った長さ(L4)は、各外側管状部材(72,74,76)間の前記距離(d3)以下であり、
前記複数の外側管状部材(72,74,76)の管軸(4ax)方向に沿った長さ(L3)は、各内側管状部材(82,84,86)間の前記距離(d4)以下であり、
前記複数の内側管状部材(82,84,86)及び前記複数の外側管状部材(72,74,76)は、管軸(4ax)方向に沿ってみたときに、前記内側管状部材と前記外側管状部材とが互い違いに配置されるように構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具(4)。 - 請求項1に記載の管状組織吻合器具において、
前記内側吻合部材(100)の外周面には、管軸(5ax)方向に沿って所定距離(d5)をあけて少なくとも2つの突起(102,104)が並設され、
前記外側吻合部材(90)の管軸(5ax)方向に沿った長さ(L5)は、前記内側吻合部材(100)の前記突起(102,104)間の前記距離(d5)以下であり、
前記外側吻合部材(90)は、管軸(5ax)方向に沿ってみたときの配置位置が、前記内側吻合部材(100)の前記突起(102,104)間に位置するように構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具(5)。 - 請求項1に記載の管状組織吻合器具において、
前記外側吻合部材の内周面には、管軸方向に沿って所定距離をあけて少なくとも2つの突起が並設され、
前記内側吻合部材の管軸方向に沿った長さは、前記外側吻合部材の前記突起間の前記距離以下であり、
前記内側吻合部材は、管軸方向に沿ってみたときの配置位置が、前記外側吻合部材の前記突起間に位置するように構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具。 - 請求項1に記載の管状組織吻合器具において、
前記内側吻合部材の外周面及び前記外側吻合部材の内周面のいずれか一方の面には、凸部が形成され、
他方の面には、前記凸部の位置に対応する位置に、前記凸部の形状に対応する形状からなる凹部が形成されていることを特徴とする管状組織吻合器具。 - 管状の外側吻合部材(10)と、
前記外側吻合部材(10)との間に所定の隙間(g)を設けるようにして前記外側吻合部材(10)の内側に配置される管状の内側吻合部材(20)とを備える管状組織吻合器具(1)であって、
当該管状組織吻合器具は、一方の管状組織(V1)の端面と他方の管状組織(V2)の端面とが向き合うように前記一方及び他方の管状組織(V1,V2)を配置した状態で、前記一方及び他方の管状組織(V1,V2)の内面側に配置した前記内側吻合部材(20)と前記一方及び他方の管状組織(V1,V2)の外面側に配置した前記外側吻合部材(10)とで前記一方及び他方の管状組織(V1,V2)を挟むように吻合するタイプのものであり、
前記外側及び内側吻合部材(10,20)のうち少なくとも一方の吻合部材は、
脂肪族エステル系樹脂を材料として所定の形状記憶処理を施すことにより形成された、形状記憶性能を備えるものであり、かつ、
所定温度以上に再び加熱することにより、前記隙間を狭くするように形状を変形可能に構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具(1)。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の管状組織吻合器具において、
前記外側及び内側吻合部材はともに、脂肪族ポリエステル樹脂から構成された前記形状記憶性能を備えるものであり、
前記外側吻合部材は、所定温度以上に再び加熱することにより、前記隙間を狭くするように形状を収縮変形可能に構成されており、
前記内側吻合部材は、所定温度以上に再び加熱することにより、前記隙間を狭くするように形状を拡張変形可能に構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の管状組織吻合器具において、
前記外側及び内側吻合部材のうち少なくとも一方の吻合部材は、複数の孔が設けられた構造を有することを特徴とする管状組織吻合器具。 - 単一の吻合部材(110)を備える管状組織吻合器具(6)であって、
当該管状組織吻合器具は、一方の管状組織(V1)の端面と他方の管状組織(V2)の端面とを当接させた状態で、前記一方及び他方の管状組織(V1,V2)の内面側に配置した前記吻合部材(110)を拡張させることにより、前記一方及び他方の管状組織(V1,V2)の吻合対象部分を吻合するタイプのものであり、
前記吻合部材(110)は、
脂肪族エステル系樹脂を材料として所定の形状記憶処理を施すことにより形成された、形状記憶性能を備えるものであり、かつ、
所定温度以上に再び加熱することにより、形状を拡張変形可能に構成されていることを特徴とする管状組織吻合器具(6)。 - 請求項11に記載の管状組織吻合器具において、
前記吻合部材は、複数の孔が設けられた構造を有することを特徴とする管状組織吻合器具。
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