JP2011109525A - 半導体装置及び無線通信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信出力の2次高調波による局部発振器への干渉を低減することが可能な半導体装置及びそれを備える無線通信機を提供すること。
【解決手段】第1の送信アンプを含む第1の送信経路と、第2の送信アンプを含む第2の送信経路と、を備え、第1の送信経路の送信出力と第2の送信経路の送信出力とが90度の位相差を有し、第1の送信経路の送信出力と第2の送信経路の送信出力とを合成して無線周波数信号を得る構成とする。
【選択図】図1

Description

本願は、無線周波数信号の送信を行う半導体装置及び無線通信機に関する。
無線周波数信号(RF信号)の送信を行う半導体装置にRFトランシーバLSIがある。近年、RFトランシーバLSIは1チップ化が進んでおり、RF信号の送信、受信、及び受信された信号の前処理等が、単一の半導体チップ上に集積されたRFトランシーバLSI内に統合されている場合がある。このようなRFトランシーバLSIを含んだ無線通信機における送信構成の一例を図6に示す。
RFトランシーバLSI20は、局部発振器1、移相器2、ミキサ回路31、32、送信アンプ4、を備える。局部発振器1は、搬送波信号を出力する。移相器2は、搬送波信号を2分周し、互いに90度位相のずれたローカル信号を出力する。ミキサ回路31、32は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−I、BB−Qを、各ローカル信号とそれぞれ乗算する。ミキサ回路31、32の出力は合成され、送信アンプ4を介してRFトランシーバLSI20から出力される。RFトランシーバLSI20の送信出力は、フィルタ30で基本波の周波数成分が取り出された後、アンテナ40から放射される。
上記のRFトランシーバLSI20のようにミキサ回路31、32を含んで変調を行う構成は、直交変調器と呼ばれる。このような直交変調器に関連して、特許文献1、2、3が開示されている。
特開2007−49514号公報 特開2005−184141号公報 特開平10−145103号公報
図6において、RFトランシーバLSI20は、局部発振器1が出力する搬送波信号を移相器2で2分周してローカル信号を得る。すなわち、局部発振器1は、ローカル信号の周波数fLOの2倍の周波数2fLOを有する搬送波信号を出力する。これにより、ローカル信号の周波数fLOに等しい送信出力の周波数foutと、局部発振器1の周波数2fLOとを離して、送信出力の局部発振器1への干渉を抑制する。
しかしながら、送信アンプ4の非線形性により、RFトランシーバLSI20の送信出力には周波数2fLOの2次高調波が発生する。発生した2次高調波は、図6に破線で示されるように、局部発振器1に干渉して、送信信号品質を低下させる。
本発明は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、送信出力の2次高調波による局部発振器への干渉を低減することが可能な半導体装置及びそれを備える無線通信機を提供することを目的とする。
本願に開示されている半導体装置は、無線周波数信号の送信を行う半導体装置であって、第1の送信アンプを含む第1の送信経路と、第2の送信アンプを含む第2の送信経路と、を備え、前記第1の送信経路の送信出力と前記第2の送信経路の送信出力とが90度の位相差を有し、前記第1の送信経路の送信出力と前記第2の送信経路の送信出力とを合成して前記無線周波数信号を得る。また、本願に開示されている無線通信機は、当該半導体装置と、ベースバンド信号処理部と、前記無線周波数信号に含まれる基本波の周波数成分を取り出すフィルタと、前記無線周波数信号を放射するアンテナと、を備える。
開示の半導体装置、無線通信機によれば、90度の位相差を有する2つの送信経路を備え、それぞれの出力を合成することで、2次高調波をキャンセルし、送信出力の2次高調波による局部発振器への干渉を低減することができる。
第1実施形態の回路ブロック図である。 第2実施形態の回路ブロック図である。 第3実施形態の回路ブロック図である。 第4実施形態の回路ブロック図である。 RCポリフェーズフィルタの例である。 従来例を示す回路ブロック図である。
図1は、第1実施形態の回路ブロック図を示す。RFトランシーバLSI21は、局部発振器1、移相器2、ミキサ回路31、32、33、34、送信アンプ41、42、LC直列共振回路5、を備える。局部発振器1は、搬送波信号を出力する。移相器2は、搬送波信号を2分周し、90度毎の位相差を持たせたローカル信号LO0、LO90、LO180を出力する。ここで、移相器2は、例えば、MS−T−FF(マスタ・スレーブ・トグル・フリップフロップ)方式の1/2分周器である。移相器2にMS−T−FF方式の1/2分周器を用いた場合、直交するローカル信号を同時に生成することができるため効率的であり、通常、差動構成であるため容易に4相出力が可能である。ミキサ回路31、32は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−I、BB−Qを、互いに90度位相のずれたローカル信号LO0、LO90とそれぞれ乗算する。また、ミキサ回路33、34は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−I、BB−Qを、互いに90度位相のずれたローカル信号LO90、LO180とそれぞれ乗算する。ミキサ回路31と32の出力、ミキサ回路33と34の出力はそれぞれ合成され、各合成出力はそれぞれ送信アンプ41、42に入力される。LSIチップ内において送信アンプ41の出力と送信アンプ42の出力とはLC直列共振回路5で接続され、また、LSI外部において送信アンプ41の出力と90度移相器6を介した送信アンプ42の出力とが合成される。ここで、LC直列共振回路5は、ローカル信号の周波数fLOの2倍の周波数2fLOに共振周波数を有する。また、90度移相器6は、例えば、基板パターン、ディスクリート部品などである。合成されたRFトランシーバLSI21の送信出力は、フィルタ30で基本波の周波数成分が取り出された後、アンテナ40から放射される。
上記のように、RFトランシーバLSI21は、2つの直交変調器、すなわち、ミキサ回路31、32を含む第1の直交変調器と、ミキサ回路33、34を含む第2の直交変調器と、を備える。そして、第1の直交変調器に入力されるローカル信号が第2の直交変調器に入力されるローカル信号に対して相対的に90度の位相差を有するように、第1の直交変調器には0度位相、90度位相のローカル信号LO0、LO90が入力され、第2の直交変調器には90度位相、180度位相のローカル信号LO90、LO180が入力される。これにより、第1の直交変調器と接続する送信アンプ41側の第1の送信経路の送信出力と、第2の直交変調器と接続する送信アンプ42側の第2の送信経路の送信出力とに、90度の位相差を持たせることができる。
続いて、90度の位相差を持たせた第1、第2の送信経路の送信出力の合成について説明する。非線形回路に入力信号Vinを入力した場合の出力Voutは、
Vout=A・Vin+B・Vin+C・Vin+D・Vin+・・・
と表される。ここで、2項目以降は歪み成分である。非線形回路である送信アンプ41、42に入力される90度の位相差を有する入力信号をsin(ωt)、cos(ωt)として上式に当てはめ、合成出力を計算する。高次成分は減少するため無視して、4次の項まで計算すると、合成出力は、
Vout=A(sin(ωt)+cos(ωt))+B(sin(ωt)+cos(ωt))+C(sin(ωt)+cos(ωt))+D(sin(ωt)+cos(ωt))
となる。ここで、
sin(ωt)=(1−cos(2ωt))/2
cos(ωt)=(1+cos(2ωt))/2
sin(ωt)=(3sin(ωt)−sin(3ωt))/4
cos(ωt)=(3cos(ωt)+cos(3ωt))/4
sin(ωt)=(3−4cos(2ωt)+cos(4ωt))/8
cos(ωt)=(3+4cos(2ωt)+cos(4ωt))/8
であるため、2ωtの成分、すなわち、2次高調波がキャンセルされる。このように、90度の位相差を持たせた第1、第2の送信経路の送信出力にそれぞれ含まれる2次高調波は互いに逆相になるため、合成すると2次高調波を打ち消すことができる。したがって、送信出力の2次高調波による局部発振器1への干渉を低減することができる。
また、本実施形態では、LSIチップ内において、ローカル信号の周波数fLOの2倍の周波数、すなわち、2次高調波と等しい周波数2fLOに共振周波数を有するLC直列共振回路5によって2次高調波のみを合成してキャンセルする構成である。そして、基本波は、LSI外部において、90度移相器6によって位相を揃えて合成する構成である。第1の送信経路の送信出力と第2の送信経路の送信出力とを、90度位相がずれたままで合成した場合には、約1.5dBの電力損失が生じる。これに対し、本実施形態では、2次高調波をLSIチップ内でキャンセルした後、取り出した基本波を、位相を揃えて合成することで、電力損失を減らすことができる。また、この場合のLC直列共振回路5はQ値が高い必要はないため、小型化することができる。
図2は、第2実施形態の回路ブロック図を示す。第2実施形態のRFトランシーバLSI22は、第1実施形態のRFトランシーバLSI21を差動構成にした実施形態であり、図2において、図1と対応する各部には同一の符号が付されている。移相器2は、搬送波信号を2分周し、90度毎の位相差を持たせたローカル信号LO0、LO90、LO180、LO270を出力する。ミキサ回路31は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−Iとその反転信号BB−XIとを、それぞれローカル信号LO0、LO180と乗算する。ミキサ回路32は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−Qとその反転信号BB−XQとを、それぞれローカル信号LO90、LO270と乗算する。ミキサ回路33は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−Iとその反転信号BB−XIとを、それぞれローカル信号LO90、LO270と乗算する。ミキサ回路34は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−Qとその反転信号BB−XQとを、それぞれローカル信号LO180、LO0と乗算する。ミキサ回路31と32の出力、ミキサ回路33と34の出力はそれぞれ非反転信号、反転信号同士で合成され、各合成出力はそれぞれ送信アンプ41、42に入力される。送信アンプ41の出力と送信アンプ42の出力とは非反転信号、反転信号同士で合成される。RFトランシーバLSI22の差動送信出力は、トランス7でシングルエンド出力に変換され、フィルタ30で基本波の周波数成分が取り出された後、アンテナ40から放射される。
上記の構成により、差動構成のRFトランシーバLSI22において、ミキサ回路31、32を含む第1の直交変調器と接続する送信アンプ41側の第1の送信経路の送信出力と、ミキサ回路33、34を含む第2の直交変調器と接続する送信アンプ42側の第2の送信経路の送信出力とに、90度の位相差を持たせることができる。したがって、第1実施形態において説明したのと同様に、送信アンプ41、42で発生する2次高調波をキャンセルして、送信出力の2次高調波による局部発振器1への干渉を低減することができる。
図3は、第3実施形態の回路ブロック図を示す。第3実施形態のRFトランシーバLSI23は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号に90度の位相差を持たせた実施形態であり、図3において、図1と対応する各部には同一の符号が付されている。破線で囲われたベースバンド信号において、ベースバンド信号BB−I(0)とBB−I(90)が90度の位相差を有し、ベースバンド信号BB−Q(0)とBB−Q(90)が90度の位相差を有する。移相器2は、搬送波信号を2分周し、互いに90度位相のずれたローカル信号LO0、LO90を出力する。ミキサ回路31、32は、ベースバンド信号BB−I(0)、BB−Q(0)を、ローカル信号LO0、LO90とそれぞれ乗算する。また、ミキサ回路33、34は、ベースバンド信号BB−I(90)、BB−Q(90)を、ローカル信号LO0、LO90とそれぞれ乗算する。ミキサ回路31と32の出力、ミキサ回路33と34の出力はそれぞれ合成され、各合成出力はそれぞれ送信アンプ41、42に入力される。送信アンプ41の出力と送信アンプ42の出力とは合成され、RFトランシーバLSI23の送信出力となる。RFトランシーバLSI23の送信出力は、フィルタ30で基本波の周波数成分が取り出された後、アンテナ40から放射される。
入力されるベースバンド信号に90度の位相差を持たせた本実施形態の構成によっても、RFトランシーバLSI23において、2つの送信経路間に90度の位相差を持たせることができる。すなわち、ミキサ回路31、32を含む第1の直交変調器と接続する送信アンプ41側の第1の送信経路の送信出力と、ミキサ回路33、34を含む第2の直交変調器と接続する送信アンプ42側の第2の送信経路の送信出力とに、90度の位相差を持たせることができる。したがって、送信アンプ41、42で発生する2次高調波をキャンセルする効果が得られ、送信出力の2次高調波による局部発振器1への干渉を低減することができる。
図4は、第4実施形態の回路ブロック図を示す。RFトランシーバLSI24は、局部発振器1、移相器2、ミキサ回路31、32、90度移相器8、送信アンプ41、42、を備える。局部発振器1は、搬送波信号を出力する。移相器2は、搬送波信号を2分周し、90度毎の位相差を持たせたローカル信号LO0、LO90、LO180、LO270を出力する。ミキサ回路31は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−Iとその反転信号BB−XIとを、それぞれローカル信号LO0、LO180と乗算する。ミキサ回路32は、ベースバンド信号処理部10から入力されるベースバンド信号BB−Qとその反転信号BB−XQとを、それぞれローカル信号LO90、LO270と乗算する。ミキサ回路31と32の出力は非反転信号、反転信号同士で合成され、各合成出力はそれぞれ90度移相器8の+Iin端子、−Iin端子に入力される。また、90度移相器8の+Qin端子、−Qin端子は接地される。
90度移相器8は、例えば、RCポリフェーズフィルタである。図5は、2次のRCポリフェーズフィルタの一例を示す。90度移相器8に、図5に例示されるRCポリフェーズフィルタを用いた場合、+Qout端子には+Iout端子と90度の位相差を有する出力が得られ、−Qout端子には−Iout端子と90度の位相差を有する出力が得られる。+Iout端子、−Iout端子からの出力と、+Qout端子、−Qout端子からの出力とは、それぞれ送信アンプ41、42に入力される。送信アンプ41、42から後の構成は、図2の第2実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ミキサ回路31、32を含む直交変調器の出力に90度移相器8を設けて90度の位相差を有する出力を得る本実施形態の構成によっても、RFトランシーバLSI24において、2つの送信経路間に90度の位相差を持たせることができる。すなわち、送信アンプ41側の第1の送信経路の送信出力と、送信アンプ42側の第2の送信経路の送信出力とに、90度の位相差を持たせることができる。したがって、送信アンプ41、42で発生する2次高調波をキャンセルする効果が得られ、送信出力の2次高調波による局部発振器1への干渉を低減することができる。
ここで、特許請求の範囲との対応は、以下の通りである。
送信アンプ41、42は、それぞれ請求項に記載の第1、第2の送信アンプの一例である。ミキサ回路31、32は、それぞれ請求項に記載の第1、第2のミキサ回路の一例であり、ミキサ回路33、34は、それぞれ請求項に記載の第3、第4のミキサ回路の一例である。RCポリフェーズフィルタは、請求項に記載の90度移相器の一例である。LC直列共振回路5は、請求項に記載の直列共振回路の一例である。
以上、詳細に説明したように、前記第1乃至第4を含む実施形態によれば、90度の位相差を有する2つの送信経路を備え、それぞれの出力を合成することで、2次高調波をキャンセルし、送信出力の2次高調波による局部発振器1への干渉を低減することができる。また、前記実施形態において、RFトランシーバLSI21〜24の外部で基本波の周波数成分を取り出すフィルタ30のミスマッチによってLSIチップ内に戻ってくる反射波の影響も抑えることができる。2次高調波をキャンセルすることができるため、FSK(frequency shift keying)など、ある程度の歪みが許容される定振幅変調では、より効果的である。1チップ化が進むRFトランシーバLSIにおいて、送信アンプと局部発振器とのアイソレーションを確保するために大きなアイソレーション領域を確保したり、送信アンプの線形性を向上するために余分に電力を消費したりする必要がなく、簡素な構成を採用することができる。したがって、RFトランシーバLSIの低コスト化、小型化が可能である。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、前記実施形態において、ベースバンド信号処理部10を、RFトランシーバLSI21〜24に組み入れた構成としてもよい。
また、前記実施形態では、ローカル信号に直接変調をかける直接変調方式の場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、間接変調方式に適用されてもよい。
また、第4実施形態において、90度移相器8は、図5に例示したRCポリフェーズフィルタに限定されない。線形動作する移相器であればよい。
その他、各実施形態が適宜組み合わされて用いられてもよいことは言うまでもない。例えば、第1実施形態における、LC直列共振回路5、90度移相器6を用いて送信出力を合成する構成を、他の実施形態に適用してもよい。
1 局部発振器
2 移相器
5 LC直列共振回路
6 90度移相器
7 トランス
8 90度移相器
10 ベースバンド信号処理部
21〜24 RFトランシーバLSI
30 フィルタ
31〜34 ミキサ回路
40 アンテナ
41、42 送信アンプ

Claims (6)

  1. 無線周波数信号の送信を行う半導体装置であって、
    第1の送信アンプを含む第1の送信経路と、
    第2の送信アンプを含む第2の送信経路と、
    を備え、
    前記第1の送信経路の送信出力と前記第2の送信経路の送信出力とが90度の位相差を有し、前記第1の送信経路の送信出力と前記第2の送信経路の送信出力とを合成して前記無線周波数信号を得る
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 搬送波信号を出力する局部発振器と、
    前記搬送波信号を2分周し、90度毎の位相差を持たせた複数のローカル信号を出力する移相器と、
    第1、第2のベースバンド信号を、互いに90度位相のずれた前記ローカル信号とそれぞれ乗算する第1、第2のミキサ回路を含み、前記第1のミキサ回路の出力と前記第2のミキサ回路の出力とを合成して前記第1の送信アンプに出力する第1の直交変調器と、
    前記第1、第2のベースバンド信号を、互いに90度位相のずれた前記ローカル信号とそれぞれ乗算する第3、第4のミキサ回路を含み、前記第3のミキサ回路の出力と前記第4のミキサ回路の出力とを合成して前記第2の送信アンプに出力する第2の直交変調器と、
    を備え、
    前記第1の直交変調器に入力される前記ローカル信号が前記第2の直交変調器に入力される前記ローカル信号に対して相対的に90度の位相差を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 搬送波信号を出力する局部発振器と、
    前記搬送波信号を2分周し、90度毎の位相差を持たせた複数のローカル信号を出力する移相器と、
    第1、第2のベースバンド信号を、互いに90度位相のずれた前記ローカル信号とそれぞれ乗算する第1、第2のミキサ回路を含み、前記第1のミキサ回路の出力と前記第2のミキサ回路の出力とを合成して出力する直交変調器と、
    前記直交変換器の出力が入力され、90度の位相差を有する90度位相差出力を得る90度移相器と、
    を備え、
    前記90度移相差出力を、前記第1の送信アンプと前記第2の送信アンプとに入力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記90度移相器は、RCポリフェーズフィルタである
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の半導体装置と、
    前記第1、第2のベースバンド信号を生成するベースバンド信号処理部と、
    前記無線周波数信号に含まれる基本波の周波数成分を取り出すフィルタと、
    前記無線周波数信号を放射するアンテナと、
    を備えることを特徴とする無線通信機。
  6. 前記ローカル信号の2倍の周波数に共振周波数を有し、前記半導体装置において前記第1の送信アンプと前記第2の送信アンプとの出力間に挿入された直列共振回路を備え、
    前記第1の送信経路の送信出力と前記第2の送信経路の送信出力とで発生する2次高調波は前記直列共振回路で合成し、前記第1の送信経路の送信出力と前記第2の送信経路の送信出力とに含まれる基本波は位相を揃えて合成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信機。
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